JP3325112B2 - 乗物用座席 - Google Patents
乗物用座席Info
- Publication number
- JP3325112B2 JP3325112B2 JP06754694A JP6754694A JP3325112B2 JP 3325112 B2 JP3325112 B2 JP 3325112B2 JP 06754694 A JP06754694 A JP 06754694A JP 6754694 A JP6754694 A JP 6754694A JP 3325112 B2 JP3325112 B2 JP 3325112B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- backrest
- support
- arm
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 claims description 4
- 239000011151 fibre-reinforced plastic Substances 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 16
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 8
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 230000009471 action Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
Description
床上に設置される乗物用座席に関し、特に、背当が座部
に対してリクライニングされる乗物用座席に関するもの
である。
は、特に不特定多数の人が利用する列車やバス等の乗物
に適用されることが一般化されてきており、利用者は背
当を自分の好みの傾斜位置にリクライニングさせること
により、快適な旅または移動が行えるようになってきて
いる。
は、「座部の後部に背もたれ部を立設した車両における
座席機構において、座部の先端を枢軸によって上下方向
に回動自在に軸支するとともに、その後端を上方に隆起
可能としたことを特徴とする車両における座席構造」が
提案されており、この座席構造によれば、背もたれ部を
倒したときに、座部の全体を持ち上げて比較的フラット
な面を背もたれ部と座部とによって形成することができ
るものではあるが、利用者の体格等に応じた自由な姿勢
調整をすることはできなかったものである。換言すれ
ば、この実開平1−68947号公報にて提案されてい
る座席構造は、背もたれ部の倒伏に伴って、座部を略水
平状に持ち上げてその上面が背もたれ部の上面とにより
一定の面を形成するようにしたものであり、人の体重が
最も多く掛る部分を沈み込ませるものではなく、しかも
人が体を屈曲する場合の中心点(ヒップポイント)を考
慮して座席からのズレを積極的に防止しようとしている
ものではないのである。
いては、乗物が長距離走行をするようになってきたこ
と、利用者は種々な体格を有していること等によって、
背当が単にリクライニングするだけでは不十分で、次の
ような要求がなされてきているのである。
部の後部が沈み込むようにすると、利用者の身体全体が
前方にズレないようにすることができて有利なのである
が、座部の沈み込みを余り大きくすると、使用者の身体
のバランスがくずれて、安楽な姿勢をとることができな
い。このため、背当のリクライニングに応じた最適な座
部の沈み込みを設定することが要求されているのであ
る。
る必要があること等の理由から、座席全体を支持してい
る支持台の前面より突出された状態にあり、かつ上述し
た座部後部の沈み込みは支持台の前方上端を中心とする
回動によって行わざるを得ないものである。そうなる
と、座部の後部を沈み込ませたとき、座部の前部は逆に
上昇することになる。座部の上昇した前部は、利用者の
脚に当って不快感を与えるものとなるから、できればこ
の上昇した前部を下げたいという要求があるのである。
端は、その上面が利用者の脚に直接当接する部分であ
り、しかも、この種の乗物用座席は、不特定多数の人が
利用できるように、ある平均的な体格の人を想定して設
計・製造されているものである。従って、その想定され
た体格から大きく外れた体格を有している人にとって
は、この種の乗物用座席は身体に合わないことになり、
特に座部の先端が脚の下面に当ることは、前述した座部
の後部の沈み込みを行った際には、不愉快極まることに
なるのである。このため、座部の先端については、上記
(2)で述べた座部の前部の調整とは別に、その調整を
行うことができるようにするという要求があるのであ
る。
グ可能な背当は、座部とは別体に形成されることが多い
のであるが、両者が別体であれば、その製造に多くの材
料や手間を必要とすることになり、全体のコストが高く
なることは当然である。また、背当や座部内にはクッシ
ョン材を入れて、これによって緩衝作用や種々な体型へ
の対応をすることが行われているのであるが、緩衝作用
や体型対応を十分なものとするには、クッション材の量
を多くしたり、複雑な構造のクッション構造を採用しな
ければならず、この点からもコストを上昇させることに
なっていたのである。つまり、この種の乗物用座席を製
造する側からは、比較的簡単な構造で、あらゆる体格の
利用者にも十分なクッション作用を果せて、安価に製造
できる構造が要求されているのである。
に対応できる座席とするにはどうしたらよいかについて
種々改良を加えるべく検討をしてきた結果、本発明を完
成したのである。
基づいてなされたもので、その解決しようとする課題
は、背当をリクライニングすることのできる乗物用座席
についての、利用者の体格に対応したさらなる調整を可
能にすることである。
ところは、体格が一般的な人と異なっていてもそれに応
じた調整を行うことができ、一般的な体格の人でも自己
の最適な安楽状態を自由に調整することができる乗物用
座席を簡単な構造によって提供することにある。
めに、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、実施
例において、使用する符号を付して説明すると、「乗物
の床上に固定される支持台10に支持されて、座部20
