JP3318689B2 - 圧電セラミックアクチュエータの駆動方法 - Google Patents
圧電セラミックアクチュエータの駆動方法Info
- Publication number
- JP3318689B2 JP3318689B2 JP28301493A JP28301493A JP3318689B2 JP 3318689 B2 JP3318689 B2 JP 3318689B2 JP 28301493 A JP28301493 A JP 28301493A JP 28301493 A JP28301493 A JP 28301493A JP 3318689 B2 JP3318689 B2 JP 3318689B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric ceramic
- ceramic actuator
- equation
- voltage
- displacement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Description
位や力の機械的エネルギーに変換する圧電セラミックア
クチュエータに関し、詳しくは、その変位時に生じるヒ
ステリシスを低減するための圧電セラミックアクチュエ
ータの駆動方法に関する。
位置決め装置にはアクチュエータが使用されている。通
常アクチュエータとしては、ボイスコイルモータやパル
スモータ等を備えた電磁式アクチュエータが汎用的に使
用されている。
消費電力等の諸特性に関する改善の要求に応えるべく、
電磁式アクチュエータよりも特性的に優れた圧電セラミ
ックアクチュエータの採用が検討されている。
電性セラミックスの電界誘起歪みを利用したデバイス
で、一般に電極とセラミックスとが積層された構造を有
する。又、圧電セラミックスは、圧電体のセラミックス
微粉末を成形焼結した後、分極処理することによって得
られる多結晶体であるので、電圧の印加により結晶軸の
回転(分域回転と呼ばれる)が生じる。このため、圧電
セラミックスにおいては大きな歪みが発生し、結晶軸の
回転の影響で変位−電圧特性が非線形となり、大きなヒ
ステリシスを示す。
ータはその微小変位特性により、特に高精度に位置決め
を行う用途に関しては非常に適している。
クアクチュエータの場合、電圧で駆動するとヒステリシ
スの影響によって精密な変位制御を行い難くなる。
て現在位置を検出し、目標位置との間の偏差量を算出す
ることによって、目標位置まで圧電セラミックアクチュ
エータを駆動している。この偏差量分の駆動には、フィ
ードバック制御回路を使用する必要がある。
ために専用のフィードバック制御回路を使用すると、圧
電セラミックアクチュエータ用駆動装置全体がコスト高
になってしまう。
アクチュエータの駆動方法として、電荷量駆動方法を採
用することが提案されている。この電荷量駆動方法の場
合、パルスや交流による駆動に対しては有効であるが、
直流駆動では安定した制御が得られないという欠点があ
る。
晶を用いた場合にも、分域回転を生じることなく、ヒス
テリシスの無い圧電アクチュエータを得ることができ
る。
クチュエータに較べてLiNbO3圧電単結晶の圧電定
数が一桁小さく、それ故、圧電アクチュエータとしての
変位量が過小になってしまうという欠点がある。
れたもので、その技術的課題は、直流駆動を行い得ると
共に、変位量−電圧特性のヒステリシスを低減し得る圧
電セラミックアクチュエータの駆動方法を提供すること
にある。
ラミックアクチュエータに直流電圧を印加して機械的エ
ネルギーを発生させ、該機械的エネルギーによって圧電
セラミックアクチュエータの変位を得る方法において、
直流電圧に対する変位の非線形性を参照して入力電圧の
非線形増巾を行い、該非線形増巾の結果として得られた
出力電圧を直流電圧として圧電セラミックアクチュエー
タに印加する圧電セラミックアクチュエータの駆動方法
が得られる。
の入力電圧に対して非線形変位量を示す。そこで、本発
明では入力電圧に対して非線形な駆動電圧を合成した上
で、非線形の出力電圧で圧電セラミックアクチュエータ
を駆動することによって、入力電圧に対して圧電セラミ
ックアクチュエータの変位量を線形又は擬線形にできる
ようにしている。
クアクチュエータの駆動方法について、図面を参照して
詳細に説明する。
説明する。この駆動方法は、直流電圧を印加することに
よって機械的エネルギーを発生し、微小に変位する圧電
セラミックアクチュエータの変位量が入力電圧に対して
線形となるように、入力電圧を非線形増巾し、この非線
形増巾によって得られる非線形の出力電圧を圧電セラミ
ックアクチュエータに印加するものである。これによ
り、ヒステリシスを低減させた状態で圧電セラミックア
クチュエータを駆動することができる。
チャートにより示したものである。この駆動方法では、
先ず入力電圧が印加される(ステップS1)と、電源回
路等に備えられる非線形増巾器は、入力電圧に対して非
線形電圧増巾を行う(ステップS2)。これにより、非
線形の出力電圧が得られる(ステップS3)。従って、
この後は非線形の出力電圧に従って圧電セラミックアク
チュエータを駆動する(ステップS4)。即ち、この駆
