JP3477112B2 - ドライブスルータイプの娯楽施設 - Google Patents

ドライブスルータイプの娯楽施設

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JP3477112B2
JP3477112B2 JP15470499A JP15470499A JP3477112B2 JP 3477112 B2 JP3477112 B2 JP 3477112B2 JP 15470499 A JP15470499 A JP 15470499A JP 15470499 A JP15470499 A JP 15470499A JP 3477112 B2 JP3477112 B2 JP 3477112B2
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entertainment
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dinosaur
drive
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原三 渡邉
隆一 長田
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Namco Ltd
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Kabushiki Kaisha Bandai Namco Entertainment (also trading as Bandai Namco Entertainment Inc.)
Namco Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車に乗ったまま
楽しむことができるドライブスルータイプの娯楽施設に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊戯施設には、遊技者を現実的な世界か
ら非現実的な世界に引き込むことにより、この遊技者に
日常体験できないような非現実的な体験をさせて、この
体験を楽しませるようにしたものも多い。この場合、遊
技者は、遊戯施設側で準備した固有の乗り物に乗って、
種々の遊びを楽しむ場合が多い。
【0003】ところが、このような遊技施設では、施設
側で準備した非現実的な乗り物によって、現実世界と非
現実世界とのギャップが埋められてしまい、遊びに今ひ
とつインパクトが欠けてしまうという欠点がある。
【0004】一方、車社会の到来に伴い、どこに行くに
も車を用いることが常識化しつつある現代、多くの娯楽
施設の整った行楽地に行く場合でも、車に乗って出かけ
ることが多くなっている。そして、何でも車を用いてや
りたいという車社会の要望に応えるべく、自らの車に乗
ったまま遊びを体験できるサファリパークも出現してい
る。
【0005】サファリパークでは、自らの車に乗ったま
ま、動物のウォッチングを楽しむことができ、現実世界
から非現実世界への移行が、特別な介在物なしになされ
るため、観覧者は、現実世界(車の中)と非現実世界
(車の外)とのギャップを大きく感じることとなり、そ
の分余計に、わくわく、どきどきした感情を持つことが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サファ
リパークでは、自由に動く生き物を対象にしているた
め、動物のウォッチングが、タイミング、天候、朝や夜
といった時間帯等に左右されて充分にできない場合も多
く、娯楽施設として、いつでも確実に楽しめるという点
に問題があった。
【0007】この発明は、以上の点に鑑み、交通手段と
して利用してきた車両に乗った状態で、いつでも確実か
つ充分に遊びを楽しむことができるドライブスルータイ
プの娯楽施設を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
のドライブスルータイプの娯楽施設の発明は、車両の進
入路につながる入口部と、車両の退出路につながる出口
部と、入口部から出口部までの車両の移動ルートに沿っ
て、この車両に乗車している者を楽しませるために設け
られた人工の娯楽手段と、車両の進入路側に、この車両
の車種を入力するために設けられた車両データ入力手段
とを有しているとともに、娯楽手段が、車両データ入力
手段を介して入力された車種データに従って、車両に合
った演出を行う演出手段であることである。
【0009】この発明では、例えば、乗用車に乗って娯
楽施設まで来た家族連れは、この乗用車に乗ったまま進
入路を入口部前まで進み、ここで、車両データ入力手段
に対するこの乗用車の車種の入力をする等一定の手続を
した後、この入口部から出口部までの移動ルートに沿っ
て乗用車を移動させつつ、この移動ルートに沿って設け
られた娯楽手段を介して、種々の遊びを楽しむことがで
きる。そして、この家族連れは、乗用車に乗ったまま出
口部を出た後、退出路を通って他の場所に移動する。
【0010】このように、この発明では、交通手段とし
て利用してきた車両に乗った状態で、娯楽施設に入って
種々の遊びを楽しむことができるので、施設側で特別に
準備した乗り物を使用して遊ぶ場合に比べて、車中のく
つろいだ世界(現実世界)と車外の遊びの世界(非現実
世界)とのギャップを大きく感じることができ、その
分、遊びの興奮度を高めることができる。
【0011】また、この発明では、車両を移動させてい
るので、この車両に乗車している者は、この車両の移動
に伴う車外の状況の変化を充分に楽しむことができると
