JP3320557B2 - 連続的フィルムラミネート及び剥離システム - Google Patents
連続的フィルムラミネート及び剥離システムInfo
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Description
ート及び剥離システムに関し、特に、複製型、ホログラ
ム原版等の基板表面に型取りフィルム、感光材料フィル
ム、粘着フィルム等のフィルムを連続的に張り付け、剥
離するシステムに関する。
にあげて従来技術について説明する。従来、ホログラム
原版と感光材料とを密着させ、レーザー光を照射して、
原版からの回折光と入射光とを密着された感光材料中で
干渉させ、原版のホログラム像を感光材料中に記録する
ことにより、ホログラム原版を複製することが行われて
いる。この場合、感光材料の裏面反射成分による像の乱
れを防止するために、原版と感光材料間に屈折率がほぼ
等しい光学密着液を介在させ、密着性を良くして裏面反
射を防止して、ホログラム像を複製するようにしてい
る。
原版と感光材料との間に介在される光学密着液はドロド
ロした液体であり、その流動性、厚みのむら、振動等に
より均一な厚みにならず、特に、密着液の量が多い場合
には、その流動により良好なホログラムの複製ができな
いという問題があった。また、ホログラムの複製をクリ
ーンルームで行ったとしても、10μm以下のゴミが混
入する場合があり、ゴミが混入したまま複製を行うと、
ゴミ付近を中心として光学密着液の流動やゴミによるフ
ィルムの浮き上がりによって、複製に支障をきたすとい
う問題があった。
に、ゴミを埋め込んで複製欠陥の発生を抑制するクッシ
ョン層を用いた複製方法及び装置が考案されたが、耐久
性等の面でなお問題点があった。
みてなされたものであり、その目的は、感光材料フィル
ム等のフィルムをホログラム原版等の基板表面に連続的
に確実に密着し、剥離するシステムを提供することであ
る。
ラムの複製を例にあげて説明するが、その説明から明ら
かなように、本発明のシステムは、ホログラムの複製に
限定されず、レリーフ模様の複製、微小検体のサンプル
作製等に適用できることは明らかであろう。
うに、感光材料フィルム1をホログラム原版5上に屈折
率がほぼ等しい光学密着液6を介在させて密着させ、感
光材料フィルム1側(又は、後記するように、ホログラ
ム原版5側)からレーザー光7を入射させ、この光7と
原版5からの回折光8とを密着された感光材料フィルム
1中で干渉させて行われるが、ホログラム記録用のフォ
トポリマー等からなる感光材料フィルム1は、通常、支
持体フィルム3/感光材料2/支持体フィルム4の3層
構成となっており、密着の際、微小なゴミ9が混入する
と、ゴミ9付近を中心として光学密着液6の流動やゴミ
9によるフィルム1の浮き上がりによって、複製欠陥が
発生してしまう。
離して、粘弾性体である感光材料層2を露出させ、図1
(b)に示すように、この感光材料層2を直接原版5の
上に張り合わせることにより、層2中にゴミ粒子9等を
埋め込んで複製欠陥の発生を抑制することができる。
上にあったゴミ粒子等は粘着ローラー等により取り除く
ことが望ましく、また、支持体フィルム3剥離時に発生
する静電気によるゴミ粒子等の吸着を抑えるために、静
電気除去装置(イオン風吹き付け、コロナ放電等)を付
加することが望ましい。
ム3を剥離した感光材料フィルム1を直接原版ガラス
(通常は、ガラス支持)5上に張り合わせる際、気泡等
のだき込みはそのまま複製欠陥となるので、本発明に基
づいて、ローラーで感光材料フィルム1を上からしごき
ながら順次密着させる。圧着させるローラー径及びフィ
ルムのパスは、図2(a)に示すような系よりも、図2
(b)に示しように、ローラー10の径がより小さく、
フィルム1の巻き込み角θ、及び、原版ガラス5とフィ
ルム1との接触角θ′が大きな系の方が望ましい。すな
わち、ローラー10の径は100mmφ以下の小口径の
ものが望ましく、好ましくは50mmφ程度のものがよ
い。その際、ローラー10のたわみが生じる場合がある
ので、更にその上から大口径のローラーで圧力を加える
とよい。また、フィルム1の巻き込み角θも90°以上
が望ましく、ローラー10のプレス圧0.1kgf/c
m2以上、フィルム1の張力0.1kgf/cm以上
と、ローラー10のプレス圧、フィルム1の張力も大き
い方が望ましい。なお、図2において、ローラー10の
原版ガラス5との接触が平面になっているのは、ローラ
ー10に圧力が加わってつぶれるためである。
剥離した感光材料フィルム1を原版5上に直接張り合わ
せる際の気泡等のだき込みを防ぐために、ローラー10
で感光材料フィルム1を上からしごきながら順次密着さ
せる場合、図3(a)に示すように、原版5全面上に感
光材料フィルム1を密着させると、原版5の端縁5′に
対応する感光材料フィルム1の位置に力が集中してキズ
が付き、好ましくない。そこで、同図(b)に示すよう
に、原版5上の全面でなく、端縁5′を避けた中央領域
にのみ感光材料フィルム1を上記のようにローラー10
でしごきながら密着させる。そして、同図(b)に示す
ように、ローラー10のしごき方向の両端の密着してい
ない感光材料フィルム1を原版5から持ち上げてその表
面に対して微小な角度αをなすように保持する。このよ
うに感光材料フィルム1と原版5を張り付けると、気泡
等のだき込みがなく、かつ、原版5の端縁5′に対応す
る位置にキズが付かない。なお、上記角度αは、感光材
料フィルム1の感光材料層2の原版5に対する粘着力F
と感光材料フィルム1の張力fとによって、α<sin
-1(f/F)と決まるが、通常、2〜10°の範囲に設
定すると、感光材料フィルム1にキズが付かず、かつ、
原版5複製中に感光材料フィルム1が原版5から剥離す
ることもない。
るときには、入射光の裏面反射等のノイズを除去する目
的で、無反射コートガラス等を使用とすることが望まし
い。ホログラム原版5が反射型の場合は、図4(a)に
