JP3512848B2 - 室内換気システム - Google Patents

室内換気システム

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JP3512848B2
JP3512848B2 JP07992894A JP7992894A JP3512848B2 JP 3512848 B2 JP3512848 B2 JP 3512848B2 JP 07992894 A JP07992894 A JP 07992894A JP 7992894 A JP7992894 A JP 7992894A JP 3512848 B2 JP3512848 B2 JP 3512848B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、事務所、住宅、学校等
の建物の室内の換気を行なうための室内換気システムに
関する。 【0002】 【従来の技術】従来では、事務所などの大規模な建物な
どでは、室内の換気(あるいは冷房)は換気用(あるい
は冷房用)の装置を稼働させることにより行なわれてい
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来では、特に、大規
模な建物の室内の換気を行なうには、大規模な装置を設
ける必要があり、そのための設備費が高額となると共
に、電力消費量も相当なものになっていた。この場合、
窓を開けて外気を取り入れることにより室内の換気を行
なうことは可能であるが、夜間や雨天時に窓を開けたま
まの状態にしておくことはできないので、夜間や雨天時
における外気による換気は制約されてしまっていた。さ
らに、高層建物では窓が開けられないものが多く、自然
の風を取り入れるのは困難であった。 【0004】そこで、本発明は、前記従来技術の問題点
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、換
気用の装置を設けなくても(あるいは稼働させなくて
も)室内の換気(あるいは冷房)を自然に行なえるよう
な室内換気システムを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、外部に面した窓(3)を有する室
(2)の室内換気システムにおいて、室(2)の上部に
設けられた天井チャンバー(4)と、この天井チャンバ
ー(4)の外部に面した窓(3)側に設けられ、かつ外
部と天井チャンバー(4)との間で空気の出し入れを行
なう外ガラリ(6)と、天井チャンバー(4)の下面に
設けられ、かつ室(2)内と天井チャンバー(4)との
間で空気の出し入れを行なう天井開口部(7)と、上記
外部に面した窓(3)と対向する側の室(2)内上部に
設けられ、かつ室(2)内に対し空気の出し入れを行な
う内ガラリ(8)とを有する。また、請求項記載の発明
では、廊下、壁、押入れ等(1)を介して背中合わせに
配置され、かつ外部に面した窓(3a,3b)をそれぞ
れ有する第1及び第2の室(2a,2b)の室内換気シ
ステムにおいて、(a)第1の室(2a)の上部に設け
られた第1の天井チャンバー(4a)と、第2の室(2
b)の上部に設けられた第2の天井チャンバー(4c)
と、第1の天井チャンバー(4a)の外部に面した窓
(3a)側に設けられ、かつ外部と第1の天井チャンバ
ー(4a)との間で空気の出し入れを行なう第1の外ガ
ラリ(6a)と、第1の天井チャンバー(4a)の下面
に設けられ、かつ第1の室(2a)内と第1の天井チャ
ンバー(4a)との間で空気の出し入れを行なう第1の
天井開口部(7a)と、外部に面した窓(3a)と対向
する側の第1の室(2a)内上部に設けられ、かつ第1
の室(2a)内と第2の天井チャンバー(4c)との間
で空気の出し入れを行なう第1の内ガラリ(8a)と、
第2の天井チャンバー(4c)の外部に面した窓(3
b)側に設けられ、かつ第2の天井チャンバー(4c)
と外部との間で空気の出し入れを行なう第2の外ガラリ
(6b)とを有する第1の室(2a)の室内換気設備
と、(b)第1の室(2a)の上部に第1の天井チャン
バー(4a)と隣接して設けられた第3の天井チャンバ
ー(4b)と、第2の室(2b)の上部に第2の天井チ
