JP3345302B2 - 燃焼式の加熱装置 - Google Patents
燃焼式の加熱装置Info
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Landscapes
- Control Of Combustion (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入路から供給され
る加熱対象液を通過中に加熱して出路に流出する熱交換
部の複数が、互いに熱伝導するように一体的に形成され
た状態で、燃焼バーナの燃焼ガス流路中に設けられ、前
記複数の熱交換部の夫々への加熱対象液の供給が各別に
断続されるように構成された燃焼式の加熱装置に関す
る。
る加熱対象液を通過中に加熱して出路に流出する熱交換
部の複数が、互いに熱伝導するように一体的に形成され
た状態で、燃焼バーナの燃焼ガス流路中に設けられ、前
記複数の熱交換部の夫々への加熱対象液の供給が各別に
断続されるように構成された燃焼式の加熱装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】かかる燃焼式の加熱装置は、燃焼バーナ
の燃焼ガスにより、複数の熱交換部を通過する加熱対象
液が夫々加熱されるものであり、熱交換部で加熱された
加熱対象液は種々の用途に利用される。具体的には、例
えば、湯水を加熱対象液とし、一般給湯と風呂の追焚と
に利用するようなものがある。このように、複数の熱交
換部を備えて、夫々の熱交換部を通過する加熱対象液を
加熱する構成においては、常時全ての熱交換部において
加熱対象液が流動しているわけではなく、使用状態によ
っては、熱交換部のうちの一部では加熱対象液が流動す
るが、他のものでは流動が停止する場合もある。
の燃焼ガスにより、複数の熱交換部を通過する加熱対象
液が夫々加熱されるものであり、熱交換部で加熱された
加熱対象液は種々の用途に利用される。具体的には、例
えば、湯水を加熱対象液とし、一般給湯と風呂の追焚と
に利用するようなものがある。このように、複数の熱交
換部を備えて、夫々の熱交換部を通過する加熱対象液を
加熱する構成においては、常時全ての熱交換部において
加熱対象液が流動しているわけではなく、使用状態によ
っては、熱交換部のうちの一部では加熱対象液が流動す
るが、他のものでは流動が停止する場合もある。
【0003】このような場合においては、流動が停止し
ている熱交換部でも燃焼ガスにより加熱対象液が加熱さ
れるので、加熱対象液が高温となり過ぎるおそれがあ
る。加熱対象液が高温となり過ぎると、例えば、加熱対
象液が湯水の場合は、それの流路内でスケールが発生す
るというような弊害が生じる。従って、従来、このよう
な弊害を生じるのを防止するため、流動が停止している
熱交換部の加熱対象液の温度を検出して、その温度が過
度に高くならないように、燃焼バーナの燃焼量を制御す
ることが考えられている。この流動が停止している熱交
換部の加熱対象液の温度を検出するについては、熱交換
部の内部に温度センサを設置して加熱対象液の温度を検
出しようとすると構成が複雑化してしまい、そのような
構成とするのは製造コスト等の関係で困難であることか
ら、流動が停止している熱交換部の内部ではなく、加熱
対象液の流路が熱交換部の外部に露出している部分にお
いて加熱対象液の温度を検出することになる。
ている熱交換部でも燃焼ガスにより加熱対象液が加熱さ
れるので、加熱対象液が高温となり過ぎるおそれがあ
る。加熱対象液が高温となり過ぎると、例えば、加熱対
象液が湯水の場合は、それの流路内でスケールが発生す
るというような弊害が生じる。従って、従来、このよう
な弊害を生じるのを防止するため、流動が停止している
熱交換部の加熱対象液の温度を検出して、その温度が過
度に高くならないように、燃焼バーナの燃焼量を制御す
ることが考えられている。この流動が停止している熱交
換部の加熱対象液の温度を検出するについては、熱交換
部の内部に温度センサを設置して加熱対象液の温度を検
出しようとすると構成が複雑化してしまい、そのような
構成とするのは製造コスト等の関係で困難であることか
ら、流動が停止している熱交換部の内部ではなく、加熱
対象液の流路が熱交換部の外部に露出している部分にお
いて加熱対象液の温度を検出することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、加熱対象液の流動が停止していることもあ
って、熱交換部の内部における加熱対象液と上記温度検
出をする位置における加熱対象液とに大きな温度差が生
じ、しかもその温度差は、温度の検出箇所の周囲環境に
よって変動するものとなる。従って、流動を停止してい
る熱交換部内の加熱対象液の温度を正確に検出するのが
困難であり、燃焼バーナの燃焼量の制御も不正確なもの
となる不都合があった。本発明は、上記実情に鑑みてな
されたものであって、その目的は、流動が停止している
熱交換部内の加熱対象液の温度が高くなり過ぎるのを的
確に防止する点にある。
来構成では、加熱対象液の流動が停止していることもあ
って、熱交換部の内部における加熱対象液と上記温度検
出をする位置における加熱対象液とに大きな温度差が生
じ、しかもその温度差は、温度の検出箇所の周囲環境に
よって変動するものとなる。従って、流動を停止してい
る熱交換部内の加熱対象液の温度を正確に検出するのが
困難であり、燃焼バーナの燃焼量の制御も不正確なもの
となる不都合があった。本発明は、上記実情に鑑みてな
されたものであって、その目的は、流動が停止している
熱交換部内の加熱対象液の温度が高くなり過ぎるのを的
確に防止する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記請求項1記載の構成
を備えることにより、複数の熱交換部のうちの一部のも
のに加熱対象液が流動し、他のものにおいては加熱対象
液の流動が停止された一部運転状態においては、燃焼バ
ーナの燃焼量を制御する燃焼制御手段が、加熱対象液が
流動する熱交換部の出路における加熱対象液の検出温度
と、その検出温度が高いほど前記燃焼量を小さくする関