層構成を示すように、レーザー光7入射側から、無反射
コートガラス11、光学密着液12、支持体フィルム
4、感光材料2、ホログラム原版5、光吸収材料13の
順の層構成で、また、ホログラム原版5が透過型の場合
は、図4(b)に示すように、無反射コートガラス1
1、ホログラム原版5、感光材料2、支持体フィルム4
の順の層構成で光学複製を行うことが望ましい。ここ
で、支持体フィルム4は光吸収性フィルムもしくは無反
射コートフィルムを用いるとよい。なお、反射型の場合
は、光吸収材料13の代わりに無反射コートガラス11
を配置し、原版5透過光を裏面反射しないようにしても
よい。
って、紫外光のように感光材料2を感光させる電離放射
線を、感光材料2の複製すべき領域外に照射することに
より、トリミング処理(複製すべき領域外を充分感光さ
せ、レーザー光7による感光性を失わせる。)を行う電
離放射線マスキング装置を付加することが望ましい。具
体的には、図5(a)に示すように、トリミングマスク
14を感光材料フィルム1上に密着させて紫外光15で
露光する密着露光と、図5(b)のように、トリミング
マスク14を感光材料フィルム1から離して、紫外光源
16からの発散光17等により投影する投影露光とがあ
るが、圧着ローラー10(図2)や無反射コートガラス
11(図4)等のためのスペースを感光材料フィルム1
上に用意する都合上、投影露光の方が有利である。
学複製後、原版5から複製フィルム1を剥離する際、複
製フィルム1の粘着性を低下させるための電離放射線露
光照射装置が必要である。これは、前工程の電離放射線
マスキング装置からトリミングマスク14を取り外し
て、紫外光15又は17のみを使用するようにすればよ
い。なお、原版5自身の粘着性も低下させるため、原版
5の複製フィルム1が密着する表面をフッ素系離型剤、
シリコーン系離型剤等で予め離型処理をしておくことが
望ましい。
離する方法として、単にその一端を上側へ引き上げたの
では、面内に剥離の速度差が生じ、剥離が止まるか遅い
位置で剥離前線に沿ってスジ等の剥離ムラが発生してし
まい、折角良好になされた複製に欠陥が生じる。すなわ
ち、図6(a)に示すように、複製フィルム1の一端か
ら上側へ引き上げると、最初は図のの位置まで急激に
剥離され、その位置で剥離が一旦止まり、次に、今度は
図のの位置まで急激に剥離される。このような連続的
でない剥離が行われると、この場合、及びの位置の
複製フィルム1にスジが付いてしまう。これを抑えるた
めには、本発明に基づいて、図6(b)に示すように、
圧着時(図2)と同様に、ローラー18で複製フィルム
1を押さえながら順次剥離するのが望ましい。この場合
も、ローラー18の径は細い方が好ましく、圧着時に使
用したローラー10を逆回転で剥離用ローラー18とし
て用いてもよい。
感光材料2面が露出しているので、これを巻き取るに
は、感光材料2面側に保護シートを貼り合わせる必要が
ある。そのためには、図6(b)に示すように、一面に
接着層又は粘着層を有する保護フィルム20をローラー
18と反対に回転するローラー19を経て剥離された複
製フィルム1にその接着層又は粘着層を向けて貼り付け
るようにする。この場合、複製フィルム1に保護フィル
ム20を貼り合わせた後、その接着力を上げるために電
離放射線処理を必要とする場合があり、そのような場合
は、電離放射線照射装置を設ける必要がある。なお、保
護フィルム20を離型性の高いものとすることにより、
複製フィルム1をシールタイプにすることができる。
ム1としては通常長尺のものを使用し、これを原版5上
に間欠的に1コマの寸法にコマ間距離分加えた長さだけ
送り出しながら、複数の周期的な複製を行う。すなわ
ち、図7に示すように、複製フィルム1には、フィルム
長手方向寸法aのホログラム複製領域Aがコマ間間隔b
を置いて周期的に複製される。このような間欠送りによ
って原版5を複製する場合、露光前後のフィルム1は何
らかのニップローラー(ローラー対)によって搬送され
るのが通常であるが、原版5を複製する際、フィルム1
の送りが停止され、その間、フィルム1のニップローラ
ー停止位置にローラーの圧力が加わり続け、スジ状の凹
みができる。この凹みがホログラム領域Aに対応した位
置にできるとキズになり、好ましくない。
ップローラーR、R’の原版5中心線からフィルムパス
に沿う距離x、x’を次の関係を満たすように、露光前
後の全てのニップローラーR、R’の位置を設定すれ
ば、撮影中のフィルム1の送り停止に伴うスジ状の凹み
がホログラム領域A間のコマ間間隔に位置することにな
り、ホログラム領域Aを切り出したときの製品に何ら悪
影響がなくなる。なお、上記コマ間間隔bは、ニップロ
ーラーR、R’のニップ幅(スジ状の凹みの幅)より大
きくなるように選択すべきことは当然である。 n(a+b)+a/2<x,x’<n(a+b)+a/
2+b ただし、nはゼロ又は正の整数である。
ホログラム原版5を用いる場合、入射光の裏面反射等の
ノイズを除去するために、フィルム1のレーザー光7入
射側に、光学密着液(屈折率整合液)12を介して無反
射コートガラス11を密着させる。この屈折率整合液1
2がフィルム1の長手方向に広がって付着したままフィ
ルム送り方向に進むと、屈折率整合液12としては、通
常、キシレン、アイソパー、カーゲル標準屈折液等の溶
媒性のものが用いられるため、NBR系材質、IIRゴ
ム系材質等の材質からなる搬送ローラーに転移して、そ
の形状の変化、寸法の変化、硬度の変化を生起させ、フ
ィルム1にニップ跡が残る等の不具合が生じることにな
るので、これを防止しなければならない。また、フィル
ム1の裏面の感光材料層2にこのような屈折率整合液1
2が回り込むと、感光材料2を傷めるので、これも同様
に防止しなければならない。
ィルム進行方向に沿う断面図、同図(b)にフィルム横
断方向に沿う断面図、同図(c)に平面図を示すよう
に、無反射コートガラス11をフィルム1に押し付ける
前に、まず、原版5の両端近傍で有効複製領域外の原版
