JP3376206B2 - ピアノ用ハンマー列、その製造方法およびピアノ - Google Patents

ピアノ用ハンマー列、その製造方法およびピアノ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピアノ用ハンマー
列、その製造方法およびそのピアノ用ハンマー列を組み
込んだピアノに関する。
【0002】
【従来の技術】ピアノのハンマーは弦を直接打つ部品で
あるため、そのハンマーの特性は、音色、音質、音のバ
ランス等といったピアノの性能を決定する上で極めて重
要である。このようなハンマーに要求される特性の1つ
として、打弦時での弦に対する接触時間が存在する。
【0003】この接触時間は弦振動と関係し、弦に音程
に適合した十分な振動を生じさせるためには、高音側で
は接触時間は短く、低音側では接触時間を長くする必要
がある。このため、従来は、低音側のハンマーフェルト
を厚くすると共に、ハンマーウッドやハンマーシャンク
を太くし、逆に高音側のハンマーフェルトを薄くすると
共に、ハンマーウッドやハンマーシャンクを細くしてい
た。このようにすることにより、低音側ではハンマー全
体の質量が大きいことと、かつハンマーフェルトの大き
な変形により、打弦時にハンマーが弦に接触する時間を
長くかつ接触点を大きくし、高音側ではハンマー全体の
質量が小さいことと、かつハンマーフェルトの変形が小
さくなることにより、打弦時にハンマーが弦に接触する
時間を短く、かつ接触点も小さくしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、更に、打弦特
性を改良するため、高音側と低音側との接触時間の差を
広げようとした場合、低音側ではハンマー全体を大き
く、高音側ではハンマー全体を小さく調整する必要があ
る。
【0005】しかし、低音側でこれ以上、ハンマーのサ
イズを大きくすることは、収納するスペースの確保上の
問題が生じたり、ハンマーウッドの太さは弦への接触点
に影響して、かえって打弦特性に悪影響を及ぼすおそれ
もあった。更に高音側ではハンマーを細くしてサイズを
小さく変更する場合は、強度的な問題が発生し、やはり
困難であった。
【0006】本発明は、このようにハンマーのサイズ上
の問題点を解決して、低音側と高音側との接触時間の差
を拡大することを可能とするピアノ用ハンマー列、その
製造方法およびピアノの提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
ピアノ用ハンマー列は、低音側の方に、高音側のハンマ
ーに比較して高比重の材料で形成したハンマーを配置し
たことを特徴とする。このように、サイズでなく比重に
よりハンマーの質量を変更している。低音側のハンマー
は高音側よりも比重が高められているので、サイズを大
きくしなくてもそのままでも、今までよりも質量を大き
くすることができる。また音程での比重の差は相対的な
ものであるので、逆に高音側のハンマーを低音側よりも
比重が低められることとしても良く、サイズを小さくし
なくてもそのままでも、今までよりも質量を小さくする
ことができる。
【0008】したがって、このピアノ用ハンマー列を組
み込んだピアノは、収納空間、弦への接触点あるいは強
度にほとんど問題を生じることなく、接触時間の幅を広
げることができ、十分に接触時間を改良することができ
る。比重が調節される材料が用いられている部分として
は、例えば、ハンマーウッドであり、ハンマーシャンク
である。またハンマーウッドとハンマーシャンクとの両
方であっても良い。
【0009】例えば、接触時間の差を広げる場合には、
材料として、低音域に比重0.65以上の材料を用い、
中高音域に比重0.55以下の材料を用いることにより
なすことができる。あるいは、低音域に比重0.65〜
0.8の材料を用い、中高音域に比重0.4〜0.55
の材料を用いても良い。
【0010】また、低音域に比重0.65以上の材料を
用い、中音域に比重0.5〜0.65未満の材料を用
い、高音域に比重0.5未満の材料を用いても良い。あ
るいは、低音域に比重0.65〜0.8の材料を用い、
中音域に比重0.5〜0.65未満の材料を用い、高音
域に比重0.4〜0.5未満の材料を用いても良い。