係に予め定めた設定比例関係とに基づいて、加熱対象液
の流動が停止された熱交換部の内部に存在する加熱対象
液の温度が設定温度以下になる適正燃焼量を求めて、そ
の求めた適正燃焼量にて燃焼バーナを燃焼させる。
を備えることにより、複数の熱交換部のうちの一部のも
のに加熱対象液が流動し、他のものにおいては加熱対象
液の流動が停止された一部運転状態においては、燃焼バ
ーナの燃焼量を制御する燃焼制御手段が、加熱対象液が
流動する熱交換部の出路における加熱対象液の検出温度
と、その検出温度が高いほど前記燃焼量を小さくする関
係に予め定めた設定比例関係とに基づいて、加熱対象液
の流動が停止された熱交換部の内部に存在する加熱対象
液の温度が設定温度以下になる適正燃焼量を求めて、そ
の求めた適正燃焼量にて燃焼バーナを燃焼させる。
【0006】すなわち、本発明の発明者は、加熱対象液
が流動している熱交換部と、流動を停止している熱交換
部とが、互いに熱伝導するように一体的に形成されてい
ることから、流動を停止している熱交換部の内部の加熱
対象液の温度と流動している熱交換部側の加熱対象液の
温度とが完全に独立したものではなく、一定の相関関係
が存在し得るものとの認識に立ち、両者の関係を調べた
ところ、燃焼バーナの燃焼量等をパラメータとして一定
の関係を有することを実験的に確認できた。この関係
は、加熱対象液が流動する熱交換部の入路において加熱
対象液の温度を測定した場合であっても、出路において
加熱対象液の温度を測定した場合であっても、具体的な
関係自体は異なっても一定の関係を有することに変わり
がない。
が流動している熱交換部と、流動を停止している熱交換
部とが、互いに熱伝導するように一体的に形成されてい
ることから、流動を停止している熱交換部の内部の加熱
対象液の温度と流動している熱交換部側の加熱対象液の
温度とが完全に独立したものではなく、一定の相関関係
が存在し得るものとの認識に立ち、両者の関係を調べた
ところ、燃焼バーナの燃焼量等をパラメータとして一定
の関係を有することを実験的に確認できた。この関係
は、加熱対象液が流動する熱交換部の入路において加熱
対象液の温度を測定した場合であっても、出路において
加熱対象液の温度を測定した場合であっても、具体的な
関係自体は異なっても一定の関係を有することに変わり
がない。
【0007】そこで、加熱対象液が流動する熱交換部の
入路又は出路における加熱対象液の温度に応じて、燃焼
バーナの燃焼量をどの程度に制限すれば、加熱対象液の
流動が停止された熱交換部の内部の加熱対象液の温度を
設定温度以下にできるかという燃焼バーナの適正燃焼量
を設定しておけば、加熱対象液が流動する熱交換部の入
路又は出路における加熱対象液の温度に基づいて燃焼バ
ーナの適正燃焼量を求めて、その適正燃焼量にて燃焼バ
ーナを燃焼させることで、加熱対象液の流動が停止され
た熱交換部の内部に存在する加熱対象液の温度を設定温
度以下に抑制できる。
入路又は出路における加熱対象液の温度に応じて、燃焼
バーナの燃焼量をどの程度に制限すれば、加熱対象液の
流動が停止された熱交換部の内部の加熱対象液の温度を
設定温度以下にできるかという燃焼バーナの適正燃焼量
を設定しておけば、加熱対象液が流動する熱交換部の入
路又は出路における加熱対象液の温度に基づいて燃焼バ
ーナの適正燃焼量を求めて、その適正燃焼量にて燃焼バ
ーナを燃焼させることで、加熱対象液の流動が停止され
た熱交換部の内部に存在する加熱対象液の温度を設定温
度以下に抑制できる。
【0008】そして、上記ような燃焼制御の基礎となる
加熱対象液の温度情報は、加熱対象液が流動している側
での温度を測定して得られるので、温度測定箇所の周囲
環境の変動等の影響を受けにくいものであり、加熱対象
液が流動する熱交換部の入路又は出路における加熱対象
液の温度と流動が停止された熱交換部の内部の加熱対象
液の温度との対応関係が安定するので、流動が停止して
いる熱交換部内の加熱対象液の温度が高くなり過ぎるの
を的確に防止できる。
加熱対象液の温度情報は、加熱対象液が流動している側
での温度を測定して得られるので、温度測定箇所の周囲
環境の変動等の影響を受けにくいものであり、加熱対象
液が流動する熱交換部の入路又は出路における加熱対象
液の温度と流動が停止された熱交換部の内部の加熱対象
液の温度との対応関係が安定するので、流動が停止して
いる熱交換部内の加熱対象液の温度が高くなり過ぎるの
を的確に防止できる。
【0009】しかしながら、加熱対象液が流動する熱交
換部の入路における加熱対象液の温度と、流動が停止さ
れた熱交換部の内部に存在する加熱対象液の温度との関
係は、加熱対象液が流動する熱交換部側の流量に大きく
依存することが実験的にも確かめられており、具体的に
は、上記流量が大となるほど流動が停止された熱交換部
の内部に存在する加熱対象液の温度の上昇が小さくな
る。従って、流動が停止された熱交換部の内部に存在す
る加熱対象液の温度を設定値以下になるようにすること
はもちろん可能であるが、流量の低い側を基準にして燃
焼量を設定すると、必要以上に燃焼バーナの燃焼量を低
下させてしまう場合もある。
換部の入路における加熱対象液の温度と、流動が停止さ
れた熱交換部の内部に存在する加熱対象液の温度との関
係は、加熱対象液が流動する熱交換部側の流量に大きく
依存することが実験的にも確かめられており、具体的に
は、上記流量が大となるほど流動が停止された熱交換部
の内部に存在する加熱対象液の温度の上昇が小さくな
る。従って、流動が停止された熱交換部の内部に存在す
る加熱対象液の温度を設定値以下になるようにすること
はもちろん可能であるが、流量の低い側を基準にして燃
焼量を設定すると、必要以上に燃焼バーナの燃焼量を低
下させてしまう場合もある。
【0010】これに対して、加熱対象液が流動する熱交
換部の出路における加熱対象液の温度は、上記流量が大
となるほど入路での加熱対象液の温度からの温度上昇が
小さくなり、つまり、流動が停止された熱交換部の内部
に存在する加熱対象液の温度の上昇と同様の傾向を有す
る。このために、加熱対象液が流動する熱交換部の出路
における加熱対象液の温度と、流動が停止された熱交換
