JP3349802B2 - 燃料電池シール用窒素ガスの再生方法及び装置 - Google Patents

燃料電池シール用窒素ガスの再生方法及び装置

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剛由 上山
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    • Y02E60/50Fuel cells

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料電池による発電装
置において、窒素ガスを循環させて燃料電池本体のシー
ルや装置内部のパージ等に利用するための方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の燃料電池による発電装置
の一例を示したものである。この装置におけるガスの流
れは、主として燃料ガス系統と、空気系統とに分けられ
る。
【0003】A)燃料ガス系統 まず、原燃料ガス(天然ガス)は、圧送機10から熱交
換器12、脱硫反応器14、及び熱交換器16を順に通
って改質器18に導入され、この改質器18に設けられ
たバーナによる加熱で改質ガスに変化する。この改質ガ
スは、上記熱交換器16、熱交換器20、高温CO変成
器22、上記熱交換器12、熱交換器24、低温CO変
成器26、熱交換器28、排熱回収熱交換器30を順に
通って燃料ガス気水分離器32に導入される。この気水
分離器32で分離された水分は水処理装置34へ導入さ
れ、ガス分の一部は循環用ブロア36によって天然ガス
側に戻される。残りのガスは上記熱交換器28を通じて
各燃料電池38の燃料極40Aに供給され、この燃料電
池38内で反応することにより電力を発生させる。反応
後のガスは燃料極40Aから電池排燃料として導出さ
れ、通路41Aを通じて図4に示すような改質器18の
バーナ19に供給される。
【0004】B)空気系統 この系統では、原料空気が圧縮機52、冷却器54、及
び圧縮機56を順に通って各燃料電池38の空気極40
Bに供給され、この空気内の酸素が上記燃料の燃焼に消
費されて残りのガスは窒素ガスに富んだ電池排空気(ア
ノード排ガス)となる。この電池排空気は、通路41
B、及び熱交換器20,42を通じて上記図4の改質器
バーナ19へ送られる。
【0005】なお、改質器18で発生した燃焼ガスは、
上記熱交換器42、タービン44、熱交換器46、及び
冷却器48を順に通って排ガス気水分離器50に送ら
れ、分離された水分は上記水処理装置34へ送られる一
方、ガス分は排気筒52を通じて系外へ排出される。
【0006】ところで、このような発電装置では、燃料
電池本体内外のシールや装置内の昇圧、パージ等を行う
ために窒素ガスが使用される。例えば、燃料電池38に
おいては、両極40A,40Bを含む燃料電池本体を外
部からシールするために、この燃料電池本体の周囲に図
4に示すようなシール部39が設けられ、このシール部
39にシール用窒素ガスが供給されるとともに、この窒
素ガスと燃料電池本体からリークした不純物(CH4
2,CO,CO2,O2,H2O等)との混合ガスが上記
シール部39から排気されるようになっている。
【0007】図5(a)(b)(c)は、上記のような
窒素ガスの使用期間及び使用量をグラフにしたものであ
る。同図(a)に示すように、通常運転時には、燃料電
池本体を外部からシールするために上記シール部39に
窒素ガスが少量ずつコンスタントに供給される。また、
装置起動時には、同図(b)に示すように、改質系を昇
圧させるのに窒素ガスが使用された後、昇温時間をおい
て燃料電池の昇圧に再び窒素ガスが使用される。さら
に、装置停止時には、同図(c)に示すように、降温時
間が経過した後に燃料電池電極のパージ用及び改質系の
パージ用としてそれぞれ窒素ガスが使用される。
【0008】そこで従来は、このような窒素ガスを発電
装置に供給すべく、図3に示すような液体窒素タンクロ
ーリ車58及び図3,4に示すような窒素貯蔵装置60
を設置し、この窒素貯蔵装置60から通路62や通路6
3を通じて上記シール部39をはじめとする窒素使用個
所に窒素ガスを分配することが行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来
は、比較的高価な窒素ガスを全て装置外部から多量に装
置内に供給し、しかも、一旦供給された窒素ガスを使用
後そのまま系外へ排出しているため、窒素ガスの消費量
は膨大なものとなっており、これが発電コスト削減の大
きな妨げとなっている。
【0010】本発明は、このような事情に鑑み、燃料電
