JP3371192B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
し、特に、画素トランジスタであるTFTを有するTF
T基板と、液晶を介して該TFT基板と対向する対向基
板とを備える液晶表示装置に関するものである。
上にTFT(薄膜トランジスタ)を形成してTFT基板
とし、該TFT基板と対向基板との間に液晶を有する液
晶表示装置が知られている。
から光源の光を入射させる。この光が画素トランジスタ
に入射すると、光リーク電流により、コントラスト低下
やフリッカ等の画質劣化が生じることがある。
度ではないが、たとえば近年の液晶表示装置ではプロジ
ェクタのように大光量下での使用が増加するので、多結
晶Si−TFTを用いた液晶表示装置にあっても、光リ
ーク電流が無視できなくなって来ている。よって多結晶
Si−TFTを用いた場合についても、光リーク電流に
よるコントラスト低下やフリッカ等の画質劣化が問題と
なっている。
スタへの入射抑制については、図5(a)に示すよう
に、対向基板2にブラックマトリックスBを設置するこ
とで、その遮光を行っていた。しかしこの構造では、直
進する入射光L1 の遮光は可能であるが、散乱ないし反
射等した入射光の一部L2 が画素トランジスタ7に入射
することを防ぐことができない。そこで本発明者らは、
図5(b)に示すように、対向基板2に設置してあった
ブラックマトリックスをよりトランジスタに近い位置で
あるTFT基板1のトランジスタの上層(対向基板側)
に設置することで、光入射低減を図る技術を提案した
(特開平8−262494号公報参照)。これによれ
ば、図5(b)のように、散乱ないし反射等した入射光
L2 の画素トランジスタ7への入射を防ぐことができ
る。この提案では、2つの層でブラックマトリックスを
形成して、遮光層としている。
は、光学系等からの反射等により、TFT基板側からト
ランジスタへ入る戻り光(迷光)を発生させている。こ
の戻り光(迷光)L3のトランジスタ部7への入射は、
いずれの構造でも防止できない。
多結晶Si−TFTを用いた液晶表示装置では、TFT
基板の最下層(対向基板とは逆の方)にトランジスタの
活性層が形成されているため、TFT基板側からの光は
直接トランジスタ活性層に入射し、光リーク電流の原因
となっている。
題点を解決するためになされたもので、本発明の目的
は、上記戻り光を含め、散乱・反射等した入射光がトラ
ンジスタ部に入射することを防止でき、もって光リーク
電流等の発生の問題を解決した液晶表示装置を提供する
ことである。
体薄膜の上にゲート電極を配したトップゲート構造の画
素トランジスタであるTFTを有するTFT基板と、液
晶を介して該TFT基板と対向する対向基板とを備える
液晶表示装置において、画素トランジスタ部の対向基板
側、及び画素トランジスタ部の対向基板とは逆の側で基
板とTFTの間の双方の側に遮光層が形成され、前記対
向基板側の遮光層は、対向基板側からの入射光に対して
2以上の遮光層により、画素開口以外の領域すべての遮
光がなされていると共に、前記対向基板には遮光層が形
成されていないことを特徴とするものである。前記の2
以上の遮光層は、その重ね合わせにより、画素開口以外
の領域すべての遮光を行うように構成できる。そして、
前記対向基板とは逆の側で基板とTFTの間にある遮光
層を各画素内でゲートラインと接続する。更には、この
遮光層を画素単位で切り離す。
向基板側、及び画素トランジスタ部の対向基板とは逆の
側の双方の側に遮光層が形成されることにより、図4に
略示するように上述した戻り光(L3 )も対向基板とは
逆の側(出射側)の遮光層(遮光層5)により遮光さ
れ、よって光入射による光リーク電流等の発生の問題を
解決できる。
態について、図面を参照して具体的な実施の形態例を説
明することにより、さらに説明する。但し当然のことで
はあるが、本発明は以下の説明及び図示の実施の形態例
に限定されるものではない。
面構造で示す。なお、本例は、画素トランジスタとして
高温ポリシリコンTFTを用いた場合を示したが、その
他たとえば低温ポリシリコンTFTや、a−シリコンT
FTを用いた場合等にも適用できる(他の実施の形態例
についても同じ)。
したアクティブマトリクス型の液晶表示装置であって、
画素トランジスタであるTFTを有する基板1(TFT
を担持する石英から成る)と、対向基板2とを備え、該
基板1と対向基板2との間には、液晶3が保持される。
対向基板2は対向電極6を備える。
層部にTFT(薄膜トランジスタ。ここではトップゲー
ト構造のTFT)7を有する。TFT7は、各画素電極
8を駆動するスイッチング素子としての役割を果たす。
TFT7は、本例ではポリシリコンからなる半導体薄膜
10を活性層としている。この半導体薄膜10は、第1
層ポリシリコン(1poly)で、構成される。半導体
薄膜10上には、SiO2 等からなるゲート絶縁膜11
を介して、ゲートGが形成されている。このゲートG
は、第2層ポリシリコン(2poly)で、構成され
る。TFT7は、ゲートGの両側に、ソース領域S及び
ドレイン領域Dを有する。本例では、ソース/ドレイン
端部にLDD領域が形成されている。ソース領域S及び
