JP3458167B2 - ドラムブレーキ用間隙自動調整装置 - Google Patents
ドラムブレーキ用間隙自動調整装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラムブレーキ用間隙
自動調整装置に関するものである。
自動調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ブレーキシリンダを組立てたり、
分解したりするのに調整ばねを着脱する必要がある。こ
の調整ばねを容易に着脱する目的で実開平6−1873
9号公報が開示されている。これによると、受け片2に
係止される調整ばね3の端部をインサート13に螺合さ
せて結合し、受け片2の孔2aにインサート13を挿入
しスナップリング20で抜け止めして、調整ばね3を受
け片2に取付ける構造とすることにより、調整ばね3の
取り外し、取付けを容易にしたものである。
分解したりするのに調整ばねを着脱する必要がある。こ
の調整ばねを容易に着脱する目的で実開平6−1873
9号公報が開示されている。これによると、受け片2に
係止される調整ばね3の端部をインサート13に螺合さ
せて結合し、受け片2の孔2aにインサート13を挿入
しスナップリング20で抜け止めして、調整ばね3を受
け片2に取付ける構造とすることにより、調整ばね3の
取り外し、取付けを容易にしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、次の
ような問題点がある。 <イ>調整ばね3の両端に装着する一対のインサート1
3、14がそれぞれ必要で、更に左のインサート13は
ボルトを螺入した構造であり、部品点数が多く構造が複
雑である。例えば、ボルト15が受け片2の孔2aから
抜けるのを防止するスナップリング20も必要となる。 <ロ>調整ばね3を設定荷重に調整するのに、ボルト1
5を工具で挟持して回転させる必要があり、この作業が
煩雑となる。 (以上の符号は実開平6−18739号公報の符号を使
用してある。)
ような問題点がある。 <イ>調整ばね3の両端に装着する一対のインサート1
3、14がそれぞれ必要で、更に左のインサート13は
ボルトを螺入した構造であり、部品点数が多く構造が複
雑である。例えば、ボルト15が受け片2の孔2aから
抜けるのを防止するスナップリング20も必要となる。 <ロ>調整ばね3を設定荷重に調整するのに、ボルト1
5を工具で挟持して回転させる必要があり、この作業が
煩雑となる。 (以上の符号は実開平6−18739号公報の符号を使
用してある。)
【0004】
【本発明の目的】本発明は、構造が簡単で、調整ばねの
取付けや取外しが容易なドラムブレーキ用間隙自動調整
装置を提供することにある。
取付けや取外しが容易なドラムブレーキ用間隙自動調整
装置を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、バックプレ
ートに取付けられるシリンダボディと、該シリンダボデ
ィ内に摺動自在に嵌挿されるピストンと、該ピストンに
回転可能に嵌挿しシリンダ外の前端部に調整歯を有する
調整ナットと、該調整ナットに螺合し前端部でブレーキ
シューを支承する調整ボルトと、前記シリンダボディ上
に支軸をもって回転可能に支持されて、前記調整歯を一
方のみに回転可能に係合する調整爪を有する調整レバー
と、前記ピストンと一体的に動くように設けられ後端が
前記調整レバーに係合される連結部材と、該連結部材に
巻着し連結部材と調整レバー間に張設した調整ばねとを
備え、前記調整レバーの回動により前記調整爪で調整歯
を回転させ、前記調整ナットに螺合する調整ボルトが螺
出してシュー間隙を自動調整するドラムブレーキ用間隙
自動調整装置において、前記連結部材は、前記ピストン
に固着した連結板と、この連結板と前記調整レバーの係
合部との間に架設したストラットとから成り、ストラッ
トに巻着した調整ばねを、連結板と調整レバー間に掛け
渡し、前記連結板とストラットの係合位置を中心にし
て、調整レバーに係合したストラットと調整レバーに掛
止した調整ばねとを一体的に回動させたとき、調整ばね
が所定の伸長量になるように前記連結板とストラットの
係合位置および前記連結板と調整ばねの掛止位置を、シ
リンダの外径方向にオフセットさせたことを特徴とす
る、ドラムブレーキ用間隙自動調整装置にある。さらに
本発明は、バックプレートに取付けられるシリンダボデ
ィと、該シリンダボディ内に摺動自在に嵌挿されるピス
トンと、該ピストンに回転可能に嵌挿しシリンダ外の前
端部に調整歯を有する調整ナットと、該調整ナットに螺
合し前端部でブレーキシューを支承する調整ボルトと、