5に密着しているフィルム1上に、フィルム進行方向へ
広がる屈折率整合液12を止める障壁部材60、60を
軽く押し付ける。また、フィルム1の密着側の感光材料
層2に屈折率整合液12が回り込むのを防止するため
に、原版5のフィルム進行方向の両側面に沿ってその表
面に溝61、61を設け、原版5の両側面と溝61、6
1の間に土手部62、62を形成しておき、フィルム1
の両側縁が土手部62、62上に位置するようにする。
このようにすると、屈折率整合液供給管63から滴下さ
れた屈折率整合液12が溢れてフィルム1の感光材料層
2に回り込もうとしも、土手部62で阻止され、これを
乗り越えても、溝61に落ち込み、有効複製領域の感光
材料2には達せず、感光材料2を傷めることはなくな
る。
2が広がるのを止める障壁部材60、60については、
図3(b)のように、有効複製領域外のフィルム1を上
へ傾斜させる場合は、省くことができる。
広がり、回り込み防止策をとったフィルム1上に屈折率
整合液12を滴下するのに、図9(c)に明確に示した
ように、例えば、先端が2本以上に枝分かれしていて複
数の穴から同時に屈折率整合液12を滴下できる屈折率
整合液供給管63を用いると、滴下時間が短く効率良く
均等に屈折率整合液12を滴下できるので、望ましい。
反射コートガラス11を取り除き、そのままフィルム1
を巻き取りすると、残った屈折率整合液12が上記と同
様に搬送ローラーを傷め、感光材料2を駄目にし、ま
た、製品としても液体の屈折率整合液12が付着してい
ることは望ましくない。また、フィルム1から上方へ引
き離した無反射コートガラス11に屈折率整合液12が
付着し、これが原版5上に落下したり、フィルム1の不
所望の位置に落下することも防止しなければならない。
そこで、まず、無反射コートガラス11のフィルム1密
着面を予めフッ素系撥水処理剤、シリコーン系撥水処理
剤等で予め撥水処理をしておく。
液12は、図10に示すように、矢印で示すぬぐう方向
に凹状(弓形)の湾曲形状に形成されているスキージ
(ワイパー)64でぬぐい取るようにすることが望まし
い。この代わりに、スポンジを接触させて吸収してもよ
く、また、エアードクターでかき落としてもよい。そし
て、さらに残存する屈折率整合液12を乾燥させること
が望ましい。
及び剥離システムをホログラム複製装置に適用した場合
を例にあげて説明してきたが、本発明は、例えば原版5
として回折格子、フレネルレンズ等の凹凸レリーフ模様
を有するものとし、フィルム1として紫外線硬化樹脂層
等のレリーフ模様を複製できる樹脂層を有するものとし
て、その凹凸レリーフ模様を複製する装置に適用するこ
ともできる。また、原版5として平面基板を用い、その
上に微生物試料等の微小検体を載せ、また、フィルム1
として透明粘着層を有するものとして、その微小検体を
透明粘着層中に埋め込んでサンプルを作製する装置に適
用することもできる。
連続的フィルムラミネート及び剥離システムは、フィル
ムを供給するフィルム供給部、フィルム張り付け基体に
対して供給されたフィルムをローラーで上からしごきな
がら順次張り付けるフィルム張り付け部、フィルム張り
付け基体から張り付けられたフィルムをローラーで押さ
えながら一端から順次剥離するフィルム剥離部、剥離さ
れたフィルムを巻き取るフィルム巻き取り部からなるこ
とを特徴とするシステムである。
ーラーとフィルム剥離部におけるローラーとを兼用する
ように構成することもできる。
に積層されてなるものであり、フィルム供給部から供給
されたフィルムから支持フィルムを剥離する支持フィル
ム剥離部がフィルム供給部とフィルム張り付け部の間に
配置され、また、フィルム張り付け基体から剥離された
フィルムの剥離面に保護フィルムを順次貼り付ける保護
フィルム貼り付け部がフィルム剥離部とフィルム巻き取
り部の間に配置されていることが望ましい。
て、感光材料の両面を支持体フィルムで挟んでなる感光
材料フィルムを用い、フィルム張り付け基体として、被
複製ホログラム原版を用い、支持フィルム剥離部が感光
材料フィルムの被複製ホログラム原版側の支持体フィル
ムを剥離するように配置され、かつ、被複製ホログラム
原版に張り付けられた感光材料フィルムに被複製ホログ
ラム原版を光学的に複製するホログラム光学複製部を設
けることにより、良好なホログラム複製を行うことがで
きる。
グラム原版が、順に、離型剤層/カバーガラス/接着剤
層/ホログラム層/光吸収層/接着剤層/基材/光吸収
層の順、又は、離型剤層/カバーガラス/接着剤層/ホ
ログラム層/接着剤層/着色ガラスの順で一部もしくは
全部が積層されてなることが望ましい。
層が、それぞれ異なる回折波長あるいは回折角度を有す
る複数の層からなり、それら層の間及び上下の層との間
にバリア層が設けられているものであってもよい。
感光材料フィルムに付着した異物を取り除くためのクリ
ーニング用粘着ローラー、又は、静電気による異物付着
を防ぐ静電気除去装置の少なくとも一方を有することが
望ましい。
な複製と同時にもしくはそれに先立って、感光材料フィ
ルムに感光材料フィルムが感光する光をパターン状に照
射して、感光材料フィルムの感光性をパターン状に失わ
せるトリミング手段を設けることが望ましい。
複製後に、感光材料フィルムの被複製ホログラム原版へ
の粘着性を小さくする一様露光手段を設けるようにして
もよい。
着層を有する保護フィルムからなり、保護フィルム貼り
付け部において、この保護フィルムの接着層又は粘着層
をフィルム張り付け基体から剥離されたフィルムの剥離
面に向けて貼り付けるようにすることが望ましい。
巻き取り部の間に、保護フィルムに電離放射線を照射す
る電離放射線照射部を配置することもできる。
光材料フィルムを被複製ホログラム原版に張り付け後
に、感光材料フィルム面上に屈折率整合液を展開する屈
折率整合液展開手段と、展開された屈折率整合液上に透
明体を積層する透明体積層手段とを配置することが望ま
しい。この場合、屈折率整合液展開手段は、少なくとも
