JP3376176B2 - 無線交換システム - Google Patents

無線交換システム

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JP3376176B2
JP3376176B2 JP17241995A JP17241995A JP3376176B2 JP 3376176 B2 JP3376176 B2 JP 3376176B2 JP 17241995 A JP17241995 A JP 17241995A JP 17241995 A JP17241995 A JP 17241995A JP 3376176 B2 JP3376176 B2 JP 3376176B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線への接続
と交換機能を有する無線交換システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信の無線化が急速に進み、様々
な分野で利用されている。電話交換装置(ボタン電話装
置を含む)も例外ではなく、交換機能を有する主装置と
無線専用電話機との間の通信を無線で行うシステムが提
案されてきている。
【0003】そこで、従来の無線電話交換装置について
説明する。 <システム構成>従来の無線交換システムでは、内線端
末と主装置との間の無線通信に小電力アナログコードレ
ス電話用の無線伝送方式が用いられている。すなわち、
変調方式はFM変調であり、2つの制御チャネルと87
の音声通話用チャネルを使用することができ、通信は
1:1(point to point)のみ可能である。そして、内線
無線端末が主装置と通信を行うためには、その内線無線
端末用の接続装置が必要とされる。
【0004】通信の開始にあたっては、まず制御チャネ
ルにて、使用する音声通話チャネルを決定し、通話チャ
ネル決定後は、そのチャネルに移行し、以後、そのチャ
ネルを使って通話を継続することになる。
【0005】以下、従来の無線交換システムの各部の構
成及び基本動作の説明を行う。 <主装置の構成>図35は、従来の無線交換システム構
成及びその主装置の構成を示すブロック図である。同図
において、主装置J1は交換システムの主要部であり、
複数の外線と複数の端末を収容し、それらの間で呼の交
換を行う。接続装置J2は、無線にて1対1で接続され
る無線端末(後述する無線専用電話機)をシステムに収
容可能にするために、主装置J1からの制御を受けて、
無線により無線端末の制御を行い、無線伝送路の確立を
行う。また、無線専用電話機J3は、上記の接続装置J
2を介して、主装置J1に収容された外線との通話を行
うと共に、内線通話を行うための端末である。
【0006】尚、主装置J1には、外線網の1つである
PSTN(既存の公衆電話網)J4、PSTN(J4)
からの外線であるPSTN回線J5、主装置J1に接続
される端末の1つであるSLT(単独電話機)J6が収
容されている。
【0007】以下、主装置J1の内部構成について説明
する。
【0008】図35に示すように、CPU(J101)
は、主装置J1の中枢部であり、交換制御を含む主装置
全体の制御を司る。ROM(J102)には、CPU
(J101)の制御プログラムが格納され、RAM(J
103)は、CPU(J101)の制御のための各種デ
ータを記憶するとともに、各種演算用にワークエリアを
提供する。
【0009】通話路部J104は、CPU(J101)
の制御の下、呼の交換(時分割交換)を行い、PSTN
回線i/f(J105)は、CPU(J101)の制御
の下、PSTN回線J5を収容するための着信検出、選
択信号送信、直流ループ閉結等のPSTN回線制御を行
う。また、SLTi/f(J106)は、CPU(J1
01)の制御の下、SLT(J6)を収容するための給
電、ループ検出、選択信号受信、呼出信号送出等を行
う。
【0010】電話機部J107は、主装置への通電が正
常のときには、CPU(J101)の制御の下、内線多
機能電話機として機能し、停電時は、SLTとして機能
する、送受話器、ダイヤルキー、通話回路、表示器等を
有する。トーン送出回路J108は、PB信号、発信
音、着信音等の各種トーンを送出する。また、接続装置
i/f(J109)は、CPU(J101)の制御の
下、接続装置J2を収容するために、接続装置J1と通
話信号、制御信号を送受する。 <接続装置の構成>図36は、従来の無線交換システム
における接続装置J2の構成を示すブロック図である。
同図において、CPU(J201)は、本接続装置J2
の中枢部であり、通話チャネル制御、無線部制御を含め
た、本接続装置J2の全体の制御を司る。また、ROM
(J202)は、CPU(J201)の制御プログラム
を格納し、EEPROM(J203)は、本システムの
呼出符号(システムID)を記憶する。さらに、RAM
(J204)は、CPU(J201)の制御のための各
種データを記憶すると共に、各種演算用にワークエリア
を提供する。
【0011】主装置i/f(J205)は、CPU(J
201)の制御の下、主装置J1の接続装置i/f(J
109)と通話信号、制御信号を送受する。PCMコー
デック(CODEC)J206は、CPU(J201)
の制御の下、主装置i/f(J205)からのPCM符
号化された通話信号をアナログ音声信号に変換し、それ
を、後述する音声処理LSI(J207)に送信すると
共に、音声処理LSI(J207)からのアナログ音声
信号をPCM符号に変換して、主装置i/f(J20
5)に送信する。
【0012】音声処理LSI(J207)は、CPU
(J201)の制御の下、後述する無線ユニット部J2
08からの復調信号を受信し、受信信号が制御データの
場合、A/D変換を行ってCPU(J201)に送り、
受信信号が音声信号の場合には、ディスクランブル、伸
張等の処理を行ってPCMCODEC(J206)に出
力する。音声処理LSIは、同時に、CPU(J20
1)から送信される制御データをD/A変換して、それ
を無線ユニット部J208に送信し、また、PCMCO
DEC(J206)からの音声信号をスクランブル、圧
縮等の処理を行って無線ユニット部J208に送信す
る。
【0013】無線ユニット部J208は、CPU(J2
01)の制御の下、後述する音声処理LSI(J20
7)からの制御データ及び音声信号を変調して、無線で
送信できるように処理し、それを無線専用電話機J3に
送信するとともに、無線専用電話機J3より受信した信
号を復調して、制御データ及び音声信号を取り出し、音
声処理LSI(J207)に送信する。 <無線専用電話機の構成>図37は、従来の無線交換シ
ステムに収容される無線専用電話機J3の構成を示すブ
ロック図である。同図において、CPU(J301)
は、本無線専用電話機J3の中枢であり、無線制御、通
話制御を含む、無線専用電話機J3全体の制御を司る。
ROM(J302)は、CPU(J301)の制御プロ
グラムを格納し、EEPROM(J303)は、本シス
テムの呼出し符号(システムID)、無線専用電話機J
3のサブIDを記憶する。また、RAM(J304)
は、CPU(J301)の制御のための各種データを記
憶すると共に、各種演算用ワークエリアを提供する。
【0014】通話路部J305は、CPU(J301)
の制御の下、後述する送受話器J308、マイクJ30
9、スピーカJ310からの通話信号の入出力を行う。
音声処理LSI(J306)は、CPU(J301)の
制御の下、無線ユニット部J307からの復調信号を受
信し、その信号が制御データの場合、A/D変換を行っ
てCPU(J301)に出力し、また、受信信号が音声
信号の場合、ディスクランブル、伸張等の処理を行って
通話路部J305に出力するとともに、CPU(J30
1)から送信される制御データをD/A変換して、無線
ユニット部J307に送信し、通話路部J305からの
音声信号をスクランブル、圧縮等の処理を行い、無線ユ
ニット部J307に送信する。
【0015】一方、無線ユニット部J307は、CPU
(J301)の制御の下、上述した音声処理LSI(J
306)からの制御データ及び音声信号を変調して、無
線で送信可能な状態に処理し、それを無線接続装置J2
に送信する。同時に、無線接続装置J2より無線で受信
した信号を復調して、制御データ及び音声信号を取り出
し、音声処理LSI(J306)に送信する。
【0016】送受話器J308は、システムの使用者が
通話のために音声信号を入出力し、マイクJ309は、
音声信号の集音入力、スピーカJ310は、音声信号の
拡声出力を行う。また、キーマトリクスJ311より入
力したダイヤル番号や、外線の使用状況などは、表示部
J312に表示される。尚、キーマトリクスJ311
は、ダイヤル番号等を入力するための不図示のダイヤル
キーや、外線キー、保留キー、スピーカキー等の機能キ
ーからなる。 <従来の無線交換システムの動作説明>次に、従来の無
線交換システムの基本的な動作について説明する。
【0017】図38は、従来の無線交換システムの動作
シーケンス図である。同図に示すように、無線専用電話
機J3において発信要求があると、無線専用電話機J3
は、接続装置J2に対して、あらかじめ定められた無線
制御チャネル上で接続通知信号を送信する(シーケンス
J401)。この接続通知信号を受信した接続装置J2
は、無線通話チャネルの使用状況をチェックし、使用可
能な通話チャネルが存在する場合、接続応答信号を無線
専用電話機J3に送信する(J402)。
【0018】無線専用電話機J3は、上記の接続応答信
号を受信すると、無線制御チャネルから無線通話チャネ
ルに使用周波数を切り替え、接続装置J2に対してチャ
ネル移動通知信号を送信する(J403)。これ以降、
通話チャネル上での信号の送受信を行う。
【0019】上記の移動通知信号を受信した接続装置J
2は、通話チャネルへの移行を確認し、チャネル移動応
答信号を無線専用電話機J3に送信する(J404)。
引き続き、接続装置J2は、主装置J1に対して回線接
続通知を送信し(J405)、これ以後、通話中状態に
遷移する。
【0020】無線専用電話機J3は、上記のシーケンス
J404におけるチャネル移動応答信号を受信し、無線
回線の確立を確認した場合、外線発信信号を接続装置J
2に送信する(J406)。この外線発信信号を受信し
た接続装置J2は、主装置J1に対して外線発信を行い
(J407)、音声接続要求が主装置J1から接続装置
J2へ(J408)、また、接続装置J2から無線専用
電話機J3へ(J409)行われると、ダイヤルトーン
が送出される(J410)。そこで、ダイヤル発信が行
われ(J411)、以降、主装置J1は、外線への発信
動作を行い、相手が応答すると通話へ移行する(J41
2)。
【0021】以上のような手順で、無線専用電話機は公
衆回線を介して通話を行うことができるが、着信につい
ても、上記と同様の手順により、無線通話チャネルを獲
得することで、通話を開始、継続できる。 <他の従来例>最近、デジタル無線方式の電話システム
であるPHSが登場しており、これはπ/4シフトQP
SK変調方式により32kbpsのデータを4チャネル
時分割多重(TDMA)して無線伝送するシステムであ
り、基地局(上述の接続装置に相当する)は最大4台の
移動局(上述の無線端末に相当する)と同時に通信する
ことができるというシステムである。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の従来例では、無線変調方式として、アナログ無線の
狭帯域FMを使用しているため、以下のような欠点があ
った。 1.無線端末と接続装置が1対1に対応しており、接続
装置と無線端末との通信を確立するためには限られた数
の特定の周波数に割り当てられた制御チャネルを一時的
に独占して無線リンクを確立する必要があり、各無線端
末は当該制御チャネルの占有時間を制限されてはいる
が、ある無線端末が当該制御チャネルを占有している間
は他の無線端末は制御チャネルを使用することができ
ず、制御チャネル獲得の競合が起こり、通信を開始する
までの時間がかかると共に、無線リンクを確立するため
の制御が複雑になる。 2.制御チャネルによる無線リンク確立後に、制御チャ
ネルとは異なる周波数に割り当てられた通話チャネルに
移行して通話を行う。従って、制御チャネルと通話チャ
ネルにおいて無線リンクをフェーズとして同時に確立す
ることができず、通話中に制御情報を送受信するために
は通話信号の帯域以外の信号を用いる等の特別な手段を
