JP3366768B2 - ピアスナット及びこれを用いたドアヒンジプレート - Google Patents
ピアスナット及びこれを用いたドアヒンジプレートInfo
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- JP3366768B2 JP3366768B2 JP01401195A JP1401195A JP3366768B2 JP 3366768 B2 JP3366768 B2 JP 3366768B2 JP 01401195 A JP01401195 A JP 01401195A JP 1401195 A JP1401195 A JP 1401195A JP 3366768 B2 JP3366768 B2 JP 3366768B2
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- hinge plate
- door
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピアスナット及びこれ
を用いたドアヒンジプレートに関するものである。
を用いたドアヒンジプレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ピアスナットは、図6に示されるように
環状溝1を囲んで内側に傾斜面2を有する外脚筒部3
と、中心にめねじ部4を備えた内脚筒部5とから構成さ
れたものである。そして金属板材6をダイス7の上に載
せ、上方からパンチによりピアスナットを打ち込むと、
図示のように内脚筒部5が金属板材6を打ち抜くととも
に、その周縁部が塑性変形して環状溝1の内部に入り、
金属板材6に強固に固定されることとなる。そこでその
めねじ部4を利用して、様々な部品を金属板材6にネジ
止めするために利用されている。
環状溝1を囲んで内側に傾斜面2を有する外脚筒部3
と、中心にめねじ部4を備えた内脚筒部5とから構成さ
れたものである。そして金属板材6をダイス7の上に載
せ、上方からパンチによりピアスナットを打ち込むと、
図示のように内脚筒部5が金属板材6を打ち抜くととも
に、その周縁部が塑性変形して環状溝1の内部に入り、
金属板材6に強固に固定されることとなる。そこでその
めねじ部4を利用して、様々な部品を金属板材6にネジ
止めするために利用されている。
【0003】ところが従来のピアスナットは、図6に示
されるように内脚筒部5の長さが短く、その下端は金属
板材6の下面よりも突出しない。このためピアスナット
に取り付けられる部材が重量のある部材であるときに
は、ピアスナットを利用して位置決めすることができ
ず、ピアスナットのめねじ部4に取り付けボルトを挿入
する作業が容易ではない。従って例えばピアスナットが
打ち込まれたドアヒンジプレートを利用し、自動車用ド
ア等の取り付け作業を行うような場合には、ドアヒンジ
とドア支持部材との位置決め等に支障を来していた。
されるように内脚筒部5の長さが短く、その下端は金属
板材6の下面よりも突出しない。このためピアスナット
に取り付けられる部材が重量のある部材であるときに
は、ピアスナットを利用して位置決めすることができ
ず、ピアスナットのめねじ部4に取り付けボルトを挿入
する作業が容易ではない。従って例えばピアスナットが
打ち込まれたドアヒンジプレートを利用し、自動車用ド
ア等の取り付け作業を行うような場合には、ドアヒンジ
とドア支持部材との位置決め等に支障を来していた。
【0004】なお、この欠点を解決するために金属板材
6に予め孔開け加工を行い、案内部を有するウエルドナ
ットをこの金属板材6に填めて溶接する方法も取られて
いたが、孔開けや溶接という別工程を必要とするため、
ピアスナットに比較して経済性に劣るという問題があっ
た。
6に予め孔開け加工を行い、案内部を有するウエルドナ
ットをこの金属板材6に填めて溶接する方法も取られて
いたが、孔開けや溶接という別工程を必要とするため、
ピアスナットに比較して経済性に劣るという問題があっ
た。
【0005】さらに上記した従来のピアスナットは、内
脚筒部5の脚端の周エッジがほぼ90度となっているため
に、金属板材6の打ち抜き材6aは円板状に剪断され、パ
ンチの上昇時に打ち抜き材6aが浮き上がって次の打ち込
み時にダイスを損傷するおそれがあった。
脚筒部5の脚端の周エッジがほぼ90度となっているため
に、金属板材6の打ち抜き材6aは円板状に剪断され、パ
ンチの上昇時に打ち抜き材6aが浮き上がって次の打ち込
み時にダイスを損傷するおそれがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、重量物等の取り付けが容易であり、
また打ち込み時にダイスを損傷するおそれがないピアス
ナットと、これを用いたドアヒンジプレートを提供する