2つ以上の吐き出し口を有する屈折率整合液供給手段を
有することが望ましく、また、感光材料フィルム面上に
展開された屈折率整合液が必要箇所以外に広がったり回
り込むのを防止する屈折率整合液広がり回り込み防止手
段を有することが望ましい。さらに、透明体積層手段
は、透明体を感光材料フィルム面上に1点接触、1辺接
触、2辺接触、全面接触の順で接触させるようにその下
降を制御する手段を有することが望ましい。
フィルムを被複製ホログラム原版から順次剥離する前
に、感光材料フィルム面上に残っている屈折率整合液を
除去する手段を配置することが望ましく、また、屈折率
整合液除去後に感光材料フィルムを乾燥させる乾燥手段
を配置することが望ましい。
ム供給部、フィルム張り付け基体に対して供給されたフ
ィルムをローラーで上からしごきながら順次張り付ける
フィルム張り付け部、フィルム張り付け基体から張り付
けられたフィルムをローラーで押さえながら一端から順
次剥離するフィルム剥離部、剥離されたフィルムを巻き
取るフィルム巻き取り部からなるので、基体へフィルム
をラミネートするとき気泡等のだき込みがなく、また、
基体からフィルムを剥離するとき、スジ等の剥離ムラが
発生しない。したがって、本発明のシステムは、ホログ
ラム複製装置、凹凸レリーフ模様複製装置、微小検体サ
ンプル作製装置等に適したものである。
び剥離システムの実施例について説明する。この実施例
は、本発明をホログラム複製装置に適用した実施例であ
る。 〔実施例1〕図11に示すような光学系を用いて、リッ
プマンホログラム(反射型ホログラム)原版を撮影す
る。すなわち、Arレーザー21を用い、それから発振
された光はハーフミラー22で2つの光束に分割され、
一方の光はミラー23、レンズ24を経てピンホール2
5に集光され、ピンホール25から出射した発散光は感
光材料26の一方の側から斜めに入射される。また、分
割された他方の光は、ミラー27、28、レンズ29を
経てピンホール30に集光され、ピンホール30から出
射した発散光は感光材料26の他方の側から入射され、
両方の発散光束は感光材料26中で干渉し、その中に記
録される。感光材料26としては、米国デュポン社製O
mnidex−352ホログラフィック記録フィルムを
用いる。露光量は、Arレーザー21からの波長514
nmの光で30mJ/cm2 である。露光後、ホログラ
ムが記録された感光材料26に超高圧水銀灯で100m
J/cm2 の均一露光をし、ガラス板間に光学接着剤
(米国ノーランド社製NOA−61)で封止し、ホログ
ラム原版35とする。そして、このホログラム原版35
の複製用感光材料フィルムが密着される面をフッ素系離
型剤、シリコーン系離型剤等で離型処理をしておく。ま
た、図9(b)に示すように、ホログラム原版35(図
9では、5)の複製用感光材料フィルムが密着される面
のフィルム進行方向の両側面に沿ってその表面に溝6
1、61を設け、原版35(5)の両側面と溝61、6
1の間に土手部62、62を形成しておく。
にこのホログラム原版35を組み込む。この装置におい
て、複製用感光材料フィルム1として、同図(b)に
断面を示すように、支持体フィルム3/感光材料2/支
持体フィルム4の3層構成のOmnidex−352ホ
ログラフィック記録フィルムを用いる。また、保護フィ
ルム50として、同図(b)に断面を示すように、5
0μm厚PET(ポリエチレンテレフタレート)51/
1μm厚光学接着剤(米国ノーランド社製NOA−6
1)52/50μm厚PET53からなる保護フィルム
を用いる。
まず、複製用感光材料フィルム1がセットされた巻き出
しローラー31から送り出されたフィルム1は、粘着ロ
ーラーからなるクリーニングユニット44を通ってクリ
ーニングされ、貼り付け・剥離ヘッド32中の剥離ロー
ラー45により片面の支持体フィルム3を剥離する。剥
離された支持体フィルム3は巻き取りローラー33で巻
き取られる。一方、感光材料2面の露出したフィルム1
は、後記するような貼り付け・剥離ヘッド32の図の右
から左への移動及びホログラム原版35の上昇・下降に
より、原版35のガラス板中央領域上にラミネートされ
る。このとき、感光材料フィルム1の原版35両端での
持ち上げ角度α(図3(b))が2〜10°程度になる
ように、貼り付け・剥離ヘッド32の停止位置、ホログ
ラム原版35の上昇・下降タイミング、ガイドローラー
37の位置を設定する。
35上に、図9に示すような障壁部材60、60を横か
ら原版35上方に差し込んで、原版35(5)の両端近
傍で有効複製領域外に密着しているフィルム1上に軽く
押し付ける。そして、図9(c)に示すような、例えば
先端が2本以上に枝分かれしていて複数の穴から同時に
屈折率整合液(インデックスマッチング液)を滴下でき
る屈折率整合液供給管63を横から原版35上方に差し
込み、屈折率整合液としてキシレンを原版35に張り付
けられたフィルム1上に適量滴下し、その後、屈折率整
合液供給管63を退避させてから、泡を抱き込まないよ
うに注意深く無反射コートガラス34(11)をその上
に被せる。無反射コートガラス34の被せ方について
は、後でさらに詳細に説明する。なお、無反射コートガ
ラス34の屈折率整合液接触面は予めフッ素系撥水処理
剤、シリコーン系撥水処理剤等で撥水処理されている。
外光48をクロムトリミングマスク36を通して投影露
光することにより、感光材料2のラミネート領域の中心
部のみを遮光し、それ以外の周囲部分に30mJ/cm
2 の量で露光して感光性を失わせ、トリミング(マスキ
ング)を行う。
47をフィルム1側から原版35に照射し(照射量:3
0mJ/cm2 )て複製を行う。
ィルム1から剥離し、その間に、図10に示したよう
に、矢印のぬぐい方向に凹状(弓形)に湾曲しているス
キージ(ワイパー)64を差し込み、フィルム1上に軽
く押し付けて矢印方向に拭うことにより屈折率整合液を
クリーニングし、さらに残存する屈折率整合液を加熱空
気で乾燥させる。
