JP3374183B2 - 遊戯用車両の安全走行システム - Google Patents

遊戯用車両の安全走行システム

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JP3374183B2
JP3374183B2 JP10177698A JP10177698A JP3374183B2 JP 3374183 B2 JP3374183 B2 JP 3374183B2 JP 10177698 A JP10177698 A JP 10177698A JP 10177698 A JP10177698 A JP 10177698A JP 3374183 B2 JP3374183 B2 JP 3374183B2
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剛久 中島
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株式会社鈴鹿サーキットランド
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  • Regulating Braking Force (AREA)
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係る遊戯用車両の
安全走行システムは、例えば遊園地に設けられている走
行路を無資格で走行可能な、いわゆるゴーカートを走行
させる際に、追突等の事故を未然に防止して安全に走行
可能とする遊戯用車両の安全走行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、遊園地内等に走行コースを設
け、この走行コースを、排気量の小さい(例えば30c
c)エンジンを搭載した小型車両(例えば、ゴーカー
ト)によって走行する遊戯が、人気を博している。特
に、上記ゴーカートは、エンジンが小型で、しかも、安
全に設計されていることから、運転免許を有する者は勿
論、運転免許を有しない子供や女性でも走行を楽しめ、
遊園地等における人気の遊戯の一つとなっている。
【0003】上記ゴーカートは、通常の乗用車等の車両
とほぼ同様の構成であり、このような乗用車等の車両を
構成する構成各部材のうち、必要不可欠の部材のみを用
いて構成されている。従って、上記ゴーカートを走行さ
せる場合、イグニションキーに相当するスイッチを投入
し、エンジンを駆動させる。更に、運転席側に設けられ
たステアリングホイールを操作することにより操舵自在
としている。勿論、アクセル手段及び制動手段により、
走行速度の増減、停止を自在としている。尚、上記ゴー
カートは、運転免許のない子供等が主に利用することを
考慮し、安全性を高めるために、最高速度を低く(例え
ば、時速30km)設定している。又、追突等の事故が
生じた場合でも運転者等の乗員の安全を図るために、車
両の前後両端に、ゴム(例えばタイヤ)等の弾性部材を
固設して、衝撃吸収を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな遊園地等に設けられているゴーカート等の遊戯にお
いては、以下のような解決すべき課題が存在する。すな
わち、上述したように、ゴーカート等の遊戯用車両は、
遊戯中に事故が生じることを極力防止した構造としてい
る。又、万一衝突した場合でも上記弾性材により衝撃吸
収を図り、安全性を向上させた構造としている。従っ
て、通常の走行を楽しんでいる限り、運転者等の人体に
重大な障害が及ぶような危険性はないと考えられる。し
かしながら、上記衝突等の事故はできる限り生じないよ
うにすることが望ましい。特に、上記ゴーカートは、運
転免許を有しない者でも走行を楽しめるようにしている
ため、運転技術が未熟な者、特に子供が運転している場
合には、走行路の側壁や他のゴーカート等に衝突するこ
とがある。とりわけ、走行コースに急なカーブが設けら
れている場合、直線路に比較してこのようなカーブ途中
での衝突が多くなってしまう傾向にある。又、ゴーカー
トへの乗り降りを行う乗降区間においては、ゴーカート
を停止すべき位置で急に制動を行うことがあり、その結
果、この乗降区域で他のゴーカートに衝突してしまうこ
とが比較的多い。このような衝突は、係員の注意によっ
て防ぎきることは困難である。上述したような衝突で、
その運転者等に重大な危害が加わることは、前述したよ
うにないと考えられるが、安全面を重視する限り、その
対策を講じておくことが望ましい。