ためになされたものである。
の問題点を解決し、重量物等の取り付けが容易であり、
また打ち込み時にダイスを損傷するおそれがないピアス
ナットと、これを用いたドアヒンジプレートを提供する
ためになされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のピアスナットは、環状溝を囲んで
内側に傾斜面を有する外脚筒部と、めねじ部を形成した
内脚筒部とからなり、この内脚筒部が外脚筒部の端面か
ら被締付物よりも突出し得る長さに形成した案内筒を構
成し、かつその脚端に面取部が形成されていることを特
徴とするものである。また本発明のドアヒンジプレート
本体は、ドアヒンジプレートのドアヒンジ取付孔に対応
する部位に上記のピアスナットを打ち込み、その内脚筒
部をドアヒンジとドア支持部材との取り付け部としたこ
とを特徴とするものである。
めになされた本発明のピアスナットは、環状溝を囲んで
内側に傾斜面を有する外脚筒部と、めねじ部を形成した
内脚筒部とからなり、この内脚筒部が外脚筒部の端面か
ら被締付物よりも突出し得る長さに形成した案内筒を構
成し、かつその脚端に面取部が形成されていることを特
徴とするものである。また本発明のドアヒンジプレート
本体は、ドアヒンジプレートのドアヒンジ取付孔に対応
する部位に上記のピアスナットを打ち込み、その内脚筒
部をドアヒンジとドア支持部材との取り付け部としたこ
とを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明のピアスナットは、内脚筒部が案内筒を
構成し、かつその脚端に面取部が形成されているので、
この部分を利用して他の部材を位置決めし、容易に取付
けを行なうことができる。このため、本発明のピアスナ
ットをドアヒンジプレートに用いれば、重量のあるドア
ヒンジとドア支持部材等の取付けを容易に行なうことが
できる。また本発明のピアスナットは、脚端に面取部を
形成したので金属板材の打ち抜き材の周縁が上向きに曲
げられることとなる。このため、打ち抜き材とダイス内
面との摩擦抵抗が大きくなり、打ち抜き材の浮き上がり
が防止されるので金型の損傷を防止することができる。
構成し、かつその脚端に面取部が形成されているので、
この部分を利用して他の部材を位置決めし、容易に取付
けを行なうことができる。このため、本発明のピアスナ
ットをドアヒンジプレートに用いれば、重量のあるドア
ヒンジとドア支持部材等の取付けを容易に行なうことが
できる。また本発明のピアスナットは、脚端に面取部を
形成したので金属板材の打ち抜き材の周縁が上向きに曲
げられることとなる。このため、打ち抜き材とダイス内
面との摩擦抵抗が大きくなり、打ち抜き材の浮き上がり
が防止されるので金型の損傷を防止することができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図1は本発明のピアスナットの代表的な
実施例を示すもので、従来と同様に環状溝1を囲んで内
側に傾斜面2を有する外脚筒部3と、めねじ部4を備え
た内脚筒部5とから構成されたものである。しかしこの
内脚筒部5は従来とは異なり、外脚筒部3の端面から被
締付物1の厚さよりも突出して形成され案内筒を構成し
ており、かつその脚端に面取部8が形成されている。
細に説明する。図1は本発明のピアスナットの代表的な
実施例を示すもので、従来と同様に環状溝1を囲んで内
側に傾斜面2を有する外脚筒部3と、めねじ部4を備え
た内脚筒部5とから構成されたものである。しかしこの
内脚筒部5は従来とは異なり、外脚筒部3の端面から被
締付物1の厚さよりも突出して形成され案内筒を構成し
ており、かつその脚端に面取部8が形成されている。
【0010】このようなピアスナットは、図2に示され
るように金属板材6をダイス7の上に載せ、上方からパ
ンチにより打ち込んで使用されるものであり、このとき
に従来と同様に内脚筒部5が金属板材6を打ち抜くとと
もに、その周縁部が塑性変形して環状溝1の内部に入
り、金属板材6に強固に固定されることとなる。このと
き、脚端の面取部8により金属板材6の打ち抜き材6aの
周縁が図示のように上向きに曲げられることとなるた
め、打ち抜き材6aとダイス内面7aとの摩擦抵抗が大きく
なり、ピアスナット及び金属板材6をダイス7から引き
抜く際にも打ち抜き材6aの浮き上がりが生じない。
るように金属板材6をダイス7の上に載せ、上方からパ
ンチにより打ち込んで使用されるものであり、このとき
に従来と同様に内脚筒部5が金属板材6を打ち抜くとと
もに、その周縁部が塑性変形して環状溝1の内部に入
り、金属板材6に強固に固定されることとなる。このと
き、脚端の面取部8により金属板材6の打ち抜き材6aの
周縁が図示のように上向きに曲げられることとなるた
め、打ち抜き材6aとダイス内面7aとの摩擦抵抗が大きく
なり、ピアスナット及び金属板材6をダイス7から引き
抜く際にも打ち抜き材6aの浮き上がりが生じない。
【0011】また上記のようにして金属板材6に打ち込
まれた本発明のピアスナットは、内脚筒部5が外脚筒部
3の端面よりも大きく突出して案内筒を構成しているた
め、予め取付け孔が形成された被締付物9及び被取付部
材10を図3に示すように内脚筒部5に嵌め、ボルト11に
よって容易に固定することができる。このとき、被取付
部材10が重量のある部材であっても、内脚筒部5を案内
筒として作用するので容易に位置決めができ、取付け作
業が容易となる。また脚端の面取部8は、被締付物9及
び被取付部材10を嵌め込む際のガイドとして作用するこ
ととなる。
まれた本発明のピアスナットは、内脚筒部5が外脚筒部
3の端面よりも大きく突出して案内筒を構成しているた
め、予め取付け孔が形成された被締付物9及び被取付部
材10を図3に示すように内脚筒部5に嵌め、ボルト11に
よって容易に固定することができる。このとき、被取付
部材10が重量のある部材であっても、内脚筒部5を案内
筒として作用するので容易に位置決めができ、取付け作
業が容易となる。また脚端の面取部8は、被締付物9及
び被取付部材10を嵌め込む際のガイドとして作用するこ
ととなる。
【0012】図4は上記のピアスナットを用いたドアヒ
ンジプレートの実施例を示すもので、ドアヒンジプレー
ト本体12の長手方向のドアヒンジ取付孔に対応する部位
に前記のピアスナットを打ち込んだものである。なおド
アヒンジプレート本体12の周端部は折り曲げて補強片1
3、13とされている。このドアヒンジプレートは、図5
に示すように被締付物としての自動車のドア支持部材14
に、被取付部材としてのドア15のドアヒンジ16を取り付
けるために使用される。
ンジプレートの実施例を示すもので、ドアヒンジプレー
ト本体12の長手方向のドアヒンジ取付孔に対応する部位
に前記のピアスナットを打ち込んだものである。なおド
アヒンジプレート本体12の周端部は折り曲げて補強片1
3、13とされている。このドアヒンジプレートは、図5
に示すように被締付物としての自動車のドア支持部材14
に、被取付部材としてのドア15のドアヒンジ16を取り付
けるために使用される。
【0013】この場合、ドアヒンジ16の片側は予めドア
15に取り付けてあり、ドアヒンジ16の反対側をドア支持
部材14に取り付けるために、ドアヒンジプレートが使用
されている。すなわち、ドア支持部材14の取付孔にドア
ヒンジプレートに打ち込まれたピアスナットの内脚筒部
5を挿入し、更にドアヒンジ16を内脚筒部5に取り付け
たうえ、ボルト17をピアスナットのめねじ部4にねじ込
むことにより、ドア支持部材14とドアヒンジ16が固定さ
れる。
15に取り付けてあり、ドアヒンジ16の反対側をドア支持
部材14に取り付けるために、ドアヒンジプレートが使用
されている。すなわち、ドア支持部材14の取付孔にドア
ヒンジプレートに打ち込まれたピアスナットの内脚筒部
5を挿入し、更にドアヒンジ16を内脚筒部5に取り付け
たうえ、ボルト17をピアスナットのめねじ部4にねじ込
むことにより、ドア支持部材14とドアヒンジ16が固定さ
れる。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のピアス
ナットは従来品とは異なり内脚筒部が外脚筒部の端面か
ら被締付物よりも突出し得る長さに形成した案内筒を構
成し、かつその脚端に面取部が形成されたものであるか
ら、重量物等の取り付けが容易であり、また打ち込み時
にダイスを損傷するおそれがない。またこれを用いたド
アヒンジプレートは、重量のあるドアをドア支持部材に
取り付けるに適したものである。よって本発明は従来の
問題点を解消したピアスナット及びこれを用いたドアヒ
ンジプレートとして、工業的価値の大きいものである。
ナットは従来品とは異なり内脚筒部が外脚筒部の端面か
ら被締付物よりも突出し得る長さに形成した案内筒を構
成し、かつその脚端に面取部が形成されたものであるか
ら、重量物等の取り付けが容易であり、また打ち込み時
にダイスを損傷するおそれがない。またこれを用いたド
アヒンジプレートは、重量のあるドアをドア支持部材に
取り付けるに適したものである。よって本発明は従来の
問題点を解消したピアスナット及びこれを用いたドアヒ
ンジプレートとして、工業的価値の大きいものである。
【図1】本発明の実施例を示す部分断面図である。
【図2】本発明のピアスナットを金属板材に打ち込む状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図3】本発明のピアスナットを利用して被締付物を取
り付ける状態を示す断面図である。
り付ける状態を示す断面図である。
【図4】本発明のドアヒンジプレートの実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】本発明のドアヒンジプレートの使用状態を示す
平面図である。
平面図である。
【図6】従来のピアスナットをを金属板材に打ち込む状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 環状溝
2 傾斜面
3 外脚筒部
4 めねじ部
5 内脚筒部
6 金属板材
6a 打ち抜き材
7 ダイス
7a ダイス内面
8 面取部
9 被締付物
10 被取付部材
11 ボルト
12 ドアヒンジプレート本体
13 補強片
14 ドア支持部材
15 ドア
16 ドアヒンジ
17 ボルト
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 梶野 弘
愛知県丹羽郡大口町高橋一丁目8番地
株式会社青山製作所大口工場内
(72)発明者 水野 孝三
愛知県丹羽郡大口町高橋一丁目8番地
株式会社青山製作所大口工場内
(72)発明者 水谷 厚志
愛知県丹羽郡大口町高橋一丁目8番地
株式会社青山製作所大口工場内
(56)参考文献 特開 昭61−223315(JP,A)
特開 昭57−28638(JP,A)
特開 平5−215115(JP,A)
特開 平5−50855(JP,A)
特開 平6−122028(JP,A)
実開 昭58−61640(JP,U)
実開 昭57−16612(JP,U)
実開 平1−172425(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60J 5/04
Claims (2)
- 【請求項1】 環状溝を囲んで内側に傾斜面を有する外
脚筒部と、めねじ部を形成した内脚筒部とからなり、こ
の内脚筒部が外脚筒部の端面から被締付物よりも突出し
得る長さに形成した案内筒を構成し、かつその脚端に面
取部が形成されていることを特徴とするピアスナット。 - 【請求項2】 ドアヒンジを固定するドアヒンジプレー
トのドアヒンジ取付孔に対応する部位に請求項1に記載
のピアスナットを打ち込み、その内脚筒部をドアヒンジ
とドア支持部材との取り付け部としたことを特徴とする
ドアヒンジプレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01401195A JP3366768B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | ピアスナット及びこれを用いたドアヒンジプレート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01401195A JP3366768B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | ピアスナット及びこれを用いたドアヒンジプレート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08207581A JPH08207581A (ja) | 1996-08-13 |
| JP3366768B2 true JP3366768B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=11849265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01401195A Expired - Fee Related JP3366768B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | ピアスナット及びこれを用いたドアヒンジプレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3366768B2 (ja) |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP01401195A patent/JP3366768B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08207581A (ja) | 1996-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20021018 |
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| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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