ド32の今度は図の左から右への移動及びホログラム原
版35の上昇・下降により、複製フィルム1を剥離し、
フィルム1を1コマ分足すコマ間隔分の長さ送り出す。
そのとき、複製フィルム1の感光材料2面側に、接着層
52付き保護フィルム50をラミネートローラー38で
貼り合わせる。この際、巻き出しローラー40から供給
される保護フィルム50のカバーシート51(50μm
厚PET)は、剥離ローラー39で剥離され、巻き取り
ローラー41に巻き取られる。
ルム1は、紫外線照射器42に入り、超高圧水銀灯から
の紫外光を100mJ/cm2 の量露光された後、巻き
取りローラー43に巻き取られる。なお、剥離ローラー
45及び39で発生する静電気を除去するために、それ
ぞれの位置に帯電防止装置が取り付けられている。
の原版35中心線からフィルム1のパスに沿う距離x
は、図8の関係に従って、 n(a+b)+a/2<x<n(a+b)+a/2+b の関係を満たすように設定される。ここで、aは1回の
複製で形成されるホログラム記録領域のフィルム1進行
方向の寸法(1コマの寸法)、bは各ホログラム記録領
域間のフィルム1進行方向の間隔、nはゼロ又は正の整
数である。このような関係を満足させることができるよ
うに、各ニップローラー45、38は、フィルム1のパ
スに沿う方向に位置調節可能に構成されている。
〜における感光材料フィルム1、保護フィルム50
及びそれらを貼り合わせた状態の層構成は、同図(b)
のようになっている。なお、シートにカットした最終製
品のカバーシート53を剥離することにより、ホログラ
ムシールとして物品に接着することができる。
の貼り付け・剥離ヘッド32の移動及びホログラム原版
35の上昇・下降により、複製フィルム1をホログラム
原版35にラミネエートし、剥離する動作を詳しく説明
する。貼り付け・剥離ヘッド32には、剥離ローラー4
5と貼り付け・剥離共用ローラー46とが取り付けられ
ており、剥離ローラー45を経て複製用感光材料フィル
ム1は支持体フィルム3と感光材料2/支持体フィルム
4(以後、フィルムと言う。)に分離され、フィルム
は貼り付け・剥離共用ローラー46を経てガイドロー
ラー37へ導かれる。この貼り付け・剥離共用ローラー
46とガイドローラー37の間のフィルムが原版35
にラミネエートされ、複製され、原版35から剥離され
る。そして、貼り付け・剥離ヘッド32には、図の左右
に移動させる不図示のヘッド左右移動機構が設けてあ
り、また、ホログラム原版35は不図示の原版上下移動
機構上に取り付けられる。
5にフィルムをラミネエートするために、原版35は
下降位置に位置させ、その原版35を外れた右上方に貼
り付け・剥離ヘッド32を移動させる。
ルム1とフィルムを固定し(巻き出しローラー31、
巻き取りローラー43を固定し)た状態で、貼り付け・
剥離共用ローラー46が原版35の右端縁を通過した位
置に来るまで貼り付け・剥離ヘッド32を左側へ移動す
る。その際、支持体フィルム3は貼り付け・剥離ヘッド
32の移動速度の2倍の速度で巻き取る。
付け・剥離共用ローラー46が原版35の右端縁を通過
し原版35の上に位置する状態で、原版35を上昇さ
せ、貼り付け・剥離共用ローラー46に押し付ける。そ
して、貼り付け・剥離共用ローラー46を押し付けた状
態で貼り付け・剥離ヘッド32を左側へ移動し続け、フ
ィルムの原版35へのラミネエートを開始する。
離共用ローラー46が原版35の左端縁に達する直前ま
で貼り付け・剥離ヘッド32を左側へ移動し、フィルム
の原版35へのラミネエートを完了する。
付け・剥離共用ローラー46が原版35の左端縁直前位
置にある状態で、原版35を下降させ、貼り付け・剥離
共用ローラー46を原版35から離す。
付け・剥離ヘッド32をさらに左側へ移動させ、貼り付
け・剥離ヘッド32が原版35を外れた左上方に来るよ
うにし、その位置で貼り付け・剥離ヘッド32の移動を
停止する。この状態においては、フィルムは図3
(b)に示すように、原版35上の全面でなく、両端を
避けた中央領域にのみラミネエートされ、両端の密着し
ていないフィルムを原版35から持ち上げてその表面
に対して微小な角度αをなすように保持される。この角
度αは、上記のように、2〜10°程度にされる。
に、屈折率整合液を介して無反射コートガラス34を被
せ、トリミングを行い、原版35の複製露光を行い、無
反射コートガラス34を剥離し、屈折率整合液をクリー
ニング・乾燥させる。
工程を経て、原版35からフィルムを剥離する。すな
わち、図14(8)に示すように、貼り付け・剥離ヘッ
ド32を右側へ移動させ、貼り付け・剥離共用ローラー
46が原版35の左端縁を通過し原版35の上に位置す
る状態に持ってくる。この際、フィルム1とフィルム
は固定したままで、支持体フィルム3は、今度は貼り付
け・剥離ヘッド32の移動速度の2倍の速度で送り出
す。
態で原版35を上昇させ、貼り付け・剥離共用ローラー
46に押し付ける。そして、貼り付け・剥離共用ローラ
ー46を押し付けた状態で貼り付け・剥離ヘッド32を
右側へ移動し続け、フィルムの原版35からの剥離を
開始する。
剥離共用ローラー46が原版35の右端縁に達する直前
まで貼り付け・剥離ヘッド32を右側へ移動し、フィル
ムの原版35からの剥離を完了する。
り付け・剥離共用ローラー46が原版35の右端縁直前
位置にある状態で、原版35を下降させ、貼り付け・剥
離共用ローラー46を原版35から離す。
り付け・剥離ヘッド32をさらに右側へ移動させ、貼り
付け・剥離ヘッド32が原版35を外れた右上方に来る
ようにし、その位置で貼り付け・剥離ヘッド32の移動
を停止する。そして、この状態において、巻き出しロー
ラー31からフィルム1を1コマとコマ間間隔の寸法
(図7の(a+b))だけ送り出し、フィルム3、フィ
ルムを同じ距離だけ、巻き取りローラー33、43で
巻き取る。そして、図13(1)の工程に戻り、次の複
製を行う。
35にラミネエートし、剥離する工程の説明であった