動方法では非線形増巾を行うことを特色としている。
電セラミックアクチュエータの駆動方法を具体的に説明
する。
線形増巾では、初期段階として、入力電圧V1 に対する
圧電セラミックアクチュエータの非線形変位量δ1 を実
測し、この非線形変位量δ1 を数18式
ると共に、セラミックアクチュエータの固有パラメータ
であるa,b,c,…,nを最小自乗法で決定する。
圧V1 に対して線形とするための出力電圧V2 を入力電
圧V1 の関数とし、昇圧時には出力電圧V2 を数19式
るときの最大出力電圧をV2MAXとして、降圧時には出力
電圧V2 を数20式
位量δ2 を出力電圧V2を用いて数21式
21式に代入し、且つV1 で整理してそれぞれ昇圧時に
おける変位量δ2 の合成式を数22式
ラミックアクチュエータの固有パラメータa,b,c,
…,nの値を用いて数22式と数23式とに関する2次
以降の多項式が疑似一次関数の級数に近似されるように
ゲインα,β,γ,…,ξの値を決定する。ここで、数
22式と数23式とにおいて入力電圧V1の2次以降の
多項式が疑似一次関数で等価されれば、圧電セラミック
アクチュエータの変位量δ2 が入力電圧V1 に対して線
形となる。従って、最小自乗法により既知である圧電セ
ラミックアクチュエータの固有パラメータa,b,c,
…,nの値を用いて関数f2 (・),f3 (・),…,
fn (・)の値が疑似一次関数の級数項の係数にそれぞ
れ等しくなるように非線形増巾のゲインα,β,γ,
…,ξの値を決定すれば良い。
力電圧V1 に対する圧電セラミックアクチュエータの非
線形変位量δ1 の実測結果を示したものである。図2か
らは、圧電セラミックアクチュエータは入力電圧V1 に
対して非線形的な変位を示すことが判る。又、ここでは
左回りヒステリシスが生じている。そこで、次に入力電
圧V1 に対して非線形な駆動電圧を合成する。
力電圧V1 に対する出力電圧V2 の実測結果を示したも
のである。図3からは、出力電圧V2 は入力電圧V1 に
対して非線形的な変位を示すことが判る。又、ここでは
右回りヒステリシスが生じている。更に、この非線形な
出力電圧V2 は、圧電セラミックアクチュエータに印加
される。
力電圧V1 に対する圧電セラミックアクチュエータの変
位量δ2 の実測結果を示したものである。図4からは、
図3に示すような非線形の出力電圧V2 を圧電セラミッ
クアクチュエータに印加すれば、圧電セラミックアクチ
ュエータにおいては入力電圧V1 に対して線形な変位量
δ2 が得られることが判る。
駆動装置について、その構成部分の製造方法を合わせて
説明する。先ず圧電セラミックアクチュエータとして、
それぞれ厚さが100[μm]の圧電セラミックス薄板
と電極とを長さが18[mm]となるように多層積層す
ることにより、これらの積層方向の電界誘起歪を利用す
るタイプの積層型圧電アクチュエータを製造した。
として、厚さが250[μm]で表面がメタライズされ
た2枚の圧電セラミックス板で金属薄板をサンドイッチ
状に接着することにより、板の曲げ変形を利用するタイ
プの圧電バイモルフアクチュエータを製造した。
チュエータについて、その寸法[mm],変位量[μ
m]/定格電圧[V],及び定格電圧を印加する過程で
生じた定格電圧の50[%]分の電圧印加時における昇
圧時と降圧時とのそれぞれの変位量の差を定格電圧の変
位量で除算した値を50%ヒステリシス[%]として、
それぞれの諸特性を実測した。表1はこの測定結果を示
したものである。
の要部を非線形駆動電圧出力回路として示す)を用い
て、これら2仕様の圧電セラミックアクチュエータに対
し、本発明の駆動方法を適用した。即ち、最初は駆動電
圧出力回路外に準備した測定演算機(パソコン等)によ
り、入力電圧V1 に対する非線形変位量δ1 が実測さ
れ、数18式のそれぞれの圧電セラミックアクチュエー
タの固有パラメータa,b,c,…,nが最小自乗法に
よって計算される。但し、この駆動装置に係る計算は、
変位量への寄与率,計算の簡略化,駆動電圧出力回路の
構成の簡略化等を考慮し、実際には数18式〜数22式
に関してそれぞれ4次式までを展開すれば良いものとし
ている。
する出力電圧V2 を入力電圧V1 に対して非線形とすべ
く、数19式及び数20式のそれぞれの2次,3次,及
び4次の項に対応する出力値が駆動電圧出力回路の3段
の乗算器からそれぞれ得られ、更に加算合成される。こ
の合成出力値が出力電圧V2 となる。
次,及び4次の項の係数を疑似一次関数の級数項の係数
にそれぞれ等しくするためのゲイン調整は、それぞれの
乗算器に直列接続された抵抗R1 と、これらの抵抗R1
にそれぞれ直列接続されたオペアンプOp,及びこれに
それぞれ並列接続された可変抵抗R2 を含む並列接続回
路とにより行われる。
て、変位量[μm]/定格電圧[V],及び50%ヒス
テリシス[%]のそれぞれの諸特性を、2仕様の圧電セ
ラミックアクチュエータについて実測した結果を示した
ものである。
発明による圧電セラミックアクチュエータの駆動方法に
よれば、変位量/定格電圧[V]の値に変化はないが、
50%ヒステリシスの大きさが非常に小さくなることが
判る。
線形増巾では、初期段階として、入力電圧V1 に対する
