JP3442995B2 - 電子部品装置の製造方法と製造装置 - Google Patents
電子部品装置の製造方法と製造装置Info
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- JP3442995B2 JP3442995B2 JP09747098A JP9747098A JP3442995B2 JP 3442995 B2 JP3442995 B2 JP 3442995B2 JP 09747098 A JP09747098 A JP 09747098A JP 9747098 A JP9747098 A JP 9747098A JP 3442995 B2 JP3442995 B2 JP 3442995B2
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- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子部品装置の
製造方法と製造装置に関するものである。
製造方法と製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電子部品の製造工程など
電子部品を取り扱うプロセスでは、当該電子部品の形状
認識や搬送効率向上などのために、電子部品を規則性の
ある方法で配列させることが必要な場合が種々生じる。
例えば、半導体素子をリードフレームにダイボンドする
工程では、粘着性を有するシートに半導体素子を配列、
固定させた上で、半導体素子の良否を認識カメラにより
判定し、良品のみを搬送し、ダイボンディングしてい
た。
電子部品を取り扱うプロセスでは、当該電子部品の形状
認識や搬送効率向上などのために、電子部品を規則性の
ある方法で配列させることが必要な場合が種々生じる。
例えば、半導体素子をリードフレームにダイボンドする
工程では、粘着性を有するシートに半導体素子を配列、
固定させた上で、半導体素子の良否を認識カメラにより
判定し、良品のみを搬送し、ダイボンディングしてい
た。
【0003】従来、電子部品の固定方法としては、例え
ば図6に示すように、例えば、ウェーハリング61によ
って固定された粘着シート32に貼り付けたダインシン
グ後の電子部品1cを、突き上げピン62によって上記
粘着シート32の裏面から突き上げると同時に、吸着コ
レット6により吸着、搬送しリードフレーム8のダイパ
ッド部9にダイボンディングしていた。なお図7は、電
子部品の吸着時の拡大した断面図である。
ば図6に示すように、例えば、ウェーハリング61によ
って固定された粘着シート32に貼り付けたダインシン
グ後の電子部品1cを、突き上げピン62によって上記
粘着シート32の裏面から突き上げると同時に、吸着コ
レット6により吸着、搬送しリードフレーム8のダイパ
ッド部9にダイボンディングしていた。なお図7は、電
子部品の吸着時の拡大した断面図である。
【0004】ところで、周知のように、電子部品や半導
体素子の基材は、通常、例えばシリコン(Si)など、
比較的脆くて強度・剛性も余り高くない材料で構成され
ているので、上記のような突き上げピンを用いて電子部
品を突き上げる場合、その機械的干渉によって電子部品
の機能や形状等が損なわれないように、十分な配慮を払
う必要がある。
体素子の基材は、通常、例えばシリコン(Si)など、
比較的脆くて強度・剛性も余り高くない材料で構成され
ているので、上記のような突き上げピンを用いて電子部
品を突き上げる場合、その機械的干渉によって電子部品
の機能や形状等が損なわれないように、十分な配慮を払
う必要がある。
【0005】また、1枚のウェーハから取れる良品の半
導体素子や、設備に搭載可能なウェーハリングの個数、
また、トレーへの電子部品の収納個数には限界があるの
で、材料供給のタイミングにも作業者の配慮が必要であ
る。このように、電子部品の搬送の観点からは、電子部
品に与える機械的圧力をできるだけ小さくし、かかる力
を無くすることが望ましい。また、材料供給サイクル時
間の観点からは、材料供給の回数が少ないことが望まし
い。
導体素子や、設備に搭載可能なウェーハリングの個数、
また、トレーへの電子部品の収納個数には限界があるの
で、材料供給のタイミングにも作業者の配慮が必要であ
る。このように、電子部品の搬送の観点からは、電子部
品に与える機械的圧力をできるだけ小さくし、かかる力
を無くすることが望ましい。また、材料供給サイクル時
間の観点からは、材料供給の回数が少ないことが望まし
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
従来のウェーハリングによって電子部品を固定するタイ
プの固定装置では、粘着性シートの粘着力の方が、ツー
ル先端のコレットに作用させる真空吸着力よりも強力で
