JP3434201B2 - 燃料タンク - Google Patents
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- JP3434201B2 JP3434201B2 JP11255698A JP11255698A JP3434201B2 JP 3434201 B2 JP3434201 B2 JP 3434201B2 JP 11255698 A JP11255698 A JP 11255698A JP 11255698 A JP11255698 A JP 11255698A JP 3434201 B2 JP3434201 B2 JP 3434201B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料を貯留するた
めの燃料タンクに関し、特に内燃機関の燃料タンクに関
する。
めの燃料タンクに関し、特に内燃機関の燃料タンクに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から内燃機関の燃料タンクでは、貯
留された燃料の蒸発燃料をチャコールキャニスタに一時
的に吸着し、内燃機関の運転時に吸気管の負圧を利用し
て蒸発燃料を吸気管に導入し、燃焼室で燃焼させて処理
する技術が知られている。蒸発燃料は燃料タンク内の燃
料温度が上昇したり、タンク内にガス空間が多く存在し
たり、あるいは揮発性の高い燃料が貯留された場合に多
く発生することが知られている。従って、燃料タンク内
の温度、燃料タンク内のガス空間の容積によっては、蒸
発燃料が多量に発生し、チャコールキャニスタ等の蒸発
燃料処理装置では処理できずに大気に放出されることが
ある。
留された燃料の蒸発燃料をチャコールキャニスタに一時
的に吸着し、内燃機関の運転時に吸気管の負圧を利用し
て蒸発燃料を吸気管に導入し、燃焼室で燃焼させて処理
する技術が知られている。蒸発燃料は燃料タンク内の燃
料温度が上昇したり、タンク内にガス空間が多く存在し
たり、あるいは揮発性の高い燃料が貯留された場合に多
く発生することが知られている。従って、燃料タンク内
の温度、燃料タンク内のガス空間の容積によっては、蒸
発燃料が多量に発生し、チャコールキャニスタ等の蒸発
燃料処理装置では処理できずに大気に放出されることが
ある。
【0003】そこで、燃料タンク内での蒸発燃料の発生
自体を抑制するため、燃料タンク内のガス空間の容積を
低減する技術が、例えば米国特許登録番号361703
4号公報あるいは特開昭56−128221号公報で知
られている。これらに開示された燃料タンクは、容積が
一定の外殻タンクの中に燃料室とタンク内の空気室とを
分離する膜壁(分離部材)が設けられ、この膜壁が燃料
量に応じて伸縮変形することで膜壁が常に燃料液面に密
着し、燃料液面上のガス空間の容積を低減する。この結
果、蒸発燃料の発生が抑制される。
自体を抑制するため、燃料タンク内のガス空間の容積を
低減する技術が、例えば米国特許登録番号361703
4号公報あるいは特開昭56−128221号公報で知
られている。これらに開示された燃料タンクは、容積が
一定の外殻タンクの中に燃料室とタンク内の空気室とを
分離する膜壁(分離部材)が設けられ、この膜壁が燃料
量に応じて伸縮変形することで膜壁が常に燃料液面に密
着し、燃料液面上のガス空間の容積を低減する。この結
果、蒸発燃料の発生が抑制される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に燃料
室には燃料を供給するための燃料注入管や、燃料室内の
蒸発燃料をキャニスタに導くためのベーパ通路、燃料室
内への燃料の注入性を向上させるためのブリーザライン
等の各種通路が接続されている。これらの各種通路が前
述した伸縮変形可能な膜壁に接続されている場合、燃料
が減少すると、膜壁より剛性が大きい各種通路の開口部
が膜壁の内壁に当接する。当接した状態で燃料の移動
(燃料揺れ)及び燃料消費による膜壁の変形が進むと、
膜壁の伸縮変形を阻害したり、膜壁の内壁が摺動で劣化
したり破れが発生する恐れがある。
室には燃料を供給するための燃料注入管や、燃料室内の
蒸発燃料をキャニスタに導くためのベーパ通路、燃料室
内への燃料の注入性を向上させるためのブリーザライン
等の各種通路が接続されている。これらの各種通路が前
述した伸縮変形可能な膜壁に接続されている場合、燃料
が減少すると、膜壁より剛性が大きい各種通路の開口部
が膜壁の内壁に当接する。当接した状態で燃料の移動
(燃料揺れ)及び燃料消費による膜壁の変形が進むと、
膜壁の伸縮変形を阻害したり、膜壁の内壁が摺動で劣化
したり破れが発生する恐れがある。
【0005】また、各種通路は金属製あるいは樹脂性の
固定プレートを介して膜壁に固定されているが、この固
定プレートによる固定強度が大きい場合あるいは固定プ
レート自体の剛性が大きな場合は膜壁の伸縮変形を阻害
したり、固定プレート端部と膜壁の間で剛性の急激な変
化で膜壁に疲労破壊が発生する恐れがある。
固定プレートを介して膜壁に固定されているが、この固
定プレートによる固定強度が大きい場合あるいは固定プ
レート自体の剛性が大きな場合は膜壁の伸縮変形を阻害
したり、固定プレート端部と膜壁の間で剛性の急激な変
化で膜壁に疲労破壊が発生する恐れがある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、膜壁に接続された各種通路の開口部あるいは
各種通路の接続部における固定部材による膜壁の伸縮変
形の阻害を抑制すること及び膜壁の内壁の損傷を抑制す
ることを目的とする。
のであり、膜壁に接続された各種通路の開口部あるいは
各種通路の接続部における固定部材による膜壁の伸縮変
形の阻害を抑制すること及び膜壁の内壁の損傷を抑制す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下のような構成を採用した。すなわち、
本件の第1発明の燃料タンクは、燃料タンクの外殻構造
の中に燃料室と空気室を分離するための膜壁を設けてお
り、燃料室の燃料量に応じて膜壁が変形して燃料室の容
積が変化する燃料タンクにおいて、燃料室と外部を接続
する通路と、この通路の開口部の移動方向に対向する位
置に設けられるとともに燃料の貯留量が減少したときに
通路の開口部を保持する開口部保持手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
