JP3417112B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP3417112B2
JP3417112B2 JP00774895A JP774895A JP3417112B2 JP 3417112 B2 JP3417112 B2 JP 3417112B2 JP 00774895 A JP00774895 A JP 00774895A JP 774895 A JP774895 A JP 774895A JP 3417112 B2 JP3417112 B2 JP 3417112B2
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晋 大崎
勝義 仁保
正 足立
克行 清積
喜光 平伴
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チョッパ部とインバー
タ部とを備え、チョッパ部のチョッパ用スイッチング素
子をインバータ部の1つのインバータ用スイッチング素
子と兼用するとともに、帰還部を設けてインバータ部の
交番出力を各スイッチング素子に帰還してスイッチング
素子のオン・オフ制御を行なうようにしたインバータ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、チョッパ部とインバータ部とを備
え、チョッパ部のチョッパ用スイッチング素子をインバ
ータ部の1つのインバータ用スイッチング素子と兼用す
るとともに、帰還部を設けてインバータ部の交番出力を
各スイッチング素子に帰還してスイッチング素子のオン
・オフ制御を行なうようにしたインバータ装置として
は、図10に示すようなものがある。
【0003】このインバータ装置におけるチョッパ部1
は、チョッパ用のスイッチング素子Q2 と、交流電源A
Cの出力を整流するダイオードブリッジDBの出力端間
に並列接続されたコンデンサC1 ,ダイオードD5 と、
ダイオードブリッジDBの一方の出力端とスイッチング
素子Q2 の一端とに直列接続されたインダクタL1 ,ダ
イオードD6 と、スイッチング素子Q1 ,Q2 の直列回
路に並列接続されたコンデンサC0 とを備え、ダイオー
ドブリッジDBからの直流出力をスイッチング素子Q2
にて断続することにより昇圧し、得られた直流出力を次
段のインバータ部2’に供給している。
【0004】一方、インバータ部2’は、2つのインバ
ータ用スイッチング素子Q1 ,Q2をチョッパ部1の出
力端間(コンデンサC0 の両端間)に直列接続し、2つ
のスイッチング素子Q1 ,Q2 を交互にオン・オフする
ことでチョッパ部1から供給される直流出力を交番出力
に変換して負荷である放電ランプLaに供給している。
すなわち、2つのスイッチング素子Q1 ,Q2 のうち一
方のスイッチング素子Q2 をチョッパ部1におけるチョ
ッパ用スイッチング素子とインバータ部2’におけるイ
ンバータ用スイッチング素子とに兼用しているのであ
る。また、このインバータ部2’では、放電ランプLa
の一方のフィラメントにインダクタL2 を介して帰還部
たるカレントトランスCTの1次巻線nの一端を接続す
るとともに、1次巻線nの他端を2つのスイッチング素
子Q1 ,Q2 の接続点に接続し、カレントトランスCT
の2つの2次巻線n1 ,n2 が抵抗R1 ,R2 を介して
それぞれスイッチング素子Q1 ,Q2 に接続してあっ
て、2次巻線n1 ,n2 に誘起される交番出力をスイッ
チング素子Q1 ,Q2 に帰還し、その帰還量に応じてス
イッチング素子Q1 ,Q2 のオン・オフ時間を制御する
所謂自励式となっている。
【0005】ここで、上記インバータ装置の動作につい
て説明すると、スイッチング素子Q2 がオンでスイッチ
ング素子Q1 がオフのときに、コンデンサC1 →インダ
クタL1 →ダイオードD6 →スイッチング素子Q2 の経
路で電流が流れ(同図実線C参照)、この電流によって
インダクタL1 にエネルギが蓄えられる。そして、この
インダクタL1 に蓄えられたエネルギをスイッチング素
子Q1 がオン、スイッチング素子Q2 がオフとなったと
きに放出し、インダクタL1 →スイッチング素子Q1
コンデンサC0 →コンデンサC1 の経路でコンデンサC
0 を充電することで所定の電圧にまで昇圧しており、こ
のチョッパ部1は所謂昇圧型のチョッパ回路を構成して
いる。
【0006】一方、スイッチング素子Q2 がオン、スイ