あるために、電子部品の品種別に、電子部品裏面からの
突き上げピンの突き上げ力、突き上げ量、ピンの形状を
調整する必要があり、時間と手間が掛かり生産性が低下
するという問題があった。また、調整が不十分な場合、
突き上げピンにより与える機械的圧力により電子部品が
損傷することもあった。
従来のウェーハリングによって電子部品を固定するタイ
プの固定装置では、粘着性シートの粘着力の方が、ツー
ル先端のコレットに作用させる真空吸着力よりも強力で
あるために、電子部品の品種別に、電子部品裏面からの
突き上げピンの突き上げ力、突き上げ量、ピンの形状を
調整する必要があり、時間と手間が掛かり生産性が低下
するという問題があった。また、調整が不十分な場合、
突き上げピンにより与える機械的圧力により電子部品が
損傷することもあった。
【0007】また、ウェーハの大きさやトレー収納個数
は限定されている場合が多く、設備1台あたりに搭載可
能な電子部品の数も限られているため、作業者は、ウェ
ーハが貼り付けられたリングの供給やトレーの交換を頻
繁に行う必要もあった。したがって、この発明の目的
は、上記技術的課題を解消するためになされたもので、
電子部品に損傷を与えることなく、生産性が向上し、長
時間、材料供給を不要にできる電子部品装置の製造方法
と製造装置を提供することである。
は限定されている場合が多く、設備1台あたりに搭載可
能な電子部品の数も限られているため、作業者は、ウェ
ーハが貼り付けられたリングの供給やトレーの交換を頻
繁に行う必要もあった。したがって、この発明の目的
は、上記技術的課題を解消するためになされたもので、
電子部品に損傷を与えることなく、生産性が向上し、長
時間、材料供給を不要にできる電子部品装置の製造方法
と製造装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
にこの発明の請求項1記載の電子部品装置の製造方法
は、電子部品を平面上に配列させた後、電子部品を吸
着、搬送して中間規正位置あるいは製造工程内に供給す
る電子部品装置の製造方法であって、電子部品の裏面と
接触を保つことによって電子部品の落下および経時的位
置移動を防止し、かつ電子部品を吸着するときの吸着力
よりも小さい粘着力を有するラップフィルムを用意し、
ラップフィルムを複数枚の固定板に固定するとともに水
平軸回りに配設して、ラップフィルム上に電子部品を載
置し、この電子部品をラップフィルムに密着した状態で
吸着するとともに、所定位置の固定板に存在する全ての
電子部品を吸着、搬送した後、他の固定板を所定位置に
回転移動させてこの固定板上の電子部品を吸着、搬送す
ることを特徴とする。
にこの発明の請求項1記載の電子部品装置の製造方法
は、電子部品を平面上に配列させた後、電子部品を吸
着、搬送して中間規正位置あるいは製造工程内に供給す
る電子部品装置の製造方法であって、電子部品の裏面と
接触を保つことによって電子部品の落下および経時的位
置移動を防止し、かつ電子部品を吸着するときの吸着力
よりも小さい粘着力を有するラップフィルムを用意し、
ラップフィルムを複数枚の固定板に固定するとともに水
平軸回りに配設して、ラップフィルム上に電子部品を載
置し、この電子部品をラップフィルムに密着した状態で
吸着するとともに、所定位置の固定板に存在する全ての
電子部品を吸着、搬送した後、他の固定板を所定位置に
回転移動させてこの固定板上の電子部品を吸着、搬送す
ることを特徴とする。
【0009】このように、電子部品の裏面と接触を保つ
ことによって電子部品の落下および経時的位置移動を防
止し、かつ電子部品を吸着するときの吸着力よりも小さ
い粘着力を有するラップフィルムを用意し、ラップフィ
ルムを複数枚の固定板に固定するとともに水平軸回りに
配設して、ラップフィルム上に電子部品を載置し、この
電子部品をラップフィルムに密着した状態で吸着すると
ともに、所定位置の固定板に存在する全ての電子部品を
吸着、搬送した後、他の固定板を所定位置に回転移動さ
せてこの固定板上の電子部品を吸着、搬送するので、従
来のように突き上げピンによる突き上げをしなくても吸
着だけで電子部品を中間規正位置あるいは製造工程内に
搬送することができる。このため、電子部品に損傷を与
えることがなく信頼性の向上を図ることができるととも
に、突き上げピンの調整が不要なるので生産性が向上す
る。また、材料供給サイクルを少なくすることができ、
一定時間、電子部品の供給作業が不要となる。
ことによって電子部品の落下および経時的位置移動を防
止し、かつ電子部品を吸着するときの吸着力よりも小さ
い粘着力を有するラップフィルムを用意し、ラップフィ
ルムを複数枚の固定板に固定するとともに水平軸回りに
配設して、ラップフィルム上に電子部品を載置し、この
電子部品をラップフィルムに密着した状態で吸着すると
ともに、所定位置の固定板に存在する全ての電子部品を