決するために以下のような構成を採用した。すなわち、
本件の第1発明の燃料タンクは、燃料タンクの外殻構造
の中に燃料室と空気室を分離するための膜壁を設けてお
り、燃料室の燃料量に応じて膜壁が変形して燃料室の容
積が変化する燃料タンクにおいて、燃料室と外部を接続
する通路と、この通路の開口部の移動方向に対向する位
置に設けられるとともに燃料の貯留量が減少したときに
通路の開口部を保持する開口部保持手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0008】上記燃料タンクは、外殻構造の中に燃料室
と空気室を分離するための膜壁を設けており、燃料の給
油及び消費に伴い燃料残量に応じて燃料室を構成する膜
壁が変形して燃料室の容積が変化する。この燃料タンク
は燃料室に接続する各種通路を介してタンク外部と燃料
や蒸発燃料、空気を出し入れする。燃料室の燃料が減少
すると、燃料室に接続した各種通路の開口部の位置も移
動する。開口部の移動方向は膜壁の変形する方向で決ま
るが、一般に通路の開口部は、膜壁が変形に従って開口
部に対向する燃料室の内壁に接近するように移動する。
内壁に接近した開口部は、移動方向の対向位置に設けら
れた保持手段により内壁上を摺動しないように保持され
るので、内壁の損傷が抑制される。また、開口部が一定
位置に保持されるので、膜壁の他の部分における変形の
自由度が確保される。
と空気室を分離するための膜壁を設けており、燃料の給
油及び消費に伴い燃料残量に応じて燃料室を構成する膜
壁が変形して燃料室の容積が変化する。この燃料タンク
は燃料室に接続する各種通路を介してタンク外部と燃料
や蒸発燃料、空気を出し入れする。燃料室の燃料が減少
すると、燃料室に接続した各種通路の開口部の位置も移
動する。開口部の移動方向は膜壁の変形する方向で決ま
るが、一般に通路の開口部は、膜壁が変形に従って開口
部に対向する燃料室の内壁に接近するように移動する。
内壁に接近した開口部は、移動方向の対向位置に設けら
れた保持手段により内壁上を摺動しないように保持され
るので、内壁の損傷が抑制される。また、開口部が一定
位置に保持されるので、膜壁の他の部分における変形の
自由度が確保される。
【0009】なお、本発明の通路は、燃料を燃料室に導
入する燃料注入通路または燃料室の蒸発燃料を排出する
ベーパ通路または燃料室の燃料を燃料ポンプに送出する
燃料通路が例示される。
入する燃料注入通路または燃料室の蒸発燃料を排出する
ベーパ通路または燃料室の燃料を燃料ポンプに送出する
燃料通路が例示される。
【0010】また、保持手段の具体例として、燃料室内
で互いに対向するように接続された複数の通路の開口部
がある。これらの開口部は、燃料が少なくなったときに
開口部が互いを保持するので、開口部が燃料室内の内壁
を摺動することとが抑制される。また、開口部自体が保
持手段であるので、タンクの構造を簡単にすることがで
きる。
で互いに対向するように接続された複数の通路の開口部
がある。これらの開口部は、燃料が少なくなったときに
開口部が互いを保持するので、開口部が燃料室内の内壁
を摺動することとが抑制される。また、開口部自体が保
持手段であるので、タンクの構造を簡単にすることがで
きる。
【0011】また、本件の第2発明の燃料タンクは、燃
料タンクの外殻構造の中に燃料室と空気室を分離するた
めの膜壁を設けており、燃料室の燃料量に応じて膜壁が
変形して燃料室の容積が変化する燃料タンクにおいて、
前記燃料室に接続される通路と、該通路の開口部を燃料
室の膜壁に接続固定するとともに前記膜壁に対する開口
部の固定強度を開口部から遠ざかるほど固定強度を弱く
する固定部材と、を備えることを特徴とする。
料タンクの外殻構造の中に燃料室と空気室を分離するた
めの膜壁を設けており、燃料室の燃料量に応じて膜壁が
変形して燃料室の容積が変化する燃料タンクにおいて、
前記燃料室に接続される通路と、該通路の開口部を燃料
室の膜壁に接続固定するとともに前記膜壁に対する開口
部の固定強度を開口部から遠ざかるほど固定強度を弱く
する固定部材と、を備えることを特徴とする。
【0012】上記燃料タンクは、燃料タンクの外殻構造
の中に燃料室と空気室を分離するための膜壁を設けてお
り、燃料の給油及び消費に伴い燃料残量に応じて膜壁が
変形して燃料室の容積が変化する。また、この燃料タン
クは燃料室に接続する各種通路を介してタンク外部と燃
料や蒸発燃料、空気を出し入れする。この通路は燃料室
に対して固定部材を利用して接続固定されている。本発
明では、固定部材の固定強度を開口部近傍の固定強度を
強くし、開口部の中心から離れるほど固定強度を弱くし
ている。
の中に燃料室と空気室を分離するための膜壁を設けてお
り、燃料の給油及び消費に伴い燃料残量に応じて膜壁が
変形して燃料室の容積が変化する。また、この燃料タン
クは燃料室に接続する各種通路を介してタンク外部と燃
料や蒸発燃料、空気を出し入れする。この通路は燃料室
に対して固定部材を利用して接続固定されている。本発
明では、固定部材の固定強度を開口部近傍の固定強度を
強くし、開口部の中心から離れるほど固定強度を弱くし
ている。
【0013】この結果、開口部の中心側では膜壁と通路
との接続の強度が確保されると共に、開口部から離れた
位置では膜壁の変形が阻害されない。また、固定部材の
端部において固定強度(剛性)が急激に変化しないの
で、膜壁の疲労破壊が抑制される。なお、最も離れた固
定部材の端部では膜壁の剛性の大きさに近い固定強度に
設定しても良い。
との接続の強度が確保されると共に、開口部から離れた
位置では膜壁の変形が阻害されない。また、固定部材の
端部において固定強度(剛性)が急激に変化しないの
で、膜壁の疲労破壊が抑制される。なお、最も離れた固
定部材の端部では膜壁の剛性の大きさに近い固定強度に
設定しても良い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる燃料タンク
の実施形態について図面に基づいて説明する。図1は第
1の実施形態であって、本発明における燃料タンクを車
両用内燃機関の燃料タンクに適用したときの構成を示す
概略構成図である。
の実施形態について図面に基づいて説明する。図1は第
1の実施形態であって、本発明における燃料タンクを車
両用内燃機関の燃料タンクに適用したときの構成を示す
概略構成図である。
【0015】燃料タンク本体は、大別して外殻容器1
と、燃料を貯留するための燃料室としての燃料容器4と