ッチング素子Q1 がオフのとき、チョッパ部1のコンデ
ンサC0 →コンデンサC3 →放電ランプLa→インダク
タL2 →カレントトランスCTの1次巻線n→スイッチ
ング素子Q2 の経路で電流が流れる(同図実線A参
照)。そして、カレントトランスCTの1次巻線nに流
れる電流が所定の大きさを越えると、スイッチング素子
2 がオフ、スイッチング素子Q1 がオンとなり、イン
ダクタL2 に蓄えられていたエネルギが放出されること
で、インダクタL2 →放電ランプLa→コンデンサC3
→スイッチング素子Q1 →カレントトランスCTの1次
巻線nの経路で電流が流れ(同図実線B参照)、負荷で
ある放電ランプLaには略正弦波状の交番電流が供給さ
れるのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成においては、カレントトランスCTを介して2つのス
イッチング素子Q1 ,Q2 に帰還される帰還量は略同一
である。すなわち、2つの2次巻線n1 ,n2 の巻数を
等しくしているため、2つのスイッチング素子Q1 ,Q
2 に与えられる制御信号のレベルは常に同じであり、2
つのスイッチング素子Q1 ,Q2 のオン時間も略同一と
なり、バランスの取れた制御を行なっている。しかしな
がら、インバータ部2’の出力端間に軽負荷が接続され
たり、あるいは出力端間が短絡された場合のように負荷
における消費電力が減少すると、余剰電力がコンデンサ
0 に充電されてコンデンサC0 の両端電圧(チョッパ
部1の直流出力電圧)が必要以上に高くなり、スイッチ
ング素子Q1 ,Q2 や負荷に過電圧が印加され、時には
回路素子や負荷が損傷する場合もあるという問題があっ
た。
【0008】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、簡単な構成により軽負荷時や短絡時における
出力の増大を抑制することができるインバータ装置を提
供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、直流電源を断続させるチョッパ
用スイッチング素子を備えたチョッパ部と、複数のイン
バータ用スイッチング素子を備えこれらのインバータ用
スイッチング素子を交互にオン・オフさせてチョッパ部
の出力を交番電力に変換して出力するインバータ部と、
インバータ部の交番出力を帰還して各インバータ用スイ
ッチング素子をオン・オフ制御する帰還部とを具備し、
チョッパ部のチョッパ用スイッチング素子をインバータ
部の1つのインバータ用スイッチング素子と兼用して成
るインバータ装置において、チョ ッパ部の直流出力を検
出する検出部と、帰還部から少なくとも1つのインバー
タ用スイッチング素子への交番出力の帰還ループにおけ
るインピーダンスを可変するインピーダンス可変部とを
備え、インピーダンス可変部は、検出部によりチョッパ
部の直流出力の上昇を検出した場合に帰還ループのイン
ピーダンスを減少させることでチョッパ用スイッチング
素子に兼用しているインバータ用スイッチング素子のオ
ン時間を短くすることを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、フィラメントを有する放電灯を負荷とし、放電灯の
始動前にフィラメントを先行予熱するための予熱電流を
インバータ部より供給して成ることを特徴とする
【0011】
【作用】請求項1の発明の構成では、チョッパ部の直流
出力を検出する検出部と、帰還部から少なくとも1つの
インバータ用スイッチング素子への交番出力の帰還ルー
プにおけるインピーダンスを可変するインピーダンス可
変部とを備え、インピーダンス可変部は、検出部により
チョッパ部の直流出力の上昇を検出した場合に帰還ルー
プのインピーダンスを減少させることでチョッパ用スイ
ッチング素子に兼用しているインバータ用スイッチング
素子のオン時間を短くしたので、軽負荷が接続された
り、出力端間の短絡等によりチョッパ部の直流出力が異
常に上昇した場合に、そのような直流出力の異常上昇を
検出部により検出し、インピーダンス可変部によりチョ
ッパ用スイッチング素子に兼用しているインバータ用ス
イッチング素子のオン時間を通常状態よりも短くするこ
とによってチョッパ部の直流出力の上昇が抑制でき、比
較的に簡易な回路構成にて異常時の出力上昇を抑えて回
路の保護を図ることができる。
【0012】請求項2の発明の構成では、フィラメント