前記シリンダボディ上に支軸をもって回転可能に支持さ
れて、前記調整歯を一方のみに回転可能に係合する調整
爪を有する調整レバーと、前記ピストンと一体的に動く
ように設けられ後端が前記調整レバーに係合される連結
部材と、該連結部材に巻着し連結部材と調整レバー間に
張設した調整ばねとを備え、前記調整レバーの回動によ
り前記調整爪で調整歯を回転させ、前記調整ナットに螺
合する調整ボルトが螺出してシュー間隙を自動調整する
ドラムブレーキ用間隙自動調整装置において、前記連結
部材は、前記 ピストンに固着した連結板と、この連結板
と前記調整レバーの係合部との間に架設したストラット
とから成り、ストラットに巻着した調整ばねを、連結板
と調整レバー間に掛け渡し、前記連結板とストラットの
係合位置を中心にして、調整レバーに係合したストラッ
トと調整レバーに掛止した調整ばねとを一体的に回動さ
せたとき、調整ばねが所定の伸長量になるように前記連
結板とストラットの係合位置および前記連結板と調整ば
ねの掛止位置を、シリンダの外径方向およびシリンダの
軸方向にオフセットさせたことを特徴とする、ドラムブ
レーキ用間隙自動調整装置にある。
ートに取付けられるシリンダボディと、該シリンダボデ
ィ内に摺動自在に嵌挿されるピストンと、該ピストンに
回転可能に嵌挿しシリンダ外の前端部に調整歯を有する
調整ナットと、該調整ナットに螺合し前端部でブレーキ
シューを支承する調整ボルトと、前記シリンダボディ上
に支軸をもって回転可能に支持されて、前記調整歯を一
方のみに回転可能に係合する調整爪を有する調整レバー
と、前記ピストンと一体的に動くように設けられ後端が
前記調整レバーに係合される連結部材と、該連結部材に
巻着し連結部材と調整レバー間に張設した調整ばねとを
備え、前記調整レバーの回動により前記調整爪で調整歯
を回転させ、前記調整ナットに螺合する調整ボルトが螺
出してシュー間隙を自動調整するドラムブレーキ用間隙
自動調整装置において、前記連結部材は、前記ピストン
に固着した連結板と、この連結板と前記調整レバーの係
合部との間に架設したストラットとから成り、ストラッ
トに巻着した調整ばねを、連結板と調整レバー間に掛け
渡し、前記連結板とストラットの係合位置を中心にし
て、調整レバーに係合したストラットと調整レバーに掛
止した調整ばねとを一体的に回動させたとき、調整ばね
が所定の伸長量になるように前記連結板とストラットの
係合位置および前記連結板と調整ばねの掛止位置を、シ
リンダの外径方向にオフセットさせたことを特徴とす
る、ドラムブレーキ用間隙自動調整装置にある。さらに
本発明は、バックプレートに取付けられるシリンダボデ
ィと、該シリンダボディ内に摺動自在に嵌挿されるピス
トンと、該ピストンに回転可能に嵌挿しシリンダ外の前
端部に調整歯を有する調整ナットと、該調整ナットに螺
合し前端部でブレーキシューを支承する調整ボルトと、
前記シリンダボディ上に支軸をもって回転可能に支持さ
れて、前記調整歯を一方のみに回転可能に係合する調整
爪を有する調整レバーと、前記ピストンと一体的に動く
ように設けられ後端が前記調整レバーに係合される連結
部材と、該連結部材に巻着し連結部材と調整レバー間に
張設した調整ばねとを備え、前記調整レバーの回動によ
り前記調整爪で調整歯を回転させ、前記調整ナットに螺
合する調整ボルトが螺出してシュー間隙を自動調整する
ドラムブレーキ用間隙自動調整装置において、前記連結
部材は、前記 ピストンに固着した連結板と、この連結板
と前記調整レバーの係合部との間に架設したストラット
とから成り、ストラットに巻着した調整ばねを、連結板
と調整レバー間に掛け渡し、前記連結板とストラットの
係合位置を中心にして、調整レバーに係合したストラッ
トと調整レバーに掛止した調整ばねとを一体的に回動さ
せたとき、調整ばねが所定の伸長量になるように前記連
結板とストラットの係合位置および前記連結板と調整ば
ねの掛止位置を、シリンダの外径方向およびシリンダの
軸方向にオフセットさせたことを特徴とする、ドラムブ
レーキ用間隙自動調整装置にある。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。 <イ>ドラムブレーキの概要(図5) 本装置は、種々の構造を有するドラムブレーキに適用可
能であるが、例えば、図5のようなデュアル・ツー・リ
ーディング(D2L)型のドラムブレーキに適用した場
合は、一対のブレーキシリンダ10、10をバックプレ
ート20に配置し、ブレーキシリンダ10、10の動作
により、一対のブレーキシュー21、21の間隔を拡
大、又は縮小して、車輪のドラム内周面に対してブレー
キ操作を行うものである。一対のブレーキシュー21、
