JP3301074B2 - プラスチック容器 - Google Patents
プラスチック容器Info
- Publication number
- JP3301074B2 JP3301074B2 JP31218897A JP31218897A JP3301074B2 JP 3301074 B2 JP3301074 B2 JP 3301074B2 JP 31218897 A JP31218897 A JP 31218897A JP 31218897 A JP31218897 A JP 31218897A JP 3301074 B2 JP3301074 B2 JP 3301074B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic container
- label
- plastic
- adhesive
- fiber sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、血液バッ
グや輸液バッグのようなプラスチック容器外面に貼着さ
れた粘着ラベルが凍結保存時の極低温下や結露などで生
じた水の影響等で容易に剥がれないようにしたプラスチ
ック容器である。
グや輸液バッグのようなプラスチック容器外面に貼着さ
れた粘着ラベルが凍結保存時の極低温下や結露などで生
じた水の影響等で容易に剥がれないようにしたプラスチ
ック容器である。
【0002】
【従来の技術】従来、血液バッグや輸液バッグのような
プラスチック容器には採血量や内容液の種類および量等
を表示したラベルが貼着されている。ここで使用される
ラベルは、ポリエチレンテレフタレート、紙、ポリオレ
フィン系不織布からなるシート層と、アクリル系、シリ
コーン系、ゴム系粘着剤等からなる粘着剤層との積層構
造になっている。プラスチック容器に密封された水分
は、その保存中の温度変化などにより結露をおこし、水
分がラベルの表面に付着したり、水分が浸透したりし
て、プラスチック容器とラベルを貼着していた粘着剤層
の粘着力が低下して剥がれ易くなる等の問題があった。
このような問題を解決するものとして、紙基剤の片面に
撥水層が形成されたもの(特開平1-118187号公報)が提
案されている。これは容器ラベル上に水滴が付着して
も、血液型等を表示したラベルが剥がれないようにしよ
うとするものである。しかし、この方法を用いた場合で
もラベルが剥がれることを十分に防ぐことができなかっ
た。
プラスチック容器には採血量や内容液の種類および量等
を表示したラベルが貼着されている。ここで使用される
ラベルは、ポリエチレンテレフタレート、紙、ポリオレ
フィン系不織布からなるシート層と、アクリル系、シリ
コーン系、ゴム系粘着剤等からなる粘着剤層との積層構
造になっている。プラスチック容器に密封された水分
は、その保存中の温度変化などにより結露をおこし、水
分がラベルの表面に付着したり、水分が浸透したりし
て、プラスチック容器とラベルを貼着していた粘着剤層
の粘着力が低下して剥がれ易くなる等の問題があった。
このような問題を解決するものとして、紙基剤の片面に
撥水層が形成されたもの(特開平1-118187号公報)が提
案されている。これは容器ラベル上に水滴が付着して
も、血液型等を表示したラベルが剥がれないようにしよ
うとするものである。しかし、この方法を用いた場合で
もラベルが剥がれることを十分に防ぐことができなかっ
た。
【0003】また、赤血球、血小板、血漿等の血液成分
をはじめとする常温での長期保存が困難な医薬品や食品
等はプラスチック容器に収容され、 -40℃から-196℃の
液体窒素中で凍結保存することが行われている。この
際、ラベルは直接液体窒素に浸漬されるため、プラスチ
ック容器とラベルを貼着していた粘着剤の粘着力が低下
して、識別のために貼着されたラベルがプラスチック容
器から剥がれ落ちて流失してしまう虞があった。
をはじめとする常温での長期保存が困難な医薬品や食品
等はプラスチック容器に収容され、 -40℃から-196℃の
液体窒素中で凍結保存することが行われている。この
際、ラベルは直接液体窒素に浸漬されるため、プラスチ
ック容器とラベルを貼着していた粘着剤の粘着力が低下
して、識別のために貼着されたラベルがプラスチック容
器から剥がれ落ちて流失してしまう虞があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このために従来は凍結