が、次に、原版35に貼り付けられたフィルム1上に屈
折率整合液を滴下して、泡を抱き込まないように無反射
コートガラス34をその上に被せる方法について、図1
6〜図17を参照にして詳しく説明する。
ガラス34には、これを上下させる無反射コートガラス
上下移動機構66が取り付けられている。具体的には、
図の場合、無反射コートガラス34の四隅にエアーシリ
ンダーによって独立に上下できるロッド67がユニバー
サルジョイント68を介して取り付けられている。原版
35上に複製用感光材料フィルム1(厳密には、図12
(b)のの状態のフィルム1)をラミネートすると
き、無反射コートガラス上下移動機構66は原版35上
から退避されており、フィルム1のラミネートが完了す
ると、無反射コートガラス上下移動機構66は原版35
面上に移動する。この状態で、無反射コートガラス34
は上昇位置に保持される。そして、屈折率整合液供給管
63を横から原版35上方に差し込み、屈折率整合液1
2を原版35に張り付けられたフィルム1面上に適量滴
下し、その後、屈折率整合液供給管63を退避させる。
コートガラス上下移動機構66を動作させ、まず、無反
射コートガラス34の一隅のみがラミネートされたフィ
ルム1に接触するように無反射コートガラス34をゆっ
くり下降させる。このとき、この位置には、先の屈折率
整合液が滴下されている。これは、一度に無反射コート
ガラス34全体が下降すると、屈折率整合液12中に気
泡を抱き込んでしまい複製欠陥となるのを防ぐためであ
る。
射コートガラス34の隣接する他の一隅をゆっくり下降
させ、接触が1点接触から1辺接触となるようにする。
率整合液12をフィルム1の幅方向へ展開させるよう
に、接触していない残り2隅の中の1隅をゆっくり下降
させて接触させる。このとき、無反射コートガラス34
は3次元的に撓むことになるが、その歪量は、無反射コ
ートガラス34及びその支持枠の弾性の許す範囲内のわ
ずかな量で充分である。具体的には、300mm×40
0mm×5mmの無反射コートガラス34で撓み量は1
〜2mm程度である。
た1隅を接触させ、気泡を抱き込まずに、原版/被複製
フィルム/屈折率整合液/無反射コートガラスの順に積
層させて、複製露光用積層体を完成させる。
用いると、ゴミ、気泡等の異物による複製欠陥の発生が
なく、また、剥離ムラのない良好な複製ホログラムを連
続的に効率よく作製することができる。
用いて、フルカラーリップマンホログラム(反射型ホロ
グラム)原版を作製する。まず、1mm厚ガラス(原版
保護ガラス)に米国デュポン社製Omnidex−70
5ホログラフィック記録フィルムをカバーシートを剥離
してラミネートし、その後、そのホログラフィック記録
フィルムのベースシートを剥離して、その面上に5μm
厚PVA(ポリビニルアルコール)フィルム(無延伸の
ものが望ましい。)をラミネートし、その積層体をイン
デックスマッチング液(キシレンが望ましい。)を介し
て無反射コート処理を施したガラス2枚で挟み込み、撮
影乾板(感光材料)26として、図示の位置にセットす
る。光学系は図11の場合とほぼ同様であるが、この場
合はフルカラーのホログラムを撮影するため、3つのレ
ーザーを用いる。すなわち、R用光源としてKrレーザ
ー71(647nm)を、G用光源としてArレーザー
を励起用レーザー74とした色素レーザー72(576
nm)を、B用光源としてArレーザー73(458n
m)を用い、これらからのレーザー光を1つの光路に合
成するために、全反射ミラー75及びダイクロイックミ
ラー76、77を用いる。図示の配置の場合、ダイクロ
イックミラー76は裏面に無反射コートを施した赤色狭
帯域ミラーであり、ダイクロイックミラー77は裏面に
無反射コートを施した波長500nm以上の光のみを選
択的に反射するミラーであるが、レーザー71〜73の
配置は図示のものに限定されず変更可能であり、その場
合、全反射ミラー75、ダイクロイックミラー76、7
7の配置及び反射帯域は変更する必要がある。
(647nm)のみを使用してホログラムを記録する。
露光エネルギーは30mJ/cm2 で、露光後、超高圧
水銀灯で100mJ/cm2 の均一露光をする。次に、
無反射コートガラス2枚を取り外し、インデックスマッ
チング液を乾燥させた後、PVA膜面上に、前記と同様
の方法でOmnidex−705、PVA層を順次積層
し、再度無反射ガラス2枚で挟み込み、撮影乾板26と
する。
m)に切り換え、同様に30mJ/cm2 均一露光し、
超高圧水銀灯の均一露光をする。さらに、同様の工程を
繰り返し、レーザー光をArレーザー光(458nm)
に切り換え、3回目の露光を行う。均一露光後、無反射
ガラスを外し、インデックスマッチング液を乾燥後、そ
の面に10mm厚の原版基板ガラスを光学接着剤(米国
ノーランド社製NOA−61)を介して接着する。
ー(SSPスプレー黒、アトム化学塗料(株)製)を均
一に塗布、乾燥し、ハレーション防止層とする。また、
原版保護ガラス表面は、シリコーン系離型剤(KE42
TS’、信越シリコーン(株)製)を塗布し離型層とす
る。これを被複製原版35とする。
ラム原版35(図9では、5)の複製用感光材料フィル
ムが密着される面のフィルム進行方向の両側面に沿って
その表面に溝61、61を設け、原版35(5)の両側
面と溝61、61の間に土手部62、62を形成してお
く。
にこのホログラム原版35を組み込む。この装置におい
て、複製用感光材料フィルム1として、同図(b)に
断面を示すように、支持体フィルム3/感光材料2/支
持体フィルム4の3層構成のOmnidex−705ホ
ログラフィック記録フィルムを用いる。また、保護フィ
ルム50として、同図(b)に断面を示すように、5
0μm厚PET(ポリエチレンテレフタレート)51/
1μm厚光学接着剤(米国ノーランド社製NOA−6
1)52/50μm厚PET53からなる保護フィルム
を用いる。
まず、複製用感光材料フィルム1がセットされた巻き出