を有する放電灯を負荷とし、放電灯の始動前にフィラメ
ントを先行予熱するための予熱電流をインバータ部より
供給して成るので、特別に先行予熱用の回路構成を有さ
ずとも予熱電流をフィラメントに供給することができ、
回路構成を簡素化できる。
【0013】
【実施例】以下の各実施例においては放電ランプLaを
負荷とする放電灯点灯装置を例に説明するが、負荷とし
ては放電ランプLaに限定されるものでなく、チョッパ
部とインバータ部のスイッチング素子を兼用するインバ
ータ装置全般に本発明の技術思想が適用可能であること
は言うまでもない。
【0014】(実施例1) 図1は本発明の第1の実施例を示す回路図である。図1
に示すように、本実施例の基本構成は従来例において説
明したものと共通であり、共通する部分には同一の符号
を付して説明は省略し、本実施例の特徴となる部分につ
いてのみ説明する。
【0015】実施例においては、帰還部であるカレン
トトランスCTの2次巻線n2 から兼用側のスイッチン
グ素子Q2 への制御信号の帰還ループにおけるインピー
ダンスを可変するインピーダンス可変部3を備え、この
インピーダンス可変部3で上記帰還ループのインピーダ
ンスを変えることで2つのスイッチング素子Q1 ,Q2
に帰還される帰還量(制御信号のレベル)がアンバラン
スとなるようにし、さらに、チョッパ部1の直流出力を
検出する検出部としての抵抗R7 ,R8 の直列回路を具
備し、この抵抗R7 ,R8 で検出した検出出力に応じて
上記インピーダンス可変部3がインピーダンスの可変を
行なうようにした点に特徴を有するものである。
【0016】インピーダンス可変部3においては、スイ
ッチング素子Q1 ,Q2 の直列回路と並列に接続された
上記抵抗R7 ,R8 の接続点にツェナーダイオードZD
5 を介してトランジスタQ5 のベースが接続してあり、
軽負荷の接続や短絡などの異常時に抵抗R8 の両端電圧
が上昇してツェナーダイオードZD5 のツェナー電圧を
越えたときにトランジスタQ5 がオンする。さらに、ト
ランジスタQ5 のコレクタはトランジスタQ4 のベース
に接続してあって、トランジスタQ5 がオンすることで
トランジスタQ4 がバイアスされてオンする。
【0017】一方、カレントトランスCTの2次巻線n
2 とスイッチング素子Q3 との間には抵抗R2 が挿入さ
れており、通常の状態では、図(a)に示すように、
スイッチング素子Q2 のオン時間t2 とスイッチング素
子Q1 のオン時間t1 とが略同一になるように設定して
いる。そして、この抵抗R2 と並列に接続された抵抗R
3 にトランジスタQ4 と抵抗R4 との直列回路が並列に
接続してある。また、抵抗R2 の一端とスイッチング素
子Q2 の一端との間にトランジスタQ3 が接続してあ
り、このトランジスタQ3 のベースに上記抵抗R3 ,R
4 を並列接続するとともに、ベース・エミッタ間にコン
デンサC5 を接続してある。なお、通常の出力状態にお
いては、抵抗R3 及びコンデンサC5 による時定数があ
るために上記トランジスタQ3 はオフとなる。
【0018】次に、軽負荷や短絡などの異常発生により
チョッパ部1の直流出力が上昇した場合の動作について
説明する。まず、上記のような直流出力の上昇を抵抗R
7 ,R8 の両端電圧の上昇により検出してトランジスタ
5 がオンすれば、それによってトランジスタQ4 がオ
ンし、トランジスタQ4 を介して抵抗R4 に電流が流れ
るため、コンデンサC5 が充電される際の上記時定数が
変化し、トランジスタQ3 がオンする。トランジスタQ
3 がオンすれば、スイッチング素子Q2 の帰還ループに
おける上記インピーダンスが抵抗R2 の抵抗値よりも減
少するから、図(b)に示すように、スイッチング素
子Q2 のオン時間t2 ’は通常状態におけるオン時間t
2 よりも短くなる。ここで、コンデンサC0 の時間当た
りの充電量はスイッチング素子Q2 のオン時間t2 によ
り決まるから、上記のような異常時にスイッチング素子
2 のオン時間を短くすることでコンデンサC0 への充
電量を減少させ、チョッパ部1の直流出力の異常上昇を
抑制することができる。
【0019】本実施例の構成によれば、インバータ装置
に軽負荷が接続されたり、出力端間の短絡等によりチョ
ッパ部1の直流出力が異常に上昇した場合でも、そのよ
うな直流出力の異常上昇を検出し、チョッパ部1とイン
バータ部2とで兼用されるスイッチング素子Q2 への帰
還ループにおけるインピーダンスをインピーダンス可変
部3にて変化させるようにしたから、インピーダンスが
変化することでスイッチング素子Q2 のオン時間t2
通常状態よりも短くなり、これによってチョッパ部1の
直流出力の上昇を抑制でき、比較的に簡易な回路構成に
て異常時の出力上昇を抑えて回路の保護を図ることがで
きる。
【0020】(実施例) 図は本発明の第の実施例の回路図を示すものであ
り、スイッチング素子に電界効果トランジスタQ1 ,Q
2 を用いた点以外は実施例の構成とほぼ共通である。
すなわち、通常状態では兼用側の電界効果トランジスタ
2 のオン時間t2 と、他方の電界効果トランジスタQ
1 のオン時間t1 とはほぼ同一であるが、異常時にはイ
ンピーダンス可変部3のトランジスタQ3 がオンするこ
とで電界効果トランジスタQ2 のゲートに接続された帰
還ループのインピーダンスが変化し、電界効果トランジ
スタQ2 のオン時間t2 ’が通常状態のオン時間t2
りも短くなってチョッパ部1の直流出力の上昇を抑える
ことができる。
【0021】(実施例) 図は本発明の第の実施例の回路図を示すものであ
り、インピーダンス可変部4以外の構成は上記実施例
と共通である。本実施例におけるインピーダンス可変部
4は、チョッパ部1の直流出力を検出する検出部たる抵
抗R9 ,R10及びツェナーダイオードZD6 と、サイリ
スタSCR1 とを備え、異常時の直流出力の上昇により
抵抗R10の両端電圧がツェナーダイオードZD6 のツェ
ナー電圧を越えたときにサイリスタSCR1 のゲートに
トリガ信号が印加されてサイリスタSCR1 がターンオ
ンする。これにより、兼用側のスイッチング素子Q2
停止あるいは間欠的に動作させ、2つのスイッチング素
子Q1 ,Q2 のオン・オフ制御をアンバランスとし、ス
イッチング素子Q2 のオン時間t2 を短くして、異常時
のチョッパ部1の直流出力の上昇を抑えることができ
る。
【0022】(実施例) 図は本発明の第の実施例の回路図を示すものであ
り、基本的な構成については実施例と共通であるの
で、共通する部分には同一の符号を付して説明は省略す
る。本実施例においては、カレントトランスCTの1次
巻線n1 にバラストチョークCH1 とバランサチョーク
CH2 とを直列に接続するとともに、バランサチョーク
CH2 を介してインバータ部2の出力端に2つの放電ラ
ンプLa1 ,La2を並列接続している。さらに、バラ
ストチョークCH1 及びバランサチョークCH2 の2次
側をダイオードD4 ,D5 を介してコンデンサC4 に接
続してある。
【0023】インピーダンス可変部5においては、上記
コンデンサC4 の両端間に抵抗R13と、コンデンサC7
及びトランジスタQ7 の並列回路とを直列に接続してあ
り、さらに、トランジスタQ7 のコレクタにはツェナー
ダイオードZD7 を介してトランジスタQ6 のベースが
接続してある。また、上記トランジスタQ7 のベースに
はトランジスタQ8 のコレクタが接続してあり、このト
ランジスタQ8 のベースにはカレントトランスCTの2
次巻線n2 がダイオードD6 ,抵抗R11,R12の直列回
路に並列に接続してある。
【0024】次に、本実施例の動作について説明する。
まず、2つの放電ランプLa1 ,La2 が正常に点灯し
ている場合には、バラストチョークCH1 の2次出力V
1 と、バランサチョークCH2 の2次出力V2 との間に
は、V2 <V1 の大小関係が成立している。一方、この
ときにはトランジスタQ8 はオン、トランジスタQ7
オフとなっており、コンデンサC7 の両端電圧はツェナ
ーダイオードZD7 のツェナー電圧よりも低くなる。し
たがって、ツェナーダイオードZD7 にベースが接続さ
れたトランジスタQ6 はオフであり、兼用側のスイッチ
ング素子Q2 のオン時間t2 は定常時のオン時間となっ
ている。
【0025】ここで、2つの放電ランプLa1 ,La2
の内の一方が外されたような場合には、負荷における消
費電力が減少するためにバラストチョークCH1 の2次
出力V1 がバランサチョークCH2 の2次出力V2 より
も大きくなる(V1 <V2 )。この結果、インピーダン
ス可変部5のコンデンサC7 の両端電圧が上昇し、ツェ
ナーダイオードZD7 のツェナー電圧を越えることでト
ランジスタQ6 がオンし、兼用側のスイッチング素子Q
2 をオフする。すなわち、一方の放電ランプLa1 (あ
るいはLa2 )が外されたような場合には、インピーダ
ンス可変部5がスイッチング素子Q2 の帰還ループのイ
ンピーダンスを減少させるためにスイッチング素子Q2
のオン時間t2 が短くなり、よって、チョッパ部1の直
流出力の増大が抑制されるのである。なお、このときに
は、残りの放電ランプLa2 (あるいはLa1 )が定常
点灯するだけの出力を与えられるようなオン時間t2
スイッチング素子Q2 をオン・オフするようにしてい
る。また、スイッチング素子Q2 がオフしたときにはカ
レントトランスCTの2次巻線n2 の出力が低下するた
め、トランジスタQ8 がオフとなり、これによってトラ
ンジスタQ7 がオンしてコンデンサC7 の充電電荷を放
電している。
【0026】一方、2つの放電ランプLa1 ,La2
外されたり、インバータ部2の出力端間が短絡する等の
異常時にも、コンデンサC7 の両端電圧が上昇してトラ
ンジスタQ6 がオンし、スイッチング素子Q2 のオン時
間t2 が定常時よりも短くなって、チョッパ部1の直流
出力の増大が抑制できるのである。また、放電ランプL
aのフィラメントの予熱時にはバラストチョークCH1
の2次出力V1 と、バランサチョークCH2 の2次出力
2 とは、ともに定常時よりも大きくなるが、このとき
にもコンデンサC7 の両端電圧が上昇してトランジスタ
6 がオンするから、スイッチング素子Q2 のオン時間
2 を定常時よりも短くして予熱時の電流及び電圧を低
下させ、放電ランプLa1 ,La2 のいわゆる瞬点を防
止している。
【0027】本実施例の構成では、2つの放電ランプL
1 ,La2 に接続されたバラストチョークCH1 及び
バランサチョークCH2 の2次側出力によって、軽負荷
(例えば、放電ランプLa1 ,La2 の一方が外された
状態)や短絡などの異常を検出し、インピーダンス可変
回路4によって兼用のスイッチング素子Q2 に接続され
たインピーダンスを変化させているので、上記のような
異常時にはスイッチング素子Q2 のオン時間t2 が定常
時よりも短くなり、チョッパ部1の直流出力の増大が抑
制されて回路素子や負荷の損傷が防止できる。
【0028】なお、図に示すように、バランサチョー
クCH2 の2次側にチョークコイルL3 とコンデンサC
10とから成るフィルタを接続し、バランサチョークCH
2 の2次側出力に含まれる振動分を除去するようにすれ
ば、異常時の検出精度を上げることができる。また、図
は上記図の構成において、コンデンサCa,Cb、
抵抗Ra,Rb、ダイアックQd等から成る起動回路6
を付加したものであり、この起動回路6は、兼用側の電
界効果トランジスタQ2 のゲートと他方の電界効果トラ
ンジスタQ1 のドレインとの間にダイアックQdと抵抗
Ra,Rbとの直列回路を接続するとともに、電界効果
トランジスタQ1 ,Q2 の直列回路と並列にコンデンサ
Cbを接続し、さらにダイアックQdと並列にコンデン
サCaを接続して構成してある。そして、交流電源AC
の電源が投入されるとコンデンサCa,Cbが充電され
てその両端電圧が上昇するため、ダイアックQdが導通
して兼用側の電界効果トランジスタQ2 にゲート電圧が
印加されてチョッパ部1及びインバータ部2が起動する
のである。
【0029】なお、上記実施例1〜実施例のようにイ
ンバータ部2のスイッチング素子Q1 ,Q2 のオン・オ
フ時間をアンバランスに制御することにより、放電ラン
プLaを負荷とした場合の始動時における回路動作の安
定化が図れることを本発明者は実験により確認した。す
なわち、明確な理由については解明できていないが、放
電ランプLaの始動過程つまり予熱状態から半波点灯を
経由して点灯に移行する過程において、半波点灯の状態
(動作不安定状態)における動作をカレントトランスC
Tのアンバランスな状態における動作を補完するためで
あると考えられる。
【0030】(実施例) 図は本発明の第の実施例を示す回路図であり、基本
的な構成は上記実施例の構成と共通であるので、共通
する部分については同一の符号を付して説明は省略し、
本実施例の特徴となる部分についてのみ説明する。負荷
として放電ランプLaを接続する場合には、放電ランプ
Laのフィラメントの寿命を永らえるため、放電ランプ
Laの始動前にフィラメントに電流を流して予熱する先
行予熱が行なわれるのが一般的である。この場合には、
11に示すように、インバータ部2’における2つの
スイッチング素子Q1 ,Q2 のオン・オフ制御やタイマ
回路等を具備して所定の時間だけ予熱電流を流す予熱制
御を行なう制御回路10を設け、この制御回路10によ
り先行予熱時にスイッチング素子Q1 ,Q2 のスイッチ
ング周波数を大きくしてチョッパ部1の直流出力を低下
させて先行予熱を行なっている。しかしながら、上記の
ように制御回路10を設けることは、予熱時と始動時、
定常時等における制御も複雑になり、コストアップにつ
ながってしまう。
【0031】そこで、本実施例では、チョッパ部1のイ
ンダクタL1 に直列にインダクタL1 ’を接続するとと
もにこのインダクタL1 ’の両端にトランジスタQcの
エミッタ・コレクタを接続し、さらに、トランジスタQ
cのベースにタイマ回路7aを接続して成るインダクタ
ンス可変回路7を具備した点に特徴がある。上記インダ
クタンス可変回路7のトランジスタQcは、定常状態
(放電ランプLaが点灯している状態)ではオンにな
り、予熱時にタイマ回路7aによって所定の予熱時間だ
けオフされる。すなわち、定常状態ではトランジスタQ
cがオンであるためにインダクタL1 ’の両端がトラン
ジスタQcによってバイパスされるため、チョッパ部1
の動作に寄与するのは一方のインダクタL1 のみとな
る。一方、予熱時にはトランジスタQcがオフするため
にインダクタL1 にインダクタL1 が直列接続される。
このため、予熱時にはチョッパ部1の直流出力を定常時
よりも低くすることができる。そして、タイマ回路7a
において所定の予熱時間を限時し、予熱時間経過後にト
ランジスタQcをオンして定常状態に必要なチョッパ部
1の直流出力が得られる。
【0032】本実施例の構成では、予熱時にはインバー
タ部2から予熱電流を供給し、また、インダクタンス可
変回路7により予熱時と定常時とでチョッパ部1におけ
るインダクタンス値を可変するようにしたから、予熱時
に必要な直流出力と定常時に必要な直流出力とを簡易な
構成により得ることができ、予熱のための特別な制御回
路を設けることなく低コストで放電ランプLaのフィラ
メントの予熱を行なうことができる。
【0033】(実施例) 図は本発明の第の実施例を示す回路図であり、基本
的な構成は上記実施例の構成と共通であるので、共通
する部分については同一の符号を付して説明は省略し、
本実施例の特徴となる部分についてのみ説明する。本実
施例では、チョッパ部1のインダクタL1 と直列にサイ
リスタSCR2 を接続するとともにサイリスタSCR2
のゲートにタイマ回路8aを接続し、さらに、サイリス
タSCR2 のカソードと電界効果トランジスタQ1 のド
レインとの間にダイオードD10を逆並列に接続した点に
特徴を有するものである。このタイマ回路8aは、予熱
時にサイリスタSCR2 をターンオフさせてチョッパ部
1の動作を停止させ、予熱時のチョッパ部1の直流出力
が増大しないようにするとともに、予熱時間の限時が終
了すればゲート電圧を印加してサイリスタSCR2 をタ
ーンオンさせてチョッパ部1を動作させるものであり、
上記タイマ回路8aとサイリスタSCR2 とでチョッパ
動作禁止手段8を構成している。なお、チョッパ部1の
動作が停止した場合にはダイオードD10を介して放電ラ
ンプLaに予熱電流が供給される。
【0034】本実施例の構成では、チョッパ動作禁止手
段8によりサイリスタSCR2 をオン・オフ制御して予
熱時にチョッパ部1が動作しないようにしたから、予熱
時に必要な直流出力と定常時に必要な直流出力とを簡易
な構成により得ることができ、予熱のための特別な制御
回路を設けることなく低コストで放電ランプLaのフィ
ラメントの予熱を行なうことができる。
【0035】なお、上記実施例及びにおいては、交
流電源ACの電源投入時の突入電流に対しては、チョッ
パ部1のインダクタL1 が突入電流を阻止するように作
用するため、インバータ部2への突入電流の印加を低く
抑えることができるという利点もある。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明は、直流電源を断続させ
るチョッパ用スイッチング素子を備えたチョッパ部と、
複数のインバータ用スイッチング素子を備えこれらのイ
ンバータ用スイッチング素子を交互にオン・オフさせて
チョッパ部の出力を交番電力に変換して出力するインバ
ータ部と、インバータ部の交番出力を帰還して各インバ
ータ用スイッチング素子をオン・オフ制御する帰還部と
を具備し、チョッパ部のチョッパ用スイッチング素子を
インバータ部の1つのインバータ用スイッチング素子と
