JP3402777B2 - 追記式情報記録媒体セクタ管理方法 - Google Patents

追記式情報記録媒体セクタ管理方法

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JP3402777B2
JP3402777B2 JP20527194A JP20527194A JP3402777B2 JP 3402777 B2 JP3402777 B2 JP 3402777B2 JP 20527194 A JP20527194 A JP 20527194A JP 20527194 A JP20527194 A JP 20527194A JP 3402777 B2 JP3402777 B2 JP 3402777B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、追記式情報記録媒体を
用いて、追記式に書加え可能なランダムアクセスドライ
バを実現するためのセクタ管理方法に関する。 【0002】 【背景技術】従来、情報記録媒体としては、磁気を用い
て記録再生を行なうフロッピーディスクやハードディス
ク等があり、また光を用いて記録再生を行なう光学的情
報記録媒体(光ディスクや光カード、光磁気カード等が
あり、以下代表的に「光カード」と称する。)等が知ら
れている。 【0003】これらの情報記録媒体と、UNIX、MS
−DOS(米国マイクロソフト社の登録商標)やマッキ
ントッシュ(アップル社の製品)等の情報処理装置のオ
ペレーティングシステムとのソフトウェア的な接続に
は、一般にセクタを単位とした情報を、ランダムアクセ
スに書き込みまたは読み出しして、その情報に基づいて
相互依存的に行われている。ところが、これらのセクタ
のアクセスは書換可能な情報処理媒体を対象にしたシス
テムであることが多く、上記光カード、特に消去不可能
な追記式光カードを、情報処理装置とソフトウェア的に
接続するためには、論理アドレスと物理アドレスを対応
させる管理を行ない、同一論理アドレスの内容があたか
も書き換えられたかのように動作させるために、光カー
ド操作の機械的ドライバと、光カード上の書き込み・読
み込みを行なうソフトウェア的なドライバとが必要にな
る。 【0004】ここで、上記機械的ドライバの一例を、図
10を参照しつつ簡単に説明する。光カード1は、キャ
リッジ11上に載置・装着され、ドライバ3によって駆
動するボイスコイルモータ(VCM)2を使用して、光
カード1上のトラックと直角の方向に、光学系6に対し
て相対的に移動させる。光学系6には、対物レンズ4
と、その対物レンズ4の位置をドライバ5によって移動
するアクチュエータ12と、読み出し時にはローパワー
出力の、書き込み時にはハイパワー出力の光源13と、
偏光ビームスプリッタ14と、光センサ7、及び光セン
サ7の光電変換信号を処理する受光処理回路15等を含
んでいて、光センサ7の出力として、サーボ系を組むオ
ートトラッキング信号(At)と、オートフォーカス信
号(Af)と、情報再生信号(Rf)とを出力する。一
方、書込みについては、情報送信信号(TF)が供給さ
れている。そうして、入出力端子のデータを演算処理
し、また光カード1への書き込み・読み出しの指令と情
報処理を行うMPU8と、このMPU8の上位システム
としての情報処理CPU9とが備えられている。情報処
理装置としては、上記各要素を含んでいるものとし、情
報処理システム16はその上位概念を示すものである。 【0005】次に、ソフトウエア的なドライバについて
説明する。このように機械式とソフト式に分ける必要も
ないが、ドライバによるアドレス管理を行なう従来例と
しては、論理/物理アドレス対応情報を、セクタ管理情
報として、光カード上に書き込み・読み込みを行なう方
法がある。 【0006】図9は、光カードの一例を示す概略的平面
図である。図9に示すように、光カード1の書き込み・
読み込み領域として、目的の情報やデータを記録・読出
しするセクタ情報としてのデータセクタからなるデータ