池による発電装置において、装置外部から供給が必要な
窒素ガスの量を削減することができる方法及び装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、燃料極及び酸素極を有する燃
料電池本体と、この燃料電池本体を外部からシールする
シール部とを備え、上記燃料極に燃料ガスを導入して上
記酸素極に酸素含有ガスを導入し、各極からそれぞれ排
燃料及び排空気を導出するとともに、上記シール部にシ
ール用窒素ガスを導入するように構成された燃料電池に
よる発電装置において、上記シール部から不純物含有窒
素ガスを導出し、この不純物含有窒素ガスに上記酸素極
から導出した排空気を混合し、この混合ガスから窒素ガ
スを精製分離して上記発電装置の窒素使用個所に供給す
るものである(請求項1)。
【0012】この方法では、上記不純物を除去した窒素
ガスの少なくとも一部を一旦貯蔵しておき、後にこの貯
蔵ガスを上記発電個所の窒素使用個所に供給する(請求
項2)ことが、より好ましい。
【0013】また本発明は、上記方法を実施するための
装置として、燃料極及び酸素極を有する燃料電池本体
と、この燃料電池本体を外部からシールするシール部と
を備え、上記燃料極に燃料ガスを導入して上記酸素極に
酸素含有ガスを導入し、各極からそれぞれ排燃料及び排
空気を導出するとともに、上記シール部にシール用窒素
ガスを導入するように構成された燃料電池による発電装
置において、上記シール部から不純物含有窒素ガスを導
出して上記発電装置の窒素使用個所に供給するための窒
素循環通路と、上記シール部から導出した不純物含有窒
素ガスに上記酸素極から導出された富窒素ガスを混合さ
せるための富窒素ガス導入通路と、上記窒素循環通路中
に設けられ、上記不純物含有窒素ガスと上記富窒素ガス
との混合ガスから窒素ガスを精製分離する窒素分離装置
とを備えたものである(請求項3)。
【0014】この装置では、上記窒素分離装置で精製さ
れた窒素ガスの少なくとも一部を貯蔵する窒素ガスタン
クを備えることが、より好ましい(請求項4)。
【0015】また、上記不純物除去手段として上記循環
ガス中に含まれる不純物を酸化反応させる触媒燃焼装置
を備え、原燃料ガスを加熱することにより改質ガスを生
成する改質器とを備える場合、上記窒素循環通路におい
て上記触媒燃焼装置の上流側に設けられ、上記改質器か
ら排出される燃焼ガスと循環ガスとを熱交換させること
によりこの循環ガスを上記酸化反応が可能な温度まで加
熱する熱交換手段とを備えることにより、後述のような
より優れた効果が得られる(請求項5)。
【0016】
【作用】請求項1,3記載の方法及び装置によれば、燃
料電池シール部より導出された不純物含有窒素ガスから
不純物を除去し、これを窒素ガスの使用個所へ供給する
ようにしているので、発電装置の運転に必要な窒素ガス
の少なくとも一部は発電装置内で精製されることにな
る。すなわち、発電装置内で窒素ガスが循環され、再利
用されることとなり、その分、外部からの供給を要する
窒素ガス量が削減される。
【0017】より具体的には、上記シール部から導出し
た不純物含有窒素ガスに酸素極から導出した富窒素ガス
を混ぜ、この混合ガスから窒素ガスを分離精製するよう
にしているので、再利用される窒素ガス量をさらに増や
すことができる。
【0018】また、請求項2,4記載の方法及び装置で
は、循環窒素ガスのうちの余剰分を一旦貯蔵しておき、
その後適当な時期に使用することにより、循環窒素ガス
をより有効に活用することができる。
【0019】ここで、上記不純物の除去手段として不純
物を酸化反応させる触媒燃焼装置を用いる場合には、上
記循環ガスを上記酸化反応が可能な温度まで予め加熱し
ておく必要があるが、請求項5記載の装置では、改質器
から排出された燃焼ガスと上記循環ガスとを熱交換させ
ることにより循環ガスを昇温させているので、特別な加
熱手段を付設することなく、また外部からほとんどエネ
ルギを供給することなく不純物除去を行うことができ
る。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図2に基づいて説明
する。なお、この実施例において発電装置全体の構成は
前記図3及び図4に示したものと同等であり、ここでは
その説明を省略する。
【0021】この実施例に示す装置では、図1に示すよ
うな燃料電池シール部39が設けられ、このシール部3
9は、両極40A,40Bを含む燃料電池本体と、燃料
電池38外部とをシールするように構成されており、具
体的には、このシール部39内に窒素ガスが供給される
ことにより上記シールが行われるようになっている。そ
して、この装置の特徴として、上記シール部39から導