部の内部に存在する加熱対象液の温度との関係が、加熱
対象液が流動する熱交換部側の流量にそれほど依存しな
いものとできる。
換部の出路における加熱対象液の温度は、上記流量が大
となるほど入路での加熱対象液の温度からの温度上昇が
小さくなり、つまり、流動が停止された熱交換部の内部
に存在する加熱対象液の温度の上昇と同様の傾向を有す
る。このために、加熱対象液が流動する熱交換部の出路
における加熱対象液の温度と、流動が停止された熱交換
部の内部に存在する加熱対象液の温度との関係が、加熱
対象液が流動する熱交換部側の流量にそれほど依存しな
いものとできる。
【0011】従って、加熱対象液が流動する熱交換部の
出路における加熱対象液の温度の検出情報に基づいて、
上記適正燃焼量を求めて、燃焼バーナの燃焼制御を実行
することで、加熱対象液の流量が変化する場合でも的確
な燃焼制御を行えるものとなる。 そこで、上記のよう
に、燃焼制御制御手段は、加熱対象液が流動する熱交換
部の出路における加熱対象液の温度を検出する温度検出
手段の検出温度と、その検出温度が高いほど燃焼バーナ
の燃焼量を小さくする関係に予め定めた設定比例関係と
に基づいて、上記適正燃焼量を求めて、燃焼バーナの燃
焼制御を実行することで、加熱対象液の流量が変化する
場合でも的確な燃焼制御を行うことができ、しかも、温
度検出手段の検出情報から適正燃焼量を求めるための関
係が単純化されて、燃焼バーナの燃焼制御を行い易いも
のとできる。 つまり、加熱対象液の流量が変化する場合
でも、上記出路における加熱対象液の温度の検出情報に
基づいて燃焼制御を行うことで、燃焼制御を行い易いも
のとできながら、しかもその制御を的確なものとできる
のである。
出路における加熱対象液の温度の検出情報に基づいて、
上記適正燃焼量を求めて、燃焼バーナの燃焼制御を実行
することで、加熱対象液の流量が変化する場合でも的確
な燃焼制御を行えるものとなる。 そこで、上記のよう
に、燃焼制御制御手段は、加熱対象液が流動する熱交換
部の出路における加熱対象液の温度を検出する温度検出
手段の検出温度と、その検出温度が高いほど燃焼バーナ
の燃焼量を小さくする関係に予め定めた設定比例関係と
に基づいて、上記適正燃焼量を求めて、燃焼バーナの燃
焼制御を実行することで、加熱対象液の流量が変化する
場合でも的確な燃焼制御を行うことができ、しかも、温
度検出手段の検出情報から適正燃焼量を求めるための関
係が単純化されて、燃焼バーナの燃焼制御を行い易いも
のとできる。 つまり、加熱対象液の流量が変化する場合
でも、上記出路における加熱対象液の温度の検出情報に
基づいて燃焼制御を行うことで、燃焼制御を行い易いも
のとできながら、しかもその制御を的確なものとできる
のである。
【0012】
【0013】又、上記請求項2記載の構成を備えること
により、循環液加熱用の熱交換部の往路における加熱対
象液の温度を温度検出手段により検出し、その検出情報
に基づいて、湯水の流動が停止された給湯用の熱交換部
の内部に存在する湯水の温度が設定温度以下になる適正
燃焼量を求めて、その求めた適正燃焼量にて燃焼バーナ
を燃焼させる。循環液加熱用の熱交換部は、往路及び復
路が接続される加熱対象部の温度の上昇のために循環液
が循環加熱されるものであり、熱交換部において加熱し
た後の加熱対象液の温度の精度については、それほど高
い精度を要求されないのが一般的である。従って、湯水
の流動が停止された給湯用の熱交換部の内部に存在する
湯水の温度が設定温度以下になることを優先して燃焼制
御を行っても特に問題はない。一方、給湯用の熱交換部
においては、通常は給湯温度を設定して給湯する関係
上、加熱後の湯温がある程度安定する必要があるので、
温度変化が生じうる燃焼制御を行うのは適当でなく、
又、給湯を行うという性格上、特にスケールの発生の防
止を必要とする。そこで、循環液加熱用の熱交換部と給
湯用の熱交換部とが、互いに熱伝導するように一体的に
形成される場合において、上記のように給湯用の熱交換
部の内部の湯水の温度が設定温度以下となるように燃焼
制御を行うことが特に有効となるものである。
により、循環液加熱用の熱交換部の往路における加熱対
象液の温度を温度検出手段により検出し、その検出情報
に基づいて、湯水の流動が停止された給湯用の熱交換部
の内部に存在する湯水の温度が設定温度以下になる適正
燃焼量を求めて、その求めた適正燃焼量にて燃焼バーナ
を燃焼させる。循環液加熱用の熱交換部は、往路及び復
路が接続される加熱対象部の温度の上昇のために循環液
が循環加熱されるものであり、熱交換部において加熱し
た後の加熱対象液の温度の精度については、それほど高
い精度を要求されないのが一般的である。従って、湯水
の流動が停止された給湯用の熱交換部の内部に存在する
湯水の温度が設定温度以下になることを優先して燃焼制
御を行っても特に問題はない。一方、給湯用の熱交換部
においては、通常は給湯温度を設定して給湯する関係
上、加熱後の湯温がある程度安定する必要があるので、
温度変化が生じうる燃焼制御を行うのは適当でなく、
又、給湯を行うという性格上、特にスケールの発生の防
止を必要とする。そこで、循環液加熱用の熱交換部と給
湯用の熱交換部とが、互いに熱伝導するように一体的に
形成される場合において、上記のように給湯用の熱交換
部の内部の湯水の温度が設定温度以下となるように燃焼
制御を行うことが特に有効となるものである。
【0014】又、上記請求項3記載の構成を備えること
により、複数の熱交換部は、伝熱フィンを共用したフィ
ンチューブ型の熱交換器として一体形成される。従っ
て、複数の熱交換部を備えるについて、部品を共用して
全体として構成の簡素化を図れるのみならず、複数の熱
交換部間の熱伝導が円滑に行われて、上記の燃焼制御を
的確に行える。
により、複数の熱交換部は、伝熱フィンを共用したフィ
ンチューブ型の熱交換器として一体形成される。従っ
て、複数の熱交換部を備えるについて、部品を共用して
全体として構成の簡素化を図れるのみならず、複数の熱
交換部間の熱伝導が円滑に行われて、上記の燃焼制御を