21は、シューホールドスプリング22、22でバック
プレート20に保持され、シューリターンスプリング2
3、23で間隔が縮小される方向に付勢される。前記ブ
レーキシリンダ10、10にドラムブレーキ用間隙調整
装置を配置して、ブレーキシュー21、21とドラム内
周面の間隙を自動調整する。
る。 <イ>ドラムブレーキの概要(図5) 本装置は、種々の構造を有するドラムブレーキに適用可
能であるが、例えば、図5のようなデュアル・ツー・リ
ーディング(D2L)型のドラムブレーキに適用した場
合は、一対のブレーキシリンダ10、10をバックプレ
ート20に配置し、ブレーキシリンダ10、10の動作
により、一対のブレーキシュー21、21の間隔を拡
大、又は縮小して、車輪のドラム内周面に対してブレー
キ操作を行うものである。一対のブレーキシュー21、
21は、シューホールドスプリング22、22でバック
プレート20に保持され、シューリターンスプリング2
3、23で間隔が縮小される方向に付勢される。前記ブ
レーキシリンダ10、10にドラムブレーキ用間隙調整
装置を配置して、ブレーキシュー21、21とドラム内
周面の間隙を自動調整する。
【0007】<ロ>ピストン、調整ナット、調整ボルト
(図1) ブレーキシリンダ10は、シリンダボディ11が図示し
ない取付ボルトなどでバックプレート20に取付けら
れ、その内部にピストン12が摺動自在に嵌合されてい
る。なお、以下、説明の都合上、ピストン12のブレー
キシリンダ10の外側方向を前部、内部方向を後部とす
る。
(図1) ブレーキシリンダ10は、シリンダボディ11が図示し
ない取付ボルトなどでバックプレート20に取付けら
れ、その内部にピストン12が摺動自在に嵌合されてい
る。なお、以下、説明の都合上、ピストン12のブレー
キシリンダ10の外側方向を前部、内部方向を後部とす
る。
【0008】ピストン12内には、調整ナット30が回
転可能に嵌挿され、更に調整ナット30内には調整ボル
ト31が螺合してある。調整ボルト31の前端部に係合
溝32が形成され、ブレーキシュー21が支承される。
そのため、調整ナット30が回転しても調整ボルト31
の回転が抑制され、調整ナット30に対して調整ボルト
31が螺出したり、螺入したりする。調整ナット30の
前端部でブレーキシリンダ外に調整歯33が一体的に取
り付けられている。一体的に取付ける方法は、溶接、接
着、かしめ、圧入、異形嵌合など種々の方法が可能であ
る。調整歯33が回転すると、調整ナット30が回転
し、回転方向に依存して調整ボルト31が螺出、又は螺
入する。
転可能に嵌挿され、更に調整ナット30内には調整ボル
ト31が螺合してある。調整ボルト31の前端部に係合
溝32が形成され、ブレーキシュー21が支承される。
そのため、調整ナット30が回転しても調整ボルト31
の回転が抑制され、調整ナット30に対して調整ボルト
31が螺出したり、螺入したりする。調整ナット30の
前端部でブレーキシリンダ外に調整歯33が一体的に取
り付けられている。一体的に取付ける方法は、溶接、接
着、かしめ、圧入、異形嵌合など種々の方法が可能であ
る。調整歯33が回転すると、調整ナット30が回転
し、回転方向に依存して調整ボルト31が螺出、又は螺
入する。
【0009】なお、ブレーキシリンダ10には、他にダ
ストブーツ13、14、ワッシャ15、ピストンカップ
16、フィーリングブロック17、ばね18、アンカー
ピストン19などが取り付けられている。
ストブーツ13、14、ワッシャ15、ピストンカップ
16、フィーリングブロック17、ばね18、アンカー
ピストン19などが取り付けられている。
【0010】<ハ>調整レバー、連結部材(図1〜図
4) 調整レバー40は、段付きボルトなどによる支軸44で
シリンダボディ11に回動可能及び揺動可能に取り付け
られている。即ち、調整レバー40が支軸44を支点に
回動できると共に、調整レバー40の端部が上下運動で
きるように支軸44に取り付けられている。調整レバー
40の前端部に調整爪41が設けられ、調整歯33と係
合している。調整爪41の移動により、調整歯33を一
方向にのみ回転させる。
4) 調整レバー40は、段付きボルトなどによる支軸44で
シリンダボディ11に回動可能及び揺動可能に取り付け
られている。即ち、調整レバー40が支軸44を支点に
回動できると共に、調整レバー40の端部が上下運動で
きるように支軸44に取り付けられている。調整レバー
40の前端部に調整爪41が設けられ、調整歯33と係
合している。調整爪41の移動により、調整歯33を一
方向にのみ回転させる。
【0011】連結部材50は、連結板501とストラッ
ト502とから成っている。連結板501はピストン1
2に一体的に取付ける。この一体的に取付ける方法は、
前記調整ナット30の場合と同様に種々の方法が可能で
ある。連結板501は、例えば図4のように円環状の一
部を外径方向へ延長してフック止め51を形成し、その
つけ根部に窓孔52を穿設する。ストラット502は略
矩形状で前端を段付きにして幅を細くして挿入部53と
当面54を形成し、窓孔52に挿入し、当面54で連結
板501に当接する。ストラット502の後端と調整レ
バー40の後部を折曲して形成した係合部42とは、調
整ばね60の付勢力で当接し係合している。調整ばね6
0の前端フック61は連結板501のフック止め51
に、後端フック62は調整レバー40の係合部42に掛
止され、そのコイル部を貫通したストラット502によ
り取付け長さが決められる。連結板501とストラット
502は、別部材で形成できるので、材料取りを向上す
ることができる。
ト502とから成っている。連結板501はピストン1
2に一体的に取付ける。この一体的に取付ける方法は、
前記調整ナット30の場合と同様に種々の方法が可能で
ある。連結板501は、例えば図4のように円環状の一
部を外径方向へ延長してフック止め51を形成し、その
つけ根部に窓孔52を穿設する。ストラット502は略
矩形状で前端を段付きにして幅を細くして挿入部53と
当面54を形成し、窓孔52に挿入し、当面54で連結
板501に当接する。ストラット502の後端と調整レ
バー40の後部を折曲して形成した係合部42とは、調
整ばね60の付勢力で当接し係合している。調整ばね6
0の前端フック61は連結板501のフック止め51
に、後端フック62は調整レバー40の係合部42に掛
止され、そのコイル部を貫通したストラット502によ
り取付け長さが決められる。連結板501とストラット
502は、別部材で形成できるので、材料取りを向上す
ることができる。
【0012】<ニ>調整ばね(図1〜図3)
調整ばね60は、連結板501、ストラット502及び
調整レバー40の係合部42を連結すると共に、調整レ
バー40に力を付与し、調整爪41を調整歯33に当接
する。調整ばね60は、前端フック61を連結板501
の前端部のフック止め51に係止し、後端フック62を
調整レバー40の係合部42に係止し、これらの間に張
設される。
調整レバー40の係合部42を連結すると共に、調整レ
バー40に力を付与し、調整爪41を調整歯33に当接
する。調整ばね60は、前端フック61を連結板501
の前端部のフック止め51に係止し、後端フック62を
調整レバー40の係合部42に係止し、これらの間に張
設される。
【0013】<ホ>調整ばねの取付、取外(図1〜図
2) 調整ばね60を取付ける場合は、調整レバー40に係合
したストラット502と調整ばね60とを一体的に図1
の矢印A方向へ回動させることにより、連結板501に
対するストラット502の係合位置と調整ばね60の掛
止位置とのオフセット分、調整ばね60が伸ばされなが
ら取付けられる。調整ばね60を取外す場合は、図1の
矢印A方向と反対の方向へ回動させることにより、調整
ばね60が縮ませられながら取外される。
2) 調整ばね60を取付ける場合は、調整レバー40に係合
したストラット502と調整ばね60とを一体的に図1
の矢印A方向へ回動させることにより、連結板501に
対するストラット502の係合位置と調整ばね60の掛
止位置とのオフセット分、調整ばね60が伸ばされなが
ら取付けられる。調整ばね60を取外す場合は、図1の
矢印A方向と反対の方向へ回動させることにより、調整
ばね60が縮ませられながら取外される。
【0014】<ヘ>ドラムブレーキ用間隙自動調整装置
の作用(図1〜図3) ピストン12がブレーキシリンダ10から外側に摺動
し、ブレーキシュー21をドラム円周面に拡張すると、
ピストン12に固定された連結部材50も伴って前部方
向に移動し、係合部42を介して調整レバー40の後端
部に力が作用し、調整レバー40は支軸44を軸に右方
向(図3のB方向)に回動する。この回動により、調整
レバー40の調整爪41は調整歯33の山に係合して回
転させる方向に移動する。
の作用(図1〜図3) ピストン12がブレーキシリンダ10から外側に摺動
し、ブレーキシュー21をドラム円周面に拡張すると、
ピストン12に固定された連結部材50も伴って前部方
向に移動し、係合部42を介して調整レバー40の後端
部に力が作用し、調整レバー40は支軸44を軸に右方
向(図3のB方向)に回動する。この回動により、調整
レバー40の調整爪41は調整歯33の山に係合して回
転させる方向に移動する。
【0015】もし、ブレーキシュー21とドラムとの間
隙が大きいと、調整爪41が調整歯33を回転させる。
その結果、調整ボルト31が螺出して、自動的にブレー
キシュー21とドラムとの間隙を少なくするように調整
する。ブレーキが解除されると、ピストン12が元の位
置に戻る際、調整レバー40がB方向と逆に回動して調
整爪41が隣接する調整歯33の山を越えて元の位置に
復帰する。
隙が大きいと、調整爪41が調整歯33を回転させる。
その結果、調整ボルト31が螺出して、自動的にブレー
キシュー21とドラムとの間隙を少なくするように調整
する。ブレーキが解除されると、ピストン12が元の位
置に戻る際、調整レバー40がB方向と逆に回動して調
整爪41が隣接する調整歯33の山を越えて元の位置に
復帰する。
【0016】もし、ブレーキシュー21とドラムの間に
間隙が適当であると、調整爪41が調整歯33の山を越
えないので、調整歯33の回転は起こらない。なお、ピ
ストン12の進出時に調整レバー40の調整爪41で調
整ナット30の調整歯33を回転させて自動調整する場
合を説明してあるが、ピストン12の後退時に同様の自
動調整を行うものでもよい。
間隙が適当であると、調整爪41が調整歯33の山を越
えないので、調整歯33の回転は起こらない。なお、ピ
ストン12の進出時に調整レバー40の調整爪41で調
整ナット30の調整歯33を回転させて自動調整する場
合を説明してあるが、ピストン12の後退時に同様の自
動調整を行うものでもよい。
【0017】ピストン12に高液圧が加わったり、ブレ
ーキシュー21からの反力により所定より大きなスラス
ト力が働くと、調整ナット30を回転させるためのトル
クが大きくなり、調整ばね60の付勢力で調整レバー4
0を回動させて調整ナット30の調整歯33を回転でき
ない。この時ピストン12及び連結部材50は進出する
が、調整レバー40は回動しないため、ストラット50
2の後端と調整レバー40の係合部42が離間する。こ
れは高液圧時やブレーキ負荷の大きい時に間隔自動調整
装置を停止させて、過調整を防止するためのものであ
る。
ーキシュー21からの反力により所定より大きなスラス
ト力が働くと、調整ナット30を回転させるためのトル
クが大きくなり、調整ばね60の付勢力で調整レバー4
0を回動させて調整ナット30の調整歯33を回転でき
ない。この時ピストン12及び連結部材50は進出する
が、調整レバー40は回動しないため、ストラット50
2の後端と調整レバー40の係合部42が離間する。こ
れは高液圧時やブレーキ負荷の大きい時に間隔自動調整
装置を停止させて、過調整を防止するためのものであ
る。
【0018】<ト>他の実施例
デュアル・ツー・リーディング(D2L)型の他に、例
えばツー・リーディング(2L)型のドラムブレーキに
も適用できる。この場合、図1の両側開口シリンダのア
ンカーピストンを廃止して片側開口シリンダとすればよ
い。
えばツー・リーディング(2L)型のドラムブレーキに
も適用できる。この場合、図1の両側開口シリンダのア
ンカーピストンを廃止して片側開口シリンダとすればよ
い。
【0019】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を得ることが
できる。 <イ>調整ばねの取付け、取外しが工具を用いずに容易
に行うことができる。 <ロ>調整ばねの取付け、取外しが部品を追加すること
なく、容易に行うことができる。 <ハ>連結部材を連結板とストラットと成すことで、材
料取りが向上し、無駄を省くことができる。
できる。 <イ>調整ばねの取付け、取外しが工具を用いずに容易
に行うことができる。 <ロ>調整ばねの取付け、取外しが部品を追加すること
なく、容易に行うことができる。 <ハ>連結部材を連結板とストラットと成すことで、材
料取りが向上し、無駄を省くことができる。
【図1】調整ばねを取付ける状態を示す一部断面平面図
【図2】調整ばねを取付けた状態を示す平面図
【図3】ブレーキシリンダの正面図
【図4】連結板とストラットの一部拡大図
【図5】ドラムブレーキの正面図
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 実開 昭61−182428(JP,U)
実開 平7−1340(JP,U)
実開 平6−18739(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F16D 65/56
Claims (2)
- 【請求項1】 バックプレートに取付けられるシリンダ
ボディと、該シリンダボディ内に摺動自在に嵌挿される
ピストンと、該ピストンに回転可能に嵌挿しシリンダ外
の前端部に調整歯を有する調整ナットと、該調整ナット