から構成されている。外殻容器は、例えば金属材料また
は合成樹脂材料からなる上側部分2と下側部分3から構
成され、これらのフランジ部2a、3aで互いに気密に
接続される。また、この外殻容器1の中には燃料容器4
が配置され、燃料容器4は外殻容器1の内部空間を燃料
室5と空気室6とに分離する膜壁としての機能を有して
いる。また、燃料容器4は、燃料液面の上方に発生する
蒸発燃料や空気を外部に排出して常に燃料で満たされる
ように、形状(容積)が燃料残量に応じて変化する。
と、燃料を貯留するための燃料室としての燃料容器4と
から構成されている。外殻容器は、例えば金属材料また
は合成樹脂材料からなる上側部分2と下側部分3から構
成され、これらのフランジ部2a、3aで互いに気密に
接続される。また、この外殻容器1の中には燃料容器4
が配置され、燃料容器4は外殻容器1の内部空間を燃料
室5と空気室6とに分離する膜壁としての機能を有して
いる。また、燃料容器4は、燃料液面の上方に発生する
蒸発燃料や空気を外部に排出して常に燃料で満たされる
ように、形状(容積)が燃料残量に応じて変化する。
【0016】燃料容器4は、図2(a)の斜視図及び
(b)側面図に示すように、剛性を有するが変形可能な
長方形の上側の膜壁4aと、同様の剛性を有するが変形
可能な長方形の下側の膜壁4bとを備える。上側の膜壁
4aの縁部は、それぞれ対応する下側の膜壁4bの縁部
に側面の膜壁4cを介して連結されている。側面の膜壁
4cは剛性を有するが変形可能な長方形の帯状の部材で
ある。従って、燃料容器4は帯状の側面の膜壁4cを上
側の膜壁4aと下側の膜壁4bとで閉鎖した略平坦な直
方体形状である。
(b)側面図に示すように、剛性を有するが変形可能な
長方形の上側の膜壁4aと、同様の剛性を有するが変形
可能な長方形の下側の膜壁4bとを備える。上側の膜壁
4aの縁部は、それぞれ対応する下側の膜壁4bの縁部
に側面の膜壁4cを介して連結されている。側面の膜壁
4cは剛性を有するが変形可能な長方形の帯状の部材で
ある。従って、燃料容器4は帯状の側面の膜壁4cを上
側の膜壁4aと下側の膜壁4bとで閉鎖した略平坦な直
方体形状である。
【0017】燃料容器4は燃料が供給されると、例えば
図2(b)の側面図に示す状態から図2(c)の側面図
に示すように側面の膜壁4cを変形の基準位置として、
上側の膜壁4a及び下側の膜壁4bが伸張するように変
形して燃料容器内を燃料で満たす。一方、燃料が減少す
ると、上側の膜壁4a及び下側の膜壁4bが収縮するよ
うに変形して、燃料容器4内を燃料で満たす。なお、燃
料容器4が変形する際は、燃料容器内に蒸発燃料や空気
などの空気層が残らないようにするため、後述するベー
パ通路を介して蒸発燃料や空気を燃料容器外に排出し
て、燃料容器内を常に液密に維持している。
図2(b)の側面図に示す状態から図2(c)の側面図
に示すように側面の膜壁4cを変形の基準位置として、
上側の膜壁4a及び下側の膜壁4bが伸張するように変
形して燃料容器内を燃料で満たす。一方、燃料が減少す
ると、上側の膜壁4a及び下側の膜壁4bが収縮するよ
うに変形して、燃料容器4内を燃料で満たす。なお、燃
料容器4が変形する際は、燃料容器内に蒸発燃料や空気
などの空気層が残らないようにするため、後述するベー
パ通路を介して蒸発燃料や空気を燃料容器外に排出し
て、燃料容器内を常に液密に維持している。
【0018】また、図3に示すように上側の膜壁4a、
下側の膜壁4b及び側面の膜壁4cは、コア部分100
の両側に表皮部分102を接着材104を介して接着し
た五層構造を有する。コア部分100はエチレンとビニ
ルとの共重合樹脂またはナイロンで作製され、表皮部分
102は高密度ポリエチレンで作製される。また、本実
施形態の側面の膜壁4cの単位面積当たりの剛性は上側
の膜壁4a及び下側の膜壁4bの単位面積当たりの剛性
より高い。
下側の膜壁4b及び側面の膜壁4cは、コア部分100
の両側に表皮部分102を接着材104を介して接着し
た五層構造を有する。コア部分100はエチレンとビニ
ルとの共重合樹脂またはナイロンで作製され、表皮部分
102は高密度ポリエチレンで作製される。また、本実
施形態の側面の膜壁4cの単位面積当たりの剛性は上側
の膜壁4a及び下側の膜壁4bの単位面積当たりの剛性
より高い。
【0019】図1に戻って説明すると、燃料容器4は外
殻容器1に対して燃料容器下面中央で固定部材7によっ
て固定されている。この固定部材7はシリンダ及びピス
トンから構成されており、燃料容器4の下面が上下方向
に変形できるようにピストンの移動が許容されいる。な
お、本実施形態の燃料タンクが車両用の燃料タンクであ
る場合は、このピストンは外殻容器1から燃料容器4へ
伝達される振動を緩和する機能を有している。
殻容器1に対して燃料容器下面中央で固定部材7によっ
て固定されている。この固定部材7はシリンダ及びピス
トンから構成されており、燃料容器4の下面が上下方向
に変形できるようにピストンの移動が許容されいる。な
お、本実施形態の燃料タンクが車両用の燃料タンクであ
る場合は、このピストンは外殻容器1から燃料容器4へ
伝達される振動を緩和する機能を有している。
【0020】また、外殻容器1と燃料容器4の間の空間
には空気室6が形成されている。この空気室6は、外殻
容器1の上部に設けられた調圧弁8によって燃料タンク
外部の大気圧よりやや高い圧力に設定されている。この
結果、燃料容器内の燃料が消費されると、空気室6の圧
力によって燃料容器4が燃料量に応じた大きさに小さく
変形させられる。また、燃料給油時は、調圧弁8によっ
て空気室6の圧力が大気開放されるので、燃料の給油圧
力によって燃料容器4が燃料量に応じた大きさに大きく
変形させられる。更に、空気室6には燃料容器4の上面
中央における位置または移動量を検出し燃料容器内の燃
料量を算出する燃料ゲージ9が設けられている。燃料ゲ
ージ9は振り子式のゲージであって、振り子の変位角か
ら燃料量を算出する。
には空気室6が形成されている。この空気室6は、外殻
容器1の上部に設けられた調圧弁8によって燃料タンク
外部の大気圧よりやや高い圧力に設定されている。この
結果、燃料容器内の燃料が消費されると、空気室6の圧
力によって燃料容器4が燃料量に応じた大きさに小さく
変形させられる。また、燃料給油時は、調圧弁8によっ
て空気室6の圧力が大気開放されるので、燃料の給油圧
力によって燃料容器4が燃料量に応じた大きさに大きく