圧電セラミックアクチュエータの非線形変位量δ1 を実
測し、この非線形変位量δ1 を数24式
ると共に、セラミックアクチュエータの固有パラメータ
であるa,b,cを最小自乗法で決定する。
圧V1 に対して擬線形とするための出力電圧V2 を入力
電圧V1 の関数とし、昇圧時には出力電圧V2 を数25
式
るときの最大出力電圧をV2MAXとして、降圧時には出力
電圧V2 を数26式
位量δ2 を出力電圧V2を用いて数27式
27式に代入し、且つV1 で整理してそれぞれ昇圧時に
おける変位量δ2 の合成式を数28式
ラミックアクチュエータの固有パラメータa,b,c,
…,nの値を用いて数28式と数29式とに関する2次
以降の多項式が疑似一次関数の級数に近似されるように
ゲインα,β,γ,…,ξの値を決定する。ここで、数
28式と数29式とにおいて入力電圧V1の2次以降の
多項式が疑似一次関数で等価されれば、圧電セラミック
アクチュエータの変位量δ2 が入力電圧V1 に対して線
形となる。従って、最小自乗法により既知である圧電セ
ラミックアクチュエータの固有パラメータa,b,cの
値を用いて関数f2 (・),f3 (・),…,f
9 (・)の値が疑似一次関数の級数項の係数にそれぞれ
等しくなるように非線形増巾のゲインα,β,γの値を
決定すれば良い。
係る入力電圧V1 に対する圧電セラミックアクチュエー
タの非線形変位量δ1 の実測結果を示したものである。
図6からは、圧電セラミックアクチュエータは実施例1
の場合(図2参照)と同様に、入力電圧V1 に対して非
線形的な変位を示し、しかも左回りヒステリシスを生じ
ていることが判る。そこで、次に入力電圧V1 に対して
非線形な駆動電圧を合成する。
力電圧V1 に対する出力電圧V2 の実測結果を示したも
のである。図7からは、出力電圧V2 は実施例1の場合
(図3参照)と同様に、入力電圧V1 に対して非線形性
を示し、右回りヒステリシスを生じていることが判る。
更に、この非線形な出力電圧V2 は、圧電セラミックア
クチュエータに印加される。
の3次式で近似した駆動方法の後期段階に係る入力電圧
V1 に対する圧電セラミックアクチュエータの変位量δ
2 の実測結果を示したものである。図8からは、図7に
示すような非線形の出力電圧V2 を圧電セラミックアク
チュエータに印加すれば、圧電セラミックアクチュエー
タにおいては入力電圧V1 に対してほぼ線形な(擬線形
な)変位量δ2 が得られることが判る。
動電圧出力回路の簡素化と経費削減とを実現するため、
実施例2の駆動方法において、数25式及び数26式の
3次の項を省略し、昇圧時には出力電圧V2 を数30式
位量δ2 を出力電圧V2を用いて数32式
32式に代入し、且つV1 で整理して昇圧時の変位量δ
2 の合成式を数33式
ックアクチュエータの固有パラメータa,b,cの値を
用いて数33式と数34式との2次以降の多項式が疑似
一次関数の級数に近似されるようにゲインα,βの値を
決定する。ここで、数33式と数34式とにおいて入力
電圧V1 の2次以降の多項式が疑似一次関数で等価され
れば、圧電セラミックアクチュエータの変位量δ2 が入
力電圧V1に対して擬線形となる。従って、最小自乗法
により既知である圧電セラミックアクチュエータの固有
パラメータa,b,cの値を用いて関数f2 (・),f
3 (・),…,f6 (・)の値が疑似一次関数の級数項
の係数にそれぞれ等しくなるように非線形増巾のゲイン
α,βの値を決定すれば良い。
セラミックアクチュエータにおいても、初期段階では入
力電圧V1 に対して図6に近似した非線形的な変位を示
すと共に、左回りヒステリシスを生じ、中期段階では出
力電圧V2 が入力電圧V1 に対して図7に近似した非線
形性を示すと共に、右回りヒステリシスを生じることが
判った。
次式で近似した駆動方法の後期段階に係る入力電圧V1
に対する圧電セラミックアクチュエータの変位量δ2 の
実測結果を示したものである。図9からは、更に後期段
階では図7に近似した非線形の出力電圧V2 を圧電セラ
ミックアクチュエータに印加すれば、圧電セラミックア
クチュエータにおいては入力電圧V1 に対して擬線形な
変位量δ2 が得られることが判る。
た表1に示す諸特性を有する2仕様の圧電セラミックア
クチュエータに対し、それぞれ実施例2,実施例3の駆
動方法を適用するための駆動装置(その要部の非線形駆
動電圧出力回路)を示したものである。これらの駆動装
置では、最初に駆動電圧出力回路外に準備した測定演算
器(パソコン等)により、入力電圧V1 に対する非線形
変位量δ1 が実測され、数24式のそれぞれの圧電セラ
ミックアクチュエータにおける固有パラメータa,b,
cが最小自乗法によって計算される。
する出力電圧V2 を入力電圧V1 に対して非線形とすべ
く、数25式及び数26式の3次の項に対応する出力値
や、数30式及び数31式の2次の項に対応する出力値
が各駆動電圧出力回路の乗算器からそれぞれ得られ、引
き続き加算合成される。ここでの合成出力値が各駆動装
置における出力電圧V2 となる。更に、数28式,数2
9式の2次,3次の項の係数や、数33式,数34式の
2次の項の係数を疑似一次関数の級数項の係数にそれぞ