吸着、搬送した後、他の固定板を所定位置に回転移動さ
せてこの固定板上の電子部品を吸着、搬送するので、従
来のように突き上げピンによる突き上げをしなくても吸
着だけで電子部品を中間規正位置あるいは製造工程内に
搬送することができる。このため、電子部品に損傷を与
えることがなく信頼性の向上を図ることができるととも
に、突き上げピンの調整が不要なるので生産性が向上す
る。また、材料供給サイクルを少なくすることができ、
一定時間、電子部品の供給作業が不要となる。
【0010】
【0011】
【0012】請求項2記載の電子部品装置の製造装置
は、平面上に配列させた電子部品を吸着、搬送して中間
規正位置あるいは製造工程内に供給する電子部品装置の
製造装置であって、電子部品の裏面と接触を保つことに
よって電子部品の落下および経時的位置移動を防止し、
かつ電子部品を吸着するときの吸着力よりも小さい粘着
力を有するラップフィルムと、回転機構により水平軸回
りに回転可能とした回転台とを有し、ラップフィルムを
固定した複数枚の固定板が回転台に着脱自在に取付けら
れていることを特徴とする。
は、平面上に配列させた電子部品を吸着、搬送して中間
規正位置あるいは製造工程内に供給する電子部品装置の
製造装置であって、電子部品の裏面と接触を保つことに
よって電子部品の落下および経時的位置移動を防止し、
かつ電子部品を吸着するときの吸着力よりも小さい粘着
力を有するラップフィルムと、回転機構により水平軸回
りに回転可能とした回転台とを有し、ラップフィルムを
固定した複数枚の固定板が回転台に着脱自在に取付けら
れていることを特徴とする。
【0013】上記の構成において、電子部品の裏面と接
触を保つことによって前記電子部品の落下および経時的
位置移動を防止し、かつ電子部品を吸着するときの吸着
力よりも小さい粘着力を有するラップフィルムと、回転
機構により水平軸回りに回転可能とした回転台とを有
し、前記ラップフィルムを固定した複数枚の固定板が前
記回転台に着脱自在に取付けられているので、従来のよ
うに突き上げピンによる突き上げをしなくても吸着だけ
で電子部品を中間規正位置あるいは製造工程内に搬送す
ることができる。このため、電子部品に損傷を与えるこ
とがなく信頼性の向上を図ることができるとともに、突
き上げピンの調整が不要なるので生産性が向上する。ま
た、所定位置の固定板に存在する全ての電子部品を吸
着、搬送した後、他の固定板を所定位置に回転移動させ
てこの固定板上の電子部品を吸着、搬送することができ
る。このため、材料供給サイクルを少なくすることがで
き、一定時間、電子部品の供給作業が不要となる。ま
た、電子部品を吸着、搬送している間に、電子部品が存
在しない固定板を取外して、電子部品が存在する固定板
を設置することが可能となるので、材料供給のために設
備の稼働を中断することがなくなる。
触を保つことによって前記電子部品の落下および経時的
位置移動を防止し、かつ電子部品を吸着するときの吸着
力よりも小さい粘着力を有するラップフィルムと、回転
機構により水平軸回りに回転可能とした回転台とを有
し、前記ラップフィルムを固定した複数枚の固定板が前
記回転台に着脱自在に取付けられているので、従来のよ
うに突き上げピンによる突き上げをしなくても吸着だけ
で電子部品を中間規正位置あるいは製造工程内に搬送す
ることができる。このため、電子部品に損傷を与えるこ
とがなく信頼性の向上を図ることができるとともに、突
き上げピンの調整が不要なるので生産性が向上する。ま
た、所定位置の固定板に存在する全ての電子部品を吸
着、搬送した後、他の固定板を所定位置に回転移動させ
てこの固定板上の電子部品を吸着、搬送することができ
る。このため、材料供給サイクルを少なくすることがで
き、一定時間、電子部品の供給作業が不要となる。ま
た、電子部品を吸着、搬送している間に、電子部品が存
在しない固定板を取外して、電子部品が存在する固定板
を設置することが可能となるので、材料供給のために設
備の稼働を中断することがなくなる。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1および図2に基づいて説明する。図1はこの実施の形
態の電子部品装置の製造装置の斜視図、図2は第1の実
施の形態における電子部品吸着時の拡大断面図である。
図1に示すように、この電子部品装置の製造装置は、電
子部品1aを平面上に配列させて載置固定する固定装置
15、および電子部品1aを吸着、搬送して中間規正位
置あるいは製造工程内に供給する供給装置16を備えて
いる。なお、ここで言う電子部品とは、半導体素子など
であるがこれに限られるものではなく、電気的接続によ
り動作するものを対象とし、また製造工程内における電
子部品が接続される対象物は、基板やリードフレーム等
で、特に限定されるものではない。
1および図2に基づいて説明する。図1はこの実施の形
態の電子部品装置の製造装置の斜視図、図2は第1の実
施の形態における電子部品吸着時の拡大断面図である。
図1に示すように、この電子部品装置の製造装置は、電
子部品1aを平面上に配列させて載置固定する固定装置
15、および電子部品1aを吸着、搬送して中間規正位
置あるいは製造工程内に供給する供給装置16を備えて
いる。なお、ここで言う電子部品とは、半導体素子など
であるがこれに限られるものではなく、電気的接続によ
り動作するものを対象とし、また製造工程内における電
子部品が接続される対象物は、基板やリードフレーム等
で、特に限定されるものではない。
【0020】固定装置15では、固定されるべき電子部
品1aが載置されたラップフィルム2が固定板3に固定
され、各固定板3が回転台4に設置されている。ラップ
フィルム2は、電子部品1aの裏面と接触を保つことに
よって電子部品1aの落下および経時的位置移動を防止
するものである。また、固定板3の材質は、電子部品1
aの静電破壊を防止し、電子部品1aに損傷を与えない
ものであれば特に限定されるものではなく、この実施の
形態では例えば導電性アクリル板とした。また、供給装
置16では、ボールねじ11を回転駆動させることによ
り移動可能なコレット6により電子部品1aを吸着、搬
送する。その際、図2に示すように、コレット6の先端
にある吸着パッド21により電子部品1aの表面を真空
吸着力により吸着する。そのため電子部品1aを載置す
る上記ラップフィルム2の材質は、電子部品1aの裏面
との密着力が真空吸着力よりも小さくなり、かつ電子部
品1aがラップフィルム2よりも鉛直下向きに位置して
も少なくとも電子部品1aか離脱しない程度の粘着力を
確保できるものがよい。また、1種類であらゆる電子部
品の形状、大きさに対応可能であることが望ましい。こ
の実施の形態では例えばポリプロピレンとした。
品1aが載置されたラップフィルム2が固定板3に固定
され、各固定板3が回転台4に設置されている。ラップ
フィルム2は、電子部品1aの裏面と接触を保つことに
よって電子部品1aの落下および経時的位置移動を防止
するものである。また、固定板3の材質は、電子部品1
aの静電破壊を防止し、電子部品1aに損傷を与えない
ものであれば特に限定されるものではなく、この実施の
形態では例えば導電性アクリル板とした。また、供給装
置16では、ボールねじ11を回転駆動させることによ
り移動可能なコレット6により電子部品1aを吸着、搬
送する。その際、図2に示すように、コレット6の先端
にある吸着パッド21により電子部品1aの表面を真空
吸着力により吸着する。そのため電子部品1aを載置す
る上記ラップフィルム2の材質は、電子部品1aの裏面
との密着力が真空吸着力よりも小さくなり、かつ電子部
品1aがラップフィルム2よりも鉛直下向きに位置して
も少なくとも電子部品1aか離脱しない程度の粘着力を
確保できるものがよい。また、1種類であらゆる電子部
品の形状、大きさに対応可能であることが望ましい。こ
の実施の形態では例えばポリプロピレンとした。
【0021】図4はこの実施の形態における回転機構を
有する固定装置の断面図である。図1および図4に示す
ように、ラップフィルム2を固定した複数枚の固定板3
が着脱自在に回転台4に取付けられ、かつ回転機構によ
り水平軸回りに回転可能としている。この場合、回転台
4から取外しが可能な固定板3が固定爪41によって固
定され、回転台4は架台43に固定されているブラケッ
ト42により支えられている。また、回転台4は取手1
0を有し、ブラケット42から簡単に取り外すことがで
きる。また、回転機構においては、認識カメラ(図示せ
ず)の判定により回転台4を一定角度(例えば90度)
だけモータ5を用いて回転させることができる。次にこ
の電子部品装置の製造方法について説明する。上記のよ
うにラップフィルム2を複数枚の固定板3に固定すると
ともに水平軸回りに配設して、ラップフィルム2上に電
子部品1aを載置し、この電子部品1aをラップフィル
ム2に密着した状態でコレット6により吸着する。この
とき、固定板3に密着されたラップフィルム2と電子部
品1aの密着力は、真空吸着力よりも小さいので、電子
部品1aの裏面からの突き上げピンの突き上げなどによ
る機械的圧力は不要である。そして、例えば電子部品1
aが半導体素子を対象とする場合は、製造工程内のレー
ル7上にリードフレーム8が送られてきて、コレット6
により電子部品1aを吸着、搬送し、ダイパッド部9上
にダイボンディングする。そして、回転台4に設置され
ている固定板3のうち電子部品1aの表面が鉛直上向き
となる所定位置の固定板3aに存在する電子部品1aが
全て接続されると、認識カメラ、モータ5により他の固
定板3bを所定位置に回転移動させてこの固定板3b上
の電子部品1bを第1の実施の形態と同様にコレット6