【0011】上述したピアノ用ハンマー列の製造方法
は、例えば次のようにしてなされる。すなわち、比重の
高い方から低い方へ比重の異なる材料を順次接合して形
成されたハンマーウッド用板材を用いて、ハンマーウッ
ド用先端部を前記材料の配列方向に対してほぼ直角方向
に突出するように形成し、このハンマーウッド用先端部
にハンマーフェルトを取り付けた後、前記材料の配列方
向に対してほぼ直角の面を切断面として切断することに
より、ハンマーウッド列を製造し、このハンマーウッド
列を用いてピアノ用ハンマー列を製造する。
【0012】このようにすることにより、従来とほとん
ど製造工程を増加させること無く、高音側のハンマーに
比較して、低音側の方に高比重の材料で形成したハンマ
ーを配置したピアノ用ハンマー列を製造することができ
る。ここで比重の異なる材料を接着剤等で接合している
が、従来も一定の品質の材料を揃えるために複数の材料
を接合するのが普通であり、この点でも従来よりも不利
とはならない。
【0013】ハンマーウッド用板材は、低音域に比重
0.65以上の材料を用い、中高音域に比重0.55以
下の材料を接合して用いても良く、あるいは低音域に比
重0.65〜0.8の材料を用い、中高音域に比重0.
4〜0.55の材料を接合して用いても良い。
【0014】また、低音域に比重0.65以上の材料を
用い、中音域に比重0.5〜0.65未満の材料を用
い、高音域に比重0.5未満の材料を接合して用いても
良く、あるいは低音域に比重0.65〜0.8の材料を
用い、中音域に比重0.5〜0.65未満の材料を用
い、高音域に比重0.4〜0.5未満の材料を接合して
用いても良い。
【0015】尚、前記比重0.65以上あるいは0.6
5〜0.8の材料としては、カエデ(メイプル)、シ
デ、ツゲ、ラミン、マホガニーおよびマトア等が挙げら
れる。前記比重0.55以下あるいは0.4〜0.55
の材料としては、マホガニー、ヘムロック、マツおよび
白ラワン等が挙げられる。
【0016】前記比重0.5〜0.65未満の材料とし
ては、カエデ(メイプル)、ラミン、マホガニー、赤ラ
ワン等が挙げられる。前記比重0.5未満あるいは0.
4〜0.5未満の材料としては、ヘムロック、マツおよ
び白ラワン等が挙げられる。
【0017】以上の比重に対応した材料名は代表的な例
であるが、同じ材料でも産地等により比重は異なるの
で、比重と材料との関係は、上述の関係に限定されな
い。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態として、ピ
アノ用ハンマー列の製造方法を示す。まず、図1(a)
に示すような複数の木材単板2,4,6,8,10,1
2を図1(b)のごとく側面同士を接着して横矧ぎし、
横幅W1が1000mm程度の1枚のハンマーウッド用
板材20を製造する。
【0019】ここで、木材単板2〜12の内で、木材単
板2,4は低音域用であり比重が最も高く、0.65以
上であるシデ(比重:0.65〜0.7)を用い、木材
単板6,8は中音域用であり比重が中位の0.5以上で
0.65未満のマホガニー(比重:0.53)を用い、
木材単板10,12は高音域用であり比重が最も低く
0.5未満のヘムロック(比重:0.46)を用いてい
る。
【0020】このように、ハンマーウッド用板材20
は、比重の高い方から低い方へ比重の異なる木材単板2
〜12を、各木材単板2〜12の木理方向(繊維方向)
がハンマーウッドの打弦方向と一致するように、矢印Y
方向、即ち各木材単板2〜12の長手方向(矢印X方
向)と直交する方向に揃えられて、順次接着剤で接合し
て形成されている。
【0021】尚、図1は形状については模式的に示して
あるので縦横高さの縮尺は同一ではないが、本実施の形
態では、例えば各木材単板2〜12の形状は厚みT0が
約10mm、長さL0(木理方向に沿ったY方向での長
さ)が約100mm、横幅W0が約100〜200mm
の板目板である。
【0022】次に、ハンマーウッド用板材20を、図2
に示すように、木材単板2〜12の配列とは直交する方
向、すなわち矢印Y方向における一方の端の表裏両面を
切削して厚みの薄い先端部22を形成する。この切削に
よる先端部22の厚さの調節は、比重の最も高い木材単
板2,4側の先端部22aではほとんど切削されていな
