JP3526005B2 - クッション材 - Google Patents

クッション材

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JP3526005B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、床面上に敷設され
るブロック用のクッション材に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、電子計算機などの事務機を設置
する部屋の床面上に、脚部を有するブロックを多数敷設
し、そのブロックと床面との間の隙間に電源ケーブルや
信号ケーブルなどを配置して、これらのケーブルをブロ
ックによって覆い隠し、ケーブルが室内で邪魔とならぬ
ようにすることは従来より広く行われている(例えば、
実用新案登録第2575105号公報参照)。 【0003】その際、敷設されたブロックががたつくこ
とを防止するため、各ブロックの脚部底面に弾性材料よ
り成るクッション材を取り付け、そのクッション材を介
して各ブロックを床面上に設置している。従来のクッシ
ョン材は、ブロックの脚部底面に形成された取付穴に嵌
着される筒状部と、その筒状部に一体に接続された底壁
部とを有しており、ブロックを床面上に敷設したとき、
その底壁部が床面上に設置される。また床面上に多少の
凹凸があってもブロックががたつかないように、床面に
接する側の底壁部面に、筒状部とは反対側に膨出する膨
隆部が形成されている。 【0004】上述のように、各ブロックの脚部底面側に
クッション材を取り付けることによって、床面上に敷設
されたブロック上を人が歩行したとき、そのブロックが
大きくがたつくことを阻止できる。 【0005】ところで、上述のクッション材は、その筒
状部がブロックの脚部底面に形成された取付穴に嵌め込
まれてブロックに取り付けられるものであるが、クッシ
ョン材をこのようにしてブロックに取り付けた状態で、
そのブロックを施工現場に輸送すると、その輸送中、或
いは当該ブロックを床面上に敷設する際、クッション材
がブロックの取付穴から外れてしまうおそれがある。こ
のようにクッション材が外れてしまったときは、再度、
そのクッション材をブロックの取付穴に嵌め込む作業を
行わなければならず、作業効率が低下する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した新
規な認識に基づきなされたものであり、その目的とする
ところは、ブロックの運搬中、或いはそのブロックの敷
設作業中に、ブロックの取付穴から離脱することを阻止
できるブロック用のクッション材を提供することにあ
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、床面上に敷設されるブロック用の弾性材料
より成るクッション材であって、前記ブロックの脚部底
面に形成された取付穴に直に嵌着される筒状部と、該筒
状部に一体に接続され、かつ前記ブロックを床面上に敷
設したとき、その床面上に設置される底壁部とを有し、
該底壁部の床面に接する側の面に、前記筒状部と反対側
に膨出する膨隆部が形成され、該膨隆部のほぼ中央部に
凹部が形成されていて、前記筒状部の外周面に凹凸が形
成されているクッション材を提案する。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に従って説明し、併せて前述の従来の欠点を図面に即し
てより具体的に明らかにする。 【0009】図1は、室内の床面1上に、互いに隣り合
せた状態で敷設された多数のブロック2を示し、図2は
そのうちの1個のブロック2を拡大して示す部分断面図
である。また図3はブロック2の平面図であり、図4は
図2の部分拡大断面図である。ここに示したブロック2
は、コンクリート製であって、ほぼ正方形の平面形状を
有し、その一辺の長さLは例えば500mm程度であり、
その厚みtは40乃至50mm程度である。各ブロック2
は、その4隅に脚部3を有し、各ブロックは4つずつの
脚部3を備えている。その各脚部底面には、取付穴4が
それぞれ形成され、その各取付穴4に弾性材料より成る
クッション材5が取り付けられている。このようにし
て、各ブロック2はクッション材5を介して床面1上に
設置され、通常、そのブロック2の上面に、図1に示す
ようにタイルカーペット9が敷設される。歩行者はその
タイルカーペット9の上を歩行する。 【0010】図1に示したように複数のブロック2を床
面1上に配列することにより、ブロック2と床面1との
間に隙間Gができるので、ここに、図示していない電源
ケーブルや信号ケーブルなどを配線することができ、こ
れらのケーブルを覆い隠すことができる。 【0011】床面上に敷設されるブロック2用の弾性材
料より成るクッション材5は、図4及び図5に示すよう
に、ブロック2の脚部底面に形成された取付穴4に直に
嵌着される筒状部6と、その筒状部6に一体に接続され
た底壁部7とを有し、ブロック2を床面1上に敷設した
とき、底壁部7が床面1上に設置される。また底壁部7
の床面1に接する側の面には、筒状部6と反対側に膨出
する膨隆部8が形成されている。かかるクッション材5
は、例えばエチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン樹
脂、プロピレン樹脂、オレフィン系熱可塑性エラストマ
ー、又はスチレン系熱可塑性エラストマーなどの弾性材
料から射出成形で製造される。 【0012】上述のクッション材5は、ブロック2上を
人が歩行したとき、そのクッション性を高め、ブロック
2ががたつくことを防止する用をなす。特にその底壁部
7に形成された膨隆部8が床面1に接触するので、ブロ
ック2のがたつきを効果的に高めることができ、しかも
その膨隆部8が滑り止めの機能も果す。 【0013】また、本例のクッション材5においては、
図4及び図5に示すように膨隆部8のほぼ中央部に小さ
な凹部10が形成されている。このような凹部10を膨
隆部8に形成することによって、ブロック2がコンクリ
ートで作られていて、その重量が大なるときも、ブロッ
ク2上を人が歩行したとき、クッション材5から異音が
発生する不具合を阻止できる。これは、コンクリート以
外の比較的重量の大なるブロックを用いた場合も同様で
ある。 【0014】凹部10が形成されていないクッション材
5を重量の大なるコンクリート製のブロック2に取り付
けて使用すると、重量の大なるブロック2の上に歩行者
の体重が加わったとき、弾性材料より成るクッション材
5に大きな圧縮荷重が作用し、その膨隆部8が弾性的に
大きく圧縮変形する。そして、そのブロック2から歩行
者の足が離れると、クッション材5に作用する圧縮荷重
は急激に減少するので、膨隆部8は元の形態に弾性復帰
する。このとき、膨隆部8に凹部10が形成されていな
いと、その膨隆部8の部位から「ポコン」という比較的
大きな異音が発生する。このため、多数のブロック2上
を人が歩行すると、ポコン、ポコンという音が連続的に
発生し、歩行者に不快感を与える不具合を免れない。 【0015】これに対し、図4に示したように、膨隆部
8に凹部10が形成されていると、ブロック2を介して
クッション材5に歩行者の体重が作用し、膨隆部8が圧
縮変形し、再びその体重の作用が解除されて、膨隆部8
が弾性復帰するとき、凹部10のないクッション材にみ
られるような大きな異音は発生しない。このようにして
歩行者に対して不快感を与える不具合を阻止できる。 【0016】クッション材5の上述した構成自体は従来
のクッション材と変りはない。このような従来のクッシ
ョン材は、その筒状部をブロックの取付穴に嵌め込んで
ブロックに取り付けた後、そのクッション材に外力が作
用すると、これが取付穴から離脱するおそれがある。例
えば、ブロックにクッション材を取り付けた後、そのブ
ロックを施工現場に輸送する場合、その輸送中に、クッ
ション材が取付穴から外れてしまうのである。 【0017】そこで、本例のクッション材5において
は、図4に明示するように、筒状部6の外周面に凹凸1
1が形成されている。このため、この筒状部6をブロッ
ク2の取付穴4に一旦嵌め込んでしまうと、その凹凸1
1と取付穴4の内周面とが強固に摩擦係合し、この状態
でブロック2を輸送した場合も、クッション材5の筒状
部6が取付穴4から離脱することはない。 【0018】図6は、上述の凹凸11が形成されていな
い従来のクッション材5の一例を示し、その筒状部6の
外周面は平滑に形成されている。このため、筒状部6の
外周面と取付穴4の内周面との摩擦係合力は弱く、ブロ
ック2の輸送中にクッション材5に大きな外力が加えら
れると、その筒状部6が取付穴4から抜け出てしまうお
それがあった。 【0019】図4に示したクッション材5によれば、上
述した従来の欠点を回避することができる。また凹凸1
1をらせん状のねじ溝とねじ山とで形成し、取付穴4の
内周面にらせん状のねじを形成すれば、クッション材5
をブロック2に取り付けるとき、クッション材5を回わ
しながら、その筒状部6を取付穴4にねじ込むことがで
きる。これによって容易にクッション材5をブロック2
に取り付けることができ、しかも一旦取り付けてしまえ
ば、そのクッション材5が取付穴4から離脱することを
阻止できる。またクッション材5をブロック2から外す
必要が生じたときは、そのクッション材5を回わして容
易に当該クッション材5をブロック2から外すことがで
きる。 【0020】次に、参考のため、クッション材5の各部
の寸法の一例を示す。図4に示すように、筒状部6の内
径をD1、その外径をD2、底壁部7の径をD3としたと
き、D1=14mm、D2=20mm、D3=26mmとする。
また膨隆部8を除く底壁部7の厚みをT、膨隆部8の突
出高さをH1、筒状部6の高さをH2、膨隆部8の曲率半
径をR、凹部10の径をd1、凹部10の深さをd2とし
たとき、T=4mm、H1=2mm、H2=6mm、R=10m
m、d1=2.5mm、d2=1.5mmに設定する。 【0021】 【発明の効果】本発明によれば、筒状部の外周面に凹凸
を形成するという極く簡単な構成によって、クッション
材の筒状部がブロックの取付穴から離脱する不具合を阻
止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】床面上に多数のブロックを敷設したときの様子
を示す図である。 【図2】図1に示したブロックの部分断面拡大図であ
る。 【図3】図2に示したブロックの平面図である。 【図4】図2の一部をさらに拡大して示す断面図であ
る。 【図5】図4に示したクッション材をその上方から見た
ときの平面図である。 【図6】従来のクッション材の一例を示す、図4と同様
な断面図である。 【符号の説明】 1 床面 2 ブロック 3 脚部 4 取付穴 5 クッション材 6 筒状部 7 底壁部 8 膨隆部 11 凹凸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 15/18 E04F 15/024

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 床面上に敷設されるブロック用の弾性材
    料より成るクッション材であって、前記ブロックの脚部
    底面に形成された取付穴に直に嵌着される筒状部と、該
    筒状部に一体に接続され、かつ前記ブロックを床面上に
    敷設したとき、その床面上に設置される底壁部とを有
    し、該底壁部の床面に接する側の面に、前記筒状部と反
    対側に膨出する膨隆部が形成され、該膨隆部のほぼ中央
    部に凹部が形成されていて、前記筒状部の外周面に凹凸
    が形成されているクッション材。
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