JP3514918B2 - 自動販売機の金銭処理装置 - Google Patents
自動販売機の金銭処理装置Info
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Description
硬貨処理装置とを主制御部によりマスタ・スレーブ方式
で制御し釣銭を払い出す自動販売機(以下、自販機)の
金銭処理装置に関する。
主制御部が硬貨処理装置と紙幣処理装置とを一括制御す
る、いわゆるマスタ・スレーブ方式が主に用いられる。
この方式による各機器の構成と金銭処理動作は以下のと
おりである。図1は、自販機のマスタ・スレーブ方式を
示す構成図である。1はマスタとしての自販機の主制御
部で、シリアル通信線4を介して、スレーブとしての、
硬貨処理装置2、紙幣処理装置3、その他の装置5を一
括制御する。なお、各装置は制御用のマイコンを内蔵し
ている。
インタフェース部を示す。主制御部1は一対の送受信
線、すなわち主制御部受信線55と主制御部送信線56
とをもち、この通信線に硬貨処理装置2や紙幣処理装置
3などのスレーブの送受信線が接続されている。各装置
と主制御部間の情報は、主制御部1と硬貨処理装置2
間、あるいは主制御部1と紙幣処理装置3間でそれぞれ
やり取りされる。例えば、硬貨処理装置2からは、硬貨
処理装置送信線51を介して、釣銭枚数を示す情報が定
期的に主制御部1へ伝送される。
伝送される釣銭枚数の伝送情報を、硬貨処理装置の記憶
部にセットする動作を示すフローチャートである。この
動作は次のとおりである。硬貨は、10円,50円など
の種類別に硬貨処理装置2の硬貨収納部に収納される。
収納部に保有の釣銭枚数は近接スイッチなどのセンサで
検知され、通常は保有釣銭枚数が10枚以上なら10枚
(釣銭有り)、未満なら0枚(釣銭無し)とセットされ
る。
時は(ステップS61,分岐N)、釣銭セットループ
(ステップS62からステップS66まで)に入る。こ
のループでは、センサが釣銭有りを検知していれば(ス
テップS63,分岐Y)伝送情報に釣銭枚数10枚とセ
ットし(ステップS64)、釣銭無しを検知していれば
(ステップS63,分岐N)釣銭枚数0枚とセットする
(ステップS65)。この釣銭セット動作をすべての種
類の硬貨に対して行うと釣銭セットループを抜け、ステ
ップS67へ進む。以上の動作により、硬貨投入待機中
は、硬貨収納部の硬貨を補給や回収することで釣銭セッ
ト枚数が変化する。
たときは(分岐Y)、自販機側の主制御部1で販売可否
を判定するため上記の釣銭セットループは通らないで、
ステップS67へ進む。つまり、釣銭セット枚数の変化
が禁止されたことになる。ステップS67では、投入・
払出硬貨による釣銭枚数の加減算処理を行って終了す
る。
ト枚数が変化することはないので、商品提供後に釣銭払
出しができなくなるなどの不都合は起こらない。
理には次の問題がある。上述のような硬貨と紙幣を併用
する自販機で釣銭払出しを行う場合、硬貨の投入前に紙
幣処理装置に紙幣が挿入されると、商品提供後に釣銭が
返金できないなど、釣銭処理が適正に行えないことがあ
る。その理由は次のとおりである。
き、硬貨処理装置2に100円硬貨が10枚あったとす
る。このとき、上述したように、硬貨処理装置2から主
制御部1へ伝送する釣銭情報には、釣銭枚数10枚とセ
ットされている。ここで、紙幣処理装置3に1000円
紙幣1枚が挿入されると、主制御部1は、硬貨処理装置
2の伝送情報により商品販売可と判断し商品を提供す
る。
貨処理装置2の釣銭枚数センサの検知状態が変化し釣銭
0を検知していると、硬貨処理装置2は上述の動作によ
り釣銭枚数0を主制御部へ伝送してしまう。このため、
正常な釣銭返却ができなくなることがある。すなわち、
先に硬貨処理装置2に硬貨が投入されたときは、センサ
の検知状態が変化しても釣銭変化が禁止されているので
正常な釣銭処理が行われる。しかし、最初に紙幣処理装
置3に紙幣が挿入されると、図5に示したように紙幣処
理装置送信線52は主制御部受信線55に接続されてい
るので、硬貨処理装置2側(硬貨処理装置受信線53)
ではこの紙幣挿入を検知できない。このため、硬貨処理
装置2側では、図6のフローチャートのステップS61
で硬貨投入無し(分岐N)と判断し、釣銭セットループ
に入るため、センサの検知状態の変化が釣銭情報にセッ
トされ(上記の場合、釣銭枚数0)主制御部1へ伝送さ
れてしまうからである。
えば次のような場合に発生する。図7は、硬貨処理装置
2の硬貨収納部(釣銭チューブ)71に、硬貨73が収
納された状態を示す図である。硬貨の枚数は近接スイッ
チなどのエンプティセンサ72で検知される。通常、硬