れ等しくするためのゲイン調整を、各乗算器に直列接続
された抵抗R1と、これら抵抗R1 にそれぞれ直列接続
されたオペアンプOpと、これにそれぞれ並列接続され
た可変抵抗R2 とを含む並列回路にて行う。
明した駆動を行って変位量/定格電圧、及び50%ヒス
テリシスのそれぞれの諸特性を、上述した2仕様の圧電
セラミックアクチュエータについて実測した結果を示し
たものである。
及び実施例3による圧電セラミックアクチュエータ駆動
方法によれば、変位量/印加電圧の値に大きな変化はな
く、50%ヒステリシスの大きさが充分に小さくなるこ
とが判る。
セラミックアクチュエータの駆動方法によれば、直流入
力電圧に対して非線形電圧を合成することによって非線
形の出力電圧を得て、この非線形出力電圧で圧電セラミ
ックアクチュエータを駆動しているので、入力電圧に対
して圧電セラミックアクチュエータの変位量を線形とす
ることができる。又、本発明の駆動方法によれば、特別
なフィードバック制御手段を用いなくても変位量−電圧
特性のヒステリシスを低減し得るという格別の長所を奏
する。更に、本発明の駆動方法の場合、実効性を考慮し
て非線形増幅に要する多項式の次元数を最小限に抑制し
ているので、ヒステリシスを充分に抑制し得る駆動装置
が低コストで提供されるようになる。
方法に係る基本動作を示したフローチャートである。
1 に対する圧電セラミックアクチュエータの非線形変位
量δ1 の実測結果を示したものである。
1 に対する出力電圧V2 の実測結果を示したものであ
る。
1 に対する圧電セラミックアクチュエータの線形変位量
δ2 の実測結果を示したものである。
(その非線形駆動電圧出力回路)を示したものである。
1 に対する圧電セラミックアクチュエータの非線形変位
量δ1 の実測結果を示したものである。
1 に対する出力電圧V2 の実測結果を示したものであ
る。
1 に対する圧電セラミックアクチュエータの線形変位量
δ2 の実測結果を示したものである。
1 に対する圧電セラミックアクチュエータの線形変位量
δ2 の実測結果を示したものである。
置(その非線形駆動電圧出力回路)を示したものであ
る。
置(その非線形駆動電圧出力回路)を示したものであ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 圧電セラミックアクチュエータに直流電
圧を印加して機械的エネルギーを発生させ、該機械的エ
ネルギーによって圧電セラミックアクチュエータの変位
を得る方法において、前記直流電圧に対する前記変位の
非線形性を参照して入力電圧の非線形増巾を行い、該非
線形増巾の結果として得られた出力電圧を前記直流電圧
として前記圧電セラミックアクチュエータに印加するこ
とを特徴とする圧電セラミックアクチュエータの駆動方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の圧電セラミックアクチュ
エータの駆動方法において、前記非線形増巾は、前記非
線形性を補償するものであることを特徴とする圧電セラ
ミックアクチュエータの駆動方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の圧電セラミックアクチュ
エータの駆動方法において、前記非線形増巾は、前記入
力電圧V1 に対する前記圧電セラミックアクチュエータ
の非線形変位量δ1 を実測し、該非線形変位量δ1 を数
1式 【数1】 で示される該入力電圧V1 に関する線形のn次式で近似
し、且つここで前記圧電セラミックアクチュエータの固
有パラメータであるa,b,c,…,nを最小自乗法で
決定すると共に、該圧電セラミックアクチュエータの変
位量を該入力電圧V1 に対して線形とするための出力電
圧V2 を該入力電圧V1 の関数として昇圧時には該出力
電圧V2 を数2式 【数2】 で示す一方、ここで入力電圧V1 が最大値V1MAXとなる
ときの最大出力電圧をV2MAXとして降圧時には該出力電
圧V2 を数3式 【数3】 で示し、他方、前記圧電セラミックアクチュエータの変
位量δ2 を前記出力電圧V2 を用いて数4式 【数4】 で表わした後、該数2式と該数3式とをそれぞれ該数4
式に代入し、且つV1 で整理して昇圧時における該変位
量δ2 の合成式を数5式 【数5】 とし、又降圧時における該変位量δ2 の合成式を数6式 【数6】 として得た後、更に、前記最小自乗法で求めた圧電セラ
ミックアクチュエータの固有パラメータa,b,c,
…,nの値を用いて前記数5式と前記数6式とに関する
2次以降の多項式が疑似一次関数の級数に近似されるよ
うにゲインα,β,γ,…,ξの値を決定することを特
徴とする圧電セラミックアクチュエータの駆動方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の圧電セラミックアクチュ
エータの駆動方法において、前記非線形増巾は、前記入
力電圧V1 に対する前記圧電セラミックアクチュエータ
の非線形変位量δ1 を実測し、該非線形変位量δ1 を数
7式 【数7】 で示される該入力電圧V1 に関する線形の3次式で近似
し、且つここで前記圧電セラミックアクチュエータの固
有パラメータであるa,b,cを最小自乗法で決定する