ともに、サファリパークのように生き物を対象としたも
のではないので、いつでも確実に遊びを楽しむことがで
きる。さらに、この発明では、車両に対する乗り降りの
回数を減らすことができ、その分、遊びによる疲れを減
らすことができる。
【0012】また、この発明では、娯楽施設側で、運転
している車両の車種を把握できるため、例えば、娯楽手
段によって恐竜世界の演出がなされている場合に、車両
が大型車の場合には、車両近くまで移動するT・レック
ス恐竜の顔面の移動量を減らしたり、小恐竜が吐き出す
例えば赤い液がフロントガラスに当たるように吐出方向
を調整する等、演出手段(恐竜)に車両の車種に合った
演出(対応)をさせることができ、遊びを更に面白くす
ることができる。
【0013】なお、車両とは交通手段として利用できる
ものであればどのようなものであってもよく、代表的な
ものとしては、4輪の自動車やオートバイがある。
【0014】この発明の請求項2記載のドライブスルー
タイプの娯楽施設の発明は、車両の進入路につながる入
口部と、車両の退出路につながる出口部と、入口部から
出口部までの車両の移動ルートに沿って、この車両に乗
車している者を楽しませるために設けられた人工の娯楽
手段と、車両の進入路側に、この車両の車種を検知する
ために設けられた車両データ検知手段とを有していると
ともに、娯楽手段が、車両データ検知手段を介して検出
された車種データに従って、車両に合った演出を行う演
出手段であることである。
【0015】この発明においても、請求項1記載の発明
と同様な作用効果を得ることができる。
【0015】この発明の請求項3記載の発明は、請求項
1又は2記載の発明の場合において、娯楽手段を車両の
移動ルートとともに覆う建物が設けられていることであ
る。
【0015】この発明では、娯楽手段や車両の移動ルー
トが建物で覆われているため、天候や昼夜の時間帯に左
右されることなく、いつも同じ条件で遊びを楽しむこと
ができる。また、建物によって外界からの光や音を遮断
できるため、音響手段や照明手段等を用いて、効果的な
演出をすることができる。
【0016】この発明の請求項4記載の発明は、請求項
1乃至3の何れかに記載の発明の場合において、車両の
移動ルートに沿って、この車両に乗車している者ごとこ
の車両を移動させる車両搬送手段が設けられていること
である。
【0017】この発明では、車両に乗車している者がこ
の車両を運転する必要がないため、遊びの安全性を高め
ることができるとともに、急激なカーブや急激な上り下
り等のある移動ルートに沿っても車両を移動させること
ができ、車両の動き自身にも面白味を加えることができ
る。また、暗い移動ルートや車両がやっと通過できる移
動ルートも選択でき、その分、遊びの自由度を大きくす
ることができる。さらに、運転する必要がない分、車両
内の全員が遊びを楽しむことができる。
【0018】この発明の請求項5記載の発明は、請求項
1乃至4の何れかに記載の発明の場合において、車両内
の電波受信手段に電波を発信する電波発信手段が設けら
れていることである。
【0019】この発明では、車両内のFMラジオ等の電
波受信手段から種々の情報を流すことができ、その分、
遊びを盛り上げることができる。なお、情報には、例え
ば、娯楽施設の全体的な情報、娯楽手段に関する情報、
遊び方に関する情報等がある。
【0020】この発明の請求項6記載の発明は、請求項
1乃至5の何れかに記載の発明の場合において、娯楽手
段が、車両に乗車している者に、少なくとも車外の情景
と音響とを用いて、テーマ毎の仮想世界を体感させる演
出手段であることである。
【0021】この発明では、車両に乗車している者は、
車外で種々に展開される情景を観察するとともに、車外
で発せられる音響に耳を傾けて、テーマ毎に演ぜられる
仮想世界を充分に体感できる。この場合、情景には、静
的なものの他、動的なものによって生じる景観等も含
む。なお、テーマ毎の仮想世界には、例えば、恐竜世界
を含むような太古の世界や未来の世界といった時間的な
もの、ミクロの世界や宇宙の世界といった空間的なも
の、探検の世界といった冒険的なもの、妖怪の世界やエ
イリアンの世界といった空想的なもの、火山の世界や海
中の世界といった自然的なもの、大地震の世界や大火の
世界や大洪水の世界といった出来事的なもの、著名な映
画や小説で示された世界といった物語的なもの等があ
る。
【0022】この発明の請求項7記載の発明は、請求項
6記載の発明の場合において、娯楽手段が、車両の移動
ルートに沿って配置された背景物と、この背景物中より
出現する恐竜模型と、効果音を発する音響手段とを有し
た恐竜世界の演出手段であることである。
【0023】この発明では、車両に乗車している者は、
背景物からの恐竜の出現によって驚くとともに、音響手
段から発せられる恐竜の足音や雄叫び等によって驚い
て、恐竜世界を楽しむことができる。
【0024】この発明の請求項8記載の発明は、請求項
1乃至7の何れかに記載の発明の場合において、娯楽手
段は、車両の外面を洗車する洗車手段を含むことであ
る。
【0025】この発明では、最終的に車両が洗車される
ため、車両を汚すような演出や、車両にもの(例えば、
ブラシ)が接触する直接的な演出を行うことができる。
さらに、遊んでいるうちに、車両の洗車ができるため、
遊びに実用性を加えることができる。
【0026】この発明の請求項9記載の発明は、請求項
1乃至6の何れかに記載の発明の場合において、娯楽手
段が、車両に乗車している者に道具を使用させて、車外
の目的物にアクションをとらせる遊戯手段であることで
ある。
【0027】この発明では、車両に乗車している者は、
例えば、貸与された道具を使用して、車外の目的物に対
してアクションを起こすことにより、車外における種々
の変化を楽しむことができ、受け身の状態でなく積極的
に遊びに参加することができる。このような遊戯手段を
用いた遊びの例としては、シューティングゲームのよう
に模擬銃で車外の標的を撃って楽しむ遊びがある。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しつつ説明する。図1はこの発明の一実施の形
態に係る恐竜遊戯施設の概要を示しており、以下この恐
竜遊技施設を図1を参照しつつ説明する。
【0029】恐竜遊戯施設Aは、乗用車のような車両C
で乗りつけてそのまま楽しむことができるドライブスル
ータイプの娯楽施設であり、車両Cの進入路L1に面し
て設けられた車両Cの搬送準備部1と、車両Cの退出路
L2に面して設けられた車両退出部2と、搬送準備部1
から車両退出部2までの車両Cの移動ルートRに沿って
車両Cを移動させる車両搬送手段3と、搬送準備部1と
車両退出部2との間の車両Cの移動ルートRに沿って設
けられた遊戯施設本体4と、通信サービス用の電波発信
手段5と、遊戯施設本体4内に設けられた車両Cの外面
を洗車するための洗車手段6と、スナップ写真を撮るた
めのカメラ7と、入場受付装置8と、制御室9とから構
成されている。
【0030】搬送準備部1は、進入路L1中で待機する
車両Cを1台だけ呼び込んで、この車両Cを車両搬送手
段3の搬送車30(後述)上に位置決めし、この車両C
が遊戯施設本体4中を移動できるようにするためのもの
である。搬送準備部1は、進入路L1に面する位置に門
扉10aを有する塀囲い10中に、ターンテーブル11
と、確認鏡12と、音声ボックス13とが設けられたも
のである。
【0031】ターンテーブル11は、水平回転して車両
Cの向きを90度変えるものであり、不図示の駆動源に
より正逆いずれの方向にも回転できるようになっている
とともに、車両Cの乗る上面は、進入路L1に続く路面
R1と略面一に位置決めされている。このターンテーブ
ル11には、中央部に車両搬送手段3の搬送車30と、
この搬送車30を支持するレール31とが組み込まれて
いるとともに、ターンテーブル11上の車両Cが不都合
なく搬送車30上に位置決めされているか否かを確認す
る、車両位置決手段としての3つの光電センサー11
a,11b,11cが設けられている。なお、光電セン
サー11aは車両Cの前方を検知し、光電センサー11
bは車両Cを検知し、光電センサー11cは車両の後方
を検知する。また、ターンテーブル11中のレール31
間には、後述するように凹状のピットが形成されてい
る。
【0032】確認鏡12は、車両CのドライバーM1
(図4参照)が、ターンテーブル11上の、この車両C
の前輪の位置を見るためのものであり、音声ボックス1
は、車両Cのターンテーブル11上の位置決め方法等
を音声によって案内するためのものである。
【0033】車両退出部2は、遊技施設本体4から出た
車両Cを、遊技施設本体4の搬送車30上から退出路L
2側に誘導するためのものであり、上面は退出路L2や
搬送車30の上面と面一に形成されている。この車両退
出部2には、車両Cの退出を確認するための光電センサ
ー20と、車両Cの退出方法をドライバーM1にアナウ
ンスする音声ボックス21とが設けられている。
【0034】車両搬送手段3は、搬送準備部1のターン
テーブル11中に組み込まれた搬送車30及びレール3
1,31と、このレール31,31に続くように遊技施
設本体4内から車両退出部2まで設けられたレール3
2,32と、レール31,32間に形成された凹状のピ
ット33とから構成されている。搬送車30は、車両C
を載せてレール31,32上を往復動する自走式のもの
で、平面形状が車両Cの平面形状よりやや大きく形成さ
れ、下部側に、ピット33に臨むように、駆動源や制御
部等が設けられたものである。この搬送車30の上面側
には、車両Cの車輪を固定する出没自在な固定具(図示
せず)が設けられている。また、レール31はターンテ
ーブル11の90度回転によって、遊技施設本体4側の
レール32と隙間なく一直線状に接続される。
【0035】遊技施設本体4は、搬送準備部1と車両退
出部2との間の車両Cの移動ルートRをトンネル状に覆
う大きな建物40と、この建物40内に設置され、移動
ルートRに沿って進む車両Cに乗車している者M(以下
乗車者Mという。図4参照。)に、車外の情景と音響と
振動とを用いて、仮想の恐竜世界を体感させる演出手段
とを有したものである。建物40は、進入路L1につな
がる入口部40aが搬送準備部1に臨むように設けら
れ、退出路L2につながる出口部40bが車両退出部2
に臨むように設けられたもので、すべてに明確な区切り
は無いものの、内部が、車両Cの移動ルートRに沿っ
て、導入エリアP1と、予感エリアP2と、恐竜出現エ
リアP3と、クライマックスエリアP4と、気分沈静エ
リアP5とに分けられている。
【0036】なお、遊戯施設本体4の設置場所が室内で
ある場合は、建物40を省略してもよい。
【0037】演出手段は、車外の情景、音響、車両Cの
揺れや振動等により、車両Cの乗車者Mの五感、特に視
覚、聴覚等を刺激して、この乗車者Mに恐竜世界を体感
させるためのものであり、車両Cの移動ルートRに沿っ
て設けられた背景物41と、車両Cの移動ルートRを塞
ぐウォーターカーテン42と、効果音を発生させる各種
のスピーカ43と、効果的な照明と発光作用を行う各種
の光源44と、ミストを発生させるミストノズル45
と、小雨や大雨を発生させる各種の散水ノズル46と、
風を発生させるファン47と、各種の恐竜模型50とか
ら構成されている。
【0038】背景物41は、車両Cの移動ルートR周り
を隙間なく覆って、いかにも恐竜が出現しそうで、か
つ、内部に何かが潜んでいるような雰囲気を作るための
ものであり、この実施形態では、ジャングルを連想させ
る木、草、つる等の密生状態を表現したものや、岩肌等
を模したもの等から形成されている。この背景物41の
所定のものには、木や草、つる等に振動を与えて、内部
に何らかの生きる物が生息しているのを予感させる振動
発生機41aが取り付けられている。なお、背景物41
には、噴水や池や小滝を模した設備を加えてもよいし、
恐竜によって壊されたことを暗示させる破壊車を加えて
もよい。また、この背景物41には、見る者を仰天させ
る装置、例えば、木が倒れる(倒木による)状態を連想
させる倒木発生装置や、岩が落下する状態を連想させる
落石発生装置を加えてもよい。
【0039】ウォーターカーテン42は、車両Cの移動
ルートRが見わたせないようにするためのものであり、
建物40の導入エリアP1と予感エリアP2との境界部
に設けられている。この、ウォーターカーテン42は、
水を水膜状に落下させたり、複数のノズルから水を水膜
状に噴出させることにより形成される。なお、このウォ
ーターカーテン42をスクリーン代わりにして、このウ
ォーターカーテン42に、幻想的な映像を映し出すよう
にしてもよい。
【0040】スピーカー43は、恐竜の足音や雄叫び等
を発生させたり、例えば嵐の状態といった自然界の種々
の音を発生させたり、必要により、バックグランドミュ
ージック等を発生させるためのものであり、背景物41
中の種々の場所や、恐竜模型50自体に設置されてい
る。特に、大型恐竜の雄叫び等にはウーファー(低音域
再生用スピーカー)が用いられ、車両Cの乗車者Mが低
音による車両Cの振動を体感できるようになっている。
【0041】光源44は、背景物41周りを局部的又は
部分的に照明して、恐竜世界の雰囲気や恐さを演出した
り、稲妻等の閃光を発生させるためのものである。な
お、基本的に、背景物41周りは、全体的には暗い感じ
の照明がなされる。
【0042】ミストノズル45は、特に建物40の導入
エリアP1や予感エリアP2の一部に設けられており、
これらの部分に霧を発生させて、車両Cの乗車者Mに先
の見えない不安感を感じさせるためのものである。散水
ノズル46は、建物40の予感エリアP2や恐竜出現エ
リアP3で小雨を生じさせるとともに、クライマックス
エリアP4では小雨や大雨(嵐)を生じさせるものであ
る。ファン47は、クライマックスエリアP4で嵐を生
じさせるために用いられるものである。
【0043】恐竜模型50は、この施設の主役となるも
のであり、周知な恐竜をモデルとして形成されている。
この恐竜模型50には、全長12〜13mの大型の肉食
恐竜ティラノザウルス・レックスを模したもの(以下、
T・レックス51という)と、全長2〜3mの中型の肉
食恐竜ラプトゥルを模したもの(以下、ラプトゥル52
という)と、全長1m程度の小型恐竜を模したもの(以
下、小恐竜53という)とが用いられる。なお、これら
の恐竜模型50は、車両Cの乗車者Mに見える部分だけ
が精密に作られており、他の部分は、必要な機能(例え
ば、支持や動作)が果たせるだけの構造を有するように
形成されている。
【0044】T・レックス51は、建物40のクライマ
ックスエリアP4に配置され、首51aから頭部51b
までを上下動させるとともに、口51cを開閉させる可
動機構51dを備えている。ラプトゥル52は、3体が
建物40の恐竜出現エリアP3に配置されているが、各
体とも頭部52aを上下動させるとともに、口52bを
開閉させる機能と、背景物41内から迅速に出没する機
能とを有する可動機構52cを備えている。小恐竜53
は、建物40の恐竜出現エリアP3とクライマックスエ
リアP4との境界部のトンネル状の岩に複数体(例えば
5〜6体)のものが固定状態で配置されており、車両C
が移動ルートRの所定場所に達すると、この車両Cのフ
ロントガラスやサイドガラス等に向けて、口から血へど
のような赤い液W(シャンプー)を吐出する機能を有し
ている。
【0045】電波発信手段5は、建物40内の車両Cの
乗車者MにFM通信によって、施設の案内や恐竜の案内
等をするためのものである。この電波発信手段5は、特
定周波数のFM電波を発信しており、これを聞くには、
車両CのFMラジオ(FM受信機)の周波数を、上記特
定周波数域に合わせればよい。なお、このFM受信機は
車両C内に持ち込んだものを使用してもよい。また、電
波はFM波に限らずAM波を用いてもよい。さらに、車
両C内に、あらかじめ案内等の情報を記憶した媒体(例
えば、カセットテープ、CD、MD、DVD等)を持ち
込み、再生装置を利用して、これらの情報を聞くように
してもよい。
【0046】洗車手段6は、建物40内を移動ルートR
に沿って移動する車両Cの外面をクリーニングするとと
もに、直接的な演出を可能にするものである。この洗車
手段6は、建物40のクライマックスエリアP4に配置
される、トップブラシ60及び左右のサイドブラシ6
1,62と、建物40の気分沈静エリア5に配置される
乾燥エアノズル63とから構成されており、周知の洗車
手段と同様のものである。トップブラシ60は、上下方
向と車両C前後方向に移動できる水平なクリーニング用
回転体であり、サイドブラシ61,62は、車両Cの前
後方向と左右方向に移動できる垂直なクリーニング用回
