JP3305936B2 - ファンフィルタユニット - Google Patents
ファンフィルタユニットInfo
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Description
ームなどで用いられているファンフィルタユニットに関
するものであり、特にファンフィルタユニットに用いら
れている遠心送風機の近傍に位置するファンケーシング
の新規な構成に関するものである。
「クリーンルーム構築システム」や実開平1−1026
40「清浄室装置」において、ケーシングの上部に吸込
口、下部に吹出口を有し、モータによって駆動される遠
心式ファンの作用により、前記吸込口から吸い込まれた
空気をフィルタを介して前記吹出口から吐出させるファ
ンフィルタユニットを提案している。
は、従来技術にかかるファンフィルタユニット101の
外観、図9は同じく平面断面、図10はこのファンフィ
ルタユニット101の側面断面の概略を示しており、略
直方体で下面が開口したケーシング102の天板103
には、吸込口104が形成されている。この吸込口10
4の中央には、遠心送風機タイプのファン105を回転
させるモータ106が支持金具107によって支持され
ている。一方ケーシング102の底部には、例えばUL
PAフィルタなどの高性能フィルタ108が装着されて
おり、ケーシング102の下面開口部に位置するこの高
性能フィルタ108の下面側が吹出口109を形成して
いる。
吹き出す風を高性能フィルタ108へと吹き出させるた
めのファンケーシング110が設けられている。図8〜
図10に示されたファンフィルタユニット101のファ
ンケーシング110は、いわゆるスクロールタイプであ
り、ファン105からの風を2つの方向に螺旋状に限定
しつつ、かつ風路の断面積が徐々に大きくなるような形
態を有し、少なくともこれら2つの側面に曲面部と平坦
面部とが連続して形成された複雑な形状を有している。
用した場合には、吹き出し方向が2つの方向(図11中
の矢印)に限定されるものの、ファン105を回転させ
たときに増大する動圧を効率よく静圧に変換することが
できる。これによってファン105の効率が向上し、フ
ァン105にかかる機外静圧の変化による風量の変化が
少ないという効果が得られる。
風を、高性能フィルタ108へとガイドして吹き出させ
るためのファンケーシングの形態は、その他図11、図
12に示したタイプのものもある。即ち、図11、図1
2に示したファンケーシング111は、板材の長手方向
両端部を適宜折曲して傾斜面111a、111bを形成
すると共に、2つの端部111c、111dと、ケーシ
ング102との間に吹き出し用の空隙を確保した簡易な
形態を有している。
したスクロールタイプのファンケーシング110は、既
述したように複雑な形状を有しているため、その製作は
容易ではなく、コストもかさんでしまう。
折曲した形態のファンケーシング111は、製作は極め
て簡単であるが、スクロール部分がないため、風の流れ
場に乱れ域(例えば図11中の斜線部)が多く、スクロ
ール型に比べると同じ機外静圧下において風量が少ない
という問題があり、性能の点で前記スクロール型より劣
っている。また騒音も大きいものであった。
あり、製作が容易でかつ前記スクロール型の長所を備え
たファンケーシングを採用したファンフィルタユニット
を提供して、前記問題の解決を図ることを目的とする。
め、請求項1のファンフィルタユニットは、4つの側板
によって側面が形成されているケーシングの上部、例え
ば天板に吸込口を有し、当該ケーシングの下方に吹出口
を有し、当該ケーシング内に設けた遠心送風機の作用に
より、前記吸込口から吸い込まれた空気を、前記遠心送
風機の近傍に位置するファンケーシングによってガイド
して吹き出させ、最終的にはフィルタを通して前記吹出
口から吐出させる如く構成されたファンフィルタユニッ
トにおいて、前記ファンケーシングが、遠心送風機の下
側に位置する底面部とこの底面部上に設けられかつ前記
遠心送風機を挟んで向かい合う2つの側面部とからな
り、まず前記底面部は四角形の平板形状であって、この
底面部の前後端部は、前記ケーシングにおける対向する
1組の側板と夫々接し、この底面部の左右端部は前記ケ
ーシングの対向する他の1組の側板との間に夫々空隙を
確保した形態、即ち底面部の1組の両端部がケーシング
における対向する1組の側板と夫々接しており、底面部
の他の1組の両端部がケーシングの対向する他の1組の