的確に行える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る燃焼式の加熱
装置の一例としての風呂追焚き機能付きの給湯装置につ
いて図面に基づいて説明する。図1に示すように、燃焼
室1内に、供給される燃料ガスが燃焼する燃焼バーナ2
と、このバーナ2の加熱により加熱対象液としての水を
加熱するためのフィンチューブ型の熱交換器3とが備え
られ、燃焼室1の下部にはバーナ2に燃焼用空気を通風
するためのモータ駆動型のファン4が備えられている。
尚、前記バーナ2の近くには、バーナ2に点火させるた
めの点火用イグナイタ5と、着火したか否かを検出する
フレームロッド6が設けられている。
装置の一例としての風呂追焚き機能付きの給湯装置につ
いて図面に基づいて説明する。図1に示すように、燃焼
室1内に、供給される燃料ガスが燃焼する燃焼バーナ2
と、このバーナ2の加熱により加熱対象液としての水を
加熱するためのフィンチューブ型の熱交換器3とが備え
られ、燃焼室1の下部にはバーナ2に燃焼用空気を通風
するためのモータ駆動型のファン4が備えられている。
尚、前記バーナ2の近くには、バーナ2に点火させるた
めの点火用イグナイタ5と、着火したか否かを検出する
フレームロッド6が設けられている。
【0016】熱交換器3には、入路Liとしての給水路
7から供給される水を目標設定温度に加熱して出路Lo
としての出湯路8に流出する給湯用の熱交換部N1と、
入路Liとしての復路9と出路Loとして往路10によ
って浴槽18(加熱対象部の一例)と接続され、復路9
から供給される循環液としての湯水を加熱して往路10
に流出する循環液加熱用の熱交換部としての追焚き用熱
交換部N2とが、バーナ2の燃焼ガス流路S中に、流路
長手方向に並べて設けられている。詳述すると、図2
(イ)及び、図2(イ)と同方向視での断面図である図
2(ロ)にも示すように、給湯用熱交換部N1は、両横
側にてU字状管路11にて連通接続される9本の吸熱管
路12により構成され、追焚き用熱交換部N2は同様に
5本の吸熱管路13にて構成されている。そして、これ
らの各吸熱管路12,13に同一の吸熱用の伝熱フィン
14(以下、単に「フィン14」という)が取り付けら
れて、給湯用熱交換部N1と追焚き用熱交換部N2とで
フィン14を共用する構成となっており、しかも、追焚
き用熱交換部N2を構成する各吸熱管路13は、給湯用
熱交換部N1を構成する9本の吸熱管路12のうちの5
本のものと、管路同士が長手方向に沿って接触するよう
に配置されている。このようにして、給湯用熱交換部N
1内の湯水と追焚き用熱交換部N2内の湯水とが互いに
熱伝導し易い構成としている。
7から供給される水を目標設定温度に加熱して出路Lo
としての出湯路8に流出する給湯用の熱交換部N1と、
入路Liとしての復路9と出路Loとして往路10によ
って浴槽18(加熱対象部の一例)と接続され、復路9
から供給される循環液としての湯水を加熱して往路10
に流出する循環液加熱用の熱交換部としての追焚き用熱
交換部N2とが、バーナ2の燃焼ガス流路S中に、流路
長手方向に並べて設けられている。詳述すると、図2
(イ)及び、図2(イ)と同方向視での断面図である図
2(ロ)にも示すように、給湯用熱交換部N1は、両横
側にてU字状管路11にて連通接続される9本の吸熱管
路12により構成され、追焚き用熱交換部N2は同様に
5本の吸熱管路13にて構成されている。そして、これ
らの各吸熱管路12,13に同一の吸熱用の伝熱フィン
14(以下、単に「フィン14」という)が取り付けら
れて、給湯用熱交換部N1と追焚き用熱交換部N2とで
フィン14を共用する構成となっており、しかも、追焚
き用熱交換部N2を構成する各吸熱管路13は、給湯用
熱交換部N1を構成する9本の吸熱管路12のうちの5
本のものと、管路同士が長手方向に沿って接触するよう
に配置されている。このようにして、給湯用熱交換部N
1内の湯水と追焚き用熱交換部N2内の湯水とが互いに
熱伝導し易い構成としている。
【0017】給水路7からの水を出湯路8にバイパスし
て供給するバイパス路15と、給湯用熱交換部N1から
の出湯量と、バイパス路15から出湯路8へのバイパス
量との比率を変更調節自在な混合比率調節手段としての
ミキシングバルブ16とが備えられ、このミキシングバ
ルブ16にて混合された後の湯が、給湯路17を通して
給湯栓(図示せず)に給湯されるか、又は、加熱対象部
としての浴槽18に湯張り給湯されるように構成されて
いる。前記給水路7には、入水温度を検出する入水温サ
ーミスタ19と、通水量を検出する水量センサ20とが
備えられ、又、出湯路8における給湯用熱交換部N1の
下手側部分には、給湯用熱交換部N1から出湯される湯
の温度を検出する出口湯温サーミスタ21が設けられて
いる。前記給湯路17には、混合された後の湯水の温度
を検出する給湯温サーミスタ22、給湯総量がバーナ2
による加熱能力を越えるような場合に水量を抑制する水
比例バルブ23、及び、浴槽18への給湯中に給湯栓が
開操作されたことを検出するために給湯栓への通水量が
設定量以上であるか否かを検出する割り込みセンサ24
が夫々備えられている。又、バーナ2への燃料供給路G
には、元ガス電磁弁25、燃料供給量を変更調節するガ
ス比例弁26、バーナ2に対する燃料供給状態を切り換
える3つの切替弁27が設けられている。
て供給するバイパス路15と、給湯用熱交換部N1から
の出湯量と、バイパス路15から出湯路8へのバイパス
量との比率を変更調節自在な混合比率調節手段としての
ミキシングバルブ16とが備えられ、このミキシングバ
ルブ16にて混合された後の湯が、給湯路17を通して
給湯栓(図示せず)に給湯されるか、又は、加熱対象部
としての浴槽18に湯張り給湯されるように構成されて
いる。前記給水路7には、入水温度を検出する入水温サ
ーミスタ19と、通水量を検出する水量センサ20とが
備えられ、又、出湯路8における給湯用熱交換部N1の
下手側部分には、給湯用熱交換部N1から出湯される湯
の温度を検出する出口湯温サーミスタ21が設けられて
いる。前記給湯路17には、混合された後の湯水の温度
を検出する給湯温サーミスタ22、給湯総量がバーナ2