保存に使用されるプラスチック容器に油性ペンなどで直
接記載することでプラスチック容器の識別が行われてい
た。しかし、この方法でもプラスチック容器の表面をア
ルコール等によって消毒する際に、インキが取れてしま
い識別ができなくなることがあった。また、血液成分の
場合は検体をバーコードによって識別し、検査データ等
をコンピュータ管理するシステムが使用されているた
め、流失する虞のあるバーコードラベルを使用すること
ができず、コンピュータ管理ができないという問題もあ
った。
保存に使用されるプラスチック容器に油性ペンなどで直
接記載することでプラスチック容器の識別が行われてい
た。しかし、この方法でもプラスチック容器の表面をア
ルコール等によって消毒する際に、インキが取れてしま
い識別ができなくなることがあった。また、血液成分の
場合は検体をバーコードによって識別し、検査データ等
をコンピュータ管理するシステムが使用されているた
め、流失する虞のあるバーコードラベルを使用すること
ができず、コンピュータ管理ができないという問題もあ
った。
【0005】本発明は、如上の事情に鑑みてなされたも
ので、結露などで生じた水分や凍結保存時の液体窒素内
で容易に剥がれて紛失する虞のない粘着ラベルを貼着し
たプラスチック容器を提供することを目的とする。
ので、結露などで生じた水分や凍結保存時の液体窒素内
で容易に剥がれて紛失する虞のない粘着ラベルを貼着し
たプラスチック容器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するために鋭意検討の結果、プラスチック容器にあら
かじめ接着させた繊維シートに粘着ラベルを貼着するこ
とで、結露などで生じた水分や凍結保存時の極低温下に
おいてラベルが剥がれて紛失することのないことを見出
し、本発明に到達した。すなわち本発明は、凍結保存用
プラスチックバッグ外面に熱溶着された繊維シート上
に、粘着ラベルが貼着されてなる凍結保存用プラスチッ
クバッグである。ここで、繊維シートは、凍結保存用プ
ラスチックバッグの材料と相溶性のある熱可塑性樹脂を
用いたプラスチック繊維からなるもの、あるいは、紙か
らなり、凍結保存用プラスチックバッグの材料と相溶性
のある熱可塑性樹脂を片面あるいは両面にコーティング
させたものであることが好ましい。
決するために鋭意検討の結果、プラスチック容器にあら
かじめ接着させた繊維シートに粘着ラベルを貼着するこ
とで、結露などで生じた水分や凍結保存時の極低温下に
おいてラベルが剥がれて紛失することのないことを見出
し、本発明に到達した。すなわち本発明は、凍結保存用
プラスチックバッグ外面に熱溶着された繊維シート上
に、粘着ラベルが貼着されてなる凍結保存用プラスチッ
クバッグである。ここで、繊維シートは、凍結保存用プ
ラスチックバッグの材料と相溶性のある熱可塑性樹脂を
用いたプラスチック繊維からなるもの、あるいは、紙か
らなり、凍結保存用プラスチックバッグの材料と相溶性
のある熱可塑性樹脂を片面あるいは両面にコーティング
させたものであることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の一実施例に係るプラ
スチック容器を示す平面図、図2は本発明の他の実施例
に係るプラスチック容器を示す平面図、図3は図1のラ
ベル貼着部における拡大断面図である。本発明のプラス
チック容器へのラベル貼着は、例えば図1および図2に
示すような、プラスチック製のシート材3を重ね、その
周縁部をヒートシール法によりシール部31で熱溶着し
て袋状にしたプラスチック容器1の表面に、図3に示す
ように、紙または合成紙などの繊維シート22を接着層
23を介して接着し、この繊維シート22の表面に粘着
層21を有するラベル2を貼着してなるものである。繊
維シート22のプラスチック容器1への貼着は、例えば
図1に示すように繊維シート22の全面を接着部24と
してもよく、図2に示すように繊維シート22の一部分
を接着部24として接着させてもよい。
基づいて説明する。図1は本発明の一実施例に係るプラ
スチック容器を示す平面図、図2は本発明の他の実施例
に係るプラスチック容器を示す平面図、図3は図1のラ
ベル貼着部における拡大断面図である。本発明のプラス
チック容器へのラベル貼着は、例えば図1および図2に
示すような、プラスチック製のシート材3を重ね、その
周縁部をヒートシール法によりシール部31で熱溶着し
て袋状にしたプラスチック容器1の表面に、図3に示す
