JP3447785B2 - シマミミズ神経ペプチド - Google Patents

シマミミズ神経ペプチド

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は新規な神経ペプチドに関
し、更に詳細にはシマミミズ(Eisenia foe
tida)から得られる新規なオキシトシン様ペプチド
に関する。 【0002】 【従来の技術】軟体動物や環形動物等の下等動物の神経
系は、高等動物の神経系に較べて単純であるので、神経
系のモデルとして広く研究されている。これらの下等動
物から得られた知見は、少なくともそれが細胞下レベル
の機構に関するものであれば、高等動物の神経系にも一
般化できると考えられている。その際、神経伝達物質の
探索が必要不可欠であり、古典的伝達物質に加えて、ペ
プチド性の伝達物質あるいはニューロモデュレーターの
探索が精力的に行われている。 【0003】例えば、軟体動物であるムラサキイガイ
(Mytilus edulis)から、本発明者等に
より、MIPと称する内因性神経ペプチドが報告されて
いる(特開平1−221392号公報参照)。この他に
も、軟体動物からは、Myomodulin(Crop
per,Tenenbaum,Kolks,Kupfe
rmann,Weiss, Pro.Natl.Aca
d.Sci.USA 84,5483〜5486 19
87)、CARP(Catch−Relaxing P
eptide:平田、久保田、高畠、桑原、宗岡 Br
ain Res.,442 373〜376)等の内因
性神経ペプチドが報告されている。 【0004】一方、環形動物については、ヒルやミミズ
をはじめ多くの動物が神経生物学的な研究に用いられて
いる。またこれらの環形動物の神経系や体組織に含まれ
るペプチド性生理活性物質に関しても、多くの免疫組織
化学的な研究が報告されている。しかしそれらのペプチ
ド性生理活性物質に関しては、物質レベルでの研究は余
り進んでいないのが現状であり、例えば本発明者らによ
って、環形動物のアオゴカイ(Perinereis
vancaurica)から数種の神経ペプチド(第3
1回ペプチド化学討論会・明石市・平成5年10月27
〜29日)および環形動物の近縁種であるユムシ(Ur
echis unicinctus)からALT(アラ
ニルロイシルスレオニン)およびその類縁ペプチド(P
eptide Chemistry 1991,p31
5〜320,1992年)が報告されている程度に過ぎ
ない。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】神経ペプチドの構造−
活性相関、種特異性等の研究のために、さらに多くの神
経ペプチドを見出すことが必要とされている現状に鑑
み、充分に解明されていない環形動物について、新たな
神経ペプチドを単離し、神経ペプチドの発生学上の類似
点を究明する手段を与えると共に、医薬および農薬等へ
の新たなアプローチを与えることが、本発明が解決しよ
うとする課題である。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明者等は、約1kg
のシマミミズから、その消化管に対する自動収縮および
実体顕微鏡下での腎管収縮惹起活性を指標に、シマミミ
ズの内因性神経ペプチドを単離すべく鋭意研究を行い、
次のアミノ酸配列式(1): H−Cys−Phe−Val−Arg−Asn−Cys
−Pro−Thr−Gly−NH (1) (本明細書中において、アミノ酸残基はIUPACおよ
びIUBの定める3文字表記により表記する。式中NH
はC末端がアミド化されていることを示す。)で表さ
れ、1番目のCys残基と6番目のCys残基との間に
ジスルフィド結合を有する新規ペプチドを分離、精製
し、その化学構造を決定すると共に、全合成によりその
構造を確認して、本発明を完成した。 【0007】この新規ペプチドは、シマミミズの消化管
を収縮させる内因性神経ペプチドであり、シマミミズを
原料として、以下の方法により単離・精製することがで
きる。例えば、シマミミズを沸騰水を用いて抽出し、冷
却後遠心分離して粗抽出物を得る。次いでこの粗抽出物
を含水アルコール、例えば50%エタノール水溶液で抽
出する。この抽出工程において抽出効率を高めるため、
抽出溶媒に4%程度の酢酸を加えて酸性下で抽出を行う
ことが好ましい。得られた抽出液は、逆相カートリッジ
(例えばSeppak Vac 12cc:日本ミリポ
ア)に吸着させて、0.1%程度のトリフロロ酢酸(以
下TFAと略す)を含む50%メタノールで溶出してペ
プチド区分を分取し、この画分を、イオン交換クロマト