側板との間に空隙が生ずるような形態となっている。
板、第2の側板及び第3の側板の3つの側板によって形
成されており、第1の側板はケーシングの前記1組の側
板のうちの1つの側板と接し、第2の側板はケーシング
の前記他の1組の側板のうちの1つの側板に面し(平行
に面しない方がよい)、第3の側板は遠心送風機に面
し、かつこの第3の側板は前記遠心送風機に向けて凹に
湾曲した形状をなしていることを特徴とするものであ
る。
グは、板状の底面部と、外形が略三角柱の形態を有する
2つの側面部とによって構成されているので、まず製作
が非常に容易である。そして遠心送風機の径方向に吹き
出された風は、側面部における第3の側板に沿って底面
部の左右端部外方に位置するケーシングの対向する他の
1組の側板との間に空隙に向けて、ほぼスクロール状に
吹き出され、当該空隙からケーシング下方へ、即ちフィ
ルタ、吹出口部分へと導かれる。即ち、いわば流れ場の
乱れ域に限定した格好でスクロール部分が配置されて、
ファン効率が向上することになる。従って、ファン効率
は良好であり、騒音も小さい。
グの天板と前記底面部に接するように設定すればよい。
この場合、上下面はそれぞれ独立した板材で構成しても
よい。そうすれば、部材数、重量の低減を図ることがで
きる。もちろん各々個別に天板、底板を側面部の上下面
に接合した形式をとってもよい。
フィルタユニットにおけるファンケーシングにおける側
面部の第3の側板の湾曲部分は、請求項2に記載したよ
うに、平面からみて円弧形状を呈し、当該円弧部分の中
心角が60゜〜90゜となるように設定すれば、風の流
れ場の乱れ域により適応して側面部が設置でき、より好
ましい。
3の側板の湾曲部分は、平面からみて曲率が次第に異な
る曲線形状、例えばサイクロイド曲線を呈するように構
成してもよい。この場合、ファンに向き合う部分の広さ
は、ファンの中心角が60゜〜90゜に対応するように
すれば好ましい。
部の第1の側板はケーシングの側板によって形成されて
いるように構成してもよい。即ち、側面部の第1の側板
は、ケーシングの1組の側板と接するものであるから、
ケーシングの側板をもって側面部の第1の側板を兼用し
てもよい。そうすれば、ファンケーシングの側面部を構
成する部材数の低減が図れ(結果的に部品としては第
1、第2の2つの側板によって側面部が形成されること
になり)、ファンフィルタユニット自体の重量の低減が
図れる。
に、ケーシングの上部に近づく斜面部を形成しているの
で,遠心送風機を作動させた際に増大する動圧の静圧へ
の変換効率をさらに高めることができる。
に基づき説明すれば、図1、図2、図3は夫々本実施形
態にかかるファンフィルタユニット1の概観、平面、縦
断面を示しており、このファンフィルタユニット1は、
略直方体のケーシング2の下部に下面開口部を閉塞する
ように水平方向に収納されたULPAフィルタ3を有し
ており、当該ULPAフィルタ3の下面が吹出口4を形
成している。ケーシング2の上部には天板5が設けられ
ており、この天板5のほぼ中央部には、円形に開口され
た吸込口6が形成されている。
によって天板5に支持されたファンモータ8が位置して
いる。なおファンモータ8は、ファン9の下部に位置さ
せるようにしてもよい。即ちファンケーシング11の上
にモータ8が支持され、その上にファン9が設けられる
構成としてもよい。そして前記ファンモータ8によって
回転する遠心送風機タイプのファン9は、吸込口6の下
部に位置し、その周囲には、下面から外周にかけて、図
4にその概観を示したファンケーシング11が設けられ
ている。
に示したように、平面が長方形の底面部12と、2つの
側面部13、14とによって構成されている。
その左右の端部12a、12b近傍をそれぞれ2カ所で
折曲した形態を有しており、これによって斜面部12
c、12dが左右の端部12a、12b近傍に形成され
ている。これら斜面部12c、12dの存在により、縦
方向の断面積を徐々に増大させることかでき、増大する
動圧を効率よく静圧に変換することができる。
bとケーシング2の側板2a、2bとの間には、風を吹
き出させるための空隙Wが確保されている。他方、底面
部12の前後の端部12e、12fは、それぞれケーシ
ング2の他の側板2c、2dの内側表面に接している。
なお前記ファン9の下面、即ちファンランナはこの底面
部12と接している。もちろんそのようにファン9の下
面と底面部12の上面とを必ずしも同一レベルにする必
要はなく、ファン9の下面が底面部12の上面よりも高
い位置にあってもよい。
って、例えば側面部14を例にとって、説明すると、こ
の側面部は3つの側板、即ち第1の側板14aと、第2
の側板14bと第3の側板14cによってその側面が形
成され、天板14dと底板14eによってその上下面が
構成されている。なお天板14dは、それぞれケーシン
グ2の天板5の内側面と密着し、底板14eは、底面部
12の表面と密着している。したがって、これら天板1
4d、底板14eはそれぞれケーシング2の天板と前記
平面部12で形成してもよい。即ち省略してもよい。
され、ケーシング2の側板2cと密着している。したが
って、この第1の側板14aもこのケーシング2の側板
2cが兼用してもよい。即ち結果的にこの第1の側板1
4aは省略して構成できるものである。
板で形成されているが、第3の側板14cとの境目は、
外方に凸に湾曲した形状となっている。そしてこの第2
の側板14bは、ケーシング2の側板2bに面してい
る。この場合第2の側板14bは、図5に示したよう
に、平面からみてある程度斜めに面するように設定する
ことにより、乱れの発生を抑えることができる。具体的
には、第2の側板14bとケーシング2の側板2bとが
おりなす角度が15゜〜45゜程度となるように設定す
ることが好ましい。
長方形の薄板で形成されており、平面からみて円弧状に
成形され、ファン9に向けて凹に湾曲した形態を有して
いるが、図7に示したように当該円弧部分の中心角θ
は、本実施形態において90゜に設定され、またその曲
率半径は、ファン9の外周のそれよりも大きいものとな
っている。
率半径の大きさや中心角θは、必要に応じて変更可能で
ある。例えば中心角θは、60゜〜90゜の間の任意の
角度に設定できる。そして前記中心角θの基部となる中
心Pは、ファン9の中心とはずれており、その結果、第
3の側板14cとファン9との間の空隙は、ケーシング
2の側板2bに向かうにつれて大きくなっている。
板、即ち第1の側板14a、第2の側板14b及び第3
の側板14cは、1つの長尺の長方形の薄板を適宜折曲
することによって、容易に形成することができる。した
がって、その製作は極めて簡単である。
を挟んで向かい合っている残りの側面部13もこの側面
部14と全く同一の構成を有し、前記第1の側板13
a、第2の側板13b及び第3の側板13cと、天板1
3d、底板13eによって構成されている。
との間の空間には、気流の流路を形成するガイド板16
が水平に設けられ、このガイド板16の上面には吸音材
17が設けられている。そして前記流路の吹出し側に
は、拡散板18が設けられている。なお前出天板5の一
側上面には、補助端子台19及び操作端末機となるター
ミナルユニット20が設けられている。
ト1は、以上の構成を有しており、ファンモータ8を駆
動させてファン9を回転させると、吸込口6から吸い込
まれた空気は、図1の矢印に示した流れに沿って吹き出
され、ULPAフィルタ3によって清浄化された後、下
部の吹出口4から下方に吐出される。
向に吹き出されるが、平面からみた図5、側面からみた
図6にも示したように、側面部13、14の各第3の側
板13c、14dによって前記ファン9から出た風は、
ほぼスクロール状にガイドされて、底面部12の端部1
2a、12bとケーシング2の側板2a、2bとの間の
空隙Wを通じて吹き出されてガイド板16に到達する。
る。実際に本実施形態にかかるファンフィルタユニット
1と図11、図12に示したタイプのものとを作動させ
て比較すると(同一ファン、同一ファンモータを使
用)、機外静圧が10mmAq時で、本実施形態にかかる
ファンフィルタユニット1の方が、0.8m3/min
多い風量が観測できた。しかも消費電力についても本実
施形態にかかるファンフィルタユニット1の方が、最大
で16Wも消費量が少なかった。また騒音も小さいもの
であった。
2、側面部13、14の製作は、既述したように、極め
て簡単であり、製造コストも従来のスクロール型タイプ
のものと比べるとはるかに低廉である。
cは、平面からみて円弧状に形成されていたが、これに
限らず曲率が次第に異なるような曲線、例えばサイクロ
イド曲線などで構成してもよい。
によれば、流れ場の乱れ域に限定した格好でスクロール
部分を配置しており、既述した従来のスクロール型のフ
ァンケーシングよりもその製作が非常に簡単である。し
かも従来の薄板の両端部のみを折曲したタイプのものよ
り、ファン効率が良好であり、騒音も少ない。
る動圧の静圧への変換効率をさらに高めることができ
る。
ットの概観を示す斜視図である。
る。
る。
ケーシングの斜視図である。
図である。
視図である。
ールタイプのファンケーシング及びその風の流れを示す
横断面図である。
シングによる風の流れを示す縦断面図である。
トのファンケーシング及びその風の流れを示す横断面図
である。
ーシングによる風の流れを示す縦断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 4つの側板によって側面が形成されてい
るケーシングの上部に吸込口を有し、当該ケーシングの
下方に吹出口を有し、当該ケーシング内に設けた遠心送
風機の作用により、前記吸込口から吸い込まれた空気
を、前記遠心送風機の近傍に位置するファンケーシング
によってガイドして吹き出させ、最終的にはフィルタを
通して前記吹出口から吐出させる如く構成されたファン
フィルタユニットにおいて、 前記ファンケーシングが、遠心送風機の下側に位置する
底面部とこの底面部上に設けられかつ前記遠心送風機を
挟んで向かい合う2つの側面部とからなり、 前記底面部は四角形の平板形状であって、この底面部の
前後端部は、前記ケーシングにおける対向する1組の側
板と夫々接し、この底面部の左右端部は前記ケーシング
の対向する他の1組の側板との間に夫々空隙を確保し、 前記各側面部は、夫々側面が第1の側板、第2の側板及
び第3の側板の3つの側板によって形成され、 第1の側板はケーシングの前記1組の側板のうちの1つ
の側板と接し、第2の側板はケーシングの前記他の1組
の側板のうちの1つの側板に面し、第3の側板は遠心送
風機に面し、かつこの第3の側板は前記遠心送風機に向
けて凹に湾曲した形状をなし,前記底面部の左右端部近傍には、ケーシングの上部に近
づく斜面部が形成された ことを特徴とする、ファンフィ
ルタユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27644195A JP3305936B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | ファンフィルタユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27644195A JP3305936B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | ファンフィルタユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0994420A JPH0994420A (ja) | 1997-04-08 |
| JP3305936B2 true JP3305936B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=17569474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27644195A Expired - Fee Related JP3305936B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | ファンフィルタユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3305936B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006275311A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ファンフィルターユニット |
| JP6011853B2 (ja) * | 2012-10-31 | 2016-10-19 | 清水建設株式会社 | ファンフィルタユニット |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP27644195A patent/JP3305936B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0994420A (ja) | 1997-04-08 |
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Legal Events
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