【0005】この発明に係る遊戯用車両の安全走行シス
テムは、上述のような事情に鑑みて創案されたもので、
ゴーカート等の遊戯用車両に乗車している者が、追突事
故等を起こすことなく、しかも、走行を楽しむ者の意志
をできる限り損なうことなく、より安全に走行を楽しむ
ことができるようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明にあっては、送信機から発
信される指令信号を受信する感知部と、この感知部が受
信した指令信号に基づいて当該遊戯用車両の走行状態を
安全側に制御する制御手段と、を備えてなる遊戯用車両
を、走行コースに設けられた送信機から発せられる指令
信号によって走行制御自在となした遊戯用車両の安全走
行システムにおいて、上記送信機を、上記走行コースの
スタート地点からゴール地点に至る間で、上記遊戯用車
両が事故を起こす確率の高い区間の始端部に設置し、上
記遊戯用車両の感知部がこの送信機からの指令信号を受
信することにより、上記制御手段は、上記遊戯用車両の
最高速度を設定値以下に抑える減速モードに設定される
ように構成したことを特徴とするものである。
【0007】上述のように構成される、この発明に係る
遊戯用車両の安全走行システムを用いることにより、前
述したような衝突事故を未然に防止でき、安全性の向上
を図ることができる。すなわち、上記送信機を、急なカ
ーブ等、衝突事故等が生じ易い位置に設置しておく。こ
れにより、遊戯用車両が当該位置に達した場合、この遊
戯用車両に設けられている感知部が、上記送信機から発
せられている指令信号を受信し、制御手段が当該車両の
走行状態を、最高速度を低くする等の安全サイドに制御
する。この結果、安全な走行が確保され、例えば追突事
故等が未然に防止される。
【0008】また、この発明にあっては、上記送信機
を、請求項1の記載した場所の他に、請求項2に記載し
たように、前記走行コースのスタート地点からゴール地
点に至る間で、上記遊戯用車両が事故を起こす確率の高
い区間の終端部に設置し、上記遊戯用車両の感知部がこ
の終端部に配設された送信機からの指令信号を受信する
ことにより、前記制御手段は、前記減速モードを解除し
て上記遊戯用車両の最高速度を当該遊戯用車両の性能に
基づく値とする通常走行モードに設定するように構成し
たことを特徴とするものである。
【0009】請求項2に記載のように構成することで、
危険が去った後の走行を、運転者の意志を抑制すること
なく行うことができる。
【0010】尚、請求項2に記載の構成を採用する場合
には、請求項3に記載したように、遊戯用車両が事故を
起こす確率の高い区間の始端部に設置する前記送信機
と、上記遊戯用車両が事故を起こす確率の高い区間の終
端部に設置する送信機と、のそれぞれ発信する指令信号
の周波数を互いに異ならせるのが望ましい。
【0011】このように各始端部と終端部に設置される
送信機の周波数を異ならしめることにより、各送信機か
ら発信された指令信号を遊戯用車両の感知部で受信し正
確に判別することができるので、誤作動を確実に防止す
ることができる。
【0012】尚、上記遊戯用車両が事故を起こす確率の
高い区間の始端部としては、具体的には、請求項4に記
載したように、上記遊戯用車両への乗車区域の入口とす
ることができ、また、終端部としては、請求項5に記載
したように、上記乗車区域の出口とすることができる。
判別することができるので、誤作動を確実に防止するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態例を
図面に基づいて説明する。図1乃至図2は、この発明の
実施の一形態例を示している。本形態例に係る遊戯用車
両の安全走行システムは、遊戯用車両であるゴーカート
1が、非公道である遊園地内に設けられた走行コース2
を安全に走行可能とすべく、上記ゴーカート1の走行状
態を上記走行コース2の途上に設けた、それぞれ複数の
第一、第二の送信機3、4から発せられる指令信号によ
って制御自在としたものである。上記ゴーカート1は、
上記各送信機3、4から発信される指令信号を受信する
受信機8と、この受信機8が受信した指令信号に基づい
て、当該ゴーカート1の走行状態を制御するマイクロコ
ンピュータ(MPU)7と、を備えている。尚、上記受
信機8は、後述する車速センサ11等とともに感知部5
を構成している。又、上記マイクロコンピュータ7は、
後述する制御盤6内に設けられている。
【0014】上記第一の送信機3は、上記走行コース2
のスタート地点からゴール地点に至る間に存在する、急