による加熱能力を越えるような場合に水量を抑制する水
比例バルブ23、及び、浴槽18への給湯中に給湯栓が
開操作されたことを検出するために給湯栓への通水量が
設定量以上であるか否かを検出する割り込みセンサ24
が夫々備えられている。又、バーナ2への燃料供給路G
には、元ガス電磁弁25、燃料供給量を変更調節するガ
ス比例弁26、バーナ2に対する燃料供給状態を切り換
える3つの切替弁27が設けられている。
【0018】追焚用の循環路における復路9には、湯水
を循環流動させる定吐出量型の循環ポンプ28、設定量
以上の通水があることを検出するとONする水流スイッ
チ29、復路9内の湯水の温度を検出する復路湯温サー
ミスタ30、風呂二方弁31、浴槽18の水位を検出す
る水位センサ32、循環流動量を変更調節自在な水量調
節弁33等が備えられている。又、往路10には、追焚
き用熱交換部N2にて加熱された後の往路10の湯の温
度を検出する温度検出手段TSとしての往路湯温サーミ
スタ34が設けられている。この往路湯温サーミスタ3
4は、図3に示すように、往路10における吸熱管路1
3近傍箇所に設置されている。尚、図3においては、追
焚き用熱交換部N2を見やすくするために、給湯用熱交
換部N1の一部を省略して概略的に図示している。往路
10における風呂二方弁31と水量調節弁33との中間
位置と復路9の途中位置とがバイパス二方弁35を有す
る追焚きバイパス路40を介して接続され、往路10及
び復路9の夫々は風呂アダプターを介して浴槽18の内
部に接続される構成となっている。つまり、バイパス二
方弁35を閉弁した状態で、往路10、復路9、追焚き
用熱交換部N2の夫々により浴槽18内の湯水を循環流
動自在な追焚き用循環経路が構成されることになる。
を循環流動させる定吐出量型の循環ポンプ28、設定量
以上の通水があることを検出するとONする水流スイッ
チ29、復路9内の湯水の温度を検出する復路湯温サー
ミスタ30、風呂二方弁31、浴槽18の水位を検出す
る水位センサ32、循環流動量を変更調節自在な水量調
節弁33等が備えられている。又、往路10には、追焚
き用熱交換部N2にて加熱された後の往路10の湯の温
度を検出する温度検出手段TSとしての往路湯温サーミ
スタ34が設けられている。この往路湯温サーミスタ3
4は、図3に示すように、往路10における吸熱管路1
3近傍箇所に設置されている。尚、図3においては、追
焚き用熱交換部N2を見やすくするために、給湯用熱交
換部N1の一部を省略して概略的に図示している。往路
10における風呂二方弁31と水量調節弁33との中間
位置と復路9の途中位置とがバイパス二方弁35を有す
る追焚きバイパス路40を介して接続され、往路10及
び復路9の夫々は風呂アダプターを介して浴槽18の内
部に接続される構成となっている。つまり、バイパス二
方弁35を閉弁した状態で、往路10、復路9、追焚き
用熱交換部N2の夫々により浴槽18内の湯水を循環流
動自在な追焚き用循環経路が構成されることになる。
【0019】前記給湯路17は、その途中部から給湯栓
への一般給湯路17aと、風呂用給湯路17bとに分岐
され、風呂用給湯路17bは、湯張り電磁弁36、逆流
防止用のホッパー37及び逆止弁38を介して前記追焚
用循環経路に接続されている。尚、図中39は、ホッパ
ー37内の残湯を排出するための排水電磁弁である。
への一般給湯路17aと、風呂用給湯路17bとに分岐
され、風呂用給湯路17bは、湯張り電磁弁36、逆流
防止用のホッパー37及び逆止弁38を介して前記追焚
用循環経路に接続されている。尚、図中39は、ホッパ
ー37内の残湯を排出するための排水電磁弁である。
【0020】そして、この給湯装置には、人為操作指令
に基づいて、一般給湯運転、風呂給湯(浴槽18への湯
張り)運転、風呂の追焚運転等の運転指令や、目標給湯
温度等の温度指令を与えるリモコン操作部Rと、このリ
モコン操作部Rの指令情報に従って給湯装置の各部の動
作を制御する制御部Hとが備えられている。この制御部
Hは、マイクロコンピュータを備えて構成され、前記各
サーミスタやセンサ類の検出情報が入力されるととも
に、その検出情報に基づいて、バーナ2の燃焼状態、通
水調節用の各弁やミキシングバルブ16等の動作状態を
制御するように構成されている。従って、制御部Hは、
バーナ2の燃焼量を制御する燃焼制御手段BCとして機
能する。尚、湯張り運転を実行中に、給湯栓が開き操作
されたことが割り込みセンサ24により検出されると、
湯張り運転が一時中断され、給湯運転が優先的に実行さ
れるようになっている。又、湯張り運転又は給湯運転の
いずれかと追焚き運転が共に指令されると、それらは同
時に並行して実行されるように構成されている。
に基づいて、一般給湯運転、風呂給湯(浴槽18への湯
張り)運転、風呂の追焚運転等の運転指令や、目標給湯
温度等の温度指令を与えるリモコン操作部Rと、このリ
モコン操作部Rの指令情報に従って給湯装置の各部の動
作を制御する制御部Hとが備えられている。この制御部
Hは、マイクロコンピュータを備えて構成され、前記各
サーミスタやセンサ類の検出情報が入力されるととも
に、その検出情報に基づいて、バーナ2の燃焼状態、通
水調節用の各弁やミキシングバルブ16等の動作状態を
制御するように構成されている。従って、制御部Hは、
バーナ2の燃焼量を制御する燃焼制御手段BCとして機
能する。尚、湯張り運転を実行中に、給湯栓が開き操作
されたことが割り込みセンサ24により検出されると、
湯張り運転が一時中断され、給湯運転が優先的に実行さ
れるようになっている。又、湯張り運転又は給湯運転の
いずれかと追焚き運転が共に指令されると、それらは同
時に並行して実行されるように構成されている。
【0021】次に、給湯用熱交換部N1及び追焚き用熱
交換部N2のうちの一部のものに湯水が流動し、他のも
のにおいては湯水の流動が停止された一部運転状態とし
て、給湯、湯張り又は追焚き夫々の単独運転を行う場合
の制御部Hの制御動作について概略的に説明する。
交換部N2のうちの一部のものに湯水が流動し、他のも
のにおいては湯水の流動が停止された一部運転状態とし