変形させられる。更に、空気室6には燃料容器4の上面
中央における位置または移動量を検出し燃料容器内の燃
料量を算出する燃料ゲージ9が設けられている。燃料ゲ
ージ9は振り子式のゲージであって、振り子の変位角か
ら燃料量を算出する。
【0021】図1に示すように、燃料容器4の下面中央
には燃料共通管10が金属材料または合成樹脂材料から
形成される固定プレート12を介して気密に接続されお
り、燃料共通管10の他端は燃料注入管14に接続され
ている。燃料注入管14の上端開口部14aには燃料キ
ャップ16が着脱自在に取り付けられている。上端開口
部14aに隣接する燃料注入管内には、給油時に燃料注
入管14に挿入される給油ノズルの外周面と接触するシ
ール部材18が配置される。一方、燃料共通管10と接
続する燃料注入管の下端開口部14bには逆止弁20が
設けられており、この逆止弁20は給油時、給油燃料の
流れの圧力によって開弁され、また、通常時、燃料が燃
料注入管14の方向へ移動すると閉弁される構造であ
る。燃料共通管10は給油時に燃料注入管14からの燃
料を燃料容器内に供給し、通常時は燃料容器内から燃料
を燃料ポンプ室22に送出する機能を有する。なお、燃
料容器との接続に近い燃料共通管の一部分は、燃料容器
4の変形に追従するように管路が伸縮自在なフレキシブ
ルパイプで構成されている。
には燃料共通管10が金属材料または合成樹脂材料から
形成される固定プレート12を介して気密に接続されお
り、燃料共通管10の他端は燃料注入管14に接続され
ている。燃料注入管14の上端開口部14aには燃料キ
ャップ16が着脱自在に取り付けられている。上端開口
部14aに隣接する燃料注入管内には、給油時に燃料注
入管14に挿入される給油ノズルの外周面と接触するシ
ール部材18が配置される。一方、燃料共通管10と接
続する燃料注入管の下端開口部14bには逆止弁20が
設けられており、この逆止弁20は給油時、給油燃料の
流れの圧力によって開弁され、また、通常時、燃料が燃
料注入管14の方向へ移動すると閉弁される構造であ
る。燃料共通管10は給油時に燃料注入管14からの燃
料を燃料容器内に供給し、通常時は燃料容器内から燃料
を燃料ポンプ室22に送出する機能を有する。なお、燃
料容器との接続に近い燃料共通管の一部分は、燃料容器
4の変形に追従するように管路が伸縮自在なフレキシブ
ルパイプで構成されている。
【0022】燃料共通管10の他端には燃料ポンプ室2
2が接続されている。燃料ポンプ室内には燃料ポンプ2
4と、燃圧レギュレータ26、燃料フィルタ28が配置
されている。燃料容器内の燃料は、燃料共通管10を介
して燃料ポンプ室22に導入され、燃料ポンプ24から
吐出された燃料は燃圧レギュレータ26により調圧さ
れ、燃料供給管30を介して内燃機関50の図示しない
燃料噴射弁に供給される。また、燃料ポンプ室22の上
部は第1ベーパ通路32を介して燃料注入管14の上端
開口部近傍に接続する。この第1ベーパ通路32は燃料
ポンプ室22の蒸発燃料をポンプ室外に送出する機能の
他に、燃料給油時に次第に容積が小さくなるポンプ室液
面の上方空間の気体を燃料注入管14の上端開口部14
aに開放することによって給油性を確保するブリーザ通
路の機能を果たす。また、燃料ポンプ室22と燃料共通
管10の接続位置は、燃料容器4と燃料共通管10の接
続位置よりも低い位置とする。この結果、燃料容器内の
燃料が極めて少なくなっても、燃料を燃料ポンプ室22
に集めることができる。即ち、燃料ポンプ室22は燃料
を一時的に蓄えることができるサブタンクとしての機能
を有する。
2が接続されている。燃料ポンプ室内には燃料ポンプ2
4と、燃圧レギュレータ26、燃料フィルタ28が配置
されている。燃料容器内の燃料は、燃料共通管10を介
して燃料ポンプ室22に導入され、燃料ポンプ24から
吐出された燃料は燃圧レギュレータ26により調圧さ
れ、燃料供給管30を介して内燃機関50の図示しない
燃料噴射弁に供給される。また、燃料ポンプ室22の上
部は第1ベーパ通路32を介して燃料注入管14の上端
開口部近傍に接続する。この第1ベーパ通路32は燃料
ポンプ室22の蒸発燃料をポンプ室外に送出する機能の
他に、燃料給油時に次第に容積が小さくなるポンプ室液
面の上方空間の気体を燃料注入管14の上端開口部14
aに開放することによって給油性を確保するブリーザ通
路の機能を果たす。また、燃料ポンプ室22と燃料共通
管10の接続位置は、燃料容器4と燃料共通管10の接
続位置よりも低い位置とする。この結果、燃料容器内の
燃料が極めて少なくなっても、燃料を燃料ポンプ室22
に集めることができる。即ち、燃料ポンプ室22は燃料
を一時的に蓄えることができるサブタンクとしての機能
を有する。
【0023】燃料注入管14の上端開口部14aの第1
ベーパ通路32の近傍には、燃料注入管内の蒸発燃料を
燃料タンク外部に送出する第2ベーパ通路34が接続さ
れている。この第2ベーパ通路34の他端はチャコール
キャニスタ36に接続されている。チャコールキャニス
タ36は活性炭からなる吸着材38と、内燃機関のエア
クリーナ52と接続する大気通路40と、内燃機関50
の吸気通路54のスロットル弁56の下流と接続するパ
ージ通路42を備えている。大気通路40及びパージ通
路42にはそれぞれ大気制御弁44、パージ制御弁46
が設けられ、それぞれの制御弁の開度は電子制御装置
(ECU)58によって制御される。また、ECU58
は内燃機関の吸気管54に設けられた吸入空気量センサ
60や内燃機関の回転数センサ62、冷却水温センサ6
4等に接続され各種運転状態を検出しており、図示しな
い内燃機関の燃料噴射弁の噴射量を制御している。
ベーパ通路32の近傍には、燃料注入管内の蒸発燃料を
燃料タンク外部に送出する第2ベーパ通路34が接続さ
れている。この第2ベーパ通路34の他端はチャコール
キャニスタ36に接続されている。チャコールキャニス
タ36は活性炭からなる吸着材38と、内燃機関のエア
クリーナ52と接続する大気通路40と、内燃機関50
の吸気通路54のスロットル弁56の下流と接続するパ
ージ通路42を備えている。大気通路40及びパージ通
路42にはそれぞれ大気制御弁44、パージ制御弁46
が設けられ、それぞれの制御弁の開度は電子制御装置
(ECU)58によって制御される。また、ECU58
は内燃機関の吸気管54に設けられた吸入空気量センサ
60や内燃機関の回転数センサ62、冷却水温センサ6
4等に接続され各種運転状態を検出しており、図示しな