なカーブの入口や、ゴーカート1の乗車区域の入口に設
置する。これら急なカーブの入口やゴーカート1の乗車
区域の入口が、特許請求の範囲に記載した、遊戯用車両
が事故を起こす確率の高い区間の始端部に相当する。そ
して、上記受信機8がこの第一の送信機3からの指令信
号を受信することにより、上記マイクロコンピュータ7
は、上記ゴーカート1の最高速度を、予め記憶させた設
定値(例えば、時速10km)以下に抑える減速モード
を取るようにする。尚、上記設定値は、マイクロコンピ
ュータ7に付設のRAM等に記憶させることができる。
【0015】一方、上記第二の送信機4を、上記急なカ
ーブの終端部やゴーカート1の乗車区域の終端部に設置
する。これら急なカーブの終端部やゴーカートの乗車区
域の終端部が、特許請求の範囲に記載した、遊戯用車両
が事故を起こす確率の高い区間の終端部に相当する。そ
して、前記受信機8がこの第二の送信機4からの指令信
号を受信することにより、上記マイクロコンピュータ7
は、上記ゴーカート1の最高速度を当該ゴーカート1の
性能(例えばエンジンの大きさや性能)に基づく値とす
る、通常走行モードを取るように構成する。尚、上記第
一の送信機3と第二の送信機4とは、それぞれ発信する
指令信号の周波数を互いに異ならせている。これは、例
えば第二の送信機4から発せられた指令信号が、第一の
送信機3を設置した位置の近傍に達したゴーカート1の
受信機8で受信され、当該位置における走行状態とは全
く逆の指令(この例の場合、減速モードとすべきところ
を通常走行モードとしてしまう)を上記マイクロコンピ
ュータ7が実施することによる危険を防止するためであ
る。上述のように、第一の送信機3と第二の送信機4と
で異なる周波数とすることにより、各送信機3、4から
発信した指令信号を、正確且つ確実に受信機8に受信さ
せ、適切な制御を行える。
【0016】上述したように、各送信機3,4から送信
された指令信号を、ゴーカート1内に設けられた感知部
5を構成する受信機8が受信したならば、当該指令信号
に基づく制御を上記マイクロコンピュータ7が行う。本
形態例の場合、上記ゴーカート1は、エンジン(図示せ
ず)のスロットル開度を制御するスロットルアクチュエ
ータ9と、ブレーキシリンダ(図示せず)を作動させて
制動を行うブレーキアクチュエータ10と、を備えてい
る。そして、上記感知部5を構成する受信機8が上記送
信機3、4からの指令信号を受信することにより、上記
マイクロコンピュータ7は、上記指令信号に応じて上記
スロットルアクチュエータ9或いはブレーキアクチュエ
ータ10を制御する。上記スロットルアクチュエータ9
は、通常の乗用車に採用されているように、スロットル
開度を調整することにより制御する。又、上記ブレーキ
アクチュエータ10は、ブレーキシリンダを作動させて
制動を行わせる。これら各アクチュエータ9、10は、
ユニット化し、上記ゴーカート1の内部に固定してい
る。
【0017】本形態例においては、上述した各アクチュ
エータ9、10に対する制御を行うことにより、上記ゴ
ーカート1は、通常走行モードと、減速モードと、のい
ずれかのモードを取るよう設定している。上記通常走行
モードは、当該ゴーカート1の走行能力に基づく最高速
度を出せるモードである。すなわち、上記スロットル開
度を従来使用されている状態に保持したモードである。
一方、上記減速モードは、最高速度が所定値(例えば、
時速10km)となるよう、上記スロットル開度を所定
分狭めた状態としたモード、若しくは、ゴーカート1
に、従来乗用車等に設けられている、いわゆるリミッタ
を設け、このリミッタを作動させた状態のモードであ
る。
【0018】更に、本形態例の場合、上記感知部5は、
上記受信機8とともに、車速センサ11と車間センサ1
2とを備えた構成としている。上記車速センサ11は、
従来使用されているものを採用できる。例えば、車軸の
回転数を検出し、この回転数から車速を算出する構成の
ものを採用できる。上述のような車速センサ11を設け
ることにより、この車速センサ11の検出値に基づい
て、上記減速モード、通常走行モードのいずれのモード
であっても、予め設定した、或いは第一の送信機3から
発せられる指令信号に基づく、それぞれの最高速度を超
えたか否かを監視する。万一、何らかの理由で上記最高
速度を超えた場合には、上記マイクロコンピュータ7が
上記各アクチュエータ9、10を安全サイドに(すなわ
ち、減速する側に)制御し、車速を低減させる。
【0019】又、上記車間センサ12としては、反射型