出したガスを再びシール部39入口に循環させるための
窒素循環通路66が設けられている。この窒素循環通路
66の途中には、その上流側から順に、熱交換器68、
熱交換器(熱交換手段)70、触媒燃焼装置72、上記
熱交換器68、熱交換器73、窒素分離装置74、圧縮
機76、及び弁78が設けられている。
【0022】上記熱交換器70は、上記シール部38か
ら熱交換器68を通じて導出されてきた循環ガスと、上
記改質器18から通路80及び弁82を通じて導出され
てきた高温(この実施例では600℃以上)の燃焼ガスとを
熱交換させることにより、上記循環ガスを500℃以上ま
で加熱し、触媒燃焼装置72に導入するものである。
【0023】触媒燃焼装置72は、触媒燃焼反応器から
なり、その内部には、例えばロジウムアルミナ触媒等、
CH4,H2,COといった不純物の酸化反応を促す触媒
が充填されており、これらの不純物がこの触媒燃焼反応
器内でH2Oとなり、もしくはCO2とH2Oとに分解さ
れるようになっている。
【0024】窒素分離装置74は、上記触媒反応装置7
2で不純物が除去された循環窒素ガスをさらに精製する
ものであり、この実施例では図2に示すような構成とな
っている。
【0025】すなわち、この窒素分離装置74は窒素P
SA装置で構成されており、窒素圧縮機104、活性炭
塔106、2塔の吸着塔108、吸着塔上流側の切換弁
110、吸着塔下流側の切換弁112、及び窒素ガス槽
114を備え、各吸着塔108には、例えばカーボンモ
レキュラシーブ等、酸素を優先的に吸着する吸着剤が充
填されている。
【0026】この装置において、吸着工程では、上記富
窒素ガス移送通路74から導入された富窒素ガスが窒素
圧縮機104及び活性炭塔106を通じて吸着塔108
に導入されて酸素が吸着剤に吸着され、窒素ガスは窒素
ガス槽114内に貯蔵される。そして、この窒素ガス槽
114内の窒素ガスが圧縮機76へ適宜導出されるよう
になっている。
【0027】また、この装置では、酸素極40Bから通
路41Bを通じて排出される燃焼ガス(すなわち既に酸
素が消費された富窒素ガス)の一部を上記窒素循環通路
66へ導く富窒素ガス通路41Cが設けられており、こ
の富窒素ガス通路41Cの途中に弁84が設けられてい
る。さらに、窒素循環通路66においては、上記圧縮機
76で圧縮された精製窒素ガスの一部を貯蔵するための
窒素ガスタンク88が設けられ、その上流側及び下流側
に弁86,90が設けられており、この窒素ガスタンク
88内の窒素ガスが上記弁90を通じて上記シール部3
8以外の窒素使用個所、例えば昇圧対象個所やパージ対
象個所等に適宜供給されるようになっている。
【0028】次に、この実施例装置の作用を説明する。
【0029】装置始動当初、シール用窒素ガスは窒素貯
蔵装置60から通路62を通じて燃料電池38のシール
部39内に供給される。この燃料電池においては、その
本体内外の濃度差に起因して、CH4,H2,CO,CO
2,O2,H2Oといった不純物が燃料電池本体からシー
ル部39へリークし、上記シール用窒素ガス内に混入す
る。そして、この不純物含有窒素ガスが貯蔵循環通路6
6を通じてシール部39外へ導出される。
【0030】この導出されたガスは、酸素極40Bから
排出されて富窒素ガス通路41Cにより導かれてきた燃
焼ガス(既に酸素が消費された富窒素ガス)と混合され
る。この混合ガスは、熱交換器68を通った後、熱交換
器70で改質器18の燃焼ガスと熱交換することにより
酸化反応可能な温度(500℃以上)に加熱され、この高
温状態で触媒反応装置72に導入される。この触媒反応
装置72において、CH4,H2,COといった不純物が
酸化反応してそのガスが熱交換器68,73を通じて窒
素分離装置74に導入されることにより、このガスから
さらに窒素ガスが分離精製される。このガスは、圧縮機
76及び弁78を通じて通路62に戻され、シール用窒
素ガスとして再利用に供される。
【0031】以上のように、この装置では、上記シール
部39から導出した不純物含有ガスから不純物を除去し
ながらこのガスを循環させ、シール用ガスとして再利用
するようにしているので、外部から(図1では窒素貯蔵
装置60から)供給しなければならない窒素ガス必要量
を大幅に削減することができる。従って、必要な窒素ガ
スを極めて安価に得ることができ、発電コストを大幅に
削減することができる。
【0032】しかも、この装置では、触媒燃焼装置72
において不純物の酸化反応により不純物を除去する際、
改質器18の排熱を利用して循環ガスを酸化反応可能温
度まで昇温させるようにしているので、特別な加熱手段
を要することなく、また外部からほとんどエネルギ供給
を行うことなく不純物の除去を行うことができる。
【0033】さらに、この装置では、シール部39から
排出されるガスに加えて酸素極40Bから排出される富
窒素ガスも循環させることにより、さらに多くの窒素ガ
スを再利用することができる。また、余剰の窒素ガスは
一旦窒素ガスタンク88内に収容しておき、必要な時期
に適宜払い出すことにより、窒素ガスをより効率よく活
用することができ、運転コストをさらに削減することが
できる。
【0034】なお、この装置では上記触媒燃焼装置72
に加えて窒素分離装置74を設置しているが、不純物が
全て触媒燃焼装置72で処理できるものである場合に
は、窒素分離装置74は省略することも可能である。
【0035】また、本発明は以上の実施例に限定される
ものでなく、例として次のような態様をとることも可能
である。
【0036】(1) 上記各実施例において熱交換器70で
循環ガスを加熱する温度は、含有不純物を酸化反応させ
ることが可能な温度以上に設定すればよく、その温度は
含有不純物の種類に応じて適宜設定すればよい。また、
このような温度まで加熱するのに改質器18の排熱だけ
では不十分な場合には、補助的に外部から熱供給を行う
ようにすればよい。
【0037】(2) 上記実施例では、窒素分離装置74と
して窒素を優先的に吸着する装置を用いているが、残さ
れた不純物がほとんど酸素のみである場合には、この窒
素分離装置74として酸素を優先的に吸着する装置(例
えば吸着剤としてモレキュラシーブを備えた装置)を用
いることも可能である。この場合、窒素分離装置74で
酸素を吸着除去した残りのガスを圧縮機76に導出する
ようにすればよい。
【0038】(3) 本発明において、窒素分離装置74に
は、上記吸着装置の他、高分子膜をはじめとする分離膜
装置等を適用することも可能である。この分離膜装置に
は、窒素及び酸素のいずれか一方(一般には酸素)のみ
を透過するものを用いるようにすればよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明は、燃料電池シール
部より導出された不純物含有窒素ガスから不純物を除去
し、これを窒素ガスの使用個所へ供給するようにしてい
るので、このような窒素ガスの循環、再利用により、発
電装置の運転に必要な窒素ガスの少なくとも一部は発電
装置内で精製することができる。従って、従来のように
必要な窒素ガスを全て外部から供給し、使用済みのガス
をそのまま排気する場合に比べ、外部からの供給を要す
る窒素ガス量を削減でき、これによって発電コストを下
げることができる。
【0040】さらに、上記シール部から導出した不純物
含有窒素ガスに酸素極から導出した富窒素ガスを混ぜ、
この混合ガスから窒素ガスを分離精製するようにしてい
るので、再利用される窒素ガス量をさらに増やすことが
できる効果がある。
【0041】また、請求項2,4記載の方法及び装置で
は、循環窒素ガスのうちの余剰分を一旦貯蔵しておき、
その後適当な時期に使用することにより、循環窒素ガス
をより有効に活用することができる効果がある。
【0042】ここで、上記不純物の除去手段として不純
物を酸化反応させる触媒燃焼装置を用いる場合、請求項
5記載の装置では、改質器から排出された燃焼ガスと上
記循環ガスとを熱交換させることにより循環ガスを上記
酸化反応可能な温度まで加熱するようにしているので、
特別な加熱手段を付設することなく、また外部からほと
んどエネルギを供給することなく、上記不純物の除去を
行うことができ、さらにコストを低減させることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における発電装置の要部を示す
フローシートである。
【図2】上記発電装置における窒素分離装置を示すフロ
ーシートである。
【図3】従来の発電装置の一例を示すフローシートであ
る。
【図4】上記発電装置の要部を示すフローシートであ
る。
【図5】(a)(b)(c)は上記発電装置における窒
素ガスの消費期間及び消費量を示すグラフである。
【符号の説明】