貨73と釣銭チューブ71間にはすきま74があるた
め、硬貨がセンサ寄りか離れた位置にあるかによって、
エンプティセンサ72の出力が変わる。図8は、この状
態を示した図である。例えば、釣銭チューブ71に実際
には13枚の硬貨が収納されている場合、センサ寄りの
ときは釣銭有りと出力されるが(図8左図)、センサか
ら離れた位置にあるときは釣銭無しと出力されてしまう
(図8右図)。
自販機で、先に紙幣処理装置に紙幣が挿入されたとき、
硬貨処理装置から主制御部へ伝送する釣銭枚数の変化を
禁止することである。
金銭処理装置は、紙幣処理装置と硬貨処理装置とが主制
御部によりマスター・スレーブ方式で制御される自動販
売機の金銭処理装置において、紙幣処理装置に紙幣が挿
入されたことを検知する紙幣検知手段と、硬貨処理装置
に収納された釣銭硬貨の枚数を検知する枚数検知手段
と、枚数検知手段による硬貨枚数を設定記憶する枚数設
定手段と、紙幣検知手段に基づく、紙幣処理装置から主
制御部への紙幣挿入有りの伝送情報を監視する監視手段
とを備え、監視手段が紙幣処理装置に紙幣が挿入された
ことを検知したときは、枚数設定手段による釣銭枚数の
変化を禁止する。
入されたときには、監視手段の情報に基づいて釣銭枚数
の変化が禁止される。また、監視手段は、紙幣処理装置
から主制御部への信号と、主制御部から硬貨処理装置へ
の信号とを伝送路上で論理和により監視するようにすれ
ば、簡単な回路構成で紙幣処理装置への紙幣挿入がモニ
ターされる。
号と、主制御部から硬貨処理装置への信号とが、それぞ
れ自身を識別する識別符号をもつようにすれば、紙幣処
理装置からの信号が容易に識別される。
を示す構成ブロック図である。この発明による自販機は
マスタ・スレーブ方式で制御される。1はマスタとして
の自販機の主制御部で、シリアル通信線4を介して、ス
レーブとしての、硬貨処理装置2、紙幣処理装置3、そ
の他の装置5を一括制御する。各装置は制御用のマイコ
ンを内蔵している。
信インタフェース部を示す。このインタフェース部と先
述した従来のインタフェース部(図5)との相違は、ス
レーブ共通の送信線と硬貨処理装置2の入力線とを、点
線で図示した範囲のように、論理和で接続(OR接続)
していることである。したがって、紙幣処理装置3から
主制御部1への伝送データを硬貨処理装置2側でモニタ
ーできるようになる。すなわち、従来のインタフェース
部(図5)では、紙幣処理装置3への紙幣挿入を硬貨処
理装置2側が認識できなかったが、この発明によるイン
タフェース部(図2)では認識できるようになる。な
お、硬貨処理装置2の受信線23には、紙幣処理装置3
から主制御部1への送信データと、主制御部1から硬貨
処理装置2への送信データとの両信号が入力されるが、
両者の識別は例えば各信号のヘッダーなどの符号により
識別できる。
ース部による金銭処理の主要部動作を示すフローチャー
トである。まず、図3は、紙幣処理装置3に紙幣が挿入
されたかどうかを、硬貨処理装置2側でモニターする動
作を示すフローチャートである。紙幣処理装置3のデー
タ要求がなければ(ステップS31,分岐N)そのまま
終了する。要求があれば(分岐Y)紙幣処理装置3のデ
ータを受信し、送信完了後(ステップS32,分岐
Y)、紙幣の挿入があったときは(ステップS33,分
岐Y)、硬貨処理装置2のマイコン内の記憶部などに紙
幣挿入有りフラグをセットし(ステップS34)、紙幣
挿入がなければ(ステップS33,分岐N)紙幣挿入有
りフラグをクリアし(ステップS35)、終了する。
部1への釣銭枚数情報をセットする動作を示すフローチ
ャートである。このフローチャートは、先述した従来の
動作を示すフローチャート(図6)のステップS61と
ステップS62との間に、紙幣処理装置3に紙幣挿入が
あったかどうかを判断するステップを追加した構成にな
っている。
投入がないときは(ステップS41,分岐N)、上述の
紙幣挿入有りフラグがオンかどうかを判断する(ステッ
プS42)。オンのときは(分岐Y)釣銭情報の変化を
禁止するために、ステップS48へ進む。オンでないと
き、つまり紙幣の挿入がないときは(分岐N)、従来の
釣銭枚数セットの動作と同様に、釣銭セットループ(ス
テップS43からステップS47まで)に入る。すなわ
ち、各硬貨種類に対し、センサが釣銭有りを検知してい
れば(ステップS44,分岐Y)釣銭枚数10枚をセッ
トし(ステップS45)、釣銭無しを検知していれば
(ステップS44,分岐N)釣銭枚数0をセットし(ス
テップS46)、ステップS48で釣銭枚数加減算処理
をして(ステップS48)終了する。
2への硬貨投入より先に紙幣処理装置3への紙幣挿入が
あった場合、硬貨処理装置2側では認識できなかったの