ドレイン領域Dには、各々引き出し電極12A,12B
が接続している。各引き出し電極12A,12Bは、ア
ルミニウム等のアルミニウム系材料で形成できる。
s)が形成されている。この補助容量13(Cs)は、
半導体薄膜10すなわちTFT7を構成する第1層ポリ
シリコン(1poly)と、半導体薄膜14すなわちゲ
ートGを構成する第2層ポリシリコン(2poly)と
が、ゲート絶縁膜11をを構成するSiO2 等の絶縁膜
を挟んで形成される。
7が形成されている下層部との間の中層部には、遮光層
4M,4Pが形成されている。これは、TFT7に対し
て対向基板2側、すなわち、入射側にある遮光層であ
る。適宜、「上層遮光層」とも称する。本例では図示の
とおり、上層遮光層は、マスク遮光層4M及びパッド遮
光層4Pとからなる。このように、対向基板側からの入
射光に対しては2つの上層遮光層(マスク遮光層4M及
びパッド遮光層4P)と引き出し電極12A及び12B
(ここではアルミニウムにより形成)の重ね合わせによ
り、画素開口以外の領域すべての遮光をなしている。本
例ではマスク遮光層4M及びパッド遮光層4Pは、とも
に導電性を有する材料、たとえばTi等の金属膜からな
る。マスク遮光層4Mは画素の行方向に沿って、連続的
にパターニングされてなり、少なくとも部分的にTFT
7を遮光する。パッド遮光層4Pは画素ごとに離散的に
パターニングされ、画素電極とのコンタクトに寄与して
いる。これらマスク遮光層4M及びパッド遮光層4P
と、引き出し電極12A及び12Bの重ね合わせによ
り、画素開口以外の領域のすべてが対向基板側からの入
射に対して遮光される。
逆の側に、遮光層5が形成されている。これを適宜、
「下層遮光層」とも称する。少なくとも画素トランジス
タのソース/ドレイン端部は、この下層遮光層で遮光さ
れている。このように遮光されているソース/ドレイン
端部に、前述のLDD領域71,72が形成されている
のである。
斜線を付して明示する。なお図2中、符号10で、画素
を構成する第1層ポリシリコンを示し、141で、ゲー
ト線を構成する第2層ポリシリコンを示し、142で、
補助容量Csを構成する第2層ポリシリコンを示す。符
号15は、信号線(ここではアルミニウムからなる)で
ある。
属のシリサイドから形成した。特に、WSiの200n
m厚の膜で形成した。
トランジスタ(TFT7)のソース/ドレイン端部よ
り、±2.0μmの領域を遮光する形状に、パターニン
グした。この下層遮光層5は、GNDと接地した。
タ(TFT7)のソース/ドレイン端部は、ゲートGの
端±0.5μm、より好ましくは±1.0μmであるこ
とが好ましい。
まで、一体化して、下層遮光層5を設置してもよい。
外まで配線を伸ばす際には、画素トランジスタのゲート
線以外の領域に設置してもよい。これは、段差緩和のた
めと、ゲート線の負担を軽くできるためである。このよ
うな配線ができるのは、入射光に対する画素開口以外全
体の遮光が、上層遮光層で達成できていることによる。
Dにより、NSG600nmを絶縁層9として積層し
た。さらにその上に、TFT7の活性層となる多結晶シ
リコン(半導体薄膜10をなす第1層ポリシリコン(1
poly))を、LP−CVDにより形成した。
を抑えるためには、上記したように、下層遮光層5と画
素トランジスタ形成層(半導体薄膜10)との間になる
べく厚膜の絶縁膜9を設置するのが好ましい。通常その
膜厚は100nm以上がよく、さらに好ましくは200
〜1500nmがよい。ここでは上記のようにNSG6
00nmとした。絶縁膜材料は、LP−CVDやAP−
CVDやp−CVDによるSiO2 膜、SiN膜等が使
われる。好ましくは、LP−CVDによるTEOS膜、
HTO膜、AP−CVDによるNSG、PSG、BPS
G等、あるいはこれらの積層膜が用いられる。
ング容量を抑えるため、100Ω/□以下の低抵抗であ
ることが好ましい。より好ましくは、10Ω/□以下で
あることがよい。
ためには、少なくとも400〜500nmの領域の光に
対して、透過率が一般に50%以下であるようにする。
好ましくは、透過率が10%以下がよい。遮光効果を上
げるためには、さらに低い方が好ましい。
の両立が達成されれば、どの程度でもよいが、実用上
は、10〜1000nmがよく、さらに好ましくは10
0〜400nmがよい。
トランジスタを形成するためのプロセスの整合性を考慮
すると、該遮光層5の材料としては、高融点金属、また
はその化合物が好ましく用いられる。たとえば、W,M
o,Pt,Pd,Ti,Crや、それらのシリサイドを
挙げることができる。
層4M及びパッド遮光層4Pともに導電性を有する材
料、たとえばチタン等の金属からなることが好ましいわ
けであるが、マスク遮光層4Mは固定電位、たとえば対
向電極6の電位と等しく設定し、パッド遮光層4Pは、
画素電極8と引き出し電極12Bとの間に介在して、両
者の電気的接続を良好にする(図1参照)作用を果たさ
せるようにできる。これら上層遮光層も、たとえば40
0〜700nmの可視光領域で、透過率1%以下、好ま
しくは0.1%以下として、設定できる。材料として
は、上記Tiの他に、Cr,Ni,Ta,W,Al,C
u,Mo,Pt,Pd等の金属、これらの合金、シリサ
イド等を用いてもよい。膜厚は、上記遮光性を満たせば
よいが、通常好ましくは50nm以上であればよい。マ
スク遮光層4M及びパッド遮光層4Pは、同一層で構成
できる。
あってもよい。その場合は、信号線側と画素側の少なく
とも2個所のソース/ドレイン端部を遮光すればよい。
路のトランジスタを遮光してもよい。光により発生した
キャリアによる特性不良を防ぐこともできる。
ートGと接続した。それ以外は、実施の形態例1と同様
とした。
いるが、活性層である半導体薄膜10(第1層ポリシリ
コン(1poly))に対して弱いゲートの作用を及ぼ
すため、実施の形態例1のごときGND接続の場合、ト
ランジスタのON電流が少し低下する傾向がある。これ
に対し本実施の形態例によれば、下層遮光層5をゲート
Gと接続することで、このON電流低下を抑制すること
ができる。
下層遮光層5を、画素単位で切り離して、各画素に対応
する下層遮光層51,52・・・とした。各トランジス
タのLDDは、実施の形態例1と同様、十分に覆って、
遮光するようにした。また、本例では、各画素のなか
で、各下層遮光層51,52・・・は、ゲートGと接続
した。それ以外は、実施の形態例1と同様とした。
によれば、上述した戻り光を含め、散乱・反射等した入
射光がトランジスタ部に入射することを防止でき、もっ
て光リーク電流等の発生の問題を解決することができ
る。
示すものである。
示すものである。
示すものである。
・・液晶、4M・・・マスク遮光層(上層遮光層)、4
P・・・パッド遮光層(上層遮光層)、5,51,52
・・・下層遮光層、6・・・対向電極、7・・・TF
T、G・・・ゲート、S・・・ソース領域、D・・・ド
レイン領域、8・・・画素電極、9・・・絶縁層、10
・・・半導体薄膜(1polySi)、11・・・ゲー
ト絶縁膜、12A・・・引き出し電極、12B・・・引
き出し電極、13・・・補助容量(Cs)、14・・・
半導体薄膜(2polySi)、15・・・信号線。
Claims (8)
- 【請求項1】 基板上で半導体薄膜の上にゲート電極を
配したトップゲート構造の画素トランジスタであるTF
Tを有するTFT基板と、液晶を介して該TFT基板と
対向する対向基板とを備える液晶表示装置において、 画素トランジスタ部の対向基板側、及び画素トランジス
タ部の対向基板とは逆の側で基板とTFTとの間の双方
の側に遮光層が形成され、 前記対向基板側の遮光層は、対向基板側からの入射光に
対して、画素開口以外の領域すべての遮光がなされてお
り、 前記対向基板には遮光層が形成されておらず、 前記対向基板とは逆の側で基板とTFTの間にある遮光
層を各画素内でゲートラインと接続し、 前記対向基板とは逆の側で基板とTFTの間にある遮光
層を画素単位で切り離したことを特徴とする液晶表示装
置。 - 【請求項2】 少なくとも画素トランジスタのソース/
ドレイン端部は、前記対向基板とは逆の側で基板とTF
Tの間にある遮光層で遮光されていることを特徴とする
請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記遮光されているソース/ドレイン端
部にLDD領域が形成されていることを特徴とする請求
項2記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記対向基板とは逆の側で基板とTFT
の間にある遮光層は、画素トランジスタ形成層の下部に
膜厚200〜1500nmの絶縁膜を介して形成されて
いることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】 前記対向基板とは逆の側で基板とTFT
の間にある遮光層の抵抗は、100Ω/□以下であるこ
とを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項6】 前記対向基板とは逆の側で基板とTFT
の間にある遮光層は、少なくとも400〜500nmの
領域の光に対して透過率が50%以下であることを特徴
とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項7】 前記対向基板側の遮光層は、対向基板側
からの入射光に対して2以上の相互に分離された遮光層
により遮光がなされていることを特徴とする請求項1記
載の液晶表示装置。 - 【請求項8】 前記画素トランジスタが多結晶Si−T
FTであることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装
置。
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Cited By (1)
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- 2000-03-09 JP JP2000064978A patent/JP3371192B2/ja not_active Expired - Fee Related
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