兼用して成るインバータ装置において、チョッパ部の直
流出力を検出する検出部と、帰還部から少なくとも1つ
のインバータ用スイッチング素子への交番出力の帰還ル
ープにおけるインピーダンスを可変するインピーダンス
可変部とを備え、インピーダンス可変部は、検出部によ
りチョッパ部の直流出力の上昇を検出した場合に帰還ル
ープのインピーダンスを減少させることでチョッパ用ス
イッチング素子に兼用しているインバータ用スイッチン
グ素子のオン時間を短くしたので、軽負荷が接続された
り、出力端間の短絡等によりチョッパ部の直流出力が異
常に上昇した場合に、そのような直流出力の異常上昇を
検出部により検出し、インピーダンス可変部によりチョ
ッパ用スイッチング素子に兼用しているインバータ用ス
イッチング素子のオン時間を通常状態よりも短くするこ
とによってチョッパ部の直流出力の上昇が抑制でき、比
較的に簡易な回路構成にて異常時の出力上昇を抑えて回
路の保護を図ることができるという効果がある。
【0037】請求項2の発明は、フィラメントを有する
放電灯を負荷とし、放電灯の始動前にフィラメントを先
行予熱するための予熱電流をインバータ部より供給して
成るので、特別に先行予熱用の回路構成を有さずとも予
熱電流をフィラメントに供給 することができ、回路構成
を簡素化できるという効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す回路図である。
【図2】(a)及び(b)は同上の動作を説明するため
の波形図である。
【図3】実施例2を示す回路図である。
【図4】実施例3を示す回路図である。
【図5】実施例4を示す回路図である。
【図6】同上の他の構成を示す回路図である。
【図7】同上のさらに別の構成を示す回路図である。
【図8】実施例を示す回路図である。
【図9】実施例6を示す回路図である。
【図10】従来例を示す回路図である。
【図11】他の従来例を示す回路図である
【符号の説明】
1 チョッパ部 2 インバータ部 Q1,Q2 スイッチング素子 CT カレントトランス n1,n2 2次巻線 La 放電ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清積 克行 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 平伴 喜光 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−198670(JP,A) 特開 平3−276599(JP,A) 特開 平6−267686(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/5383 H02M 7/538

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源を断続させるチョッパ用スイッ
    チング素子を備えたチョッパ部と、複数のインバータ用
    スイッチング素子を備えこれらのインバータ用スイッチ
    ング素子を交互にオン・オフさせてチョッパ部の出力を
    交番電力に変換して出力するインバータ部と、インバー
    タ部の交番出力を帰還して各インバータ用スイッチング
    素子をオン・オフ制御する帰還部とを具備し、チョッパ
    部のチョッパ用スイッチング素子をインバータ部の1つ
    のインバータ用スイッチング素子と兼用して成るインバ
    ータ装置において、チョッパ部の直流出力を検出する検
    出部と、帰還部から少なくとも1つのインバータ用スイ
    ッチング素子への交番出力の帰還ループにおけるインピ
    ーダンスを可変するインピーダンス可変部とを備え、イ
    ンピーダンス可変部は、検出部によりチョッパ部の直流
    出力の上昇を検出した場合に帰還ループのインピーダン
    スを減少させることでチョッパ用スイッチング素子に兼
    用しているインバータ用スイッチング素子のオン時間を
    短くすることを特徴とするインバータ装置。
  2. 【請求項2】 フィラメントを有する放電灯を負荷と
    し、放電灯の始動前にフィラメントを先行予熱するため
    の予熱電流をインバータ部より供給して成ることを特徴
    とする請求項1記載のインバータ装置
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