JP3382995B2 - ビスホスフィノアルカン - Google Patents

ビスホスフィノアルカン

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JP3382995B2 JP10141093A JP10141093A JP3382995B2 JP 3382995 B2 JP3382995 B2 JP 3382995B2 JP 10141093 A JP10141093 A JP 10141093A JP 10141093 A JP10141093 A JP 10141093A JP 3382995 B2 JP3382995 B2 JP 3382995B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機燐化合物の分野に
関する。
【0002】
【従来技術】ビスホスフィノアルカンは、触媒としてま
たは触媒系の構成成分、特にエタノールまたはアルデヒ
ドの大規模製造用に使用されている。エタノールの選択
的製造は、南アフリカ特許第82/4631号明細書お
よび米国特許第4727200によるとメタノールを一
酸化炭素と水素を高圧下にビスホスフィノアルカンを用
いて反応させることによって可能である。これに関する
更に工業的に妥当な方法は、米国特許第5126492
号明細書に記載の通りパラジウム−ホスフィン錯体の存
在下にアルデヒドの形成を伴って塩化アリールの接触的
ホルミル化である。
【0003】対称型ビスホスフィンアルカンに加えて、
非対称ビスホスフィノアルカンも上記の工業的プロセス
に益々重要となってきている(米国特許第472720
0号明細書)。S.O.Grim等,J.Organo
metallic Chem. 94,327(197
5年)によると、非対称ビスホスフィノアルカンは、ク
ロロアルキル−ジオルガニルホスフィンをグリニャール
化合物と反応させ、次いでモノクロロジオルガニルホス
フィンと反応させることによって製造されるが、この方
法で得られる収率は低い。
【0004】非対称ビスホスフィノアルカンの合成に関
する更に別の可能性は、F.R.Benn等によりCh
em. Soc. Dalton Trans. 19
84年,293に記載されている。非対称ビスホスホニ
ウム塩をまず最初に製造し、このものを次の段階で反応
させて対応するビスホスフィン酸化物とし、次いでトリ
クロロシランおよびトリエチルアミンを使用して脱酸素
化して所望の生成物とする。
【0005】この方法の欠点は、低い収率および該方法
が工業的規模での実施が困難であるということである。
数多くのビスホスフィノアルカンの合成用の出発原料と
して使用できる中心の基本となる化合物があると有利で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かゝる中心の基本とな
る化合物をできる限り高い収率で提供することが本発明
の目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は式
【0008】
【化7】 (式中、R1 およびR2 は、1個ないし8個、好ましく
は1個ないし6個の炭素原子を有するアルキル基、フェ
ニル、メトキシフェニルまたはトルイルまたはC6 〜C
9−アリール−C1 〜C3 −アルキレン基、好ましくは
6 〜C7 −アリール−C1 〜C2 −アルキレン基であ
り、R6 およびR7 は互いに同一または相異なってハロ
ゲン、好ましくは塩素または臭素またはNR4 5 であ
り、R4 およびR5 は同一または互いに相異なって1個
ないし5個、好ましくは1個ないし3個の炭素原子を有
するアルキル基であり、そしてnは3または4、好まし
くは3である) のビスホスフィノアルカンによって達成されることを見
出した。
【0009】従って、本発明は、上記に定義した式
(I)のビスホスフィノアルカンを提供する。本発明は
また、以下に定義する式(Ia)、(Ib)および(I
c)のビスホスフィノアルカンを提供する。式(Ia)
のビスホスフィノアルカンは、R6 およびR7 が各々ハ
ロゲン、好ましくは塩素または臭素である式(I)の化
合物に相当する。式(Ib)のビスホスフィノアルカン
は、R6 がハロゲン、好ましくは塩素または臭素であ
り、そしてR7 がNR4 5 である式(I)の化合物に
相当する。式(Ic)のビスホスフィノアルカンは、R
6 およびR7 が各々NR4 5 である式(I)の化合物
に相当する。
【0010】本発明は更にまた、式(I)のビスホスフ
ィノアルカンの製造方法であって、a) 式(II)
【0011】
【化8】 (式中、Xはハロゲン、好ましくは塩素または臭素であ
り、R4 およびR5 は上記に定義した通りである) のビス(ジアルキルアミノ)亜ホスフィン酸ハロゲン化
