JP3486121B2 - 遮断器の油圧操作装置 - Google Patents

遮断器の油圧操作装置

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JP3486121B2 JP34761598A JP34761598A JP3486121B2 JP 3486121 B2 JP3486121 B2 JP 3486121B2 JP 34761598 A JP34761598 A JP 34761598A JP 34761598 A JP34761598 A JP 34761598A JP 3486121 B2 JP3486121 B2 JP 3486121B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遮断器の開閉を行
う駆動源として用いられる遮断器の油圧操作装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、例えば特開昭60−97522
号公報に記載された遮断器の駆動源として使用される従
来の油圧操作装置を示す断面図である。図において、1
は、シリンダ2及びピストン3よりなり、シリンダ2内
のピストンロッド4側に第1の油圧室5、ピストンロッ
ド4の反対側に第2の油圧室6が形成された駆動部、7
は電磁弁と少なくとも1個以上の制御弁(いずれも図示
せず)により第2の油圧室6に対して高圧油の供給、排
出を行う油圧制御部であり、蓋板62に設けられた油圧
穴A13を介して第2の油圧室6と接続されている。8
は、高圧油を蓄積し、第1の油圧室5及び油圧制御部7
に高圧油を供給するアキュムレータであり、内部に高圧
の窒素ガスが封入されている。また、9は、内部に油ポ
ンプ(図示せず)が設けられた油タンク10とモータ1
1よりなり、アキュムレータ8の圧力が設定値以下にな
った際に、高圧油を油圧制御部7を介してアキュムレー
タ8に供給する油ポンプユニットである。60は上記全
ての油圧ユニットが取り付けられたベースであり、駆動
部1及びアキュムレータ8は、マニホールド61を介し
てベース60上に取り付けられている。
【0003】図6に示す従来の油圧操作装置において
は、アキュムレータ8からの高圧油は、マニホールド6
1に設けられた油圧穴C14を介してシリンダ2内のピ
ストンロッド4側の第1の油圧室5に供給される。ま
た、油圧制御部7とアキュムレータ8は、高圧配管63
とマニホールド61の油圧穴C14により接続されてお
り、アキュムレータ8より油圧制御部7に高圧油が供給
される。なお、作動油の圧力が低下した際には、油ポン
プユニット9により高圧油がアキュムレータ8に供給さ
れ、作動油の圧力は常に一定に保たれている。
【0004】次に、遮断動作について以下に説明する。
図6は、投入状態を示しており、第1の油圧室5及び第
2の油圧室6は共に高圧状態で、ピストン3の受圧面積
差によりピストン3には図中下方に力が作用している。
この状態で遮断指令を受けると、油圧制御部7の電磁弁
や制御弁が順次動作して、最終的に油圧穴A13を介し
て第2の油圧室6の作動油を排出し、第2の油圧室6を
低圧状態にする。これによりピストン3に作用する力は
図中上向きとなり、ピストン3が上方に動作し、遮断が
行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来の油圧操作装置には、以下のような課題があっ
た。すなわち、図6に示すように、同一ベース60上に
全ての油圧ユニットが取り付けられる場合、一般的にア
キュムレータ8が最も長尺であり、長手(上下)方向の
長さはアキュムレータ8によって決まっていた。一方、
横方向は各油圧ユニット全ての合計面積が占有されてい
た。従って、従来の油圧操作装置においては、設置、取
り付けに要する面積及び体積が大きくなってしまい、例
えば機構箱等に収納する場合にも、縦横共に大きな容積
の機構箱が必要であった。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、遮断器の油圧操作装置の小形集
積化を図り、簡素な構造で安定した動作が可能な遮断器
の油圧操作装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遮断器の油
圧操作装置は、シリンダ及びピストンよりなり、シリン
ダ内のピストンのロッド側に第1の油圧室、ロッドの反
対側に第2の油圧室が形成された駆動部、電磁弁と少な
くとも1個以上の制御弁により第2の油圧室に対して高
圧油の供給、排出を行う油圧制御部、高圧油を蓄積し、
第1の油圧室及び油圧制御部に高圧油を供給するアキュ
ムレータ、および内部に油ポンプが設けられた油タンク
とモータよりなり、アキュムレータの圧力が設定値以下
になった際に、高圧油を油圧制御部を介してアキュムレ
ータに供給する油ポンプユニットを備え、ベースの一側
に駆動部、油圧制御部、アキュムレータおよび油ポンプ
ユニットを配置し、ベースの他側にピストンロッドが突
出した遮断器の油圧操作装置であって、ベース上に駆動
部とアキュムレータが配置され、さらに、油圧制御部が
駆動部の上に、また油ポンプユニットが油圧制御部の上
にあって、これらの駆動部と油圧制御部と油ポンプユニ
ットが直線上に配設されているものである。
【0008】また、駆動部の第2の油圧室、油圧制御部
及び油ポンプユニットは、それぞれの接合面に設けられ
た油圧穴A及び油圧穴Bにより接続されているものであ
る。さらに、駆動部の第1の油圧室及びアキュムレータ
は、ベース内部に設けられた油圧穴Cにより接続され、
油圧制御部及びアキュムレータは、駆動部内にシリンダ
と平行に設けられた油圧穴Dと、この油圧穴Dと接続さ
れた油圧穴Cにより接続されているものである。また、
駆動部は、ベースの中心部に配設され、断面が円環形状
のアキュムレータが駆動部の周囲を取り囲むように配設
されているものである。さらに、駆動部の第1の油圧
室、アキュムレータ及び油圧制御部は、駆動部内にシリ
ンダと平行に設けられた油圧穴Eにより接続されている
ものである。
【0009】また、油圧制御部は、電磁弁と2つの第
1、第2の制御弁を有し、第1の制御弁は第2の油圧室
の油圧を制御し、第2の制御弁は第1の制御弁と電磁弁
とを接続しており、駆動部の第2の油圧室と第1の制御
弁を接続するための各々の連結口は直線上に配設され、
第1、第2の制御弁相互間を接続するための各々の連結
口も直線上に配設され、第2の制御弁と電磁弁を接続す
るための各々の連結口も直線上に配設されており、直管
を用いて接続されているか、または直接接続されている
ものである。
【0010】また、油圧制御部は、制御弁及び電磁弁よ
り排出された低圧の油を一旦蓄積し、この油を油タンク
ユニットの油タンクへ導くリザーバタンクを有するもの
である。また、リザーバタンクは、油圧制御部内の制御
弁及び電磁弁が油を排出する位置よりも、リザーバタン
クの液面が高い位置となるように設けられているもので
ある。さらに、油圧制御部は、第1の制御弁より排出さ
れた低圧の油を、直接油ポンプユニットの油タンクの液
面下へ導くための低圧配管を有し、第2の制御弁及び電
磁弁より排出された低圧の油は、リザーバタンクを介し
て油タンクへ導かれるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明す
る。図1は、本発明の実施の形態1における油圧操作装
置の構成を示す断面図である。図において、1は、シリ
ンダ2及びピストン3よりなり、シリンダ2内のピスト
ン3のピストンロッド4側に第1の油圧室5、ピストン
ロッド4の反対側に第2の油圧室6が形成された駆動
部、7は、電磁弁と少なくとも1個以上の制御弁(いず
れも図示せず)により第2の油圧室6に対して高圧油の
供給、排出を行う油圧制御部、8は、高圧油を蓄積し、
第1の油圧室5及び油圧制御部7に高圧油を供給するア
キュムレータであり、内部に高圧の窒素ガスが封入され
ている。また、9は、内部に油ポンプ(図示せず)が設
けられた油タンク10とモータ11よりなり、アキュム
レータ8の圧力が所定値以下になった際に、高圧油を油
圧制御部7を介してアキュムレータ8に供給する油ポン
プユニットである。さらに、12は、駆動部1及びアキ
ュムレータ8が取り付けられ、マニホールドの役目も兼
ねたベース、13、14及び15はそれぞれの油圧ユニ
ット間を接続する油圧穴A、油圧穴C及び油圧穴Dであ
る。図から明らかなように、駆動部1、油圧制御部7、
アキュムレータ8及び油ポンプユニット9は、ベース1
2の一側に配置され、ピストンロッド4はベース12の
他側に突出している。本実施の形態における油圧操作装
置は、駆動部1及びアキュムレータ8が同一ベース12
上に固定され、ベース12、駆動部1、油圧制御部7及
び油ポンプユニット9が、この順に直線上に配置されて
いる。図から明らかなように、油圧制御部7は駆動部1
の上にあり、油ポンプユニット9は油圧制御部7の上に
ある。
【0012】本実施の形態における油圧操作装置は、直
線上に配設された駆動部1の第2の油圧室6、油圧制御
部7及び油ポンプユニット9の油タンク10が、それぞ
れの接合面に設けられた油圧穴A13及び油圧穴B(図
示せず)により接続されている。また、第1の油圧室5
及びアキュムレータ8は、ベース12内部に設けられた
油圧穴C14により接続され、油圧制御部7及びアキュ
ムレータ8は、駆動部1内にシリンダ2と平行に設けら
れた油圧穴D15と、この油圧穴D15と接続された前
述の油圧穴C14により接続されている。すなわち、ア
キュムレータ8からの高圧油は、油圧穴C14を介して
第1の油圧室5に供給され、油圧穴C14及び油圧穴D
15を介して油圧制御部7に供給される。また、油ポン
プユニット9は、アキュムレータ8の圧力が設定値以下
になった際に、高圧油を油圧制御部7を介してアキュム
レータ8に供給するため、作動油の圧力は常に一定に保
たれている。
【0013】次に、動作について説明する。図1は遮断
状態を示しており、投入指令により、油圧制御部7の電
磁弁や制御弁が順次動作して、最終的に油圧穴A13を
介して第2の油圧室6に作動油を供給し、第2の油圧室
6を高圧状態にする。これによりピストン3に作用する
力は図中下向きとなり、ピストン3が下方に動作し投入
が行われる。このように、本実施の形態による油圧操作
装置の遮断、投入動作は、従来装置と同様に、油圧制御
部7により第2の油圧室6の圧力を低圧あるいは高圧に
し、ピストン3を上下に動作させることにより行われ
る。
【0014】以上のように、本実施の形態によれば、油
ポンプユニット9を油圧制御部7に直結し、駆動部1、
油圧制御部7及び油ポンプユニット9を縦方向の直線上
に配設したので、アキュムレータ8でほとんど決まって
しまう全長を変えることなく、設置、取り付けに要する
面積を縮小することができる。さらに、従来の油圧操作
装置に設けられていた各油圧ユニット間を連結する外部
の高圧配管63(図6)を削減することができるため、
装置全体の小形集積化が可能となる。
【0015】実施の形態2.図2は、本発明の実施の形
態2における油圧操作装置の構成を示す断面図である。
図において、16は、駆動部1内にシリンダ2と平行に
設けられた油圧穴Eで、駆動部1の第1の油圧室5、ア
キュムレータ8及び油圧制御部7を接続している。な
お、図中、同一、相当部分には同一符号を付し、説明を
省略する。本実施の形態における油圧操作装置は、上記
実施の形態1と同様に、駆動部1及びアキュムレータ8
が同一ベース12上に固定され、ベース12、駆動部
1、油圧制御部7及び油ポンプユニット9が、この順に
直線上に配設されている。さらに、本実施の形態では、
駆動部1を、ベース12の中心部に配設し、断面が円環
形状のアキュムレータ8を駆動部1の周囲を取り囲むよ
うに配設し、駆動部1の第1の油圧室5、アキュムレー
タ8及び油圧制御部7を、油圧穴E16により接続し
た。なお、本実施の形態における油圧操作装置の動作
は、上記実施の形態1と同様であるので説明を省略す
る。
【0016】本実施の形態によれば、アキュムレータ8
の断面を円環形状として駆動部1の周囲を取り囲むよう
に配設したので、駆動部1周りのスペースを有効活用で
きると共に、従来、長尺であったアキュムレータ8の全
長を削減でき、設置、取り付けに要する面積及び体積を
縮小することができる。また、上記実施の形態1と同様
に、従来の油圧操作装置に設けられていた各油圧ユニッ
ト間を連結する外部の高圧配管を削減することができる
ため、装置全体の小形集積化が可能となる。
【0017】実施の形態3.図3は、本発明の実施の形
態3である油圧操作装置の油圧制御部内における油圧回
路を示す部分拡大断面図である。図において、20は第
1の制御弁、30は第2の制御弁であり、それぞれ切替
室21、31、弁体22、32、低圧側ポート23、3
3、高圧側ポート24、34、パイロット室25、3
5、蓋板26、36より構成されている。40は電磁弁
であり、油圧室41、ボール42、ロッド43、電磁石
44、ポート45、油圧穴46より構成されている。ま
た、62は第2の油圧室6と油圧制御部7を接続する油
圧穴A13が設けられた蓋板である。なお、図中、同
一、相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。ま
た、図3では、上記実施の形態1で示した油圧操作装置
を例にとり、2段の制御弁と遮断側の電磁弁及び電磁石
で構成された油圧回路の場合を示した。実際には投入側
の電磁弁及び電磁石も設置されているが、ここでは図示
及び説明を省略する。
【0018】本実施の形態では、上記実施の形態1に示
した油圧操作装置において、駆動部1の第2の油圧室6
とこの第2の油圧室6の油圧を制御する油圧制御部7内
の第1の制御弁20を接続するための各々の連結口、油
圧制御部7内の第1の制御弁20と第2の制御弁30相
互間を接続するための各々の連結口及び第2の制御弁3
0と電磁弁40を接続するための各々の連結口をそれぞ
れ直線上に配設し、各々の連結口を直管を用いて接続し
た。すなわち、図3においては、管路17、18及び1
9に直管が用いられている。
【0019】以下に、本実施の形態における油圧制御部
7内の油圧回路の動作を説明する。第2の油圧室6は、
油圧穴A13及び管路17により、第1の制御弁20の
切替室21に接続されている。第1の制御弁20の内部
に摺動可能に配設された弁体22が図中左側に動けば、
低圧側ポート23が開き高圧側ポート24が閉じること
により切替室21は低圧になる。逆に弁体22が図中右
側に動けば低圧側ポート23が閉じ高圧側ポート24が
開くことにより、高圧配管47、油圧穴D15を介して
アキュムレータ8から高圧油が供給され、切替室21は
高圧となり、第2の油圧室6は高圧となる。このよう
に、第1の制御弁20により第2の油圧室6の油圧が制
御される。
【0020】次に、第1の制御弁20のパイロット室2
5は、管路18により第2の制御弁30の切替室31に
接続されている。第2の制御弁30の内部に摺動可能に
配設された弁体32が図中下側に動けば、低圧側ポート
33が開き高圧側ポート34が閉じることにより切替室
31は低圧になる。逆に弁体32が図中上側に動けば低
圧側ポート33が閉じ高圧側ポート34が開くことによ
り、切替室31は高圧となり、パイロット室25は高圧
となる。このように、第2の制御弁30により第1の制
御弁20のパイロット室25の油圧が制御される。
【0021】さらに、第2の制御弁30のパイロット室
35は管路19により電磁弁40の油圧室41に接続さ
れている。電磁石44が励磁されていない状態では、ボ
ール42はポート45を閉じており、油圧室41は高圧
配管47からの絞りを介した分岐配管(図示せず)によ
り高圧油を供給され、高圧状態に保たれている。電磁石
44が励磁されると、ロッド43がボール42を押し上
げてポート45が開き、油圧室41の高圧油はロッド4
3と油圧穴46で形成される環状の流路を通って流出
し、油圧室41は低圧状態となる。このように、電磁弁
40により第2の制御弁30のパイロット室35の油圧
が制御される。
【0022】本実施の形態では、上記のように構成され
た油圧制御部7において、駆動部1の第2の油圧室6と
第1の制御弁20、第1の制御弁20と第2の制御弁3
0及び第2の制御弁30と電磁弁40を接続する管路1
7、18及び19がそれぞれ直線となるように各弁を配
置した。すなわち、駆動部1のピストン3の動作方向と
第1の制御弁20の弁体22の動作方向が垂直、第1の
制御弁20の弁体22の動作方向と第2の制御弁30の
弁体32の動作方向が垂直、並びに第2の制御弁30の
弁体32の動作方向と電磁弁40のロッド43の動作方
向が平行となるように配置した。その結果、管路17、
18及び19が直管で構成でき、配管の加工が容易にな
る。さらに、各弁を直接接続することも可能であり、こ
の場合、ピストン3や弁体22、32を組み込んだ後固
定するための蓋板62、26、36を、それぞれが接続
されている制御弁または電磁弁本体で代用できるため、
これらの蓋板62、26、36が不要となり、油圧制御
部7を簡素化できる。なお、ここでは、実施の形態1で
示した油圧操作装置を例に挙げて説明したが、本実施の
形態による油圧制御部7内における油圧回路は、実施の
形態2で示した油圧操作装置にも適用できる。
【0023】実施の形態4.図4は、本発明の実施の形
態4である油圧操作装置の油圧制御部内における油圧回
路を示す部分拡大断面図である。図において、50は、
第1の制御弁20、第2の制御弁30及び電磁弁40よ
り排出された低圧の油を一旦蓄積し、この油を油ポンプ
ユニット9の油タンク10へ導くリザーバタンク、51
はリザーバタンク50の液面を示している。なお、図
中、同一、相当部分には同一符号を付し、説明を省略す
る。図4では、油圧制御部7が2段の制御弁と遮断側の
電磁弁及び電磁石で構成され、特にピストンロッドが鉛
直上方である場合を示している。実際には投入側の電磁
弁及び電磁石も設置されているが、ここでは図示及び説
明を省略する。
【0024】本実施の形態では、第1の制御弁20、第
2の制御弁30及び電磁弁40より排出された低圧の油
を一旦リザーバタンク50に蓄積し、この油を油ポンプ
ユニット9の油タンク10へ導くようにしたものであ
る。各弁の作動油の排出口とリザーバタンク50の下部
は低圧配管48で接続され、リザーバタンク50の上部
と油タンク10とは低圧配管49で接続されており、リ
ザーバタンク50の液面51は、低圧配管49の位置に
ある。さらに、本実施の形態によるリザーバタンク50
は、油圧制御部7内の全ての制御弁及び電磁弁、ここで
は第1の制御弁20、第2の制御弁30及び電磁弁40
が油を排出する位置よりも、リザーバタンク50の液面
51が高い位置となるように設けられている。
【0025】このように構成された油圧操作装置では、
各弁から排出された低圧の油がリザーバタンク50に集
められるため、リザーバタンク50には常に作動油が供
給され、液面51はほぼ一定に保たれる。また、リザー
バタンク50から作動油がその自重により各弁に加圧、
供給されているので、油圧操作装置の動作時に各弁周囲
の油圧回路内において気泡等が発生した場合にも、その
気泡はリザーバタンク50の作動油と置換されて油圧制
御部7の油圧回路内には気泡が残ることが無く、次に続
く動作に遅れが生じることを防止できる。
【0026】実施の形態5.図5は、本発明の実施の形
態5である油圧操作装置の油圧制御部内における油圧回
路を示す部分拡大断面図である。図において、52は第
1の制御弁20より排出された低圧の油を、直接油ポン
プユニット9の油タンク10の液面下へ導くための低圧
配管である。なお、図中、同一、相当部分には同一符号
を付し、説明を省略する。図5では、油圧制御部7が2
段の制御弁と遮断側の電磁弁及び電磁石で構成され、特
にピストンロッド4が鉛直上方である場合を示してい
る。実際には投入側の電磁弁及び電磁石も設置されてい
るが、ここでは図示及び説明を省略する。
【0027】本実施の形態における油圧制御部7は、駆
動部1の第2の油圧室6の油圧を制御する第1の制御弁
20より排出された低圧の油を、直接油ポンプユニット
9の油タンク10の液面下へ導くための低圧配管52を
有し、第1の制御弁20以外の油圧制御部7内の制御
弁、ここでは第2の制御弁30及び電磁弁40より排出
された低圧の油は、リザーバタンク50を介して油タン
ク10へ導かれるように構成されている。本実施の形態
によれば、他の制御弁に比べて排出量が多い第2の油圧
室6からの作動油がリザーバタンク50に導かれないこ
とから、リザーバタンク50やリザーバタンク50まで
の管路48をそれほど大きくする必要がなく、油圧制御
部7の機構が簡素化され、小形化が図られる。また、本
実施の形態における構成では、第2の油圧室6で発生し
た気泡は取り除かれないが、ピストン3周りの油圧回路
内での気泡の影響は、油圧制御部7の各弁における気泡
の影響に比べて軽微であり、動作に遅れを生じさせるこ
とも少ない。また、シリンダ2の第2の油圧室6からの
作動油は、低圧配管52により油タンク10の液面より
下に導かれるため、外部から第2の油圧室6に空気が入
り込むことがなく、第2の油圧室6の気泡の量が増える
ことはない。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ベース
上に駆動部とアキュムレータが配置され、さらに油圧制
御部が駆動部の上に、油ポンプユニットが油圧制御部の
上にあって、これらの駆動部、油圧制御部、油ポンプユ
ニットを直線上に配設したので、従来装置に比べて設
置、取り付けに要する面積を縮小でき、小形集積化が図
られ、簡素な構造で安定した動作が可能な遮断器の油圧
操作装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1である油圧操作装置の
構成を示す断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態2である油圧操作装置の
構成を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態3である油圧操作装置の
油圧制御部内における油圧回路を示す部分拡大断面図で
ある。
【図4】 本発明の実施の形態4である油圧操作装置の
油圧制御部内における油圧回路を示す部分拡大断面図で
ある。
【図5】 本発明の実施の形態5である油圧操作装置の
油圧制御部内における油圧回路を示す部分拡大断面図で
ある。
【図6】 従来の油圧操作装置の構成を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 駆動部、2 シリンダ、3 ピストン、4 ピスト
ンロッド、5 第1の油圧室、6 第2の油圧室、7
油圧制御部、8 アキュムレータ、9 油ポンプユニッ
ト、10 油タンク、11 モータ、12 ベース、1
3 油圧穴A、14 油圧穴C、15 油圧穴D、16
油圧穴E、17、18、19 管路、20 第1の制
御弁、30 第2の制御弁、21、31 切替室、2
2、32 弁体、23、33 低圧側ポート、24、3
4 高圧側ポート、25、35 パイロット室、26、
36、62 蓋板、40 電磁弁、41 油圧室、42
ボール、43 ロッド、44 電磁石、45 ポー
ト、46 油圧穴、47 高圧配管、48、49 低圧
配管、50 リザーバタンク、51 液面、 52 低
圧配管、60 ベース、61 マニホールド、63 高
圧配管。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−97522(JP,A) 特開 平10−50181(JP,A) 特開 平4−333484(JP,A) 特開 昭61−294201(JP,A) 実開 昭57−179234(JP,U) 実開 平2−85003(JP,U) 実開 昭60−99304(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 33/30 F15B 1/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ及びピストンよりなり、上記シ
    リンダ内の上記ピストンロッド側に第1の油圧室、上記
    ロッドの反対側に第2の油圧室が形成された駆動部、 電磁弁と少なくとも1個以上の制御弁により上記第2の
    油圧室に対して高圧油の供給、排出を行う油圧制御部、 高圧油を蓄積し、上記第1の油圧室及び上記油圧制御部
    に高圧油を供給するアキュムレータ、および 内部に油ポンプが設けられた油タンクとモータよりな
    り 、上記アキュムレータの圧力が設定値以下になった際
    に、高圧油を上記油圧制御部を介して上記アキュムレー
    タに供給する油ポンプユニットを備え、 ベースの一側に上記駆動部、上記油圧制御部、上記アキ
    ュムレータおよび上記油ポンプユニットを配置し、上記
    ベースの他側に上記ピストンロッドが突出した遮断器の
    油圧操作装置であって、上記ベース上に上記駆動部と上記アキュムレータが配置
    され、さらに、上記油圧制御部が上記駆動部の上に、ま
    た上記油ポンプユニットが上記油圧制御部の上にあっ
    て、これらの駆動部と油圧制御部と油ポンプユニットが
    直線上に 配設されていることを特徴とする遮断器の油圧
    操作装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動部の第2の油圧室、上記油圧制
    御部及び上記油ポンプユニットは、それぞれの接合面に
    設けられた油圧室A及び油圧室Bにより接続されている
    ことを特徴とする請求項1記載の遮断器の油圧操作装
    置。
  3. 【請求項3】 上記駆動部の第1の油圧室及び上記アキ
    ュムレータは、上記ベース内部に設けられた油圧穴Cに
    より接続され、上記油圧制御部及び上記アキュムレータ
    は、上記駆動部内に上記シリンダと平行に設けられた油
    圧穴Dと、この油圧穴Dと接続された上記油圧穴Cによ
    り接続されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の遮断器の油圧操作装置。
  4. 【請求項4】 上記駆動部は、上記ベースの一側の中心
    部に配設され、断面が円環形状の上記アキュムレータが
    上記駆動部の周囲を取り囲むように配設されていること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の遮断器の
    油圧操作装置。
  5. 【請求項5】 上記駆動部の第1の油圧室、上記アキュ
    ムレータ及び上記油圧制御部は、上記駆動部内に上記シ
    リンダと平行に設けられた油圧穴Eにより接続されてい
    ることを特徴とする請求項4記載の遮断器の油圧操作装
    置。
  6. 【請求項6】 上記油圧制御部は、上記電磁弁と2つの
    第1、第2の制御弁を有し、上記第1の制御弁は上記第
    2の油圧室の油圧を制御し、上記第2の制御弁は上記第
    1の制御弁と上記電磁弁とを接続しており、上記駆動部
    の第2の油圧室と上記第1の制御弁を接続するための各
    々の連結口は直線上に配設され、上記第1、第2の制御
    弁相互間を接続するための各々の連結口も直線上に配設
    され、上記第2の制御弁と上記電磁弁を接続するための
    各々の連結口も直線上に配設されており、直管を用いて
    接続されているか、または直接接続されていることを特
    徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の遮
    断器の油圧操作装置。
  7. 【請求項7】 上記油圧制御部は、上記制御弁及び電磁
    弁より排出された低圧の油を一旦蓄積し、この油を上記
    油タンクユニットの油タンクへ導くリザーバタンクを有
    することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一
    項に記載の遮断器の油圧操作装置。
  8. 【請求項8】 上記リザーバタンクは、上記油圧制御部
    内の上記制御弁及び電磁弁が油を排出する位置よりも、
    上記リザーバタンクの液面が高い位置となるように設け
    られていることを特徴とする請求項7記載の遮断器の油
    圧操作装置。
  9. 【請求項9】 上記油圧制御部は、上記第1の制御弁よ
    り排出された低圧の油を、直接上記油ポンプユニットの
    油タンクの液面下へ導くための低圧配管を有し、上記第
    2の制御弁及び電磁弁より排出された低圧の油は、上記
    リザーバタンクを介して上記油タンクへ導かれることを
    特徴とする請求項7記載の遮断器の油圧操作装置。
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