と共に、該圧電セラミックアクチュエータの変位量を該
入力電圧V1 に対して擬線形とするための出力電圧V2
を該入力電圧V1 の関数として昇圧時には該出力電圧V
2 を数8式 【数8】 で示す一方、ここで入力電圧V1 が最大値V1MAXとなる
ときの最大出力電圧をV2MAXとして降圧時には該出力電
圧V2 を数9式 【数9】 で示し、他方、前記圧電セラミックアクチュエータの変
位量δ2 を前記出力電圧V2 を用いて数10式 【数10】 で表わした後、該数8式と該数9式とをそれぞれ該数1
0式に代入し、且つV1で整理して昇圧時における該変
位量δ2 の合成式を数11式 【数11】 とし、又降圧時における該変位量δ2 の合成式を数12
式 【数12】 として得た後、更に、前記最小自乗法で求めた圧電セラ
ミックアクチュエータの固有パラメータa,b,cの値
を用いて前記数11式と前記数12式との2次以降の多
項式が疑似一次関数の級数に近似されるようにゲイン
α,β,γの値を決定することを特徴とする圧電セラミ
ックアクチュエータの駆動方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の圧電セラミックアクチュ
エータの駆動方法において、前記非線形増巾は、前記数
8式及び前記数9式の3次の項を省略し、昇圧時には前
記出力電圧V2 を数13式 【数13】 で示し、又降圧時には該出力電圧V2 を数14式 【数14】 で示し、引き続いて前記圧電セラミックアクチュエータ
の変位量δ2 を前記出力電圧V2 を用いて数15式 【数15】 で表わし、この後に該数13式と該数14式とをそれぞ
れ該数15式に代入し、且つV1 で整理して昇圧時の変
位量δ2 の合成式を数16式 【数16】 とし、又降圧時の変位量δ2 の合成式を数17式 【数17】 として得た後、更に、前記最小自乗法で求めた電圧セラ
ミックアクチュエータの固有パラメータa,b,cの値
を用いて数16式と数17式との2次以降の多項式が疑
似一次関数の級数に近似されるようにゲインα,βの値
を決定することを特徴とする圧電セラミックアクチュエ
ータの駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28301493A JP3318689B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-11-12 | 圧電セラミックアクチュエータの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-37663 | 1993-02-26 | ||
| JP3766393 | 1993-02-26 | ||
| JP28301493A JP3318689B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-11-12 | 圧電セラミックアクチュエータの駆動方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06310773A JPH06310773A (ja) | 1994-11-04 |
| JP3318689B2 true JP3318689B2 (ja) | 2002-08-26 |
Family
ID=26376796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28301493A Expired - Lifetime JP3318689B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-11-12 | 圧電セラミックアクチュエータの駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3318689B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5041405B2 (ja) * | 2007-03-23 | 2012-10-03 | 本田技研工業株式会社 | 圧電アクチュエータの制御方法 |
| CN111222248B (zh) * | 2020-01-13 | 2023-12-01 | 苏州大学 | 压电陶瓷致动器的迟滞现象确定方法和装置 |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP28301493A patent/JP3318689B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06310773A (ja) | 1994-11-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Minase et al. | A review, supported by experimental results, of voltage, charge and capacitor insertion method for driving piezoelectric actuators | |