部10(101,102,103,…10m)と、セクタ情報を管理する
ためのセクタ管理情報を書き込み・読み出しするセクタ
管理部20(201,202,203,…20n)が設けられている。こ
の光カード1のセクタ情報にデータを書き込む場合は、
光カード上部よりデータ部10にデータをA方向へ書き
込み、光カード1の下部よりセクタ管理部20にセクタ
データ管理情報をB方向へ追記式で書き込む。この場
合、上記光学系6をそれぞれ個別に2系統、または時間
がかかるが1系統でもかまわない。このデータ部やセク
タ管理部は、記録密度を上げるため、光記録エリアや光
磁気記録エリアで構成されている場合がある。 【0007】データ部10には、セクタ情報たるセクタ
データをシーケンシャルに書き込み、この時の書き込み
位置を物理アドレスとする。物理アドレスはセクタ管理
部20に位置し、1から始まり、追記式のために書き損
じた位置も全て含まれる。 【0008】また、セクタ管理部20には、セクタデー
タ管理情報をシーケンシャルに記録して行く。 【0009】従来のセクタ管理情報の構成は、図6に示
すように論理アドレスと物理アドレスとの要素から構成
される。 【0010】ここで、例えば光カードの総セクタ数が 6
5,535本未満とすれば、それぞれのアドレスは2バイト
の2進数化したコードで表現できるので、論理アドレス
と物理アドレスとはそれぞれ2バイトづつとなり、1つ
のセクタ管理情報は4バイトとなる。 【0011】次に、光カードが情報処理装置に挿入され
てから、排出されるまでのドライバの動作概要を、図5
のフローチャートを参照しつつ説明する。 【0012】図5において、情報処理装置に光カードが
挿入され、データ処理が指示されたとすると、S501
では、光カードが挿入されたか否かの監視をする。 【0013】S501で、光カードが挿入されたことを
検出すると、S502にて光カード上の記憶部位に書き
込まれたセクタ管理部20の内容を全て読み込み、セク
タ管理情報を順次、メディアオープンとして展開して、
論理アドレスに対する物理アドレスの変換テーブル(以
下、アドレス変換テーブルと称する)を、情報処理装置
のワークメモリ上に作成する。また同時に、一番最後の
セクタ管理情報の物理アドレス+1の値が、データ部1
0に対応する次に書き込む物理アドレス(以下、書き込
み物理アドレスと称する)として得られる。 【0014】アドレス変換テーブルが作成されると、ド
ライバは光カードへのランダムセクタアクセスが可能と
なり、S503で光カードへセクタ情報の読み書きアク
セスが行える。 【0015】次に、S504にて情報処理装置から光カ
ードの排出要求があれば、S505にてセクタ管理情報
を上記のように書き込み、S506にて記録媒体たる光
カードを情報処理装置から排出して、情報処理を終了す
る。 【0016】ここで、従来行われているセクタ情報の書
き込み動作手順処理のフローチャートを図7に示して説
明する。光カードへの書き込み要求があると、S701
でセクタデータを書き込み物理アドレスに対応する位
置、すなわちデータ部20の最後の位置に書き込みを実
行し、書き込み物理アドレスを更新する。S702で
は、書き込みが正しく行われたか否かを確認し、書き込
みが正しく行われないならばS701に戻る。この場
合、この戻り回数をカウントして、書き込みリトライを
規定回数行っても書き込みが正しく行われない場合に、
書き込みエラーとして、書き込み不可能等の表示や、ま
たは情報処理装置から光カードを排出する等の処理を行
なう場合もある。 【0017】書き込みが正しく行えたならば、S703
にてワークメモリ内のセクタ管理情報に、論理アドレス
値と書き込みが正常に行えた物理アドレス値をセットし
て、新規にセクタ管理情報を作成する。同時にS704
にて情報処理装置のワークメモリにアドレス変換テーブ
ルを更新する。 【0018】この書き込み動作に対して、従来の読み込
み動作手順を、図8のフローチャートに示して、説明す