い内燃機関の燃料噴射弁の噴射量を制御している。
【0024】大気制御弁44は、通常、開弁されて大気
に開放されており、燃料注入管内の蒸発燃料は第2ベー
パ通路34を介してチャコールキャニスタ36に一時的
に吸着される。チャコールキャニスタ36で吸着された
蒸発燃料は、内燃機関の運転時にパージ制御弁46を制
御して吸気管54に導入され、内燃機関50で燃焼処理
される。
に開放されており、燃料注入管内の蒸発燃料は第2ベー
パ通路34を介してチャコールキャニスタ36に一時的
に吸着される。チャコールキャニスタ36で吸着された
蒸発燃料は、内燃機関の運転時にパージ制御弁46を制
御して吸気管54に導入され、内燃機関50で燃焼処理
される。
【0025】一方、燃料容器4の上面中央には燃料遮断
弁70を介して第3ベーパ通路72が接続されている。
第3ベーパ通路72の他端は燃料注入管14の上端開口
部14aに接続されている。この第3パージ通路72の
うち空気室6に配設されている一部分は燃料容器4の変
形に追従できるように伸縮自在な構成とされている。燃
料遮断弁70は金属材料または合成樹脂材料から形成さ
れる固定プレート74を介して燃料容器4の上部空間に
気密に接続される。本実施形態では燃料遮断弁70の一
部が燃料容器4に突出するように設けられている。燃料
遮断弁70は内部にフロートを備え、燃料容器内の燃料
液面の上部空間に蒸発燃料や空気が存在する場合は、フ
ロートが下降して第3ベーパ通路72との連通を許可
し、上部空間が存在せず燃料容器内が液密とされている
場合にはフロートが上昇して第3ベーパ通路72との連
通を遮断する。
弁70を介して第3ベーパ通路72が接続されている。
第3ベーパ通路72の他端は燃料注入管14の上端開口
部14aに接続されている。この第3パージ通路72の
うち空気室6に配設されている一部分は燃料容器4の変
形に追従できるように伸縮自在な構成とされている。燃
料遮断弁70は金属材料または合成樹脂材料から形成さ
れる固定プレート74を介して燃料容器4の上部空間に
気密に接続される。本実施形態では燃料遮断弁70の一
部が燃料容器4に突出するように設けられている。燃料
遮断弁70は内部にフロートを備え、燃料容器内の燃料
液面の上部空間に蒸発燃料や空気が存在する場合は、フ
ロートが下降して第3ベーパ通路72との連通を許可
し、上部空間が存在せず燃料容器内が液密とされている
場合にはフロートが上昇して第3ベーパ通路72との連
通を遮断する。
【0026】本実施形態では燃料遮断弁70を含む第3
ベーパ通路の開口部71は、前述したように燃料容器上
面の中央部分に接続されているが、この第3ベーパ通路
72の開口部71は、図4(a)に示すように燃料容器
下面中央に接続した燃料共通管10の開口部11と対向
するように配置されている。即ち、第3ベーパ通路72
の開口部71は、燃料容器内の燃料が減少すると、燃料
容器4の下側方向(図4(a)の矢印方向)に移動す
る。この移動方向に燃料共通管10の開口部11が配置
されている。
ベーパ通路の開口部71は、前述したように燃料容器上
面の中央部分に接続されているが、この第3ベーパ通路
72の開口部71は、図4(a)に示すように燃料容器
下面中央に接続した燃料共通管10の開口部11と対向
するように配置されている。即ち、第3ベーパ通路72
の開口部71は、燃料容器内の燃料が減少すると、燃料
容器4の下側方向(図4(a)の矢印方向)に移動す
る。この移動方向に燃料共通管10の開口部11が配置
されている。
【0027】次に本実形態の作用を説明する。燃料給油
時は燃料注入管14に燃料が供給され、逆止弁20が給
油圧力で開弁される。そして、燃料は燃料共通管10を
介して開口部11から燃料容器内に入り込む。このと
き、外殻容器1の空気室6は調圧弁8によって大気に開
放されているので、燃料容器4は給油圧力で膨張変形す
る。また、燃料容器4の上部に一時的に発生する蒸発燃
料及び空気は、燃料遮断弁70から第3ベーパ通路72
に排出される。そして、蒸発燃料及び空気は燃料注入管
14及び第2ベーパ通路34を介してチャコールキャニ
スタ36に送出される。燃料容器上部から蒸発燃料及び
空気が全て排出されると、燃料容器内が液密になり燃料
遮断弁70は閉じられる。
時は燃料注入管14に燃料が供給され、逆止弁20が給
油圧力で開弁される。そして、燃料は燃料共通管10を
介して開口部11から燃料容器内に入り込む。このと
き、外殻容器1の空気室6は調圧弁8によって大気に開
放されているので、燃料容器4は給油圧力で膨張変形す
る。また、燃料容器4の上部に一時的に発生する蒸発燃
料及び空気は、燃料遮断弁70から第3ベーパ通路72
に排出される。そして、蒸発燃料及び空気は燃料注入管
14及び第2ベーパ通路34を介してチャコールキャニ
スタ36に送出される。燃料容器上部から蒸発燃料及び
空気が全て排出されると、燃料容器内が液密になり燃料
遮断弁70は閉じられる。
【0028】一方、燃料消費時は燃料は燃料容器の下面
から燃料共通管10を介して燃料ポンプ室22に送出さ
れ、燃料ポンプ24によって図示されない燃料噴射弁に
送出される。このとき、空気室6は調圧弁8によって大
気圧より少し高い圧力に調圧されているので、図4
(a)に示すように燃料が消費されると燃料容器4は空
気室6から押圧されて、燃料容器内が常に液密になるよ
うに収縮変形する。
から燃料共通管10を介して燃料ポンプ室22に送出さ
れ、燃料ポンプ24によって図示されない燃料噴射弁に
送出される。このとき、空気室6は調圧弁8によって大
気圧より少し高い圧力に調圧されているので、図4
(a)に示すように燃料が消費されると燃料容器4は空
気室6から押圧されて、燃料容器内が常に液密になるよ
うに収縮変形する。
【0029】また、燃料が少量になると、図4(b)に
示すように第3ベーパ通路72の開口部71の突出部
が、燃料容器4の下面に接続する燃料共通管10の開口
部11に入り込み保持される。この結果、第3ベーパ通
路72の開口部71は燃料容器4での水平方向の動きが
規制されるので、燃料容器4の内壁における摺動が抑制
される。更に、開口部71が一定位置に保持されるの
で、燃料容器4の他の部分では燃料の減少に応じて規定
通り変形することができる。
示すように第3ベーパ通路72の開口部71の突出部
が、燃料容器4の下面に接続する燃料共通管10の開口
部11に入り込み保持される。この結果、第3ベーパ通
路72の開口部71は燃料容器4での水平方向の動きが