ように、紙または合成紙などの繊維シート22を接着層
23を介して接着し、この繊維シート22の表面に粘着
層21を有するラベル2を貼着してなるものである。繊
維シート22のプラスチック容器1への貼着は、例えば
図1に示すように繊維シート22の全面を接着部24と
してもよく、図2に示すように繊維シート22の一部分
を接着部24として接着させてもよい。
【0008】繊維シート22としては紙、不織布または
織物からなる繊維シート22であり、紙としては、好ま
しくは上質紙、コート紙、含浸紙、クラフト紙等の紙ま
たはポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
プラスチック繊維を原料とした合成紙等が挙げられる。
繊維シート22の厚さや嵩密度は特に限定されないが、
好ましくは厚さ0.03〜0.30mm、嵩密度25〜125g/m2 であ
る。厚さ0.03mm未満あるいは嵩密度25g/m2未満であると
薄すぎて取扱いにくくなり、厚さ0.30mm以上あるいは嵩
密度125g/m2 以上になると厚すぎて柔軟性に欠け取扱い
にくくなる傾向がある。
織物からなる繊維シート22であり、紙としては、好ま
しくは上質紙、コート紙、含浸紙、クラフト紙等の紙ま
たはポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
プラスチック繊維を原料とした合成紙等が挙げられる。
繊維シート22の厚さや嵩密度は特に限定されないが、
好ましくは厚さ0.03〜0.30mm、嵩密度25〜125g/m2 であ
る。厚さ0.03mm未満あるいは嵩密度25g/m2未満であると
薄すぎて取扱いにくくなり、厚さ0.30mm以上あるいは嵩
密度125g/m2 以上になると厚すぎて柔軟性に欠け取扱い
にくくなる傾向がある。
【0009】プラスチック容器1への繊維シート22の
接着方法としては、ヒートシール、インパルスシール等
により熱溶着する方法や接着剤によって接着する方法等
がある。熱溶着によりプラスチック容器1に接着する場
合は、繊維シート22として紙を使用した時はプラスチ
ック容器1の材料と相溶性のある熱可塑性樹脂を該シー
トの片面あるいは両面にコーティングさせることが好ま
しい。また、繊維シート22として合成紙を使用した時
は、該合成紙はプラスチック容器1の材料と相溶性のあ
る熱可塑性樹脂を用いたプラスチック繊維を用いたもの
が好ましいが、プラスチック容器1の材料と非相溶性の
プラスチック繊維を用いた場合には、プラスチック容器
1の材料と相溶性のある熱可塑性樹脂により該シートの
片面をコーティングさせて用いることができる。接着剤
を用いて繊維シート22をプラスチック容器1に接着す
る場合は、極低温下においても接着性を有する硬化型の
接着剤が好ましく用いられる。硬化型の接着剤として
は、溶剤系接着剤、ホットメルト系接着剤、エマルジョ
ン系接着剤、化学反応系接着剤等が使用可能であるが、
本発明においては溶媒が水であるエマルジョン系接着剤
が好ましく用いられる。例えば、アクリロニトリル−ア
クリル酸アルキルエステル共重合体、アクリル酸アルキ
ルエステル共重合体、スチレン−アクリル酸アルキルエ
ステル共重合体、スチレン−メタクリル酸アルキルエス
テル−アクリル酸アルキルエステル共重合体等が挙げら
れる。このようにプラスチック容器に接着された繊維シ
ート22は粘着ラベル2の感圧型の接着とは異なり、化
学的に接着されるため、水分や液体窒素中で容易に剥が
れることはない。
接着方法としては、ヒートシール、インパルスシール等
により熱溶着する方法や接着剤によって接着する方法等
がある。熱溶着によりプラスチック容器1に接着する場
合は、繊維シート22として紙を使用した時はプラスチ
ック容器1の材料と相溶性のある熱可塑性樹脂を該シー
トの片面あるいは両面にコーティングさせることが好ま
しい。また、繊維シート22として合成紙を使用した時
は、該合成紙はプラスチック容器1の材料と相溶性のあ
る熱可塑性樹脂を用いたプラスチック繊維を用いたもの
が好ましいが、プラスチック容器1の材料と非相溶性の
プラスチック繊維を用いた場合には、プラスチック容器
1の材料と相溶性のある熱可塑性樹脂により該シートの
片面をコーティングさせて用いることができる。接着剤
を用いて繊維シート22をプラスチック容器1に接着す
る場合は、極低温下においても接着性を有する硬化型の
接着剤が好ましく用いられる。硬化型の接着剤として
は、溶剤系接着剤、ホットメルト系接着剤、エマルジョ