に対して背当30をリクライニングするようにした乗物
用座席100において、座部20を構成する左右の支持
アーム21・21の前端を支持台10側の前方支持扞1
1に傾動可能に支持するとともに、これら両支持アーム
21・21の後部間に略水平状に架け渡した後方支持扞
22に一端を連結した第一フリーロック装置51の他端
を支持台10側に連結し、各支持アーム21の後端部
に、背当30のフレーム31の下端を連結軸32を介し
て回動自在に連結するとともに、この背当フレーム31
の少なくとも一側下端に先端が連結軸32よりも下方に
延びる補助アーム33を一体的に連結し、かつ、この補
助アーム33の下端に規制リンク40の一端を連結し、
この規制リンク40の他端を支持台10側に回動自在に
連結したことを特徴とする乗物用座席100」である。
100は、座部20を構成している支持アーム21に背
当30側のフレーム31の下端を連結するとともに、座
部20側の両支持アーム21間の略水平状に架け渡した
後方支持杆22を、第一フリーロック装置51を介して
支持台10側に連結したものであり、背当30のリクラ
イニングとともに、座部20の後部を沈み込ませるよう
にしたものである。
は、その背当30を構成しているフレーム31の一側
に、フレーム31と座部20側の支持アーム21との連
結を行っている回動軸32よりも下方に突出する補助ア
ーム33を一体的に設け、この補助アーム33に、支持
台10側に固定的に支持された連結軸12に一端を連結
した規制リンク40の他端を連結したものであり、この
規制リンク40によって背当30側の補助アーム33の
回動範囲を規制するようにしたものである。このよう
に、補助アーム33の下端の回動範囲を規制リンク40
によって規制することにより、結果として、背当30の
リクライニングは、座部20の後部の沈み込み量に比較
して大きくされるものである。
手段は、同様に、「乗物の床上に固定される支持台10
に支持されて、座部20に対して背当30をリクライニ
ングするようにした乗物用座席100において、座部2
0を構成する左右の支持アーム21・21の前端を支持
台10側の前方支持扞11に傾動可能に支持するととも
に、これら両支持アーム21・21とは別体に形成され
て、前方支持扞11にこれよりも前方に延出して座部2
0の前部20Aを構成する座部アーム60を回動可能に
連結して、この座部アーム60と一体的な取付部61に
第二フリーロック装置52の他端を支持アーム21の後
部下面側に連結したことを特徴とする乗物用座席10
0」である。
100は、座部20の前部20Aを支持台10の前面か
ら前方に突出するように構成したものであり、この前部
20Aの角度を、第二フリーロック装置52の操作によ
って自由に変えられるようにしたものである。そのため
に、この乗物用座席100においては、前方に向けて突
出する座部アーム60を座部20の支持アーム21とは
別体に形成して、この座部アーム60を支持台10の前
方支持杆11に回動可能に連結するとともに、この座部
アーム60と一体的な取付部61と、座部20側の支持
アーム21の後方下面に一体化した連結部材23との間
に、第二フリーロック装置52を介装したものである。
請求項2に係る乗物用座席100における座部アーム6
0の先端に、更に調整部材70を回動可能に連結したも
のである。この調整部材70は、その座部アーム60の
連結部における摩擦力によって支持されるものあり、こ
れをその表面側になる座部20の表装材上から使用者が
掴んで回動させることにより、その座部アーム60に対
する角度を調整するようにしたものである。
請求項4に係る発明の採った手段は、実施例において使
用する符号を付して説明すると、「乗物の床上に固定さ
れる支持台10に支持されて、座部20に対して背当3
0をリクライニングするようにした乗物用座席100に
おいて、繊維強化製プラスチックにより、断面略L字状
に一体成形したクッション板80の全体を、背当30及
び座部20内に収納するとともに、このクッション板8
0の前端を、支持台10の前方上部に位置する前方支持
扞11上に回動可能に載置して、クッション板80の後
部上端に連結棒81を略水平状となるように一体化し、
この連結棒81の両端を、背当30側に固定した案内板
34の長穴34a内に係合させたことを特徴とする乗物
用座席100」である。
100においては、座部20と背当30の略全体に、断
面が略L字字状で利用者の身体や背中を受け止めるのに
十分な広さを有する繊維強化製のクッション板80を入
れたものであり、このクッション板80は人を支えるの
に十分な剛性とある程度の可撓性を備えたものである。
このため、この乗物用座席100のクッション板80
は、背当30のリクライニングに伴って全体が撓みなが
ら広がるとともに、利用者の体重等に応じてある程度の
変形をなすものである。
係る乗物用座席100の作用について、項を分けて順次
説明するが、その前に乗物用座席100全体の共通作用
について説明しておくと、以下の通りである。
席100の側面図及び正面図が示してあるが、この乗物
用座席100は、連続した一つの表装材によって包み込
んで互いに連なった座部20と背当30とを支持台10
上に支持するようにしたものであり、連なっている座部
20及び背当30を支持台10上に据え付けることによ
り製造されるものである。従って、座部20と背当30
とを別々に形成しておいて、これを支持台10上に別々
に取り付ける従来のものに比較すれば、乗物用座席10
0全体の製造は容易なものとなっているのである。
後述する第一フリーロック装置51及び第二フリーロッ
ク装置52によって座部20や背当30の角度を調整す
るようになっているのであるが、これらの第一フリーロ
ック装置51や第二フリーロック装置52は、座部20
の下方に位置しているとともに、支持台10に取付けら
れる側板91によってその側面が完全に覆われるもので
あるから、その作動中に何かを引っ掛けたり巻き込んだ
りすることはないものであり、不特定多数の人が利用す
るものとしての安全性が確保されているものである。な
お、側板91の上方にはアームレスト90が設けられる
ものであり、このアームレスト90の内面側に、第一フ
リーロック装置51あるいは第二フリーロック装置52
のロック状態を解除するための操作ボタン92が設けて