グラフィー、逆相クロマトグラフィー等に付し、目的と
するペプチドを分離・精製することができる。 【0008】また本発明のペプチドは、分子内に1個の
ジスルフィド結合を有するノナペプチドであるため、通
常のペプチド合成機(例えばアプライドバイオシステム
社製ペプチド合成機431A型)を用いた固相法によ
り、ジスルフィド結合を含まないペプチドを合成し、こ
れをC−18逆相高速液体クロマトグラフィー等に付し
て精製した後、南竹の方法(南竹義春・京都大学薬学博
士論文,1991年)に従ってフェリシアン化カリウム
を用いて酸化することにより、分子内にジスルフィド結
合を導入して製造することができる。 【0009】 【作用】本発明のペプチドは、後記評価例に示すように
シマミミズの消化管を収縮させる内因性神経ペプチドで
あり、また、実体顕微鏡下の観察では、腎管の収縮運動
惹起活性を示した。構造的には、(1)N末端にCys
残基を有する。(2)1番目のCys残基と6番目のC
ys残基との間に分子内にジスルフィド結合を有するノ
ナペプチドである。(3)−Asn−Cys−Pro−
の部分構造を有する。(4)C末端にグリシンアミドの
構造を有する等の点で、オキシトシンと類似性を有する
ことが判明した。これらのことから、本発明のペプチド
は、神経伝達系研究用の試薬としてだけでなく、医薬お
よび農薬等への新たなアプローチを与える有用な試薬と
して利用することができる。 【0010】 【実施例】次に実施例によって本発明をさらに説明する
が、本発明の範囲はこれらのみに限定されるものではな
い。 【0012】実施例1.シマミミズ神経ペプチドの精製 a.粗抽出 シマミミズ約1kg(釣餌業者より購入)を液体窒素中
で急速冷凍した後、粉砕した。これを沸騰している約4
リッターの4%酢酸中で15分間抽出した後、冷却、濾
過して濾液を得た。この濾液に等量のエタノールを加
え、生じた沈澱を約500mlの4%酢酸/エタノール
(1:1)混液でホモジナイズ後、10,000×gで
30分間遠心分離した。上清を集め、残った沈澱を再び
同条件でホモジナイズ後、遠心分離した。2回の操作で
得られた上清を集め、減圧下に約80mlに濃縮した
後、10,000×gで30分間遠心分離して上清を集
めた。 【0013】b.逆相カートリッジへの吸着と溶出 a.で得られた粗抽出液を直列に連結した5個のSep
pak Vac 12ccカートリッジ(C18,2g
・日本ミリポア)に通液した。カートリッジを0.1%
TFA次いで10%メタノール/0.1%TFAで洗浄
した後、保持物質を50%メタノール/0.1%TFA
で溶出し、減圧濃縮後、ミリポアウルトラフリーフィル
ター C3−GV(日本ミリポア)で濾過した。 【0014】c.逆相カラムクロマトグラフィー(1) b.で得られた溶出液を0.1%TFAに溶解し、Ca
pcellPak C18 SG120(資生堂、φ1
0×250mm)を用いたC−18逆相高速液体カラム
クロマトグラフィーに付し、流速1ml/minで、
0.1%TFA(pH2.2)中、120分間で0%か
ら60%のアセトニトリルの直線濃度勾配で溶出した。
2mlづつ分画し、生物検定により、アセトニトリル濃
度12〜15%で溶出された画分を分取した。 【0015】d.陽イオン交換カラムクロマトグラフィ
ー(1) c.で得られた画分をTSKgel SP−5PW(東
ソー、φ7.5×75mm)を用いた陽イオン交換カラ
ムクロマトグラフィーに付し、流速0.5ml/min
で、10mMリン酸緩衝液(pH7.2)中、70分間
で0Mから0.7MのNaClの直線濃度勾配で溶出し
た。1mlずつ分画し、生物検定により、約0.15M
のNaCl濃度で溶出された画分を分取した。 【0016】e.逆相カラムクロマトグラフィー(2) d.で得られた画分をTSKgel ODS80T
(東ソー、φ4.6×150mm)を用いたC−18
逆相高速液体カラムクロマトグラフィーに付し、流速
0.5ml/minで、0.1%TFA(pH2.2)
中、50分間で10%から15%のアセトニトリルの直
線濃度勾配で溶出した。1mlずつ分画し、生物検定に
より、アセトニトリル濃度約13%に相当する画分を分
取した。 【0017】f.陽イオン交換カラムクロマトグラフィ
ー(2) e.で得られた画分をTSKgel SP−5PW(東
ソー、φ7.5×75mm)を用いた陽イオン交換カラ
ムクロマトグラフィーに付し、流速0.5ml/min
で、10mMリン酸緩衝液(pH7.2)中、70分間
で0.1Mから0.35MのNaClの直線濃度勾配で
溶出した。1mlずつ分画し、生物検定により、約0.
12MのNaCl濃度で溶出された画分を分取した。 【0018】g.逆相カラムクロマトグラフィー(3) f.で得られた画分をTSKgel ODS80T
(東ソー、φ4.6×150mm)を用いたC−18
逆相高速液体カラムクロマトグラフィーに付し、流速
0.3ml/minで、13%アセトニトリルを含む
0.1%TFAでイソクラティックに溶出した。 【0019】h.逆相カラムクロマトグラフィー(4) g.で得られた画分をTSKgel ODS80T
(東ソー、φ4.6×150mm)を用いたC−18
逆相高速液体カラムクロマトグラフィーに付し、流速
0.3ml/minで、15%アセトニトリルを含む
0.1%TFAでイソクラティックに溶出した。220
nmの紫外吸収でモニターしながらこの操作を3回繰り
返し、ほぼ単一の紫外吸収ピークを示すまで精製した。 【0020】i.陽イオン交換カラムクロマトグラフィ
ー(3) h.で得られた画分をTSKgel SP−5PW(東
ソー、φ7.5×75mm)を用いた陽イオン交換カラ
ムクロマトグラフィーに付し、流速0.5ml/min
で、10mMリン酸緩衝液(pH7.2)中、70分間
で0.07Mから0.14MのNaClの直線濃度勾配
で溶出した。220nmの紫外吸収モニターでほぼ単一
の紫外吸収ピークを示した。 【0021】j.逆相カラムクロマトグラフィー(5) i.で得られた画分をTSKgel ODS80T
(東ソー、φ4.6×150mm)を用いたC−18
逆相高速液体カラムクロマトグラフィーに付し、流速
0.3ml/minで、15%アセトニトリルを含む
0.1%TFAでイソクラティックに溶出した。本発明
のペプチドは、〔図1〕に示す保持時間約37分に溶出
される220nmの紫外吸収単一ピークを分取すること
により得られた。 【0022】実施例2 シマミミズ神経ペプチドの同定 本発明のペプチドのアミノ酸組成は、Wakopak
WS−PTCカラム(和光純薬)を用いたPTCアミノ
酸分析システムにより〔表1〕のように測定された。 【0023】 【表1】 【0024】また、本発明のペプチドのアミノ酸配列
は、Shimadzu PSQ−1型気相シークエンサ
ー(島津製作所製)による自動エドマン分解により、第
1サイクルおよび第6サイクルを除く全てのアミノ酸配
列が、〔表2〕のように同定された。また、このペプチ
ドを軒原らの方法(軒原ら.Peptide Chem
istry 1990,159〜164頁,1991
年)に従って還元後ピリジルエチル化して同様にアミノ
酸配列を測定したところ、第1および第6サイクルにピ
リジルエチル化システインを検出した。 【0025】 【表2】 【0026】さらに、本発明のペプチドのFAB−MS
スペクトルは、JMSHX−110/110A型FAB
質量分析機(日本電子製)により、(M+H)=99
3.4m/zと測定され、C41641114
(=992.44)の分子式が与えられた。これらの
ことから、本発明のペプチドは、アミノ酸配列式
(1): H−Cys−Phe−Val−Arg−Asn−Cys
−Pro−Thr−Gly−NH (1) (式中NHはC末端がアミド化されていることを示
す。)で表され、1番目のCys残基と6番目のCys
残基との間にジスルフィド結合を有するペプチド(配列
番号1)であることが明らかになった。 【0027】実施例3 固相法によるペプチドの合成 本発明のペプチドの合成は、アプライドバイオシステム
社の全自動ペプチド合成機431A型を用い、Fast
MocTMの固相法により合成した。Fmoc−ami
nomethyl−SAL樹脂(渡辺化学工業製)を担
体として、Fmoc−Arg(Pmc),Fmoc−A
sn(Trt),Fmoc−Cys(Trt),Fmo
c−Gly,Fmoc−Phe,Fmoc−Pro,F
moc−Thr(tBu)およびFmoc−Valを用
いた。(但し、Fmoc=9−Fluorenylme
thoxycarbonyl,SAL=Super A
cid Labile,Pmc=2,2,5,7,8−
Pentamethylchroman−6−sulf
onyl,Trt=Trityl,tBu=t−But
ylを示す。) 【0028】反応終了後、ペプチド樹脂を室温で6.2
5%フェノール/2.1%1,2−エタンジチオール/
4.2%チオアニソール/4.2%水/83.3%TF
A試薬で処理して脱保護および切断を行い、エーテルを
加えてペプチドを沈澱させ、沈澱をエーテルで3回洗浄
した後にTFAに溶解し、再びエーテルで沈澱させてペ
プチドを得た。 【0029】得られたペプチドを、ホープら(Hop
e,Murti,du Vignead.J.Bio
l.Che.,237,1563−1566)の方法
を改良した南竹の方法(南竹義春・京都大学薬学博士論
文,1991年)に従ってフェリシアン化カリウムを用
いて酸化することにより、分子内にジスルフィド結合を
導入した後、C18逆相カラムクロマトグラフィーで精
製した。この精製ペプチドは、〔図2〕のAおよびBに
示すように、実施例1−jに記載の条件下での逆相カラ