ン系接着剤、化学反応系接着剤等が使用可能であるが、
本発明においては溶媒が水であるエマルジョン系接着剤
が好ましく用いられる。例えば、アクリロニトリル−ア
クリル酸アルキルエステル共重合体、アクリル酸アルキ
ルエステル共重合体、スチレン−アクリル酸アルキルエ
ステル共重合体、スチレン−メタクリル酸アルキルエス
テル−アクリル酸アルキルエステル共重合体等が挙げら
れる。このようにプラスチック容器に接着された繊維シ
ート22は粘着ラベル2の感圧型の接着とは異なり、化
学的に接着されるため、水分や液体窒素中で容易に剥が
れることはない。
【0010】そして繊維シート22の一部分または全面
をプラスチック容器の表面に予め接着させておけば、必
要時に識別のための粘着ラベル2をプラスチック容器1
に貼り付けると、粘着ラベル2の粘着層21が繊維シー
ト22の繊維の絡まりに食い込むため、水分や液体窒素
中で容易に剥がれる虞がなく、確実にプラスチック容器
1の表面に貼着させておくことが可能である。
をプラスチック容器の表面に予め接着させておけば、必
要時に識別のための粘着ラベル2をプラスチック容器1
に貼り付けると、粘着ラベル2の粘着層21が繊維シー
ト22の繊維の絡まりに食い込むため、水分や液体窒素
中で容易に剥がれる虞がなく、確実にプラスチック容器
1の表面に貼着させておくことが可能である。
【0011】プラスチック容器1としては、例えば、血
液バッグ、赤血球保存用バッグ、血小板保存用バッグ、
血漿保存用バッグ、輸液バッグ、凍結保存用バッグ等の
医療用容器が挙げられるが、特に医療用容器に限らずと
も食品などに用いられるプラスチック容器1でも使用可
能である。血液バッグ、赤血球保存用バッグ、血小板保
存用バッグ、血漿保存用バッグとしては軟質ポリ塩化ビ
ニルやエチレン酢酸ビニル共重合体のような柔軟な材料
で構成されるシート材を重ね、その周縁部をヒートシー
ル法により熱溶着して袋状にしたものが挙げられる。輸
液用容器としてはポリエチレン製、ポリプロピレン製、
ポリ塩化ビニル製のバッグやブローボトル等が挙げられ
る。凍結保存用バッグとしては、-196℃までの極低温下
でも耐えうる耐寒性と、耐衝撃性を有すると共に、収容
する内容液に対して無毒な内面を有するシート材を用
い、周縁部をヒートシール法により熱溶着して袋状にし
たものが使用される。凍結保存用バッグのシート材とし
ては、例えば、特公昭49-8079 号公報に記載のポリイミ
ドフィルムとフッ素化エチレンプロピレン重合体フィル
ムとの積層フィルムからなるものや、実公昭55-55069号
記載のテトラフルオロエチレンとエチレンの共重合体フ
ィルムからなるものや、特公昭55-44977号公報に記載の
電子線照射し2軸延伸されたエチレン−酢酸ビニル共重
合体のフィルムからなるものや、特公昭62-57351号公報
に記載の2軸延伸された架橋ポリエチレンフィルムを用
いたものや、特公昭60-49429号公報に記載の2軸延伸ポ
リエチレンテレフタレート等のフィルムと超高分子量ポ
リエチレンフィルムとの積層フィルムを用いたものや、
特開平3-295557号公報に記載の超高分子量ポリエチレン
を用いたものや、特開平8-173505号公報に記載の内側に
超高分子量ポリエチレンの層と、該超高分子量ポリエチ
レンよりも融点が低く、該超高分子量ポリエチレンと相
溶性のある外側の熱可塑性樹脂の層が加熱溶着されてな
る積層フィルムを用いたもの等が挙げられる。
液バッグ、赤血球保存用バッグ、血小板保存用バッグ、
血漿保存用バッグ、輸液バッグ、凍結保存用バッグ等の
医療用容器が挙げられるが、特に医療用容器に限らずと
も食品などに用いられるプラスチック容器1でも使用可
能である。血液バッグ、赤血球保存用バッグ、血小板保
存用バッグ、血漿保存用バッグとしては軟質ポリ塩化ビ
ニルやエチレン酢酸ビニル共重合体のような柔軟な材料
で構成されるシート材を重ね、その周縁部をヒートシー
ル法により熱溶着して袋状にしたものが挙げられる。輸
液用容器としてはポリエチレン製、ポリプロピレン製、
ポリ塩化ビニル製のバッグやブローボトル等が挙げられ
る。凍結保存用バッグとしては、-196℃までの極低温下
でも耐えうる耐寒性と、耐衝撃性を有すると共に、収容
する内容液に対して無毒な内面を有するシート材を用
い、周縁部をヒートシール法により熱溶着して袋状にし
たものが使用される。凍結保存用バッグのシート材とし
ては、例えば、特公昭49-8079 号公報に記載のポリイミ