しローラー31から送り出されたフィルム1は、粘着ロ
ーラーからなるクリーニングユニット44を通ってクリ
ーニングされ、貼り付け・剥離ヘッド32中の剥離ロー
ラー45により片面の支持体フィルム3を剥離する。剥
離された支持体フィルム3は巻き取りローラー33で巻
き取られる。一方、感光材料2面の露出したフィルム1
は、図13〜図15で説明したような貼り付け・剥離ヘ
ッド32の図の右から左への移動及びホログラム原版3
5の上昇・下降により、原版35のガラス板中央領域上
にラミネートされる。このとき、感光材料フィルム1の
原版35両端での持ち上げ角度α(図3(b))が2〜
10°程度になるように、貼り付け・剥離ヘッド32の
停止位置、ホログラム原版35の上昇・下降タイミン
グ、ガイドローラー37の位置を設定する。
35上に、図9に示すような障壁部材60、60を横か
ら原版35上方に差し込んで、原版35(5)の両端近
傍で有効複製領域外に密着しているフィルム1上に軽く
押し付ける。そして、図9(c)に示すような、例えば
先端が2本以上に枝分かれしていて複数の穴から同時に
屈折率整合液(インデックスマッチング液)を滴下でき
る屈折率整合液供給管63を横から原版35上方に差し
込み、屈折率整合液としてキシレンを原版35に張り付
けられたフィルム1上に適量滴下し、その後、屈折率整
合液供給管63を退避させてから、図16、図17で説
明したように、泡を抱き込まないように注意深く無反射
コートガラス34をその上に被せる。なお、無反射コー
トガラス34の屈折率整合液接触面は予めフッ素系撥水
処理剤、シリコーン系撥水処理剤等で撥水処理されてい
る。
外光48をクロムトリミングマスク36を通して投影露
光することにより、感光材料2のラミネート領域の中心
部のみを遮光し、それ以外の周囲部分に30mJ/cm
2 の量で露光して感光性を失わせ、トリミング(マスキ
ング)を行う。
光、Krレーザー光、色素レーザー光47をフィルム1
側から原版35に順に照射し(照射量:30mJ/cm
2 )て複製を行う。
ィルム1から剥離し、その間に、図10に示したよう
に、矢印のぬぐい方向に凹状(弓形)に湾曲しているス
キージ(ワイパー)64を差し込み、フィルム1上に軽
く押し付けて矢印方向に拭うことにより屈折率整合液を
クリーニングし、さらに残存する屈折率整合液を加熱空
気で乾燥させる。
り付け・剥離ヘッド32の今度は図の左から右への移動
及びホログラム原版35の上昇・下降により、複製フィ
ルム1を剥離し、フィルム1を1コマ分足すコマ間隔分
の長さ送り出す。そのとき、複製フィルム1の感光材料
2面側に、接着層52付き保護フィルム50をラミネー
トローラー38で貼り合わせる。この際、巻き出しロー
ラー40から供給される保護フィルム50のカバーシー
ト51(50μm厚PET)は、剥離ローラー39で剥
離され、巻き取りローラー41に巻き取られる。
ルム1は、紫外線照射器42に入り、超高圧水銀灯から
の紫外光を100mJ/cm2 の量露光された後、巻き
取りローラー43に巻き取られる。なお、剥離ローラー
45及び39で発生する静電気を除去するために、それ
ぞれの位置に帯電防止装置が取り付けられている。
の原版35中心線からフィルム1のパスに沿う距離x
は、図8の関係に従って、 n(a+b)+a/2<x<n(a+b)+a/2+b の関係を満たすように設定される。ここで、aは1回の
複製で形成されるホログラム記録領域のフィルム1進行
方向の寸法(1コマの寸法)、bは各ホログラム記録領
域間のフィルム1進行方向の間隔、nはゼロ又は正の整
数である。このような関係を満足させることができるよ
うに、各ニップローラー45、38は、フィルム1のパ
スに沿う方向に位置調節可能に構成されている。
〜における感光材料フィルム1、保護フィルム50
及びそれらを貼り合わせた状態の層構成は、同図(b)
のようになっている。なお、シートにカットした最終製
品のカバーシート53を剥離することにより、ホログラ
ムシールとして物品に接着することができる。
及び剥離システムをホログラム複製装置に適用した実施
例について説明してきたが、本発明はこの実施例に限定
されず種々の変形が可能であると共に、その他の種々の
用途に適用可能である。
の連続的フィルムラミネート及び剥離システムにおいて
は、フィルムを供給するフィルム供給部、フィルム張り
付け基体に対して供給されたフィルムをローラーで上か
らしごきながら順次張り付けるフィルム張り付け部、フ
ィルム張り付け基体から張り付けられたフィルムをロー
ラーで押さえながら一端から順次剥離するフィルム剥離
部、剥離されたフィルムを巻き取るフィルム巻き取り部
からなるので、基体へフィルムをラミネートするとき気
泡等のだき込みがなく、また、基体からフィルムを剥離
するとき、スジ等の剥離ムラが発生しない。したがっ
て、本発明のシステムは、ホログラム複製装置、凹凸レ
リーフ模様複製装置、微小検体サンプル作製装置等に適
したものである。
る。
するための図である。
縁でキズが付く様子及びそれを防ぐ方法を説明するため
の図である。
説明するための図である。
めの図である。
置を示す図である。
るための図である。
成と屈折率整合液が広がり裏面へ回り込むのを防止する
構成を説明するための図である。
するための図である。
影光学系の構成を示す図である。
置の構成を示す図である。
ログラム原版へのラミネエート・剥離工程を説明するた
めの一部の工程図である。
る。
トガラスを被せる方法を説明するための一部の工程図で
ある。
撮影光学系の構成を示す図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 フィルムを供給するフィルム供給部、フ
ィルム張り付け基体に対して供給されたフィルムをロー
ラーで上からしごきながら順次張り付けるフィルム張り
付け部、フィルム張り付け基体から張り付けられたフィ
ルムをローラーで押さえながら一端から順次剥離するフ
ィルム剥離部、剥離されたフィルムを巻き取るフィルム