ムクロマトグラフィーおよび実施例1−iに記載の条件
下での陽イオン交換カラムクロマトグラフィーにおい
て、保持時間が天然品と全く一致した。また、後述の評
価系において、天然品と全く同一の生理活性を示した。 【0030】評価例1 シマミミズ消化管の収縮活性の
測定 シマミミズ消化管の収縮活性は、クックら(Cook
B.J.et al.Comp.Biochem.Ph
ysiol.,61C:291−295 1978)の
方法に準じて実施した。すなわち、シマミミズの消化管
を摘出し、消化管の部分の両端を木綿の糸でしばり、一
端を試料添加用のチャンバー(容量2ml)に固定し、
他端をトランスデューサーにつないで検定の標本とし
た。検定すべき検体は、リンゲル液(102mMNaC
l,1.6mMKCl,1.8mMCaCl,5mM
Tris−HCl,pH7.5)に溶解して、試料添加
用のチャンバーに添加し、収縮による長さの変化を記録
した。その結果を〔図3〕に示す。本発明のペプチド
は、シマミミズ消化管の自動収縮を増強した。 【0031】評価例2 シマミミズ腎管の収縮運動惹起
活性の観察 シマミミズを腹位にピンで固定して背側から切開し、消
化管を除去した。次いで、体壁筋を腎管が付いたまま5
mm×5mmの大きさに切り取り、小シャーレ(容量約
1.5ml)の底に敷いたゴム板の上にピンで固定し
て、腎管標本を作製した。検定すべき試料はリンゲル液
(組成は前記に同じ)に溶解し、注射針の先からエアレ
ーションしながら実体顕微鏡で腎管の収縮を観察した。
この方法により、本発明のペプチドはシマミミズ腎管の
収縮運動を惹起する活性を有することが明らかとなっ
た。 【0032】 【発明の効果】本発明のシマミミズ神経ペプチドは、シ
マミミズ消化管の自発収縮を増強する他、腎管の収縮運
動を惹起する活性を有する神経ペプチドであり、神経伝
達系を解明するための生化学試薬として有用である。さ
らに本発明のペプチドは、オキシトシンと類似の構造を
有するペプチドであることから、分子レベルでの構造・
活性相関の研究を通じて、医薬および農薬への新たなア
プローチを与えるものである。 【配列表】 【0033】配列番号:1 配列の長さ:9 配列の型:アミノ酸 配列の種類:ペプチド 起源: 生物名:シマミミズ(Eiseinia foetid
a) 配列の特徴: 1−6 E−disulfide−bonds 配列の特徴: 他の特徴:C末端アミド化 存在位置: 特徴を決定した方法:E 配列:
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は、本発明のペプチドの精製の最終段階
(実施例1−j)での逆相クロマトグラフィーのクロマ
トグラムである。本発明のペプチドは、この条件では、
保持時間約37分の箇所に単一ピークとして溶出され
る。 【図2】図2は、天然品(N)および合成品(S)のペ
プチドを、2種類のカラムクロマトグラフィーを用いて
同定したクロマトグラムであり、N+Sは天然品のペプ
チドと合成品のペプチドを混合した試料のクロマトグラ
ムである。図2−Aは、実施例1−jに記載の条件下で
の逆相カラムクロマトグラフィーでのクロマトグラムで
あり、図2−Bは実施例1−iに記載の条件下での陽イ
オン交換カラムクロマトグラフィーでのクロマトグラム
である。この2種類のカラムクロマトグラフィーにおい
て、天然品、合成品および天然品と合成品の混合試料が
同一の保持時間に単一ピークを示すことは、天然品と合
成品とが同一であることを示すものである。 【図3】図3は、実施例1で得られた本発明のペプチド
の100分の1量を評価例1の試料添加用のチャンバー
に加えた時のアオゴカイ消化管の収縮を記載した図面で
ある。図中の上矢印は、試料添加のタイミングを示す。
本発明のペプチドは、アオゴカイ消化管の自発収縮を増
強する。
フロントページの続き (72)発明者 南方 宏之 大阪府三島郡島本町若山台1丁目1番1 号 財団法人サントリー生物有機科学研 究所内 (72)発明者 野本 享資 大阪府三島郡島本町若山台1丁目1番1 号 財団法人サントリー生物有機科学研 究所内 (56)参考文献 J.Biol.Chem.,Vol. 262,No.33(1987)p.15821− 15824 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07K 7/06 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】次のアミノ酸配列式(1): H−Cys−Phe−Val−Arg−Asn−Cys
    −Pro−Thr−Gly−NH (1) (式中、アミノ酸残基はIUPAC及びIUBの定める
    3文字表記により示し、NHはC末端がアミド化され
    ていることを示す。)で表され、1番目のCys残基と
    6番目のCys残基との間にジスルフィド結合を有する
    新規ペプチド。
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