て、給湯、湯張り又は追焚き夫々の単独運転を行う場合
の制御部Hの制御動作について概略的に説明する。
【0022】〔給湯運転〕リモコン操作部Rにおいて給
湯運転が指令されて制御が開始されてから、水量センサ
20にて通水が検出されると、バーナ2の点火作動を実
行する。つまり、ファン4による通風を開始して、元ガ
ス電磁弁25、切替弁27、ガス比例弁26の夫々を開
弁させてバーナ2に燃料ガスを供給するとともに、イグ
ナイタ5により点火動作を開始してバーナ2に着火す
る。フレームロッド6により着火が確認されるとイグナ
イタ5の点火動作を停止する。点火後は、出口湯温サー
ミスタ21の検出値が予め設定された設定温度(例えば
60°C)になるように、バーナ2による燃焼制御を実
行する。このバーナ2の燃焼制御と共に、給湯温サーミ
スタ22の検出値がリモコン操作部Rにて指令された目
標給湯温度となる湯水混合比率になるように、ミキシン
グバルブ16を制御する。
湯運転が指令されて制御が開始されてから、水量センサ
20にて通水が検出されると、バーナ2の点火作動を実
行する。つまり、ファン4による通風を開始して、元ガ
ス電磁弁25、切替弁27、ガス比例弁26の夫々を開
弁させてバーナ2に燃料ガスを供給するとともに、イグ
ナイタ5により点火動作を開始してバーナ2に着火す
る。フレームロッド6により着火が確認されるとイグナ
イタ5の点火動作を停止する。点火後は、出口湯温サー
ミスタ21の検出値が予め設定された設定温度(例えば
60°C)になるように、バーナ2による燃焼制御を実
行する。このバーナ2の燃焼制御と共に、給湯温サーミ
スタ22の検出値がリモコン操作部Rにて指令された目
標給湯温度となる湯水混合比率になるように、ミキシン
グバルブ16を制御する。
【0023】〔湯張り運転〕湯張り運転が指令された場
合には、湯張り電磁弁36、風呂二方弁31及びバイパ
ス二方弁35の夫々を開弁させるとともに、水量調節弁
33を全開に調節して通水が開始され、水量センサ20
の検出値が設定量を越えると、給湯運転と同様なバーナ
2の燃焼制御が実行され、給湯温サーミスタ22の検出
値がリモコン操作部Rにて別途指令された目標湯張り温
度となる湯水混合比率になるように、ミキシングバルブ
16を制御する。風呂給湯路17から供給される湯水
は、ホッパー37、逆止弁38、循環ポンプ28を通
り、風呂二方弁31が設けられる往路10から浴槽18
に供給されるとともに、バイパス二方弁35が設けられ
る追焚バイパス路40を通して復路9からも供給され、
二経路から効率よく給湯できるようになっている。そし
て、水位センサ32にて検出される浴槽18の水位が目
標水位に達すると、湯張り給湯を停止する。
合には、湯張り電磁弁36、風呂二方弁31及びバイパ
ス二方弁35の夫々を開弁させるとともに、水量調節弁
33を全開に調節して通水が開始され、水量センサ20
の検出値が設定量を越えると、給湯運転と同様なバーナ
2の燃焼制御が実行され、給湯温サーミスタ22の検出
値がリモコン操作部Rにて別途指令された目標湯張り温
度となる湯水混合比率になるように、ミキシングバルブ
16を制御する。風呂給湯路17から供給される湯水
は、ホッパー37、逆止弁38、循環ポンプ28を通
り、風呂二方弁31が設けられる往路10から浴槽18
に供給されるとともに、バイパス二方弁35が設けられ
る追焚バイパス路40を通して復路9からも供給され、
二経路から効率よく給湯できるようになっている。そし
て、水位センサ32にて検出される浴槽18の水位が目
標水位に達すると、湯張り給湯を停止する。
【0024】〔追焚き運転〕給湯熱交換部N1への通水
が停止された状態で、追焚き運転が指令されると、一部
運転状態となり、図4のフローチャートに示すように、
風呂二方弁31を開弁させて、バイパス二方弁35を閉
弁させるとともに、水量調節弁33を全開(最大開度又
はそれに近い大きい開度)に制御する(ステップ#
1)。そして、循環ポンプ28を作動させて、その循環
通流開始に伴って水流スイッチ29がONすると、上記
したようなバーナ2の燃焼動作を開始して、追焚き用熱
交換部N2にて往路10から供給される湯水を加熱する
(ステップ#3,4,5)。
が停止された状態で、追焚き運転が指令されると、一部
運転状態となり、図4のフローチャートに示すように、
風呂二方弁31を開弁させて、バイパス二方弁35を閉
弁させるとともに、水量調節弁33を全開(最大開度又
はそれに近い大きい開度)に制御する(ステップ#
1)。そして、循環ポンプ28を作動させて、その循環
通流開始に伴って水流スイッチ29がONすると、上記
したようなバーナ2の燃焼動作を開始して、追焚き用熱
交換部N2にて往路10から供給される湯水を加熱する
(ステップ#3,4,5)。
【0025】この際の燃焼制御においては、制御部H
は、往路湯温サーミスタ34の検出温度を取り込み、そ
の検出温度に基づいて、図5に示す燃焼量と温度との関
係から、バーナ2の適正燃焼量を求めて、その適正燃焼
量にバーナ2の燃焼量を設定する(ステップ#6,
7)。図5に示す関係は、検出温度が高いほど燃焼量を
小さくする関係に予め定めた設定比例関係となってい
る。従って、図5の関係を、検出温度及び燃焼量のデー
タの多数の組として記憶しておくのではなく、一次関数
式として記憶しておくことができ、必要な記憶容量の節
減や制御構成の簡素化に寄与することができる。復路湯
温サーミスタ30の検出温度が目標設定温度に達して、
浴槽の湯温が所望の温度になるまで(ステップ#8)、
上記の燃焼量の設定を繰り返し(ステップ#6,7)、
目標温度に達すると追焚きを終了する。
は、往路湯温サーミスタ34の検出温度を取り込み、そ
の検出温度に基づいて、図5に示す燃焼量と温度との関
係から、バーナ2の適正燃焼量を求めて、その適正燃焼
量にバーナ2の燃焼量を設定する(ステップ#6,
7)。図5に示す関係は、検出温度が高いほど燃焼量を
小さくする関係に予め定めた設定比例関係となってい
る。従って、図5の関係を、検出温度及び燃焼量のデー
タの多数の組として記憶しておくのではなく、一次関数
式として記憶しておくことができ、必要な記憶容量の節
減や制御構成の簡素化に寄与することができる。復路湯
温サーミスタ30の検出温度が目標設定温度に達して、
浴槽の湯温が所望の温度になるまで(ステップ#8)、
上記の燃焼量の設定を繰り返し(ステップ#6,7)、
目標温度に達すると追焚きを終了する。
【0026】次に、上記のようにバーナ2の適正燃焼量
を求めるのに利用した、図5の関係を定めた根拠につい
て説明する。本実施の形態の熱交換器3によって、湯水
の流動が停止している給湯用熱交換部N1の内部に存在
する湯水の温度が95℃となっているときの、バーナ2
の燃焼量と往路湯温サーミスタ34の検出温度との関係
を、追焚き用循環経路の流量をパラメータとして測定し
たデータが図6に示すものである。図6から明らかなよ
うに、往路湯温サーミスタ34の検出温度と燃焼量との
関係は、それほど追焚き用循環経路の流量に依存してい
ない。そこで、図6のデータに基づいて、湯水の流動が
停止している給湯用熱交換部N1の内部に存在する水の
温度が設定温度として95℃(厳密には、設定温度は9
5℃よりわずかに高い温度)以下になるようにすると共
に、燃焼量が過度に低下しないようにする適正燃焼量を
求めるものとして、追焚き用循環経路の流量に依存しな
い図5に示す関係を設定したものである。尚、熱交換器
3の形状等が変わっても、上記と同様にしてその熱交換
器3に応じた図5の関係を予め設定しておくことができ
る。
を求めるのに利用した、図5の関係を定めた根拠につい
て説明する。本実施の形態の熱交換器3によって、湯水
の流動が停止している給湯用熱交換部N1の内部に存在
する湯水の温度が95℃となっているときの、バーナ2
の燃焼量と往路湯温サーミスタ34の検出温度との関係
を、追焚き用循環経路の流量をパラメータとして測定し
たデータが図6に示すものである。図6から明らかなよ
うに、往路湯温サーミスタ34の検出温度と燃焼量との
関係は、それほど追焚き用循環経路の流量に依存してい
ない。そこで、図6のデータに基づいて、湯水の流動が
停止している給湯用熱交換部N1の内部に存在する水の
温度が設定温度として95℃(厳密には、設定温度は9
5℃よりわずかに高い温度)以下になるようにすると共
に、燃焼量が過度に低下しないようにする適正燃焼量を
求めるものとして、追焚き用循環経路の流量に依存しな
い図5に示す関係を設定したものである。尚、熱交換器
3の形状等が変わっても、上記と同様にしてその熱交換
器3に応じた図5の関係を予め設定しておくことができ
る。
【0027】図5に示す関係に基づいて適正燃焼量を求
めて、燃焼バーナの燃焼量を制御したときの、給湯用熱
交換部N1の内部に存在する湯水の温度の時間変化は、
図7に示す如くであり、設定温度以下に安定的に制御さ
れていることが確認される。ちなみに、図7において
は、追焚き用循環経路の流量を6リットル/分に固定設
定して追焚き運転した場合を例示しているが、追焚き用
循環経路の流量を使用者が任意に設定できるようにした
場合、あるいは、追焚き用循環経路の流量を復路湯温サ
ーミスタ30の検出温度と目標設定温度との偏差に応じ
て変化させる制御を行ったような場合においても、往路
湯温サーミスタ34の検出温度に基づいて、図5に示す
関係によって適正燃焼量を求めることで、給湯用熱交換
部N1の内部に存在する湯水の温度は的確に設定温度以
下に制御される。
めて、燃焼バーナの燃焼量を制御したときの、給湯用熱
交換部N1の内部に存在する湯水の温度の時間変化は、
図7に示す如くであり、設定温度以下に安定的に制御さ
れていることが確認される。ちなみに、図7において
は、追焚き用循環経路の流量を6リットル/分に固定設
定して追焚き運転した場合を例示しているが、追焚き用
循環経路の流量を使用者が任意に設定できるようにした
場合、あるいは、追焚き用循環経路の流量を復路湯温サ
ーミスタ30の検出温度と目標設定温度との偏差に応じ
て変化させる制御を行ったような場合においても、往路
湯温サーミスタ34の検出温度に基づいて、図5に示す
関係によって適正燃焼量を求めることで、給湯用熱交換
部N1の内部に存在する湯水の温度は的確に設定温度以
下に制御される。
【0028】〔別実施形態〕 以下、別実施形態を列記する。 上記実施の形態で
は、循環液加熱用の熱交換部として、槽18を加熱対象
部とする風呂の追焚きのための熱交換部を例示したが、
例えば暖房用の熱交換器を加熱対象部として、その加熱
対象部に対して加熱された湯を循環流通する構成として
も良い。 このような場合、加熱対象液は、湯水である必
要は必ずしもなく、湯水に代えて専用の液体触媒を利用
しても良い。
は、循環液加熱用の熱交換部として、槽18を加熱対象
部とする風呂の追焚きのための熱交換部を例示したが、
例えば暖房用の熱交換器を加熱対象部として、その加熱
対象部に対して加熱された湯を循環流通する構成として
も良い。 このような場合、加熱対象液は、湯水である必
要は必ずしもなく、湯水に代えて専用の液体触媒を利用
しても良い。
【0029】 上記実施の形態では、給湯用熱交換部
N1と追焚き用熱交換部N2とが、伝熱フィン14を共
用したフィンチューブ型の熱交換器3として構成されて
いるが、給湯用熱交換部N1と追焚き用熱交換部N2と
が別個に吸熱用のフィンを備え、夫々の熱交換部N1,
N2の吸熱管路12,13の接触のみによって、熱交換
部N1,N2が互いに熱伝導するようにしても良い。
又、フィンチューブ以外のその他の形式の熱交換器を用
いてもよい。
N1と追焚き用熱交換部N2とが、伝熱フィン14を共
用したフィンチューブ型の熱交換器3として構成されて
いるが、給湯用熱交換部N1と追焚き用熱交換部N2と
が別個に吸熱用のフィンを備え、夫々の熱交換部N1,
N2の吸熱管路12,13の接触のみによって、熱交換
部N1,N2が互いに熱伝導するようにしても良い。
又、フィンチューブ以外のその他の形式の熱交換器を用
いてもよい。
【0030】
【0031】
【図1】本発明の実施の形態にかかる給湯装置の概略図
【図2】本発明の実施の形態にかかる熱交換器を示す側
面図
面図
【図3】本発明の実施の形態にかかる熱交換器を示す正
面図
面図