ャンバー(4c)と隣接して設けられた第4の天井チャ
ンバー(4d)と、第4の天井チャンバー(4d)の外
部に面した窓(3b)側に設けられ、かつ外部と第4の
天井チャンバー(4d)との間で空気の出し入れを行な
う第3の外ガラリ(6c)と、第4の天井チャンバー
(4d)の下面に設けられ、かつ第2の室(2b)内と
第4の天井チャンバー(4d)との間で空気の出し入れ
を行なう第2の天井開口部(7b)と、外部に面した窓
(3b)と対向する側の第2の室(2b)内上部に設け
られ、かつ第2の室(2b)内と第3の天井チャンバー
(4b)との間で空気の出し入れを行なう第2の内ガラ
リ(8b)と、第3の天井チャンバー(4b)の外部に
面した窓(3a)側に設けられ、かつ第3の天井チャン
バー(4b)と外部との間で空気の出し入れを行なう第
4の外ガラリ(6d)とを有する第2の室(2b)内の
室内換気設備とから成り、(c)上記第1の室(2a)
内と第2の室(2b)内とを外気により同時に換気する
ように構成した。 【0006】 【作用】本発明では、天井チャンバーの外部に面した窓
側に外ガラリを、天井チャンバーの下面に天井開口部
を、外部に面した窓と対向する側の室内上部に内ガラリ
をそれぞれ設けた。このように構成することにより、外
部と天井チャンバーとの間で空気の出し入れを行なった
り、室内と天井チャンバーとの間で空気の出し入れを行
なったり、室内に対し空気の出し入れを行なったりする
ことが可能になる。このようにすれば、室内を空気が自
然に循環するので、換気用の装置を設けなくても(ある
いは稼働させなくても)室内の換気が行なわれ、室内の
空気を清浄にすることが可能になる。この場合、室内の
換気は、風圧力、温度差による浮力により自然に行なわ
れる。よって、夜間や雨天時などのように、窓を開けた
ままにしておくことができない状況においても、外気に
よる換気が可能になる。特に、窓が開けられないように
なっている高層建物において、自然の風を取り入れるこ
とができ快適なオフィス環境を提供することが可能にな
る。また、負荷が少ないような場合には、外気により室
内を冷房することも可能である。この場合、換気量が多
い場合には、気流によって事務所内の人に対して直接冷
却効果を及ぼすことも可能である。かかる室内換気シス
テムは、基本的には一つの室内に適用されるものである
が、請求項記載の発明は、特に、廊下、壁、押入れ等を
介して背中合わせに配置された二つの室内の換気を同時
に行なうのに適した室内換気システムを提供する。 【0007】 【実施例】本発明の実施例を図により説明する。本発明
の室内換気システムの概念図を図1に示す。室2内に
は、外部に面した窓3が設けられている。室2の上部に
は、天井チャンバー4が設けられ、この天井チャンバー
4の窓側には、外ガラリ6が設けられている。また、天
井チャンバー4の下面には、天井開口部7が設けられ、
窓3と対向する側の室2内の上部には内ガラリ8が設け
られている。ここで、外ガラリ6、内ガラリ8は、羽板
を平行に取付けて開口部を構成したものである。 【0008】このようにシステム構成の下、外ガラリ6
を介して外部と天井チャンバー4との間で空気の出し入
れ100aが行なわれる。また、天井開口部7を介して
室2内と天井チャンバー4との間で空気の出し入れ10
0bが行なわれる。さらに、内ガラリ8を介して室2内
に対して空気の出し入れ100cが行なわれる。外ガラ
リ6を介しての室2内への外気の導入は、風が吹いてい
る時はその風圧により、風が吹いていない時は室2内の
負圧により行なわれる。また、室2内の空気は、室2内
の温度上昇による浮力(対流)と気圧により外部に排気
される。このようにすれば、室2内を空気が自然に循環
するので、換気用の装置を設けなくても(あるいは稼働
させなくても)室内の換気が行なわれる。 【0009】次に、本発明の他の室内換気システムの構
成を図2及び図3に示す。これは、廊下、壁、押入れ等
を介して背中合わせに配置された二つの室内の換気を同
時に行なうのに適した室内換気システムである。図2は
空気の流れる向きが矢印A方向の場合であり、図3は空
気の流れる向きが矢印B方向の場合をそれぞれ示す。ま
た、図4(a)に第1の室内の室内換気設備の断面を、
図4(b)に第2の室内の室内換気設備の断面を、それ