を用いて吸着、搬送しダイパッド部9上に接続する。固
定板3b上の電子部品1bを吸着、搬送している間に、
固定板3aを回転台4から取外し、電子部品の存在する
固定板を固定板3aが設置されていた面に設置する。こ
のようにして電子部品の供給と回転台4の駆動を行う。
有する固定装置の断面図である。図1および図4に示す
ように、ラップフィルム2を固定した複数枚の固定板3
が着脱自在に回転台4に取付けられ、かつ回転機構によ
り水平軸回りに回転可能としている。この場合、回転台
4から取外しが可能な固定板3が固定爪41によって固
定され、回転台4は架台43に固定されているブラケッ
ト42により支えられている。また、回転台4は取手1
0を有し、ブラケット42から簡単に取り外すことがで
きる。また、回転機構においては、認識カメラ(図示せ
ず)の判定により回転台4を一定角度(例えば90度)
だけモータ5を用いて回転させることができる。次にこ
の電子部品装置の製造方法について説明する。上記のよ
うにラップフィルム2を複数枚の固定板3に固定すると
ともに水平軸回りに配設して、ラップフィルム2上に電
子部品1aを載置し、この電子部品1aをラップフィル
ム2に密着した状態でコレット6により吸着する。この
とき、固定板3に密着されたラップフィルム2と電子部
品1aの密着力は、真空吸着力よりも小さいので、電子
部品1aの裏面からの突き上げピンの突き上げなどによ
る機械的圧力は不要である。そして、例えば電子部品1
aが半導体素子を対象とする場合は、製造工程内のレー
ル7上にリードフレーム8が送られてきて、コレット6
により電子部品1aを吸着、搬送し、ダイパッド部9上
にダイボンディングする。そして、回転台4に設置され
ている固定板3のうち電子部品1aの表面が鉛直上向き
となる所定位置の固定板3aに存在する電子部品1aが
全て接続されると、認識カメラ、モータ5により他の固
定板3bを所定位置に回転移動させてこの固定板3b上
の電子部品1bを第1の実施の形態と同様にコレット6
を用いて吸着、搬送しダイパッド部9上に接続する。固
定板3b上の電子部品1bを吸着、搬送している間に、
固定板3aを回転台4から取外し、電子部品の存在する
固定板を固定板3aが設置されていた面に設置する。こ
のようにして電子部品の供給と回転台4の駆動を行う。
【0022】以上のようにこの実施の形態によれば、突
き上げピンの突き上げをしなくてもコレット6による真
空吸着力のみで、電子部品1aをコレット6先端に吸着
可能な程度に、電子部品1aが載置されるラップフィル
ム2の粘着力を従来よりも低下させたものを用いている
ので、電子部品1aの裏面からの突き上げピンの突き上
げが不要となり、吸着だけで電子部品1aを中間規正位
置あるいは製造工程内に搬送することができる。このた
め、電子部品1aに損傷を与えることがなく信頼性の向
上を図ることができるとともに、突き上げピンの調整が
不要なるので生産性が向上する。また、複数枚の固定板
3が設置された回転可能な回転台4を用いることで、材
料供給サイクルを少なくすることができ、一定時間、電
子部品の供給作業が不要となる。
き上げピンの突き上げをしなくてもコレット6による真
空吸着力のみで、電子部品1aをコレット6先端に吸着
可能な程度に、電子部品1aが載置されるラップフィル
ム2の粘着力を従来よりも低下させたものを用いている
ので、電子部品1aの裏面からの突き上げピンの突き上
げが不要となり、吸着だけで電子部品1aを中間規正位
置あるいは製造工程内に搬送することができる。このた
め、電子部品1aに損傷を与えることがなく信頼性の向
上を図ることができるとともに、突き上げピンの調整が
不要なるので生産性が向上する。また、複数枚の固定板
3が設置された回転可能な回転台4を用いることで、材
料供給サイクルを少なくすることができ、一定時間、電
子部品の供給作業が不要となる。
【0023】図3は第1の実施の形態の変形例を示して
いる。図3に示すように、ラップフィルム2と固定板3
との間に弾性体31を挟み込み、互いに密着させてい
る。このような構造にすることにより、電子部品1aの
裏面の凹凸部にラップフィルム2がより密着し接着面積
の増大により、電子部品1aが落下し難くなる。弾性体
31の材質は、弾性を有するものであれば特に限定され
るものではなく、この実施の形態では例えばゴムとし
た。その他の構成は、第1の実施の形態と同様であり、
同一部材には同一符号を付してその説明を省略する。
いる。図3に示すように、ラップフィルム2と固定板3
との間に弾性体31を挟み込み、互いに密着させてい
る。このような構造にすることにより、電子部品1aの
裏面の凹凸部にラップフィルム2がより密着し接着面積
の増大により、電子部品1aが落下し難くなる。弾性体
31の材質は、弾性を有するものであれば特に限定され