る。 【0019】情報処理装置に光カードを挿入して、光カ
ード上の記憶内容を読み出しする処理を開始する。S8
01にてアドレス変換テーブルをもとに、論理アドレス
の情報が、光カード上のどの物理アドレスに書かれてい
るかを参照し、目的の物理アドレスを得る。目的の物理
アドレスが得られない場合は、S805でリードエラー
の読み出しエラー処理を行う。目的の物理アドレスが得
えられたならば、 S802にて検出された物理アドレ
スに従って、データ部10のデータ部署を特定し、デー
タ部10から目的のセクタデータを読み込む。S803
にて読み込みが正常に行われなければ、規定回数のリト
ライを行い、それでも読み込みが行えない場合は、読み
込みエラー処理を行う。セクタデータが正常に読み出さ
れた場合、そのセクタデータは、S804にて情報処理
装置によってそのデータの処理を行い、次のステップに
転送され、種々の処理がなされる。 【0020】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例では、1セクタの書き込みが行われる度
に、必ず少なくとも4バイトのセクタ管理情報が作成さ
れてしまうために、書き込んだセクタ情報が増加するに
連れてセクタ管理情報も増大してしまう。例えば、1セ
クタの容量が 512 バイトのセクタタイプで1Mバイト
のデータの記録を行う場合、2000セクタの書き込みが実
行されるためにセクタ管理情報は、4ハ゛イト×2000セクタとな
り、合計8Kバイトものセクタ管理情報が無条件に作成
されてしまう。 【0021】このことは、セクタデータの総記録容量が
減少するばかりでなく、記録媒体挿入時の論理/物理ア
ドレスを展開処理する初期動作時間をも増大させる原因
になる。 【0022】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記欠点を解
決するためになされたもので、情報処理システムの情報
処理装置から追記式情報記録媒体にセクタ情報を記録、
または再生を指示され、記録媒体に記録されたセクタデ
ータをセクタ管理情報によって管理する追記式情報記録
媒体セクタ管理方法であって、セクタ管理情報が、情報
処理システムから指示された論理アドレス値と、記録し
たセクタデータの記録媒体上位置を示す物理アドレス値
と、論理アドレスの連続した書き込みアドレス数(連続
数)とから構成され、情報処理システムによりセクタ情
報の記録を指示されたとき、前回の情報処理システムに
より指示されて記録した論理アドレスを検出し、引き続
く論理アドレスが指示されたならば、少なくとも書き込
アドレス数を更新してセクタ管理情報を変更し、論理
アドレスを検出しないならば、指示された論理アドレス
値と、記録位置を示す物理アドレス値と、書き込みアド
レス数を初期値に設定することにより、セクタ管理情報
を新規に生成することを特徴とする。 【0023】また、記録媒体は、少なくともデータ部と
セクタ管理部との2つのエリアが存在し、少なくともデ
ータ部はシーケンシャルに追記されていくことを特徴と
する。 【0024】さらに、データ部は光記録エリアで構成さ
れることを特徴とする。 【0025】また、セクタ管理部は光記録エリアで構成
されることを特徴とする。 【0026】さらにまた、セクタ管理部はICメモリで
構成されることを特徴とする。 【0027】加えて、セクタ管理部は磁気ストライプで
構成されることを特徴とする。 【0028】加えてまた、記録媒体は光カードであるこ
とを特徴とする。 【0029】加えてさらに、セクタ管理情報は書換可能
なメモリ上に構成され、記録媒体の排出要求発生時に、
またはセクタ管理情報用に設けたメモリが満杯になった
時に、または定期的な時間経過時のタイミング時に、記
録媒体のセクタ管理部に記録を実行することを特徴とす
る。 【0030】さらに加えて、記録媒体の挿入検出時に全
てのセクタ管理情報を読み込み、そのセクタ管理情報を
もとに論理アドレス/物理アドレス変換テーブル及び最
