JP3365208B2 - 自動変速機のマニュアル変速制御装置 - Google Patents
自動変速機のマニュアル変速制御装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機のマニ
ュアル変速制御装置に関するものである。
ュアル変速制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機は、運転状態に応じた変速段
へ自動的に変速されるよう構成されるが、時として、運
転者がマニュアル変速レンジを選択している間は、運転
者によるマニュアル変速指令に対応した変速段へのマニ
ュアル変速が可能となるよう構成することもある。
へ自動的に変速されるよう構成されるが、時として、運
転者がマニュアル変速レンジを選択している間は、運転
者によるマニュアル変速指令に対応した変速段へのマニ
ュアル変速が可能となるよう構成することもある。
【0003】そして自動変速機は、自動変速レンジでも
そうであるが、特定または複数の変速段で、トルクコン
バータのトルク増大機能やトルク変動吸収機能が不要な
運転状態のもとで燃費の向上を目的として、トルクコン
バータをロックアップクラッチの締結により、入出力要
素間の直結が解かれたコンバータ状態から、入出力要素
間が直結されたロックアップ状態にすることが多い。
そうであるが、特定または複数の変速段で、トルクコン
バータのトルク増大機能やトルク変動吸収機能が不要な
運転状態のもとで燃費の向上を目的として、トルクコン
バータをロックアップクラッチの締結により、入出力要
素間の直結が解かれたコンバータ状態から、入出力要素
間が直結されたロックアップ状態にすることが多い。
【0004】ここで、マニュアル変速レンジにおけるト
ルクコンバータのロックアップを、前進4速の変速段を
有し、そのうちの2速乃至4速でトルクコンバータをロ
ックアップするようにした自動変速機について説明する
に、2速乃至4速のロックアップ車速はそれぞれ、図7
にロックアップ域の境界線をL2 ,L3 ,L4 (境界線
より高車速側がロックアップ領域)で示すように同じV
L に定められていた。
ルクコンバータのロックアップを、前進4速の変速段を
有し、そのうちの2速乃至4速でトルクコンバータをロ
ックアップするようにした自動変速機について説明する
に、2速乃至4速のロックアップ車速はそれぞれ、図7
にロックアップ域の境界線をL2 ,L3 ,L4 (境界線
より高車速側がロックアップ領域)で示すように同じV
L に定められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの場合、共通
なロックアップ車速VL よりも低い車速域において、全
てのマニュアル変速段でトルクコンバータがロックアッ
プ状態にされ得ず、アクセルペダルを釈放して惰性走行
に移行した時のエンジンブレーキが不足気味となる。特
に大きなエンジンブレーキを希望して低速側のマニュア
ル変速段を選択させている時に、運転者はエンジンブレ
ーキの不足を非常に不満に感じることとなる。
なロックアップ車速VL よりも低い車速域において、全
てのマニュアル変速段でトルクコンバータがロックアッ
プ状態にされ得ず、アクセルペダルを釈放して惰性走行
に移行した時のエンジンブレーキが不足気味となる。特
に大きなエンジンブレーキを希望して低速側のマニュア
ル変速段を選択させている時に、運転者はエンジンブレ
ーキの不足を非常に不満に感じることとなる。
【0006】本発明は、かかる問題が上記共通なロック
アップ車速VL を最高速側の4速に合わせて決定するこ
とに起因するとの事実認識に基づき、低速側マニュアル
変速段のロックアップ車速を別に定め、これにより低速
側マニュアル変速段でのエンジンブレーキは不足するこ
とのないようにして上述の問題を解消することを主目的
とする。
アップ車速VL を最高速側の4速に合わせて決定するこ
とに起因するとの事実認識に基づき、低速側マニュアル
変速段のロックアップ車速を別に定め、これにより低速
側マニュアル変速段でのエンジンブレーキは不足するこ
とのないようにして上述の問題を解消することを主目的
とする。
【0007】かようにロックアップ車速をマニュアル変
速段に応じて異ならせる場合、図6のように2速のロッ
クアップ車速をV2 、3速のロックアップ車速をV3 、
3速のロックアップ車速をV4 とした場合につき説明す
ると、車速VSPがV4 未満の低車速であっても、車速
VSPがV3 未満になるまでの間は、3速ロックアップ
状態が可能であるし、また、車速VSPがV2 未満にな
るまでの間は、2速ロックアップ状態が可能であること
から、これらによって大きなエンジンブレーキを発生さ
せ得る。
速段に応じて異ならせる場合、図6のように2速のロッ
クアップ車速をV2 、3速のロックアップ車速をV3 、
3速のロックアップ車速をV4 とした場合につき説明す
ると、車速VSPがV4 未満の低車速であっても、車速
VSPがV3 未満になるまでの間は、3速ロックアップ
状態が可能であるし、また、車速VSPがV2 未満にな
るまでの間は、2速ロックアップ状態が可能であること
から、これらによって大きなエンジンブレーキを発生さ
せ得る。
【0008】ところで、例えば図6にA点で示すロック
アップ境界線L2 ,L3 間における運転状態を、マニュ
アル2速の選択により行っている時に、運転者による3
速へのマニュアルアップシフト変速指令で、自動変速機
が3速へアップシフト変速し、その後の加速による車速
上昇で運転状態がロックアップ境界線L3 ,L4 間のB
点に移った場合につき説明すると、以下の問題を生ず
る。
アップ境界線L2 ,L3 間における運転状態を、マニュ
アル2速の選択により行っている時に、運転者による3
速へのマニュアルアップシフト変速指令で、自動変速機
が3速へアップシフト変速し、その後の加速による車速
上昇で運転状態がロックアップ境界線L3 ,L4 間のB
点に移った場合につき説明すると、以下の問題を生ず
る。
【0009】つまり、上記A点がロックアップ境界線L
2 ,L3 間に位置することから、当該A点での上記マニ
ュアル2速選択中はトルクコンバータがロックアップ状
態にされていることになる。ところで、上記の3速への
マニュアルアップシフト変速が行われると、3速ではA
点がコンバータ域であることからトルクコンバータのロ
ックアップが解除され、当該アップシフト変速による加
速で運転状態がB点に移ると、このB点がロックアップ
境界線L3 ,L4 間の3速ロックアップ域であることか
ら、トルクコンバータが再度ロックアップされる。
2 ,L3 間に位置することから、当該A点での上記マニ
ュアル2速選択中はトルクコンバータがロックアップ状
態にされていることになる。ところで、上記の3速への
マニュアルアップシフト変速が行われると、3速ではA
点がコンバータ域であることからトルクコンバータのロ
ックアップが解除され、当該アップシフト変速による加
速で運転状態がB点に移ると、このB点がロックアップ
境界線L3 ,L4 間の3速ロックアップ域であることか
ら、トルクコンバータが再度ロックアップされる。
【0010】ところで、上記A点でのロックアップ解除
を伴うマニュアルアップシフト変速は、エンジン回転の
不自然な変動を生ずることがあるし、加えて、トルクコ
ンバータのロックアップ解除と、再度のロックアップと
を、短時間のうちに繰り返すことから、ショックの点で
も運転者に違和感を与えるという問題があった。
を伴うマニュアルアップシフト変速は、エンジン回転の
不自然な変動を生ずることがあるし、加えて、トルクコ
ンバータのロックアップ解除と、再度のロックアップと
を、短時間のうちに繰り返すことから、ショックの点で
も運転者に違和感を与えるという問題があった。
【0011】本発明は、前記したロックアップ車速の設
定にもかかわらず、これらの問題を生ずることのないよ
うにすることをも目的とする。
定にもかかわらず、これらの問題を生ずることのないよ
うにすることをも目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】これらの目的のため、第
1発明による自動変速機のマニュアル変速制御装置は、
請求項1に記載のごとく、マニュアル変速レンジを選択
している間は、運転者によるマニュアル変速指令に対応
したマニュアル変速段を選択するよう構成し、且つ、複
数のマニュアル変速段で車速がロックアップ車速を越え
る間、トルクコンバータを入出力要素間が直結されたロ
ックアップ状態にするようにした自動変速機を要旨構成
の基礎前提とする。
1発明による自動変速機のマニュアル変速制御装置は、
請求項1に記載のごとく、マニュアル変速レンジを選択
している間は、運転者によるマニュアル変速指令に対応
したマニュアル変速段を選択するよう構成し、且つ、複
数のマニュアル変速段で車速がロックアップ車速を越え
る間、トルクコンバータを入出力要素間が直結されたロ
ックアップ状態にするようにした自動変速機を要旨構成
の基礎前提とする。
【0013】そして第1発明は、かかる自動変速機のロ
ックアップ制御に用いる上記ロックアップ車速をマニュ
アル変速段ごとに設定すると共に、これらロックアップ
車速を低速側のマニュアル変速段ほど低く設定する。
ックアップ制御に用いる上記ロックアップ車速をマニュ
アル変速段ごとに設定すると共に、これらロックアップ
車速を低速側のマニュアル変速段ほど低く設定する。
【0014】更に第1発明は、トルクコンバータがロッ
クアップ状態であるのを検知するロックアップ検知手段
と、車速が、選択中のマニュアル変速段よりも1段高速
側の変速段に対応するロックアップ車速未満であるのを
検知するロックアップ解除変速車速検知手段と、これら
両手段による検知が揃っている間に、マニュアルアップ
シフト変速指令が発せられる時、ロックアップ解除を伴
うマニュアルアップシフト変速であるとして、該マニュ
アルアップシフト変速を禁止するマニュアルアップシフ
ト変速禁止手段とを設ける。
クアップ状態であるのを検知するロックアップ検知手段
と、車速が、選択中のマニュアル変速段よりも1段高速
側の変速段に対応するロックアップ車速未満であるのを
検知するロックアップ解除変速車速検知手段と、これら
両手段による検知が揃っている間に、マニュアルアップ
シフト変速指令が発せられる時、ロックアップ解除を伴
うマニュアルアップシフト変速であるとして、該マニュ
アルアップシフト変速を禁止するマニュアルアップシフ
ト変速禁止手段とを設ける。
【0015】第2発明による自動変速機のマニュアル変
速制御装置は、請求項2に記載のごとく、第1発明にお
いて、マニュアル変速段ごとに車速とエンジンスロット
ル開度の組み合わせとして定めた、前記ロックアップ解
除を伴うマニュアルアップシフト変速でエンジンの回転
変動が不自然になる変速禁止領域にある時に、前記マニ
ュアルアップシフト変速の禁止を実行させるよう構成し
たことを特徴とするものである。
速制御装置は、請求項2に記載のごとく、第1発明にお
いて、マニュアル変速段ごとに車速とエンジンスロット
ル開度の組み合わせとして定めた、前記ロックアップ解
除を伴うマニュアルアップシフト変速でエンジンの回転
変動が不自然になる変速禁止領域にある時に、前記マニ
ュアルアップシフト変速の禁止を実行させるよう構成し
たことを特徴とするものである。
【0016】第3発明による自動変速機のマニュアル変
速制御装置は、請求項3に記載のごとく、上記第2発明
において、ロックアップ解除状態でトルクコンバータス
リップ量が同じになる車速およびエンジンスロットル開
度の組み合わせにより前記変速禁止領域と変速許可領域