講じる必要があり、通話中に制御情報を自由に送受信で
きない。 3.無線端末と接続装置が1対1に対応しており、シス
テムに収容する外線数にかかわらず、システムに収容す
る内線の無線端末数だけ接続装置が必要になり、一般
に、システムに収容する外線数に対して内線数のほうが
多いため、内線数に等しい数の接続装置を備えると、コ
スト的に高いシステムになる。
【0023】また、上記第2の従来例では、以下のよう
な欠点があった。 4.デジタル無線方式を採用し、制御チャネル及び通話
チャネルをTDMAしているが、制御チャネルと通話チ
ャネルとは異なる周波数に割り付けられており、制御チ
ャネル自体TDMAされている分、数は増えているが、
制御チャネル獲得の競合が起こり、通信を開始するまで
の時間がかかると共に、無線リンクを確立するための制
御が複雑になる。 5.制御チャネルによる無線リンク確立後に、制御チャ
ネルとは異なる周波数に割り当てられた通話チャネルに
移行して通話を行うが、当該通話チャネルにおいて、制
御情報を送受信可能なフレーム構成になっている。この
ように、通話中に制御情報を送受信できるが、制御チャ
ネルと通話チャネルにおいて無線リンクをフェーズとし
て同時に確立することができず、制御情報の処理が制御
チャネル使用時と通話チャネル使用時とで異なり、制御
が複雑になる。 6.TDMAしているため、基地局数は移動局数の1/
4で済むが、PHSでは基本的に基地局数は移動局数に
基づいて決定されるため、外線数に対して移動局数が多
い場合、基地局数も移動局数の1/4ではあるが、移動
局数の増大に比例して増大し、システムのコストも移動
局数に比例して増大する。
【0024】本発明は、上述の課題を解決するために成
されたもので、制御用通信路の競合を防止し、無線リン
クを接続するまでの時間を短縮し、無線リンクの接続制
御を簡単化する無線交換システムを提供することを目的
とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の無線交換システムは以下の構成を備える。
即ち、公衆回線を収容すると共に複数の無線端末と時分
割多重無線通信を行う接続装置を収容する無線交換シス
テムにおいて、制御用無線通信路と通話用無線通信路と
が時分割多重されたフレームを、更に時分割多重すると
ともに、接続装置と無線端末との間の通話用無線通信路
の周波数を、同一フレーム内の制御用無線通信路の周波
数と同一にし、無線端末と無線端末との間の通話用無線
通信路の周波数を、同一フレーム内の制御用無線通信路
と異ならせるよう各フレームを組み立てる組立手段を備
え、前記組立手段により組み立てられた各フレームにお
ける、前記更に時分割多重されたフレームの1つの制御
用無線通信路を、複数の無線端末の1つに対する制御用
無線通信路として用いることで、複数の無線端末と接続
装置との間の制御用無線通信路を確立するとともに、前
記組立手段により組み立てられた各フレームに基づい
て、無線端末と接続装置との間、及び無線端末と無線端
末との間の通話用無線通信路を確立することを特徴とす
る。
【0026】また、公衆回線を収容すると共に複数の無
線端末と時分割多重無線通信を行う接続装置を収容する
無線交換システムにおいて、制御用無線通信路と通話用
無線通信路とが時分割多重されたフレームを、更に時分
割多重し、前記更に時分割多重されたフレームの1つの
制御用無線通信路を、複数の制御スロットから構成し、
接続装置と無線端末との間の通話用無線通信路の周波数
を、同一フレーム内の制御用無線通信路の周波数と同一
とし、無線端末と無線端末との間の通話用無線通信路の
周波数を、同一フレーム内の制御用無線通信路と異なら
せるよう各フレームを組み立てる組立手段を備え、前記
組立手段により組み立てられた各フレームにおける、前
記複数の制御スロットを、複数の無線端末の1つに対す
る制御用無線通信路として用いることで、複数の無線端
末と接続装置との間の制御用無線通信路を確立するとと
もに、前記組立手段により組み立てられた各フレームに
基づいて、無線端末と接続装置との間、及び無線端末と
無線端末との間の通話用無線通信路を確立することを特
徴とする。
【0027】また、上記無線交換システムにおいて、前
記組立手段により組み立てられた各フレームの通話用無
線通信路は、複数の通話スロットから構成され、当該複
数の通話スロットを、複数の無線端末の1つに対する通
話用無線通信路として用いることを特徴とする。
【0028】かかる構成において、複数の無線端末と接
続装置との間で制御用無線通信路を確立すると共に、
線端末と接続装置との間、及び、無線端末と無線端末と
の間の通話用無線通信路を確立するように動作する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0030】近年、デジタル無線通信方式の中で、特に
注目されているのがスペクトル拡散通信である。このス
ペクトル拡散通信は、伝送する情報を広帯域に拡散する
ことで、妨害除去能力を高め、秘話性に優れたものにす
る技術として知られている。現在、世界各国で、2.4
GHz帯の周波数がスペクトル拡散通信のために割り当
てられており、全世界で普及が進められている。
【0031】スペクトル拡散通信方式には、大きく分け
て周波数ホッピング(FH方式)と直接拡散(DS方
式)がある。FH方式は、変調周波数を一定時間以内に
変化させることにより、広い帯域を使用した伝送を行う
ものであり、DS方式は、伝送する情報をその十倍から
数百倍の速度の擬似雑音符号で拡散変調することによ
り、広い帯域を使用するものである。
【0032】実施形態においては、上述の周波数ホッピ
ング方式によるデジタル無線通信を交換システムの内線
の無線端末と接続装置間及び無線端末同士の伝送に使用
する場合について説明する。
【0033】また、1つの接続装置が制御用無線通信路
を確立することが可能な無線端末数は、実施形態におい
ては、日本におけるISMバンドを想定し、後述するホ
ッピング周波数に対応した制御チャネルの数と等しく、
最大20となる。尚、この数は接続装置における無線端
末の時分割多重数(即ち、通話用無線通信路のチャネル
数)の4に左右されない。
【0034】即ち、20台の無線端末が1つの接続装置
と無線通信可能な圏内に存在し、且つ、当該接続装置に
位置登録する等して制御用無線通信路を確立したなら
ば、当該接続装置の4チャネルの通信用無線通信路のう
ち空きがあれば、20台のうちの任意の無線端末は同時
には最大4台まで、当該接続装置の通話用無線通信路を
使用して公衆回線と通信することができる。
【0035】また、実施形態においては、接続装置にお
ける無線端末の時分割多重数、即ち、接続装置、無線端
末間通話チャネルの通話スロット多重数は4としたが、
時分割多重数は無線用のデバイスの処理速度や制御部の
処理能力等により異なり、4以外の他の数になり得るこ
とは言うまでもなく、時分割多重数=1、即ち、時分割
多重しなくても構わない。 <システム構成>図1は、実施形態に係る無線交換シス
テム(以下、システムという)の全体構成を示す図であ
る。同図に示すシステムは、公衆回線102を収容し、
交換機能及び無線接続機能を有する交換機101、交換
機101との間で制御データ及び音声データの通信を行
う複数の無線専用電話機103−A,103−B、交換
機101との間での制御データの通信及び端末間で直接
データ通信を行うデータ端末装置104−A〜104−
Eにて構成される。
【0036】実施形態に係るデータ端末装置は、「任意
の量のデータをバースト的に送信する機能を有する端末
(データ端末)と、そのデータ端末と主装置との間の無
線通信を司る無線アダプタを合わせたもの」と定義され
る。データ端末としては、コンピュータ104−Aに限
らず、プリンタ104−B、複写機104−C、テレビ
会議端末104−D、ファクシミリ104−E、LAN
ブリッジ104−F、その他、不図示の電子カメラ、ビ
デオカメラ、スキャナ等、データ処理を行う種々の端末
が該当する。
【0037】上記の無線専用電話機やデータ端末は、そ
れぞれの端末間で自由に通信を行うことができると同時
に、公衆回線網にもアクセス可能である点が本システム
の大きな特徴である。以下、その詳細構成と動作を説明
する。 <主装置の構成>最初に、公衆回線を収容する、実施形
態に係るシステムの主装置の構成について説明する。
【0038】図2は、実施形態に係るシステムの構成及
び主装置の構成を示すブロック図である。同図におい
て、主装置1は、複数の外線と複数の端末を収容し、そ
れらの間で呼の交換を行う、本システムの主要部であ
る。また、接続装置2は、無線端末(後述する無線専用
電話機、無線アダプタを接続したデータ端末)をシステ
ムに収容可能とするために、主装置1の制御を受けて、
無線により無線端末の制御を行い、無線伝送路の確立を
行う。
【0039】無線専用電話機3は、上記の接続装置2を
介して、主装置1に収容された外線と通話を行うととも
に、相互に内線通話を行うための電話機である。無線ア
ダプタ4は、例えば、パソコン、プリンタ等のデータ端
末5やSLT(単独電話機)10、ファクシミリ(FA
X)11、ISDN端末12に接続することにより、同
様に構成したデータ端末間で、無線によるデータ伝送を
可能とするアダプタである。
【0040】主装置1には、外線網の1つであるPST
N(既存の公衆電話網)6、PSTN6からの外線であ
るPSTN回線7、さらにまた、外線網の1つであるI
SDN(サービス総合デジタル通信網)8、ISDN8
からの回線であるISDN回線9が収容されている。そ
して、符号10は、主装置1に収容される端末の1つで
あるSLT(単独電話機)である。
【0041】そこで、主装置1の内部構成について説明
する。
【0042】CPU201は、主装置1の中枢であり、
交換制御を含めた主装置全体の制御と司る。ROM20
2は、CPU201の制御プログラムを格納し、RAM
203は、CPU201の制御のための各種データを記
憶するとともに、各種の演算用にワークエリアを提供す
る。また、通話路部204は、CPU201の制御の
下、呼の交換(時分割交換)を司り、PSTN回線i/
f205は、CPU201の制御の下、PSTN回線7
を収容するための着信検出、選択信号送信、直流ループ
閉結等、PSTN回線制御を行う。さらに、ISDN回
線i/f206は、CPU201の制御の下、ISDN
回線を収容するためのISDNのレイヤ1、レイヤ2を
サポートし、ISDN回線制御を行う。そして、SLT
i/f207は、CPU201の制御の下、SLT10
を収容するための給電、ループ検出、選択信号受信、呼
出信号送出等を行う。
【0043】電話機部208は、通電時には、CPU2
01の制御の下、内線専用電話機として機能し、停電時
には、SLTとして機能する、送受話器、ダイヤルキ
ー、通話回路、表示器等を有する電話機部である。ま
た、トーン送出回路209からは、PB信号、発信音、
着信音等の各種トーンが送出され、接続装置i/f21
0は、CPU201の制御の下、上記の接続装置2を収
容するために、接続装置2と通話信号、制御信号を送受
する。 <接続装置の構成>図3は、実施形態の接続装置2の内
部構成を示したブロック図である。同図において、CP
U301は、本接続装置2の中枢であり、通話チャネル
制御、無線部制御を含めた接続装置2全体の制御を司
る。ROM302は、CPU301の制御プログラムを
格納し、EEPROM303は、本システムの呼出し符
号(システムID)を記憶する。また、RAM304
は、CPU301の制御のための各種データを記憶する
とともに、各種の演算用にワークエリアを提供する。
【0044】主装置i/f305は、CPU301の制
御の下、主装置1の接続装置i/f210と通話信号や
制御信号を送受する。PCM/ADPCM変換部306
は、CPU301の制御の下、主装置1からのPCM符
号化された通話信号をADPCM符号に変換し、それ
を、後述するチャネルコーデック307に送信するとと
もに、チャネルコーデック307からのADPCM符号
化された通話信号をPCM符号に変換して、主装置1に
送信する。
【0045】上記のチャネルコーデック307は、CP
U301の制御の下、ADPCM符号化された通話信号
及び制御信号にスクランブル等の処理を行うとともに、
それらの信号を所定のフレームに時分割多重化する。ま
た、無線部308は、CPU301の制御の下、チャネ
ルコーデック307からのフレーム化されたデジタル信
号を変調して、無線で送信できるように処理した後、ア