終書き込み物理アドレスを算出することを特徴とする。 【0031】またさらに、論理アドレス/物理アドレス
変換テーブル作成時に記録媒体の残り容量を算出し規定
容量以下であるときは書き込み禁止として動作すること
を特徴とする。 【0032】またさらに加えて、未書き込みの論理アド
レスの読み込み要求に対しエラーを返さないことを特徴
とする。 【0033】また、情報処理システムから追記式情報記
録媒体にセクタ情報を記録、または再生を指示され、記
録媒体に記録されたセクタをセクタ管理情報によって管
理する追記式情報記録媒体セクタ管理方法において、前
記記録媒体には、少なくとも前記情報処理システムから
指示された論理アドレス値と、前記記録したセクタの記
録媒体上の記録位置を示す物理アドレス値と、前記論理
アドレスの連続した書き込みアドレス数と、が記録さ
れ、前記情報処理システムによりセクタ情報の記録を指
示されたとき、前記情報処理システムによりこの指示の
前回に記録した論理アドレスを検出したならば、前記セ
クタ情報を書き込み且つ少なくとも前記書き込みアドレ
数を更新して前記セクタ管理情報を変更し、前回に記
録した論理アドレスを検出できなければ、前記論理アド
レス値と、前記物理アドレス値と、前記書き込みアドレ
数とを初期値に設定することにより、前記セクタ管理
情報を新規に生成することを特徴とする。 【0034】 【作用】故に、この発明の追記式情報記録媒体セクタ管
理方法は、セクタ管理情報が、情報処理システムから指
示された論理アドレス値と、記録したセクタデータの記
録媒体上の位置を示す物理アドレス値と、論理アドレス
の連続した書き込みアドレス数とから構成され、情報処
理システムによりセクタ情報の記録を指示されたとき、
前回に記録した論理アドレスを検出したならば、少なく
とも前記書き込みアドレス数を更新してセクタ管理情報
を変更し、前記前回に記録した論理アドレスを検出しな
いならば、前記指示された論理アドレス値と、前記記録
位置を示す物理アドレス値と、前記書き込みアドレス
とを初期値に設定することにより、セクタ管理情報を新
規に生成するという動作を維持するように作用するもの
である。 【0035】また、記録媒体は、少なくともデータ部と
セクタ管理部との2つのエリアが存在し、少なくともデ
ータ部はシーケンシャルに追記されていくという作用を
行うものである。 【0036】さらに、データ部は光記録エリアで構成さ
れて上記動作を維持するように作用するものである。 【0037】また、セクタ管理部は光記録エリアで構成
されて上記動作を維持するように作用するものである。 【0038】さらにまた、セクタ管理部はICメモリで
構成されて上記動作を維持するように作用するものであ
る。 【0039】加えて、セクタ管理部は磁気ストライプで
構成されて上記動作を維持するように作用するものであ
る。 【0040】加えてまた、記録媒体は光カードであって
上記動作を維持するように作用するものである。 【0041】加えてさらに、セクタ管理情報は書換可能
なメモリ上に構成され、記録媒体の排出要求発生時に、
またはセクタ管理情報用に設けたメモリが満杯になった
時に、または定期的な時間経過時のタイミング時に、記
録媒体のセクタ管理部に記録を実行するという作用を行
うものである。 【0042】また、記録媒体の挿入検出時に全てのセク
タ管理情報を読み込み、その情報をもとに論理アドレス
/物理アドレス変換テーブル及び最終書き込み物理アド
レスを算出するという動作を維持するように作用するも
のである。 【0043】またさらに、論理アドレス/物理アドレス
変換テーブル作成時に記録媒体の残り容量を算出し、こ
の残り容量が規定容量以下であるときは書き込み禁止す
るという動作を維持するように作用するものである。 【0044】またさらに加えて、未書き込みの論理アド
レスの読み込み要求に対しエラーを返さないという作用
を行うものである。 【0045】また、情報処理システムから追記式情報記
録媒体にセクタ情報を記録、または再生を指示され、記
録媒体に記録されたセクタをセクタ管理情報によって管
理する追記式情報記録媒体セクタ管理方法において、前
記記録媒体には、少なくとも情報処理システムから指示
された論理アドレスと、記録したセクタの記録媒体上の
記録位置を示す物理アドレスと、論理アドレスの連続し
た書き込みアドレス数とが記録され、情報処理システム
によりセクタ情報の記録を指示されたとき、情報処理シ
ステムにより今回の指示の前回に記録した論理アドレス
を検出したならば、セクタ情報を書き込み且つ少なくと
も書き込みアドレス数を更新してセクタ管理情報を変更
し、前回に記録した論理アドレスを検出できなければ、
論理アドレス値と、物理アドレス値と、書き込みアドレ
数とを初期値に設定することにより、セクタ管理情報
を新規に生成するという動作を維持するように作用する
ものである。 【0046】 【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しつつ詳細に説明する。 【0047】本実施例では、記録媒体たる光カードの総
セクタ本数を制限する必要はないが、説明上65,535本未
満とし、セクタ位置を表すアドレスは2バイトの2進化
したコードとして説明する。 【0048】図1は、本発明のセクタ管理方法を実施し
た書き込み動作手順をフローチャートによって示したも
のである。 【0049】本実施例のセクタ管理情報の構成は図2に
示すように、情報処理システムから書き込みのため指示
された論理アドレスと、カード上のデータ部の位置を示
す物理アドレスと、連続した論理アドレスの書き込みを
カウントする連続カウンタ回数(連続数)との要素から
なり、それぞれ2バイトの2進数化したコードである。 【0050】光カードが挿入されてから、排出されるま
でのドライバの動作概要は、図5に示すフローチャート
と同様に、S501による記録媒体挿入を監視してその
検出を行なう。光カードが検出されると、S502で以
下に説明するようなメディアオープン処理が行なわれ
る。図3に本実施例でのアドレス変換テーブルの構成を
図示する。アドレス変換テーブルは情報処理システム内
のドライバのワークメモリ内に設けられ、例えば、論理
アドレスの値に比例したオフセットした値で、物理アド
レスの値を取り出すことができる配列であり、この例で
は論理アドレス0に対して物理アドレス0、1が対応
し、1対2の関係であり、これには、記録媒体の総セク
タ本数分以上(Z)確保されている。アドレス変換テー
ブルは、光カード挿入検出と同時に全て0クリアされ、
光カードの挿入毎に、その光カード用のアドレス変換テ
ーブルが生成される。 【0051】本実施例では、物理アドレスを1から始ま
る数値と定義し、アドレス変換テーブル上で論理アドレ
スの示す物理アドレスが0を示している場合は、未書き
込みセクタであると判断する。 【0052】挿入された光カードからセクタ管理部20
に書かれた情報を全て読み込み、後述する論理/物理ア
ドレス展開処理を行ない、アドレス変換テーブルを作成
する。 また、このときに光カードの残り容量を算出し
て、残り容量が規定された容量以下であれば、書き込み
禁止のメディアとして動作させることにより、書き込み
途中で光カードの容量が一杯になり、不本意なデータ破
壊やデータ破棄を防止させることができる。 【0053】以上のようなメディアオープン処理が完了
すると、情報処理装置から読み書きが行なえるようにな
り、S503でセクタのランダムな書き込み・読み込み
のランダムアクセスが行なえるようになる。 【0054】<書き込み>図1のフローチャートを参照
しつつ光カードへの書き込み処理を説明する。 【0055】光カードを情報処理システムに挿入し、こ
のシステムからの指令により、書き込み処理をスタート
する。S101にて今回書き込む論理アドレスが、前回
書き込んだ論理アドレスの次のアドレスであるか否かを
確認する。もし、例えばこの光カードが初めて挿入さ
れ、初めての書き込みであった場合は、前回の論理アド
レスは存在しないので、処理はS106へ移行し、ワー
クメモリバッファ内に新規セクタ管理情報を作成する。
新規セクタ管理情報は、今回から書き込む論理アドレス
と書き込み物理アドレスとをセットし、連続カウンタに
は1をセットする。これで、論理アドレスと物理アドレ
スと書き込み回数とを初期値に設定したこととなる。 【0056】次に、S107で、セクタデータをデータ
部20へ書き込みを実行する。 【0057】更に、S108では、書き込んだセクタデ
ータをベリファイ(検証)し、セクタデータが正しく書
けていなければ、S106へ移行して書き込みを繰り返
す。尚、図示していないが、いわゆるリトライ処理、即
ちこの繰り返しの回数をカウントするステップを設けて
おけば、この回数を監視しておき、規定回数分繰り返し
ても書き込みが正しく行なわれない場合には、書き込み
エラー処理とする。このエラーの場合、情報処理装置の
表示部にエラーの旨の表示をしたり、自動的に光カード
を排出したり、情報処理装置の電源を自動的にオフした
り、種々の動作で、エラー処理ができる。 【0058】上記S108でセクタデータが正しく書き
込めたならば、S105にて、新規にセクタ情報を記録
したこととなり、論理アドレスの値に比例したオフセッ
トで、物理アドレスの値を取り出すことができる配列で
あるアドレス変換テーブルを更新して、書き込み処理が
終了する。 【0059】一方、指令された論理アドレスが前回の書
き込みの次の論理アドレスの場合は、S102にてセク
タ情報であるセクタデータの書き込みを、追記的にシー
ケンシャルに行ない、S103にてそのセクタデータを
ベリファイ(検証)する。正しく書き込まれたならば、
現在ある最新のセクタ管理情報の論理アドレスとその物
理アドレスと、さらに連続カウンタの書き込み回数をカ
ウントアップして書き込む(S104)。他方、書き込
みが正しく行われないときは、前述したS106に移行
して、新規のセクタ管理情報の作成過程に従って処理を
行う。 【0060】そして、S104にてカウントアップした
ならば、その後、新規にセクタ情報を追加記録したの
で、S105にてアドレス変換テーブルを更新して書き
込み処理が終了する。 【0061】このようにして、前回の書き込みの次の論
理アドレスを書き込む場合には、新規にセクタ管理情報
を作成するのではなく、連続カウンタの書き込み回数を
更新することにより、セクタ管理情報を作成して行くの
である。従って、再び書き込み要求があれば、前回の論
理アドレスと物理アドレスと及び書き込み回数から、次
の書き込みのための論理アドレスを算出し、書き込み回
数をも換算したアドレス変換テーブルから、物理アドレ
スを演算算出して、該当するデータ部署にセクタデータ
を書き込み、そうして、連続カウンタを更新して、ワー
クメモリに書き込んだアドレス変換テーブルも更新す
る。 【0062】こうして、セクタ情報を書き込む場合、新
規な論理アドレスや物理アドレスを書き込まず、書き込
み回数のみを光カードのセクタ管理部20に書き込んで
ゆくので、全体的にセクタ管理部の記憶容量はあまり増
加しない。この場合、情報処理システムのワークメモリ
は、その都度アドレス変換テーブルを更新するが、一般
にワークメモリは書き換え可能なDRAMやSRAMが
用いられ、上述の8kバイト以下であるのは勿論であ
る。 【0063】<読み込み>次に、光カードの読み込み動
作手順を、図4を参照しつつ詳細に説明する。 【0064】光カードが情報処理システムに挿入され、
または連続して書き込み・読み出ししている場合はその
状態で、セクタ情報の読み出しが情報処理システムから
指令されて、読み込み処理がスタートする。光カードに
記録されたセクタ情報の読み込みは、S401で、指令
された論理アドレスを検出し、検出された論理アドレス
に従って、図3に示すようなアドレス変換テーブルから
論理アドレスに対応する物理アドレスの値を得る。論理
アドレスを検出できない場合や、得られた物理アドレス
が0の場合は、未書き込みの論理アドレスであることが