いため最も厚く、比重の最も低い木材単板10,12で
は最も薄くなるように、テーパー状に切削されている。
こうして、先端部22を木材単板2〜12の配列方向
(X方向)に対してほぼ直角方向(Y方向)に突出する
ように形成する。
【0023】次に、図3に示すごとく、この先端部22
にハンマーフェルト24を巻いて接着剤で固定する。ハ
ンマーフェルト24は、比重の最も高い木材単板2,4
側の先端部22aでは最も厚く、比重の最も低い木材単
板10,12側の先端部22bでは最も薄くなるように
形成されている。
【0024】次に、ハンマーウッド用板材20を、木材
単板2〜12の配列方向(X方向)に対してほぼ直角方
向(Y方向)の面を切断面として切断して、各ハンマー
ウッドを分離形成する。このことにより、図4に示すご
とく、低音域用のハンマーウッド30の先端部30aは
厚く、中音域のハンマーウッド32の先端部32aは少
し薄く、高音域用のハンマーウッド34の先端部34a
は最も薄くなり、これに合わせて低音側から高音側へと
ハンマーフェルト30b,32b,34bが順次薄くな
る形状に各ハンマーウッド30〜34が形成され、ハン
マーウッド列40が完成する。尚、低音域用の木材単板
2,4から形成されたハンマーウッド30の先端部30
aは、低音域の内でも、低音側に行くほど厚くなる。中
音域および高音域内でも、同様にハンマーウッド32,
34の先端部32a,34aは、低音側に行くほど厚く
なる。
【0025】このようなテーパー状に厚さを形成した構
成自体は、従来のハンマーウッドと同じである。しか
し、本実施の形態の特徴は、低音域のハンマーウッド3
0は高比重であり、高音域のハンマーウッド34は低比
重であり、中音域のハンマーウッド32は、低音域と高
音域との間の比重であるという点である。
【0026】従来は高音側の先端部が低音側に比較して
薄いことにより、ハンマー全体としても低音側ほど質量
が大きく高音側ほど質量が小さくされているが、本実施
の形態では、更にハンマーウッド30〜34の比重が上
述したごとく差が設けられていることにより、形状は従
来と同じでも、従来よりも低音側と高音側との質量の差
が拡大している。
【0027】このため、このハンマーウッド列40を組
み込んだピアノは、収納空間、弦への接触点あるいは強
度にほとんど問題を生じることなく、接触時間の幅を広
げることができ、十分に接触時間を改良することができ
る。したがって、ピアノの打弦特性上の設計の自由度が
高くなり、より高性能のピアノあるいは所望の性能のピ
アノが設計し易くなる。
【0028】[その他]前記実施の形態では、ハンマー
ウッドについて、その比重を低音側から高音側にかけ
て、低下するようにしていたが、ハンマー全体の質量を
調節するという観点からは、ハンマーウッド以外に、ハ
ンマーシャンクの比重を低音側から高音側にかけて、低
下するようにしても良い。また、前記実施の形態のハン
マーウッド列40のように、ハンマーウッドに比重の差
を設けると共に、同時にハンマーシャンクについても、
その比重を低音側で高く、高音側で低くするようにして
も良く、より低音側と高音側との質量の差を付け易くな
る。
【0029】前述の実施の形態では、低音域、中音域、
高音域でそれぞれ木材単板の比重が異なっていたが、例
えば、中音域および高音域、すなわち中高音域は同じ比
重の木材単板を用い、低音域のみ中高音域よりも高い比
重の木材単板を用いても良い。例えば、低音域に比重
0.65以上のシデ(比重:0.65〜0.7)を用
い、中高音域に比重0.55以下のマホガニー(比重:
0.53)を用いても良い。
【0030】また、3つの音域によって木材単板の比重
を分けたが、低音側から高音側にかけて比重が低下する
配列ならば、もっと詳細に、すなわち4つ以上の領域に
木材単板の比重を分けても良い。また、前記実施の形態
では、全音域に該当するハンマーウッド用板材20を形
成した後、ハンマーウッド30,32,34を切り取っ
たが、例えば低音域用ハンマーウッド用板材と中高音域
用ハンマーウッド用板材とを別々に形成して、それぞれ
から低音域用ハンマーウッドと中高音域用ハンマーウッ
ドとを切り出しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 木材単板からハンマーウッド用板材への製造
工程説明図である。
【図2】 ハンマーウッド用板材に先端部を形成した状
態説明図である。
【図3】 ハンマーウッド用板材の先端部にハンマーフ
ェルトを取り付けた状態説明図である。
【図4】 ハンマーウッド用板材から切り出したハンマ
ーウッド列の状態説明図である。
【符号の説明】
2,4,6,8,10,12…木材単板 20…ハンマーウッド用板材 22…先端部 24…ハンマーフェルト 30,32,34…ハンマ
ーウッド 30a,32a,34a…ハンマーウッド先端部 30b,32b,34b…ハンマーフェルト 40…
ハンマーウッド列

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低音側の方に、高音側のハンマーに比較し
    て高比重の材料で形成したハンマーを配置したことを特
    徴とするピアノ用ハンマー列。
  2. 【請求項2】前記材料がハンマーウッドの材料であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のピアノ用ハンマー列。
  3. 【請求項3】前記材料がハンマーシャンクの材料である
    ことを特徴とする請求項1記載のピアノ用ハンマー列。
  4. 【請求項4】前記材料として、低音域に比重0.65以
    上の材料を用い、中高音域に比重0.55以下の材料を
    用いたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の
    ピアノ用ハンマー列。
  5. 【請求項5】前記材料として、低音域に比重0.65〜
    0.8の材料を用い、中高音域に比重0.4〜0.55
    の材料を用いたことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か記載のピアノ用ハンマー列。
  6. 【請求項6】前記比重0.55以下の材料がマホガニ
    ー、ヘムロック、マツおよび白ラワンの内から選ばれた
    ものであることを特徴とする請求項4記載のピアノ用ハ
    ンマー列。
  7. 【請求項7】前記比重0.4〜0.55の材料がマホガ
    ニー、ヘムロック、マツおよび白ラワンの内から選ばれ
    たものであることを特徴とする請求項5記載のピアノ用
    ハンマー列。
  8. 【請求項8】前記材料として、低音域に比重0.65以
    上の材料を用い、中音域に比重0.5〜0.65未満の
    材料を用い、高音域に比重0.5未満の材料を用いたこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のピアノ用
    ハンマー列。
  9. 【請求項9】前記材料として、低音域に比重0.65〜
    0.8の材料を用い、中音域に比重0.5〜0.65未
    満の材料を用い、高音域に比重0.4〜0.5未満の材
    料を用いたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか記
    載のピアノ用ハンマー列。
  10. 【請求項10】前記比重0.5〜0.65未満の材料が
    カエデ(メイプル)、ラミン、マホガニーおよび赤ラワ
    ンの内から選ばれたものであることを特徴とする請求項
    8または9記載のピアノ用ハンマー列。
  11. 【請求項11】前記比重0.5未満の材料がヘムロッ
    ク、マツおよび白ラワンの内から選ばれたものであるこ
    とを特徴とする請求項8または10記載のピアノ用ハン
    マー列。
  12. 【請求項12】前記比重0.4〜0.5未満の材料がヘ
    ムロック、マツおよび白ラワンの内から選ばれたもので
    あることを特徴とする請求項9または10記載のピアノ
    用ハンマー列。
  13. 【請求項13】前記比重0.65以上の材料がカエデ
    (メイプル)、シデ、ツゲ、ラミン、マホガニーおよび
    マトアの内から選ばれたものであることを特徴とする請
    求項4,6,8,10,11のいずれか記載のピアノ用
    ハンマー列。
  14. 【請求項14】前記比重0.65〜0.8の材料がカエ
    デ(メイプル)、シデ、ツゲ、ラミン、マホガニーおよ
    びマトアの内から選ばれたものであることを特徴とする
    請求項5,7,9,10,12のいずれか記載のピアノ
    用ハンマー列。
  15. 【請求項15】比重の高い方から低い方へ比重の異なる
    材料を順次接合して形成されたハンマーウッド用板材を
    用いて、ハンマーウッド用先端部を前記材料の配列方向
    に対してほぼ直角方向に突出するように形成し、このハ
    ンマーウッド用先端部にハンマーフェルトを取り付けた
    後、前記材料の配列方向に対してほぼ直角の面を切断面
    として切断することにより、ハンマーウッド列を製造
    し、このハンマーウッド列を用いてピアノ用ハンマー列
    を製造することを特徴とするピアノ用ハンマー列の製造
    方法。
  16. 【請求項16】前記ハンマーウッド用板材が、低音域に
    比重0.65以上の材料を用い、中高音域に比重0.5
    5以下の材料を接合したものであることを特徴とする請
    求項15記載のピアノ用ハンマー列の製造方法。
  17. 【請求項17】前記ハンマーウッド用板材が、低音域に
    比重0.65〜0.8の材料を用い、中高音域に比重
    0.4〜0.55の材料を接合したものであることを特
    徴とする請求項15記載のピアノ用ハンマー列の製造方
    法。
  18. 【請求項18】前記比重0.55以下の材料がマホガニ
    ー、ヘムロック、マツおよび白ラワンの内から選ばれた
    ものであることを特徴とする請求項16記載のピアノ用
    ハンマー列の製造方法。
  19. 【請求項19】前記比重0.4〜0.55の材料がマホ
    ガニー、ヘムロック、マツおよび白ラワンの内から選ば
    れたものであることを特徴とする請求項17記載のピア
    ノ用ハンマー列の製造方法。
  20. 【請求項20】前記ハンマーウッド用板材が、低音域に
    比重0.65以上の材料を用い、中音域に比重0.5〜
    0.65未満の材料を用い、高音域に比重0.5未満の
    材料を接合したものであることを特徴とする請求項15
    記載のピアノ用ハンマー列の製造方法。
  21. 【請求項21】前記ハンマーウッド用板材が、低音域に
    比重0.65〜0.8の材料を用い、中音域に比重0.
    5〜0.65未満の材料を用い、高音域に比重0.4〜
    0.5未満の材料を接合したものであることを特徴とす
    る請求項15記載のピアノ用ハンマー列の製造方法。
  22. 【請求項22】前記比重0.5〜0.65未満の材料が
    カエデ(メイプル)、ラミン、マホガニーおよび赤ラワ
    ンの内から選ばれたものであることを特徴とする請求項
    20または21記載のピアノ用ハンマー列の製造方法。
  23. 【請求項23】前記比重0.5未満の材料がヘムロッ
    ク、マツおよび白ラワンの内から選ばれたものであるこ
    とを特徴とする請求項20または22記載のピアノ用ハ
    ンマー列の製造方法。
  24. 【請求項24】前記比重0.4〜0.5未満の材料がヘ
    ムロック、マツおよび白ラワンの内から選ばれたもので
    あることを特徴とする請求項21または22記載のピア
    ノ用ハンマー列の製造方法。
  25. 【請求項25】前記比重0.65以上の材料がカエデ
    (メイプル)、シデ、ツゲ、ラミン、マホガニーおよび
    マトアの内から選ばれたものであることを特徴とする請
    求項16,18,20,22,23,24のいずれか記
    載のピアノ用ハンマー列の製造方法。
  26. 【請求項26】前記比重0.65〜0.8の材料がカエ
    デ(メイプル)、シデ、ツゲ、ラミン、マホガニーおよ
    びマトアの内から選ばれたものであることを特徴とする
    請求項17,19,21,22,23,24のいずれか
    記載のピアノ用ハンマー列の製造方法。
  27. 【請求項27】請求項1〜14のいずれかに記載のピア
    ノ用ハンマー列を組み込んだことを特徴とするピアノ。
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