巻き取り部からなり、 前記フィルムは支持フィルムが一面に積層されてなるも
のであり、前記フィルム供給部から供給されたフィルム
から前記支持フィルムを剥離する支持フィルム剥離部が
前記フィルム供給部と前記フィルム張り付け部の間に配
置され、また、前記フィルム張り付け基体から剥離され
たフィルムの剥離面に保護フィルムを順次貼り付ける保
護フィルム貼り付け部が前記フィルム剥離部と前記フィ
ルム巻き取り部の間に配置されており、 かつ、前記フィルムが感光材料の両面を支持体フィルム
で挟んでなる感光材料フィルムからなり、前記フィルム
張り付け基体が被複製ホログラム原版からなり、前記支
持フィルム剥離部が前記感光材料フィルムの被複製ホロ
グラム原版側の支持体フィルムを剥離するように配置さ
れ、かつ、前記被複製ホログラム原版に張り付けられた
前記感光材料フィルムに前記被複製ホログラム原版を光
学的に複製するホログラム光学複製部が設けられている
ことを特徴とする連続的フィルムラミネート及び剥離シ
ステム。 - 【請求項2】 前記被複製ホログラム原版が、順に、離
型剤層/カバーガラス/接着剤層/ホログラム層/光吸
収層/接着剤層/基材/光吸収層の順、又は、離型剤層
/カバーガラス/接着剤層/ホログラム層/接着剤層/
着色ガラスの順で一部もしくは全部が積層されてなるこ
とを特徴とする請求項1記載の連続的フィルムラミネー
ト及び剥離システム。 - 【請求項3】 前記被複製ホログラム原版のホログラム
層が、それぞれ異なる回折波長あるいは回折角度を有す
る複数の層からなり、それら層の間及び上下の層との間
にバリア層が設けられていることを特徴とする請求項1
記載の連続的フィルムラミネート及び剥離システム。 - 【請求項4】 前記フィルム供給部から供給される前記
感光材料フィルムに付着した異物を取り除くためのクリ
ーニング用粘着ローラー、又は、静電気による異物付着
を防ぐ静電気除去装置の少なくとも一方を有することを
特徴とする請求項1記載の連続的フィルムラミネート及
び剥離システム。 - 【請求項5】 前記ホログラム光学複製部での光学的な
複製と同時にもしくはそれに先立って、前記感光材料フ
ィルムに前記感光材料フィルムが感光する光をパターン
状に照射して、前記感光材料フィルムの感光性をパター
ン状に失わせるトリミング手段が設けられていることを
特徴とする請求項1記載の連続的フィルムラミネート及
び剥離システム。 - 【請求項6】 前記ホログラム光学複製部での光学的な
複製後に、前記感光材料フィルムの前記被複製ホログラ
ム原版への粘着性を小さくする一様露光手段が設けられ
ていることを特徴とする請求項1記載の連続的フィルム
ラミネート及び剥離システム。 - 【請求項7】 前記保護フィルムが一面に接着層又は粘
着層を有する保護フィルムからなり、前記保護フィルム
貼り付け部において、前記保護フィルムの接着層又は粘
着層を前記フィルム張り付け基体から剥離されたフィル
ムの剥離面に向けて貼り付けることを特徴とする請求項
1記載の連続的フィルムラミネート及び剥離システム。 - 【請求項8】 前記保護フィルム貼り付け部と前記フィ
ルム巻き取り部の間に、前記保護フィルムに電離放射線
を照射する電離放射線照射部が配置されていることを特
徴とする請求項1記載の連続的フィルムラミネート及び
剥離システム。 - 【請求項9】 前記フィルム張り付け部において、前記
感光材料フィルムを前記被複製ホログラム原版に張り付
け後に、前記感光材料フィルム面上に屈折率整合液を展
開する屈折率整合液展開手段と、展開された屈折率整合
液上に透明体を積層する透明体積層手段とを配置したこ
とを特徴とする請求項1記載の連続的フィルムラミネー
ト及び剥離システム。 - 【請求項10】 前記屈折率整合液展開手段が、少なく
とも2つ以上の吐き出し口を有する屈折率整合液供給手
段を有することを特徴とする請求項9記載の連続的フィ
ルムラミネート及び剥離システム。 - 【請求項11】 前記屈折率整合液展開手段が、前記感
光材料フィルム面上に展開された屈折率整合液が必要箇
所以外に広がったり回り込むのを防止する屈折率整合液
広がり回り込み防止手段を有することを特徴とする請求
項9又は10記載の連続的フィルムラミネート及び剥離
システム。 - 【請求項12】 前記透明体積層手段が、前記透明体を
前記感光材料フィルム面上に1点接触、1辺接触、2辺
接触、全面接触の順で接触させるようにその下降を制御
する手段を有することを特徴とする請求項9記載の連続
的フィルムラミネート及び剥離システム。 - 【請求項13】 前記フィルム剥離部において、前記感
光材料フィルムを前記被複製ホログラム原版から順次剥
離する前に、前記感光材料フィルム面上に残っている屈
折率整合液を除去する手段を配置したことを特徴とする
請求項1記載の連続的フィルムラミネート及び剥離シス
テム。 - 【請求項14】 屈折率整合液除去後に前記感光材料フ
ィルムを乾燥させる乾燥手段を配置したことを特徴とす
る請求項13記載の連続的フィルムラミネート及び剥離
システム。
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| JP5-212954 | 1994-06-10 | ||
| JP12900494 | 1994-06-10 | ||
| JP6-129004 | 1994-06-10 | ||
| JP17126194A JP3320557B2 (ja) | 1993-08-27 | 1994-07-22 | 連続的フィルムラミネート及び剥離システム |
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- 1994-07-22 JP JP17126194A patent/JP3320557B2/ja not_active Expired - Lifetime
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