判るので、S406で、情報処理システムの上位システ
ムに応じたデフォルト値を擬似的に読み込んだセクタデ
ータとしてセットし、次のS404にて、その擬似的デ
ータを出力する。例えば、この擬似的データとして、全
てヌル文字で埋めたデータや、FFHデータで埋めたデ
ータ等をセットする。従って、論理アドレスが0の時や
論理アドレスを検出できない時等の未書き込みセクタ情
報の読み込み要求はエラーとしない。 【0065】また、論理アドレスからその論理アドレス
に対応する物理アドレスが、論理アドレス/物理アドレ
ス変換テーブルにより得られたならば、S402でデー
タ部10から目的の物理アドレスのセクタデータを読み
込み、セットする。このとき、S403で読み込み結果
を確認(ベリファイ)して、規定回数のリトライをして
も読み込みができないときには読み込みエラーの処理を
行い(S405)、読み込み処理を終了する。 【0066】S404で上位システムに対して、上記セ
ットしたセクタデータを出力すれば、光カードのセクタ
情報の読み込み処理は終了する。 【0067】このようにして、書き込み時に作成されて
いくセクタ管理情報を、ドライバ内のセクタ管理情報用
のメモリバッファが一杯になって、書き込みできなくな
った時、光カード排出要求等が情報処理システムから指
令されるようなイベントが発生した時、または、定期的
な時間経過などのタイミングが生じた時に、セクタ管理
部20にシーケンシャルに、その旨のデータを記憶して
いく。但し、この光カードは、以後使用できなくなる
が、他の処理が誤って行われるよりも、安全面でよい。 【0068】また、このセクタ管理情報は、書換可能な
メモリ上に構成されてもよく、同一光カード上にICメ
モリや磁気ストライプ等を併合して用いてもよい。 【0069】<論理/物理アドレス展開処理>本発明を
実施して作成された光カードが、再び挿入された時に
は、光カードのセクタ管理部20に書かれた情報を、全
て読み込みセクタ管理情報を先頭から順に論理/物理ア
ドレス展開処理を行ない、アドレス変換テーブルを以下
のように作成する。 【0070】セクタ管理部20のセクタ管理情報から論
理アドレスと物理アドレスとを読み込み、アドレス変換
テーブルの論理アドレス値に比例したオフセット位置に
物理アドレス値をセットする。このとき、連続カウント
をデクリメントして0になるまで次の論理アドレスに次
の物理アドレス値をセットしていく。 【0071】このように、セクタ管理情報の先頭から順
に、全てのセクタ管理情報を展開すると、書き換えた追
加のセクタ管理情報は、アドレス変換テーブル上で上書
きされ、最新のアドレス変換テーブルが作成される。 【0072】同時に、一番最後の、論理アドレスと物理
アドレス、及び連続数のセクタ管理情報を参照し、 物理アドレス+連続カウンタ を計算することにより、データ部10への最終書き込み
物理アドレスが得られる。 【0073】従って、光カードを情報処理システムに挿
入した際に、アドレス変換テーブルをクリアして、新た
にその光カード用のアドレス変換テーブルを作成してい
くわけである。また、この連続カウンタの数である書き
込み回数とその基の論理アドレスと物理アドレスとを検
出できたならば、新たなアドレス変換テーブルを生成で
きることをも意味する。 【0074】尚、本実施例では、セクタ総本数が 65,5
35 本未満としたが、これに制限されることはなく、セ
クタ管理情報を示すアドレスは2バイトの2進数化した
コードやBCD化したコードまたは文字列化したコード
等の任意のコード単位で実現することが可能である。 【0075】上記実施例では、追記式の光カード等の記
録媒体について、情報処理装置の機能に従って書き込み
・読み込みを行なう例を示したが、本発明は、特にセク
タ管理情報について、上記実施例に制限されることはな
く、広く本発明を適用できる場合があるのは勿論であ
る。例えば、このセクタ管理部は、データ部と切り離
し、ICメモリや情報処理システムのワークメモリとと
もにアドレス変換テーブルをも含めたICメモリとして
もよく、さらには、記録容量的には少ないが、磁気スト
ライプで構成されていてもよい。 【0076】 【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
るセクタ管理方法は、実際のオペレーティングシステム
によって、書き込み要求はブロック単位で管理されてい
るために、シーケンシャルな論理アドレスで実行される
ことが多い。従って、本発明を実施すると、書き込んだ
1ブロックに対して1つのセクタ管理情報が作成される
ために、いくらセクタを書き込んでも、ブロックアクセ
スである限りは1つのセクタ管理情報で管理できるの
で、総合的に、セクタデータの総記録容量を増加し、さ
らに記録媒体の挿入時の初期動作時間さえ短縮できるも
のである。 【0077】例えば、本発明のセクタ管理方法で、1M
バイトのデータ記録を行った場合、たとえ数十ブロック
に書き込みが分けられたとしても、単に書き込み回数が
追加書き込みされるだけなので、セクタ管理情報は1k
バイトには満たない。従来例では、必ず8kバイト使用
したのに比べると飛躍的にセクタ管理情報を減少させる
ことができる。 【0078】このことは、セクタ管理情報の容量の増加
によるセクタデータの総記憶容量の減少を防止するとと
もに、記録媒体挿入時の論理/物理アドレス展開処理す
る初期動作時間の一部であるシーク時間をも短縮させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を実施した書き込み動作手順を示したフ
ローチャートである。 【図2】本発明を実施したセクタ管理情報の構造体を示
した概念図である。 【図3】本発明の実施例のアドレス変換テーブルを示し
た概念図である。 【図4】本発明を実施した読み込み動作手順を示したフ
ローチャートである。 【図5】光カードのドライバの動作概要を示したフロー
チャートである。 【図6】従来のセクタ管理情報の構造体を示した概念図
である。 【図7】従来の書き込み動作手順を示したフローチャー
トである。 【図8】従来の読み込み動作手順を示したフローチャー
トである。 【図9】本発明に関する光カードの概略的平面図であ
る。 【図10】本発明に関する光カードを用いた情報処理装
置の概念図である。 【符号の説明】 1 光カード 2 ボイスコイルモータ(VCM) 6 光学系 8 MPU 10 データ部 20 セクタ管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/12 G06F 3/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 情報処理システムから追記式情報記録媒
    体にセクタ情報を記録、または再生を指示され、前記媒
    体に記録されたセクタ情報をセクタ管理情報によって管
    理する追記式情報記録媒体セクタ管理方法において、 前記セクタ管理情報には、少なくとも前記情報処理シス
    テムから指示された論理アドレス値と、前記記録したセ
    クタ情報の記録媒体上の記録位置を示す物理アドレス値
    と、前記論理アドレスの連続した書き込みアドレス
    と、が記録され、前記情報処理システムにより前記セク
    タ情報の記録を指示されたとき、前記情報処理システム
    により今回の指示の前回に記録した前記論理アドレスに
    引き続く論理アドレスが指示されたならば、少なくとも
    前記書き込みアドレス数を更新して前記セクタ管理情報
    を変更し、前記情報処理システムにより今回の指示の前
    回に記録した前記論理アドレスを検出できなかった場
    合、前記論理アドレス値と、前記物理アドレス値と、前
    記書き込みアドレス数とを初期値に設定することを特徴
    とする追記式情報記録媒体セクタ管理方法。
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