規制されるので、燃料容器4の内壁における摺動が抑制
される。更に、開口部71が一定位置に保持されるの
で、燃料容器4の他の部分では燃料の減少に応じて規定
通り変形することができる。
【0030】次に、本発明の第2の実施形態を図5に基
づいて説明する。なお、第1の実施形態と同一番号の構
成は説明を省略する。図5は燃料容器4と燃料遮断弁7
0を含む第3ベーパ通路72の接続を示す主要部の拡大
図である。第2の実施形態における保持手段は、図5
(a)に示すように燃料容器4の内壁に設けられた磁性
材料を含む保持部材80である。この保持部材80は燃
料遮断弁70を含む第3ベーパ通路72の開口部71の
移動方向に対向する燃料容器の内壁に設けられている。
また、保持部材80の基材は燃料容器4の内壁と同一剛
性、同一材料から構成されており、基材に磁性材料が含
有されている。この磁性材料の磁力は、燃料給油時の給
油圧力以上であれば開口部71が保持部材80から引き
離される程度の磁力を有している。
づいて説明する。なお、第1の実施形態と同一番号の構
成は説明を省略する。図5は燃料容器4と燃料遮断弁7
0を含む第3ベーパ通路72の接続を示す主要部の拡大
図である。第2の実施形態における保持手段は、図5
(a)に示すように燃料容器4の内壁に設けられた磁性
材料を含む保持部材80である。この保持部材80は燃
料遮断弁70を含む第3ベーパ通路72の開口部71の
移動方向に対向する燃料容器の内壁に設けられている。
また、保持部材80の基材は燃料容器4の内壁と同一剛
性、同一材料から構成されており、基材に磁性材料が含
有されている。この磁性材料の磁力は、燃料給油時の給
油圧力以上であれば開口部71が保持部材80から引き
離される程度の磁力を有している。
【0031】また、燃料遮断弁70や第3ベーパ通路7
2の開口部71が非金属材料で構成されている場合に
は、開口部側に金属材料あるいは磁性材料を追加しても
よい。なお、図5に示す保持部材の代わりに、第1の実
施形態で説明した燃料共通管10の開口部11に磁性材
料を追加しても良い。
2の開口部71が非金属材料で構成されている場合に
は、開口部側に金属材料あるいは磁性材料を追加しても
よい。なお、図5に示す保持部材の代わりに、第1の実
施形態で説明した燃料共通管10の開口部11に磁性材
料を追加しても良い。
【0032】次に、第2実施形態の作用を説明する。こ
こでは第1実施形態と異なる作用のみ説明する。燃料が
供給され燃料容器内が燃料で液密にされると、図5
(a)に示すように燃料遮断弁70が第3ベーパ通路7
2を遮断する。次に燃料が消費されると、燃料容器4が
収縮変形すると共に、第3ベーパ通路72の開口部71
が燃料容器4の下面方向に移動する。燃料が少量になる
と、図5(b)に示すように第3ベーパ通路72の開口
部71は保持部材80の磁力に引っ張られ、保持部材8
0で動きが保持される。この結果、第3ベーパ通路72
の開口部71は燃料容器内での動きが規制されるので、
燃料容器4の内壁における摺動が抑制される。更に、開
口部71が一定位置に保持されるので、燃料容器4の他
の部分では燃料の減少に応じて規定通り変形することが
できる。なお、第3ベーパ通路72の開口部71または
燃料遮断弁70が保持部材80で保持されているとき
は、燃料遮断弁70と燃料室5の連通が確保されるよう
に内壁と燃料遮断弁70の間に隙間を設けるようにして
も良い。
こでは第1実施形態と異なる作用のみ説明する。燃料が
供給され燃料容器内が燃料で液密にされると、図5
(a)に示すように燃料遮断弁70が第3ベーパ通路7
2を遮断する。次に燃料が消費されると、燃料容器4が
収縮変形すると共に、第3ベーパ通路72の開口部71
が燃料容器4の下面方向に移動する。燃料が少量になる
と、図5(b)に示すように第3ベーパ通路72の開口
部71は保持部材80の磁力に引っ張られ、保持部材8
0で動きが保持される。この結果、第3ベーパ通路72
の開口部71は燃料容器内での動きが規制されるので、
燃料容器4の内壁における摺動が抑制される。更に、開
口部71が一定位置に保持されるので、燃料容器4の他
の部分では燃料の減少に応じて規定通り変形することが
できる。なお、第3ベーパ通路72の開口部71または
燃料遮断弁70が保持部材80で保持されているとき
は、燃料遮断弁70と燃料室5の連通が確保されるよう
に内壁と燃料遮断弁70の間に隙間を設けるようにして
も良い。
【0033】次に本件の第2発明について、図1及び図
6から図9に基づいて説明する。第1の実施形態と同一
番号の構成は説明を省略する。図1の説明で前述したよ
うに燃料共通管10及び第3ベーパ通路72は、例えば
金属材料または合成樹脂材料から形成される固定プレー
ト12、74を介して燃料容器4に接続されている。固
定プレート12、74は、接続部における接続剛性を確
保するため、あるいは通路の接続部近傍の応力を分散す
るために燃料容器4の剛性より大きくされている。ま
た、固定プレート12、74は、好ましくは燃料容器4
と同一材料または燃料容器4に溶着可能な類似材料(例
えば、ナイロン多層材)を用いることで、燃料容器の製
造を簡易にすることができる。
6から図9に基づいて説明する。第1の実施形態と同一
番号の構成は説明を省略する。図1の説明で前述したよ
うに燃料共通管10及び第3ベーパ通路72は、例えば
金属材料または合成樹脂材料から形成される固定プレー
ト12、74を介して燃料容器4に接続されている。固
定プレート12、74は、接続部における接続剛性を確
保するため、あるいは通路の接続部近傍の応力を分散す
るために燃料容器4の剛性より大きくされている。ま
た、固定プレート12、74は、好ましくは燃料容器4
と同一材料または燃料容器4に溶着可能な類似材料(例
えば、ナイロン多層材)を用いることで、燃料容器の製
造を簡易にすることができる。
【0034】図6は燃料共通管10と燃料容器4の接続
を示したもので、燃料容器下面から見た平面図である。
燃料共通管10は燃料容器下面に沿って配置され、燃料
容器4の中央で平面視で円形形状の固定プレート12を
介して接続されている。固定プレート12を円形にする
ことで、接続部に集中する応力を均等に分散することが
できる。
を示したもので、燃料容器下面から見た平面図である。
燃料共通管10は燃料容器下面に沿って配置され、燃料
容器4の中央で平面視で円形形状の固定プレート12を
介して接続されている。固定プレート12を円形にする
ことで、接続部に集中する応力を均等に分散することが
できる。
【0035】図7は本件発明の第3の実施形態を示すも
ので、燃料容器4と燃料共通管10の接続部の側面断面
の拡大図である。燃料容器4の下面中央には固定プレー
ト12aを介して燃料共通管10が接続されている。本
実施形態では燃料共通管10の開口部11の中心線を基
準として、固定プレート12aの厚さを中心線側ほど厚
く、タンク外周部方向ほど薄くなるように、階段状に厚
さを変更した形状である。
ので、燃料容器4と燃料共通管10の接続部の側面断面
の拡大図である。燃料容器4の下面中央には固定プレー
ト12aを介して燃料共通管10が接続されている。本
実施形態では燃料共通管10の開口部11の中心線を基
準として、固定プレート12aの厚さを中心線側ほど厚
く、タンク外周部方向ほど薄くなるように、階段状に厚
さを変更した形状である。
【0036】このように固定プレート12aの厚さを変
更することで、中心線側では燃料共通管の接続剛性を確
保すると共に、中心線より遠い固定プレート12aの周
縁部では剛性を小さくして燃料容器4の剛性に近づけて
燃料容器4の変形の阻害を抑制することができる。ま
た、固定プレート12aの周縁部では、燃料容器4と固
定プレート12aの間で剛性が緩やかに変化するので、
応力集中による燃料容器の疲労破壊が抑制される。
更することで、中心線側では燃料共通管の接続剛性を確
保すると共に、中心線より遠い固定プレート12aの周
縁部では剛性を小さくして燃料容器4の剛性に近づけて
燃料容器4の変形の阻害を抑制することができる。ま
た、固定プレート12aの周縁部では、燃料容器4と固
定プレート12aの間で剛性が緩やかに変化するので、
応力集中による燃料容器の疲労破壊が抑制される。
【0037】図8は第4の実施形態に対応した図であ
る。前述の第3の実施形態と異なる点は、固定プレート
の厚さが階段状ではなく、滑らかに変化させた点であ
る。なお、本実施形態の作用及び効果は前述の第3の実
施形態と同様であるが、第3の実施形態に比べて燃料容
器の変形が滑らかになる。
る。前述の第3の実施形態と異なる点は、固定プレート
の厚さが階段状ではなく、滑らかに変化させた点であ
る。なお、本実施形態の作用及び効果は前述の第3の実
施形態と同様であるが、第3の実施形態に比べて燃料容
器の変形が滑らかになる。
【0038】図9は第5の実施形態に対応した図であ
る。前述の第3の実施形態と異なる点は、固定プレート
の厚さが変化させるのではなく、固定プレート自体に変
形量を調整するための溝(変形ビード)を形成した点で
ある。固定プレート12cには変形ビード13が設けら
れている。この変形ビードは13、燃料容器4の変形量
に応じて、溝の大きさ、溝と溝の間隔、溝の数が設定さ
れる。即ち、開口部11の中心線側ほど溝の大きさを小
さく、タンク外周側ほど大きくする。あるいは、中心線
側ほど溝と溝の間隔を広くし、タンク外周側ほど狭くす
る。また、溝の数は、中心線側ほど溝の数を少なくし、
タンク外周側ほど多くする。この他に前記の組み合わせ
でも適宜、調整できる。
る。前述の第3の実施形態と異なる点は、固定プレート
の厚さが変化させるのではなく、固定プレート自体に変
形量を調整するための溝(変形ビード)を形成した点で
ある。固定プレート12cには変形ビード13が設けら
れている。この変形ビードは13、燃料容器4の変形量
に応じて、溝の大きさ、溝と溝の間隔、溝の数が設定さ
れる。即ち、開口部11の中心線側ほど溝の大きさを小
さく、タンク外周側ほど大きくする。あるいは、中心線
側ほど溝と溝の間隔を広くし、タンク外周側ほど狭くす
る。また、溝の数は、中心線側ほど溝の数を少なくし、
タンク外周側ほど多くする。この他に前記の組み合わせ
でも適宜、調整できる。
【0039】本実施形態の作用及び効果は前述の第3の
実施形態と同様であるので説明を省略する。なお、上記
実施形態では溝で調整したが、この他に固定プレートの
材料組成を変更して、開口部の中心線側とタンク外周側
の剛性を調整してもよい。また、燃料共通管10の開口
部11の他に、第3ベーパ通路72の開口部71等の通
路の接続部に適用できる。
実施形態と同様であるので説明を省略する。なお、上記
実施形態では溝で調整したが、この他に固定プレートの
材料組成を変更して、開口部の中心線側とタンク外周側
の剛性を調整してもよい。また、燃料共通管10の開口
部11の他に、第3ベーパ通路72の開口部71等の通
路の接続部に適用できる。
【0040】以上のように燃料室としての燃料容器に接
続する各種通路を説明したが、通路は上記実施例に限定
されない。通路として、上記の燃料共通管、ベーパ通路
の他にポンプへ直接燃料を供給するためのポンプ通路、
蒸発燃料または燃料を直接、内燃機関に供給するための
専用通路であってもよい。また、保持手段として、上記
の他に開口部を引っかける構成、摩擦を付与して移動を
規制する構成であっても良い。
続する各種通路を説明したが、通路は上記実施例に限定
されない。通路として、上記の燃料共通管、ベーパ通路
の他にポンプへ直接燃料を供給するためのポンプ通路、
蒸発燃料または燃料を直接、内燃機関に供給するための
専用通路であってもよい。また、保持手段として、上記
の他に開口部を引っかける構成、摩擦を付与して移動を
規制する構成であっても良い。
【0041】また、燃料室としての燃料容器は、全体が
伸縮変形可能な構成でなくても良い。例えば、燃料液面
に接する部分に伸縮変形可能な分離部材を設け、空気室
と燃料室を分離する燃料タンクに適用することができ
る。この他に空気室に袋状の伸縮変形可能な分離部材を
設け、空気室の容積を燃料残量に応じて変形すること
で、実質的に燃料室の容積を変更する燃料タンクに適用
できる。
伸縮変形可能な構成でなくても良い。例えば、燃料液面
に接する部分に伸縮変形可能な分離部材を設け、空気室
と燃料室を分離する燃料タンクに適用することができ
る。この他に空気室に袋状の伸縮変形可能な分離部材を
設け、空気室の容積を燃料残量に応じて変形すること
で、実質的に燃料室の容積を変更する燃料タンクに適用
できる。
【0042】
【発明の効果】本件の第1発明にかかる燃料タンクによ
れば、燃料室を形成する膜壁を具備し、該膜壁が前記燃
料室内の燃料量に応じて変形可能な燃料タンクにおい
て、燃料室に接続する通路の開口部が移動する方向に対
向した位置で保持されるので、燃料が少ないときに開口
部が燃料室内で当接しながら摺動することが抑制され