るものではなく、この実施の形態では例えばゴムとし
た。その他の構成は、第1の実施の形態と同様であり、
同一部材には同一符号を付してその説明を省略する。
【0024】
【0025】
【0026】図5は上記実施の形態に併用される製造装
置を示す概念図である。電子部品装置は半導体デバイス
を例とする。図5において、51は供給リール、52は
ダイボンディング装置、57はワイヤボンディング装
置、53は封止装置、59はゲートカット装置、60は
巻取りリールである。ダイボンディング装置52は、リ
ードフレーム8のダイパッド部へ接着剤を供給して電子
部品である半導体素子をダイパッド部へ固定する。ワイ
ヤボンディング装置57は、電子部品の電極部とインナ
リードを結線する。封止装置53は、ワイヤボンディン
グ後の電子部品を樹脂により封止する。ゲートカット装
置59は、封止時に樹脂供給溝に生成されたゲートを切
断する。54は結合ヒータであり、ダイボンディング装
置においてはペースト硬化あるいは半田冷却に最適な温
度に制御し、ワイヤボンディング装置においてはワイヤ
と電子部品の電極部の最適接合温度に制御している。5
5は前搬送機構、58は後搬送機構である。56はバッ
ファであり、前搬送機構55と後搬送機構58との間で
発生する送り量の差をリードフレーム8がたわむことで
吸収できるようにしたものである。バッファ56のたる
み量はセンサにより検出され、たるみ量が所定の長さに
なると、搬送機構55,58が動作する仕組みになって
いる。
置を示す概念図である。電子部品装置は半導体デバイス
を例とする。図5において、51は供給リール、52は
ダイボンディング装置、57はワイヤボンディング装
置、53は封止装置、59はゲートカット装置、60は
巻取りリールである。ダイボンディング装置52は、リ
ードフレーム8のダイパッド部へ接着剤を供給して電子
部品である半導体素子をダイパッド部へ固定する。ワイ
ヤボンディング装置57は、電子部品の電極部とインナ
リードを結線する。封止装置53は、ワイヤボンディン
グ後の電子部品を樹脂により封止する。ゲートカット装
置59は、封止時に樹脂供給溝に生成されたゲートを切
断する。54は結合ヒータであり、ダイボンディング装
置においてはペースト硬化あるいは半田冷却に最適な温
度に制御し、ワイヤボンディング装置においてはワイヤ
と電子部品の電極部の最適接合温度に制御している。5
5は前搬送機構、58は後搬送機構である。56はバッ
ファであり、前搬送機構55と後搬送機構58との間で
発生する送り量の差をリードフレーム8がたわむことで
吸収できるようにしたものである。バッファ56のたる
み量はセンサにより検出され、たるみ量が所定の長さに
なると、搬送機構55,58が動作する仕組みになって
いる。
【0027】上記の構成された製造装置では、連続した
リードフレーム8が供給リール51に巻き取られ、この
供給リール51からダイボンディング装置52、ワイヤ
ボンディング装置57、封止装置53およびゲートカッ
ト装置59の各装置を通る供給路7(図1)にリードフ
レーム8を供給し、ゲートカット後のリードフレーム8
の不要部分を巻取りリール60に巻き取る。したがっ
て、リードフレーム8が完全に巻き取られるまで設備の
操作や材料供給を必要としないため、設備の長時間無停
止という観点において特に効果がある。
リードフレーム8が供給リール51に巻き取られ、この
供給リール51からダイボンディング装置52、ワイヤ
ボンディング装置57、封止装置53およびゲートカッ
ト装置59の各装置を通る供給路7(図1)にリードフ
レーム8を供給し、ゲートカット後のリードフレーム8
の不要部分を巻取りリール60に巻き取る。したがっ
て、リードフレーム8が完全に巻き取られるまで設備の
操作や材料供給を必要としないため、設備の長時間無停
止という観点において特に効果がある。
【0028】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の電子部品装置
の製造方法によれば、電子部品の裏面と接触を保つこと
によって電子部品の落下および経時的位置移動を防止
し、かつ電子部品を吸着するときの吸着力よりも小さい
粘着力を有するラップフィルムを用意し、このラップフ
ィルムを平面上に固定してその上に電子部品を載置し、
この電子部品をラップフィルムに密着した状態で吸着す
るので、従来のように突き上げピンによる突き上げをし
なくても吸着だけで電子部品を中間規正位置あるいは製
造工程内に搬送することができる。このため、電子部品
に損傷を与えることがなく信頼性の向上を図ることがで
きるとともに、突き上げピンの調整が不要なるので生産
性が向上する。また、ラップフィルムを複数枚の固定板
に固定するとともに水平軸回りに配設し、所定位置の固
定板に存在する全ての電子部品を吸着、搬送した後、他
の固定板を所定位置に回転移動させてこの固定板上の電
子部品を吸着、搬送するので、材料供給サイクルを少な
くすることができ、一定時間、電子部品の供給作業が不
要となる。
の製造方法によれば、電子部品の裏面と接触を保つこと
によって電子部品の落下および経時的位置移動を防止
し、かつ電子部品を吸着するときの吸着力よりも小さい
粘着力を有するラップフィルムを用意し、このラップフ
ィルムを平面上に固定してその上に電子部品を載置し、
この電子部品をラップフィルムに密着した状態で吸着す
るので、従来のように突き上げピンによる突き上げをし
なくても吸着だけで電子部品を中間規正位置あるいは製
造工程内に搬送することができる。このため、電子部品
に損傷を与えることがなく信頼性の向上を図ることがで
きるとともに、突き上げピンの調整が不要なるので生産
性が向上する。また、ラップフィルムを複数枚の固定板
に固定するとともに水平軸回りに配設し、所定位置の固
定板に存在する全ての電子部品を吸着、搬送した後、他
の固定板を所定位置に回転移動させてこの固定板上の電
子部品を吸着、搬送するので、材料供給サイクルを少な
くすることができ、一定時間、電子部品の供給作業が不
要となる。
【0029】
【0030】
【0031】この発明の請求項2記載の電子部品装置の
製造装置によれば、電子部品はラップフィルム上に載置
され、このラップフィルムは電子部品の裏面と接触を保
つことによって電子部品の落下および経時的位置移動を
防止し、かつ電子部品を吸着するときの吸着力よりも小
さい粘着力を有するので、従来のように突き上げピンに
よる突き上げをしなくても吸着だけで電子部品を中間規
正位置あるいは製造工程内に搬送することができる。こ
のため、電子部品に損傷を与えることがなく信頼性の向
上を図ることができるとともに、突き上げピンの調整が
不要なるので生産性が向上する。また、所定位置の固定
板に存在する全ての電子部品を吸着、搬送した後、他の
固定板を所定位置に回転移動させてこの固定板上の電子
部品を吸着、搬送することができる。このため、材料供
給サイクルを少なくすることができ、一定時間、電子部
品の供給作業が不要となる。また、電子部品を吸着、搬
送している間に、電子部品が存在しない固定板を取外し
て、電子部品が存在する固定板を設置することが可能と
なるので、材料供給のために設備の稼働を中断すること
がなくなる。
製造装置によれば、電子部品はラップフィルム上に載置
され、このラップフィルムは電子部品の裏面と接触を保
つことによって電子部品の落下および経時的位置移動を
防止し、かつ電子部品を吸着するときの吸着力よりも小
さい粘着力を有するので、従来のように突き上げピンに
よる突き上げをしなくても吸着だけで電子部品を中間規
正位置あるいは製造工程内に搬送することができる。こ
のため、電子部品に損傷を与えることがなく信頼性の向
上を図ることができるとともに、突き上げピンの調整が
不要なるので生産性が向上する。また、所定位置の固定
板に存在する全ての電子部品を吸着、搬送した後、他の
固定板を所定位置に回転移動させてこの固定板上の電子
部品を吸着、搬送することができる。このため、材料供
給サイクルを少なくすることができ、一定時間、電子部
品の供給作業が不要となる。また、電子部品を吸着、搬
送している間に、電子部品が存在しない固定板を取外し
て、電子部品が存在する固定板を設置することが可能と
なるので、材料供給のために設備の稼働を中断すること
がなくなる。
【0032】
【0033】
【0034】
【図1】この発明の実施の形態の電子部品装置の製造装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態における電子部品
吸着時の拡大断面図である。
吸着時の拡大断面図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態の変形例における
電子部品吸着時の拡大断面図である。
電子部品吸着時の拡大断面図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態における電子部品
の固定装置の正面図である。
の固定装置の正面図である。
【図5】第1の実施の形態に併用される製造装置の概念
図である。
図である。
【図6】従来例における電子部品の供給形態を示す斜視
図である。
図である。
【図7】従来例における電子部品吸着時の拡大断面図で
ある。
ある。
1a,1b,1c 電子部品
2 ラップフィルム
3,3a,3b 固定板
4 回転台
5 モータ
6 ノズル
7 リードフレーム供給路
8 リードフレーム
9 ダイパッド部
10 取手
11 ボールねじ
21 吸着パッド
31 ゴム
41 固定爪
42 ブラケット
43 架台
51 供給リール
60 巻取りリール
52 ダイボンド装置
53 封止装置
54 ヒータ部