18 改質器 38 燃料電池 39 シール部 40A 燃料極 40B 酸素極 41C 富窒素ガス導入通路 66 窒素循環通路 68 空気供給通路 70 熱交換器(熱交換手段) 74 窒素分離装置 88 窒素ガスタンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新海 洋 川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電 機株式会社内 (72)発明者 宮川 裕 神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株 式会社神戸製鋼所 神戸本社内 (72)発明者 上山 剛由 神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株 式会社神戸製鋼所 神戸本社内 (72)発明者 井上 邦博 神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株 式会社神戸製鋼所 神戸本社内 (56)参考文献 特開 昭61−203575(JP,A) 特開 平3−276576(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 8/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料極及び酸素極を有する燃料電池本体
    と、この燃料電池本体を外部からシールするシール部と
    を備え、上記燃料極に燃料ガスを導入して上記酸素極に
    酸素含有ガスを導入し、各極からそれぞれ排燃料及び排
    空気を導出するとともに、上記シール部にシール用窒素
    ガスを導入するように構成された燃料電池による発電装
    置において、上記シール部から不純物含有窒素ガスを導
    出し、この不純物含有窒素ガスに上記酸素極から導出し
    た排空気を混合し、この混合ガスから窒素ガスを精製分
    離して上記発電装置の窒素使用個所に供給することを特
    徴とする燃料電池シール用窒素ガスの再生方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の燃料電池シール用窒素ガ
    スの再生方法において、上記不純物を除去した窒素ガス
    の少なくとも一部を一旦貯蔵しておき、後にこの貯蔵ガ
    スを上記発電個所の窒素使用個所に供給することを特徴
    とする燃料電池シール用窒素ガスの再生方法。
  3. 【請求項3】 燃料極及び酸素極を有する燃料電池本体
    と、この燃料電池本体を外部からシールするシール部と
    を備え、上記燃料極に燃料ガスを導入して上記酸素極に
    酸素含有ガスを導入し、各極からそれぞれ排燃料及び排
    空気を導出するとともに、上記シール部にシール用窒素
    ガスを導入するように構成された燃料電池による発電装
    置において、上記シール部から不純物含有窒素ガスを導
    出して上記発電装置の窒素使用個所に供給するための窒
    素循環通路と、上記シール部から導出した不純物含有窒
    素ガスに上記酸素極から導出された富窒素ガスを混合さ
    せるための富窒素ガス導入通路と、上記窒素循環通路中
    に設けられ、上記不純物含有窒素ガスと上記富窒素ガス
    との混合ガスから窒素ガスを精製分離する窒素分離装置
    とを備えたことを特徴とする燃料電池シール用窒素ガス
    の再生装置
  4. 【請求項4】 請求項3記載の燃料電池シール用窒素ガ
    スの再生装置において、上記窒素分離装置で精製された
    窒素ガスの少なくとも一部を貯蔵する窒素ガスタンクと
    を備えたことを特徴とする燃料電池シール用窒素ガスの
    再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項または記載の燃料電池シール
    用窒素ガスの再生装置において、上記不純物除去手段と
    して上記循環ガス中に含まれる不純物を酸化反応させる
    触媒燃焼装置を備えるとともに、原燃料ガスを加熱する
    ことにより改質ガスを生成する改質器と、上記窒素循環
    通路において上記触媒燃焼装置の上流側に設けられ、上
    記改質器から排出される燃焼ガスと循環ガスとを熱交換
    させることによりこの循環ガスを上記酸化反応が可能な
    温度まで加熱する熱交換手段とを備えたことを特徴とす
    る燃料電池シール用窒素ガスの再生装置。
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KR101430156B1 (ko) * 2012-08-31 2014-08-13 삼성중공업 주식회사 질소 가스 생성 시스템
WO2014131551A1 (de) * 2013-02-27 2014-09-04 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zum betreiben einer brennstoffzelle

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