物を式(III)
【0012】
【化9】 (式中、R1 、R2 、Xおよびnは請求項1で定義した
通りである) のグリニャール化合物と反応させ、次いで b) a)による反応から得られた式(Ic)
【0013】
【化10】 (式中、R1 、R2 、R4 、R5 およびnは上記に定義
した通りである) のビスホスフィノアルカンをハロゲン化水素HX、三ハ
ロゲン化燐PX3 または 式(Ia) (但し、Xはハロゲン、好ましくは塩素または臭素であ
る) の化合物と反応させる、上記方法も提供する。
【0014】式(III)のグリニャール化合物と式
(II)のビス(ジアルキルアミノ)亜ホスフィン酸ハ
ロゲン化物とを反応させて式(Ic)のビスホスフィノ
アルカンとする反応は、不活性有機溶剤、例えばジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンまたはト
ルエン中で−80℃ないし+80℃、好ましくは−50
℃ないし+30℃の温度範囲で行われる。グリニャール
化合物を亜ホスフィン酸ハロゲン化物に滴下するのが好
ましい。反応の終了後、マグネシウム塩を分離する。2
級アミン、例えばジエチルアミンまたはジイソプロピル
アミンを添加してマグネシウム塩の良好な分離を達成す
るのが有利である。次いで、最終生成物を常套の後処理
方法により、例えば蒸留により分離することができる。
しかしながら、粗製の生成物を更に次の反応に使用する
こともできる。
【0015】本発明の目的の出発化合物に好ましいビス
(ジアルキルアミノ)亜ホスフィン酸ハロゲン化物は、
ビス(ジエチルアミノ)亜ホスフィン酸クロライド、ビ
ス(ジイソプロピルアミノ)亜ホスフィン酸クロライド
およびビス(ジイソブチルアミノ)亜ホスフィン酸クロ
ライドである。
【0016】式(III)のグリニャール化合物は、式
1 2 P−(CH2 n −Xで表されるハロアルキル
ジオルガニルホスフィンとマグネシウムとを常套の方法
で、例えばS.O.Grim等,J.Orgnomet
allic Chem. 94, 327(1975
年)に記載されたような方法で製造される。好適なハロ
アルキルジオルガニルホスフィンは、例えば以下の化合
物である。
【0017】すなわち、3−クロロプロピルジフェニル
ホスフィン、3−クロロプロピルジトルイルホスフィ
ン、3−クロロプロピル−ビス−2−メトキシフェニル
ホスフィン、3−ブロモプロピル−4−メトキシフェニ
ルホスフィン、3−クロロプロピルジブチルホスフィ
ン、3−クロロプロピル−ジ−tert−ブチルホスフ
ィン、3−クロロプロピルジシクロヘキシルホスフィ
ン、4−クロロブチルジフェニルホスフィンおよび4−
クロロブチル−ジ−tert−ブチルホスフィンが挙げ
られる。
【0018】この方法で製造された式(Ic)のビスホ
スフィノアルカンは、ハロゲン化水素HX、好ましくは
塩化水素または臭化水素かあるいは三ハロゲン化燐PX
3 、好ましくは三塩化燐または三臭化燐とのいずれかと
反応させて式(Ib)または(Ia)のビスホスフィノ
アルカンを形成することができる。
【0019】式(Ib)のビスホスフィノアルカンは、
以下の反応機構により本発明に従って製造することがで
きる。
【0020】
【化11】 または
【0021】
【化12】 また、式(Ib)のビスホスフィノアルカンの製造は、
当量の化合物(Ic)と化合物(Ia)とを混合するこ
とによっても行うことができる。
【0022】
【化13】 混合は、一般には−20ないし+60℃、好ましくは約
20℃で行われる。好適な溶剤は、ジクロロメタン、テ
トラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサン、ア
セトニトリルまたはトルエンである。グリニャール反応
における反応生成物を更に後処理させるテトラヒドロフ
ラン等の溶剤を使用するのことが好ましい。
【0023】式(Ia)の化合物は、以下の反応機構に
より本発明に従って製造される。
【0024】
【化14】 または
【0025】
【化15】 塩化水素または臭化水素をハロゲン化水素との反応に使
用することが好ましい。式(Ic)のビスホスフィノア
ルカンを不活性有機溶剤、例えばジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、トルエンまたはシクロ
ヘキサン中に溶解させるのが便利である。次いで、ハロ
ゲン化水素を、式(Ib)の化合物の製造については
1.8:1ないし2.2:1、好ましくは2:1のモル
比で、あるいは式(Ia)の化合物の製造については
3.8:1ないし4.2:1、好ましくは4:1のモル
比で−30ないし80℃の温度で通過させる。この反応