転体である。なお、この洗車手段6は、遊戯設備と全く
無縁のものではなく、建物40内の演出手段としての機
能も果たすものである。
【0047】カメラ7は、クライマックスエリアP4に
配置され、T・レックス51の出現で驚いている車両C
の乗車者Mのスナップ写真を、車両Cの窓越しに撮るた
めのものである。この写真は車両Cが退出路L2に出た
時等に、申し込みによって入手できるようになってい
る。
【0048】入場受付装置8は、入場料の支払い、車両
Cのデータ(例えば、普通乗用車、四輪駆動式ワゴン
車、ワンボックス車、ミニバン車といった車種や、年
式、型式、色等)の入力等を行うためのものである。こ
の入場受付装置8は、搬送準備部1近くの進入路L1に
一対のものが設けられており、車両CのドライバーM1
は、運転席から左側又は右側の入場受付装置8のいずれ
かを利用できるようになっている。ここで、車両Cのデ
ータは、洗車手段6のトップブラシ60やサイドブラシ
61,62の位置や移動範囲を、車両Cに合うように決
定するために利用される。なお、車両データ入力手段の
代わりに若しくは併せて、車両データ検出手段を設けて
もよい。車両データ検出手段としては、光センサ、画像
認識カメラ等が挙げられる。
【0049】制御室9は、この恐竜遊戯施設A全体のコ
ントロールを行う部屋であり、内部に、コントロール用
の種々の電気計装機器を備えた制御盤90が納められて
いる。
【0050】なお、この建物40内には、内部に散水し
た水を外部に搬出するための排水装置やウォーターカー
テン42で使用した水を循環して再利用する水循環装置
等が設けられている。
【0051】つぎに、この恐竜遊戯施設Aに対する出入
り方法やこの恐竜遊戯施設Aの動作について説明する。
【0052】車両CのドライバーM1は、図2で示され
るように、進入路L1の搬送準備部1の門扉10a前に
引かれた停止ラインH前に車両Cを停車して、搬送準備
部1への入場の合図を待つこととなるが、この間、左右
一方の入場受付装置8を介して所定額の入場料の支払い
を行うとともに、所定ボタンを押して、車種の選択等の
車両データの入力を行う。また、FMラジオの周波数を
事前に知らされた値に合わせておく。
【0053】搬送準備部1の門扉10aが開けられる
と、ドライバーM1は、自らの車両Cをターンテーブル
11上の所定位置(搬送車30の位置)まで運転して移
動させる。この場合、ドライバーM1は、確認鏡12を
見て、車両Cの前輪が所定位置にあることを確認する。
そして、光電センサー11a,11cが車両Cを確認せ
ず、光電センサー11bが車両Cを確認すれば、車両C
はターンテーブル11の搬送車30上の位置に適正に位
置決めされていることとなるため、音声ボックス13の
指示に従って、ドライバーM1は、サイドブレーキを引
いて車両Cを固定する。なお、この時点で、搬送車30
の固定具が車両Cの例えば後輪を固定する。また、この
時点で、門扉10aが閉じられる。
【0054】一方、例えば、光電センサー11aや、光
電センサー11cが車両Cを検出すると、車両Cが出す
ぎていたり、引きすぎていることとなるため、音声ボッ
クス13がその旨をドライバーM1に知らせ、ドライバ
ーM1は車両Cの位置を変えることとなる。
【0055】次に、車両Cの位置が定まり、音声ボック
ス13が、ターンテーブル11を回転させる旨の合図を
行うと、ターンテーブル11が90度だけ回転し、車両
Cが建物40の入口部40aに向けられるとともに、2
対のレール31,32が連結される。つづいて、音声ボ
ックス13から、建物40内に入っていく旨の案内があ
った後、搬送車30がレール31,32に沿ってゆっく
りと自走し始める。そして、車両Cが乗車者Mととも
に、建物40の導入エリアP1に入っていくと、FMラ
ジオを介して、遊技施設の説明や恐竜が生息している時
代の説明がなされるとともに、出現する恐竜の説明等が
なされる。
【0056】導入エリアP1内は、ほとんど照明のない
真っ暗な状態で、ミストノズル45を介して霧がたちこ
めており、車両Cの乗車者Mは密林の中を先の見えない
不安な気持ちで進んでいく状態となる。そして、車両C
は前方にある、うっすらと照明されたウォーターカーテ
ン42中を前進し、予感エリアP2に入っていく。な
お、車両Cは、ウォーターカーテン42によって全体が
濡らされることとなる。
【0057】予感エリアP2内は、うっすらと照明がな
された状態で、散水ノズル46を介して小雨が降る状態
になっており、車両Cの乗車者Mは、車両Cの左右に展
開する鬱蒼とした樹木や植物から、本格的にジャングル
内に侵入した感じを受ける。また、乗車者Mは、この予
感エリアP2内で、何かの気配を感じさせる音や木々の
揺れから、木々を押しのけて動くものの存在を意識し始
めるとともに、遠くの方から何か大きなものの足音がす
るのを感じ始める。そして、車両Cは、恐竜出現エリア
P3へと進んでいく。
【0058】恐竜出現エリアP3内は、うっすらと照明
がなされた状態で、小雨は降り続いた状態となってお
り、車両Cの周りにはやや広い空間が設けられている。
そして、突然、車両Cの正面に中型恐竜のラプトゥル5
2が車両C近くまで出現し、乗車者Mを驚かせるととも
に、一瞬間を置いて車両Cの左右からも別なラプトゥル
52が車両C近くまで出現し、3体のラプトゥル52が
それぞれ口52aを開けて雄叫びを上げる。そして、3
匹のラプトゥル52が密林の中に引っ込むと、車両Cの
前方一面に多数の小恐竜53が陣取っているのが見えて
くる。そして、車両Cがこれらに近づくと、この小恐竜
53が頭部を上下させて威嚇したり、雄叫びを上げつ