| Choi et al. | A study on position control of piezoelectric actuators | |
| Takahashi et al. | Internal electrode piezoelectric ceramic actuator | |
| Xu et al. | Precise motion control of a nanopositioning PZT microstage using integrated capacitive displacement sensors | |
| Yoon et al. | Compact size ultrasonic linear motor using a dome shaped piezoelectric actuator | |
| JP3318689B2 (ja) | 圧電セラミックアクチュエータの駆動方法 | |
| Smits et al. | Resonance and antiresonance of symmetric and asymmetric cantilevered piezoelectric flexors | |
| JP3313531B2 (ja) | 圧電/電歪膜型素子及びその製造方法 | |
| Huang et al. | Large stroke high fidelity PZN-PT single-crystal “Stake” actuator | |
| JP2000307164A (ja) | 薄板圧電素子、それを用いた圧電音響素子、圧電振動子、圧電アクチュエータ、圧電トランス及びそれを用いた冷陰極蛍光灯駆動回路 | |
| JP3807780B2 (ja) | 圧電セラミックアクチュエータ用線形駆動方法及びそれを適用した線形駆動回路 | |
| CN110906852B (zh) | 一种压电执行器输出位移的自感知方法 | |
| JP4892661B2 (ja) | 超音波モータ用振動子 | |
| Poikselkä et al. | Novel genetically optimised high-displacement piezoelectric actuator with efficient use of active material | |
| Furuta et al. | Precise positioning stage driven by multilayer piezo actuator using strain gauge | |
| Prabhu et al. | Design, fabrication, and testing of flexurally amplified piezo actuator | |
| JPH0320910B2 (ja) | ||
| CN110518829B (zh) | 一种压电双晶片电荷驱动电路 | |
| CN112197692B (zh) | 一种动态应变激励方法及装置 | |
| Juuti et al. | Poling conditions of pre-stressed piezoelectric actuators and their displacement | |
| Karanth et al. | Modeling of cantilever type piezoelectric polymer actuator | |
| JPH0786652A (ja) | 積層型電気・歪変換素子 | |
| JPH0191481A (ja) | ピエゾアクチュエータ | |
| JPH02299276A (ja) | 圧電磁器組成物 | |
| JP2018169311A (ja) | 磁気特性測定方法及び磁気特性測定装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020515 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090621 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100621 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100621 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110621 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110621 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120621 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120621 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130621 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140621 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |