JP3421802B2 - 電気掃除機における空気吸引調節装置 - Google Patents

電気掃除機における空気吸引調節装置

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敦子 石田
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、家庭用電気掃除機の空
気流管に備える空気吸引調節装置に関し、更に詳しく云
えば、使用者が手に持って使う電気掃除機のホース部分
の改良に関する。 【0002】 【従来技術における課題とその解決手段】従来の家庭用
電気掃除機の構成を、図3によって説明すると、1は電
気掃除機全体であり、1aは掃除機本体で、この中に吸
引モータが設置されている。1bは電源用コード、1c
は蛇腹管、1dは手持ちスイッチ、1eは曲がり管、1
fは延長管、1gは吸引ノズル(吸引末端)で通常、床
面、カーペット上の掃除に装着される。1hは空気蓋。
1iも同様な吸引ノズルであるが、狭い場所の掃除の際
に装着される。後出するが、本発明の装置は1dと1e
の間、図1では、Xで示されている位置に装着されるの
が好適である。 【0003】図3の掃除機にノズル(吸引末端)1gを
装着してカーペット上の掃除をしている場合を取り上げ
ると、カーペットの掃除では、通常は吸引力を上げる為
に、空気蓋1hを閉止して掃除を行う。この場合によく
起こる現象であるが、ノズルがカーペットに吸い付いて
離れない。カーペット面がノズルの吸い込み面を塞いで
しまうのである。しかし空気蓋1hを開いて使用すると
吸引力が不足する。 【0004】この吸い付き現象が起こると、使用者は力
で引き離すか、スイッチ1dを操作して一旦吸引モータ
を停止し、吸い付きを解消する事が必要である。しかし
掃除の中断は好ましくない。この様なトラブルの”救
い”は古くから要望されていた。また掃除機ノズル1g
が捨てられていたポリエチの袋の様な物に当たると、同
様にノズルを塞がれるので、トラブルとなる。 【0005】上記トラブルの解決手段として、一挙に空
気吸引管(流管)を閉止し、外部の空気を取り入れて、
異常吸引負荷を無くす手段が考えられたが、その様な手
段では従来の課題は解決されなかった。即ち、上記した
様にポリエチの袋が原因であった場合は、そのポリエチ
袋を使用者の側へ手繰り寄せて、掃除機では処理出来な
い異物として処理する必要がある。即ち、ノズルに引っ
かかった物を離さず近くへ寄せたいのである。従って、
先ずノズル閉塞物を離さずに寄せる事が出来る様に吸引
力を落とした状態を実現することが必要となる。もし吸
引力を或る程度落とした状態を実現しなければ、モータ
は空回転を続行し、モータの寿命を縮める問題を生ず
る。 【0006】次いで、ノズル閉塞の原因が分かり(例え
ば、上記のカーペット面での吸い付きで、単にノズルを
引き離せばよい場合も同じである)、ノズルを早く離す
為には流管を完全に閉止すると共に、外部空気をノズル
の内側へ送り、吸引負圧を常圧へ回復する必要がある。 【0007】この様な2段階で働くもの、即ち塵埃を
含んだ空気の順調な吸引が止まると、先ず、自動的に流
管側面を少し開いて、ノズルの吸引力を低く保つ様にす
ること、次いで、手動で流管を全部閉止して(障害を
排除し)吸引負圧を早期に回復すること、の2つを実行
し得るものが要望されていた。本発明はこの技術課題に
答えるもので、図1と図2に示す実施例によって、本発
明を説明する。 【0008】 【実施例】図1において、図1Aは、図3のスイッチ1
dの次の位置(図1で”X”で示した位置)に本発明装
置を置いた時を想定した、概念図である。即ち、本発明
装置は断面四角の筒形継ぎ手を中央部分10aとして、
その両端に円筒継ぎ手10bを有する。11は開閉蓋
(11が2つある理由は後出する)、12は開閉蓋の回
動軸(後出)。 【0009】図1Bは、開閉蓋11を回動、停止させる