ぞれ空気の流れと共に示す。この空気の流れは、風が吹
いている時にはその風圧(風力)により、風が吹いてい
ない時には室内の負圧により生じる。 【0010】第1の室2aと第2の室2bとが、廊下、
壁、押入れ等1を介して背中合わせに配置されている。
第1の室2aには外部に面した窓3aが、第2の室2b
には外部に面した窓3bがそれぞれ配置されている。ま
た、第1の室2aの上部には、図5に示すように、仕切
板10を介して第1の天井チャンバー4aと第3の天井
チャンバー4bとが隣接して配置されている。さらに、
第2の室2bの上部には、仕切板10を介して第2の天
井チャンバー4cと第4の天井チャンバー4dが隣接し
て配置されている。 【0011】本換気システムは、天井チャンバー4a,
4b,4c,4dに、第1、第2、第3及び第4の外ガ
ラリ6a,6b,6c,6dを配置し、天井チャンバー
4a、4dの下面に、第1及び第2の天井開口部(スリ
ットなど)7a,7bを配置し、第1の室2aと第2の
室2bの室内に第1及び第2の内ガラリ8a,8bを配
置することにより構成される。 【0012】まず、第1の室2aの構成を説明する。第
1の室2aの上部には、第1の天井チャンバー4aと第
3の天井チャンバー4bが隣接して配置されている。第
1の天井チャンバー4aの外部に面した窓3a側には、
第1の外ガラリ6aが設けられ、第3の天井チャンバー
4bの外部に面した窓3a側には、第4の外ガラリ6d
が設けられている。また、第1の天井チャンバー4aの
下面には、第1の天井開口部7aが設けられている。ま
た、窓3aと対向する側の第1の室2a内の上部には、
第1の内ガラリ8aが設けられている。 【0013】次に、第2の室2bの構成について説明す
る。第2の室2bの上部には、第2の天井チャンバー4
cと第4の天井チャンバー4dが隣接して配置されてい
る。第2の天井チャンバー4cの外部に面した窓3b側
には、第2の外ガラリ6bが設けられ、第4の天井チャ
ンバー4dの外部に面した窓3b側には、第3の外ガラ
リ6cが設けられている。また、第4の天井チャンバー
4dの下面には、第2の天井開口部7bが設けられてい
る。また、窓3bと対向する側の第2の室2b内の上部
には、第2の内ガラリ8bが設けられている。 【0014】次に、上記図2及び図3に示したシステム
の動作を説明する。まず、空気の流れが矢印A方向の場
合の動作を図2により説明する。外部から第2の外ガラ
リ6bを介して入った外気c1は、第2の天井チャンバ
ー4cに導かれ、第1の内ガラリ8aから第1の室2a
内に入る。そして、第1の室2a内の空気c2は、温度
上昇による浮力(対流)と気圧により、第1の天井開口
部7aから第1の天井チャンバー4aに吹き出て、第1
の外ガラリ6aから外部に排気される。このようにし
て、空気の流れが矢印A方向の場合に、外気が第1の室
2a内に導かれて換気が行なわれる(図4(a)参
照)。 【0015】一方、外部から第3の外ガラリ6cを介し
て入った外気d1は、第4の天井チャンバー4dに導か
れ、第2の天井開口部7bから第2の室2b内に入る。
そして、第2の室2b内の空気d2は、温度上昇による
浮力(対流)と気圧により、第2の内ガラリ8bから第
3の天井チャンバー4bに導かれ、第4の外ガラリ6d
から外部に排気される。このようにして、空気の流れが
矢印A方向の場合に、外気が第2の室2b内に導かれて
換気が行なわれる(図4(b)参照)。 【0016】次に、空気の流れが矢印B方向の場合の動
作を図2により説明する。外部から第1の外ガラリ6a
を介して入った外気e1は、第1の天井チャンバー4a
に導かれ、第1の天井開口部7aから第1の室2a内に
入る。そして、第1の室2a内の空気e2は、温度上昇
による浮力(対流)と気圧により、第1の内ガラリ8a
から第2の天井チャンバー4cに導かれ、第2の外ガラ
リ6bから外部に排気される。このようにして、空気の
流れが矢印B方向の場合に、外気が第1の室2a内に導
かれて換気が行なわれる(図4(a)参照)。 【0017】一方、外部から第4の外ガラリ6dを介し
て入った外気f1は、第3の天井チャンバー4bに導か
れ、第2の内ガラリ8bから第2の室2b内に入る。第
2の室2b内の空気f2は、温度上昇による浮力(対