の光センサをゴーカート1のフロント部に固定し、この
光センサの発光部から出射した光が、当該ゴーカートの
前方に存在する物体で反射して該光センサの受光部に戻
ってくるまでの時間から上記物体までの距離を計測する
構成のものを採用できる。上述のような車間センサ12
を設けることにより、この車間センサ12の検出値に基
づいて、当該ゴーカート1とこのゴーカート1の前方を
走行するゴーカート或いは上記した当該ゴーカート1の
前方に存在する側壁等の物体との距離が、予め設定され
た距離(例えば、3m)よりも小さくなった場合には、
上記マイクロコンピュータ7が上記各アクチュエータ
9、10を安全サイドに制御し、車速を低減させて上記
距離を大きくする(車間距離をあける)。
【0020】尚、図1で符号13は、他のゴーカート1
の車間センサ12から発せられた光を効率良く反射させ
るための反射板である。この反射板13としては、従来
知られたものを採用するが、好ましくは光をあまり散乱
させることなく反射させる部材を採用する。又、本形態
例においては、上記車間センサ12をゴーカート1の前
方に設ける例について説明したが、車間センサ12をゴ
ーカート1のリア部に固定することも可能である。そし
て、このゴーカート1の後方に位置するゴーカート或い
は側壁等の物体との距離を検出し、この検出した距離が
予め設定した距離(例えば、3m)よりも小さくなった
場合には、マイクロコンピュータ7が上記スロットルア
クチュエータ9を制御し(車速を増大させ)、車間距離
を広げるようにする。この場合、ゴーカート1のフロン
ト部に反射板13を設ける。勿論、上記車間センサ12
をゴーカート1のフロント部とリア部との両方に設ける
こともできる。上記車間センサ12を設けるのは、追突
事故等を防止する効果をより一層向上させるためであ
る。
【0021】尚、本形態例においては、上記第一の送信
機3から送信される指令信号を受信したにも拘わらず、
この指令信号による減速モードを解除する解除スイッチ
(図示省略)を設けている。このように構成することに
より、例えば上記減速モードとすべき指令信号が発せら
れている区域であっても、運転技術に優れた者等が意の
ままに運転を楽しむことが可能になる。或いは、例え
ば、走行コースの乗降区域において、運転の交代を行う
ための所定位置に停止したい場合に当該区域では減速モ
ードとなっているが、これを解除して迅速に上記所定の
位置に到達できるようになる。更に、上記マイクロコン
ピュータ7は、ゴーカート1を運転すべく、通常の乗用
車等におけるイグニションスイッチに相当する電源スイ
ッチ(図示省略)を投入する(ONにする)ことによ
り、上述した車速センサ11や車間センサ12、各アク
チュエータ9、10等の構成各部材の作動を診断する回
路(図示省略)を組み込んでおくことができる。この回
路は、各種装置に採用されている自己診断用の回路を利
用することができる。このような回路を設け、上記構成
各部材9、10、11、12等の診断を行えるように構
成すれば、走行前にゴーカート1の点検がなされ、より
安全な走行に寄与できる。
【0022】図1で符号15は、ゴーカート1の座席1
4の背後に固定された操作ボックスで、この操作ボック
ス15に、上記回路によって診断された際で異常個所が
見つかった場合に、その旨を知らせるためのランプ類を
設けている。又、この操作ボックス15には、マイクロ
コンピュータ7によらず、手動で構成各部材の操作を行
えるように、マニュアルスイッチ類を設けている。更
に、図1で符号6は、上記操作ボックス15の近傍に設
けた制御盤で、この制御盤6に上記マイクロコンピュー
タ7を設けるとともに、ゴーカート1のエンジンの発電
機から安定化した電源を確保する安定化電源16を設け
ている。この安定化電源16は、ゴーカート1後部に搭
載したバッテリ17とともに、このゴーカート1の電気
系統用の電源となる。
【0023】上述のように構成される、本形態例に係る
安全走行システムを用いることにより、前述したような
衝突事故を未然に防止でき、安全性の向上を図ることが
できる。すなわち、図2に示すように、上記第一の送信
機3を、急なカーブの入口やゴーカート1の乗車区域の
入口等、衝突事故等が生じ易い区間の入口Cに設置して
おく。これにより、ゴーカート1が当該C位置近傍に達
した場合、このゴーカート1に設けられている受信機8
が、上記第一の送信機3から発せられている指令信号を
受信し、マイクロコンピュータ7が当該ゴーカート1を
減速モードとし、最高速度を低くする等の安全サイドに
制御する。又、他のゴーカート等との距離が狭まったこ
とを上記車間センサ12が検出した場合、上記マイクロ
コンピュータ7がブレーキアクチュエータ10を制御
し、自動的に制動を行わせて追突事故等を未然に防止す
る。更に、例えば、乗降区域で乗り降りのため、車間を
任意に詰めたい場合、上記解除スイッチをONし、減速
モードを解除して、迅速に車間を詰められるようにでき
る。
【0024】尚、ゴーカート1が上記C位置に達するま
では、このゴーカート1は通常走行モードで走行してい
る。この通常走行モードの場合、上記車間センサ12に
よって衝突のおそれが検出されると、マイクロコンピュ
ータ7が車間距離を広げるよう、上記アクチュエータ
9、10を制御する。これに対し、上記C位置を通過す
ることにより、このゴーカート1は減速モードとなる。
これにより、上記マイクロコンピュータ7は最高速度を
所定値(例えば、時速10km)に制限するよう、上記
スロットル開度を調整する。これとともに、上記マイク
ロコンピュータ7が車間センサ12の検出値に基づいて
ブレーキアクチュエータ10を制御し、自動的に制動を
行う。上述の結果、安全な走行が確保され、例えば追突
事故等が未然に防止される。
【0025】更に、上記第二の送信機4を、急なカーブ
の出口やゴーカート1の乗車区域の終端位置S等、衝突
事故等がさほど生じない位置に設置しておく。これによ
り、ゴーカート1が上記S位置等に達した場合、このゴ
ーカート1に設けられている受信機8が、上記第二の送
信機4から発せられている指令信号を受信し、マイクロ
コンピュータ7が当該ゴーカート1の減速モードを解除
して通常走行状態に戻す。以後、上記第一の送信機3が
設置されている位置まで、このゴーカート1は通常走行
モードを維持する。このため、運転者等のゴーカート1
の走行を楽しむ者が、当該ゴーカート1の走行能力に基
づく最高速度(例えば、時速30km)を限度として、
運転者の意志どおりの走行を行うことが可能になる。
【0026】本形態例に係る安全走行システムは、上述
のように構成され作用するため、ゴーカート1を運転す
るものが、たとえ子供等の運転技術が未熟な者であって
も、追突事故等の生じ易い区間では自動的に減速モード
となるため、きわめて安全な走行が可能になる。しか
も、追突事故等の生じ難い区間においては、やはり自動
的に通常走行モードになるため、運転者の意志どおりの
走行を楽しめる。言い換えれば、本形態例は、運転者等
の意志をできる限り損なうことなく、ゴーカート1の安
全な走行を可能としている。更に、上記受信機8等を有
する感知部5及びマイクロコンピュータ7等を有する制
御盤13等をユニット化すれば、従来使用されているゴ
ーカトに装着でき、経済的である。勿論、走行コース2
のうち、追突事故等が生じ易い区間の始端部には上記第
一の送信機3を、この区間の終端部には第二の送信機4
を設置する。従って、従来使用されているゴーカートや
走行コースに、上記ユニットや第一、第二の送信機3、
4を設置するのみで、この発明に係る安全走行システム
を容易且つ安価に実現できる。
【0027】尚、上述した形態例においては、遊戯用車
両としてゴーカートを例に説明したが、この発明に係る
遊戯用車両の安全走行システムは、本形態例に限定され
るものではない。近年、モータスポーツが普及してお
り、種々の遊戯用車両が出現している。例えば、いわゆ
るゼロハンカーと称せられる、排気量50ccのエンジ
ンを搭載したオフロードバギータイプのレーシングカ
ー、上記ゴーカートに似たレーシングカート、水上を走
行するいわゆるアクアカート、と言った遊戯用車両が存
在する。これらの車両は、同好の者によって種にレース
(タイムレース)を行うものであるが、これらの車両を
初心者が練習する際に、この発明を適用して安全な走行
練習を行えるようにできる。この場合、上記感知部5や
マイクロコンピュータ7を含む制御盤13等はそれぞれ
ユニット化し、当該車両に着脱自在にする。
【0028】
【発明の効果】この発明に係る遊戯用車両の安全走行シ
ステムにあっては、以上説明したように構成されている
ので、遊戯用車両を運転する者が、たとえ子供等の運転
技術が未熟な者であっても、追突事故等が生じ易い区間
の始端部に設置された送信機からの減速モード指令信号
に基づいて自動的に安全走行速度に制御され、非常に安
全であり、また、事故を起こす確率が高い区域を抜ける
と、該区域の終端部に設置された送信機からの通常走行
モード指令信号に基づいて、減速モードが自動的に解除
されて運転者の意志どおりの走行を楽しむことができ
る。しかも、これら始端部と終端部に設置する各送信機
のそれぞれ発信する指令信号の周波数を互いに異ならし
めたので、各送信機から発信された指令信号を遊戯用車
両の感知部で受信し正確に判別することができ、誤作動
を確実に防止することができる。また、上記感知部や制
御手段をユニット化し、遊戯用車両に着脱自在とすれ
ば、従来使用されている遊戯用車両にも装着することが
でき、また、上記区域に設置される送信機も既設の走行
コースに設置することが容易であるため、経済的に、か
つ容易に安全走行システムを実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例を示す、ゴーカート
の側面図である。
【図2】同じく作動状態を説明するための略図である。
【符号の説明】 1 ゴーカート 2 走行コース 3 第一の送信機 4 第二の送信機 5 感知部 6 制御盤 7 マイクロコンピュータ 8 受信機 9 スロットルアクチュエータ 10 ブレーキアクチュエータ 11 車速センサ 12 車間センサ 13 反射板 14 座席 15 操作ボックス 16 安定化電源 17 バッテリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B60T 7/12 B60T 7/12 C (56)参考文献 特開 平7−265549(JP,A) 特開 平7−227481(JP,A) 特開 平10−27297(JP,A) 特開 平7−219634(JP,A) 特開 平7−281751(JP,A) 特開 平5−104992(JP,A) 実開 昭48−46772(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63G 25/00 B60K 28/00 B60K 41/20 F02D 29/02 311 F02D 41/04 310

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機から発信される指令信号を受信す
    る感知部と、この感知部が受信した指令信号に基づいて
    当該遊戯用車両の走行状態を安全側に制御する制御手段
    と、を備えてなる遊戯用車両を、走行コースに設けられ
    た送信機から発せられる指令信号によって走行制御自在
    となした遊戯用車両の安全走行システムにおいて、上記
    送信機を、上記走行コースのスタート地点からゴール地
    点に至る間で、上記遊戯用車両が事故を起こす確率の高
    い区間の始端部に設置し、上記遊戯用車両の感知部がこ
    の送信機からの指令信号を受信することにより、上記制
    御手段は、上記遊戯用車両の最高速度を設定値以下に抑
    える減速モードに設定されることを特徴とする遊戯用車
    両の安全走行システム。
  2. 【請求項2】 前記送信機を、前記事故を起こす確率の
    高い区間の始端部の他に、前記走行コースのスタート地
    点からゴール地点に至る間で、上記遊戯用車両が事故を
    起こす確率の高い区間の終端部に設置し、上記遊戯用車
    両の感知部がこの終端部に配設された送信機からの指令
    信号を受信することにより、前記制御手段は、前記減速
    モードを解除して上記遊戯用車両の最高速度を当該遊戯
    用車両の性能に基づく値とする通常走行モードに設定す
    ることを特徴とする請求項1に記載の遊戯用車両の安全
    走行システム。
  3. 【請求項3】 前記遊戯用車両が事故を起こす確率の高
    い区間の始端部に設置する前記送信機と、上記遊戯用車
    両が事故を起こす確率の高い区間の終端部に設置する送
    信機と、のそれぞれ発信する指令信号の周波数を互いに
    異ならせたことを特徴とする請求項2に記載の遊戯用車
    両の安全走行システム。
  4. 【請求項4】 前記遊戯用車両が事故を起こす確率の高
    い区間の始端部が、上記遊戯用車両への乗車区域の入口
    であることを特徴とする請求項2または請求項3のいず
    れかに記載の遊戯用車両の安全走行システム。
  5. 【請求項5】 前記遊戯用車両が事故を起こす確率の高
    い区間の終端部が、上記遊戯用車両への乗車区域の出口
    であることを特徴とする請求項2または請求項3のいず
    れかに記載の遊戯用車両の安全走行システム。
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