る。この結果、膜壁の劣化が抑制される。また、開口部
が保持されるので膜壁の変形が阻害されない。
れば、燃料室を形成する膜壁を具備し、該膜壁が前記燃
料室内の燃料量に応じて変形可能な燃料タンクにおい
て、燃料室に接続する通路の開口部が移動する方向に対
向した位置で保持されるので、燃料が少ないときに開口
部が燃料室内で当接しながら摺動することが抑制され
る。この結果、膜壁の劣化が抑制される。また、開口部
が保持されるので膜壁の変形が阻害されない。
【0043】また、本件の第2発明にかかる燃料タンク
によれば、燃料室を形成する膜壁を具備し、該膜壁が前
記燃料室内の燃料量に応じて変形可能な燃料タンクにお
いて、燃料室に接続する通路の開口部を膜壁に固定する
とともに膜壁に対する開口部の固定強度を開口部から遠
ざかるほど強度を小さく固定するので、開口部への応力
集中が緩和される。また、強度が徐々に小さくなるの
で、膜壁の変形が阻害されない。
によれば、燃料室を形成する膜壁を具備し、該膜壁が前
記燃料室内の燃料量に応じて変形可能な燃料タンクにお
いて、燃料室に接続する通路の開口部を膜壁に固定する
とともに膜壁に対する開口部の固定強度を開口部から遠
ざかるほど強度を小さく固定するので、開口部への応力
集中が緩和される。また、強度が徐々に小さくなるの
で、膜壁の変形が阻害されない。
【図1】本発明にかかる燃料タンクの第1の実施形態の
概略を示す図
概略を示す図
【図2】燃料容器の全体構造を示す図
【図3】燃料容器の材料組成を説明する材料断面図
【図4】第1の実施形態の作用を説明する図
【図5】本発明にかかる燃料タンクの第2の実施形態の
構造及び作用を説明する図
構造及び作用を説明する図
【図6】燃料容器の下面視の構造を説明する図
【図7】本発明にかかる燃料タンクの第3の実施形態の
構造を説明する図
構造を説明する図
【図8】本発明にかかる燃料タンクの第4の実施形態の
構造を説明する図
構造を説明する図
【図9】本発明にかかる燃料タンクの第5の実施形態の
構造を説明する図
構造を説明する図
1・・外殻容器
2・・上側部分
3・・下側部分
4・・燃料容器
5・・燃料室
8・・調圧弁
9・・燃料ゲージ
10・・燃料共通管
11・・開口部
12・・固定プレート
14・・燃料注入管
22・・燃料ポンプ室
32・・第1ベーパ通路
34・・第2ベーパ通路
36・・チャコールキャニスタ
40・・大気通路
42・・パージ通路
44・・大気制御弁
46・・パージ制御弁
58・・ECU
70・・燃料遮断弁
71・・開口部
72・・第3ベーパ通路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 石川 琢也
愛知県豊田市鴻ノ巣町2丁目26番地 堀
江金属工業株式会社内
(72)発明者 粂 直哉
愛知県豊田市鴻ノ巣町2丁目26番地 堀
江金属工業株式会社内
(56)参考文献 特開 昭56−128221(JP,A)
実開 昭51−85116(JP,U)
実開 昭52−53222(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60K 15/00 - 15/077
F02M 37/00
Claims (4)
- 【請求項1】 燃料室を形成し且つ該燃料室内の燃料量
に応じて変形可能な膜壁と、該膜壁に接続された通路と
を具備し、該通路が燃料室へ開口する開口部を備え、前
記通路が燃料室内の燃料量の変化に応じて移動するのに
伴って該通路の前記開口部も移動する燃料タンクにおい
て、 前記通路の開口部の移動方向に対向する位置に設けられ
ると共に燃料室内の燃料量が減少したときに前記通路の
開口部を保持する開口部保持手段とを具備することを特
徴とする燃料タンク。 - 【請求項2】 前記通路が燃料を燃料室に導入する燃料
注入通路または燃料室の蒸発燃料を排出するベーパ通路
または燃料室の燃料を燃料ポンプに送出する燃料通路の
うち少なくとも一つであることを特徴とする請求項1に
記載の燃料タンク。 - 【請求項3】 前記燃料室に複数の通路が接続されてお
り、前記保持手段が燃料室内で対向するように配置され
た通路の開口部であることを特徴とする請求項1に記載
の燃料タンク。 - 【請求項4】 燃料室を形成する隔壁を具備し、該膜壁
が前記燃料室内の燃料量に応じて変形可能な燃料タンク
において、前記燃料室に接続される通路と、該通路の開
口部を燃料室の膜壁に固定するとともに前記膜壁に対す
る開口部の固定強度を開口部から遠ざかるほど強度を弱
くする固定部材と、を備えることを特徴とする燃料タン
ク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11255698A JP3434201B2 (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11255698A JP3434201B2 (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 燃料タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11301289A JPH11301289A (ja) | 1999-11-02 |
| JP3434201B2 true JP3434201B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=14589630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11255698A Expired - Fee Related JP3434201B2 (ja) | 1998-04-22 | 1998-04-22 | 燃料タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3434201B2 (ja) |
-
1998
- 1998-04-22 JP JP11255698A patent/JP3434201B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11301289A (ja) | 1999-11-02 |
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Legal Events
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