バネの斜視図であり、12はバネ軸、12a、12bは
バネ枝、12cはワイヤのコイル部分であり、バネ軸1
2をコイル部分12c(2つある)に貫通させて回動可
能とする。12aが開閉蓋の裏面に密着して回動し、1
2bは反撥力を与える。図1Cは中央部分10の側面上
辺に設けた手動リブであるが、説明は後出する。 【0010】図2は、本発明装置の縦断面略図であり、
図2Aは開閉蓋11が流管側面を構成し、通常の空気流
を流管内でつくっている状態を示し、図2Bは開閉蓋が
中途開きで吸引ノズルからの吸引と外部空気の導入の両
方を為している状態を示し、図2Cは開閉蓋が強制的に
押し下げられ、外部空気の導入のみを為し、流管を閉塞
した状態を示す。 【0011】本発明の調節装置10は図1、2に示す様
に、4角柱の中央部分10aの両端に円筒形の継ぎ手部
分10bが付いている形状である。12はスプリングを
代表して示すと共に前記中央部分10aを横断するスプ
リングの回動軸となる。12a、12bは回動軸12か
ら出たスプリング部分であり、このバネ力で12、12
aと一体になっている開閉蓋11は通常は空気流管の側
面の一部となっている(図2A)。 【0012】吸引負荷の変化により(吸引ノズルは図示
では左側遠方にあると想定されている)、回動軸12を
中心に時計方向に少し回動し、半開きの状態となる(図
2B)。次いで傾斜した開閉蓋11を、例えば指で押さ
えて、蓋右端11bを中央部分10aの底面に接触させ
る(図2C)ことが出来る。図1にある2つの符番11
は図2Aと2Cにおける開閉蓋11の位置を示す。 【0013】図2における11aは開閉蓋11の回動支
点12から右側の部分を示し、11bは回動支点12か
ら左側の部分を示す。図示から分かる様に右側部分11
aは左側部分11bより長い。11cは開閉蓋の右端で
爪状にバイアスカットされており、通常時に空気漏れを
防ぐ作用を果たす(図2A)。11dは開閉蓋の左端で
あり、右端と同様に爪状にバイアスカットされており、
その作用は前記11cの場合と同じである。 【0014】図2Aにおけるノブ15は任意の物で、図
2Cに示す強制閉止の際に便利となる。但しノブ15は
図2Aのみで示し、他の図示では省略し、図示の2Cで
は、代わって、指16を示した。図1Cに示すノブ1
7、17aは、ノブの別例で前記中央部分10の側面上
辺に設ける事を想定している。尚、図1、2で示した矢
印は空気の流れを示すものであるが、その意味は自明と
考えて説明を省略した。 【0015】以上の説明では中央部分10は四角断面の
筒形の例であったが、これは断面を円形にし、回動蓋を
それに合わせて楕円形状にする等の変形は可能である
が、これは当業者の設計変更の範囲である。
【図面の簡単な説明】 【図1】 図1は図3のスイッチ1dの次の位置に、本
発明装置をおいた場合を想定した概念図(図1A)、バ
ネの斜視図(図1B)、手動ノブの例示(図1C)を包
含する。 【図2】 図2は本発明装置の働きを示す為の縦断面略
図である。 【図3】 図3は従来の家庭用電気掃除機の構成を示
す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/24

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 電気掃除機の空気流管の途中に設けら
    れ、通常の掃除による順調な吸引状態では外部の空気を
    導入せず、通常の空気流管として働くが、掃除機の吸引
    末端が詰まり、吸引負荷が過大となった場合には、自動
    的に外部空気を吸引するが、吸引末端からの吸引も続行
    する状態をつくり、次いで強制的に空気流管を完全に閉
    止し得る手段を備えた、電気掃除機における継ぎ手管状
    空気吸引調節装置。
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