あり、第一フリーロック装置51及び第二フリーロック
装置52の操作を手元で行えるようにしているものであ
る。
は、図1にも示したように、座部20の前部20Aを支
持台10の前面より大きく突出させてあるものであり、
これにより、座部20の前方下部に荷物や靴を置いた
り、あるいは図示はしていないが折畳み式のフットレス
トを格納するための十分な空間を確保するようにしてい
るものである。勿論、このように座部20の前部20A
を支持台10の前面より突出させることにより、前部2
0Aの下部への利用者の足の収納を可能にしているので
あり、これにより、例えば足の長い人の姿勢を安楽なも
のとし得るものである。
たような二人掛けの乗物用座席100に適用できるだけ
ではなく、一人掛けあるいは三人掛け以上の乗物用座席
にも適用し得るものであるが、二人掛けのものに適用す
る場合には、二つの座部20間に部品を共通して配置し
得るものであることから、有利となるものである。
て この乗物用座席100は図3〜図5に示すように、座部
20を構成する左右の支持アーム21・21の前端を支
持台10側の前方支持扞11に傾動可能に支持するとと
もに、これら両支持アーム21・21の後部間に略水平
状に架け渡した後方支持扞22に一端を連結した第一フ
リーロック装51の他端を支持台10側に連結し、各支
持アーム21の後端部に、背当30のフレーム31の下
端を連結軸32を介して回動自在に連結するとともに、
この背当フレーム31の少なくとも一側下端に先端が連
結軸32よりも下方に延びる補助アーム33を一体的に
連結し、かつ、この補助アーム33の下端に規制リンク
40の一端を連結し、この規制リンク40の他端を支持
台10側に回動自在に連結したものである。
背当30を、図3の実線に示した位置から仮想線に示し
た位置に倒伏させたときに、座部20が前方支持杆11
を中心にして回動するものであり、特に座部20の後部
が背当30の下端部とともに、図3の仮想線に示した位
置にまで沈み込むものなのである。これにより、背当3
0のリクライニングによって座部20の後部が前部20
Aよりも低くなるのであるから、安楽姿勢をとった利用
者の身体全体は、これらの座部20および背当30によ
って深く支えられることになり、前方へズレ出すことは
ないのである。
において、人の身体の屈曲中心(ヒップポイント)と、
座部20と背当30との折曲中心とは、以下に述べる規
制リンク40の作用によって大きく変化することはない
から、背当30をリクライニングしたときに、利用者の
身体の下面は座部20と背当30とによって形成された
面から大きくズレないのであり、利用者は乗物用座席1
00に対して身体の位置を調整する必要がないのであ
る。
20の下面側に設けた第一フリーロック装置51のロッ
クを、アームレスト90に設けてある操作ボタン92を
操作することにより解除して行うものである。第一フリ
ーロック装置51及び後述する第二フリーロック装置5
2は、そのシリンダ内に所定圧力の流体を封入して、こ
の圧力流体の流れあるいは背当30からの力によってピ
ストンをシリンダに対して移動させるようにしたもので
あり、上記圧力流体の流れを通常は停止させてロック状
態(伸縮しない固定状態)とし、操作ボタン92の操作
によって圧力流体の流れを許容させて伸縮可能にし得る
ようにしたものである。本実施例の第一フリーロック装
置51においては、背当30が起立する方向にシリンダ
内の流体の圧力が掛かるようにしたものであり、操作ボ
タン92を操作してロックを解除すれば、背当30は自
動的に図3の実線にて示した位置に起立するものであ
る。背当30の倒伏を行う場合には、利用者が操作ボタ
ン92を操作して第一フリーロック装置51のロック状
態を解除してから背当30に力をいれるのであり、これ
により、背当30の倒伏がなされるものである。
51のロック状態を操作ボタン92によって解除して、
利用者が背当30に力を入れて押すと、特に図4に示し
たように、その力は、背当30のフレーム31の下端か
ら座部20の支持アーム21に伝えられる。支持アーム
21は、支持台10の前方支持杆11に回動可能に支持
してあるから、背当30側からの力によって支持アーム
21の後端部は下がろうとするものであり、この支持ア
ーム21の後端部には、後方支持杆22及びその連結部
材23を介して第一フリーロック装置51の一端が連結
してあるから、この第一フリーロック装置51は縮むの
である。これにより、背当30は、図3の仮想線に示し
た位置にリクライニングされるのである。
ことは、背当30の下端部の回動が規制リンク40によ
って規制されているため、あらゆる体格の人のヒップポ
イントに応じたリクライニングがなされるということで
ある。すなわち、規制リンク40による背当30の回動
の規制によって、結果として、背当30の傾動が座部2
0のそれよりも大きな角度でなされて、背当30のリク
ライニングが全ての人の体格に適合したものとしてなさ
れるのである。
0のフレーム31は、図4に示したように、座部20側
の各支持アーム21の後部上端に回動軸32を介して連
結してあるため、支持アーム21に対して自由に角度が
変えられるものとなっている。一方、規制リンク40
は、その一端を連結軸12によって支持台10側に対し
て回動自在に連結してあり、この規制リンク40の多端
は、背当30側のフレーム31の回動軸32より下方に
突出させてある補助アーム33に連結してある。勿論、
この補助アーム33は、背当30のフレーム31に固定
的に連結したものである。以上のことから、規制リンク
40が図4の実線で示した位置から仮想線にて示した位
置まで回動されると、この規制リンク40は連結軸12
によって支持台10側に連結されているから、背当30
側の補助アーム33を乗物用座席100の前方側に引き
込む状態となって、背当30はより大きく後方に倒れる
ことになるのである。
00によれば、背当30をリクライニングした際に、座
部20の後部が沈み込むとともに、この座部20の沈み
込み量よりも大きい角度で背当30がリクライニングさ
れることになり、どのような体格の利用者であっても、
リクライニング完了時においてはその身体の全体を座部
20及び背当30によって確実に受け止められるのであ
る。しかも、座部20の沈み込みよりも背当30のリク
ライニング量の方が大きいから、利用者のヒップポイン
トと背当30の回動中心との差が殆どないため、利用者
は身体をズラすことなく背当30のリクライニングを行
えるのである。
て この乗物用座席100は、図6〜図9に示すように、特
に、座部20を構成する左右の支持アーム21・21の
前端を支持台10側の前方支持扞11に傾動可能に支持
するとともに、これら両支持アーム21・21とは別体
に形成されて、前方支持扞11にこれよりも前方に延出
して座部20の前部20Aを構成する座部アーム60を
回動可能に連結して、この座部アーム60と一体的な取
付部61に第二フリーロック装置52の他端を支持アー
ム21の後部下面側に連結したものである。
0の前部20Aの起伏をある一定の範囲内で自由に行え
るようにしたものであり、図9を参照してその動きにつ
いて説明する。背当30をリクライニングしない通常の
状態においては、座部20の前部20Aは図9の実線に
て示した位置にあるのであるが、この前部20Aの高さ
が高いと感じた利用者は、後述する第二フリーロック装
置52を操作することにより、図中の下側に示した仮想
線の位置まで前部20Aを下げるのである。また、背当
30を最大限リクライニングさせた場合に、前部20A
は、図9の上側に示した仮想線の位置まで上昇すること
になるのであるが、その時の前部20Aの高さが高いと
感じた利用者は、前述したように第二フリーロック装置
52を操作して図9中の実線にて示した位置にまで前部
20Aを下げるのである。なお、第二フリーロック装置
52の操作を行う操作ボタン92は、前述した第一フリ
ーロック装置51側の操作ボタン92とは別にして、ア
ームレスト90側に設けてあり、当該第二フリーロック
装置52の操作は利用者の手元で容易に行えるのであ
る。
は、この前部20A内に座部アーム60が収納してあっ
て、この座部アーム60は支持台10側の前方支持杆1
1に対して回動可能に支持してあるからである。そし
て、この座部アーム60の操作を第二フリーロック装置
52によって行えるのは、座部20の下部に配置した第
二フリーロック装置52の一端を、座部20を構成して
いる支持アーム21等に取付部61を介して連結すると
ともに、この第二フリーロック装置52の他端を、座部
アーム60側に連結してあるからである。勿論、両座部
アーム60間には、図示しない支持板が略水平状に架け
渡してあって、この支持板によって前部20Aの受ける
重量等を支えるようにしているものである。
は、座部20の前部20Aの形状を、利用者の体格に応
じて自由に変化させることが可能となっているのであ
り、安楽な使用を誰れにでも行える汎用性に優れたもの
となっているのである。
て この乗物用座席100においては、前述の請求項2に係
る乗物用座席100を構成している各座部アーム60の
先端に、例えば金属板を二つ折りにして形成した調整部
材70を設けたものであり、この調整部材70は各座部
アーム60の先端に対して所謂フリクション接合してあ
る。つまり、調整部材70は、各座部アーム60に対し
て有る一定の摩擦力で保持したものであり、この摩擦力
に抗した力を調整部材70に掛けることにより、各座部
アーム60に対する角度を自由に変えられるものとなっ
ているのである。勿論、この調整部材70は、座部20
の前部20Aのさらに先端部20a内に収納される(例
えば座部20のクッション材や表装材によって完全に覆
われる)ものである。
外側から力を加えることにより、図10の実線にて示し
た位置から仮想線にて示した位置にまで変化させ得るの
である。つまり、使用者の脚の下面に座部20の前部2
0Aが当接するのであるが、この前部20Aのさらに先
端部20aが上方やあるいは前方に突出したものである
と、利用者に不快感を与えるものとなるから、この先端
部20aの位置を自由に変えられるようにしたのが、こ
の請求項3に係る乗物用座席100なのである。
も、座部20の先端部20aの形状を、利用者の体格に
応じて自由に変化させることが可能となっているのであ
り、安楽な使用を誰にでも行える汎用性に優れたものと
なっているのである。特に、この乗物用座席100は、
前述した請求項2に係る乗物用座席100の座部アーム
60の先端に調整部材70を設けるようにしたので、座
部20の前部20Aの形状の変化に加えて、前部20A
のさらに先端部20aの変化をも行えるのであるから、
全体として座部20の形状を自由に変えられて、全ての
体格の人を安楽に座らせ得るものである。
て この乗物用座席100においては、特に図11に示した
ように、繊維強化製プラスチックにより、断面略L字状
に一体成形したクッション板80の全体を、背当30及
び座部20内に収納するとともに、このクッション板8
0の前端を、支持台10の前方上部に位置する前方支持
扞11上に回動可能に載置して、クッション板80の後
部上端に連結棒81を略水平状となるように一体化し、
この連結棒81の両端を、背当30側に固定した案内板
34の長穴34a内に係合したものであり、このクッシ
ョン板80によって乗物用座席100全体のクッション
性と製造容易性が十分確保されているのである。
は、そのクッション板80が座部20内と背当30内と
に入る部分を、繊維強化製合成樹脂によって一体成形し
たものであるから、このクッション板80自身の可撓性
を十分生かし得るのであり、これにより、座部20及び
背当30を外見上一体的なものに構成し得るのである。
乗物用座席100に着座した人の体格になじむように変
形し得るものであり、なおかつ、使用者の体重を支える
のに十分な剛性をも有したものであって、乗物用座席1
00中の他のクッション材の量を減らし得るのである。
特に、このクッション板80の上端は、背当30側に設
けた案内板34に対して、その長穴34aの範囲内にお
いて自由に動き得るものであり、背当30のリクライニ
ング状態がどのようになっていても、クッション板80
の変形は自由になされ、全ての体格の利用者が安楽な姿
勢となるのである。
図面に示した実施例に従って説明するが、図1及び図2
に示した乗物用座席100は各請求項の発明の全てを含
むものであるため、この乗物用座席100の各部の構成
を説明することによって、各請求項の発明の説明に代え
るものである。
席100は、乗物用のものとして必要な構成を有したも