との境界を定めたことを特徴とするものである。
速制御装置は、請求項3に記載のごとく、上記第2発明
において、ロックアップ解除状態でトルクコンバータス
リップ量が同じになる車速およびエンジンスロットル開
度の組み合わせにより前記変速禁止領域と変速許可領域
との境界を定めたことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の効果】第1発明において自動変速機は、運転者
がマニュアル変速レンジを選択している間においては、
運転者によるマニュアル変速指令に対応したマニュアル
変速段を選択すると共に、複数のマニュアル変速段で車
速がロックアップ車速を越える間、トルクコンバータを
入出力要素間が直結されたロックアップ状態にする。
がマニュアル変速レンジを選択している間においては、
運転者によるマニュアル変速指令に対応したマニュアル
変速段を選択すると共に、複数のマニュアル変速段で車
速がロックアップ車速を越える間、トルクコンバータを
入出力要素間が直結されたロックアップ状態にする。
【0018】ところで、上記ロックアップ車速をマニュ
アル変速段ごとに設定し、これらロックアップ車速を低
速側のマニュアル変速段ほど低く設定したことから、マ
ニュアル変速段ごとに、高速側マニュアル変速段用の高
いロックアップ車速より低い車速のもとでも、当該車速
が、現在のマニュアル変速段用のロックアップ車速より
低い車速になるまでの間は、現在のマニュアル変速段で
のロックアップが可能となり、当該ロックアップ状態に
よって低速段での大きなエンジンブレーキを発生させる
ことができる。
アル変速段ごとに設定し、これらロックアップ車速を低
速側のマニュアル変速段ほど低く設定したことから、マ
ニュアル変速段ごとに、高速側マニュアル変速段用の高
いロックアップ車速より低い車速のもとでも、当該車速
が、現在のマニュアル変速段用のロックアップ車速より
低い車速になるまでの間は、現在のマニュアル変速段で
のロックアップが可能となり、当該ロックアップ状態に
よって低速段での大きなエンジンブレーキを発生させる
ことができる。
【0019】また第1発明のように、マニュアル変速レ
ンジでのロックアップ車速をマニュアル変速段ごとに設
定し、これらロックアップ車速を低速側のマニュアル変
速段ほど低くする場合、上記のように、低速段ロックア
ップ状態によって大きなエンジンブレーキを発生させ得
る領域を一層拡大することができる。
ンジでのロックアップ車速をマニュアル変速段ごとに設
定し、これらロックアップ車速を低速側のマニュアル変
速段ほど低くする場合、上記のように、低速段ロックア
ップ状態によって大きなエンジンブレーキを発生させ得
る領域を一層拡大することができる。
【0020】なお、上記のようにロックアップ車速を設
定した場合、前記した通り、運転者がロックアップ車速
間でマニュアルアップシフト変速指令を出した結果、ロ
ックアップ解除を伴うアップシフト変速が発生する時
に、エンジン回転の不自然な変動や、短時間中のロック
アップ解除および再ロックアップを生ずる。
定した場合、前記した通り、運転者がロックアップ車速
間でマニュアルアップシフト変速指令を出した結果、ロ
ックアップ解除を伴うアップシフト変速が発生する時
に、エンジン回転の不自然な変動や、短時間中のロック
アップ解除および再ロックアップを生ずる。
【0021】更に第1発明においては、ロックアップ検
知手段がトルクコンバータのロックアップ状態を検知
し、且つ、ロックアップ解除変速車速検知手段が、選択
中のマニュアル変速段よりも1段高速側の変速段に対応
するロックアップ車速未満の車速域であるのを検知する
間に、マニュアルアップシフト変速指令が発せられる
時、マニュアルアップシフト変速禁止手段がロックアッ
プ解除を伴うマニュアルアップシフト変速であるとして
当該マニュアルアップシフト変速を禁止する。
知手段がトルクコンバータのロックアップ状態を検知
し、且つ、ロックアップ解除変速車速検知手段が、選択
中のマニュアル変速段よりも1段高速側の変速段に対応
するロックアップ車速未満の車速域であるのを検知する
間に、マニュアルアップシフト変速指令が発せられる
時、マニュアルアップシフト変速禁止手段がロックアッ
プ解除を伴うマニュアルアップシフト変速であるとして
当該マニュアルアップシフト変速を禁止する。
【0022】これにより第1発明においては、前記ロッ
クアップ車速の設定にもかかわらず、上記エンジン回転
の不自然な変動に関する問題や、短時間のうちにロック
アップ解除および再ロックアップがなされるという問題
を解消することができる。
クアップ車速の設定にもかかわらず、上記エンジン回転
の不自然な変動に関する問題や、短時間のうちにロック
アップ解除および再ロックアップがなされるという問題
を解消することができる。
【0023】第2発明においては、マニュアル変速段ご
とに車速とエンジンスロットル開度の組み合わせとして
定めた、前記ロックアップ解除を伴うマニュアルアップ
シフト変速でエンジンの回転変動が不自然になる変速禁
止領域にある時に、前記マニュアルアップシフト変速の
禁止を実行することから、当該不自然なエンジンの回転
変動を生じない領域であるにもかかわらず、不要に前記
マニュアルアップシフト変速の禁止がなされるのを回避
することができる。
とに車速とエンジンスロットル開度の組み合わせとして
定めた、前記ロックアップ解除を伴うマニュアルアップ
シフト変速でエンジンの回転変動が不自然になる変速禁
止領域にある時に、前記マニュアルアップシフト変速の
禁止を実行することから、当該不自然なエンジンの回転
変動を生じない領域であるにもかかわらず、不要に前記
マニュアルアップシフト変速の禁止がなされるのを回避
することができる。
【0024】第3発明においては、ロックアップ解除状
態でトルクコンバータスリップ量が同じになる車速およ
びエンジンスロットル開度の組み合わせにより上記変速
禁止領域と変速許可領域との境界を定めたことから、上
記変速禁止領域の設定に際し、この設定を、エンジン運
転性能線図およびトルクコンバータ性能線図の利用によ
り、極めて簡単に行うことができる。
態でトルクコンバータスリップ量が同じになる車速およ
びエンジンスロットル開度の組み合わせにより上記変速
禁止領域と変速許可領域との境界を定めたことから、上
記変速禁止領域の設定に際し、この設定を、エンジン運
転性能線図およびトルクコンバータ性能線図の利用によ
り、極めて簡単に行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形
態になるマニュアル変速制御装置を具えた自動変速機の
変速制御システムを示し、1は自動変速機である。この
自動変速機1は、基本的には本願出願人が昭和62年3
月に発行した「RE4R01A型オートマチックトラン
スミッション整備要領書」(A261C07)に記載の
ものと同じとし、コントロールバルブ2内における第1
シフトソレノイド3および第2シフトソレノイド4のO
N,OFFの組み合わせにより、第1速〜第4速を選択
可能とし、且つ、ロックアップソレノイド5のONによ
り図示せざるトルクコンバータを、ロックアップピスト
ンの締結で入出力要素間が直結されたロックアップ状態
にし得るものとする。
に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形
態になるマニュアル変速制御装置を具えた自動変速機の
変速制御システムを示し、1は自動変速機である。この
自動変速機1は、基本的には本願出願人が昭和62年3
月に発行した「RE4R01A型オートマチックトラン
スミッション整備要領書」(A261C07)に記載の
ものと同じとし、コントロールバルブ2内における第1
シフトソレノイド3および第2シフトソレノイド4のO
N,OFFの組み合わせにより、第1速〜第4速を選択
可能とし、且つ、ロックアップソレノイド5のONによ
り図示せざるトルクコンバータを、ロックアップピスト
ンの締結で入出力要素間が直結されたロックアップ状態
にし得るものとする。
【0026】ここで、第1シフトソレノイド3および第
2シフトソレノイド4のON,OFF、並びにロックア
ップソレノイド5のON,OFFは、コントローラ6に
よりこれらを制御することとし、このコントローラ6に
は、運転者が操作するシフトレバー7からの位置信号を
入力するほか、自動変速機1の前段におけるエンジン
(図示せず)のスロットル開度TVOを検出するスロッ
トル開度センサ8からの信号、および車速VSPを検出
する車速センサ9からの信号をそれぞれ入力する。
2シフトソレノイド4のON,OFF、並びにロックア
ップソレノイド5のON,OFFは、コントローラ6に
よりこれらを制御することとし、このコントローラ6に
は、運転者が操作するシフトレバー7からの位置信号を
入力するほか、自動変速機1の前段におけるエンジン
(図示せず)のスロットル開度TVOを検出するスロッ
トル開度センサ8からの信号、および車速VSPを検出
する車速センサ9からの信号をそれぞれ入力する。
【0027】コントローラ6はこれら入力情報をもとに
後述のごとく、第1シフトソレノイド3および第2シフ
トソレノイド4のON,OFFを介して自動変速機1の
変速制御を行うほか、ロックアップソレノイド5のO
N,OFFを介してトルクコンバータを入出力要素間が
直結されたロックアップ状態、または当該直結が解かれ
たコンバータ状態にするものとする。
後述のごとく、第1シフトソレノイド3および第2シフ
トソレノイド4のON,OFFを介して自動変速機1の
変速制御を行うほか、ロックアップソレノイド5のO
N,OFFを介してトルクコンバータを入出力要素間が
直結されたロックアップ状態、または当該直結が解かれ
たコンバータ状態にするものとする。
【0028】ここで、シフトレバー7について補足説明
するに、これは前記文献にも記載の通り周知の、駐車
(P)レンジ位置と、後退走行(R)レンジ位置と、中
立(N)レンジ位置と、前進自動変速(D)レンジ位置
と、エンジンブレーキ(L)レンジ位置とを、一直線上
に配置されて有するほか、該一直線からオフセットして
マニュアル変速(M)レンジ位置を有する。シフトレバ
ー7を当該マニュアル変速(M)レンジでは、アップシ
フト(+)位置と、ダウンシフト(−)位置との間に自
己復帰形式に弾支し、運転者は、1段階高速側へのアッ
プシフト変速を希望する度にシフトレバー7をアップシ
フト(+)位置にし、1段階低速側へのダウンシフト変
速を希望する度にシフトレバー7をダウンシフト(−)
位置にして、マニュアル変速指令をコントローラ6に出
力するものとする。
するに、これは前記文献にも記載の通り周知の、駐車
(P)レンジ位置と、後退走行(R)レンジ位置と、中
立(N)レンジ位置と、前進自動変速(D)レンジ位置
と、エンジンブレーキ(L)レンジ位置とを、一直線上
に配置されて有するほか、該一直線からオフセットして
マニュアル変速(M)レンジ位置を有する。シフトレバ
ー7を当該マニュアル変速(M)レンジでは、アップシ
フト(+)位置と、ダウンシフト(−)位置との間に自
己復帰形式に弾支し、運転者は、1段階高速側へのアッ
プシフト変速を希望する度にシフトレバー7をアップシ
フト(+)位置にし、1段階低速側へのダウンシフト変
速を希望する度にシフトレバー7をダウンシフト(−)
位置にして、マニュアル変速指令をコントローラ6に出
力するものとする。
【0029】コントローラ6は、上記各種の入力情報を
もとに、図2の制御プログラムを実行して、以下の変速
制御およびロックアップ制御を実行するものとする。
もとに、図2の制御プログラムを実行して、以下の変速
制御およびロックアップ制御を実行するものとする。
【0030】先ずステップ21において、マニュアル変
速(M)レンジか否かを判定し、Mレンジでなければ、
ステップ22において自動変速を行う。この自動変速
は、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジ、Lレン
ジにおいて、前記文献におけるとほぼ同様の変速制御お
よびロックアップ制御を行うものとする。但し、Lレン
ジを前記文献では1レンジと記述している。
速(M)レンジか否かを判定し、Mレンジでなければ、
ステップ22において自動変速を行う。この自動変速
は、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジ、Lレン
ジにおいて、前記文献におけるとほぼ同様の変速制御お
よびロックアップ制御を行うものとする。但し、Lレン
ジを前記文献では1レンジと記述している。
【0031】Dレンジでの変速制御を代表的に説明する
と、コントローラ6は図3に例示する変速マップ(実線
がアップシフト変速線、破線がダウンシフト変速線を示
す)をもとに、車速VSPおよびスロットル開度TVO
から好適変速段を検索する。次いで、現在の選択変速段
が好適変速段と一致しているか否かを判定し、不一致な
ら好適変速段への変速が実行されるようシフトソレノイ
ド3,4のON,OFFを切り換え、一致していればシ
フトソレノイド3,4のON,OFFを現在のままに保
つことにより、図3のDレンジ変速マップに沿った変速
制御を自動的に実行する。
と、コントローラ6は図3に例示する変速マップ(実線
がアップシフト変速線、破線がダウンシフト変速線を示
す)をもとに、車速VSPおよびスロットル開度TVO
から好適変速段を検索する。次いで、現在の選択変速段
が好適変速段と一致しているか否かを判定し、不一致な
ら好適変速段への変速が実行されるようシフトソレノイ
ド3,4のON,OFFを切り換え、一致していればシ
フトソレノイド3,4のON,OFFを現在のままに保
つことにより、図3のDレンジ変速マップに沿った変速
制御を自動的に実行する。
【0032】ステップ21において、マニュアル変速
(M)レンジが選択されていると判定する場合、基本的
にコントローラ6は図2に示さなかったが、Dレンジか
らMレンジに切り換えた当初は、当該切り換え直前の変
速段を維持するようシフトソレノイド3,4のON,O
FFを変更せず、運転者がシフトレバー7をMレンジに
した後、アップシフト(+)位置にしてマニュアルアッ
プシフト変速指令を発する度に、1段階高速側へのマニ
ュアルアップシフト変速を行わせ、逆に運転者がシフト
レバー7をダウンシフト(−)位置にしてマニュアルダ
ウンシフト変速指令を発する度に、1段階低速側へのマ
ニュアルダウンシフト変速を行わせるよう、シフトソレ
ノイド3,4のON,OFFを切り換えるものとする。
(M)レンジが選択されていると判定する場合、基本的
にコントローラ6は図2に示さなかったが、Dレンジか
らMレンジに切り換えた当初は、当該切り換え直前の変
速段を維持するようシフトソレノイド3,4のON,O
FFを変更せず、運転者がシフトレバー7をMレンジに
した後、アップシフト(+)位置にしてマニュアルアッ
プシフト変速指令を発する度に、1段階高速側へのマニ
ュアルアップシフト変速を行わせ、逆に運転者がシフト
レバー7をダウンシフト(−)位置にしてマニュアルダ
ウンシフト変速指令を発する度に、1段階低速側へのマ
ニュアルダウンシフト変速を行わせるよう、シフトソレ
ノイド3,4のON,OFFを切り換えるものとする。
【0033】そして、当該マニュアル変速(M)レンジ
でコントローラ6は、トルクコンバータのロックアップ
制御を、図6に基づいて行うものとする。即ち、2速選
択時はロックアップ領域線L2 の右側領域において、つ
まり、車速VSPがロックアップ車速V2 以上である時
に、ロックアップソレノイド5をONしてトルクコンバ
ータをロックアップ状態となし、3速選択時はロックア
ップ領域線L3 の右側領域において、つまり、車速VS
Pがロックアップ車速V3 以上である時に、ロックアッ
プソレノイド5をONしてトルクコンバータをロックア
ップ状態となし、4速選択時はロックアップ領域線L4
の右側領域において、つまり、車速VSPがロックアッ
プ車速V4 以上である時に、ロックアップソレノイド5
をONしてトルクコンバータをロックアップ状態にする
ものとする。
でコントローラ6は、トルクコンバータのロックアップ
制御を、図6に基づいて行うものとする。即ち、2速選
択時はロックアップ領域線L2 の右側領域において、つ
まり、車速VSPがロックアップ車速V2 以上である時
に、ロックアップソレノイド5をONしてトルクコンバ
ータをロックアップ状態となし、3速選択時はロックア
ップ領域線L3 の右側領域において、つまり、車速VS
Pがロックアップ車速V3 以上である時に、ロックアッ
プソレノイド5をONしてトルクコンバータをロックア
ップ状態となし、4速選択時はロックアップ領域線L4
の右側領域において、つまり、車速VSPがロックアッ
プ車速V4 以上である時に、ロックアップソレノイド5
をONしてトルクコンバータをロックアップ状態にする
ものとする。
【0034】なお、マニュアル1速選択中は、トルクコ
ンバータをロックアップしないこととし、また、ロック
アップ車速V2 〜V4 は、マニュアル2速〜4速選択時
に同じエンジン回転数でロックアップが開始されるよ
う、低速側変速段のロックアップ車速ほど低く設定す
る。
ンバータをロックアップしないこととし、また、ロック
アップ車速V2 〜V4 は、マニュアル2速〜4速選択時
に同じエンジン回転数でロックアップが開始されるよ
う、低速側変速段のロックアップ車速ほど低く設定す
る。
【0035】かかるロックアップ車速V2 〜V4 の設定
によれば、高いロックアップ車速V 4 より低い車速のも
とでも、マニュアル3速なら当該車速がロックアップ車
速V 3 より低くなるまでの間は、マニュアル3速でのロ
ックアップが可能となり、当該変速段とトルクコンバー
タのロックアップ状態とで大きなエンジンブレーキを発
生させることができるし、マニュアル2速なら当該車速
がロックアップ車速V 2 より低くなるまでの間は、マニ
ュアル2速でのロックアップが可能となり、当該変速段
とトルクコンバータのロックアップ状態とで大きなエン
ジンブレーキを発生させることができ、エンジンブレー
キを発生させ得る領域を拡大することが可能となる。
によれば、高いロックアップ車速V 4 より低い車速のも
とでも、マニュアル3速なら当該車速がロックアップ車
速V 3 より低くなるまでの間は、マニュアル3速でのロ
ックアップが可能となり、当該変速段とトルクコンバー
タのロックアップ状態とで大きなエンジンブレーキを発
生させることができるし、マニュアル2速なら当該車速
がロックアップ車速V 2 より低くなるまでの間は、マニ
ュアル2速でのロックアップが可能となり、当該変速段
とトルクコンバータのロックアップ状態とで大きなエン
ジンブレーキを発生させることができ、エンジンブレー
キを発生させ得る領域を拡大することが可能となる。
【0036】しかして、かようにロックアップ車速V2
〜V4 を設定した場合、前記した通り、運転者が隣り合
うロックアップ車速間でマニュアルアップシフト変速指
令を出した結果、ロックアップ解除を伴うアップシフト
変速が発生する時に、エンジン回転の不自然な変動や、
短時間中のロックアップ解除および再ロックアップを繰
り返す不自然を生ずる。本実施の形態においては、以下
の処理によりこれらの問題解決を図る。
〜V4 を設定した場合、前記した通り、運転者が隣り合
うロックアップ車速間でマニュアルアップシフト変速指
令を出した結果、ロックアップ解除を伴うアップシフト
変速が発生する時に、エンジン回転の不自然な変動や、
短時間中のロックアップ解除および再ロックアップを繰
り返す不自然を生ずる。本実施の形態においては、以下
の処理によりこれらの問題解決を図る。
【0037】即ち、ステップ21においてMレンジ選択
中と判定された時に進むステップ23では、トルクコン
バータがロックアップ中であるか否かを、つまり、マニ
ュアル2速選択中なら車速VSPがロックアップ車速V
2 以上か否かを、また、マニュアル3速選択中なら車速
VSPがロックアップ車速V3 以上か否かを、更に、マ
ニュアル4速選択中なら車速VSPがロックアップ車速
V4 以上か否かを判定する。トルクコンバータがロック
アップ中でなければ、ロックアップ解除を伴うマニュア
ルアップシフト変速は生じることがなく、前記の問題を
生じないことから、ステップ23から制御をそのまま終
了する。
中と判定された時に進むステップ23では、トルクコン
バータがロックアップ中であるか否かを、つまり、マニ
ュアル2速選択中なら車速VSPがロックアップ車速V
2 以上か否かを、また、マニュアル3速選択中なら車速
VSPがロックアップ車速V3 以上か否かを、更に、マ
ニュアル4速選択中なら車速VSPがロックアップ車速
V4 以上か否かを判定する。トルクコンバータがロック
アップ中でなければ、ロックアップ解除を伴うマニュア
ルアップシフト変速は生じることがなく、前記の問題を
生じないことから、ステップ23から制御をそのまま終
了する。
【0038】ステップ23でロックアップ中と判別する
場合、ステップ24において、運転者によるシフトレバ
ー7からのマニュアルアップシフト変速指令が入力され
たか否かを判定する。当該マニュアルアップシフト変速
指令がなければ、ロックアップ解除を伴うマニュアルア
ップシフト変速は生じることがなく、前記の問題を生じ
ないことから、ステップ24から制御をそのまま終了す
る。
場合、ステップ24において、運転者によるシフトレバ
ー7からのマニュアルアップシフト変速指令が入力され
たか否かを判定する。当該マニュアルアップシフト変速
指令がなければ、ロックアップ解除を伴うマニュアルア
ップシフト変速は生じることがなく、前記の問題を生じ
ないことから、ステップ24から制御をそのまま終了す
る。
【0039】ステップ24でマニュアルアップシフト変
速指令が有ったと判定する場合、ステップ25におい
て、現在のマニュアル選択変速段gを取り込むと共に、
車速VSPおよびスロットル開度TVOを読み込む。次
にステップ26において、マニュアル選択変速段gが最
高速変速段である4速か否かを判定する。選択変速段g
が4速である場合は、アップシフト変速は生じることが
なく、従って、前記の問題を生じないことから、ステッ
プ26から制御をそのまま終了する。
速指令が有ったと判定する場合、ステップ25におい
て、現在のマニュアル選択変速段gを取り込むと共に、
車速VSPおよびスロットル開度TVOを読み込む。次
にステップ26において、マニュアル選択変速段gが最
高速変速段である4速か否かを判定する。選択変速段g
が4速である場合は、アップシフト変速は生じることが
なく、従って、前記の問題を生じないことから、ステッ
プ26から制御をそのまま終了する。
【0040】ステップ26で選択変速段gが4速以外で
あると判別する場合、ステップ27において、車速VS
Pが選択変速段gよりも1段階高速側のマニュアル変速
段に対応したロックアップ車速V* (図4に示すよう
に、選択変速段gが第2速であればV* =V3 、選択変
速段gが第3速であればV* =V4 )以上か、未満かを
判定する。車速VSPが1段階高速側の変速段に対応し
たロックアップ車速V*以上であれば、マニュアルアッ
プシフト変速指令に対応した変速がなされても、依然と
してロックアップ領域にあって、当該変速がロックアッ
プ解除を伴うものでなく、前記の問題を生じないことか
ら、ステップ28で、対応する変速をそのまま実行させ
る。この場合、ロックアップ状態のままで上記のマニュ
アルアップシフト変速が実行されることとなる。
あると判別する場合、ステップ27において、車速VS
Pが選択変速段gよりも1段階高速側のマニュアル変速
段に対応したロックアップ車速V* (図4に示すよう
に、選択変速段gが第2速であればV* =V3 、選択変
速段gが第3速であればV* =V4 )以上か、未満かを
判定する。車速VSPが1段階高速側の変速段に対応し
たロックアップ車速V*以上であれば、マニュアルアッ
プシフト変速指令に対応した変速がなされても、依然と
してロックアップ領域にあって、当該変速がロックアッ
プ解除を伴うものでなく、前記の問題を生じないことか
ら、ステップ28で、対応する変速をそのまま実行させ
る。この場合、ロックアップ状態のままで上記のマニュ
アルアップシフト変速が実行されることとなる。
【0041】ステップ27で、車速VSPが1段階高速
側の変速段に対応したロックアップ車速V* 未満である
と判定した場合は、マニュアルアップシフト変速がロッ
クアップ解除を伴うものであって、運転状態によっては
前記の問題を生ずることがあることから、この問題解決
のため以下の処理を行う。先ずステップ29において、
図5(a),(b)に選択変速段ごとに予め定めた変速
禁止領域α,β内での運転状態か否かを判定する。
側の変速段に対応したロックアップ車速V* 未満である
と判定した場合は、マニュアルアップシフト変速がロッ
クアップ解除を伴うものであって、運転状態によっては
前記の問題を生ずることがあることから、この問題解決
のため以下の処理を行う。先ずステップ29において、
図5(a),(b)に選択変速段ごとに予め定めた変速
禁止領域α,β内での運転状態か否かを判定する。
【0042】ここで、図5(a),(b)変速禁止領域
αおよびβは、変速段ごとにエンジン性能線図およびト
ルクコンバータ性能線図から、コンバータ状態でトルク
コンバータのスリップ量が同じとなる車速VSPおよび
スロットル開度TVOの組み合わせにより表記した線よ
りも低車速側の領域をもって定める。当該領域において
は、前記ロックアップ解除を伴うマニュアルアップシフ
ト変速が行われると、エンジンの回転変動が不自然にな
る。
αおよびβは、変速段ごとにエンジン性能線図およびト
ルクコンバータ性能線図から、コンバータ状態でトルク
コンバータのスリップ量が同じとなる車速VSPおよび
スロットル開度TVOの組み合わせにより表記した線よ
りも低車速側の領域をもって定める。当該領域において
は、前記ロックアップ解除を伴うマニュアルアップシフ
ト変速が行われると、エンジンの回転変動が不自然にな
る。
【0043】ステップ29において、変速禁止領域α,
βであると判別した場合、ステップ30において、ステ
ップ24で判別したマニュアルアップシフト変速指令に
もかかわらず、対応するマニュアルアップシフト変速を
禁止する。よって、図6につき前述した如きロックアッ
プ車速V2 〜V4 にもかかわらず、隣り合うロックアッ
プ車速間でのロックアップ解除を伴うマニュアルアップ
シフト変速が行われることがなくなり、当該ロックアッ
プ解除を伴うマニュアルアップシフト変速でエンジンの
回転変動が不自然になるといった弊害を解消することが
できる。
βであると判別した場合、ステップ30において、ステ
ップ24で判別したマニュアルアップシフト変速指令に
もかかわらず、対応するマニュアルアップシフト変速を
禁止する。よって、図6につき前述した如きロックアッ
プ車速V2 〜V4 にもかかわらず、隣り合うロックアッ
プ車速間でのロックアップ解除を伴うマニュアルアップ
シフト変速が行われることがなくなり、当該ロックアッ
プ解除を伴うマニュアルアップシフト変速でエンジンの
回転変動が不自然になるといった弊害を解消することが
できる。
【0044】また、かかるマニュアルアップシフト変速
の禁止により、当該変速に伴うロックアップ解除もなく
なり、従って、短時間のうちにロックアップ解除と、再
ロックアップが行われるといった前記の不自然も解消す
ることができる。
の禁止により、当該変速に伴うロックアップ解除もなく
なり、従って、短時間のうちにロックアップ解除と、再
ロックアップが行われるといった前記の不自然も解消す
ることができる。
【0045】なおステップ29において、変速禁止領域
α,βでの運転中でないと判別する場合、ステップ31
において、前記指令通りのマニュアルアップシフト変速
を実行すすると共に、当該アップシフト変速でコンバー
タ域になることに呼応し、トルクコンバータをロックア
ップ解除する。よって、かかるロックアップ解除を伴う
マニュアルアップシフト変速によってもエンジンの回転
変動が不自然になることのない変速許可領域であるにも
かかわらず、不要に当該マニュアルアップシフト変速を
禁ずる弊害をなくすことができる。
α,βでの運転中でないと判別する場合、ステップ31
において、前記指令通りのマニュアルアップシフト変速
を実行すすると共に、当該アップシフト変速でコンバー
タ域になることに呼応し、トルクコンバータをロックア
ップ解除する。よって、かかるロックアップ解除を伴う
マニュアルアップシフト変速によってもエンジンの回転
変動が不自然になることのない変速許可領域であるにも
かかわらず、不要に当該マニュアルアップシフト変速を
禁ずる弊害をなくすことができる。
【図1】本発明の一実施の形態になる自動変速機のマニ
ュアル変速制御装置を例示する自動変速機の変速制御シ
ステム図である。
ュアル変速制御装置を例示する自動変速機の変速制御シ
ステム図である。
【図2】同実施の形態におけるコントローラが実行すべ
き、自動変速機の変速制御プログラムを示すフローチャ
ートである。
き、自動変速機の変速制御プログラムを示すフローチャ
ートである。
【図3】自動変速機の自動変速(D)レンジにおいて用
いる変速制御パターンを例示する線図である。
いる変速制御パターンを例示する線図である。
【図4】マニュアル変速段ごとのロックアップ解除変速
判定車速を示すマップ図である。
判定車速を示すマップ図である。
【図5】(a)は、マニュアル2速での変速禁止領域を
示す領域線図、(b)は、マニュアル2速での変速禁止
領域を示す領域線図である。
示す領域線図、(b)は、マニュアル2速での変速禁止
領域を示す領域線図である。
【図6】本発明において定めた、マニュアル変速レンジ
のロックアップ領域を例示する領域線図である。
のロックアップ領域を例示する領域線図である。
【図7】従来におけるマニュアル変速レンジのロックア
ップ領域を示す領域線図である。
ップ領域を示す領域線図である。
1 自動変速機
2 コントロールバルブ
3 シフトソレノイド
4 シフトソレノイド
5 ロックアップソレノイド
6 コントローラ
7 シフトレバー
8 スロットル開度センサ
9 車速センサ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16H 59/00 - 61/24
F16H 63/40 - 63/48
Claims (3)
- 【請求項1】 マニュアル変速レンジを選択している間
は、運転者によるマニュアル変速指令に対応したマニュ
アル変速段を選択するよう構成し、且つ、複数のマニュ
アル変速段で車速がロックアップ車速を越える間、トル
クコンバータを入出力要素間が直結されたロックアップ
状態にするようにした自動変速機において、前記ロックアップ車速をマニュアル変速段ごとに設定す
ると共に、これらロックアップ車速を低速側のマニュア
ル変速段ほど低く設定し、 トルクコンバータがロックアップ状態であるのを検知す
るロックアップ検知手段と、 車速が、選択中のマニュアル変速段よりも1段高速側の
変速段に対応するロックアップ車速未満であるのを検知
するロックアップ解除変速車速検知手段と、これら両手段による検知が揃っている間に、マニュアル
アップシフト変速指令が発せられる時、ロックアップ解
除を伴うマニュアルアップシフト変速であるとして、該
マニュアルアップシフト変速を禁止するマニュアルアッ
プシフト変速禁止手段とを設けて 構成したことを特徴と
する自動変速機のマニュアル変速制御装置。 - 【請求項2】 請求項1において、マニュアル変速段ご
とに車速とエンジンスロットル開度の組み合わせとして
定めた、前記ロックアップ解除を伴うマニュアルアップ
シフト変速でエンジンの回転変動が不自然になる変速禁
止領域にある時に、前記マニュアルアップシフト変速の
禁止を実行させるよう構成したことを特徴とする自動変
速機のマニュアル変速制御装置。 - 【請求項3】 請求項2において、ロックアップ解除状
態でトルクコンバータスリップ量が同じになる車速およ
びエンジンスロットル開度の組み合わせにより前記変速
禁止領域と変速許可領域との境界を定めたことを特徴と
する自動変速機のマニュアル変速制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14263596A JP3365208B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 自動変速機のマニュアル変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14263596A JP3365208B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 自動変速機のマニュアル変速制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09324856A JPH09324856A (ja) | 1997-12-16 |
| JP3365208B2 true JP3365208B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=15319944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14263596A Expired - Fee Related JP3365208B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 自動変速機のマニュアル変速制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3365208B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5013241B2 (ja) * | 2005-09-21 | 2012-08-29 | トヨタ自動車株式会社 | エネルギ回収装置 |
| JP4842672B2 (ja) * | 2006-03-07 | 2011-12-21 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車 |
-
1996
- 1996-06-05 JP JP14263596A patent/JP3365208B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09324856A (ja) | 1997-12-16 |
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Legal Events
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