で、釣銭セットループに入り釣銭枚数の変化に応じて釣
銭枚数をセットしていたが、この発明では、紙幣挿入有
りフラグの状態により紙幣挿入が認識できるので、釣銭
セットループに入らないで金銭処理動作に進むため釣銭
変化が禁止できる。
入された場合にも、釣銭変化が禁止され釣銭処理が適切
に行える。
幣挿入を硬貨処理装置側でモニターし、硬貨検知手段に
よる釣銭枚数の変化を禁止する。したがって、硬貨処理
装置に硬貨が投入される前に、紙幣処理装置に紙幣が投
入され、その後の釣銭検知状態に変化があっても、商品
は販売されるが釣銭が返金されないなどの不具合を防止
でき、釣銭払出し動作の信頼性を向上できる。
から主制御部への通信線上の信号と、主制御部から硬貨
処理装置への通信線上の信号とを論理和によりモニター
すれば、簡単な回路構成で紙幣処理装置への紙幣挿入が
モニターできる。さらに、紙幣処理装置から主制御部へ
の通信線上の信号と、主制御部から硬貨処理装置への通
信線上の信号とに、それぞれ識別符号を付ければ、紙幣
処理装置への紙幣挿入信号が容易に識別できる。
ャート
ト
4…シリアル通信線、5…その他の装置、21,51…
硬貨処理装置送信線、22,52…紙幣処理装置送信
線、23,53…硬貨処理装置受信線、24,54…紙
幣処理装置受信線、25,55…主制御部受信線、2
6,56…主制御部送信線、71…釣銭チューブ、72
…エンプティセンサ、73…硬貨、74…すきま。
Claims (3)
- 【請求項1】紙幣処理装置と硬貨処理装置とが主制御部
によりマスター・スレーブ方式で制御される自動販売機
の金銭処理装置において、 紙幣処理装置に紙幣が挿入されたことを検知する紙幣検
知手段と、 硬貨処理装置に収納された釣銭硬貨の枚数を検知する枚
数検知手段と、 枚数検知手段による硬貨枚数を設定記憶する枚数設定手
段と、 紙幣検知手段に基づく、紙幣処理装置から主制御部への
紙幣挿入有りの伝送情報を監視する監視手段とを備え、 監視手段が紙幣処理装置に紙幣が挿入されたことを検知
したときは、枚数設定手段による釣銭枚数の変化を禁止
することを特徴とする自動販売機の金銭処理装置。 - 【請求項2】請求項1記載の金銭処理装置において、 監視手段は、紙幣処理装置から主制御部への信号と、主
制御部から硬貨処理装置への信号とを伝送路上で論理和
により監視することを特徴とする自動販売機の金銭処理
装置。 - 【請求項3】請求項2記載の金銭処理装置において、 紙幣処理装置から主制御部への信号と、主制御部から硬
貨処理装置への信号とは、それぞれ自身を識別する識別
符号をもつことを特徴とする自動販売機の金銭処理装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17880196A JP3514918B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 自動販売機の金銭処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17880196A JP3514918B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 自動販売機の金銭処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1027276A JPH1027276A (ja) | 1998-01-27 |
| JP3514918B2 true JP3514918B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=16054893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17880196A Expired - Fee Related JP3514918B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 自動販売機の金銭処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3514918B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-09 JP JP17880196A patent/JP3514918B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1027276A (ja) | 1998-01-27 |
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