つ、図3で示されるように、一斉に赤い液W(実は車体
洗浄用のシャンプー)を車両Cのフロントガラスやサイ
ドガラスめがけて吐き掛けてくる。この時点で、何物か
の足音が次第に大きくなり、車両Cはクライマックスエ
リアP4へと進んでいく。
【0059】クライマックスエリアP4では、小雨は雷
音とともに大雨に変化し始める。そして、木々は揺れ、
激しい風雨の中に時折稲妻が光り、車両Cの乗車者M
は、この稲妻の光によってのみ、車両Cの周辺を見るこ
とができる。そして、車両Cは真っ暗な中、洗車手段6
のトップブラシ60やサイドブラシ61,62のある位
置に達する。トップブラシ60は、風の音に合わせて、
車両Cのボンネットからフロントガラス、天井へとクリ
ーニングを行い、サイドブラシ61,62は、風の音に
合わせて、車両Cの両サイドのクリーニングを行う。
【0060】車両Cの乗車者Mは、車両Cの外で何が行
われているかわからない状態にあるが、トップブラシ6
0が車両Cのフロントガラスをクリーニングして天井側
に移っていくと、図4で示されるように、車両Cのフロ
ントガラスの前方に大型恐竜であるT・レックス51の
顔面が近づき、このT・レックス51が口51cを開け
て、車両Cの乗車者Mに車体に振動が生じるような強烈
な雄叫びを浴びせかける。この時点で、カメラ7を介し
て、車両Cの乗車者Mのスナップ写真が撮られる。そし
て、車両Cは、トップブラシ60とサイドブラシ61,
62による洗車を終えた後、図5で示されるように、T
・レックス51をかわして、気分沈静エリアP5へと進
んでいく。
【0061】気分沈静エリアP5は、車両Cの乗車者M
の恐竜体験による興奮を沈める場所となるものである。
この気分沈静エリアP5では、建物40の出口部40b
を介して、ジャングルの前方に外の明かりが見えてお
り、車両Cの乗車者Mは、この明かりによりほっとした
気分を味わうとともに、車両Cの外面は、洗車手段6の
乾燥エアノズル63からのエア噴射によって、乾燥さ
れ、車両Cの洗車が完了する。そして、車両Cは、建物
40の出口部40bを通って、車両退出部2へと進む。
【0062】なお、気分沈静エリアP5を出る直前に、
洗車の係員と思われる者を出現させて洗車が終了したと
思わせて、車両Cの乗車者Mを安心させた後、巨大な鳥
が出てきて、車両Cのボンネット上にフン(実はムー
ス)をして飛び去り、その係員と思われる者がそれを拭
き取るというお笑い的なアトラクションを入れてもよ
い。
【0063】搬送車30は、車両退出部2の所定位置ま
で進むと、停止するとともに、車両Cの後輪周りの固定
具を取り外す。つづいて、音声ボックス21からの音声
ガイドによって、ドライバーM1に、エンジンを掛け
て、車両Cを退出路L2に移動させるような指示がなさ
れるとともに、スナップ写真ができているので、希望が
あれば申し込むように案内がなされる。そして、車両C
が車両退出部2から退出路L2側に移動し、光電センサ
ー20が車両Cを検知しなくなると、搬送車30は、レ
ール31,32上を高速逆進して、ターンテーブル11
中まで移動するとともに、ターンテーブル11が90度
だけ回転して、新たな車両Cを受け入れできるような状
態になる。その後、門扉10aが開いて、新たな車両C
の受け入れがなされる。
【0064】以上のように、この恐竜遊戯施設Aでは、
交通手段として利用してきた車両Cに乗った状態で、遊
戯施設本体4に入って、遊びを楽しむことができるの
で、車両Cの乗車者M、すなわち、観覧者は、施設側で
特別に準備した乗り物に乗って遊ぶ場合に比べて、車中
の現実の世界と、車外の非現実的世界とのギャップを大
きく感じることとなり、その分遊びの興奮度を高めるこ
とができる。この場合、移動ルートRに沿って車両Cを
移動させているので、車外の状況が導入エリアP1から
気分沈静エリアP5まで刻々と変化し、車両Cの乗車者
Mは、この変化を充分に楽しむことができる。また、こ
の恐竜遊戯施設Aでは、車両Cに対する乗り降りが不要
であるため、車両Cの乗車者Mに疲れを感じさせること
がない。
【0065】また、この恐竜遊戯施設Aでは、演出手段
を車両Cの移動ルートRとともに建物40で覆っている
ので、天候や昼夜の時間帯に左右されることなく同じ条
件で遊びを楽しむことができるとともに、この建物40
によって外界からの光や音を遮断できるため、スピーカ
ー43や光源44等を用いてより効果的な演出をするこ
とができる。
【0066】さらに、この恐竜遊戯施設Aでは、車両搬
送手段3を用いて、車両Cを運転することなく移動させ
ているので、遊びの安全性を高めることができるととも
に、移動ルートRに沿って移動している間は、車両Cの
乗車者M全員が遊びを充分に楽しむことができる。ま
た、このことにより、車両Cの移動ルートR周りを暗く
したり、狭くしたりすることができ、遊びにおける演出
効果を高めることができる。
【0067】また、この恐竜遊戯施設Aでは、ターンテ
ーブル11を設けて車両Cの向きを変えることができる
ようにしているので、この恐竜遊戯施設Aを比較的狭い
敷地内に設けた場合でも、遊戯施設本体4内への車両C
の乗り入れを容易に行うことができる。
【0068】さらに、この恐竜遊戯施設Aでは電波発信
手段5を設けて、車両CのFMラジオにより種々の情報
を流すことができるので、その分、遊びの雰囲気を盛り
上げることができる。
【0069】また、この恐竜遊戯施設Aでは、建物40
内の車両Cの移動ルートRに沿って、恐竜の世界を演出
する演出手段、すなわち、背景物41、ウォーターカー
テン42、スピーカー43、光源44、ミストノズル4
5、散水ノズル46、ファン47、恐竜模型50等を配
置しているため、車両Cの乗車者Mは、これらの演出手
段によって、五感、特に視覚や聴覚が刺激され、恐怖と
期待とが入り混じった気持ちで、恐竜の世界を充分に体
感することができる。特に、この恐竜遊戯施設Aでは、
車両Cの移動ルートRに沿って、建物40内を複数のエ
リアP1〜P5に分け、各エリアにおいて、移動ルート
R周りの演出を異ならせているため、その分、遊びの雰
囲気が盛り上がり、車両Cの乗車者Mを楽しませること
ができる。
【0070】また、この恐竜遊戯施設Aでは、雨や霧を
降らすことにより移動ルートR周りの視界を悪くしてい
るので、車両Cの乗車者Mは、恐竜の出現場所や恐竜の
様子についていろんな想像をして、遊びが一層面白いも
のとなる。この場合、照明を押さえて音響を強調してい
るので、上記のこと(想像力の利用)が一層促進され
る。
【0071】さらに、この恐竜遊戯施設Aでは、遊戯施
設本体4内に洗車手段6を設けて、遊んでいる間に乗車
者Mの車両Cを洗車するようにしているため、無意識の
うちに楽しみながら洗車を終わらせることができる。こ
の場合、洗車手段6のトップブラシ60がフロントガラ
スをクリーニングして前方がよく見えるようになると同
時に、T・レックス51の顔をフロントガラスの全面に
移動させて雄叫びを上げさせるようにしているため、こ
の洗車手段6は遊びの演出手段としても機能することと
なる。
【0072】なお、この実施の形態では車両Cの移動ル
ートRを直線としたが、これをカーブ状にして入口部4
0a側から出口部40b側が見通せないようにしてもよ
い。また、移動ルートR中に急カーブや急な上り下りを
設けてもよい。
【0073】また、車両搬送部3の搬送車30は、の速
度が一定でなく変わるようにしてもよいとともに、必要
により一時停止するようにしてもよい。
【0074】さらに、遊戯施設本体4内には、洗車手段
6を設けなくてもよいとともに、洗車手段6を設けない
場合には、車両Cの形式は、トラックやオートバイ等で
あってもよい。
【0075】また、例えば、大型恐竜T・レックス51
の目を赤い照明で輝かせたり、このT・レックス51の
口51cから白いガス(例えば、ドライアイスガス)を
吐出させたり、光線を発射するようにしてもよい。
【0076】さらに、車両Cの向きを変えるターンテー
ブル11は、進入路L1側のみでなく退出路L2側や、
進入路L1側及び退出路L2側の両方に設けてもよい。
【0077】また、車両搬送手段3の搬送車30を、自
走式とせず、駆動源によって回動する無端状のチェーン
等を使用して、移動させるようにしてもよい。また、車
両搬送手段3をコンベア式として、このコンベア上に車
両Cを固定して搬送するようにしてもよい。この場合、
図6で示されるように、建物40の入口部40a側前面
に車両Cをコンベア34に固定するための車両固定エリ
アQが必要となるとともに、光電センサー11a,11
b,11cと同様な車両Cの位置決め手段Q1,Q2,
Q3が必要となる。
【0078】さらに、入場受付装置8に入力された車両
Cのデータに従って、例えば、大型車の場合には、車両
C近くまで移動するT・レックス51の顔面の移動量を
減らしたり、小恐竜53が吐き出す赤い液Wがフロント
ガラスに当たるように吐出方向を調整する等、演出手段
を車両Cに合うように対応させてもよい。また、T・レ
ックス51等の個々の演出手段に車両との離間距離を測
定するセンサーを設け、車両Cに合った演出を行うよう
にしてもよい。
【0079】さらに、この実施の形態では、テーマとし
て仮想の恐竜世界を演出手段により創造するようにした
が、テーマの異なる別の仮想世界を他の演出手段により
創造するようにしてもよい。この場合、このテーマ毎の
仮想世界には、例えば、時間的なものとして、太古の世
界や未来の世界があり、空間的なものとして、ミクロの
世界や宇宙の世界があり、冒険的なものとして、探検の
世界があり、空想的なものとして、妖怪の世界、お化け
の世界、エイリアンの世界があり、自然に関するものと
して、火山の世界や海中の世界があり、出来事的なもの
として、大地震の世界、大火の世界、大洪水の世界があ
り、物語的なものとして、著名な映画の世界や小説の世
界がある。また、これらの組合せでもよい。
【0080】また、遊戯施設本体4内の娯楽手段を、車
両Cの乗車者Mに道具を使用させて、車外の目的物に何
らかのアクションをとらせる遊戯手段とし、車両Cの乗
車者Mを積極的に遊びに参加させるようにしてもよい。
このような遊戯手段を用いた遊びの例としては、シュー
ティングゲームのように模擬銃で車外の標的を撃って楽
しむ遊びがある。
【0081】
【発明の効果】この発明は、以下に記載されるような効
果を奏する。
【0082】この発明の請求項1及び2記載の発明によ
れば、交通手段として利用してきた車両に乗った状態
で、いつでも確実かつ充分に遊びを楽しむことができ
る。この場合、車両に乗車した者は、車中のくつろいだ
世界(現実世界)と車外の遊びの世界(非現実世界)と
のギャップを大きく感じることができ、その分、遊びの
興奮度を高めることができる。また、これらの発明によ
れば、娯楽手段が車両の車種に合った演出を行う演出手
段となり、遊びを更に面白くすることができる。
【0083】この発明の請求項3記載の発明によれば、
天候や昼夜の時間帯に左右されることなく、いつも同じ
条件で遊びを楽しむことができるとともに、音響手段や
照明手段等を用いて、効果的な演出をすることができ
る。
【0084】この発明の請求項4記載の発明によれば、
車両を使った遊びの安全性を高めることができるととも
に、車両の動き自身にも面白味を加えることができる。
また、車両を運転しずらい種々の移動ルートを選択で
き、その分、遊びの自由度を大きくすることができる。
【0085】この発明の請求項5記載の発明によれば、
車両内のFMラジオ等を使って遊びを盛り上げることが
できる。
【0086】この発明の請求項6及び7記載の発明によ
れば、車両に乗車している者は、車外で種々に展開され
る情景を観察するとともに、車外で発せられる音響に耳
を傾けて、恐竜の世界といったテーマ毎に演ぜられる仮
想世界を充分に体感できる。
【0087】この発明の請求項8記載の発明によれば、
無意識のうちに楽しみながら洗車を終わらせることがで
きる。
【0088】この発明の請求項9記載の発明によれば、
車両に乗車している者は、受け身的に遊びを楽しむだけ
でなく、積極的に遊びに参加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る恐竜遊戯施設の
構成説明図である。
【図2】図1で示される恐竜遊戯施設の内部等を上から
見た図である。
【図3】小恐竜が車両のフロントガラス等にシャンプー
を吐き掛けている状態を示す図である。
【図4】大型恐竜T・レックスが車両のフロントガラス
前方に出現した状態を示す図である。
【図5】車両が大型恐竜T・レックスをかわして、建物
の気分沈静エリアに進もうとしている状態を示す図であ
る。
【図6】車両搬送手段をコンベアタイプとした場合の説
明図である。
【符号の説明】
3 車両搬送手段 5 電波発信手段 6 洗車手段 8 入場受付装置(車両データの入力手段) 40 建物 40a 入口部 40b 出口部 41 背景物 43 スピーカ(音響手段) 50 恐竜模型 A 恐竜遊戯施設(娯楽施設) C 車両 L1 進入路 L2 退出路 R 移動ルート
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−178873(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63G 31/02 A63G 31/16

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の進入路につながる入口部と、車両
    の退出路につながる出口部と、前記入口部から前記出口
    部までの前記車両の移動ルートに沿って、この車両に乗
    車している者を楽しませるために設けられた人工の娯楽
    手段と、前記車両の進入路側に、この車両の車種を入力
    するために設けられた車両データ入力手段とを有してい
    るとともに、前記娯楽手段が、前記車両データ入力手段を介して入力
    された車種データに従って、前 記車両に合った演出を行
    う演出手段であることを特徴とするドライブスルータイ
    プの娯楽施設。
  2. 【請求項2】 車両の進入路につながる入口部と、車両
    の退出路につながる出口部と、前記入口部から前記出口
    部までの前記車両の移動ルートに沿って、この車両に乗
    車している者を楽しませるために設けられた人工の娯楽
    手段と、前記車両の進入路側に、この車両の車種を検知
    するために設けられた車両データ検出手段とを有してい
    るとともに、前記娯楽手段が、前記車両データ検出手段を介して検出
    された車種データに従って、前 記車両に合った演出を行
    う演出手段であることを特徴とするドライブスルータイ
    プの娯楽施設。
  3. 【請求項3】 前記娯楽手段を前記車両の移動ルートと
    ともに覆う建物が設けられていることをを特徴とする
    求項1又は2記載のドライブスルータイプの娯楽施設。
  4. 【請求項4】 前記車両の移動ルートに沿って、この車
    両に乗車している者ごとこの車両を移動させる車両搬送
    手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3
    の何れかに記載のドライブスルータイプの娯楽施設。
  5. 【請求項5】 前記車両内の電波受信手段に電波を発信
    する電波発信手段が設けられていることを特徴とする請
    求項1乃至4の何れかに記載のドライブスルータイプの
    娯楽施設。
  6. 【請求項6】 前記娯楽手段が、前記車両に乗車してい
    る者に、少なくとも車外の情景と音響とを用いて、テー
    マ毎の仮想世界を体感させる演出手段であることを特徴
    とする請求項1乃至5の何れかに記載のドライブスルー
    タイプの娯楽施設。
  7. 【請求項7】 前記娯楽手段が、前記車両の移動ルート
    に沿って配置された背景物と、この背景物中より出現す
    る恐竜模型と、効果音を発する音響手段とを有した恐竜
    世界の演出手段であることを特徴とする請求項6記載の
    ドライブスルータイプの娯楽施設。
  8. 【請求項8】 前記娯楽手段は、前記車両の外面を洗車
    する洗車手段を含むことを特徴とする請求項1乃至7の
    何れかに記載のドライブスルータイプの娯楽施設。
  9. 【請求項9】 前記娯楽手段が、前記車両に乗車してい
    る者に道具を使用させて、車外の目的物にアクションを
    とらせる遊戯手段であることをことを特徴とする請求項
    1乃至6の何れかに記載のドライブスルータイプの娯楽
    施設。
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