のであり、乗物の床面上に配置・固定される支持台10
と、この支持台10上に組み付けられる座部20及び背
当30と、この背当30の下部及び座部20の側方を覆
う側板91と、この側板91上に設けられるアームレス
ト90とを有しているものである。
前方側の柱と、これより高さの低い後方側の柱とを組み
合わせて構成したものであり、前方側の各柱の上端に
は、座部20の前部を傾動可能に支持するための前方支
持杆11が略水平状に一体化してある。この前方支持杆
11上には、後述する座部20側の各支持アーム21あ
るいはクッション板80の前端や、座部アーム60の後
端が回動可能に連結されるものであり、これらの回動を
可能とするために、当該前方支持杆11は所謂丸材を採
用して構成してある。
柱は、前方側のそれよりも低いものとしてあるが、これ
は、図1あるいは図3に示したように、座部20の後部
や背当30の下端部が自由に沈み込み得る空間を確保す
るためである。また、これら後方側の柱には、アームレ
スト90のための支柱や側板91そのものが連結される
ものである。勿論、各柱は、横梁等によって一体化され
るものであり、図4に示したようにこの横梁を利用して
第一フリーロック装置51の前端側が当該支持台10に
接続されるのである。
その両側部内に収納される略L字状の左右一対の支持ア
ーム21を有しているものであり、各支持アーム21の
先端は、支持台10側の前方支持杆11に対して回動可
能に組み付けられるものである。一方、各支持アーム2
1の後方は、図4にも示したように、上方に立ち上がる
部分を有していて、この部分に背当30側のフレーム3
1が回動軸32を介して回動可能に連結されるものであ
る。また、これら各支持アーム21は、図5にも示した
ように、その後方側に配置した後方支持杆22によって
一体化されるものであり、この後方支持杆22の略中央
に一体化した連結部材23に、後述する第一フリーロッ
ク装置51の一端が連結されるのである。
杆22間には所定のクッション材が詰められて、その全
体を表装材によって表装することにより座部20とされ
るものである。本実施例の座部20は、断面略L字状の
クッション板80の前方部分を収納して構成されるもの
であり、このクッション板80によってある程度のクッ
ション性を確保することができることから、座部20全
体の厚さは、比較的薄いものとして形成してあるもので
ある。
あるいは図10にも示したように、支持台10の前面よ
り突出する前部20Aを有しているものであり、この前
部20Aは更に先端部20aを有したものとしてある。
この前部20A全体、あるいは先端部20aは、後述す
る機構によって、各支持アーム21あるいは補助アーム
33に対して角度調整がなされるようになっているもの
である。
て支持板やクッション材等を取付けて表装することによ
り形成されるものであるが、本実施例においては、前述
したクッション板80の上方立ち上がり部分を内部に配
置して構成されるものである。つまり、この背当30
は、クッション板80を介して座部20と連続したもの
となっているのであり、この背当30及び座部20の表
装材としては、一つの共通したものが使用されるのであ
る。従って、背当30と座部20とを別体のものとして
構成する場合に比較すれば、この背当30と座部20と
の製造、ひいては乗物用座席100そのものの製造が容
易なものとなっているのである。
4に示したように、前述した座部20側の支持アーム2
1に回動軸32を介して回動可能に連結してある。ま
た、このフレーム31の一側下端には、図5に示したよ
うに、前述した回動軸32よりも下方に突出する補助ア
ーム33が一体化してあるのであり、この補助アーム3
3の下端は規制リンク40に回動可能に連結してある。
これにより、背当30のフレーム31は、座部20側の
支持アーム21と回動軸32にて回動可能に連結されて
いるのであるが、フレーム31側の補助アーム33が規
制リンク40に連結されていることから、規制リンク4
0によって規制されながら座部20側の支持アーム21
に対して回動することになるのである。
に、支持台10側に固定的に取付けた連結軸12に、上
端が回動可能に連結されるものであり、各規制リンク4
0は、図5に示した二人掛け用の乗物用座席100の場
合、両座部20間に配置されるものである。そして、こ
れらの規制リンク40を連結するための連結軸12は、
図5に示したように乗物用座席100の中央に各背当3
0とは干渉しない箇所に略水平状に取付られるものであ
る。
1に示すように、上下方向の長穴34aを形成した案内
板34が固定的に配置されるものであり、これら各案内
板34の長穴34a内には、クッション板80の上端部
に水平状に一体化した連結棒81が両端部がそれぞれ係
合されるのである。
一フリーロック装置51は、図3〜図5に示したよう
に、その一端が座部20側の後方支持杆22の略中央の
固定した連結部材23に回動可能に連結されるものであ
り、この第一フリーロック装置51の他端は支持台10
側に連結されるものである。この第一フリーロック装置
51は、後述する第二フリーロック装置52と同様に、
シリンダ内に封入した圧力流体によって、そのピストン
ロッドを伸縮させるように構成したものであり、シリン
ダ内の圧力流体の流れを通常は停止(ロック状態)させ
ておき、この圧力流体の流れを許容させるようにするこ
とによって、ピストンロッドの伸長または収縮を行うよ
うにしたものである。本実施例では、この第一フリーロ
ック装置51のロック状態は、アームレスト90の内側
に設けた操作ボタン92を操作することにより解除する
ようにしたものである。以上のことは、次に述べる座部
アーム60の回動操作を行うための第二フリーロック装
置52についても同様である。
の下部に収納される程度の大きさ(長さ)を有したもの
であり、その後端を、図6及び図7に示すように、支持
台10側の前方支持杆11に回動可能に連結したもので
ある。また、この座部アーム60には、図7に示したよ
うに、取付部61が一体的に設けられるものであり、こ
の取付部61には、前述した第二フリーロック装置52
の前端が連結してある。この第二フリーロック装置52
は、図7及び図8に示したように、座部20の下方の一
側に配置されるものであり、その後端は、例えば座部2
0側の支持アーム21の後部下面側に連結されるのであ
る。換言すれば、第二フリーロック装置52は、座部2
0側の支持アーム21と同様に動くものであり、通常は
支持アーム21と座部アーム60とが直線を構成するの
であり、第二フリーロック装置52の作動等によって、
座部アーム60の角度が支持アーム21に対して変化し
て、図9中の仮想線に示した状態となるものである。
利用者の体重を支えなければならないから、各座部アー
ム60間に支持板を架け渡して、前部20Aの底部にて
の剛性を確保することがなされる。
しては、図7及び図8に示したように、調整部材70の
下端がフリクション結合されるのである。この調整部材
70は、座部20における前部20Aの更に先端部20
a内に収納されることになるものであり、各座部アーム
60の先端から前方上部に向けて立ち上がるものであ
る。フリクション結合とは、何等の力も加えなければ、
その結合状態を摩擦力によって維持するものであるが、
摩擦力以上の力を加えたときに回動されるようにする結
合をいうものである。
示したように、座部20の先端部20aの正面の略全体
を覆う程度の大きさを有したものであり、この調整部材
70を使用者が掴んでこれに力を入れることにより、図
10に示すように、その位置を自由に変えられるもので
ある。
ている座部20及び背当30内に収納されるべきクッシ
ョン板80の側面を示したものであり、このクッション
板80は断面略L字状のものである。このクッション板
80は、本実施例では炭素繊維に熱硬化性樹脂を含浸さ
せて、この樹脂を硬化させることにより、一体的に成形
したものであり、所定のクッション性と剛性とを兼ね備
えたものである。
凸の半円形状に形成したものであり、この前端を、支持
台10を構成している前方支持杆11上に係合させるこ
とにより、支持台10に係止されるものである。また、
このクッション板80の立ち上がり部分の上端には、水
平状に位置する連結棒81が一体化されるものである。
この連結棒81の両端は、前述した背当30側の案内板
34の長穴34a内に上下動自在に収納されるものであ
り、これにより、当該クッション板80が撓んだ場合で
も、背当30側にしっかりと支持されるのである。
及び背当30内に収納できて、利用者の身体全体を支持
するのに適した面積を有しているものであり、特に、座
部20内に収納されるべき部分には、図11に示したよ
うな補強部82を一体的に形成することにより、その剛
性を高めたものである。
ては、工場において組み立てた支持台10を乗物の床面
上に固定し、この支持台10に対して、同じく工場にお
いて連続したものとして組み立てた座部20及び背当3
0を、各第一フリーロック装置51及び第二フリーロッ
ク装置52を介しながら接続するものである。また、支
持台10に対する接続が済んだ座部20及び背当30の
側方に、前方支持杆11を取付けた側板91を配置し
て、この側板91を支持台10側に固定することによ
り、乗物用座席100として完成されるものである。換
言すれば、この乗物用座席100は、工場等において三
つの部分に大きく分けて形成しておいて、これを乗物内
に持ち込んでこれを組立てるものである。従って、この
乗物用座席100は、その製造、搬送及び設置作業を比
較的容易に行えるものである。
においては、上記実施例にて例示した如く、「乗物の床
上に固定される支持台10に支持されて、座部20に対
して背当30をリクライニングするようにした乗物用座
席100において、座部20を構成する左右の支持アー
ム21・21の前端を支持台10側の前方支持扞11に
傾動可能に支持するとともに、これら両支持アーム21
・21の後部間に略水平状に架け渡した後方支持扞22
に一端を連結した第一フリーロック装置51の他端を支
持台10側に連結し、各支持アーム21の後端部に、背
当30のフレーム31の下端を連結軸32を介して回動
自在に連結するとともに、この背当フレーム31の少な
くとも一側下端に先端が連結軸32よりも下方に延びる
補助アーム33を一体的に連結し、かつ、この補助アー
ム33の下端に規制リンク40の一端を連結し、この規
制リンク40の他端を支持台10側に回動自在に連結し
たこと」にその構成上の特徴があり、これにより、体格
が一般的な人と異なっていてもそれに応じた調整を行う
ことができ、一般的な体格の人でも自己の最適な安楽状
態を自由に調整することができる乗物用座席を簡単な構
造によって提供することができるのである。
0によれば、背当30をリクライニングしたときに、座
部20の後部を沈み込ませるようにしているから、利用
者の体重を確実に支えることができるだけでなく、先端
部20a時の利用者の身体の前方へのズレを防止するこ
とができて、非常に安楽なものとすることができるので
ある。しかも、背当30のリクライニングに応じて座部
20の後部が沈み込むということは、あらゆる体格の利
用者が利用できるということを意味しており、乗物用座
席100として一定の規格で形成しても、汎用性に優れ
たものとすることができるのである。
0によれば、座部20の沈み込み量よりも大きな傾斜角
度で背当30のリクライニングを行うことができるので
あるから、リクライニングによる利用者のヒップポイン
トの変化が全くないのであり、リクライニング後に利用
者が身体にズレを直さなければならないといった不都合
を全く解消することができるのである。
び背当30の支持台10に対する連結を上述したように
するとともに、背当30のフレーム31の回動を、簡単
に言えば短い平板である規制リンク40によって規制す
るようにすることによって達成されたものであるから、
そのような効果を有する乗物用座席100を極めて容易
に製造することができて、座部20と背当30とを連続
物にしたこともあって、乗物用座席100全体のコスト
低減を図ることができるのである。
上に固定される支持台10に支持されて、座部20に対
して背当30をリクライニングするようにした乗物用座
席100において、座部20を構成する左右の支持アー
ム21・21の前端を支持台10側の前方支持扞11に
傾動可能に支持するとともに、これら両支持アーム21
・21とは別体に形成されて、前方支持扞11にこれよ
りも前方に延出して座部20の前部20Aを構成する座
部アーム60を回動可能に連結して、この座部アーム6
0と一体的な取付部61に第二フリーロック装置52の
他端を支持アーム21の後部下面側に連結したこと」に
その特徴があり、これにより、体格が一般的な人と異な
っていてもそれに応じた調整を行うことができ、一般的
な体格の人でも自己の最適な安楽状態を自由に調整する
ことができる乗物用座席を簡単な構造によって提供する
ことができるのである。
0によれば、支持台10前の空間を確保するために、座
部20の前部20Aを支持台10の前面より大きく突出
したものとしても、この前部20Aは、内部に収納した
座部アーム60を第二フリーロック装置52によって回
動させるようにしたものであり、従って背当30を大き
くリクライニングさせて座部20の前部20Aが前方上
部に突き出ても、これを下方に下げることができるので
ある。すなわち、この前部20Aの位置を調整できるよ
うにしたこの乗物用座席100は、全ての座部20の利
用者に適したものとすることができるのである。
求項2に係る乗物用座席100の座部アーム60の先端
に、座部20の前部20Aのさらに先端部20a内に収
納される調整部材70をフリクション結合させて構成し
たことにその特徴があり、これにより、体格が一般的な
人と異なっていてもそれに応じた調整を行うことがで
き、一般的な体格の人でも自己の最適な安楽状態を自由
に調整することができる乗物用座席を簡単な構造によっ
て提供することができるのである。
部に有る先端部20aは、背当30を先端部20aした
際に、利用者の脚の下面に当たることになるものである
が、この先端部20aは前述した構成によってその高さ
を低くすることができて、利用者に不快感を与えること
をなくすことができるものである。この先端部20aの
調整は、利用者の体格に応じて行えばよいものであり、
全ての人が安楽に利用できる乗物用座席100とするこ
とができるのである。
「乗物の床上に固定される支持台10に支持されて、座
部20に対して背当30をリクライニングするようにし
た乗物用座席100において、繊維強化製プラスチック
により、断面略L字状に一体成形したクッション板80
の全体を、背当30及び座部20内に収納するととも
に、このクッション板80の前端を、支持台10の前方
上部に位置する前方支持扞11上に回動可能に載置し
て、クッション板80の後部上端に連結棒81を略水平
状となるように一体化し、この連結棒81の両端を、背
当30側に固定した案内板34の長穴34a内に係合さ
せたこと」にその構成上の特徴があり、これにより、体
格が一般的な人と異なっていてもそれに応じた調整を行
うことができ、一般的な体格の人でも自己の最適な安楽
状態を自由に調整することができる乗物用座席を簡単な
構造によって提供することができるのである。
0によれば、互いに角度が異なることになる座部20及
び背当30を連続したものとして構成することができ
て、座部20及び背当30を別々に構成する場合に比較
して、乗物用座席100全体を安価に製造することがで
きるのである。
おいては、そのクッション板80それ自体が座席として
必要なクッション性と剛性とを併せ持つものであるた
め、座部20や背当30を構成するためのクッション材
の量を軽減することができるだけでなく、クッション板
80自体が自由に挟むことによって、あらゆる体格の利
用者に適したものとすることができるのである。
に側板91を外した状態で示した側面図である。
て、図5の1−1線に沿ってみた部分側面図である。
る。
で、その構成を抜き出して示した側面図である。
る。
心とした部分側面図である。
中心とした部分側面図である。
示す側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 乗物の床上に固定される支持台に支持さ
れて、座部に対して背当をリクライニングするようにし
た乗物用座席において、 前記座部を構成する左右の支持アームの前端を前記支持
台側の前方支持扞に傾動可能に支持するとともに、これ
ら両支持アームの後部間に略水平状に架け渡した後方支
持扞に一端を連結した第一フリーロック装置の他端を前
記支持台側に連結し、 前記各支持アームの後端部に、前記背当のフレームの下
端を連結軸を介して回動自在に連結するとともに、この
背当フレームの少なくとも一側下端に先端が前記連結軸
よりも下方に延びる補助アームを一体的に連結し、 かつ、この補助アームの下端に規制リンクの一端を連結
し、この規制リンクの他端を前記支持台側に回動自在に
連結したことを特徴とする乗物用座席。 - 【請求項2】 乗物の床上に固定される支持台に支持さ
れて、座部に対して背当をリクライニングするようにし
た乗物用座席において、 前記座部を構成する左右の支持アームの前端を前記支持
台側の前方支持扞に傾動可能に支持するとともに、これ
ら両支持アームとは別体に形成されて、前記前方支持扞
にこれよりも前方に延出して前記座部の前部を構成する
座部アームを回動可能に連結して、 この座部アームと一体的な取付部に第二フリーロック装
置の他端を前記支持アームの後部下面側に連結したこと
を特徴とする乗物用座席。 - 【請求項3】 前記座部アームの前端に下端が回動可能
に連結されて、上端が前記座部アームの前方上部に突出
して前記座部の先端部の高さを調整する調整部材を設け
て、この調整部材の全体を前記座部の先端部内に収納す
るようにしたことを特徴とする請求項2に記載の乗物用
座席。 - 【請求項4】 乗物の床上に固定される支持台に支持さ
れて、座部に対して背当をリクライニングするようにし
た乗物用座席において、 繊維強化製プラスチックにより、断面略L字状に一体成
形したクッション板の全体を、前記背当及び座部内に収
納するとともに、このクッション板の前端を、前記支持
台の前方上部に位置する前方支持扞上に回動可能に載置
して、 前記クッション板の後部上端に連結棒を略水平状となる
ように一体化し、この連結棒の両端を、前記背当側に固
定した案内板の長穴内に係合させたことを特徴とする乗
物用座席。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06754694A JP3325112B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 乗物用座席 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06754694A JP3325112B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 乗物用座席 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07250729A JPH07250729A (ja) | 1995-10-03 |
| JP3325112B2 true JP3325112B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=13348075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06754694A Expired - Fee Related JP3325112B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 乗物用座席 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3325112B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008220404A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-25 | West Japan Jr Bus Co | 乗物用シート |
| WO2019119123A1 (en) * | 2017-12-21 | 2019-06-27 | Bombardier Inc. | Reclinable passenger seat |
| CN110974596B (zh) * | 2018-05-30 | 2022-06-17 | 宁波秉航科技集团有限公司 | 一种按摩椅框架结构 |
| US12054079B2 (en) | 2021-10-08 | 2024-08-06 | Bombardier Inc. | Reclinable seat with multiple configurations |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP06754694A patent/JP3325112B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07250729A (ja) | 1995-10-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7066537B2 (en) | Chair back construction | |
| US7311359B2 (en) | Manual zero gravity reclining chair with adjustable back angle | |
| US6609755B2 (en) | Ergonomic chair | |
| US4007962A (en) | Chair with adjustable back | |
| FI109762B (fi) | Kallistettavan tuolin sovitelma | |
| US20040195882A1 (en) | Seats | |
| US20090091174A1 (en) | Ergonomic Armrest | |
| EP1991265A2 (en) | Aircraft passenger seat | |
| JP3325112B2 (ja) | 乗物用座席 | |
| JP4185754B2 (ja) | 椅子の背もたれ構造 | |
| EP1618816B1 (en) | Portable backrest structure | |
| US5476306A (en) | Chair back support adjustment mechanism | |
| JP4318191B2 (ja) | 多目的チェアのフレーム | |
| JPH01262808A (ja) | 調節可能な椅子 | |
| US20080246322A1 (en) | Seat for Vehicles | |
| JPH0542772Y2 (ja) | ||
| JPS5995013A (ja) | 作業椅子 | |
| JP7678715B2 (ja) | 椅子 | |
| JPH0527879Y2 (ja) | ||
| JPH0350780Y2 (ja) | ||
| JP2000342377A (ja) | 椅 子 | |
| JPH048819Y2 (ja) | ||
| JPS5913878Y2 (ja) | 椅子における座面クツシヨンの保護装置 | |
| JP2002078563A (ja) | 二の腕支持構造およびこれを利用する椅子 | |
| EP0908163A2 (en) | Multi-position recliner chair |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080705 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090705 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100705 Year of fee payment: 8 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100705 Year of fee payment: 8 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100705 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110705 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120705 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130705 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |