JP3335794B2 - 空調機のファンユニット - Google Patents

空調機のファンユニット

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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調機のファンユニッ
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図11及び図12に示すように、
ファンユニットケース100 内にファンケース200 を配設
するとともに、同ファンケース200 内に電動モータ300
と、同モータ300 に連動連結して回転駆動されるファン
400 とを配設した空調機のファンユニットXがある。
【0003】かかるファンユニットXは、防振構造が施
されており、その構造としては、一般に、ファンケース
200 の下面とファンユニットケース100 の底壁110 との
間に防振装置500 を介設するとともに、ファンケース20
0 の上端とファンユニットケース100 の天井壁120 との
間にはたわみ継手600 を介設していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したフ
ァンユニットXには以下の課題が残されていた。
【0005】すなわち、市場からは、同性能の空調機で
あれば、コンパクトなものが望まれているが、ファンケ
ースの上下端に上記したたわみ継手600 や防振装置500
を設けているために、ファンユニットXの上方、下方に
は広めの空間が必要となる。
【0006】したがって、ファンユニットXを収納する
ファンユニットケース100 が大型化してしまうという問
題があった。
【0007】また、ファン400 としては、一般にシロッ
コファンを用いているので、ブレード幅の大きなシロッ
コファンでは、ファンユニットケース100 を薄型化する
ことも困難であった。
【0008】そこで、本発明は、上記課題を解決できる
空調機のファンユニットを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【発明が解決するための手段】本発明は、ファンユニッ
トケース内にファンケースを配設し、同ファンケース内
に電動モータと、同モータに連動連結するターボファン
を配設するとともに、前記ファンケースの下側左右角部
に凹部を形成し、同凹部内に設けた防振装置を介してフ
ァンケースの下部をファンユニットケースに支持させ、
さらに、ファンケースの上端を、スポンジ状の緩衝材を
介してファンユニットケースに支持させたことを特徴と
する空調機のファンユニットに係るものである。
【0010】
【作用】ファンユニットケース内に配設するファンケー
スの下側左右角部に凹部を形成し、同凹部内に設けた防
振装置を介してファンケースの下部をファンユニットケ
ースに支持させ、さらに、ファンケースの上端を、スポ
ンジ状の緩衝材を介してファンユニットケースに支持さ
せたことにより、ファンケースは小さな空間内において
吊支状態に配設することができ、高さ方向のコンパクト
化を図ることが可能となる。
【0011】また、ファンをブレード幅の小さなターボ
ファンとしてファンケースの幅方向のコンパクト化を図
ることが可能となる。
【0012】かかる構成より、ファンユニットを収納す
るファンユニットケースを小型化することができ、ひい
ては空調機全体の小型化を実現することが可能となっ
た。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係るファンユニットを具備す
る空調機の正面図、図2は同側面図、図3は同内部構造
を示す説明図であり、空調機Aは、下方からフィルター
ユニットケース1、ファンユニットケース2、コイルユ
ニットケース3を積み重ねて構成されている。
【0014】各ユニットケース1,2,3 は、それぞれ、着
脱自在な前面パネル1a,2a,3aを具備する薄形の箱形に構
成されており、図3に示すように、その内部にそれぞれ
フィルターユニット10、ファンユニット20、コイルユニ
ット30を収納配設している。
【0015】本実施例に係る空調機Aは、図1に示すよ
うに、ファンユニットケース2内を流路仕切壁21により
区画して2室のファンユニット配設空間Sを形成し、同
空間S内にそれぞれファンユニット20を並設している。
なお、ファンユニット20は2個に限るものではなく、例
えば、ファンユニット配設空間Sを3室あるいは4室と
複数室形成し、それぞれに配設することができる。
【0016】図1において、12,22 は点検扉であり、同
点検扉12,22 の裏面には電装部bを設けている。
【0017】また、フィルターユニットケース1の上
面、ファンユニットケース2及びコイルユニットケース
3の各上下面にはそれぞれ連通口を形成しており、段積
みした状態で互いに連通させている。
【0018】さらに、段積みした各ユニットケース1,2,
3 の一側面に当接するように縦長の吸込ケース4を立設
し、同吸込ケース4の送気口41と前記フィルターユニッ
トケース1の一側面に形成した吸気口11とを連通連結し
ている。42は吸込ケース4の吸気口である。
【0019】また、上記各ユニットケース1,2,3 は、こ
れらの各側面に設けた位置決め機能を有する掛止手段a
により連結保持されており、さらに、各ユニットケース
1,2,3 の左右角部に当接するようにアングル支柱5,5 を
立設して、同アングル支柱5,5 と各ユニットケース1,2,
3 とをノブ付きボルト6で着脱自在にに連結している。
【0020】すなわち、図4に示すように、掛止手段a
は、トグル式の連結具91と差込式の位置決め具92とから
構成しており、フィルターユニットケース1及びファン
ユニットケース2の各左右側面上端部に連結具本体91a
と位置決め嵌入片92a とをそれぞれ並設する一方、ファ
ンユニットケース2及びコイルユニットケース3の各左
右側面下端部に、上記連結具本体91a と位置決め嵌入片
92a とにそれぞれ対応する連結用フック91b と嵌入片受
部92b とを並設している。
【0021】また、図1に示すように、フィルターユニ
ットケース1の底面には設置用部材13を配設し、同設置
用部材13を介してフィルターユニットケース1を設置場
所の床面にボルト等で固定している。
【0022】上記構成により、本空調機Aを設置する場
合は、所定の設置場所に固定したフィルターユニットケ
ース1の上に、同ユニットケース1の位置決め嵌入片92
a をファンユニットケース2の嵌入片受部92b に確実に
嵌入させた状態でファンユニットケース2を載置し、図
5に示すように連結具91により締結する。この締結操作
はワンタッチで行うことができる。
【0023】さらに、ファンユニットケース2の上にコ
イルユニットケース3を上記要領で載置連結し、各ユニ
ットケース1,2,3 を互いに保持させる。
【0024】その後、各ユニットケース1,2,3 の背側の
左右角部にアングル支柱5,5 を当接させ、ノブ付きボル
ト6により各ユニットケース1,2,3 とアングル支柱5,5
とを固定する。なお、各ユニットケース1,2,3 とアング
ル支柱5,5 には、あらかじめ、互いに対応するボルト孔
60が穿設されている。
【0025】そして、アングル支柱5,5 を壁面や天井面
に固定ボルト等により固定して空調機Aの組立設置を終
える。
【0026】このように、各ユニットケース1,2,3 を段
積みする際に位置決めが容易で、かつ、連結具91の操作
もワンタッチで行え、また、各ユニットケース1,2,3 と
アングル支柱5,5 との固定も手動で行えるので工具が不
要となり、手間もかからずに組立設置をきわめて容易に
行うことができる。したがって、作業能率が向上し、ま
た、作業者の労働負担を大幅に軽減することができる。
【0027】なお、上記作業と逆の工程を行えば、空調
機Aの分解も同様に容易に行うことができることは勿論
である。
【0028】また、本実施例では、ユニットケース1,2,
3 の上下端周縁に、ケース間接続用のシール面71を形成
するとともに、少なくとも、各ユニットケース1,2,3 の
前側のシール面71を各ユニットケース1,2,3 の外側に突
出させて形成し、さらに、同シール面71間に前面パネル
1a,2a,3aを着脱自在に取付けている。
【0029】すなわち、前述したように、各ユニットケ
ース1,2,3 の内部が連通して空気流路を形成している
が、段積みした隙間から空気が漏れることのないように
シールする必要がある。
【0030】そこで、図4に示すように、各ユニットケ
ース1,2,3 の上下端周縁に各ユニットケース1,2,3 接続
用のシール部7を形成している。
【0031】同シール部7は、各ユニットケース1,2,3
の上下前縁にアングル形状のシール部構成材70を取付
け、同シール部構成材70の外側に折曲形成された面と、
後壁及び左右側壁の上下端を内側に折曲げた折曲面とを
ユニットケース1,2,3 接続用のシール面71とし、フィル
ターユニットケース1及びファンユニットケース2にお
ける上側のシール面71にパッキン8を貼設している。
【0032】そして、図6に示すように、各ユニットケ
ース1,2,3 の内側面に断熱材72を貼設するとともに、着
脱自在の前面パネル1a,2a,3aの内側面にも同様に断熱材
72を貼設し、上記した上下のシール部構成材70間に嵌め
込んでいる。
【0033】したがって、空気流路を形成する各ユニッ
トケース1,2,3 の内側面が平坦面となり、流路抵抗を可
及的に小さくすることができる。
【0034】特に、シール部構成材70のシール面71を内
側ではなく外側に突出させたことにより、各ユニットケ
ース1,2,3 の内側面は全体的に平坦面となる。
【0035】そして、上下のシール部構成材70間に前面
パネル1a,2a,3aを位置させているので、上記シール部構
成材70のシール面71の外側への突出が目立たず、外観上
のデザイン面においても美観を損なうことがない。
【0036】また、本実施例では、フィルターユニット
ケース1の前面パネル1aの着脱は嵌め込み式の取付具に
よりワンタッチで行えるようにしているので、メンテナ
ンス等が容易である。
【0037】上記構成の空調機Aにおいて、本発明の要
旨となるのは、ファンユニットケース2内にファンケー
ス23を配設し、同ファンケース23内に電動モータMと、
同モータMに連動連結するターボファンFを配設すると
ともに、前記ファンケース23の下側左右角部に凹部を形
成し、同凹部内に設けた防振装置28を介してファンケー
ス23の下部をファンユニットケース2に支持させ、さら
に、ファンケース23の上端を、スポンジ状の緩衝材を介
してファンユニットケース2に支持させたファンユニッ
ト20の構造にある。
【0038】すなわち、図7〜図9に示すように、ファ
ンユニット20は、ファンユニットケース2内部にファン
ケース23を配設し、同ファンケース23内に、電動モータ
Mと、同モータMの駆動軸M1に連動連結して回転駆動さ
れるターボファンFを配設して構成している。なお、本
実施例におけるターボファンFは反時計回りに回転する
ものとしている。
【0039】また、ターボファンFは、同一風量で比較
すると、空調機一般に使用されるシロッコファンよりも
薄型となっているので、ファンユニットケース2自体を
薄型に形成することが可能となる。
【0040】したがって、フィルターユニットケース1
及びコイルユニットケース3も同様に薄型とすることに
より、空調機Aをきわめて薄型に構成することができ
る。
【0041】上記ターボファンFと電動モータMを収納
配設しているファンケース23には防振構造を施してい
る。
【0042】すなわち、ファンケース23の下部とファン
ユニットケース2の底壁2bとの間に防振装置28を介設し
てファンケース23を支持させるとともに、ファンケース
23の上端を緩衝材としてのスポンジ状パッキン29を介し
てファンユニットケース2の天井側に連結支持させてい
る。
【0043】図7に示すように、ファンケース23は、そ
の左右下側の角部を落として正面視三角形状の凹部を形
成しており、同凹部を防振装置配設空間Qとして、同空
間Q内に防振装置28を配設している。
【0044】防振装置28は、防振装置配設空間Qの上部
側をなすファンケース23の壁に、防振装置配設空間Qに
張り出すようにブラケット33を取付け、同ブラケット33
にファンユニットケース2の底壁2bに立設した支軸28a
を遊嵌するとともに、ブラケット33と底壁2bとの間にス
プリング28b を介設して構成している。
【0045】したがって、ファンケース23は防振装置28
のスプリング28b によりその重量を支持されることにな
る。
【0046】また、ファンケース23の上端には、特に高
さ方向に厚みを必要としないスポンジ状パッキン29を配
設しているので、ファンケース23の底面に防振装置28を
設け、上端にたわみ継手を連結した一般的に採用される
通常の防振構造と比べて上下方向の高さを大幅にコンパ
クト化することが可能となる。
【0047】このように、ファンケース23は、同ファン
ケース23の角部を落として形成した防振装置配設空間Q
内に配設した防振装置28と、薄いスポンジ状パッキン29
を介して比較的小さな空間内において吊支された状態と
なっているので、ファンユニットケース2を小型化して
も十分に振動の伝達を抑制することができる。
【0048】しかも、上記したように、ターボファンF
を採用してファンケースユニット2を薄型としたことと
あいまって、高さ方向、前後方向にコンパクト化するこ
とができ、空調機A全体を小型化することができる。
【0049】本実施例におけるファンユニット20のその
他の構成について説明する。
【0050】ファンケース23の前方には、吸気流路Rが
形成されており、同吸気流路Rに臨むように、ファンケ
ース23の前面にはファン吸気口F1を形成している。空気
は同ファン吸気口F1から流入してファンユニット20の上
方から強制送気される(図8及び図10参照)。
【0051】電動モータMは、吸気流路Rを区画するよ
うにファンケース23の前面に取付けたモータ取付板24に
より支持されている。24c はモータ取付板24をファンケ
ース23に取付けるための取付ボルトである。
【0052】すなわち、図9に示すように、モータ取付
板24は、断面コ字状の板金からなる取付板本体の上部左