ドフィルムとフッ素化エチレンプロピレン重合体フィル
ムとの積層フィルムからなるものや、実公昭55-55069号
記載のテトラフルオロエチレンとエチレンの共重合体フ
ィルムからなるものや、特公昭55-44977号公報に記載の
電子線照射し2軸延伸されたエチレン−酢酸ビニル共重
合体のフィルムからなるものや、特公昭62-57351号公報
に記載の2軸延伸された架橋ポリエチレンフィルムを用
いたものや、特公昭60-49429号公報に記載の2軸延伸ポ
リエチレンテレフタレート等のフィルムと超高分子量ポ
リエチレンフィルムとの積層フィルムを用いたものや、
特開平3-295557号公報に記載の超高分子量ポリエチレン
を用いたものや、特開平8-173505号公報に記載の内側に
超高分子量ポリエチレンの層と、該超高分子量ポリエチ
レンよりも融点が低く、該超高分子量ポリエチレンと相
溶性のある外側の熱可塑性樹脂の層が加熱溶着されてな
る積層フィルムを用いたもの等が挙げられる。
【0012】〔実施例1〕超高分子量無延伸ポリエチレ
ン(作新工業株式会社製、ニューライト)と直鎖状低密
度ポリエチレン(出光石油化学株式会社製、モアテッ
ク)のフィルムを用いて厚み 125μm の2層フィルムを
作成し、このフィルムを内面が超高分子量無延伸ポリエ
チレンになるように重ね合わせ、ヒートシール法により
周囲3方向をヒートシールして容量100ml 、寸法 120×
160mm のバッグサンプルを20個作成した。ヒートシール
の条件は温度240 ℃、時間 7秒であった。次に、極細の
高密度ポリエチレン繊維を絡み合わせて作成した繊維シ
ート(デュポン社製、タイベック1056B )、厚さ0.16m
m、大きさ 70mm ×105mm 、嵩密度55g/m2をプラスチッ
ク容器の表面にヒートシーラーにて熱溶着させた。この
プラスチック容器の開口部から生理食塩水を100ml 充填
した後、開口部をヒートシーラーにて密封した。そし
て、プラスチック容器の繊維シート上に粘着ラベル(シ
ャムロック社製、サテンクロスラベル)、厚さ0.17mm、
大きさ25mm×50mmを貼着して、-196℃の液体窒素中に24
時間浸漬させた後、さらに、プラスチック容器を液体窒
素中から取り出す作業を 5回繰り返して行い、直ちに40
℃の温水中で急速融解した。この一連の操作を20サンプ
ルについて行い、各段階におけるラベルの様子を目視観
察を行ったところ、全てのラベルがプラスチック容器の
表面に剥離せずに貼着されていた。
ン(作新工業株式会社製、ニューライト)と直鎖状低密
度ポリエチレン(出光石油化学株式会社製、モアテッ
ク)のフィルムを用いて厚み 125μm の2層フィルムを
作成し、このフィルムを内面が超高分子量無延伸ポリエ
チレンになるように重ね合わせ、ヒートシール法により
周囲3方向をヒートシールして容量100ml 、寸法 120×
160mm のバッグサンプルを20個作成した。ヒートシール
の条件は温度240 ℃、時間 7秒であった。次に、極細の
高密度ポリエチレン繊維を絡み合わせて作成した繊維シ
ート(デュポン社製、タイベック1056B )、厚さ0.16m
m、大きさ 70mm ×105mm 、嵩密度55g/m2をプラスチッ
ク容器の表面にヒートシーラーにて熱溶着させた。この
プラスチック容器の開口部から生理食塩水を100ml 充填
した後、開口部をヒートシーラーにて密封した。そし
て、プラスチック容器の繊維シート上に粘着ラベル(シ
ャムロック社製、サテンクロスラベル)、厚さ0.17mm、
大きさ25mm×50mmを貼着して、-196℃の液体窒素中に24
時間浸漬させた後、さらに、プラスチック容器を液体窒
素中から取り出す作業を 5回繰り返して行い、直ちに40
℃の温水中で急速融解した。この一連の操作を20サンプ
ルについて行い、各段階におけるラベルの様子を目視観
察を行ったところ、全てのラベルがプラスチック容器の
表面に剥離せずに貼着されていた。
【0013】〔実施例2〕超高分子量無延伸ポリエチレ
ン(作新工業株式会社製、ニューライト)と直鎖状低密
度ポリエチレン(出光石油化学株式会社製、モアテッ
ク)のフィルムを用いて厚み 125μm の2層フィルムを
作成し、このフィルムを内面が超高分子量無延伸ポリエ
チレンになるように重ね合わせ、ヒートシール法により
周囲3方向をヒートシールして容量100ml 、寸法 120×
160mm のバッグサンプルを20個作成した。ヒートシール
の条件は温度240 ℃、時間 7秒であった。次に、厚さ0.
