JP3301864B2 - ロータリ圧縮機の製造法 - Google Patents

ロータリ圧縮機の製造法

Info

Publication number
JP3301864B2
JP3301864B2 JP16422094A JP16422094A JP3301864B2 JP 3301864 B2 JP3301864 B2 JP 3301864B2 JP 16422094 A JP16422094 A JP 16422094A JP 16422094 A JP16422094 A JP 16422094A JP 3301864 B2 JP3301864 B2 JP 3301864B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
points
electric element
cylinder member
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16422094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0828472A (ja
Inventor
学 竹中
兼三 松本
剛 樋口
ひとみ 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP16422094A priority Critical patent/JP3301864B2/ja
Publication of JPH0828472A publication Critical patent/JPH0828472A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3301864B2 publication Critical patent/JP3301864B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば家庭用冷蔵庫
等に搭載されるロータリ圧縮機の製造法に関し、特に、
密閉容器を形成する円筒状のケース内への電動要素にて
駆動する圧縮要素のシリンダ部材のタック溶接工程によ
る組付け固定手段に工夫を施すことにより、シリンダ部
材を安定して組付けるようにし、電動要素の吸引力によ
る始動不良や運転時の騒音の低減化を図るようにしたも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロータリ圧縮機の製造法
においては、図2及び図3に示すように、密閉容器を形
成する円筒状のケースa内に、固定子bと回転子cから
なる電動要素にて駆動する圧縮要素のピストン(図示せ
ず)が支持されるシリンダ部材dを組付け固定する場
合、ケースaの外側から円周方向に3点の溶接点A,
B,Cにてタック溶接することにより行なわれている。
【0003】そして、このような溶接工程としては、ケ
ースaの円周方向に沿って1点づつ順次にタック溶接を
行なうか、あるいは、3点同時に行なうかの方法により
行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のロータリ圧縮機におけるケースa内へのシリン
ダ部材dの溶接工程にあっては、3点の溶接点A,B,
Cの高さ位置がいずれも同じ高さのP−P線上であるた
めに、1点づつ順次にタック溶接を行なう場合、その都
度にシリンダ部材dに押し込み力Fが作用し、シリンダ
部材dがケースa内で移動したり、傾いたりして不安定
な状態で組付けられ易い。
【0005】また、3点同時にタック溶接を行なう場合
にも、例えば最近主に採用されている烏賊形のシリンダ
部材dでは、タック溶接位置に規制があるために、タッ
ク溶接時の押し込み力Fの合力F’が特定方向に作用し
て、シリンダ部材dがケースa内で移動したり、傾いた
りする。
【0006】このようなシリンダ部材dの組付け時の移
動や傾きによる変位は、電動要素の回転中心軸O−Oの
位置ずれの要因となり、固定子bと回転子cとの間のエ
アギャップGをアンバランスにし、これによって、電動
要素のエアギャップが十分に確保することができないた
めに、電動要素の吸引力による始動不良や運転時の騒音
の増大を招き易い。
【0007】そこで、従来では、シリンダ部材dの組付
け時の移動や傾きを防止する手段として、3点の溶接点
を結ぶ二等辺三角形の頂点に相当する第1の溶接点Aの
溶接開始時間を他の2点の第2及び第3の溶接点B,C
より早めに行なうように時間差をもたせてなるタック溶
接法が採用されているが、時間差によるタック溶接によ
って、製造工程上のタイムロスが新たに発生するという
問題があった。
【0008】
【発明の目的】この発明の目的は、製造工程上のタイム
ロスをなくすとともに、組付け時のシリンダ部材の移動
や傾きによる不安定な組付け状態にて発生する電動要素
に対する回転中心軸の位置ずれを防止して、電動要素の
エアギャップを確保することにより、電動要素の吸引力
による始動不良や運転時の騒音の低減化を図ることがで
きるようにしたロータリ圧縮機の製造法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、この発明は、密閉容器を形成する円筒状のケー
ス内に電動要素と、この電動要素にて駆動する圧縮要素
とを組付け収納し、かつこの圧縮要素のシリンダ部材を
前記ケース内に外側からタック溶接工程にて固定すると
ともに、この溶接工程を円周方向の3点の溶接点から同
時に行なってなるロータリ圧縮機の製造法において、前
記3点の溶接点を結ぶ二等辺三角形の頂点に相当する第
1の溶接点の高さを、他の2点の第2及び第3の溶接点
高さよりも高くしてなることを特徴としたものであ
る。また、第1の溶接点の高さに対して、他の第2及び
第3の溶接点の高さを約5mmから15mm程度低くに設定
したことを特徴としたものである。
【0010】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、円筒状のケース内に電動要素にて駆動する
圧縮要素のシリンダ部材を円周方向の3点の溶接点にて
外側から同時にタック溶接工程にて固定するとともに、
3点の溶接点を結ぶ二等辺三角形の頂点に相当する第1
の溶接点の高さを他の2点の第2及び第3の溶接点の
さよりも高くしてなるために、従前のように、3点同時
にタック溶接した際のシリンダ部材の変位による電動要
素のエアギャップのアンバランス量が、シリンダ部材の
傾きによる電動要素のエアギャップの変位量で相殺さ
れ、これによって、電動要素のエアギャップが確保され
るために、電動要素の吸引力による始動不良や運転時の
騒音の低減化が図れる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1に示す図面
に基づいて詳細に説明すると、図1に示すように、図中
1は、この発明に係る圧縮機における密閉容器を形成す
る円筒状のケースである。
【0012】このケース1内には、電動要素2を構成す
る固定子3及び回転子4と、この電動要素2にて駆動す
る圧縮要素5とが組付け収納され、この圧縮要素4は、
図示しないピストンが組付られるシリンダ部材6を有す
る。
【0013】そして、このシリンダ部材6は、前記ケー
ス1内に外側からタック溶接工程にて固定されるように
なっていて、この溶接工程は、図3に示すように、円周
方向の3点の溶接点A,B,Cにて同時に行なうととも
に、3点の溶接点A,B,Cを結ぶ二等辺三角形の頂点
に相当する第1の溶接点Aの高さ位置P1を他の2点の
第2及び第3の溶接点B,Cの高さ位置P2よりも高く
し、かつ、その高さ範囲Tは、第1の溶接点Aの高さ位
置P1に対して、第2及び第3の溶接点B,Cの高さ位
置P2を約5mmから15mm程度の低い位置になるように
設定してなる構成を有するものである。
【0014】すなわち、この発明は、シリンダ部材6の
溶接時に発生する電動要素2のエアギャップGの変化量
を予め考慮し、ケース1に対するシリンダ部材6の第1
の溶接点Aの高さ位置P1と第2及び第3の溶接点B,
Cの高さ位置P2とを設定することにより、シリンダ部
材6の変位による電動要素のエアギャップGのアンバラ
ンス量を、シリンダ部材6の傾きによる電動要素2のエ
アギャップGの変位量で相殺してなるものである。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、円筒状のケース内に電動要素にて駆動する圧縮要
素のシリンダ部材を円周方向の3点の溶接点にて外側か
ら同時にタック溶接工程にて固定してなることから、製
造工程上のタイムロスをなくすことができる。
【0016】しかも、3点の溶接点を結ぶ二等辺三角形
の頂点に相当する第1の溶接点の高さを他の2点の第2
及び第3の溶接点の高さよりも高くしてなることから、
従前のように、3点同時にタック溶接した際のシリンダ
部材の変位による電動要素のエアギャップのアンバラン
ス量をシリンダ部材の傾きによる電動要素のエアギャッ
プの変位量で相殺することができるために、電動要素の
エアギャップを確保することができ、これによって、電
動要素の吸引力による始動不良や運転時の騒音の低減化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るロータリ圧縮機における電動
要素にて駆動する圧縮要素のシリンダ部材のケース内へ
のタック溶接状態の一実施例を示す要部概略的縦断面
図。
【図2】 従来のロータリ圧縮機における電動要素にて
駆動する圧縮要素のシリンダ部材のケース内へのタック
溶接状態の要部概略的縦断側面図。
【図3】 同じく従来のケース内へのシリンダ部材のタ
ック溶接状態を示す要部概略的横断面図。
【符号の説明】
1・・・ケース、 2・・・電動要素、 5・・・圧縮要素、 6・・・シリンダ部材、 A,B,C・・・タック溶接点、 G・・・エアギャップ、 P1・・・第1のタック溶接点Aの高さ位置、 P2・・・第2及び第3のタック溶接点B,Cの高さ位
置、 T・・・タック溶接点の高さ位置の高さ範囲。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 ひとみ 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−101290(JP,A) 特開 昭64−41692(JP,A) 特開 昭59−108882(JP,A) 実開 平2−64783(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04C 29/00 F04C 18/356

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器を形成する円筒状のケース内に
    電動要素と、この電動要素にて駆動する圧縮要素とを組
    付け収納し、かつこの圧縮要素のシリンダ部材を前記ケ
    ース内に外側からタック溶接工程にて固定するととも
    に、この溶接工程を円周方向の3点の溶接点から同時に
    行なってなるロータリ圧縮機の製造法において、 前記3点の溶接点を結ぶ二等辺三角形の頂点に相当する
    第1の溶接点の高さを、他の2点の第2及び第3の溶接
    点の高さよりも高くしてなることを特徴とするロータリ
    圧縮機の製造法。
  2. 【請求項2】 第1の溶接点の高さに対して、他の第2
    及び第3の溶接点の高さを約5mmから15mm程度低くに
    設定したことを特徴とする請求項1記載のロータリ圧縮
    機の製造法。
JP16422094A 1994-07-15 1994-07-15 ロータリ圧縮機の製造法 Expired - Fee Related JP3301864B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16422094A JP3301864B2 (ja) 1994-07-15 1994-07-15 ロータリ圧縮機の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16422094A JP3301864B2 (ja) 1994-07-15 1994-07-15 ロータリ圧縮機の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0828472A JPH0828472A (ja) 1996-01-30
JP3301864B2 true JP3301864B2 (ja) 2002-07-15

Family

ID=15788959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16422094A Expired - Fee Related JP3301864B2 (ja) 1994-07-15 1994-07-15 ロータリ圧縮機の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3301864B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5456249B2 (ja) * 2007-12-11 2014-03-26 サンデン株式会社 密閉型電動圧縮機の製造方法
JP5375534B2 (ja) * 2009-11-11 2013-12-25 ダイキン工業株式会社 圧縮機およびその製造方法
CN109458334A (zh) * 2017-09-06 2019-03-12 上海海立电器有限公司 压缩机及其制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0828472A (ja) 1996-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2016104336A1 (ja) 電動スクロール圧縮機
JPH06346871A (ja) スクロール圧縮機
JP3301864B2 (ja) ロータリ圧縮機の製造法
JP2738260B2 (ja) スクロール圧縮機
JPH10299681A (ja) 流体機械
JP5375534B2 (ja) 圧縮機およびその製造方法
JP2001317479A (ja) 縦置型圧縮機
JP2003343438A (ja) 電動圧縮機
JP3951349B2 (ja) スクロール圧縮機
JP2001182681A (ja) 密閉型電動圧縮機
JPH05272479A (ja) 回転圧縮機の製造方法
JPH06272677A (ja) スクロール圧縮機およびその製造方法
KR20120104566A (ko) 냉동압축기의 편심축용 장착 장치
JPH10318170A (ja) コンプレッサ
JP2519432Y2 (ja) 密閉形圧縮機
JPH10103277A (ja) 回転式圧縮機
JPH0124398Y2 (ja)
KR200235374Y1 (ko) 압축기의 케이스
US5447415A (en) Motor driven fluid compressor within hermetic housing
JPS63235683A (ja) スクロ−ル型流体装置
JP2002221166A (ja) スクロール圧縮機
JP2520532Y2 (ja) スクロール形流体機械
JPH10238465A (ja) スクロール圧縮機
JP5506269B2 (ja) 密閉型電動圧縮機
JP2630069B2 (ja) スクロール圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees