JP3312059B2 - 藺草移植機の植付部構造 - Google Patents

藺草移植機の植付部構造

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JP3312059B2 JP14995493A JP14995493A JP3312059B2 JP 3312059 B2 JP3312059 B2 JP 3312059B2 JP 14995493 A JP14995493 A JP 14995493A JP 14995493 A JP14995493 A JP 14995493A JP 3312059 B2 JP3312059 B2 JP 3312059B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、藺草移植機の植付部構
造に係り、詳しくは、植付爪の苗載せ台との干渉なく良
好に苗取り出し作動が行われるようにする技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】藺草移植機の植付部は、実開平5−13
117号公報で示されたもののように、苗載せ面よりも
一段下がり、かつ、多数の仕切り壁で横に区切られた複
数の待機空間を苗載せ台下端に並設してあり、苗載せ台
の間欠横送り移動に拘らずにバラ苗である藺草苗をガイ
ドレールの苗取出し口部位に存在させ、確実に苗植付で
きるようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、前記公報のも
のでは、固定系である苗取出し口の横幅よりも仕切り壁
間の幅を広くしてあり、苗載せ台の横送りガタによる植
付爪と仕切り壁との干渉を防ぐようにしてある。つま
り、植付爪による苗取り作動後の残り苗を前記待機空間
に残さないようにする点からは、極力仕切り壁間幅を苗
取出し口幅に近づけるのが良いが、実際には上記干渉防
止の点から待機空間の横幅を若干苗取出し口のそれより
も大にしてある。
【0004】しかしながら、ギヤのバックラッシや連動
連結部のガタといった駆動機構における誤差の累積によ
る苗載せ台の横送りガタを吸収させるだけにしては、待
機空間における余裕幅が大きく、改善の余地があるよう
に思える。本発明の目的は、苗取り後の待機空間での残
り苗をより減少させるために、仕切り壁間幅をさらに苗
取出し口の横幅に近づける点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、苗載せ台を往復横送り自在に支持するガイド
レールに、植付爪が侵入可能な苗取出し用の取出し口を
形成し、苗載せ台下端に、苗載せ面よりも一段下がり、
かつ、多数の仕切り壁で該苗載せ台の1条分の苗載せ幅
を所定ピッチで横方向複数に区分された取出し幅部分を
並設するとともに、取出し幅部分の横幅を取出し口の横
幅よりも広く、かつ、上拡がりとなる状態に設定してあ
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】つまり、待機空間である取出し幅部分の横幅を
上拡がりにしてあるから、植付爪が待機スペースに入り
込む時点では十分な横方向の間隙があって仕切り壁との
干渉を回避できるとともに、さらに侵入してバラ苗を掴
み取る時点では待機空間幅が狭められているから、極力
掴み残しなくバラ苗を掴み取ることが可能になる。従来
の手段では、仕切り壁間幅を詰めると植付爪との干渉が
避けられないが、本願では植付爪と仕切り壁側面との接
触は植付作動の機能面からは許容される点に基づき、植
付爪と仕切り壁と干渉なく、しかも、実質的に待機空間
幅を狭くしてガイドレールの苗取出し口の幅に近づける
ことが可能になった。
【0007】又、従来のように、取出し幅部分の横幅を
苗取出し口の幅よりも大にしているにも拘らずに、尚、
植付爪と仕切り壁との干渉おそれがある場合では、上記
上拡がり構造によって待機空間幅を変えることなく干渉
おそれを解消させる手段として役立つようになる。
【0008】
【発明の効果】従って、苗載せ台下端の仕切り壁間の横
幅を上拡がりに形成する簡単な改造により、仕切り壁と
の干渉なく良好に植付爪を駆動できる状態としながら待
機空間の横幅を実質的に狭くして取残し苗をより少なく
できるとか、或いは幅を変えずに植付爪との干渉おそれ
を解消するといった、一段と有用な藺草用の植付部を提
供できた。又、待機空間幅を狭くすることによる苗載せ
台の間欠横送りストロークの縮小化により、片道での横
送り移動間の植付作動回数を増加できて植付装置の機能
強化に寄与できる、といった利点も期待できる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図6に藺草移植機が、図5にはその植付部が示
され、1はフィードケース、2は植付ケース、3は植付
装置である。植付装置3は、一定ストロークで往復横移
動する苗載せ台4、この苗載せ台4の下端部から一株ず
つ苗を取出して植付ける植付機構5、接地フロート6等
を備えて構成されている。植付機構5に備えられる植付
アーム7は、苗を挟持するための掴み溝8を備えた先割
れ二股形状の植付爪9と、この植付爪9で挟持された苗
を掴み溝8から押出す苗押出し具10とを備えている。
【0010】苗載せ台4はガイドレール11に対して横
送り可能に搭載支持され、公知構造の間欠横送り機構
(図示せず)によって往復横送り移動する。図1、図2
に示すように、ガイドレール11には、植付爪9が侵入
可能な苗取出し用の取出し口12が形成され、又、苗載
せ台4下端には、各条毎に仕切る縦壁13間の1条分の
苗載せ幅を、所定ピッチで横方向複数の待機空間S(取
出し幅部分に相当)に区分けする多数の仕切り壁14を
設けてある。仕切り壁14の上端部は3角錐状に尖らせ
てあり、待機空間Sの横幅が上拡がりとなるようにして
あるとともに、その垂直壁部分の横幅Ws を取出し口1
2の横幅W12のよりも少し広く設定してある。
【0011】又、取出し口12には摺接壁12a,12
aが設けられるとともに、植付爪9における取出し口1
2に侵入するときの摺接壁12a部位には、その横幅W
12に密嵌入する嵌合い的寸法の横幅W15が設定された案
内板15が取付けてあり、植付爪9が取出し口12に侵
入すると殆ど横振れなく植付移動軌跡を移動するように
してある。つまり、待機空間Sの横幅Ws と取出し口1
2の横幅W12と案内板15の横幅W15とは、Ws >W12
>W15という関係になっている。
【0012】図4に、苗載せ台4にバラ苗である藺草苗
を供給するための苗箱16が示され、この苗箱16は、
左右の横側壁16a,16a、蓋壁16b、底壁16
c、及び手元壁16dを備えて構成されている。蓋壁1
6bは2個の蝶番17によって下端の支点X回りで揺動
開閉自在であり、この蓋壁16bと手元壁16dとに亘
る屈曲ロッド18の操作によって開閉操作する。つま
り、操作部18aを撓ませてその先端を手元壁16dの
小孔19に挿入した状態では、作用部18bが起立して
蓋壁16bを閉じ姿勢に維持し〔図4(イ)〕、操作部
18aを小孔19から抜いて約90度回動操作すると、
作用部18bが横臥されて蓋壁16bを開けるのである
図4(ロ)〕。
【0013】 左右に開閉する観音開き構造で蓋壁16
bを構成し、図7に示すように斜交いの操作部18aで
左右の蓋壁16bを同時に開閉させる構造や、図8に示
すように左右の蓋壁16bを重合わせ、操作部18aを
片方の蓋壁16bに作用させる構造のものでも良い。
又、苗箱16を樹脂やアルミ合金又はステンレス鋼等で
構成して軽量化させると、運搬の人為労力が軽減できて
好都合である。
【0014】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗載せ台下部の苗取出し口部分の拡大平面図
【図2】苗載せ台下部の斜視図
【図3】苗載せ台下部の平面図
【図4】苗箱の構造を示す斜視図
【図5】藺草移植機の植付部を示す側面図
【図6】藺草移植機の側面図
【図7】苗箱の開閉蓋部分の別構造を示す斜視図
【図8】苗箱の開閉蓋部分の他の別構造を示す斜視図
【符号の説明】
4 苗載せ台 9 植付爪 11 ガイドレール 12 取出し口 14 仕切り壁 S 取出し幅部分
フロントページの続き (72)発明者 中川 善清 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平3−183406(JP,A) 特開 平4−330208(JP,A) 実開 平5−13117(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗載せ台(4)を往復横送り自在に支持
    するガイドレール(11)に、植付爪(9)が侵入可能
    な苗取出し用の取出し口(12)を形成し、前記苗載せ
    台(4)下端に、苗載せ面よりも一段下がり、かつ、多
    数の仕切り壁(14)で該苗載せ台(4)の1条分の
    載せ幅を所定ピッチで横方向複数に区分された取出し幅
    部分(S)を並設するとともに、前記取出し幅部分
    (S)の横幅を前記取出し口(12)の横幅よりも広
    く、かつ、上拡がりとなる状態に設定してある藺草移植
    機の植付部構造。
JP14995493A 1993-06-22 1993-06-22 藺草移植機の植付部構造 Expired - Fee Related JP3312059B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018074183A1 (ja) * 2016-10-20 2018-04-26 ヤンマー株式会社 田植機用の植付爪及びそれを備えた田植機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018074183A1 (ja) * 2016-10-20 2018-04-26 ヤンマー株式会社 田植機用の植付爪及びそれを備えた田植機
CN109843038A (zh) * 2016-10-20 2019-06-04 洋马株式会社 插秧机用的插栽爪及具备该插栽爪的插秧机

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