【図4】本発明の実施の形態にかかるフローチャート
【図5】本発明の実施の形態にかかる追焚き運転時の制
御用情報を示す図
御用情報を示す図
【図6】本発明の実施の形態にかかる測定データを示す
図
図
【図7】本発明の実施の形態にかかる制御結果の説明図
2 燃焼バーナ BC 燃焼制御手段 N1,N2 熱交換部 TS 温度検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 哲司 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2 号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 奥田 重信 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2 号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 榎本 有 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (72)発明者 今井田 洋尚 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (72)発明者 米沢 信剛 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (72)発明者 中西 教温 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (72)発明者 小西 大輔 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (56)参考文献 特開 平7−98151(JP,A) 特開 平4−295542(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/10 F23N 5/02
Claims (3)
- 【請求項1】 入路から供給される加熱対象液を通過中
に加熱して出路に流出する熱交換部の複数が、互いに熱
伝導するように一体的に形成された状態で、燃焼バーナ
の燃焼ガス流路中に設けられ、 前記複数の熱交換部の夫々への加熱対象液の供給が各別
に断続されるように構成された燃焼式の加熱装置であっ
て、 前記燃焼バーナの燃焼量を制御する燃焼制御手段が、 前記複数の熱交換部のうちの一部のものに加熱対象液が
流動し、他のものにおいては加熱対象液の流動が停止さ
れた一部運転状態においては、 加熱対象液が流動する熱交換部の出路における加熱対象
液の温度を検出する温度検出手段の検出温度と、その検
出温度が高いほど前記燃焼量を小さくする関係に予め定
めた設定比例関係とに基づいて、加熱対象液の流動が停
止された熱交換部の内部に存在する加熱対象液の温度が
設定温度以下になる適正燃焼量を求めて、 その適正燃焼量にて前記バーナを燃焼させるように構成
されている燃焼式の加熱装置。 - 【請求項2】 前記複数の熱交換部のうちの一つが、入
路としての復路と出路としての往路によって加熱対象部
と接続されて、復路からの供給される循環液を加熱して
往路に流出する循環液加熱用の熱交換部であり、他のも
のが、入路としての入水路からの水を加熱して出路とし
ての給湯路に出湯する給湯用の熱交換部であり、 前記燃焼制御手段が、前記循環液加熱用の熱交換部を循
環液が流動し、前記給湯用の熱交換部に通水しない状態
を前記一部運転状態として、前記給湯用の熱交換部の内
部の湯水の温度を設定温度以下となる前記適正燃焼量を
求めて、前記燃焼バーナの燃焼を制御するように構成さ
れている 請求項1記載の燃焼式の加熱装置。 - 【請求項3】 前記複数の熱交換部が、伝熱フィンを共
用したフィンチューブ型の熱交換器で構成されている請
求項1又は2項に記載の燃焼式の加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14147497A JP3345302B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 燃焼式の加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14147497A JP3345302B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 燃焼式の加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10332200A JPH10332200A (ja) | 1998-12-15 |
| JP3345302B2 true JP3345302B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=15292737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14147497A Expired - Fee Related JP3345302B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 燃焼式の加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3345302B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4692814B2 (ja) * | 2005-05-25 | 2011-06-01 | 株式会社ノーリツ | 熱源装置 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP14147497A patent/JP3345302B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10332200A (ja) | 1998-12-15 |
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