を−10ないし+30℃の温度で行うのが好ましい。反
応の終了後、生成物を対応するジアルキルアミンのハロ
ゲン化水素から分離し、そして常套の方法、例えば結晶
または蒸留により精製する。
【0026】三塩化燐を三ハロゲン化燐との反応に使用
するのが好ましい。三ハロゲン化燐を、式(Ib)の化
合物の製造については0.8:1ないし1.2:1、好
ましくは1:1のモル比で、あるいは式(Ia)の化合
物の製造については1.8:1ないし2.2:1、好ま
しくは2:1のモル比で式(Ic)のビスホスフィノア
ルカンと反応させ、そして反応を上記有機溶剤中で10
ないし100℃、好ましくは20ないし70℃の温度で
行う。ビスホスフィノアルカンを三ハロゲン化燐に滴下
するのが有利である。生成物は、結晶形態で形成し得、
次いでこれを直接分離できる。
【0027】本発明による方法において、ジアルキルア
ミノ燐ジハライドが副生成物として生じ、そしてこれを
式(II)のビス(ジアルキルアミノ)亜ホスフィン酸
ハロゲン化物を製造するのに再使用できる。このため、
本発明による方法は、工業的に極めて有益である。
【0028】本発明による式(I)のビスホスフィノア
ルカンを、グリニャール化合物と反応さることによって
工業的に有益な式(IV)
【0029】
【化16】 (式中、R1 、R2 およびnは上記の意味を有してお
り、そしてR3 およびR30はR1 およびR2 に関して記
載された意味を有しており、そしてR3 およびR30はR
1 およびR2 と異なることが好ましい) の化合物に更に加工することができる。
【0030】触媒または触媒系の構成成分としての式
(IV)のビスホスフィンは、触媒反応技術、特にエタ
ノールの大規模製造において貴重な役割を果たす。従っ
て、本発明は式(I)の化合物を式(IV)の触媒活性
化合物を製造するのに使用する方法にも関する。
【0031】
【実施例】実施例1 a) ビス−(N,N−ジエチルアミノ)−3−(ジフ
ェニルホスフィノ)プロピルホスフィン トリフェニルホスフィンおよび1,3−ジクロロプロパ
ンからS.O.Grim等,J.Orgnometal
lic Chemistry 94, 327(197
5年)に従って製造された78.8g(0.3モル)の
3−クロロプロピルフェニルホスフィンを150mlの
テトラヒドロフランに溶解し、そして沃素結晶の使用の
下に7.29g(0.3モル)のマグネシウム屑により
通常の方法でグリニャール化合物に転化した。このグリ
ニャール溶液を−50℃でその製造後に、激しく攪拌し
ながら63.2g(0.3モル)のビス(ジエチルアミ
ノ)亜ホスフィン酸クロライドに滴下した。反応の終了
後、この反応混合物を約20℃に加熱し、そして100
mlのジオキサンを添加した。沈殿物を濾過し、そして
溶剤を濾液から蒸留により除去した。97gの所望の生
成物(理論量の80%)が得られた。精製を蒸留により
行った。0.0026kPaにおける沸点:210〜2
15℃。 分析: C23362 2 計算:68.63% C 8.94% H 6.96% N 15.40% P (402.5) 実測:68.34% C 8.84% H 6.88% N 15.30% P。
【0032】 b) ジクロロ−3−(ジフェニルホスフィノ)プロピ
ルホスフィン 8.25g(0.06モル)の三塩化燐を50mlのト
ルエンに溶解し、そして実施例1a)からの12.1g
のビス−(N,N−ジエチルアミノ)−(3−ジフェニ
ルホスフィノ)プロピルホスフィンを攪拌しながら少し
づつ添加した。結晶がしばらくして沈殿した。8.4g
のジクロロ−3−(ジフェニルホスフィノ)プロピルホ
スフィン(理論量の85%)が得られた。トルエンから
の再結晶の後、融点は、分解をともなって126〜12
9℃であった。 分析: C1516Cl2 2 計算:54.72% C 4.86% H 21.58% Cl 18.84% P (329) 計算:54.72% C 4.78% H 21.53% Cl 18.71% P。
【0033】実施例2 a) 3−クロロプロピルジ(tert−ブチル)ホス
フィン 31.4g(0.25モル)のジ(tert−ブチル)
ホスフィンを200mlのテトラヒドロフランにE A
rpac等,Z.Naturfrosch.35 b
(1980年)146:に記載のと同様な方法で溶解さ
せた。137mlのn−ブチルリチウムのヘキサン中の
1.57モル溶液(0.215モル)を30分かけて滴
下し、反応混合物を氷で冷却した。得られた溶液を1時
間約20℃で攪拌し、次いで激しく攪拌しながら−70
℃で4時間かけて300mlのトルエンに溶解した10
0mlの1,3−ジクロロプロパンに滴下した。この反
応混合物を約20℃に加熱し、そして攪拌を続けた。反
応の終了後、蒸留により実質的に溶剤を除去し、そして
沈殿した塩化リチウムを水洗により除去した。有機相を
硫酸ナトリウムで乾燥し、そして残った溶剤を蒸留によ
り除去した。43.8gの黄色の粘稠なオイル分が得ら
れた。 分析: C1124ClP 計算:59.33% C 10.79% H 15.96% Cl 13.93% P (222.5) 計算:59.31% C 10.80% H 14.71% Cl 13.20% P。
【0034】 b) ビス(N,N−ジエチルアミノ)〔3−ジ(te
rt−ブチル)ホスフィノプロピル〕−ホスフィン 66.8g(0.3モル)の3−クロロプロピル−ジ
(tert−ブチル)ホスフィンを150mlのテトラ
ヒドロフラン中で7.29g(0.3モル)のマグネシ
ウム破片と通常の方法で且つ沃素結晶の存在下で反応さ
せてグリニャール化合物を形成した。このグリニャール
溶液を、その製造の後に直接−50℃で激しく攪拌しな
がら300mlのジエチルエーテルに溶解した63.2
g(0.3モル)のビス(ジエチルアミノ)亜ホスフィ
ン酸クロライドの溶液に添加した。
【0035】反応の終了後、この反応混合物を約20℃
に加熱し、そして20mlのジエチルアミンと100m
lのジオキサンを添加した。沈殿物を濾別し、そして溶
剤を蒸留により濾液から分離した。約75gの所望の生
成物(理論量の約70%)が得られた。この生成物を蒸
留により精製した。0.0065kPaにおける沸点:
150〜160℃。 分析: C19442 2 計算:52.49% C 12.86% H 7.74% N 17.18% P (362) 実測:52.31% C 12.00% H 7.51% N 17.03% P c) ジクロロ−3−〔ジ(tert−ブチル)ホスフ
ィノ] プロピルフォスフィン8.25g(0.06モ
ル)の三塩化燐を50mlのトルエンに溶解し、そして
10.9g(0.03モル)のビス(N,N−ジエチル
アミノ)〔3−ジ(tert−ブチル)ホスフィノプロ
ピル〕−ホスフィンを攪拌しながら少しづつ添加した。
結晶がしばらくしてから晶出した。6.1gの所望の生
成物(理論量の約70%)が得られた。トルエンからの
再結晶の後、融点は、分解を伴って141〜141℃で
あった。 分析: C1124Cl2 2 計算:45.68% C 8.30% H 24.57% Cl 21.45% P (289) 計算:45.71% C 8.30% H 23.05% Cl 20.90% P。
【0036】 d) クロロジエチルアミノ−3−〔ジ−(tert−
ブチル)ホスフィノ〕プロピルホスフィン 実施例2c)からの1mモルのジクロロホスフィンを5
mlのジクロロメタンに溶解させ、そして1mモルの実
施例2b)からのビスアミノホスフィンを攪拌しながら
滴下した。31 P{1 H}−NMR: δp=140.4(d,1 Jpp=88.8Hz,P(NEt2 )Cl) δp=29.5(d,1 Jpp=88.8Hz,P−(tert−Bu)2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グイド・クラウツ ドイツ連邦共和国、ハイデンハイム、ヴ ェーレンフェルト、22 (72)発明者 ヴィルヘルム・クーヘン ドイツ連邦共和国、デュッセルドルフ、 アム・シュトラッサーフェルト、16 (72)発明者 ハンス−イエルク・クライナー ドイツ連邦共和国、クローンベルク/タ ウヌス、アルトケーニヒスシュトラー セ、11アー (56)参考文献 特開 昭63−273641(JP,A) 特開 昭58−213745(JP,A) 特開 平3−261775(JP,A) 特開 平4−356438(JP,A) 特開 平4−108757(JP,A) 特開 平1−9994(JP,A) 米国特許4874897(US,A) 米国特許5034534(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07F 9/50 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 (式中、 R1 およびR2 は、1個ないし8個の炭素原子を有する
    アルキル基、フェニル、メトキシフェニル、トルイルま
    たはC6 〜C9 −アリール−C1 〜C3 −アルキレン基
    であり、 R6 およびR7 は同一または相異なってハロゲンまたは
    NR4 5 であり、R4 およびR5 は同一または相異な
    って1個ないし5個の炭素原子を有するアルキル基であ
    り、 そしてnは3または4である) のビスホスフィノアルカン。
  2. 【請求項2】 R1 およびR2 が1個ないし6個の炭素
    原子を有するアルキル基、フェニル、メトキシフェニ
    ル、トルイルまたはC6 〜C7 −アリール−C1 〜C2
    −アルキレン基であり、 R6 およびR7 が互いに同一または相異なって各々塩
    素、臭素またはNR4 5であり、そしてR4 およびR
    5 が同一または相異なって1個ないし3個の炭素原子を
    有するアルキル基であり、そしてnが3である請求項1
    記載のビスホスフィノアルカン。
  3. 【請求項3】 R6 およびR7 が各々ハロゲンである請
    求項1または2記載のビスホスフィノアルカン。
  4. 【請求項4】 ハロゲンが塩素または臭素である請求項
    3に記載のビスホスフィノアルカン。
  5. 【請求項5】 R6 がハロゲンであり、そしてR7 がN
    4 5 である請求項1または2に記載のビスホスフィ
    ノアルカン。
  6. 【請求項6】 R6 が塩素または臭素である請求項1ま
    たは2に記載のビスホスフィノアルカン。
  7. 【請求項7】 R6 およびR7 が各々NR4 5 である
    請求項1または2記載のビスホスフィノアルカン。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の式(I)のビスホスフ
    ィノアルカンの製造方法において、 a) 式(II) 【化2】 (式中、Xはハロゲンであり、R4 およびR5 は請求項
    1で定義した通りである) のビス(ジアルキルアミノ)亜ホスフィン酸ハロゲン化
    物を式(III) 【化3】 (式中、R1 、R2 およびnは請求項1で定義した通り
    である) のグリニャール化合物と反応させ、次いで b) a)による反応から得られた式(Ic) 【化4】 (式中、R1 、R2 、R4 、R5 およびnは請求項1で
    定義した通りである) のビスホスフィノアルカンをハロゲン化水素HX、三ハ
    ロゲン化燐PX3 または式(Ia) 【化5】 (但し、Xはハロゲンである) の化合物と反応させる、上記方法。
  9. 【請求項9】 ハロゲンが塩素または臭素である請求項
    8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 式(Ic)のビスホスフィノアルカン
    を当モル量で式(Ia)のビスホスフィノアルカンと混
    合する請求項5に記載のビスホスフィノアルカンを製造
    する、請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 式(Ic)のビスホスフィノアルカン
    を塩化水素または臭化水素と1:1.8〜1:2.2の
    モル比で、または三塩化燐または三臭化燐と0.8:1
    〜1.2:1のモル比で反応させる請求項5記載のビス
    ホスフィノアルカンを製造する、請求項8記載の方法。
  12. 【請求項12】 塩化水素または臭化水素との反応にお
    いてモル比が1:2であるかまたは三塩化燐または三臭
    化燐との反応においてモル比が1:1である、請求項1
    1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 式(Ic)のビスホスフィノアルカン
    を塩化水素または臭化水素と1:3.8〜1:4.2の
    モル比で、または三塩化燐または三臭化燐と1:1.8
    〜1:2.2のモル比で反応させる請求項3記載のビス
    ホスフィノアルカンを製造する、請求項8に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 塩化水素または臭化水素との反応にお
    いてモル比が1:4であるかまたは三塩化燐または三臭
    化燐との反応においてモル比が1:2である、請求項1
    3に記載の方法。
  15. 【請求項15】 Xが塩素または臭素であり、 R4 およびR5 が1個ないし3個の炭素原子を有するア
    ルキル基であり、 R1 およびR2 が1個ないし6個の炭素原子を有するア
    ルキル基またはフェニルであり、そしてnが3である請
    求項8〜13のいずれか一つに記載の方法。
  16. 【請求項16】 請求項1〜7のいずれか一つに記載の
    式(I)のビスホスフィノアルカンを式(IV) 【化6】 (式中、R1 、R2 およびnは請求項1または2に記載
    の意味を有しており、そしてR3 およびR30はR1 およ
    びR2 に関して記載された意味を有している) の化合物を製造するのに使用する方法。
  17. 【請求項17】 R3 およびR30がR1 およびR2 と異
    なる、請求項16に記載の方法。
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