ンテナに送信するとともに、アンテナより無線で受信し
た信号を復調して、フレーム化したデジタル信号に処理
する。 <無線専用電話機の構成>図4は、実施形態に係る無線
専用電話機3の構成を示すブロック図である。同図にお
いて、CPU401は、本無線専用電話機3の中枢であ
り、無線部制御、通話制御を含めた無線専用電話機3全
体の制御を司る。また、ROM402は、CPU401
の制御プログラムを格納し、EEPROM403は、本
システムの呼出し符号(システムID)、無線専用電話
機のサブIDを記憶する。さらに、RAM404は、C
PU401の制御のための各種データを記憶すると共
に、各種演算用にワークエリアを提供する。
【0046】通話路部405は、CPU401の制御の
下、後述する送受話器410、マイク411、スピーカ
412から通話信号の入出力を行う回路である。ADP
CMコーデック406は、CPU401の制御の下、通
話路部405からのアナログ音声信号をADPCM符号
に変換し、それを、後述するチャネルコーデック407
に送信するとともに、チャネルコーデック407からの
ADPCM符号化された通話信号をアナログ音声信号に
変換して、通話路部405に送信する。
【0047】チャネルコーデック407は、CPU40
1の制御の下、ADPCM符号化された通話信号及び制
御信号にスクランブル等の処理を行うとともに、それら
を所定のフレームに時分割多重化する。無線ユニット部
408は、CPU401の制御の下、チャネルコーデッ
ク407からのフレーム化されたデジタル信号を変調し
て、無線で送信できるように処理し、それを後述するア
ンテナに送信すると共に、アンテナより無線で受信した
信号を復調してフレーム化したデジタル信号に処理す
る。
【0048】送受話器410は、通話のための音声信号
を入出力し、マイク411からは、音声信号を集音入力
する。また、スピーカ412は、音声信号を拡声出力す
る。表示部414は、後述するキーマトリクス413よ
り入力したダイヤル番号や外線の使用状況等を表示す
る。なお、キーマトリクス413は、上述のようにダイ
ヤル番号等を入力するダイヤルキーや、外線キー、保留
キー、スピーカキーからなる。 <無線アダプタの構成>図5は、本システムに収容可能
なデータ端末に接続される無線アダプタの内部構成を示
すブロック図である。同図において、データ端末501
は、本無線アダプタ502と通信ケーブルあるいは内部
バスを介して接続される、例えば、パーソナルコンピュ
ータ、ワークステーション、プリンタ、ファクシミリ、
その他のデータ端末機器を指す。
【0049】無線アダプタ502において、主制御部5
04は、不図示のCPU及び割り込み制御、DMA制御
等を行う周辺デバイス、システムクロック用の発振器等
から構成され、本無線アダプタ内の各ブロックの制御を
行う。メモリ505は、主制御部504が使用するプロ
グラムを格納するための、例えば、ROM、各種処理用
のバッファ領域として使用するRAM等から構成され
る。
【0050】通信i/f部506は、上述のデータ端末
501として示すような各種データ端末機器が標準装備
する通信i/f、例えば、RS‐232C、セントロニ
クス、LAN等の通信i/fや、パーソナルコンピュー
タ、ワークステーションの内部バス、例えば、ISAバ
ス、PCMCIA(personal computer memory cardint
ernational association )i/f等が該当する。端末
制御部507は、通信i/f506を介したデータ端末
501と無線アダプタ502との間のデータ通信の際に
必要となる各種の通信制御を司る。また、チャネルコー
デック508は、フレーム処理、無線制御を行い、その
内部構成については後述する。そして、ここでは、この
チャネルコーデック508でフレームに組み立てられた
データが、無線部503を介して主装置や対向端末に伝
送される。
【0051】誤り訂正処理部509は、無線通信により
データ中に発生するビット誤りを低減するために用い
る。送信時には、通信データ中に誤り訂正符号を挿入
し、受信時には、演算処理により、誤り位置ならびに誤
りパターンを算出し、受信データ中のビット誤りを訂正
する。尚、タイマー510は、本無線アダプタ502内
部の各ブロックにて使用するタイミング信号を提供す
る。
【0052】図6は、公衆回線へのデータ伝送を行う場
合に必要となる、モデム内蔵タイプの無線アダプタの構
成を示すブロック図である。尚、同図において、図5に
示す無線アダプタと同一構成要素には同一符号を付し、
ここでは、それらの説明を省略する。
【0053】図6において、モデム511は、データを
音声帯域信号に変調し、ADPCMコーデック512
は、モデム511で変調された信号を符号化する。そし
て、ADPCM符号化されたデータは、後述するチャネ
ルコーデックによりフレームに組み立て、無線部503
を介して主装置1に伝送されることになる。 <無線部の構成>図7は、本システムの主装置、無線専
用電話機、データ端末で共通に使用する無線部の構成を
示すブロック図である。同図に示すように、本無線部
は、送受信用アンテナ601a,b、アンテナ601
a,bの切り替えスイッチ602、不要な帯域の信号を
除去するためのバンド・パス・フィルタ(以下、BPF
という)603、送受信の切り替えスイッチ604、受
信系のアンプ605、送信系のアンプ(パワーコントロ
ール付)606、1st.IF用ダウンコンバータ60
7、アップコンバータ608、送受信の切り替えスイッ
チ609、ダウンコンバータ607により変換された信
号から、不要な帯域の信号を除去するためのBPF61
0、2nd.IF用のダウンコンバータ611を備え、
これらのダウンコンバータ607,611により、ダブ
ルコンバージョン方式の受信形態を構成する。
【0054】また、2nd.IF用のBPF612、9
0°移相器613、クオドラチャ検波器614を備え。
これらのBPF612、90°移相器613により、受
信した信号の検波、復調が行われる。さらに、波形整形
用のコンパレータ615、受信系の電圧制御型オシレー
タ(以下、VCOという)616、ロー・パス・フィル
タ(以下、LPFという)617、プログラマブルカウ
ンタ、プリスケーラ、位相比較器等から構成されるPL
L618を有し、これらのVCO616、LPF61
7、PLL618により受信系の周波数シンセサイザが
構成される。
【0055】また、キャリア信号生成用のVCO61
9、LPF620、プログラマブルカウンタ、プリスケ
ーラ、位相比較器等から構成されるPLL621を備
え、VCO619、LPF620、PLL621により
周波数ホッピング用の周波数シンセサイザが構成され、
変調機能を有する送信系のVCO622、LPF62
3、プログラマブルカウンタ、プリスケーラ、位相比較
器等から構成されるPLL623を備えて、VCO62
2、LPF623、PLL624により周波数変調の機
能を有する送信系の周波数シンセサイザが構成される。
【0056】尚、クロック625は、上記の各種PLL
618,621,624用の基準クロック、ベースバン
ドフィルタ626は送信データ(ベースバンド信号)の
帯域制限用フィルタである。 <無線部の動作説明> 1.送信時 無線部において、不図示のプロセッサ等の外部回路から
入力されたデータ(ディジタルデータ)は、ベースバン
ドフィルタ626により帯域制限を受けた後、送信系の
VCO622の変調端子に入力される。また、上記のV
CO622、LPF623、PLL624にて構成され
る周波数シンセサイザにより生成された中間周波(I
F)の変調波は、アップコンバータ608に入力され、
これが、VCO619、LPF620、ホッピング用の
PLL621にて構成される周波数シンセサイザにより
生成されたキャリア信号と加算された後、送信系アンプ
606に入力される。
【0057】送信時には、この送信系アンプ606によ
り所定のレベルに増幅された信号が、BPF603によ
り不要な帯域の信号を除去された後、アンテナ601
a,bから電波として空間に発射される。 2.受信時 アンテナ601a,bにより受信された信号は、BPF
603により不要な帯域の信号を除去された後、受信系
のアンプ605により所定のレベルに増幅される。そし
て、所定のレベルに増幅された受信信号は、ダウンコン
バータ607によりキャリア信号を除去され、1st.
IFの周波数に変換される。この1st.IFの受信信
号は、さらに、BPF610で不要な帯域の信号を除去
された後、2nd.ID用のダウンコンバータ611に
入力される。
【0058】ダウンコンバータ611は、VCO61
6、LPF617、受信系のPLL618から構成され
る周波数シンセサイザにより生成された信号と、1s
t.IFからの入力信号により、2nd.IFの周波数
の信号を生成する。そして、2nd.IFの周波数にダ
ウンコンバータされた受信信号は、BPF612により
不要な帯域の信号を除去された後、90°移相器613
とクオドラチャ検波器614に入力される。
【0059】クオドラチャ検波器614は、90°移相
器613により位相をシフトされた信号と元の信号を使
用して検波、復調を行う。このクオドラチャ検波器61
4により復調されたデータ(アナログデータ)は、次
に、コンパレータ615によりデジタルデータとして波
形整形され、外部の回路に出力される。 <無線フレーム構成>図8〜図14は、本システムにお
いて使用する無線フレームのフレーム構成を示す。本シ
ステムにおいては、「主装置−無線専用電話機間通信フ
レーム」(以下、PCFと略す)、「無線専用電話機間
通信フレーム」(以下、PPFと略す)、「バーストデ
ータフレーム」(以下、BDFと略す)の3つの異なる
フレームを用いる。
【0060】実施形態においては、以下に説明するよう
に、接続装置及び無線端末のチャネルコーデックによっ
て接続装置と無線端末の間の時分割多重フレーム(PC
F)と、無線端末同士の間の時分割多重フレーム(PP
F)とは異なるフレームとして構成している。具体的に
は、PCFとPPFとはフレーム同期させているが、フ
ォーマットを異ならせると共に、通話チャネルの部分に
関して同一時点における周波数を異ならせている。ま
た、PPFの前半の制御チャネル部(FSYN、LCC
H−T、LCCH−R)とPCFの前半の制御チャネル
部は共通(同一)である。そして、PCFの通話チャネ
ル部(T1、T2、…、R1、R2、…)は前半の制御
チャネル部と同一の周波数であり、PPFの通話チャネ
ル部(T1、T2、…、R1、R2、…)は前半の制御
チャネル部と異なる周波数を用いる。
【0061】そして、PPFの通話チャネル部により、
接続装置を介さずに無線端末同士の通話用無線通信路を
確立する。また、各々の無線端末において、通話チャネ
ルの各スロット(T1、T2、…、R1、R2、…)を
選択し、各々選択したスロットに通話用データを送出す
ると共に、相手が通話用データを送出したスロットを各
々認識し、その認識したスロットに送出される通話用デ
ータを受信することにより通話を行なう。
【0062】また、収容接続装置数が2以上の場合、接
続装置及び無線端末のチャネルコーデックによって1つ
のPCFと、他のPCFとのフレームを異ならせる。具
体的には、1つのPCFと、他のPCFとの同一時点に
おける周波数を異ならせる。更に、収容無線端末数が無
線端末同士の時分割多重フレームの多重数(実施形態に
おいては3)を越える場合、無線端末のチャネルコーデ
ックによって、1つのPPFと他のPPFとのフレーム
を異ならせる。具体的には、PPFの通話チャネル部の
同一時点における周波数を異ならせる。
【0063】また、実施形態においては、周波数ホッピ
ング方式を採用しており、PCFとPPFとのフレーム
の周波数をそれぞれ所定の時間以内に切換える。具体的
には、フレーム周期毎に切換えるものとする。
【0064】以下、上記各々のフレームについて、その
内部データの詳細説明を行う。
【0065】図8に示すPCFにおいて、FSYNは同
期信号、LCCH−Tは、主装置から無線端末へ送られ
る論理制御チャネル、LCCH−Rは、無線端末から主
装置へ送られる論理制御チャネル、T1,T2,T3,
T4は、4台の異なる無線専用電話機へ送る音声チャネ
ル、R1,R2,R3,R4は、4台の異なる無線専用
電話機から送られてくる音声チャネル、GTはガードタ
イムを表わす。また、同図に示すF1,F3は、上記の
フレームを無線で伝送する際に使用する周波数チャネル
で、1フレームごとに周波数チャネルを変更することを
示す。