に螺合し前端部でブレーキシューを支承する調整ボルト
と、前記シリンダボディ上に支軸をもって回転可能に支
持されて、前記調整歯を一方のみに回転可能に係合する
調整爪を有する調整レバーと、前記ピストンと一体的に
動くように設けられ後端が前記調整レバーに係合される
連結部材と、該連結部材に巻着し連結部材と調整レバー
間に張設した調整ばねとを備え、前記調整レバーの回動
により前記調整爪で調整歯を回転させ、前記調整ナット
に螺合する調整ボルトが螺出してシュー間隙を自動調整
するドラムブレーキ用間隙自動調整装置において、 前記連結部材は、前記ピストンに固着した連結板と、こ
の連結板と前記調整レバーの係合部との間に架設したス
トラットとから成り、ストラットに巻着した調整ばねを、連結板と調整レバー
間に掛け渡し、 前記連結板とストラットの係合位置を中心にして、調整
レバーに係合したストラットと調整レバーに掛止した調
整ばねとを一体的に回動させたとき、調整ばねが所定の
伸長量になるように前記連結板とストラットの係合位置
および前記連結板と調整ばねの掛止位置を、 シリンダの
外径方向にオフセットさせたことを特徴とする、 ドラムブレーキ用間隙自動調整装置。 - 【請求項2】 バックプレートに取付けられるシリンダ
ボディと、該シリンダボディ内に摺動自在に嵌挿される
ピストンと、該ピストンに回転可能に嵌挿しシリンダ外
の前端部に調整歯を有する調整ナットと、該調整ナット
に螺合し前端部でブレーキシューを支承する調整ボルト
と、前記シリンダボディ上に支軸をもって回転可能に支
持されて、前記調整歯を一方のみに回転可能に係合する
調整爪を有する調整レバーと、前記ピストンと一体的に
動くように設けられ後端が前記調整レバーに係合される
連結部材と、該連結部材に巻着し連結部材と調整レバー
間に張設した調整ばねとを備え、前記調整レバーの回動
により前記調整爪で調整歯を回転させ、前記調整ナット
に螺合する調整ボルトが螺出してシュー間隙を自 動調整
するドラムブレーキ用間隙自動調整装置において、 前記連結部材は、前記ピストンに固着した連結板と、こ
の連結板と前記調整レバーの係合部との間に架設したス
トラットとから成り、ストラットに巻着した調整ばねを、連結板と調整レバー
間に掛け渡し、 前記連結板とストラットの係合位置を中心にして、調整
レバーに係合したストラットと調整レバーに掛止した調
整ばねとを一体的に回動させたとき、調整ばねが所定の
伸長量になるように前記連結板とストラットの係合位置
および前記連結板と調整ばねの掛止位置を、シリンダの
外径方向およびシリンダの軸方向にオフセットさせたこ
とを特徴とする、 ドラムブレーキ用間隙自動調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13285795A JP3458167B2 (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | ドラムブレーキ用間隙自動調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13285795A JP3458167B2 (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | ドラムブレーキ用間隙自動調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08303502A JPH08303502A (ja) | 1996-11-19 |
| JP3458167B2 true JP3458167B2 (ja) | 2003-10-20 |
Family
ID=15091156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13285795A Expired - Fee Related JP3458167B2 (ja) | 1995-05-02 | 1995-05-02 | ドラムブレーキ用間隙自動調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3458167B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-02 JP JP13285795A patent/JP3458167B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08303502A (ja) | 1996-11-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |