JP3533005B2 - プログラム変更可能な電子装置 - Google Patents

プログラム変更可能な電子装置

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JP3533005B2
JP3533005B2 JP10047995A JP10047995A JP3533005B2 JP 3533005 B2 JP3533005 B2 JP 3533005B2 JP 10047995 A JP10047995 A JP 10047995A JP 10047995 A JP10047995 A JP 10047995A JP 3533005 B2 JP3533005 B2 JP 3533005B2
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紀夫 沼子
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主にシングルチップマ
イコンのようなマイコンを有し、そのプログラムを変更
し得るプログラム変更可能な電子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ等、シングルチップマイコンを有
する電子装置が知られている。このような電子装置のプ
ログラム(ソフトウエア)は、通常、シングルチップマ
イコンのROMに書き込まれている。このため、プログ
ラムを書き換えることはできないので、バグ等によりプ
ログラムの変更が必要となった場合には、再度、プログ
ラムを変更したシングルチップマイコンの開発を行わな
ければならず、そのための労力、時間およびコストがか
かるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、マイ
コンを有し、容易に、そのプログラム(ソフトウエア)
を変更し得るプログラム変更可能な電子装置を提供する
ことにある。また、他の目的は、マイコンの書き換え可
能なメモリー(RAM)の利用効率を向上させることが
できるプログラム変更可能な電子装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(6)の本発明により達成される。
【0005】(1) 電子装置の制御動作プログラムが
記録された第1の不揮発性メモリーと、前記制御動作プ
ログラムを変更する修正プログラムおよび該修正プログ
ラムに関する修正情報が、常駐データと非常駐データと
に分別して記録された第2の不揮発性メモリーと、書き
換え可能な第3のメモリーと、少なくとも、前記第2の
不揮発性メモリーから前記常駐データおよび前記非常駐
データを読み出す読出手段と、少なくとも、前記常駐デ
ータおよび前記非常駐データを前記第3のメモリーに書
き込む書込手段と、前記修正プログラムが常駐データま
たは非常駐データのいずれであるかを判別する判別手段
と、少なくとも、前記制御動作プログラムおよび前記修
正プログラムを実行する実行手段とを有し、前記実行手
段により、前記制御動作プログラム内の所定の位置で、
前記修正プログラムを実行して、該制御動作プログラム
を変更可能な電子装置であって、予め、前記読出手段に
より、前記第2の不揮発性メモリーから前記常駐データ
を読み出し、前記書き込み手段により、該常駐データを
前記第3のメモリーに書き込み、前記修正プログラムの
実行に際し、前記判別手段により、該修正プログラムが
常駐データまたは非常駐データのいずれであるかを判別
し、前記修正プログラムが常駐データであると判別した
場合には、前記実行手段により、当該修正プログラムを
直ちに実行し、前記修正プログラムが非常駐データであ
ると判別した場合には、前記読出手段により、前記第2
の不揮発性メモリーから当該修正プログラムを読み出
し、前記書込手段により、該修正プログラムを前記第3
のメモリーの前記常駐データが記録されている領域に書
き込み、この後、前記実行手段により、その修正プログ
ラムを実行することを特徴とするプログラム変更可能な
電子装置。
【0006】(2) 電子装置の制御動作プログラムお
よび少なくとも1つの修正管理処理プログラムが記録さ
れた第1の不揮発性メモリーと、前記制御動作プログラ
ムを変更する修正プログラムおよび該修正プログラムに
関する修正情報が、常駐データと非常駐データとに分別
して記録された第2の不揮発性メモリーと、書き換え可
能な第3のメモリーと、少なくとも、前記第2の不揮発
性メモリーから前記常駐データおよび前記非常駐データ
を読み出す読出手段と、少なくとも、前記常駐データお
よび前記非常駐データを前記第3のメモリーに書き込む
書込手段と、前記修正情報と、前記制御動作プログラム
内の実行位置を示すアドレス情報とに基づいて、対応す
る修正プログラムがあるか否かを判別する第1の判別手
段と、前記修正プログラムが常駐データまたは非常駐デ
ータのいずれであるかを判別する第2の判別手段と、少
なくとも、前記制御動作プログラムおよび前記修正プロ
グラムを実行する実行手段とを有する前記制御動作プロ
グラムを変更可能な電子装置であって、前記第1の不揮
発性メモリーに記録された前記制御動作プログラム内の
少なくとも1つの所定の位置に、前記修正管理処理プロ
グラムを呼び出すコール手段が設けられており、予め、
前記読出手段により、前記第2の不揮発性メモリーから
前記常駐データを読み出し、前記書き込み手段により、
該常駐データを前記第3のメモリーに書き込み、前記コ
ール手段により前記修正管理処理プログラムが呼び出さ
れると、前記第1の判別手段により、前記修正情報と前
記アドレス情報とに基づいて、対応する修正プログラム
があるか否かを判別し、対応する修正プログラムがある
と判別した場合には、前記第2の判別手段により、その
対応する修正プログラムが常駐データまたは非常駐デー
タのいずれであるかを判別し、対応する修正プログラム
が常駐データであると判別した場合には、前記実行手段
により、当該修正プログラムを直ちに実行し、対応する
修正プログラムが非常駐データであると判別した場合に
は、前記読出手段により、前記第2の不揮発性メモリー
から当該修正プログラムを読み出し、前記書込手段によ
り、該修正プログラムを前記第3のメモリーの前記常駐
データが記録されている領域に書き込み、この後、前記
実行手段により、その修正プログラムを実行することを
特徴とするプログラム変更可能な電子装置。
【0007】(3) 前記修正情報は、前記修正プログ
ラムを追加する位置に関する修正プログラム追加位置情
報を有し、前記第1の判別手段は、前記修正プログラム
追加位置情報と前記アドレス情報とのアドレスが互いに
一致する場合には、対応する修正プログラムがあると判
別する上記(2)に記載のプログラム変更可能な電子装
置。
【0008】(4) 前記実行手段が非常駐データの修
正プログラムを実行した後は、前記読出手段により、前
記第2の不揮発性メモリーから前記常駐データを読み出
し、前記書込手段により、前記第3のメモリーから該修
正プログラムを消去して、該常駐データを再び前記第3
のメモリーに書き込む上記(1)ないし(3)のいずれ
かに記載のプログラム変更可能な電子装置。
【0009】(5) 実行開始までの時間が比較的長く
ても支障がない修正プログラムを前記非常駐データとす
る上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のプログラ
ム変更可能な電子装置。
【0010】(6) 前記第2の不揮発性メモリーは、
書き換え可能なメモリーである上記(1)ないし(5)
のいずれかに記載のプログラム変更可能な電子装置。
【0011】
【実施例】以下、本発明のプログラム変更可能な電子装
置を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明す
る。
【0012】図1は、本発明のプログラム変更可能な電
子装置をカメラに適用した実施例における回路構成例を
示すブロック図である。同図に示すように、カメラ1
は、被写体像をフィルム(銀塩写真フィルム)に結像さ
せる図示しない撮影光学系と、図示しないファインダ光
学系と、制御手段であるシングルチップマイコン(CP
U)7とを有している。
【0013】CPU7は、第1の不揮発性メモリーであ
るROM(書き換え不能なメモリー)と、書き換え可能
な第3のメモリーであるRAMと、読出手段と、書込手
段と、対応する修正プログラムがあるか否かを判別する
判別手段(第1の判別手段)と、修正プログラムが常駐
データまたは非常駐データのいずれであるかを判別する
判別手段(第2の判別手段)と、プログラムを実行する
実行手段とを有しており(いずれも図示せず)、シーケ
ンス制御、測光演算(露出演算)、自動露出や自動焦点
合わせの実行等、カメラ1における諸機能の制御を行
う。
【0014】本実施例のカメラ1は、CPU7の制御動
作を変更(修正)、すなわち、CPU7のROMに記録
されているカメラ1の制御動作プログラム(ソフトウエ
ア)を変更し得る機能を有している。以下、「プログラ
ム」を単に「ソフト」という。
【0015】まず、カメラ1のソフトの変更について、
その概要を説明する。ソフトの設計時に、そのソフトの
任意の箇所(例えば、ソフト設計者が将来ソフトを修正
する可能性が大きいと思う箇所)に、修正ソフトの実行
判断、コピーおよび実行等を行う修正管理処理(修正管
理1処理や修正管理2処理)の呼び出し命令(サブルー
チンコール)ステップ、すなわち、修正管理処理ソフト
を呼び出すコール手段を設けておくとともに、前記修正
管理処理のソフトをCPU7のROMに記録しておく。
なお、この呼び出し命令ステップは、修正が加わる前の
ソフト(以下、単に「元ソフト」という)の処理ステッ
プ中に割り込んで修正ソフトを実行させるための指標と
して働く。
【0016】そして、ソフトを部分的に変更する場合に
は、そのソフトの所定の箇所に追加する修正ソフトを作
成し、修正ソフトおよびその修正ソフトに関する修正情
報(追加位置情報、格納位置情報、コピー情報)を後述
するデータ記憶・読み出し素子(EEPROM)8に書
き込む。
【0017】CPU7は、リセットスタート時に、予
め、修正ソフトの実行に必要な修正ソフトや修正情報等
(常駐データ)をEEPROM8から読み出し、CPU
7のRAMに書き込んでおく。
【0018】元ソフト実行の際に修正管理処理が呼び出
されると、戻り番地(戻り先アドレス)に関する情報
(アドレス情報)をスタックから取得し、このアドレス
情報と、修正情報のうちの修正ソフト追加位置情報とに
基づいて、どの修正ソフトを実行するのか(いずれの修
正ソフトも実行しないのか)を判別する。すなわち、ア
ドレス情報と修正ソフト追加位置情報との番地が一致す
るか否かにより、前記コール手段で実行すべき修正ソフ
トがあるか否かを判別し、対応する修正ソフトがあると
判別した場合には、その対応する修正ソフトを実行し、
対応する修正ソフトがないと判別した場合には、いずれ
の修正ソフトも実行せずにリターンする。
【0019】また、修正ソフトに戻り番地を変更する機
能を持たせる。すなわち、修正ソフトにおいて戻り番地
を指定し得るようにし、これにより修正管理処理等から
のリターン時の戻り番地を変更可能とする。
【0020】また、ソフト実行時間が比較的遅くても支
障のない修正ソフト(ソフト実行開始までの時間が比較
的長くても支障のない修正ソフト)を非常駐データと
し、その修正ソフトを実行する際に、該修正ソフトをE
EPROM8から読み出し、CPU7のRAMに書き込
んで実行する。そして、前記修正ソフトの実行後は、そ
の修正ソフトを消去し、常駐データをEEPROM8か
ら読み出し、RAMに書き戻すようにする。
【0021】以下、カメラ1のソフトの変更について
は、代表的に、測光・演算処理のソフトの変更(実施例
1)、セルフウェイト処理のソフトの変更(実施例
2)、バッテリーチェック処理のソフトの変更(実施例
3)およびモード表示処理のソフトの変更(実施例4)
をそれぞれ説明する。
【0022】図2は、CPU7のアドレス空間を示す模
式図である。同図に示すように、CPU7のアドレス
「0000H」〜「FFFFH」のうち、「0000
H」〜「00FFH」はI/Oに、「0100H」〜
「037FH」はRAMに、「8000H」〜「FFF
FH」はROMに、それぞれ割り当てられており、「0
380H」〜「7FFFH」は未使用となっている。
【0023】また、前記RAMのアドレス「0100
H」〜「037FH」のうち、「0100H」〜「02
7FH」が変数領域、「0280H」〜「037FH」
がスタック領域となっている。
【0024】なお、前記スタック領域のアドレス「02
80H」〜「037FH」のうち、「0280H」〜
「02B7H」には、後述するリセット処理により、E
EPROM8から常駐データがコピーされる。この場
合、最大で、「0280H」〜「02B9H」を使用す
ることができるようになっている。また、「02BA
H」〜「037FH」は、本来のスタックとして使用さ
れる。すなわち、「02BAH」〜「037FH」に
は、ソフトの実行ステップの進行に対応して、次ステッ
プで必要とされるデータ、サブルーチン終了後の戻り番
地(戻り先アドレス)や一時退避すべき変数等が書き込
まれる。このように、本実施例においてソフト修正用と
して使用される領域は、本来スタックとして使用される
スタック領域の余りである。
【0025】また、前記ROMには、後述するリセット
処理、修正管理1処理、修正管理2処理、測光・演算処
理、セルフウェイト処理、タイマスタート処理、バッテ
リーチェック処理、モード表示処理およびメイン処理等
の各実行ステップ毎のソフトがそれぞれ記録(格納)さ
れている。
【0026】カメラ1のCPU7には、書き換え可能な
第2の不揮発性メモリーであるEEPROM8が接続さ
れている。このEEPROM8には、カメラ1のCPU
7のソフトを変更するための修正ソフトおよび修正情報
等が記録されている。
【0027】図3は、EEPROM8のマップを示す図
である。同図に示すように、EEPROM8のアドレス
「00H」〜「7FH」のうち、「00H」〜「1F
H」にはカメラ調整データが、「20H」には修正ソフ
ト数「06H」が、「21H」にはコピーバイト数「3
8H」が、それぞれ記録され、「22H」〜「2FH」
および「7AH」〜「7FH」は、それぞれ未使用とな
っている。
【0028】この場合、修正ソフト数「06H」は、修
正ソフトの数が「6」である旨を示す。また、コピーバ
イト数「38H」は、後述するリセット処理においてこ
のEEPROM8からCPU7のRAMにコピーするデ
ータのバイト数、すなわち常駐データのバイト数が「3
8H」である旨を示す。
【0029】また、EEPROM8のアドレス「30
H」〜「47H」には、修正情報が記録され、「48
H」〜「79H」には、修正ソフトが記録されている。
この場合、「30H」および「31H」には、修正ソフ
ト1の追加位置情報「B番地」(2バイト)が記録さ
れ、「32H」および「33H」には、修正ソフト1の
格納位置情報「02H」および「98H」が記録されて
いる。
【0030】なお、前記修正ソフト1の追加位置情報
「B番地」は、修正ソフト1は、B番地に追加される旨
を示す。また、前記修正ソフト1の格納位置情報「02
H」および「98H」は、コピー後、修正ソフト1は、
CPU7のRAMのアドレス「0298H」から記録
(格納)されている旨と、修正ソフト1が常駐データで
ある旨とを示す。
【0031】前記「常駐データ」とは、原則として、常
時、CPU7のRAMのアドレスに記録されているデー
タ(本実施例では、修正ソフト1〜5および修正ソフト
1〜6の修正情報)をいう。
【0032】また、前記「非常駐データ」とは、ソフト
の実行の際、EEPROM8から読み出され、CPU7
のRAMのアドレスに記録されるデータ(本実施例で
は、修正ソフト6)をいう。
【0033】なお、ソフトの実行の際、RAMの常駐デ
ータ記録領域に非常駐データがオーバーライト(記録)
されたときは、その間、当該常駐データは消去される。
そして、ソフトの実行後、前記非常駐データは消去さ
れ、再び、常駐データが記録される。
【0034】以下、前記と同様に、「34H」および
「35H」には修正ソフト2の追加位置情報「C番地」
が、「36H」および「37H」には修正ソフト2の格
納位置情報「02H」および「9DH」が、「38H」
および「39H」には修正ソフト3の追加位置情報「D
番地」が、「3AH」および「3BH」には修正ソフト
3の格納位置情報「02H」および「AAH」が、「3
CH」および「3DH」には修正ソフト4の追加位置情
報「E番地」が、「3EH」および「3FH」には修正
ソフト4の格納位置情報「02H」および「ADH」
が、「40H」および「41H」には修正ソフト5の追
加位置情報「F番地」が、「42H」および「43H」
には修正ソフト5の格納位置情報「02H」および「B
0H」が、それぞれ記録されている。
【0035】また、「44H」および「45H」には、
修正ソフト6の追加位置情報「H番地」が記録され、
「46H」および「47H」には、修正ソフト6のコピ
ー情報「68H」および「12H」が記録されている。
この場合、前記修正ソフト6のコピー情報「68H」お
よび「12H」は、修正ソフト6は、EEPROM8の
アドレス「68H」から12H分、すなわち、「68
H」から「79H」まで記録されている旨と、修正ソフ
ト6が非常駐データであり、修正ソフト6を実行する際
にコピーする旨とを示す。
【0036】また、「48H」〜「4CH」には修正ソ
フト1が、「4DH」〜「59H」には修正ソフト2
が、「5AH」〜「5CH」には修正ソフト3が、「5
DH」〜「5FH」には修正ソフト4が、「60H」〜
「67H」には修正ソフト5が、「68H」〜「79
H」には修正ソフト6が、それぞれ記録されている。
【0037】また、カメラ1のCPU7には、測光回路
(CdS)2、補助投光回路3、パッシブAF回路4、
シャッター・ピント駆動回路5、ストロボ回路6、フィ
ルム走行検知回路9、デートLED(発光ダイオード)
ドライバ回路11、ズーム情報検出手段(ズームコー
ド)13、ISO情報検出手段(DXコード)14、測
光スイッチ(SWS)15、レリーズスイッチ(SW
R)16、モードスイッチ(MODE)17、ストロボ
スイッチ(STRB)18、デートスイッチ(DAT
E)19、ドライブスイッチ(DRIV)21、裏蓋ス
イッチ(BACK)22、メインスイッチ(MAIN)
23、テレスイッチ(TELE)24、ワイドスイッチ
(WIDE)25、パノラマスイッチ(PNRM)2
6、外部LCD(液晶表示素子)表示手段27、赤ラン
プ・緑ランプ・セルフランプ28、フィルムモータ駆動
回路29およびズームモータ駆動回路32が、それぞ
れ、接続されている。そして、デートLEDドライバ回
路11には、写し込み用LED(7個)12が接続さ
れ、フィルムモータ駆動回路29には、フィルムモータ
31が接続され、ズームモータ駆動回路32には、ズー
ムモータ33が接続されている。以下、これらの主な動
作を説明する。
【0038】測光回路(CdS)2は、被写体の輝度を
測定し、その情報(輝度情報)をCPU7へ入力する。
CPU7は、前記輝度情報および後述するフィルム感度
情報に基づいて、測光演算(露出演算)を行い、適正な
露出(シャッター速度および絞り値)に設定する。
【0039】補助投光回路3は、自動焦点検出用の補助
光を投光する。カメラ1は、多数の受光素子から構成さ
れる図示しないラインセンサと、入射光束を一対の分割
光束対に2分割して前記ラインセンサ上に結像させる図
示しない瞳分割光学系と、前記パッシブAF回路4とか
らなる図示しないパッシブAF部(焦点検出部)を有し
ている。
【0040】パッシブAF部の瞳分割光学系は、入射光
束を一対の分割光束対に2分割してラインセンサ上に結
像させる。そして、そのラインセンサからは、各受光素
子の画素信号がパッシブAF回路4へ入力される。パッ
シブAF回路4は、前記ラインセンサから入力された各
受光素子の画素信号から、所定の基準撮影位置に被写体
があるときに前記ラインセンサ上にできる像の位置に対
する像ずれ量を算出し、この像ずれ量に基づいてレンズ
駆動量を演算し、その情報をCPU7へ出力する。
【0041】CPU7は、前記情報に基づいて、合焦さ
せるための指令信号をシャッター・ピント駆動回路5に
入力する。シャッター・ピント駆動回路5は、この合焦
指令により、撮影レンズのうちの焦点合わせレンズを駆
動する。これにより合焦状態が得られる。
【0042】ストロボ回路6は、CPU7からストロボ
駆動指令が入力されると、ストロボを駆動(発光)させ
る。フィルム走行検知回路9からは、フィルムの走行
(巻き上げ)を示す信号、すなわち、フィルムの走行速
度に対応した信号(フィルム走行信号)が、CPU7に
入力される。
【0043】デートLEDドライバ回路11は、前記フ
ィルム巻き上げの際、写し込み用LED12を駆動(発
光)させて、フィルムへ、撮影年月日、時分に関する情
報(デート情報)を写し込む。
【0044】ズーム情報検出手段13は、ズームコード
と、このズームコードに接触するズームコード接片とに
より構成されいる。ズーム情報検出手段13からのズー
ム情報(ズームコード情報)は、CPU7に入力され、
CPU7は、そのズーム情報を読み取ることにより、撮
影光学系の焦点距離を把握している。
【0045】ISO情報検出手段14は、複数の突起状
の接点が、それぞれ、コイルバネにより図示しないパト
ローネ装填部の内側へ向かって付勢され、かつ、フィル
ムの上下方向(幅方向)に添って配置された構成となっ
ている。
【0046】カメラ1のパトローネ装填部にパトローネ
が装填されると、パトローネに設けられているDXコー
ド(フィルムのISO感度等のフィルム情報を担持した
コード)へISO情報検出手段14の各接点が接触し、
DXコードの導通、非導通のパターンによって、フィル
ムのISO感度に対応する信号(フィルム感度情報)が
CPU7に入力され、フィルムのISO感度が読み取ら
れる。
【0047】前記測光スイッチ15、レリーズスイッチ
16、モードスイッチ17、ストロボスイッチ18、デ
ートスイッチ19、ドライブスイッチ21およびメイン
スイッチ23は、それぞれ、自己復帰型のスイッチであ
り、そのスイッチが操作されると、オフからオンにな
り、操作後にオフに戻るようになっている。そして、前
記各スイッチが操作されると、それぞれ、その旨を示す
信号がCPU7に入力される。
【0048】測光スイッチ15がオンすると、前記測光
回路2およびパッシブAF回路4がそれぞれ作動し、レ
リーズスイッチ16がオンすると、前記シャッター・ピ
ント駆動回路5により、図示しないシャッター(レンズ
シャッター)が駆動し、フィルムへの露光制御、すなわ
ち、撮影がなされる。
【0049】モードスイッチ17がオンすると、モード
設定処理がなされ、これにより、自動ストロボモード、
ストロボOFFモード(ストロボ非発光モード)、スト
ロボONモード(ストロボ発光モード)および露出補正
モードのうちの所定のモードに設定される。
【0050】ストロボスイッチ18がオンすると、赤目
軽減モードと、通常モード(赤目非軽減モード)との切
り換えがなされる。デートスイッチ19がオンすると、
写し込みデータが「年月日」である年月日モード、写し
込みデータが「時分」である時分モードおよび写し込み
がなされないOFFモードのうちの所定のモードに設定
される。
【0051】ドライブスイッチ21がオンすると、ドラ
イブ設定処理がなされ、これにより、セルフ撮影モー
ド、または、通常撮影モード(非セルフ撮影モード)に
設定される。
【0052】裏蓋スイッチ22は、カメラ1の図示しな
い裏蓋を閉じるとオンし、裏蓋を開くとオフする。パト
ローネをカメラ1のパトローネ装填部に装填し、裏蓋を
閉じると裏蓋スイッチ22がオンし、フィルムモータ駆
動回路29により、フィルムモータ31が駆動し、これ
により、フィルムは、撮影開始位置まで走行して停止す
る。
【0053】また、撮影を行うと、その後、フィルムモ
ータ駆動回路29により、フィルムモータ31が駆動
し、フィルムは次のコマまで巻き上げられる。カメラ1
の図示しないズームレバーを望遠側に変位させると、テ
レスイッチ24がオンし、ズームモータ駆動回路32
は、テレスイッチ24がオンしている間、ズームモータ
33を望遠側へ駆動させる。これにより、撮影光学系が
伸長して望遠側へのズーミングがなされる。
【0054】また、ズームレバーを広角側に変位させる
と、ワイドスイッチ25がオンし、ズームモータ駆動回
路32は、ワイドスイッチ25がオンしている間、ズー
ムモータ33を広角側へ駆動させる。これにより、撮影
光学系が収縮して広角側へのズーミングがなされる。
【0055】パノラマスイッチ26がオンすると、撮影
画面サイズがパノラマサイズ(縦横比約1:3)に変更
され、パノラマスイッチ26がオフすると、撮影画面サ
イズが普通サイズ(35mmサイズ、縦横比約2:3)に
変更される。
【0056】なお、パノラマ撮影においては、通常、フ
ィルムの上下方向両端部を遮光することにより、フィル
ム上の撮影画面を普通サイズからパノラマサイズに変更
する。
【0057】外部LCD表示手段27には、自動ストロ
ボモード/ストロボOFFモード/ストロボONモード
/露出補正モードの別、パノラマスイッチ26のオン/
オフの別、デート等のうちの必要な情報が表示される。
【0058】赤ランプ・緑ランプ・セルフランプ28の
うちの赤ランプは、撮影に際してストロボ発光が行われ
る場合に点灯し、ストロボ充電中に点滅する。また、緑
ランプは、パッシブAF回路4による測距の結果、適正
な距離と判断された場合に点灯し、不適正な距離と判断
されると点滅する。
【0059】また、セルフランプは、セルフ撮影モード
において、レリーズスイッチ16がオンしてからシャッ
ターが駆動するまでの間の所定時間点灯、点滅する。次
に、カメラ1のCPU7の制御動作について説明する。
【0060】(1)リセット処理 図4は、カメラ1のリセット処理時のCPU7の動作を
示すフローチャート、図5は、リセット後のRAMのア
ドレス空間を示す模式図である。以下、このフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0061】カメラ1は、電源(電池)を入れるとリセ
ット処理を実行する。リセット処理では、まず、ハード
ウエアを初期化する(ステップ101)。このステップ
101では、例えば、レジスタおよびポート等の初期設
定を行う。次いで、RAMを初期化する(ステップ10
2)。
【0062】次いで、EEPROM8からRAMへ修正
ソフト数を読み込む(ステップ103)。このステップ
103では、図5に示すように、RAMの200Hに、
修正ソフト数「06H」を書き込む。
【0063】次いで、EEPROM8からRAMへコピ
ーバイト数を読み込む(ステップ104)。このステッ
プ104では、図5に示すように、RAMの201H
に、コピーバイト数「38H」を書き込む。
【0064】次いで、EEPROM8の予め決められた
アドレス「30H」番地からコピーバイト数「38H」
分のデータをRAMのスタック領域へコピーする。これ
により、常駐データ、すなわち、修正ソフト1〜6の修
正情報(追加位置情報、格納位置情報およびコピー情
報)および修正ソフト1〜5がRAM上にセットされる
(ステップ105)。
【0065】このステップ105では、図5に示すよう
に、RAMの280H〜283Hに修正ソフト1の修正
情報(追加位置情報「B番地」、格納位置情報「02
H」および「98H」)を、284H〜287Hに修正
ソフト2の修正情報(追加位置情報「C番地」、格納位
置情報「02H」および「9DH」)を、288H〜2
8BHに修正ソフト3の修正情報(追加位置情報「D番
地」、格納位置情報「02H」および「AAH」)を、
28CH〜28FHに修正ソフト4の修正情報(追加位
置情報「E番地」、格納位置情報「02H」および「A
DH」)を、290H〜293Hに修正ソフト5の修正
情報(追加位置情報「F番地」、格納位置情報「02
H」および「B0H」)を、294H〜297Hに修正
ソフト6の修正情報(追加位置情報「H番地」、コピー
情報「68H」および「12H」)を、それぞれ書き込
む。
【0066】また、RAMの298H〜29CHに修正
ソフト1を、29DH〜2A9Hに修正ソフト2を、2
AAH〜2ACHに修正ソフト3を、2ADH〜2AF
Hに修正ソフト4を、2B0H〜2B7Hに修正ソフト
5を、それぞれ書き込む。以下、メイン処理へ続く。
【0067】なお、修正ソフト6は、非常駐データであ
り、このリセット処理ではコピーされず、後述するよう
に、修正ソフト6を実行する際、RAMのスタック領域
にコピーされる。そして、修正ソフト6の実行後は、修
正ソフト6は消去され、RAMのデータは前記常駐デー
タに書き換えられる。
【0068】(2)修正管理1処理および修正管理2処
理 図6および図7は、カメラ1の修正管理1処理および修
正管理2処理時のCPU7の動作を示すフローチャート
である。以下、このフローチャートに基づいて説明す
る。
【0069】後述するように、ソフトの各種実行ステッ
プ間の所定の位置には、予め、修正管理1処理または修
正管理2処理の呼び出し命令ステップ(修正管理1処理
または修正管理2処理のソフトを呼び出すコール手段)
が設けられており、その呼び出し命令の度に、修正管理
1処理または修正管理2処理が実行される。
【0070】修正管理1処理では、まず、修正実行中フ
ラグ(実行中フラグ)=1か否かを判断する(ステップ
201)。なお、後述するように、この修正管理1処理
および修正管理2処理では、それぞれ、修正ソフト実行
前に、実行中フラグを立て(実行中フラグ=1)、該修
正ソフト実行後に、実行中フラグをクリアする(実行中
フラグ=0)ようになっている。よって、修正ソフト実
行中は、常時、実行中フラグが立っている。
【0071】ステップ201において実行中フラグ=1
と判断した場合には、リターンする。また、ステップ2
01において実行中フラグ=1ではないと判断した場合
には、ネスト識別フラグをクリアする(ネスト識別フラ
グ=0にセット)(ステップ202)。
【0072】次いで、スタックに書き込まれているネス
ティング1レベル(以下、単に「ネスト1」という)の
戻り番地を、メモリーADRにセットする(ステップ2
03)。すなわち、スタックからの戻り番地(アドレス
情報)の取得をネスト1とする。
【0073】なお、前記ネスト1の戻り番地とは、スタ
ックから最も先に読み出される戻り番地(最後に書き込
まれた番地)をいい、後述するネスト2の戻り番地と
は、スタックから2番目に読み出される戻り番地(最後
から2番目に書き込まれた番地)をいう。
【0074】修正管理2処理では、まず、実行中フラグ
=1か否かを判断する(ステップ204)。ステップ2
04において実行中フラグ=1と判断した場合には、リ
ターンする。
【0075】また、ステップ204において実行中フラ
グ=1ではないと判断した場合には、ネスト識別フラグ
を立てる(ネスト識別フラグ=1にセットする)(ステ
ップ203)。
【0076】次いで、スタックに書き込まれているネス
ティング2レベル(以下、単に「ネスト2」という)の
戻り番地を、ADRにセットする(ステップ206)。
すなわち、スタックからの戻り番地の取得をネスト2と
する。
【0077】ステップ203またはステップ206の
後、ポインタPTRに、280Hをセットする(ステッ
プ207)。次いで、カウンタ(COUNT)にリセッ
ト処理で読み込んだ修正ソフト数(本実施例では、
「6」)をコピーする(ステップ208)。
【0078】次いで、カウンタ=0か否かを判断し(ス
テップ209)、カウンタ=0と判断した場合は、修正
ソフトが最初から用意されていないか、または、修正管
理処理の呼び出し元のプログラム位置にて実行する修正
ソフトがない場合であり、そのままリターンする。
【0079】また、ステップ209においてカウンタ=
0ではないと判断した場合には、[PTR]=ADRか
否かを判断する(ステップ210)。このステップ21
0における[PTR]とは、PTRが示す番地からの2
バイト長のRAM内容である。ここでは、リセット処理
でRAMにコピーされた修正情報のうちの修正ソフト追
加位置情報、すなわち、番地を参照している。例えば、
PTRに280Hがセットされている場合の[280
H]は、図5に示すように、「B番地」である。
【0080】ステップ210において[PTR]=AD
Rではないと判断した場合には、次の修正ソフトの追加
位置情報を参照するために、PTRを4つインクリメン
トする(ステップ211)。
【0081】次いで、カウンタを1つデクリメントし
(ステップ212)、ステップ209に戻り、再度、ス
テップ209以降を実行する。また、ステップ210に
おいて[PTR]=ADRと判断した場合には、実行す
べき修正ソフトがあるということで、以下、実際の修正
ソフト実行処理となる。まず、ADRに、0000H
(初期値)をセットする(ステップ213)。
【0082】次いで、実行中フラグを立てる(実行中フ
ラグ=1)(ステップ214)。次いで、修正ソフトの
格納位置情報を参照するために、PTRを2つインクリ
メントする(ステップ215)。
【0083】次いで、[PTR]=0XXXHか否か、
すなわち、[PTR]の最上位の桁の数字が「0」か否
かを判断する(ステップ216)。このステップ216
における[PTR]とは、PTRが示す番地からの2バ
イト長のRAM内容である。ここでは、修正情報のうち
の修正ソフト格納位置情報を参照している。例えば、P
TRに282Hがセットされている場合の[282H]
は、図5に示すように、「0298H」である。また、
「X」は、16進法における0〜Fのうちの任意数であ
る。
【0084】なお、[PTR]=0XXXHの場合に
は、対応する修正ソフトは、常駐データであり、その修
正ソフトは、前述したリセット処理において、EEPR
OM8からRAMにコピーされている。また、[PT
R]=0XXXHではない場合には、対応する修正ソフ
トは、非常駐データであり、その修正ソフトは、まだ、
EEPROM8からRAMにコピーされていない(修正
ソフト6は、[PTR]=6812Hとなるので、非常
駐データと判別される。)。
【0085】ステップ216において[PTR]=0X
XXHと判断した場合には、[PTR]に基づいて、対
応する修正ソフトを実行する(ステップ217)。例え
ば、[PTR]=0298Hの場合には、RAMの29
8H〜29CHに記録されている修正ソフト1を実行す
る。なお、このサブルーチンは、後に詳述する。
【0086】また、ステップ216において[PTR]
=0XXXHではないと判断した場合には、EEPRO
M8からRAMへ、修正ソフト6をコピーする(ステッ
プ218)。
【0087】このステップ218では、[PTR]に基
づいて、EEPROM8の68H〜79H(12H分)
に記録されている修正ソフト6を読み出し、その修正ソ
フト6をRAMの280H〜291Hに書き込む。
【0088】次いで、RAMの280H〜291Hに記
録された修正ソフト6を実行する(ステップ219)。
なお、このサブルーチンは、後に詳述する。次いで、E
EPROM8からRAMへ、常駐データ(修正ソフト1
〜6の修正情報および修正ソフト1〜5)をコピーする
(ステップ220)。
【0089】このステップ220では、図5に示すよう
に、EEPROM8から常駐データを読み出し、その常
駐データをRAMの280H〜2B7Hに書き込んで、
修正ソフト6をRAMにコピーする前と同じ状態に戻
す。
【0090】ステップ217またはステップ220の
後、実行中フラグをクリアする(実行中フラグ=0)
(ステップ221)。次いで、ADR=0000Hか否
かを判断する(ステップ222)。なお、後述するよう
に、修正ソフト5および6を実行すると、それぞれ、A
DRに所定の番地がセットされ、これにより、ADR≠
0000Hとなる。
【0091】ステップ222においてADR=0000
Hと判断した場合には、リターンする。また、ステップ
222においてADR=0000Hではないと判断した
場合には、ネスト識別フラグ=0か否かを判断する(ス
テップ223)。
【0092】ステップ223においてネスト識別フラグ
=0ではないと判断した場合、すなわち、ネスト識別フ
ラグ=1と判断した場合には、スタックに書き込まれて
いるネスト2の戻り番地を、ADRにセットされている
番地に書き換える(ステップ224)。
【0093】また、ステップ223においてネスト識別
フラグ=0と判断した場合には、スタックに書き込まれ
ているネスト1の戻り番地を、ADRにセットされてい
る番地に書き換える(ステップ225)。
【0094】ステップ224またはステップ225の
後、リターンする。次に、カメラ1のソフトの変更につ
いての実施例1〜4をそれぞれ説明する。
【0095】(3)測光・演算処理のソフトの変更(実
施例1) カメラ1では、測光・演算処理のソフトが適正であれ
ば、下記表1に示すように、自動ストロボモードに設定
されている場合には、ストロボは、Ev≧10のときオ
フし、Ev<10のときオンし、低速リミットは、Ev
≧10に設定される。また、ストロボOFFモードに設
定されている場合には、ストロボは、Evの大きさにか
かわらずオフし、低速リミットは、Ev≧6に設定され
る。また、ストロボONモードに設定されている場合に
は、ストロボは、Evの大きさにかかわらずオンし、低
速リミットは、Ev≧10に設定される。また、露出補
正モードに設定されている場合には、ストロボは、Ev
の大きさにかかわらずオフし、低速リミットは、Ev≧
6に設定される。
【0096】
【表1】
【0097】図8および図9は、測光・演算処理の際の
CPU7の動作を示すフローチャートである。同図に示
すように、測光・演算処理のソフトにおいて、ステップ
307とステップ308との間に、ストロボ“OFFモ
ード”の判定処理が入るはずであったが、ソフトミスに
より抜けてしまった場合を想定する。
【0098】ストロボ“OFFモード”に設定されてい
る場合には、前述したように、Evの大きさにかかわら
ずストロボがオフし、かつ、低速リミットがEv≧6に
設定されるはずであるが、このソフトでは、ストロボ
“OFFモード”に設定されている場合でも、Ev<1
0の場合にはストロボが発光し、また、低速リミットが
Ev≧10に設定されてしまい、低速シャッタ(Ev≧
6)が効かない。よって、このような不都合を修正す
る。以下、図8および図9に示すフローチャートに基づ
いて説明する。
【0099】測光・演算処理では、まず、測光処理を行
う(ステップ301)。この測光処理では、前述したよ
うに、測光回路2により被写体の輝度を測定する。次い
で、前述したように、修正管理1処理の呼び出しを行う
(ステップ302)。
【0100】この場合、スタックに書き込まれているネ
スト1の戻り番地は「A番地」であり、各修正ソフト1
〜6の修正ソフト追加位置情報には「A番地」はない。
すなわち、一致する番地がない。
【0101】よって、このステップ302における修正
管理1処理では、前述したように、ステップ209〜2
12を繰り返し実行して、カウンタ=0となり、ステッ
プ209においてカウンタ=0と判断したところで、修
正ソフト1〜6のいずれも実行せずに、ステップ302
の後の「A番地」にリターンする。
【0102】次いで、フィルム感度入力処理を行う(ス
テップ303)。このフィルム感度入力処理では、前述
したように、ISO情報検出手段14により、フィルム
のISO感度を検出する。
【0103】次いで、前述したように、測光回路2から
の輝度情報およびISO情報検出手段14からのフィル
ム感度情報等に基づいて、露出演算を行い、適正な露出
値(露光値)Evを求める(ステップ304)。なお、
このステップ304では、Bv+SvをEvとする。但
し、Bvは被写体輝度値、SvはフィルムのISO感度
である。
【0104】次いで、前述したように、修正管理1処理
を行う(ステップ305)。この場合、スタックに書き
込まれているネスト1の戻り番地は「B番地」であり、
修正ソフト1の修正ソフト追加位置情報は「B番地」で
ある。すなわち、一致する番地がある。
【0105】よって、このステップ305における修正
管理1処理では、前述したように、ステップ210にお
いて[PTR]=[280H]=ADRと判断し、ステ
ップ213に進む。また、ステップ216において[P
TR]=[282H]=0XXXHと判断し、次いで、
修正ソフト1を実行する(ステップ217)。
【0106】図10は、修正ソフト1を実行する際のC
PU7の動作を示すフローチャートである。修正ソフト
1では、ソフトミスによりストロボ“OFFモード”で
も低速リミットがEv≧10に設定され、露出演算結果
のEv値が変化してしまうため、Ev値をメモリーME
Mに書き込み、保存しておく(ステップ701)。そし
て、その後、修正管理1処理のステップ217にリター
ンする。以下、前述したように、ステップ221以降を
実行した後、ステップ305の後の「B番地」にリター
ンする。
【0107】次いで、発光フラグをクリアする(発光フ
ラグ=0)(ステップ306)。なお、発光フラグ=0
の場合には、撮影時に、ストロボは発光せず、発光フラ
グ=1の場合には、撮影時に、ストロボ回路6によりス
トロボが発光するようになっている。
【0108】次いで、露出補正モードか否かを判断する
(ステップ307)。ステップ307において露出補正
モードではないと判断した場合には、ストロボ“ONモ
ード”か否かを判断する(ステップ308)。
【0109】ステップ308においてストロボ“ONモ
ード”と判断した場合には、発光フラグを立てる(発光
フラグ=1)(ステップ309)。ステップ309の
後、または、ステップ308においてストロボ“ONモ
ード”ではないと判断した場合には、Ev<10か否か
を判断する(ステップ310)。
【0110】ステップ310においてEv<10と判断
した場合には、Evを10に設定し(ステップ31
1)、発光フラグを立てる(発光フラグ=1)(ステッ
プ312)。
【0111】また、ステップ307において露出補正モ
ードと判断した場合には、Evから1.5を減じる(ス
テップ313)。次いで、Ev<6か否かを判断する
(ステップ314)。
【0112】ステップ314においてEv<6と判断し
た場合には、Evを6に設定する(ステップ315)。
ステップ315の後、ステップ312の後、ステップ3
14においてEv<6ではないと判断した場合、また
は、ステップ310においてEv<10ではないと判断
した場合には、Ev>17か否かを判断する(ステップ
316)。
【0113】ステップ316においてEv>17と判断
した場合には、Evを17に設定する(ステップ31
7)。ステップ317の後、または、ステップ316に
おいてEv>17ではないと判断した場合には、前述し
たように、修正管理1処理を行う(ステップ318)。
【0114】この場合、スタックに書き込まれているネ
スト1の戻り番地は「C番地」であり、修正ソフト2の
修正ソフト追加位置情報は「C番地」である。すなわ
ち、一致する番地がある。
【0115】よって、このステップ318における修正
管理1処理では、前述したように、ステップ210にお
いて[PTR]=[284H]=ADRと判断し、ステ
ップ213に進む。また、ステップ216において[P
TR]=[286H]=0XXXHと判断し、次いで、
修正ソフト2を実行する(ステップ217)。
【0116】図11は、修正ソフト2を実行する際のC
PU7の動作を示すフローチャートである。修正ソフト
2では、ストロボ“OFFモード”か否かを判断する
(ステップ751)。なお、後述するように、ストロボ
“OFFモード”でない場合には、修正する必要がない
ため、そのままリターンする。
【0117】ステップ751においてストロボ“OFF
モード”と判断した場合には、ソフトミスによりセット
された可能性のある発光フラグをクリアする(発光フラ
グ=0)(ステップ752)。
【0118】次いで、Ev≧10か否かを判断する(ス
テップ753)。ステップ753においてEv≧10で
はないと判断した場合には、ストロボ“OFFモード”
であるにもかかわらずEv≧10の低速リミットがかけ
られており、これを修正するために、Evを、修正ソフ
ト1で保存したメモリーMEMの値に設定する(ステッ
プ754)。
【0119】次いで、Ev<6か否かを判断する(ステ
ップ755)。ステップ755においてEv<6と判断
した場合には、Evを6に設定する(ステップ75
6)。
【0120】ステップ756の後、ステップ751にお
いてストロボ“OFFモード”ではないと判断した場
合、ステップ753においてEv≧10と判断した場
合、または、ステップ755においてEv<6ではない
と判断した場合には、修正管理1処理のステップ217
にリターンする。
【0121】以下、前述したように、ステップ221以
降を実行した後、ステップ318の後の「C番地」にリ
ターンし、この測光・演算処理は終了し、メインルーチ
ンに戻る。
【0122】以上のように、ソフトミスによるストロボ
“OFFモード”でのストロボ発光および低速リミット
の不都合が、2つの修正ソフトの組み合わせによって修
正することができる。
【0123】(4)セルフウェイト処理のソフトの変更
(実施例2) 図12は、セルフ撮影モードでの撮影時のセルフランプ
の動作を示すタイミングチャートである。
【0124】同図に示すように、セルフランプの仕様を
「7秒間点灯、3秒間1Hz点滅」から「7秒間点灯、
3秒間2Hz点滅」に変更する。図13は、セルフウェ
イト処理の際のCPU7の動作を示すフローチャート、
図14は、タイマスタート処理の際のCPU7の動作を
示すフローチャートである。以下、これらのフローチャ
ートに基づいて説明する。
【0125】セルフウェイト処理では、まず、中断フラ
グをクリアする(中断フラグ=0)(ステップ40
1)。なお、中断フラグ=0の場合には、セルフ動作中
に中断操作がされなかったことを示し、セルフウェイト
処理からリターン後の撮影シーケンスが継続され、露出
等が行われる。
【0126】また、中断フラグ=1の場合には、セルフ
動作中に中断操作がされたことを示し、セルフウェイト
処理からリターン後、以降の撮影シーケンスが中断され
る。
【0127】次いで、セルフランプを点灯する(ステッ
プ402)。次いで、点灯フラグを立てる(点灯フラグ
=1)(ステップ403)。次いで、カウンタ(COU
NT)を7にセットする(ステップ404)。
【0128】次いで、メモリーTIMEに、設定時間
(7000m秒)をセットし、タイマスタート処理を行
う(ステップ405)。なお、このタイマスタート処理
実行後の戻り番地は「D番地」である。
【0129】タイマスタート処理は、メモリーTIME
にセットされた数値をタイマレジスタにコピーしてタイ
マをスタートさせる汎用サブルーチンである。図14に
示すように、タイマスタート処理では、前述したよう
に、修正管理2処理を行う(ステップ451)。なお、
この修正管理2処理実行後の戻り番地は「X番地」であ
る。
【0130】ここで、スタックに書き込まれているネス
ト2の戻り番地は、「X番地」の1つ前の戻り番地であ
るから、「D番地」であり、修正ソフト3の修正ソフト
追加位置情報は「D番地」である。すなわち、一致する
番地がある。
【0131】よって、この修正管理2処理では、前述し
たように、ステップ206でD番地のアドレス[288
H]がADRにセットされるので、ステップ210にお
いて[PTR]=[288H]=ADRと判断し、ステ
ップ213に進む。また、ステップ216において[P
TR]=[28AH]=0XXXHと判断し、次いで、
修正ソフト3を実行する(ステップ217)。
【0132】図15は、修正ソフト3を実行する際のC
PU7の動作を示すフローチャートである。修正ソフト
3では、カウンタを13にセット、すなわち、7から1
3に変更し(ステップ801)、その後、修正管理2処
理のステップ217にリターンする。以下、前述したよ
うに、ステップ221以降を実行した後、タイマスター
ト処理のステップ451の後の「X番地」にリターンす
る。
【0133】次いで、タイマレジスタに、設定時間(7
000m秒)をセットする(ステップ452)。次い
で、タイマをスタートさせ(ステップ453)、その
後、セルフウェイト処理のステップ405の後の「D番
地」にリターンする。
【0134】次いで、メインスイッチ23がオンしたか
否かを判断する(ステップ406)。ステップ406に
おいてメインスイッチ23がオンしたと判断した場合に
は、中断フラグを立て(中断フラグ=1)(ステップ4
07)、その後、メインルーチンにリターンする。
【0135】また、ステップ406においてメインスイ
ッチ23がオンしないと判断した場合には、タイムアッ
プか否かを判断する(ステップ408)。ステップ40
8においてタイムアップではないと判断した場合には、
ステップ406に戻り、再度、ステップ406以降を実
行し、ステップ408においてタイムアップと判断した
場合には、カウンタを1つデクリメントする(ステップ
409)。
【0136】次いで、カウンタ=0か否かを判断する
(ステップ410)。ステップ410においてカウンタ
=0ではないと判断した場合には、点灯フラグ=1か否
かを判断する(ステップ411)。
【0137】ステップ411において点灯フラグ=1と