55 前搬送機構
56 バッファ
57 ワイヤボンド装置
58 後搬送機構
59 ゲートカット装置
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 村山 次雄
大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工
業株式会社内
(72)発明者 田渕 善一郎
大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工
業株式会社内
(72)発明者 増井 浩司
大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工
業株式会社内
(56)参考文献 特開 平5−293795(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H01L 21/52
Claims (2)
- 【請求項1】 電子部品を平面上に配列させた後、前記
電子部品を吸着、搬送して中間規正位置あるいは製造工
程内に供給する電子部品装置の製造方法であって、前記
電子部品の裏面と接触を保つことによって前記電子部品
の落下および経時的位置移動を防止し、かつ電子部品を
吸着するときの吸着力よりも小さい粘着力を有するラッ
プフィルムを用意し、前記ラップフィルムを複数枚の固
定板に固定するとともに水平軸回りに配設して、前記ラ
ップフィルム上に前記電子部品を載置し、この電子部品
を前記ラップフィルムに密着した状態で吸着するととも
に、所定位置の固定板に存在する全ての電子部品を吸
着、搬送した後、他の固定板を前記所定位置に回転移動
させてこの固定板上の電子部品を吸着、搬送することを
特徴とする電子部品装置の製造方法。 - 【請求項2】 平面上に配列させた電子部品を吸着、搬
送して中間規正位置あるいは製造工程内に供給する電子
部品装置の製造装置であって、前記電子部品の裏面と接
触を保つことによって前記電子部品の落下および経時的
位置移動を防止し、かつ電子部品を吸着するときの吸着
力よりも小さい粘着力を有するラップフィルムと、回転
機構により水平軸回りに回転可能とした回転台とを有
し、前記ラップフィルムを固定した複数枚の固定板が前
記回転台に着脱自在に取付けられていることを特徴とす
る電子部品装置の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09747098A JP3442995B2 (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 電子部品装置の製造方法と製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09747098A JP3442995B2 (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 電子部品装置の製造方法と製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11297720A JPH11297720A (ja) | 1999-10-29 |
| JP3442995B2 true JP3442995B2 (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=14193203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09747098A Expired - Fee Related JP3442995B2 (ja) | 1998-04-09 | 1998-04-09 | 電子部品装置の製造方法と製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3442995B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5479546B2 (ja) * | 2012-08-24 | 2014-04-23 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体集積回路装置の製造方法 |
-
1998
- 1998-04-09 JP JP09747098A patent/JP3442995B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11297720A (ja) | 1999-10-29 |
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|---|---|---|---|
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