【0066】図9に示すPPFにおいて、FSYNは同
期信号、LCCH−Tは、主装置から無線端末へ送られ
る論理制御チャネル、LCCH−Rは、無線端末から主
装置へ送られる論理制御チャネル、T1,T2,T3
は、3台の異なる無線専用電話機へ送る音声チャネル、
R1,R2,R3は、3台の異なる無線専用電話機から
送られてくる音声チャネル、GTはガードタイムを表わ
す。
【0067】また、同図におけるF1,F3,F5,F
7は、上記のフレームを無線で伝送する際に使用する周
波数チャネルのことで、PCFと異なり、周波数チャネ
ルF1で主装置から論理制御情報LCCH−Tを受け取
った後、周波数チャネルを無線専用電話機間通信に確保
されたF5に切り替えて、無線専用電話機間通信を行
う。そして、その後、周波数チャネルをF3に切り替え
て主装置から論理制御情報を受け取り、さらに周波数チ
ャネルを無線専用電話機間通信に確保されたF7に切り
替えるという手順を、無線専用電話機間通信が終了する
まで繰り返す。
【0068】図10に示すBDFにおいて、FSYNは
同期信号、LCCH−Tは、主装置から無線端末へ送ら
れる論理制御チャネル、LCCH−Rは、無線端末から
主装置へ送られる論理制御チャネル、Rは、前フレーム
が終了したことを確認したり、他の無線端末が電波を出
していないかを確認するためのキャリアセンスの時間、
PR1はプリアンブル、DATAは、バーストデータを
収容するデータ用スロット、そして、GTはガードタイ
ムを表わす。
【0069】また、同図において、F1,F3,F5,
F7とあるのは、上記のフレームを無線で伝送する際に
使用する周波数チャネルで、PCFと異なり、F1で主
装置から論理制御情報を受け取った後、周波数チャネル
をバーストデータ通信に確保されたF5に切り替え、無
線端末間データ通信を行う。その後、周波数チャネルを
F3に切り替えて主装置から論理制御情報を受け取り、
さらに、周波数チャネルをバーストデータ通信に確保さ
れたF7に切り替えるという手順を、バーストデータ通
信が終了するまで繰り返す。
【0070】図11は、同期信号FSYNフレームの構
成を示す。同図において、PRは、財団法人「電波シス
テム開発センター(以下、RCRと略す)」で指定する
周波同期捕捉のための62ビットのプリアンブル、SY
Nは、RCRで規定する31ビットのフレーム同期信
号、IDは、RCRで規定する63ビットの呼出し信
号、FIは2ビットのチャネル種別信号で、PCF・P
PF・BDFを区別する信号、FSはタイムスロット情
報、NFRは、次のフレームの周波数情報を示す。尚、
図中の数字は、上記各信号のビット数を示す。
【0071】図12は、音声チャネルのフレーム構成を
示す。ここでは、T1,T2,T3,T4とR1,R
2,R3,R4の構成は共通であるので、送信用音声チ
ャネルをまとめてTnと表示し、受信用音声チャネルを
まとめてRnと表示する。また、TnとRnの構成も共
通である。
【0072】図12において、Rは、前のフレームが終
了したことを確認したり、他の無線端末が電波を出して
いないかを確認するためのキャリアセンスの時間、PR
1は各スロット用プリアンブル、UWは、サブIDを含
むユニークワード、Dは、3.2kbpsのDチャネル
情報、Bは、32kbpsのBチャネル情報、GTはガ
ードタイムを表わす。尚、ここでも、図中の数字はビッ
ト数を示す。
【0073】図13は、論理制御チャネルLCCH−T
のフレーム構成を示す。このLCCH−Tは、上述のよ
うに主装置から無線端末へ送られる論理制御チャネル
で、UWは、サブIDを含むユニークワード、LCCH
は論理制御情報、GTはガードタイムを表わす。LCC
H−Tは、FSYN送出後、続けて送られるので、プリ
アンブル等は付加されていない。
【0074】図14は、論理制御チャネルLCCH−R
のフレーム構成を示す。LCCH−Rは、無線端末から
主装置へ送られる論理制御チャネルで、Rは、前のフレ
ームが終了したことを確認したり、他の無線端末が電波
を出していないかを確認するためのキャリアセンスの時
間、PR1は各スロット用プリアンブル、UWは、サブ
IDを含むユニークワード、LCCHは論理制御情報、
GTはガードタイムを表わす。 <チャネルコーデックの説明>図15は、実施形態に係
るチャネルコーデックの内部構成を示すブロック図であ
る。上記のフレームは、このチャネルコーデックによっ
て処理される。
【0075】図15に示すように、本チャネルコーデッ
ク801は、無線部802、無線専用電話機等に内蔵さ
れるADPCMコーデック803、無線専用電話機や無
線アダプタのCPU804と接続される。また、チャネ
ルコーデック801の内部においては、無線制御部80
5が、無線部802に対して送受信の切替え制御と周波
数ホッピングの制御をする。この無線制御部805は、
さらに、データ送信に先立ちキャリア検出を行う機能を
も有する。
【0076】CPUI/F807は、CPU804との
間で制御情報をやり取りするためのi/fであり、チャ
ネルコーデック内の各部の状態や動作モードを記憶する
レジスタを内蔵し、CPU804からの制御信号やチャ
ネルコーデック内の各部の状態に応じてチャネルコーデ
ック各部の制御を行う。ADPCMコーデックi/f8
06は、ADPCMコーデック803との間で音声信号
をやり取りするためのシリアルデータ、同期クロックの
やり取りを行う。また、送信フレーム処理部808は、
ADPCMコーデック803からの信号やCPU804
から入力された論理制御データを、上記の送信フレーム
に組み立てる。
【0077】受信フレーム処理部809は、無線部80
2からの信号フレームより制御情報や音声データを取り
出し、それらをADPCMコーデックi/f806やC
PUi/f807に渡す。同期処理部810は、DPL
Lで構成され、受信信号からクロックを再生し、ビット
同期の捕捉を行う。
【0078】以下、上記のチャネルコーデックの基本動
作について説明する。 1.送信 送信時には、送信データフレームに付与する制御情報
を、CPU804からCPUi/f807にて受け取
る。チャネルコーデックが無線専用電話機及び主装置内
の接続装置で使用される場合には、ADPCMコーデッ
ク803からのデータと合わせて送信フレーム処理部8
08で送信フレームを組み立てる。また、チャネルコー
デックがデータ端末で使用される場合には、誤り訂正符
号化されたバーストデータと合わせて送信フレーム処理
部808で送信フレームを組み立てる。
【0079】このフレーム組み立てに際しては、データ
にスクランブルをかける。これは、無線伝送時の直流平
衡を保つために必要となるものである。無線制御部80
5は、受信信号が終了するタイミングをとり、キャリア
センス後、無線部を送信にし、送信フレームを無線部に
渡す。 2.受信 無線制御部805は、送信すべきデータが終了した時点
で無線部802を受信に切り替え、受信フレームを待
つ。受信フレームを受けると、データにデスクランブル
をかけた後で、受信フレームから制御情報とデータを取
り出す。この制御情報は、CPUi/f807を通じて
CPU804に渡される。
【0080】受信したフレームがPCFあるいはPPF
の場合には、受信データはADPCMコーデックi/f
806に渡され、チャネルコーデックが無線専用電話機
に使用されていれば、ADPCMコーデック803を通
して音声として出力し、また、主装置にて使用されてい
るのであれば、通話路へと送られる。受信したフレーム
がBDFの場合には、受信データはデータ端末内のメモ
リに転送される。 3.論理制御データの扱い (3−1)待機時 待機時には、あらかじめ主装置によって割り当てられた
周波数で待機し、定期的に送られてくる主装置からのL
CCH−Tを受信する。このとき、主装置から送られる
LCCHには、外線着信の有無、無線専用電話機側への
発呼要求の有無の確認といった情報が含まれている。そ
して、無線専用電話機は、受信フレーム処理部で取り出
したLCCHをCPUに送る。その後、CPUから指示
された主装置へ送るLCCHを、同じフレーム内のLC
CH−Rで主装置に送る。このように無線専用電話機
は、発呼か着呼が生じるまで、上記の手順を繰り返す。 (3−2)通信時 無線専用電話機Aが発呼する場合を例に説明する。
【0081】無線専用電話機Aは、無通信時に周波数チ
ャネルF1にて主装置との間でLCCHをやり取りして
いるものとする。無線専用電話機Aは、発呼が生じるま
で、上記(3−1)の待機時にて述べた手順で、周波数
チャネルF1で主装置からのLCCHをモニターしてい
る。そして、無線専用電話機Aで発呼が生じると、(3
−1)に示す手順で、主装置に送るLCCH−Rに発呼
要求を入れて、それを主装置に送る。主装置側から通信
可能かどうかを通知するLCCHは、100ms後に、
周波数チャネルF1で送られてくるLCCHによって判
断する。
【0082】発呼要求後の主装置からのLCCHの内容
が、回線塞がり状態で接続できない場合には、無線専用
電話機Aは、話中としてその旨を使用者に知らせる。し
かし、発呼要求後の主装置からのLCCHの内容が、接
続可能であることを示していれば、同じLCCH−T内
で通話で使用する音声チャネルの時間スロットが指定さ
れる。例えば、「1」が指示された場合、T1とR1を
使用して通信することを表わす。そして、FSYNフレ
ーム内のFSとNFRで指定された周波数ホッピングパ
ターンで周波数チャネルを切り替えながら通信を行う。
尚、主装置と接続した後の制御情報のやり取りは、Tn
及びRnフレーム内のDチャネル情報によって行う。
【0083】無線専用電話機間通信の場合、無線専用電
話機間の制御情報のやり取りをDチャネル情報を使用し
て行い、通信終了後には、各無線専用電話機が指定され
ている周波数チャネルのLCCH−R、すなわち、上記
の例の場合ならば、無線専用電話機Aは周波数チャネル
F1にて無線専用電話機間通信が終了したことを無線専
用電話機から主装置へ通知する。 <周波数ホッピングパターンの説明>図16は、本シス
テムで使用する周波数ホッピングの概念を示す図であ
る。
【0084】実施形態に係るシステムでは、日本国内に
おいて使用が認められている26MHzの帯域を利用し
た、1MHz幅の26個の周波数チャネルを使用する。
そして、妨害ノイズ等で使用できない周波数がある場合
を考慮して、26個のチャネルの中から20個の周波数
チャネルを選択し、選択した周波数チャネルを所定の順
番で周波数ホッピングを行う。
【0085】本システムでは、例えば図8に示すよう
に、通信データの1フレームが5msの長さを有し、1
フレームごとに周波数チャネルをホッピングする。その
ため、1つのホッピングパターンの1周期の長さは10
0msである。
【0086】図16において、異なるホッピングパター
ンは異なる図柄で示され、同じ時間で同じ周波数が使用
されることがないようなパターンを、各フレームで使用
する。これにより、データ誤り等が発生することを防ぐ
ことが可能となる。また、複数の接続装置を収容する場
合、接続装置間での干渉を防止するために、それぞれの
接続装置で異なるホッピングパターンを使用する。この
方法により、マルチセル構成のシステムを実現すること
が可能となり、広いサービスエリアを得ることができ
る。 <詳細動作の説明>上記のように、本システムにおいて
は、主装置と無線専用電話機やデータ端末の間、端末相
互間での通信のためにフレームを組み立て、また、使用
する周波数を一定時間ごとに切り替える制御を行ってい
る。
【0087】以下、本システムの具体的な動作について
詳細に説明する。 1.基本動作手順 本システムにおいては、通話チャネルを使用する前に、
フレーム内に時分割多重化されている論理制御チャネル
(LCCHT及びLCCHR)を用いて、使用するスロ
ットとホッピングパターンを決定する。さらに、各端末
が間欠受信を行って省電力(バッテリセービング)を可
能とするために、各端末は、あらかじめ割り当てられた
周波数で伝送する論理制御チャネルのみにおいて、送受
信するように設計されている。
【0088】電源立ち上げ直後は、端末は、ホッピング
パターンを認識していない。そこで、任意の周波数で待
機し、その周波数でフレームを受信する。そして、1つ
目のフレームを受信すると、その中に入っている次のフ
レームの周波数情報を取り込み、以降、周波数ホッピン
グを開始することになる。なお、複数の接続装置が使用
されている場合には、1回目にフレームを受信すること
のできた接続装置の使用するホッピングパターンに追従
することになる。