流)と気圧により、第2の天井開口部7bから第4の天
井チャンバー4dに吹き出され、第3の外ガラリ6cか
ら外部に排気される。このようにして、空気の流れが矢
印B方向の場合に、外気が第2の室2b内に導かれて換
気が行なわれる(図4(b)参照)。また、冷房負荷の
大きい場合や、暖房時には、外ガラリ6、内ガラリ8を
閉めて、冷暖房装置を稼働させて冷暖房を行なうように
してもよい。 【0018】 【発明の効果】本発明によれば、室内を空気が自然に循
環するので、換気用の装置を設けなくても(あるいは稼
働させなくても)室内の換気を自然に行なうことができ
る。よって、夜間や雨天時などのように、外部に面した
窓を開けたままにしておくことができない状況において
も外気による換気ができる。特に、窓が開けられないよ
うになっている高層建物において、自然の風を取り入れ
ることが可能になり快適なオフィス環境を提供すること
ができる。また、負荷が少ないような場合には、外気に
より室内を冷房することもできる。この場合、換気量が
多い場合には、気流によって事務所内の人に対して直接
冷却効果を及ぼすこともできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の室内換気システムの概念図である。 【図2】本発明の他の室内換気システムの構成を示す図
で、空気の流れが矢印Aの場合である。 【図3】本発明の他の室内換気システムの構成を示す図
で、空気の流れが矢印Bの場合である。 【図4】(a)は、第1の室内の室内換気設備の断面を
示す図であり、(b)は、第2の室内の室内換気設備の
断面を示す図である。 【図5】天井チャンバーの詳細な構成を示す図である。 【符号の説明】 2 室 4 天井チャンバー 6 外ガラリ 7 天井開口部 8 内ガラリ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 廊下、壁、押入れ等を介して背中合わせ
    に配置され、かつ外部に面した窓をそれぞれ有する第1
    及び第2の室の室内換気システムにおいて、 (a)第1の室の上部に設けられた第1の天井チャンバ
    ーと、第2の室の上部に設けられた第2の天井チャンバ
    ーと、第1の天井チャンバーの外部に面した窓側に設け
    られ、かつ外部と第1の天井チャンバーとの間で空気の
    出し入れを行なう第1の外ガラリと、第1の天井チャン
    バーの下面に設けられ、かつ第1の室内と第1の天井チ
    ャンバーとの間で空気の出し入れを行なう第1の天井開
    口部と、外部に面した窓と対向する側の第1の室内上部
    に設けられ、かつ第1の室内と第2の天井チャンバーと
    の間で空気の出し入れを行なう第1の内ガラリと、第2
    の天井チャンバーの外部に面した窓側に設けられ、かつ
    第2の天井チャンバーと外部との間で空気の出し入れを
    行なう第2の外ガラリとを有する第1の室の室内換気設
    備と、 (b)第1の室の上部に第1の天井チャンバーと隣接し
    て設けられた第3の天井チャンバーと、第2の室の上部
    に第2の天井チャンバーと隣接して設けられた第4の天
    井チャンバーと、第4の天井チャンバーの外部に面した
    窓側に設けられ、かつ外部と第4の天井チャンバーとの
    間で空気の出し入れを行なう第3の外ガラリと、第4の
    天井チャンバーの下面に設けられ、かつ第2の室内と第
    4の天井チャンバーとの間で空気の出し入れを行なう第
    2の天井開口部と、外部に面した窓と対向する側の第2
    の室内上部に設けられ、かつ第2の室内と第3の天井チ
    ャンバーとの間で空気の出し入れを行なう第2の内ガラ
    リと、第3の天井チャンバーの外部に面した窓側に設け
    られ、かつ第3の天井チャンバーと外部との間で空気の
    出し入れを行なう第4の外ガラリとを有する第2の室内
    の室内換気設備とから成り、 (c)上記第1の室内と第2の室内とを外気により同時
    に換気するように構成したことを特徴とする室内換気シ
    ステム。
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