側面と下部右側面とを切欠し、残った下部左側面と上部
右側面をモータ取付左右耳部24a,24b となし、同モータ
取付左右耳部24a,24b で電動モータMを左右から挟持す
る状態で支持している。なお、M2はモータ取付ボルトで
ある。
【0053】上記モータ取付左右耳部24a,24b は、吸気
流路Rの流路仕切壁となるものであり、かつ、ファン吸
気口F1に対しても垂直な仕切壁となっている(図8参
照)。
【0054】図10に示すように、左耳部24a は電動モ
ータMの左側部から下方へ伸延し右耳部24b は電動モー
タMの右側部から上方へ伸延している。
【0055】したがって、吸気流路Rは左側流路25と右
側流路26とに区画され、電動モータMの下方域では、同
電動モータMの幅の分だけ左側流路25は狭く、右側流路
26は広くなっている。
【0056】かかる構成により、下方からの空気は二つ
の流路を通ってファン吸込口F1内に入ることになる。
【0057】前記したようにターボファンFが反時計回
りの場合は、吸気流路Rを上記のように電動モータMの
下方域では左側流路25を狭く、右側流路26を広く区画す
ることが望ましく、かかる構成にすることによってター
ボファンFの吸気効率が向上することが実験で確かめら
れている。
【0058】かかる構造とすることにより、上述したよ
うにシロッコファン等よりも薄型のターボファンFを用
いてファンユニットケース2を薄型としても所望する風
量を得ることが可能となる。
【0059】また、本実施例では、モータ取付左耳部24
a の下端から下方へ伸延させた仮想垂線に沿って、フィ
ルターユニットケース1の前面パネル1aにフィルター押
さえ27としている。
【0060】すなわち、図3に示すように、薄型に形成
されたフィルターユニットケース1内において、効率よ
く集塵できるようにフィルターユニット10は後方傾斜状
態に配設しており、かかるフィルターユニット10の安定
を図るためにフィルター押さえ27は配設されている。
【0061】なお、フィルター押さえ27の配設位置とし
ては、ファンユニットケース2内を仕切る流路仕切壁21
の下端から下方へ伸延させた仮想垂線に沿った位置とし
てもよい。
【0062】
【発明の効果】ファンユニットケース内にファンケース
を配設し、同ファンケース内に電動モータと、同モータ
に連動連結するターボファンを配設するとともに、前記
ファンケースの下側左右角部に凹部を形成し、同凹部内
に設けた防振装置を介してファンケースの下部をファン
ユニットケースに支持させ、さらに、ファンケースの上
端を、スポンジ状の緩衝材を介してファンユニットケー
スに支持させたことにより、十分に振動の伝達を抑制し
ながら、ファンユニットケースを高さ方向、前後方向に
コンパクト化することができ、空調機全体を小型化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るユニット組立構造を有する空調機
の正面図である。
【図2】同空調機の側面図である。
【図3】同内部構造を示す説明図である。
【図4】ユニット組立構造を示す説明図である。
【図5】連結具の説明図である。
【図6】シール面の説明図である。
【図7】ファンユニットの正面視による説明図である。
【図8】同側面視による説明図である。
【図9】モータ取付板の説明図である。
【図10】吸気流路を示す説明図である。
【図11】従来のファンユニットの正面視による説明図
である。
【図12】従来のファンユニットの側面視による説明図
である。
【符号の説明】
A 空調機 F ターボファン M 電動モータ 2 ファンユニットケース 20 ファンユニット 23 ファンケース 28 防振装置 29 スポンジ状パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 321 F24F 1/00 306 F04D 29/62 F

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンユニットケース(2) 内にファンケ
    ース(23)を配設し、同ファンケース(23)内に電動モータ
    (M) と、同モータ(M) に連動連結するターボファン(F)
    を配設するとともに、前記ファンケース(23)の下側左右
    角部に凹部を形成し、同凹部内に設けた防振装置(28)を
    介してファンケース(23)の下部をファンユニットケース
    (2) に支持させ、さらに、ファンケース(23)の上端を、
    スポンジ状の緩衝材を介してファンユニットケース(2)
    に支持させたことを特徴とする空調機のファンユニッ
    ト。
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