09mm、大きさ 70mm ×105mm の上質紙の両面にポリエチ
レンを厚さ0.03mmずつコーティングして繊維シートを作
成した。この繊維シートをプラスチック容器の表面にヒ
ートシーラーにて熱溶着させた。このプラスチック容器
の開口部から生理食塩水を100ml 充填した後、開口部を
ヒートシールによって密封した。そして、プラスチック
容器の繊維シート上に粘着ラベル(シャムロック社製、
サテンクロスラベル)、厚さ0.17mm、大きさ25mm×50mm
を貼着して、-196℃の液体窒素中に24時間浸漬させた
後、さらに、プラスチック容器を液体窒素中から取り出
す作業を 5回繰り返して行い、直ちに40℃の温水中で急
速融解した。この一連の操作を20サンプルについて行
い、各段階におけるラベルの様子を目視観察を行ったと
ころ、全てのラベルがプラスチック容器の表面に剥離せ
ずに貼着されていた。
ン(作新工業株式会社製、ニューライト)と直鎖状低密
度ポリエチレン(出光石油化学株式会社製、モアテッ
ク)のフィルムを用いて厚み 125μm の2層フィルムを
作成し、このフィルムを内面が超高分子量無延伸ポリエ
チレンになるように重ね合わせ、ヒートシール法により
周囲3方向をヒートシールして容量100ml 、寸法 120×
160mm のバッグサンプルを20個作成した。ヒートシール
の条件は温度240 ℃、時間 7秒であった。次に、厚さ0.
09mm、大きさ 70mm ×105mm の上質紙の両面にポリエチ
レンを厚さ0.03mmずつコーティングして繊維シートを作
成した。この繊維シートをプラスチック容器の表面にヒ
ートシーラーにて熱溶着させた。このプラスチック容器
の開口部から生理食塩水を100ml 充填した後、開口部を
ヒートシールによって密封した。そして、プラスチック
容器の繊維シート上に粘着ラベル(シャムロック社製、
サテンクロスラベル)、厚さ0.17mm、大きさ25mm×50mm
を貼着して、-196℃の液体窒素中に24時間浸漬させた
後、さらに、プラスチック容器を液体窒素中から取り出
す作業を 5回繰り返して行い、直ちに40℃の温水中で急
速融解した。この一連の操作を20サンプルについて行
い、各段階におけるラベルの様子を目視観察を行ったと
ころ、全てのラベルがプラスチック容器の表面に剥離せ
ずに貼着されていた。
【0014】〔比較例〕超高分子量無延伸ポリエチレン
(作新工業株式会社製、ニューライト)と直鎖状低密度
ポリエチレン(出光石油化学株式会社製、モアテック)
のフィルムを用いて厚み 125μm の2層フィルムを作成
し、このフィルムを内面が超高分子量無延伸ポリエチレ
ンになるように重ね合わせ、ヒートシール法により周囲
3方向をヒートシールして容量100ml 、寸法 120×160m
m のバッグサンプルを20個作成した。ヒートシールの条
件は温度240 ℃、時間 7秒であった。このプラスチック
容器の開口部から生理食塩水を100ml 充填した後、開口
部をヒートシールによって密封した。そして、プラスチ
ック容器の表面に直接粘着ラベル(シャムロック社製、
サテンクロスラベル)、厚さ0.17mm、大きさ25mm×50mm
を貼着して、-196℃の液体窒素中に24時間浸漬させた
後、さらに、プラスチック容器を液体窒素中から取り出
す作業を 5回繰り返して行い、直ちに40℃の温水中で急
速融解した。この一連の操作を20サンプルについて行
い、各段階におけるラベルの様子を目視観察を行ったと
ころ、 12 サンプルは最初の浸漬中にラベルはプラスチ
ック容器から完全に剥離してしまい、残りの 8サンプル
は 2回目までの取り出し作業中にプラスチック容器から
完全に剥離していた。
(作新工業株式会社製、ニューライト)と直鎖状低密度
ポリエチレン(出光石油化学株式会社製、モアテック)
のフィルムを用いて厚み 125μm の2層フィルムを作成
し、このフィルムを内面が超高分子量無延伸ポリエチレ
ンになるように重ね合わせ、ヒートシール法により周囲
3方向をヒートシールして容量100ml 、寸法 120×160m
m のバッグサンプルを20個作成した。ヒートシールの条
件は温度240 ℃、時間 7秒であった。このプラスチック
容器の開口部から生理食塩水を100ml 充填した後、開口
部をヒートシールによって密封した。そして、プラスチ
ック容器の表面に直接粘着ラベル(シャムロック社製、
サテンクロスラベル)、厚さ0.17mm、大きさ25mm×50mm
を貼着して、-196℃の液体窒素中に24時間浸漬させた
後、さらに、プラスチック容器を液体窒素中から取り出
す作業を 5回繰り返して行い、直ちに40℃の温水中で急
速融解した。この一連の操作を20サンプルについて行
い、各段階におけるラベルの様子を目視観察を行ったと
ころ、 12 サンプルは最初の浸漬中にラベルはプラスチ
ック容器から完全に剥離してしまい、残りの 8サンプル
は 2回目までの取り出し作業中にプラスチック容器から
完全に剥離していた。
【0015】
【発明の効果】本発明のように、プラスチック容器に予
め接着しておいた繊維シートに粘着ラベルを貼着させる
だけで、結露等で生じた水分や液体窒素中などで粘着ラ
ベルの粘着力が低下しても粘着剤が繊維シートの絡まり
に食い込んでいるため、剥がれて紛失してしまうことな
く、確実にプラスチック容器へ貼着させておくことがで
きる。このため、特に液体窒素中での凍結保存の際など
にも汎用されている粘着ラベルを用いて、個体識別を行
うことが可能になり、コンピュータなどを用いてシステ
ム的に管理することが可能である。
め接着しておいた繊維シートに粘着ラベルを貼着させる
だけで、結露等で生じた水分や液体窒素中などで粘着ラ
ベルの粘着力が低下しても粘着剤が繊維シートの絡まり
に食い込んでいるため、剥がれて紛失してしまうことな
く、確実にプラスチック容器へ貼着させておくことがで
きる。このため、特に液体窒素中での凍結保存の際など
にも汎用されている粘着ラベルを用いて、個体識別を行
うことが可能になり、コンピュータなどを用いてシステ
ム的に管理することが可能である。
【図1】本発明の一実施の形態に係るラベルが貼着され
たプラスチック容器の平面図である。
たプラスチック容器の平面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態に係るラベルが貼着さ
れたプラスチック容器の平面図である。
れたプラスチック容器の平面図である。
【図3】図1のプラスチック容器のラベル貼着部におけ
る拡大断面図である。
る拡大断面図である。
1 プラスチック容器 2 ラベル 21 粘着層 22 繊維シート 23 接着層 24 接着部 3 シート材 31 シール部
Claims (3)
- 【請求項1】 凍結保存用プラスチックバッグ外面に熱
溶着された繊維シート上に、粘着ラベルが貼着されてな
る凍結保存用プラスチックバッグ。 - 【請求項2】 前記繊維シートは、凍結保存用プラスチ
ックバッグの材料と相溶性のある熱可塑性樹脂を用いた
プラスチック繊維からなる請求項1記載の凍結保存用プ
ラスチックバッグ。 - 【請求項3】 前記繊維シートは紙からなり、凍結保存
用プラスチックバッグの材料と相溶性のある熱可塑性樹
脂を片面あるいは両面にコーティングさせたものである
請求項1記載の凍結保存用プラスチックバッグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31218897A JP3301074B2 (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | プラスチック容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31218897A JP3301074B2 (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | プラスチック容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11147544A JPH11147544A (ja) | 1999-06-02 |
| JP3301074B2 true JP3301074B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
ID=18026285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31218897A Expired - Fee Related JP3301074B2 (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | プラスチック容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3301074B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017056980A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 大日本印刷株式会社 | 凍結保存容器、凍結保存容器用ラベル及びその製造方法 |
| JP2017056981A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 大日本印刷株式会社 | 凍結保存容器、凍結保存容器キット、凍結保存容器用基材、及び凍結保存容器の製造方法 |
| CN109178564A (zh) * | 2018-09-13 | 2019-01-11 | 贵州省人民医院 | 一种便携式野外血液保存装置 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6610106B2 (ja) * | 2015-09-11 | 2019-11-27 | 大日本印刷株式会社 | 凍結保存容器、凍結保存容器キット、及び凍結保存容器用基材 |
| JP6834181B2 (ja) * | 2016-06-07 | 2021-02-24 | 大日本印刷株式会社 | 凍結用複室容器 |
| JP6805601B2 (ja) * | 2016-07-25 | 2020-12-23 | 大日本印刷株式会社 | 凍結保存容器 |