【0089】また、電源立ち上げ直後は、どの端末がど
の周波数に割り当てられるかが定まっていないので、電
源立ち上げ時には、設定モードにおいて各端末のIDの
登録、論理制御チャネル周波数の割り当てを行う。そし
て、論理制御チャネルの割り当てがなされると、各端末
は間欠受信状態となり、自端末宛の論理制御データのみ
の受信を行う。また、主装置に送信するデータが発生し
た場合のみ、割り当てられた周波数のLCCHRを使っ
て、データを主装置に送信する。
【0090】通話スロットを用いた通信を開始したい場
合には、論理制御チャネルを用いて主装置にその旨を通
知し、スロットとホッピングパターンの割り当てを受け
る。そして、それらの割り当てがなされた後、通話やデ
ータ伝送を行うことが可能となる。
【0091】以下、いくつかの場合について詳細な動作
を説明する。 2.主装置(接続装置)および無線端末電源投入時の動
作(設定モード) このモードは、IDの登録や使用する論理制御チャネル
の周波数の設定などを行うモードである。
【0092】図17は実施形態による主装置(接続装
置)および無線端末電源投入時の動作シーケンス図であ
る。
【0093】図18は実施形態による主装置(接続装
置)電源投入時の動作フローチャートである。
【0094】図19は実施形態による無線端末電源投入
時の動作フローチャートである。 (1)主装置(接続装置)電源投入時の動作フローの説
明 まず、主装置1(接続装置2)本体の電源スイッチが投
入されると、主装置1(接続装置2)は図18のステッ
プS2201により本体の初期設定を行った後、ステッ
プS2202で無線通信で使用する周波数ホッピングの
ホッピングパターンを決定し、続いてステップS220
3によりホッピングパターン情報(次の単位時間にホッ
ピングする周波数)、並びに本システムのIDを付加し
たPCFフレームを無線端末103,104宛に送信す
る。この時、PCFフレーム中のID部(図11)には
システムIDを、NFR部(図11)にはホッピングパ
ターンで次の単位時間にホッピングする周波数の情報を
含み、またLCCH部(図13)には、無線端末側で使
用可能な空き制御チャネル(LCCH−R)の情報が含
まれている。
【0095】次に、主装置1(接続装置2)は無線端末
103からシステムIDおよび無線端末ID等の位置登
録のための情報を受信(S2204)したならば、ステ
ップS2205で、その無線端末103の無線端末ID
を記憶し、無線端末103,104宛の無線通信制御情
報を伝送する制御チャネル(周波数)を決定し、ステッ
プS2206にてこれを無線端末103,104宛に通
知する(図1の103,104)。 (2)無線端末電源投入時の動作フローの説明 まず、無線端末103本体の電源スイッチが投入される
と設定モードとなり、無線端末103は図19のステッ
プS2301により本体の初期設定を行う。続いてステ
ップS2302において操作者がキーマトリクスより無
線端末103の無線端末IDの入力操作を行うことによ
り、無線端末103はこの無線端末IDを記憶する。
【0096】次に、ステップS2303で主装置1(接
続装置2)からのPCFフレームを受信するため、任意
の周波数で受信待機状態に移る。ステップS2304で
主装置(接続装置2)からのPCFフレームを受信でき
たならば、ステップS2305によりPCFフレーム中
のID部(図11)からシステムIDを認識・記憶する
と共にLCCH−T部(図13)から空きチャネル情報
(無線端末から主装置へPCFフレームを送信する周波
数)を取得する。またPCFフレーム中のNFR部から
次の単位時間にホッピングする周波数を取得し、無線端
末103は受信周波数をその周波数へ移動し、次のPC
Fフレームを待つ。無線端末103はこの動作を繰り返
し、周波数のホッピングパターンを認識してこれを記憶
する(S2306)。
【0097】無線端末103はホッピングパターンおよ
びシステムのIDが判明すると、前記LCCH−T部よ
り得られた空き制御チャネルにおいて、システムID並
びに自無線端末103のID情報を付加したフレーム
(図8)を主装置宛に送信する(S2307)。
【0098】この後、主装置1(接続装置2)から制御
チャネル周波数指定の情報を受取ったならば、指定され
た制御チャネルにて間欠受信を開始(S2308)し、
設定モードから通常モードへ移行する。 3.無線専用電話機からの外線発信時の処理 図20は、実施形態による外線発信シーケンス図であ
り、図21は実施形態による外線発信時の無線専用電話
機3の動作フローチャートであり、また図22は実施形
態による外線発信時の主装置1の動作フローチャートで
ある。
【0099】無線専用電話機3において、キーマトリッ
クス414に配置された外線キーが押下されると(S2
501)、無線専用電話機3は、押下した外線ボタンに
対応する表示部413の外線LEDを発信点滅させ(S
2502)、外線発信信号(2402)を接続装置2に
送信する。この外線発信信号(2402)は、無線専用
電話機3と接続装置2の間の無線リンク上を図8に示す
PCFフレームのLCCH−Rで送信される。これを受
けて、接続装置2は主装置I/F305により外線発信
(2401)を主装置1に送信する(S2503)。
【0100】外線発信(2401)を受信した主装置1
は、外線発信が可能かどうか判断する(S2601)。
当該外線が空いており、発信可能であればPCFフレー
ムのどの音声チャネル(T1〜T4,R1〜R4)を使
用するか決定する。決定した音声チャネル番号をパラメ
ータとして外線発信許可(2403)を接続装置2に送
信する(S2602)。これを受けて、接続装置2は外
線発信許可信号(2404)を無線専用電話機3に送信
する。この外線発信許可信号(2404)は、PCFフ
レームのLCCH−Tで送信される。そして、次に主装
置1が外線を捕捉する(S2603)。無線専用電話機
3では、外線発信許可信号(2404)を受信すると
(S2504)、当該制御チャネルの中の通話スロット
の指定を受け、この通話スロットによる音声チャネル移
行が完了すると、所定のLCCH−Rで音声チャネル接
続完了信号(2406)を送信する(S2505)。
【0101】接続装置2は、主装置1から外線発信許可
(2403)を受け取った時点で、チャネルコーデック
307により、所定の音声チャネルを受信し、主装置1
に渡す経路を作成し、無線専用電話機3からの音声チャ
ネル接続完了信号(2406)を受けて、音声チャネル
接続完了(2405)を主装置1に通知する。主装置1
は音声チャネル接続完了(2405)を受信すると(S
2604)、無線専用電話機3側の準備が整ったと判断
し、外線LEDを緑色に点灯するために外線表示緑常灯
指示(2407)を接続装置2に送信する(S260
5)。また、捕捉した外線との通話路を接続する(S2
606)。
【0102】接続装置2は、外線表示緑常灯指示(24
07)を受けて無線専用電話機3に外線表示緑常灯指示
信号(2408)を送信する。無線専用電話機3では、
外線表示緑常灯指示信号(2408)を受信すると(S
2506)、外線LEDを緑に点灯すると共に、無線専
用電話機3内部の通話を接続し、外線からのダイヤルト
ーン(2411)をスピーカ又は送信器から送出する
(S2507)。また、主装置1は外線発信した無線専
用電話機3以外の無線専用電話機3の外線LEDを赤点
灯にするため外線表示赤常灯指示(2409)を接続装
置2に送信する。これを受けて、接続装置2は外線発信
した無線専用電話機3以外の無線専用電話機3に外線表
示赤常灯指示信号(2408)を送信する。
【0103】次に、キーマトリックス414からダイヤ
ル情報の入力を受けた無線専用電話機3は、接続装置2
にダイヤル信号(2413)として送信する(S250
8)。これを受けて、接続装置2はダイヤル(241
2)を主装置1に送出する。無線専用電話機3におい
て、ダイヤル情報入力の終了はタイムアウトで監視され
(S2509)、タイムアウトになると通話中となる
(S2510)。主装置1では、ダイヤル(2412)
の1桁目を受信すると(S2607)、外線にダイヤル
の送信を開始し、やはりタイムアウトで送信を監視して
いる(S2608)。その後、ダイヤル送信が終了する
と、通話中となる(S2609)。
【0104】そして、通話が終了し、無線専用電話機3
がオンフックすると(S2511)、オンフック信号
(2416)が接続装置2に送出される(S251
2)。これを受けて、接続装置2はオンフック(241
5)を主装置1に送信し、主装置1がこれを受信すると
(S2610)、主装置1は音声チャネル切断(241
7)を接続装置2へ送信し(S2611)、無線専用電
話機3に対する音声チャネルの割り当てを解除する。ま
た、主装置1は無線専用電話機3の外線LEDを消灯す
るために外線表示消灯指示(2419,2421)を接
続装置2へ送信する(S2612)。これを受けて、接
続装置2は無線専用電話機3に外線表示消灯指示信号
(2420,2422)を送信する。音声チャネル切断
信号(2418)を受信した無線専用電話機3は、通話
路を開放し(S2513)、続いて受信する外線表示消
灯指示信号(2420,2422)で外線LEDを消灯
する(S2514)。 4.無線専用電話機への外線着信時の処理 図23は、実施形態による外線着信シーケンス図であ
る。図24は、実施形態による外線着信時の主装置1の
動作フローチャートである。
【0105】まず、ステップS2801で公衆回線10
2より着信があると、ステップS2802に進み、主装
置1は外線着信(2702)を接続装置2に送信し、こ
れを受けて接続装置2が無線専用電話機103−A、B
に外線着信信号(2703,2705)を送信する。そ
の後、接続装置2が無線専用電話機3からオフフック信
号(2706)を受信すると、主装置1にオフフック
(2707)を送信する。主装置1はステップS280
3でオフフック2707を受信すると、ステップS28
04に進み、オフフック信号2706を送信した無線専
用電話機103−A宛の外線通話用に使用しているHP
(ホッピングパターン)および音声チャネル番号といっ
た情報を載せた外線応答許可(2708)を送信する。
これを受けて、接続装置2は無線専用電話機103−A
に外線応答許可信号(2709)を送信する。この後、
接続装置2が無線専用電話機3から音声チャネル接続完
了信号(2710)を受信すると、主装置1に音声チャ
ネル接続完了(2711)を送信する。主装置1はステ
ップS2805で音声チャネル接続完了(2711)を
受信したら、ステップS2806に進み、前記無線専用
電話機103−A宛の通話中表示指示(2712)を送
信すると共に、ステップS2807に進み、その他の無
線専用電話機103−B宛の外線着信中止(2716)
を送信する。これを受けて、接続装置2は無線専用電話
機103−Aに通話中表示指示信号(2713)を送信
すると共に、その他の無線専用電話機103−Bに外線
着信中止信号(2717)を送信する。
【0106】次に、主装置1はステップS2808にお
いて無線専用電話機103−Aからのデータ(271
5)を接続装置2を介して公衆回線102に接続すると
共に、公衆回線102からのデータを接続装置2を介し
て無線専用電話機103−Aに接続し、即ち、公衆回線
102と無線専用電話機103−Aとの通話路を接続
し、通話を開始させる。その後、接続装置2は無線専用
電話機103−Aよりオンフック信号(2718)を受
信すると、主装置1にオンフック(2719)を送信す
る。主装置1はステップS2809においてオンフック
(2719)を受信すると、ステップS2810に進
み、公衆回線102と無線専用電話機103−Aとの通
話路を切断し、音声チャネル切断(2720)を送出す
る。これを受けて、接続装置2は無線専用電話機103
−Aに音声チャネル切断信号(2721)を送信する。
更に主装置1はステップS2811において、その他の
無線専用電話機103−B宛の外線使用中表示中止(2
722)を送信する。これを受けて、接続装置2は無線
専用電話機103−Bに外線使用中表示中止信号(27
23)を送信する。
【0107】図25は、実施形態による外線着信時の無
線専用電話機の動作フローチャートである。
【0108】まず、ステップS2901において、接続
装置2より外線着信信号(2703,2705)を受信
すると、無線専用電話機103−A、Bはスピーカより
着信音を鳴動させ、次のステップS2902においてオ
フフックされたかを検知する。無線専用電話機103−
Aにおいてオフフックを検出すると、ステップS290
3に進み、オフフック信号(2706)を接続装置2に
送信する。ステップS2904で接続装置2より外線応
答許可信号(2709)を受信すると、ステップS29
05に進み、音声チャネルを接続し、音声チャネル接続
完了信号(2710)を送信する。次に、ステップS2
906で接続装置2より通話中表示信号(2713)を
受信すると、無線専用電話機103−Aは、表示部41
3に通話中表示をし、ステップS2907で通話を開始
する。そして、ステップS2908においてオンフック
の検出を繰り返し、オンフックが検出されるとステップ
S2909に進み、オンフック信号2718を接続装置
2に送信する。ステップS2910において音声チャネ
ル切断信号(2718)を受信すると、音声チャネルを
切断し、表示部413の通話中表示を消し、通話を終了
する。
【0109】一方、上述のステップS2902において
オフフックが検出されなかった場合、ステップS291
1に進む。ステップS2911において、他の無線専用
電話機103−Aが外線通話を開始したことにより、接
続装置2からの無線専用電話機103−Bに対する外線
着信中止信号(2717)が受信された場合は、無線専
用電話機103−Bに該当することになり、ステップS
2912に進み、表示部413に外線使用中を表示す
る。また、外線着信中止信号(2717)が受信されな
かった場合は、ステップS2901に戻る。更に、無線
専用電話機103−Bは、ステップS2913におい
て、外線使用中表示中止信号(2723)が受信される
まで表示部413に外線使用中表示を続け、その信号が
受信されると、ステップS2914に進み、外線使用中
表示を消す。 5.内線間通話の処理 次に、同じ接続装置2により管理されている(つまり、
主装置1との間で通信を行う際に、介する接続装置2が
同一である)2台の無線専用電話機3が内線間通話をす
る場合を想定し、発呼側の無線専用電話機103−Aと
着呼側の無線専用電話機103−Bの各々の動作につい
て説明を行う。
【0110】図26は、内線通信の主装置1、接続装置
2、発呼側無線専用電話機103−A、着呼側無線専用
電話機103−Bの制御データのシーケンスを示す図で
ある。図27は、主装置1の概要処理を示すフローチャ
ートである。図28は、発信側無線専用電話機103−
Aの概要処理を示すフローチャートである。そして、図
29は、着呼側無線専用電話機103−Bの概要処理を
示すフローチャートである。但し、各フローチャート
は、関係する処理の部分のみ記載している。
【0111】まず、無線専用電話機103−Aにおい
て、キーマトリックス414に配置された内線キーが押
下されると(S3201)、無線専用電話機103−A
は無線通信信号(3002)を、無線専用電話機103
−Aと接続装置2の間の無線リンク上で図8に示すPC
FフレームのLCCH−Rを用いて送信する(S320
2)。そして、接続装置2が送られた内線通信信号(3
002)を受信すると、主装置1に内線通信(300
1)を送信する。
【0112】主装置1が接続装置2より内線通信(30
01)を受信すると(S3101)、主装置1内のCP
U201は、受信した無線専用電話機103−Aの端末
属性などを分析し(S3102)、内線発信が可能であ
れば、接続装置2に内線通信許可(3003)を送信す
る(S3104)。これを受けて、接続装置2はPCF
フレームのLCCH−Tを用いた内線通信許可信号(3
004)を無線専用電話機103−Aに送信し、無線専
用電話機103−Aが内線通信許可信号(3004)を
受信する(S3203)。
【0113】次に、キーマトリックス414からのダイ
ヤル情報入力を受信した無線専用電話機103−Aは、
接続装置2にダイヤル信号(3008)を送信し(S3
204)、これを受けて、接続装置2は主装置1にダイ
ヤル(3007)を送信する。尚、最終ダイヤルはタイ
ムアウトで監視される。無線専用電話機103−Aは、
最終ダイヤル検出後はスピーカ又は送話器より相手呼出
中を示すリングバックトーンを送出する。
【0114】主装置1が接続装置2よりダイヤル(30
07)を受信すると(S3105)、ダイヤルを解析
し、接続装置2に内線着信(3009)を送信する(S
3106)。これを受けて、接続装置2は無線専用電話
機103−BにPCFフレームのLCCH−Tを使用し
て内線着信信号(3010)を送信する。
【0115】無線専用電話機103−Bが内線着信信号
(3010)を受信すると(S3301)、スピーカ4
12より内線着信音を鳴動させると共に内線LEDを点
滅させ(S3302)、着信をユーザに知らせ応答を促
し、ユーザがキーマトリックス414により、応答する
のを待つ。
【0116】ユーザからの応答をオフフックにより検出
した場合(S3303)、無線専用電話機103−Bは
オフフック信号(3012)をPCFフレームのLCC
H−Rを用いて接続装置2に送信し(S3304)、ス
ピーカ412からの内線着信音鳴動を停止させると共に
内線LEDを点燈させる。無線専用電話機103−Bか
らのオフフック信号(3012)を受けて、接続装置2
は主装置1にオフフック(3011)を送信する。主装
置1は接続装置2よりオフフック(3011)を受信す
ると(S3107)、接続装置2に無線専用電話機10
3−A宛の無線専用電話機103−Bが応答した旨の内
線応答(3013)および無線専用電話機103−B宛
の内線通信許可(3015)を送信する(S310
8)。これを受けて、接続装置2は無線専用電話機10
3−Aに内線応答信号(3014)を送信する。主装置
1が内線応答(3013)を送信する際、主装置1内の
CPU201は、RAM203に記憶し、管理している
空タイムスロットやホッピングパターン、使用するPP
Fフレーム内の音声チャネル(T1〜T4,R1〜R
4)等の通信リソースを無線専用電話機103−Aと無
線専用電話機103−Bの直接通信に割り当て、この通
信リソース情報を接続装置2を介してPCFフレームの
LCCH−Tを用いた内線応答信号(3014)として
無線専用電話機103−Aに送信する。
【0117】無線専用電話機103−Aは内線応答信号
(3014)を受信し(S3205)、相手応答を確認
すると、LCCH−Rを使用して音声チャネル接続完了
信号(3006)を接続装置2に送信し(S320
6)、スピーカ又は送話器からのリングバックトーンの
送出を停止し、通信相手と通信するように割り当てられ
た通話チャネルに切り換え、マイク、スピーカ或いは送
話器を制御し、通話相手との通話中(3019)になる
(S3208)。接続装置2は、無線専用電話機103
−Aからの音声チャネル接続完了信号(3006)を受
信すると、主装置1に音声チャネル接続完了(300
5)を送信する。ステップS3108において、主装置
1が接続装置2に無線専用電話機103−B宛の内線通
信許可(3015)を送信するのを受けて、接続装置2
は無線専用電話機103−Bに内線通信許可信号(30
16)を送信する。この内線通信許可信号(3016)
にも直接通信用に使用するホッピングパターンおよび音
声チャネル番号等の通信リソース情報が含まれている。
【0118】無線専用電話機103−Bは、接続装置2
より内線通信許可信号(3016)を受信すると(S3
305)、接続装置2に対して音声信号接続完了信号
(3018)を送信し(S3306)する。これを受け
て、接続装置2は主装置1に音声チャネル接続完了(3
017)を送信する。その後、無線専用電話機103−
Bは、内線通信許可信号(3016)内の通信リソース
情報から得られる音声チャネルに移行し、通話中(30
19)となる。つまり、これ以降の無線専用電話機間の
直接通信時は、電話機間でやり取りする制御データと音
声データを、この音声チャネルで通信する。具体的に
は、図9のPPFフレームのTnとRnにおいて、図1
2に示されるように、制御データはDタイムスロット、
音声データはBタイムスロットで通信される。
【0119】尚、電話機間で直接通信を行う間も、フレ
ームの先頭部のタイミングでPCFの送信されている周
波数に切り替え、LCCH−Tを受信したり、LCCH
−Rを送信したりすることが可能であることは本システ
ムの大きな特徴となっている。このようにすることで、
内線での通信中にも、主装置からのデータを受信するこ
とが可能となり、通話中着信などのサービスに対応する
ことが可能となる。
【0120】さて、主装置1は接続装置2より無線専用
電話機103−Bからの音声信号接続完了(3017)
を受信したならば(S3109)、無線専用電話機10
3−Aと無線専用電話機103−Bが通話を開始したと
判断し、内線通信終了を待つ(S3110)。一方、無
線専用電話機103−Aおよび無線専用電話機103−
Bは無線回線状態並びにユーザのキーマトリックス41
4を監視する。
【0121】通話が終了し、無線専用電話機103−A
がオンフックを検出すると(S3209)、無線専用電
話機103−Aはオンフック信号(3020)を無線専
用電話機103−Bに送信する。一方、オンフック信号
(3020)を受信した無線専用電話機103−Bはオ
ンフック確認信号(3021)を通話チャネル内の制御
情報で送信する。
【0122】このオンフック確認信号(3021)を受
信した無線専用電話機103−Aは通話チャネルを論理
制御チャネルに切り替え、内線通信終了信号(302
3)を接続装置2に送信する。これを受けて、接続装置
2は内線通信終了(3022)を主装置1に送信する。
主装置1は、内線通信終了(3022)を受信すると
(S3110)、接続装置2に音声チャネル切断(30
24,3026)を送信する(S3111)。これを受
けて、接続装置2は無線専用電話機103−Aに対して
音声チャネル切断信号(3025)を、無線専用電話機
103−Bに対して音声チャネル切断信号(3027)
を送信する。無線専用電話機103−Aは音声チャネル
切断信号(3025)を受信すると(S3213)、音
声チャネルを切断する(S3214)。同様に、無線専
用電話機103−Bも音声チャネル切断信号(302
7)を受信すると(S3310)、無線専用電話機10
3−Bは音声チャネルを切断する(S3311)。そし
て、次に主装置1は無線専用電話機A、Bに対して割り
当てていた音声チャネル等の通信リソースを解放する
(S3112)。
【0123】以上の手順により、内線間の直接通話を実
現することができる。
【0124】また、上述した手順の基本部分は次に説明
するコンピュータからプリンタへのデータ伝送の際にも
用いられる。 6.コンピュータからプリンタへのデータ伝送時の処理 実施形態に係る無線交換システムは、その特徴の一つと
して、内線間で高速データ伝送が可能である。そこで、
コンピュータからプリンタへデータをバースト的に送信
する場合の処理について説明する。尚、主装置と端末と
の間の制御手順は、基本的には、既に述べた内線間通話
との処理と同じであるので、ここでは、異なる部分を中
心に説明する。
【0125】まず、コンピュータの印刷用アプリケーシ
ョンプログラムが起動されると、データ端末に組み込ま
れている不図示の無線アダプタドライバが動作し、通信
インターフェース部を介して、無線アダプタ4(図2参
照)にデータ送信要求及び送信先番号(プリンタの内線
番号)を送る。
【0126】次に、無線アダプタは、内線間通話の発信
手順に入る。つまり、論理制御チャネル(LCCH‐
R)により、主装置側に内線発信要求を送る。ただし、
上記の内線通話とは異なり、バーストデータ用フレーム
(BDF)を使用する必要があるため、内線発信要求イ
ベント情報内には、BDFの割り当てを要求する情報が
入っている。
【0127】内線発信要求イベント情報を受信した主装
置は、データ送信先であるプリンタに接続された無線ア
ダプタに対し、論理制御チャネル(LCCH‐T)を使
って着信通知を行う。そして、主装置は、プリンタ側か
ら着信許可を受信すると、送信側であるコンピュータと
着信側であるプリンタに対して、使用するBDFのホッ
ピングパターンを割り当てる。ホッピングパターンを割
り当てられた後は、コンピュータとプリンタは、主装置
を介さないでデータ通信を開始する。
【0128】BDFはバースト伝送を行うためのもので
あるから、通常は、片方向のデータ伝送を行うが、通信
開始時には、1フレームごとにコンピュータとプリンタ
が順番に送信を行う。この間、コンピュータから何フレ
ーム分連続してデータを送信し、その後、何フレーム分
プリンタからデータを送信するかを取り決める。このよ
うな手順を踏むことにより、端末のアプリケーションに
応じて最適化されたチャネル使用を実現できる。
【0129】上記の手順を終了後、無線アダプタは、コ
ンピュータから受信した印刷データに誤り訂正処理を施
し、フレームを組み立てた後、プリンタにデータを送信
する。ここでは、BDFを使用することにより、450
kbps程度の伝送が可能となる。
【0130】以上、コンピュータからプリンタへのデー
タ伝送について述べたが、コンピュータ間のデータ伝送
についても、全く同様の手順を用いることが可能とな
る。 7.コンピュータから公衆網へのパソコン通信アクセス
時の処理 本システムでは、システム内での高速データ伝送のみな
らず、公衆網へのデータ伝送も可能となり、例えば、パ
ソコン通信等のアプリケーションにも対応することがで
きる。尚、ここでも、基本的な動作手順は無線専用電話
機から外線発信を行う場合と同じであるので、以下、異
なる部分を中心に説明を行う。
【0131】コンピュータのパソコン通信用アプリケー
ションプログラムを起動すると、データ端末に組み込ま
れている無線アダプタドライバが動作し、通信インター
フェース部を介して、無線アダプタ4に外線発信要求を
送る。これにより、無線アダプタは外線発信手順に入
る。つまり、論理制御チャネル(LCCH‐R)によ
り、主装置側に外線発信要求を送り、PCFの空きスロ
ットの割り当てを受ける。スロットの割り当てを受けた
後は、PCFの伝送速度が32kbpsのスロットを用
いてデータを伝送することになる。
【0132】一方、アナログ公衆回線に対してデータを
伝送するためには、モデムによりデータを変調する必要
があるので、外線(アナログ仕様)へのデータ送信時に
は、無線アダプタ4の内部でデータをモデムで変調し、
音声帯域(300Hz〜3.4KHz)で伝送可能な状
態とする。このようなモデムで変調されたデータは、音
声情報として扱うことができるので、この情報をADP
CM符号化し、フレーム組み立てを施すことになる。
【0133】以上のような手順を踏むことで、通常の音
声通話と同じ手順を用いてパソコン通信等のアプリケー
ションに対応することが可能となる。
【0134】以上説明したように、本システムにおいて
は、従来の電話交換装置で行っていた通話機能に加え、
高速データ伝送も可能となる。特に、データ端末はシス
テム内で高速データ伝送を行うと共に、公衆網へのアク
セスも可能とするものである。
【0135】以上説明した通り、実施形態においては、
接続装置と無線端末間の制御用無線通信路(制御チャネ
ル)と通話用無線通信路(通話チャネル)を同時に確立
することを可能とし、通話チャネルを使用する通信フェ
ーズにおいても、呼接続フェーズと同様に制御チャネル
を使用して制御情報の処理を行うことが可能となり、制
御情報の処理を統一し、制御を簡単化することができる
と共に制御チャネルの競合を防ぎ、無線リンクを接続す
るまでの時間を短縮し、無線リンク接続制御を簡単化す
るという大きな効果がある。
【0136】尚、実施形態においては、公衆回線と無線
端末が通信する場合のみ、当該無線端末と接続装置との
間で通信用無線通信路を確立すると共に、当該接続装置
と公衆回線との間で呼の交換接続を行うことにより、公
衆回線と無線端末との呼の交換接続を行うものとした
が、公衆回線と無線端末が通信する場合に優先的に当該
無線端末と接続装置との間で通話用無線通信路を確立す
ると共に、当該接続装置と公衆回線との間で呼の交換接
続を行うようにしてもよい。即ち、接続装置を介しての
無線端末同士の通信も可能としてもよい。
【0137】また、実施形態においては、接続装置を介
して、公衆回線と無線端末との呼の交換接続を行う場
合、接続装置と公衆回線との間で主装置の通話路部の時
間スイッチによって呼の交換を行うこととしたが、主装
置に時間スイッチを備えることなしに、接続装置と無線
端末装置間の時分割多重されたフレーム上での通信スロ
ットの交換のみで、公衆回線と無線端末との間の呼の交
換接続を行うことも可能である。
【0138】また、実施形態においては、接続装置・無
線端末時分割多重フレーム内の制御チャネルは1つの無
線装置に用いることとしたが、制御チャネルを複数の無
線端末用の制御スロットに更に時分割して用いるように
構成しても良い。
【0139】更に、主装置、制御装置、無線端末の構
成、無線部、チャネルコーデックのハード構成、無線フ
レームのフォーマット(制御チャネル部及び通話チャネ
ル部の詳細構成)、周波数ホッピングの制御方法、電源
立ち上げ時、外線発着信時、内線発着信時、データ端末
通信時の動作シーケンスは実施形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能なこ
とは言うまでもない。
【0140】[実施の形態2]前述の実施形態において
は、公衆回線としてアナログ公衆網を想定している。し
かしながら、現在デジタル公衆網(例えば、ISDN)
の整備も急速に進んでおり、今後システムにISDNを
収容することが考えられる。
【0141】図30は、ISDN用の無線アダプタの構
成を示す図である。同図において、1001はISDN
端末、1002はISDN端末用無線アダプタ、100
3は無線部、1004は主制御部であり、CPU、割り
込み制御を行う周辺デバイス、システムクロック用の発
振器などから構成され、無線アダプタ内の各ブロックの
制御を行う。1005はメモリであり、主制御部が使用
するプログラムを格納するためのROM、各種処理用の
バッファ領域として使用するRAM等から構成される。
1006はISDNフレームの組立/分解部であり、I
SDNフレームのレイヤ1の処理を行う。つまり、AM
I符号を2値の符号に変換する機能、Bチャネルデータ
とDチャネルデータを多重化する機能、レイヤ1の起動
を検出する機能などを有する。1007はフレーム処
理、無線制御を行うチャネルコーデックであり、ISD
N端末から受信したデータを無線フレームに組み立てる
機能を有する。
【0142】図31は、ISDN端末と主装置1との間
のデータ通信用フレームを示す図である。同図におい
て、FSYNは同期信号、LCCH−Tは主装置1から
無線端末3へ送られる論理制御チャネル、LCCH−R
は無線端末3から主装置1へ送られる論理制御チャネ
ル、ISDN−Tは主装置1からISDN用無線アダプ
タ1002に送信するデータスロットで、64kbps
の音声チャネル2チャンネル分と、16kbpsの制御
チャネル1チャネル分が多重化されている。ISDN−
RはISDN用無線アダプタ1001から主装置1に送
信するデータスロットで、64kbpsの音声チャネル
2チャネル分と、16kbpsの制御チャネル1チャネ
ル分が多重化されている。
【0143】上述の構成において、ISDN端末100
1から受信された192kbpsのデータは、無線アダ
プタ1002内のISDNフレーム組立/分解部100
6で分解され、BチャネルデータとDチャネルデータの
みが取り出される。取り出された、合計144kbps
分のデータは図31に示すフレーム中のISDN−Tに
入れられ主装置1側に送信される。
【0144】逆に、主装置1からのデータはISDN−
Rによって受信される。受信された144kbpsのデ
ータに所定のレイヤ1情報が付加され、AMI符号に変
換した上でISDN端末1001に送信される。
【0145】次に、ISDNi/fを有するテレビ会議
端末が主装置1を介してISDNにアクセスする場合の
手順を以下に説明する。
【0146】テレビ会議端末において発信要求が発生す
ると、ISDNレイヤ1〜レイヤ3が起動しデータの送
信が開始される。無線アダプタ1002においてはIS
DNフレーム組立/分解部1006にてDチャネル情報
が取り出され、内容が解析される。その結果、発信要求
(SetUpコマンド)である場合には、無線リンクの
獲得手順を開始する。つまり、前述の実施例で説明した
無線専用電話機からの発信時と同じ手順で、発信要求を
主装置1に送出し、無線アダプタ1002から発信要求
を受けた主装置1がISDN回線に発信要求を送出す
る。
【0147】このような発信手順を終え、相手側が応答
すると、ISDN回線側のBチャネルを接続装置に接続
する交換制御を行う。相手端末から受信したBチャネル
データは無線フレームのISDN−Tに入れられてIS
DN端末に送られる。逆に、ISDN端末が送信したB
チャネルデータは無線フレームのISDN−Rに入れら
れて相手端末に送られる。
【0148】このようにして、本無線交換システムにI
SDN端末を収容することが可能となる。
【0149】尚、ISDNを介したテレビ会議などのア
プリケーションを実施するためには、必ずしもISDN
インタフェースを持った端末は必要でないことを付け加
えておく。64kbpsまたは128kbpsの伝送速
度のデータを送受信する機能を有し、主装置と無線通信
する機能を有する端末であれば、主装置内のISDN回
線インタフェースを使ってISDNへのアクセスが可能
である。特に、その端末自身が無線アダプタの機能を内
蔵すれば、ISDNフレーム組立/分解部などは不要と
なり、より簡単な構成でテレビ会議などのアプリケーシ
ョンを実現することができる。
【0150】以上の実施形態においては低速周波数ホッ
ピングを用いていた。しかしながら、直接拡散方式を用
いた場合でも同様の効果を期待できる。これは図2に示
される主装置構成図において、接続装置2や無線専用電
話機3や無線アダプタ4の無線部に直接拡散方式を用い
ることにより実現される。
【0151】図32は、直接拡散方式を用いた場合の通
信手順の一例を示す図である。まず、通信は時間軸上で
主装置送信フレームと子機送信フレームに分けられる。
即ち、主装置送信フレームと子機送信フレームは交互に
送出される。
【0152】図33は、主装置送信フレームの一例を示
す図である。主装置送信フレームは各無線端末に対する
制御情報やデータスロットを有する。図中、FSYNは
同期信号、Ckは主装置から無線端末kに対する制御情
報、Tkはそれに対する送信データ、GTはガードタイ
ムである。
【0153】また、図34は、子機送信フレームの一例
を示す図である。各無線端末は子機送信フレーム中の割
り当てられたある時間スロットにおいて制御情報やデー
タを送出する。図中、FSYNは同期信号、GTはガー
ドタイム、Ckは無線端末kの主装置に対する制御情
報、Tkはそれに対する送信データである。
【0154】各送信データにはそれに先立ち制御信号が
付随しており、受信装置はその送信データがどの接続装
置若しくは無線端末に対するものかを判別することで通
信が成立する。本無線交換システムでは内線通信や外線
との通信が行われるが、通信路確立の制御は主装置によ
ってなされ、主装置は各無線端末の状態と、すべての通
信を管理している。
【0155】このように、直接拡散通信方式を用いるこ
とにより、チャネル伝送速度を増加できるため、フレー
ム内のスロット多重数を増加できるという効果を得るこ
とができる。また、FH方式を用いた場合以上に、秘話
性や耐ノイズ性に優れた無線交換システムを実現するこ
とが可能になる。
【0156】以上説明したように、実施の形態によれ
ば、以下のような効果が得られる。
【0157】接続装置と無線端末間の制御用無線通信路
(制御チャネル)と通信用無線通信路(通話チャネル)
を同時に確立することを可能とし、通話チャネルを使用
する通信フェーズにおいても、呼接続フェーズと同様に
制御チャネルを使用して制御情報の処理を行うことが可
能となり、制御情報の処理を統一し、制御を簡単化する
ことができるという大きな効果がある。
【0158】また、接続装置と無線端末間の制御用無線
通信路(制御チャネル)と通話用無線通信路(通話チャ
ネル)を時分割多重することにより、両者を同一の無線
リンクで確立することができ、無線部・無線制御部の回
路構成が簡単化し、コストメリットがあるという大きな
効果がある。
【0159】更に、制御チャネルを前記通話チャネルの
時分割数に依存しない所定数の無線端末用に時分割に用
いることにより、制御チャネルの競合を防ぎ、無線リン
クを接続するまでの時間を短縮し、無線リンク接続制御
を簡単化するという大きな効果がある。
【0160】また、1フレームの制御チャネルの中に複
数の制御スロットを時分割多重する構成にすることによ
り、更に制御チャネル使用要求に対する対応をより迅速
にするという大きな効果がある。
【0161】更に、制御次第で、時分割多重された通話
チャネル上で通話スロットの交換を行うことにより、主
装置に時間スイッチを備えること無しに、接続装置を介
して無線端末と公衆回線、或いは無線端末同士の間の交
換接続を、安価に実現できるという大きな効果がある。
【0162】また、無線端末間同士の通信においても、
無線端末同士で通話チャネル使用中に、接続装置と無線
端末間で制御チャネルを使用して制御情報を自由にやり
取りでき、公衆回線の使用状況の表示等を迅速に行うこ
とが可能となり、無線端末の操作者の使い勝手を有線端
末に劣らないものにすることができるという大きな効果
がある。
【0163】更に、接続装置・無線端末間制御チャネル
と無線端末・無線端末間通話チャネルを時分割多重する
ことにより、両者を同一の無線リンクで確立することが
でき、無線部・無線制御部の回路構成が簡単化し、コス
トメリットがあるという大きな効果がある。
【0164】また、接続装置・無線端末間時分割多重フ
レームと、無線端末・無線端末間時分割多重フレームと
の、フレームを同期させることにより、各々のフレーム
の送信、受信タイミングが統合され、回路・制御が簡単
化し、コスト的にもメリットがあるという大きな効果が
ある。
【0165】更に、接続装置・無線端末間時分割多重フ
レームと、無線端末・無線端末間時分割多重フレームと
の、フォーマットを異ならせることにより、各々フレー
ムを区別することができ、混信を防ぐという大きな効果
がある。
【0166】また、接続装置と無線端末との間の時分割
多重フレームの制御チャネルと、無線端末同士の間の時
分割多重フレームの制御チャネルとは共通にし、接続装
置と無線端末との間の時分割多重フレームの通話チャネ
ルと、無線端末同士の間の時分割多重フレームの通話チ
ャネルとの、同一時点における周波数を異ならせること
により、制御情報の処理は統一し、制御を簡単化すると
共に、各々の通話チャネルを区別することができ、混信
せずに、同時に通信が可能という大きな効果がある。
【0167】更に、収容接続装置数が2以上の場合、1
つの接続装置・無線端末間時分割多重フレームと、他の
接続装置・無線端末間時分割多重フレームとの、フレー
ムを異ならせることにより、各々フレームを区別するこ
とができ、混信を防ぐという大きな効果がある。
【0168】また、1つの接続装置・無線端末間時分割
多重フレームと、他の接続装置・無線端末間時分割多重
フレームとの、同一時点における周波数を異ならせるこ
とにより、各々フレームを区別することができ、混信せ
ずに、同時に通信が可能という大きな効果がある。
【0169】更に、収容無線端末数が無線端末・無線端
末間通話チャネルの通話スロットの多重数を越える場
合、1つの無線端末・無線端末間時分割多重フレームの
無線端末・無線端末間通話チャネルと、他の無線端末・
無線端末間時分割多重フレームの無線端末間通話チャネ
ルとの、同一時点における周波数を異ならせることによ
り、各々フレームを区別することができ、混信せずに、
同時に通信が可能という大きな効果がある。
【0170】また、接続装置・無線端末間時分割多重フ
レームの周波数と、無線端末・無線端末間時分割多重フ
レームの接続装置・無線端末間制御チャネル及び無線端
末間・無線端末間制御チャネルの周波数とを、それぞれ
所定の時間以内に切換えることにより、即ち、スペクト
ル拡散の1方式である周波数ホッピングをすることによ
り、妨害除去能力が高め、秘話性を向上させるという大
きな効果がある。
【0171】更に、接続装置・無線端末間時分割多重フ
レームの周波数と、無線端末・無線端末間時分割多重フ
レームの接続装置・無線端末間制御チャネル及び無線端
末間・無線端末間制御チャネルの周波数とを、それぞれ
フレーム周期毎に切換えることにより、即ち、スペクト
ル拡散の1方式である周波数ホッピングをすることによ
り、妨害除去能力が高め、秘話性を向上させ、更に、周
波数ホッピングをフレーム毎に行うことにより、各々の
フレームの送信、受信タイミングと、周波数ホッピング
のタイミングが統合され、回路・制御が簡単化し、コス
ト的にもメリットがあるという大きな効果がある。
【0172】そして、無線端末と公衆回線との輻輳のな
い呼の交換を、収容無線端末数に左右されずに、必要と
される接続装置数を削減して安価に実現できるという大
きな効果がある。
【0173】公衆回線と無線端末が通信する場合、優先
的に当該無線端末と接続装置との間で通話用無線通信路
を確立すると共に、当該接続装置と公衆回線との間の呼
の交換接続を行うことにより、一般的に内線よりも重視
される公衆回線に対するサービス性に優れるという大き
な効果がある。
【0174】接続装置を介して無線端末同士の交換接続
を許可することにより、無線端末同士が直接通信できな
い距離に存在する場合も、異なるエリアの接続装置を介
して無線端末同士の通信が可能となるという効果があ
る。
【0175】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。
【0176】また、本発明は記憶媒体に格納されたプロ
グラムをシステム或いは装置に供給することによって達
成される場合にも適用できることは言うまでもない。
【0177】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御用通信路の競合を防止し、無線リンクを接続するま
での時間を短縮し、無線リンクの接続制御を簡単化する
ことができる。
【0178】
【0179】
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態に係る無線交換システムの全
体構成を示す図である。
【図2】実施形態に係るシステムの構成及び主装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】接続装置2の内部構成を示したブロック図であ
る。
【図4】無線専用電話機3の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】無線アダプタの内部構成を示すブロック図であ
る。
【図6】モデム内蔵タイプの無線アダプタの構成を示す
ブロック図である。
【図7】共通に使用する無線部の構成を示すブロック図
である。
【図8】PCFのフレーム構成を示す図である。
【図9】PPFのフレーム構成を示す図である。
【図10】BDFのフレーム構成を示す図である。
【図11】FSYNの内部構成を示す図である。
【図12】音声チャネルの内部構成を示す図である。
【図13】LCCH‐Tの内部構成を示す図である。
【図14】LCCH‐Rの内部構成を示す図である。
【図15】チャネルコーデックの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図16】本システムにおける周波数ホッピングの概念
を示す図である。
【図17】主装置(接続装置)および無線端末電源投入
時の動作シーケンス図である。
【図18】主装置(接続装置)電源投入時の動作フロー
チャートである。
【図19】実施形態による無線端末電源投入時の動作フ
ローチャートである。
【図20】実施形態による外線発信シーケンス図であ
る。
【図21】実施形態による外線発信時の無線専用電話機
3の動作フローチャートである。
【図22】実施形態による外線発信時の主装置1の動作
フローチャートである。
【図23】実施形態による外線着信シーケンス図であ
る。
【図24】実施形態による外線着信時の主装置1の動作
フローチャートである。
【図25】実施形態による外線着信時の無線専用電話機
の動作フローチャートである。
【図26】内線通信の主装置1、接続装置2、発呼側無
線専用電話機103−A、着呼側無線専用電話機103
−Bの制御データのシーケンスを示す図である。
【図27】主装置1の概要処理を示すフローチャートで
ある。
【図28】発信側無線専用電話機103−Aの概要処理
を示すフローチャートである。
【図29】着呼側無線専用電話機103−Bの概要処理
を示すフローチャートである。
【図30】ISDN用の無線アダプタの構成を示す図で
ある。
【図31】ISDN端末と主装置1との間のデータ通信
用フレームを示す図である。
【図32】直接拡散方式を用いた場合の通信手順の一例
を示す図である。
【図33】主装置送信フレームの一例を示す図である。
【図34】子機送信フレームの一例を示す図である。
【図35】従来の無線交換システム構成及びその主装置
の構成を示すブロック図である。
【図36】従来の無線交換システムにおける接続装置の
構成を示すブロック図である。
【図37】従来の無線交換システムに収容される無線専
用電話機の構成を示すブロック図である。
【図38】従来の無線交換システムの動作シーケンス図
である。
【符号の説明】
1 主装置 2 接続装置 3 無線専用電話機 4 無線アダプタ 5 データ端末 7 アナログ公衆回線 9 デジタル公衆回線 10 単独電話機 11 ファクシミリ ファクシミリ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−7382(JP,A) 特開 平5−37463(JP,A) 特開 平9−252490(JP,A) 特開 昭61−248698(JP,A) 特開 昭63−36624(JP,A) 特開 平7−23464(JP,A) 特開 平6−209282(JP,A) 特開 平7−143570(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 11/04 H04Q 7/10 H04Q 7/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線を収容すると共に複数の無線端
    末と時分割多重無線通信を行う接続装置を収容する無線
    交換システムにおいて、制御用無線通信路と通話用無線通信路とが時分割多重さ
    れたフレームを、更に時分割多重するとともに、 接続装置と無線端末との間の通話用無線通信路の周波数
    を、同一フレーム内の制御用無線通信路の周波数と同一
    にし、無線端末と無線端末との間の通話用無線通信路の
    周波数を、同一フレーム内の制御用無線通信路と異なら
    せるよう各フレームを組み立てる組立手段を備え、 前記組立手段により組み立てられた各フレームにおけ
    る、前記更に時分割多重されたフレームの1つの制御用
    無線通信路を、複数の無線端末の1つに対する制御用無
    線通信路として用いることで、複数の無線端末と接続装
    置との間の制御用無線通信路を確立するとともに、 前記組立手段により組み立てられた各フレームに基づい
    て、無線端末と接続装置との間、及び無線端末と無線端
    末との間の通話用無線通信路を確立する ことを特徴とす
    る無線交換システム。
  2. 【請求項2】 公衆回線を収容すると共に複数の無線端
    末と時分割多重無線通信を行う接続装置を収容する無線
    交換システムにおいて、制御用無線通信路と通話用無線通信路とが時分割多重さ
    れたフレームを、更に時分割多重し、前記更に時分割多
    重されたフレームの1つの制御用無線通信路を、複数の
    制御スロットから構成し、 接続装置と無線端末との間の通話用無線通信路の周波数
    を、同一フレーム内の制御用無線通信路の周波数と同一
    にし、無線端末と無線端末との間の通話用無線通信路の
    周波数を、同一フレーム内の制御用無線通信路と異なら
    せるよう各フレームを組み立てる組立手段を備え、 前記組立手段により組み立てられた各フレームにおけ
    る、前記複数の制御スロットを、複数の無線端末の1つ
    に対する制御用無線通信路として用いることで、複数の
    無線端末と接続装置との間の制御用無線通信路を確立す
    るとともに、 前記組立手段により組み立てられた各フレームに基づい
    て、無線端末と接続装 置との間、及び無線端末と無線端
    末との間の通話用無線通信路を確立する ことを特徴とす
    る無線交換システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の無線交換
    システムにおいて、前記組立手段により組み立てられた各フレームの通話用
    無線通信路は、複数の通話スロットにより構成され、当
    該複数の通話スロットを、複数の無線端末の1つに対す
    る通話用無線通信路として用いる ことを特徴とする無線
    交換システム。
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