判断した場合には、セルフランプを消灯し(ステップ4
12)、点灯フラグをクリアする(点灯フラグ=0)
(ステップ413)。
【0138】また、ステップ411において点灯フラグ
=1ではないと判断した場合には、セルフランプを点灯
し(ステップ414)、点灯フラグを立てる(点灯フラ
グ=1)(ステップ415)。
【0139】ステップ413またはステップ415の
後、1Hzの点滅を行なうために、メモリーTIMEに
設定時間(500m秒)をセットし、タイマスタート処
理を行う(ステップ416)。なお、このタイマスター
ト処理実行後の戻り番地は「E番地」である。
【0140】図14に示すように、タイマスタート処理
では、前述したように、修正管理2処理を行う(ステッ
プ451)。なお、この修正管理2処理実行後の戻り番
地は「X番地」である。
【0141】ここで、スタックに書き込まれているネス
ト2の戻り番地は、「X番地」の1つ前の戻り番地であ
るから、「E番地」であり、修正ソフト4の修正ソフト
追加位置情報は「E番地」である。すなわち、一致する
番地がある。
【0142】よって、この修正管理2処理では、前述し
たように、ステップ206でE番地のアドレス[28C
H]がADRにセットされるので、ステップ210にお
いて[PTR]=[28CH]=ADRと判断し、ステ
ップ213に進む。また、ステップ216において[P
TR]=[28EH]=0XXXHと判断し、次いで、
修正ソフト4を実行する(ステップ217)。
【0143】図16は、修正ソフト4を実行する際のC
PU7の動作を示すフローチャートである。修正ソフト
4では、2Hzの点滅を行なうために、メモリーTIM
Eに設定時間(250m秒)をセット、すなわち、設定
時間を500m秒から250m秒に変更し(ステップ8
51)、その後、修正管理2処理のステップ217にリ
ターンする。以下、前述したように、ステップ221以
降を実行した後、タイマスタート処理のステップ451
の後の「X番地」にリターンする。
【0144】次いで、タイマレジスタに、設定時間(2
50m秒)をセットする(ステップ452)。次いで、
タイマをスタートさせ(ステップ453)、その後、セ
ルフウェイト処理のステップ416の後の「E番地」に
リターンする。
【0145】次いで、ステップ406に戻り、再度、ス
テップ406以降を実行する。また、ステップ410に
おいてカウンタ=0と判断した場合には、セルフランプ
を消灯し(ステップ417)、その後、メインルーチン
にリターンする。
【0146】以上のように、修正したいソフトに修正管
理1処理の呼び出しが行われていない場合にも、汎用サ
ブルーチン中に修正管理2処理が呼び出されていれば、
汎用サブルーチンの呼び出し元のソフトに修正ソフトの
実行が可能となる。
【0147】この実施例2では、汎用サブルーチンであ
るタイマスタート処理の呼び出し位置2箇所のうちの一
方に、セルフランプのON/OFF制御回数用カウンタ
の値を変更する修正ソフト3、他方に、点滅中のセルフ
ランプのON/OFF時間を変更する修正ソフト4をそ
れぞれ追加実行させている。これによって、セルフラン
プ仕様を「7秒間点灯、3秒間1Hz点滅」から「7秒
間点灯、3秒間2Hz点滅」に変更している。
【0148】(5)バッテリーチェック処理のソフトの
変更(実施例3) バッテリーチェック(BC)を、設計当初では、負荷通
電してから5m秒後の電池電圧をモニタすることで行う
としていたが、その後、「5m秒」では電池電圧が安定
しないことが分かり、「10m秒」に変更することとす
る。
【0149】図17は、バッテリーチェック処理の際の
CPU7の動作を示すフローチャートである。以下、こ
のフローチャートに基づいて説明する。バッテリーチェ
ック処理では、まず、BC警告フラグをクリアする(B
C警告フラグ=0)(ステップ501)。なお、BC警
告フラグ=1の場合には、このバッテリーチェック処理
後、外部LCD表示手段27により、BC警告表示がな
される。
【0150】次いで、BCNGフラグをクリアする(B
CNGフラグ=0)(ステップ502)。なお、BCN
Gフラグ=1の場合には、このバッテリーチェック処理
後、外部LCD表示手段27により、BCNG表示がな
される。
【0151】次いで、前述したように、修正管理1処理
を行う(ステップ503)。この場合、スタックに書き
込まれているネスト1の戻り番地は「F番地」であり、
修正ソフト5の修正ソフト追加位置情報は「F番地」で
ある。すなわち、一致する番地がある。
【0152】よって、この修正管理1処理では、前述し
たように、ステップ210において[PTR]=[29
0H]=ADRと判断し、ステップ213に進む。ま
た、ステップ216において[PTR]=[292H]
=0XXXHと判断し、次いで、修正ソフト5を実行す
る(ステップ217)。
【0153】図18は、修正ソフト5を実行する際のC
PU7の動作を示すフローチャートである。修正ソフト
5では、BC負荷をオン、すなわち、BC負荷への通電
を開始する(ステップ901)。
【0154】次いで、ウェイト(WAIT)処理を行う
(ステップ902)。このステップ902では、10m
秒間、BC負荷への通電を継続する。次いで、メモリー
ADRにG番地をセットし(ステップ903)、この
後、修正管理1処理のステップ217にリターンする。
【0155】以下、前述したように、ステップ221以
降を実行し、スタックに書き込まれているネスト1の戻
り番地(F番地)を、メモリーADRにセットされてい
る番地(G番地)に書き換え(ステップ225)、この
後、ステップ505の後の「G番地」にリターンする。
なお、戻り番地がF番地からG番地に変更されたため、
ステップ504および505は、それぞれ実行されな
い。
【0156】次いで、BC電圧を入力する(ステップ5
06)。このステップ506では、BC電圧を測定し、
その測定値のアナログ信号をデジタル信号に変換して、
入力する。
【0157】次いで、BC負荷をオフ、すなわち、BC
負荷への通電を停止する(ステップ507)。次いで、
BC電圧<警告レベルの電圧か否かを判断する(ステッ
プ508)。
【0158】ステップ508においてBC電圧<警告レ
ベルの電圧と判断した場合には、BC電圧<NGレベル
の電圧か否かを判断する(ステップ509)。なお、N
Gレベルの電圧<警告レベルの電圧となっている。
【0159】ステップ509においてBC電圧<NGレ
ベルの電圧と判断した場合には、BCNGフラグを立て
る(BCNGフラグ=1)(ステップ510)。また、
ステップ509においてBC電圧<NGレベルの電圧で
はないと判断した場合には、BC警告フラグを立てる
(BC警告フラグ=1)(ステップ511)。以上で、
このバッテリーチェック処理は終了し、メインルーチン
にリターンする。
【0160】この実施例3では、修正ソフト5の実行中
にメモリーADRの値を書き換えることで、修正管理1
処理の戻り先を変更し、修正管理1処理の呼び出し位置
の後の2つの処理(ステップ504および505)が削
除されている。このように、修正ソフトによって、修正
管理処理(修正管理1処理および修正管理2処理)後の
任意の処理ブロックを削除することができる。
【0161】(6)モード表示処理のソフトの変更(実
施例4) 自動ストロボモード、ストロボOFFモード、ストロボ
ONモードおよび露出補正モードの外部LCD表示手段
27による表示は、それぞれ、前記表1に示すようにな
っているが、これらモード表示のうち、露出補正モード
の表示仕様を、前記表1に示すように変更する。
【0162】図19は、モード表示処理の際のCPU7
の動作を示すフローチャート、図20は、修正ソフト6
実行時のRAMのアドレス空間を示す模式図である。以
下、このフローチャートに基づいて説明する。
【0163】モード表示処理では、まず、前述したよう
に、修正管理1処理を行う(ステップ601)。この場
合、スタックに書き込まれているネスト1の戻り番地は
「H番地」であり、修正ソフト6の修正ソフト追加位置
情報は「H番地」である。すなわち、一致する番地があ
る。
【0164】よって、この修正管理1処理では、前述し
たように、ステップ210において[PTR]=[29
4H]=ADRと判断し、ステップ213に進む。ま
た、ステップ216において[PTR]=[296H]
=0XXXHではないと判断し、図20に示すように、
EEPROM8の68H〜79H(12H分)に記録さ
れている修正ソフト6を読み出し、その修正ソフト6を
RAMの280H〜291Hに書き込む(ステップ21
8)。次いで、その修正ソフト6を実行する(ステップ
219)。
【0165】図21は、修正ソフト6を実行する際のC
PU7の動作を示すフローチャートである。修正ソフト
6では、まず、既に実行中のモード表示処理の再度の呼
び出しを行う(ステップ951)。再度呼び出されたモ
ード表示処理でも、まず、修正管理1処理を行う(ステ
ップ601)。
【0166】しかし、この場合は、既に実行中フラグが
立っている(実行中フラグ=1)ので、この修正管理1
処理では、前述したように、実行中フラグ=1と判断し
(ステップ201)、この後の処理を実行せず、モード
表示処理のステップ601の後の「H番地」にリターン
する。
【0167】次いで、外部LCD表示手段27により、
モードマークをすべて消灯(非駆動)する(ステップ6
02)。図22は、モード表示における各マークを示す
模式図である。前記ステップ602では、同図に示すマ
ークM1〜M4をそれぞれ消灯する。
【0168】次いで、自動ストロボモードか否かを判断
する(ステップ603)。ステップ603において自動
ストロボモードと判断した場合には、外部LCD表示手
段27により、図22に示すマークM1、すなわち、
「AUTO」マークを点灯(駆動)する(ステップ60
4)。
【0169】また、ステップ603において自動ストロ
ボモードではないと判断した場合には、露出補正モード
か否かを判断する(ステップ605)。ステップ605
において露出補正モードと判断した場合には、外部LC
D表示手段27により、図22に示すマークM4を点灯
する(ステップ606)。
【0170】また、ステップ605において露出補正モ
ードではないと判断した場合には、外部LCD表示手段
27により、図22に示すマークM3を点灯する(ステ
ップ607)。
【0171】次いで、ストロボ“OFFモード”か否か
を判断する(ステップ608)。ステップ608におい
てストロボ“OFFモード”と判断した場合には、外部
LCD表示手段27により、図22に示すマークM2を
点灯する(ステップ609)。
【0172】ステップ604、606または609の
後、または、ステップ608においてストロボ“OFF
モード”ではないと判断した場合には、修正ソフト6の
ステップ951にリターンし、この後、露出補正モード
か否かを判断する(ステップ952)。
【0173】ステップ952において露出補正モードと
判断した場合には、外部LCD表示手段27により、図
22に示すマークM3を点灯し(ステップ953)、次
いで、外部LCD表示手段27により、図22に示すマ
ークM2を点灯する(ステップ954)。これにより、
露出補正モードの変更表示仕様での出力がなされる。し
かし、このままリターンしたのでは、再度、モード表示
処理のステップ602以降が実行されてしまうので、戻
り番地を変更する必要がある。
【0174】ステップ952において露出補正モードで
はないと判断した場合、または、ステップ954の後、
メモリーADRにI番地をセットし(ステップ95
5)、この後、修正管理1処理のステップ219にリタ
ーンする。
【0175】次いで、図5に示すように、EEPROM
8から常駐データを読み出し、その常駐データをRAM
の280H〜2B7Hに書き込む(ステップ220)。
以下、前述したように、ステップ221以降を実行し、
スタックに書き込まれているネスト1の戻り番地(H番
地)を、メモリーADRにセットされている番地(I番
地)に書き換え(ステップ225)、この後、モード表
示処理のステップ609の後の「I番地」にリターンす
る。なお、戻り番地がH番地からI番地に変更されたた
め、ステップ602〜609は、それぞれ実行されな
い。
【0176】以上で、このモード表示処理は終了し、メ
インルーチンにリターンする。この実施例4では、モー
ド表示処理の変更が必要であるとともに、修正ソフト6
の実行後、再度、修正前の処理が実行されてしまう問題
があり、これも解消した。
【0177】すなわち、修正ソフト6から、修正ソフト
6を含む処理の呼び出しを可能とすることで(この場合
は修正ソフト6は実行されない)、修正管理1処理を元
ソフトの先頭位置から最終位置に移動させたのと同じ効
果が得られる。そして、これにより、元ソフトが再び実
行されてしまうのを防止することができる。
【0178】また、修正ソフト6は、実行時間の制約が
厳しくないので、非常駐とし、実行時にRAMにコピー
される。これにより、スタック領域の余りが不足してい
ても必要な数の修正ソフトに対応することができる。
【0179】このように本実施例のカメラ1によれば、
修正管理処理(修正管理1処理、修正管理2処理)が呼
び出されると、スタックから取得したアドレス情報、す
なわち戻り番地と、修正情報のうちの修正ソフト追加位
置情報とに基づいて、どの修正ソフトを実行するのか
(いずれの修正ソフトも実行しないか)が判別され、対
応する修正ソフトが実行されるので、ソフト設計者は、
ソフトの任意の位置に修正管理処理の呼び出し命令を書
き込むことにより、その呼び出し命令の位置に修正ソフ
トの追加が可能なソフトを設計することができる。
【0180】そして、ソフト変更したシングルチップマ
イコンの開発という労力、時間および費用のかかる方法
によらずに、修正ソフトおよび修正情報(修正ソフト追
加位置情報、修正ソフト格納位置情報、コピー情報)を
EEPROM8に書き込むことにより、容易に、ソフト
を変更することができる。
【0181】これにより、例えば、ソフトのバグの修正
(削除)やカメラ1の機能の向上等を図ることができ
る。また、カメラ1では、修正ソフトおよび修正情報
を、常駐データと、非常駐データとに分別してEEPR
OM8に記録し、原則として、常駐データは、常時RA
Mに記録され、非常駐データは、ソフトが実行される際
RAMにコピーされるようになっているので、シングル
チップマイコンのRAMの利用効率を向上することがで
きる。特に、RAMを大容量のものに交換することな
く、多くの修正ソフトを実行(追加)することができ、
ソフトの修正の幅が広がる。
【0182】所定の修正ソフトを常駐データまたは非常
駐データのいずれかに選定する基準は、下記のようにす
れば、該修正ソフトを実行してソフトを変更する際、支
障がなく好ましい。
【0183】すなわち、ソフトの実行開始までの時間を
できるだけ短縮したい修正ソフトは、常駐データとする
ことにより、その修正ソフトを直ちに実行するように
し、ソフトの実行開始までの時間が比較的長くても支障
がない修正ソフト、すなわち、ソフトのRAMへのコピ
ー時間がかかり、そのコピー時間を考慮しても支障がな
い修正ソフトは、非常駐データとする。
【0184】また、別の観点からは、記録に多くのメモ
リー領域を必要とする修正ソフト、すなわち、データ量
の多い修正ソフトを非常駐データとすれば、一定のメモ
リー容量において、他の多くの修正ソフトや修正情報を
常駐データとすることができ、RAMの利用効率が向上
する。
【0185】また、カメラ1では、非常駐データの修正
ソフトを実行した後、その修正ソフトをRAMから消去
し、再び、常駐データをRAMへコピーするようになっ
ているので、繰り返し、同じ動作で(修正管理処理を実
行することで)、ソフトの修正を行うことができる。
【0186】また、カメラ1では、アドレス情報をスタ
ックのネスト2から取得するようにした修正管理2処理
を有しているので、多くの箇所から呼び出される汎用サ
ブルーチンの所定の位置に、修正管理2処理の呼び出し
命令を1行書き込むだけで、前記サブルーチンの各呼び
出し命令の位置に、それぞれ、所望の修正ソフトを追加
することができる。すなわち、ROMの利用効率を大き
く減少させることなく、多くの箇所に修正ソフトの追加
が可能なソフトを設計することができる。
【0187】また、カメラ1の修正ソフト1〜6のうち
修正ソフト5および6は、戻り番地を指定する機能を有
しているので、修正ソフト5や6が実行されることによ
り、修正ソフトで指定させる元ソフトの任意箇所が実質
的に削除、変更されたのと同等の機能が得られる。よっ
て、ソフトの修正の幅が広がる。
【0188】また、カメラ1では、修正ソフトを実行し
ているときは、再度、修正ソフトを実行するのを禁止、
すなわち、修正ソフトを実行しているときに、再度、修
正管理処理が呼び出された場合には、該修正管理処理に
おいて何の処理も行わずにリターンするので、修正ソフ
トの中で、修正中の元ソフト(サブルーチン)を呼び出
して実行することができる。すなわち、多重呼び出しが
可能になる。
【0189】よって、ソフト(サブルーチン)中に修正
管理処理の呼び出し命令を設けておけば、修正ソフトの
中で、その修正中の元ソフト(サブルーチン)を呼び出
して実行するとともに、戻り番地を所定番地に変更する
ことにより、前記元ソフト(サブルーチン)における修
正管理処理の呼び出し命令を他の位置(例えば、最後)
に設けたのと同等の機能が得られ、ソフトの修正の幅が
広がる。
【0190】なお、前記本実施例では、アドレス情報を
スタックのネスト1または2から取得するようになって
いるが、本発明では、これに限らず、アドレス情報をス
タックのネスト3以上から取得するように構成してもよ
い。
【0191】本発明のプログラム変更可能な電子装置
は、前記銀塩写真方式のカメラの他に、例えば、スチル
ビデオカメラ、ビデオカメラ、テレビカメラのような各
種カメラや、その他、各種OA機器、家電製品、工業機
械等、マイコン(マイクロプロセッサー)を有するあら
ゆる電子装置に適用される。以上、本発明のプログラム
変更可能な電子装置を、図示の構成例に基づいて説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0192】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプログラ
ム変更可能な電子装置によれば、プログラム(ソフトウ
エア)の所定箇所に所望の修正プログラムを追加するこ
とができるので、マイコンを交換することなく、容易
に、そのプログラムを変更することができる。
【0193】特に、本発明の電子装置では、常駐データ
と、非常駐データとを設けているので、第3のメモリー
(RAM)の利用効率を向上すること、特に、第3のメ
モリーを大容量のものに交換することなく、多くの修正
プログラムを実行(追加)することができ、よって、プ
ログラムの修正の幅が広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプログラム変更可能な電子装置をカメ
ラに適用した実施例における回路構成例を示すブロック
図である。
【図2】本発明におけるCPUのアドレス空間を示す模
式図である。
【図3】本発明におけるEEPROMのマップを示す図
である。
【図4】本発明におけるリセット処理時のCPUの動作
を示すフローチャートである。
【図5】本発明におけるリセット後のRAMのアドレス
空間を示す模式図である。
【図6】本発明における修正管理1処理および修正管理
2処理時のCPUの動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明における修正管理1処理および修正管理
2処理時のCPUの動作を示すフローチャート(図6の
続き)である。
【図8】本発明における測光・演算処理時のCPUの動
作を示すフローチャートである。
【図9】本発明における測光・演算処理時のCPUの動
作を示すフローチャート(図8の続き)である。
【図10】本発明における修正ソフト1実行時のCPU
の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明における修正ソフト2実行時のCPU
の動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明におけるセルフ撮影モードでの撮影時
のセルフランプの動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図13】本発明におけるセルフウェイト処理時のCP
Uの動作を示すフローチャートである。
【図14】本発明におけるタイマスタート処理時のCP
Uの動作を示すフローチャートである。
【図15】本発明における修正ソフト3実行時のCPU
の動作を示すフローチャートである。
【図16】本発明における修正ソフト4実行時のCPU
の動作を示すフローチャートである。
【図17】本発明におけるバッテリーチェック処理時の
CPUの動作を示すフローチャートである。
【図18】本発明における修正ソフト5実行時のCPU
の動作を示すフローチャートである。
【図19】本発明におけるモード表示処理時のCPUの
動作を示すフローチャートである。
【図20】本発明における修正ソフト6実行時のRAM
のアドレス空間を示す模式図である。
【図21】本発明における修正ソフト6実行時のCPU
の動作を示すフローチャートである。
【図22】本発明におけるモード表示の各マークを示す
模式図である。
【符号の説明】
1 カメラ 2 測光回路(CdS) 3 補助投光回路 4 パッシブAF回路 5 シャッター・ピント駆動回路 6 ストロボ回路 7 シングルチップマイコン(CPU) 8 データ記憶・読み出し素子(EEPR
OM) 9 フィルム走行検知回路 11 デートLEDドライバ回路 12 写し込み用LED 13 ズーム情報検出手段(ズームコード) 14 ISO情報検出手段(DXコード) 15 測光スイッチ 16 レリーズスイッチ 17 モードスイッチ 18 ストロボスイッチ 19 デートスイッチ 21 ドライブスイッチ 22 裏蓋スイッチ 23 メインスイッチ 24 テレスイッチ 25 ワイドスイッチ 26 パノラマスイッチ 27 外部LED表示手段 28 赤ランプ・緑ランプ・セルフランプ 29 フィルムモータ駆動回路 31 フィルムモータ 32 ズームモータ駆動回路 33 ズームモータ 101〜105 ステップ 201〜225 ステップ 301〜318 ステップ 401〜417 ステップ 451〜453 ステップ 501〜511 ステップ 601〜609 ステップ 701 ステップ 751〜756 ステップ 801 ステップ 851 ステップ 901〜903 ステップ 951〜955 ステップ M1〜M4 マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−118149(JP,A) 特開 昭57−155642(JP,A) 特開 平4−252334(JP,A) 特開 平3−257644(JP,A) 特開 平6−282488(JP,A) 特開 平4−318624(JP,A) 特開 平5−100838(JP,A) 特開 平6−187143(JP,A) 特開 平6−222917(JP,A) 特開 平5−233266(JP,A) 特開 昭62−274341(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/06 G06F 9/46 G06F 12/08 G06F 12/12 G06F 9/40 - 9/42

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子装置の制御動作プログラムが記録さ
    れた第1の不揮発性メモリーと、 前記制御動作プログラムを変更する修正プログラムおよ
    び該修正プログラムに関する修正情報が、常駐データと
    非常駐データとに分別して記録された第2の不揮発性メ
    モリーと、 書き換え可能な第3のメモリーと、 少なくとも、前記第2の不揮発性メモリーから前記常駐
    データおよび前記非常駐データを読み出す読出手段と、 少なくとも、前記常駐データおよび前記非常駐データを
    前記第3のメモリーに書き込む書込手段と、 前記修正プログラムが常駐データまたは非常駐データの
    いずれであるかを判別する判別手段と、 少なくとも、前記制御動作プログラムおよび前記修正プ
    ログラムを実行する実行手段とを有し、 前記実行手段により、前記制御動作プログラム内の所定
    の位置で、前記修正プログラムを実行して、該制御動作
    プログラムを変更可能な電子装置であって、 予め、前記読出手段により、前記第2の不揮発性メモリ
    ーから前記常駐データを読み出し、前記書き込み手段に
    より、該常駐データを前記第3のメモリーに書き込み、 前記修正プログラムの実行に際し、前記判別手段によ
    り、該修正プログラムが常駐データまたは非常駐データ
    のいずれであるかを判別し、前記修正プログラムが常駐
    データであると判別した場合には、前記実行手段によ
    り、当該修正プログラムを直ちに実行し、前記修正プロ
    グラムが非常駐データであると判別した場合には、前記
    読出手段により、前記第2の不揮発性メモリーから当該
    修正プログラムを読み出し、前記書込手段により、該修
    正プログラムを前記第3のメモリーの前記常駐データが
    記録されている領域に書き込み、この後、前記実行手段
    により、その修正プログラムを実行することを特徴とす
    るプログラム変更可能な電子装置。
  2. 【請求項2】 電子装置の制御動作プログラムおよび少
    なくとも1つの修正管理処理プログラムが記録された第
    1の不揮発性メモリーと、 前記制御動作プログラムを変更する修正プログラムおよ
    び該修正プログラムに関する修正情報が、常駐データと
    非常駐データとに分別して記録された第2の不揮発性メ
    モリーと、 書き換え可能な第3のメモリーと、 少なくとも、前記第2の不揮発性メモリーから前記常駐
    データおよび前記非常駐データを読み出す読出手段と、 少なくとも、前記常駐データおよび前記非常駐データを
    前記第3のメモリーに書き込む書込手段と、 前記修正情報と、前記制御動作プログラム内の実行位置
    を示すアドレス情報とに基づいて、対応する修正プログ
    ラムがあるか否かを判別する第1の判別手段と、 前記修正プログラムが常駐データまたは非常駐データの
    いずれであるかを判別する第2の判別手段と、 少なくとも、前記制御動作プログラムおよび前記修正プ
    ログラムを実行する実行手段とを有する前記制御動作プ
    ログラムを変更可能な電子装置であって、 前記第1の不揮発性メモリーに記録された前記制御動作
    プログラム内の少なくとも1つの所定の位置に、前記修
    正管理処理プログラムを呼び出すコール手段が設けられ
    ており、 予め、前記読出手段により、前記第2の不揮発性メモリ
    ーから前記常駐データを読み出し、前記書き込み手段に
    より、該常駐データを前記第3のメモリーに書き込み、 前記コール手段により前記修正管理処理プログラムが呼
    び出されると、前記第1の判別手段により、前記修正情
    報と前記アドレス情報とに基づいて、対応する修正プロ
    グラムがあるか否かを判別し、対応する修正プログラム
    があると判別した場合には、前記第2の判別手段によ
    り、その対応する修正プログラムが常駐データまたは非
    常駐データのいずれであるかを判別し、対応する修正プ
    ログラムが常駐データであると判別した場合には、前記
    実行手段により、当該修正プログラムを直ちに実行し、
    対応する修正プログラムが非常駐データであると判別し
    た場合には、前記読出手段により、前記第2の不揮発性
    メモリーから当該修正プログラムを読み出し、前記書込
    手段により、該修正プログラムを前記第3のメモリーの
    前記常駐データが記録されている領域に書き込み、この
    後、前記実行手段により、その修正プログラムを実行す
    ることを特徴とするプログラム変更可能な電子装置。
  3. 【請求項3】 前記修正情報は、前記修正プログラムを
    追加する位置に関する修正プログラム追加位置情報を有
    し、 前記第1の判別手段は、前記修正プログラム追加位置情
    報と前記アドレス情報とのアドレスが互いに一致する場
    合には、対応する修正プログラムがあると判別する請求
    項2に記載のプログラム変更可能な電子装置。
  4. 【請求項4】 前記実行手段が非常駐データの修正プロ
    グラムを実行した後は、前記読出手段により、前記第2
    の不揮発性メモリーから前記常駐データを読み出し、前
    記書込手段により、前記第3のメモリーから該修正プロ
    グラムを消去して、該常駐データを再び前記第3のメモ
    リーに書き込む請求項1ないし3のいずれかに記載のプ
    ログラム変更可能な電子装置。
  5. 【請求項5】 実行開始までの時間が比較的長くても支
    障がない修正プログラムを前記非常駐データとする請求
    項1ないし4のいずれかに記載のプログラム変更可能な
    電子装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の不揮発性メモリーは、書き換
    え可能なメモリーである請求項1ないし5のいずれかに
    記載のプログラム変更可能な電子装置。
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