| WO2018150730A1 (ja) * | 2017-02-16 | 2018-08-23 | リンテック株式会社 | 粘着ラベル |
| DE102019103800A1 (de) | 2018-12-12 | 2020-06-18 | Schreiner Group Gmbh & Co. Kg | Etikettieranordnung für Tiefkühlanwendungen, System und Verfahren zum Applizieren einer Etikettieranordnung für Tiefkühlanwendungen |
| JP7388705B2 (ja) * | 2020-02-06 | 2023-11-29 | 株式会社マツザキ | ヒートシールラベル |
-
1997
- 1997-11-13 JP JP31218897A patent/JP3301074B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017056980A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 大日本印刷株式会社 | 凍結保存容器、凍結保存容器用ラベル及びその製造方法 |
| JP2017056981A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | 大日本印刷株式会社 | 凍結保存容器、凍結保存容器キット、凍結保存容器用基材、及び凍結保存容器の製造方法 |
| CN109178564A (zh) * | 2018-09-13 | 2019-01-11 | 贵州省人民医院 | 一种便携式野外血液保存装置 |
| CN109178564B (zh) * | 2018-09-13 | 2020-04-03 | 青岛大学附属医院 | 一种便携式野外血液保存装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11147544A (ja) | 1999-06-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5253754A (en) | Peel package and method of packaging organs | |
| JP3301074B2 (ja) | プラスチック容器 | |
| KR100969526B1 (ko) | 수지로 만들어진 패키징 백 | |
| WO1998056568A1 (en) | Fluid sampler pouch with internal supportive structure | |
| CA1239117A (en) | Blood bag having label providing enhanced gas transmissibility | |
| JP3973661B2 (ja) | ディスプレイストリップ | |
| CN103843051B (zh) | 经受冷凝的标签 | |
| JP4793546B2 (ja) | 滅菌用袋およびその製造方法 | |
| JPH05506586A (ja) | 血液低温保存袋 | |
| JPH09323377A (ja) | 易突き刺し性を有する蓋材 | |
| US2959280A (en) | Sterile packages | |
| JP2002096841A (ja) | 滅菌袋 | |
| JP6610106B2 (ja) | 凍結保存容器、凍結保存容器キット、及び凍結保存容器用基材 | |
| JPS6136942B2 (ja) | ||
| JP3180225B2 (ja) | 医療用ラベル及びこれを貼着した医療用容器 | |
| JP4426938B2 (ja) | 商品展示体 | |
| JP2004121838A (ja) | 滅菌バッグ | |
| JPS6367273A (ja) | 横開封できる融着袋 | |
| JPH10123958A (ja) | ラベル及びラベル用シート及びラベル付き容器 | |
| JP4522429B2 (ja) | ディスプレイストリップを用いた商品展示体 | |
| JPH03280953A (ja) | 医療用ラベルおよびこれを貼着した医療用容器 | |
| JP2019037631A (ja) | シール材及び容器 | |
| JP2007253961A (ja) | 注出口付き包装用袋 | |
| JP2005193013A (ja) | 医療用凍結バッグ | |
| WO2021201071A1 (ja) | 医療用容器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110426 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120426 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |