JP3552922B2 - 浄水器とこれの取り付け脚、これを用いた電気貯湯容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水や湯を溜め置いて必要な都度それを使用に供するのに、溜め置かれている水や湯に浸漬されてそれを浄水するのに用いられる浄水器とこれの取り付け脚、およびこれを用いた電気ポットなどの電気貯湯容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このような浄水器は本出願人が既に提案していて特開平07−32050号公報に開示さてれいる。開示されている浄水器はいずれも本体が偏平で表裏の通液部を通じて、浄水材とこれが浸漬されているまわりの水や湯と接触を図るようになっている。また、浄水材は樹脂製のケースに収容しているが、この樹脂製のケースの外側を金属ケースによって覆っているので、樹脂ケースを保護する構造になっている。中でも、ばね線材よりなる取り付け脚を端部に設け、この取り付け脚を電気ポットの内容器の底部の注出路が接続された流出口に弾性的に挿入することにより浄水器を簡易に取り付け浸漬状態にすることができるタイプのものが既に提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、取り付け脚を内容器の流出口に挿入して取り付けられる浄水器は、浄水器が内容器の底部に近づき内容液を加熱するヒータからの熱影響が大きくなる。にも係わらず、浄水器の取り付け端部で樹脂ケースが内容器の底部側に露出していたり、この露出部分を内容器の底部の側に延ばすなどして前記取り付け脚との連結に利用したりしているので、樹脂ケースの内容器の底部に近い部分での溶け落ちが発生することがある。
【0004】
本発明の目的は、容器の注出路に接続された流出口に弾性的に挿入される取り付け部によって取り付けられる浄水器であっても、樹脂ケースの溶け落ちを防止することができる浄水器や、これに用いる取り付け脚、およびこれらを利用した電気貯湯容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明の浄水器の1つの特徴では、浄水材を樹脂ケースに収容して容器内の水や湯内に浸漬され、浄水材に水や湯を接触させて浄水するものであって、樹脂ケースの、少なくとも容器の注出路が接続された流出口に弾性的に挿入される取り付け部を有した端部を、金属カバーにより覆い、樹脂ケースの端部と金属カバーとの間に空間を設けている。
【0006】
これにより、浄水材を収容した樹脂ケースの、容器の注出路が接続された流出口に弾性的に挿入される取り付け部を有した取り付け側の端部が、金属カバーにより覆われていて、前記取り付け部を容器の前記流出口に弾性的に挿入する取り付け構造上、樹脂ケースがヒータを有した容器の底部近くになっても金属カバーによる遮熱と、金属カバーと樹脂ケースの端部との間に設けられた空間での断熱とによって、ヒータからの熱影響が二重に防止されるので、樹脂ケースの取り付け側端部が溶けるようなことを防止できる。また、万一、樹脂ケースの取り付け側端部が溶けたとしたも、この端部が金属ケースで覆われていることによって溶けた樹脂が容器内に落ちて付着するというような溶け落ちを防止することができる。
【0007】
また、樹脂ケースが偏平であって表裏に通液部が設けられていることにより、浄水器は容器の底部の上にほぼ直角に衝立状に立ち上がるように浄水器が取り付けられて、大きな比表面積ないしは通液面積と薄い奥行きを持った小さな通液抵抗状態にて内容液内に浸漬されて、内容液が浄水材を通りやすくするし、内容液に加熱され、沸騰されるときの対流や、注出されるときの動きがあるとき、これを遮ろうとしてより通過させやすくなるので、浄水効果の高いものとなる。
【0008】
また、金属カバーは、樹脂ケースの表側と、側周と、裏側の下部とを通液部を残して覆う形状を有している構成としていることにより、金属カバーの構造や浄水材との嵌め合い構造を特に複雑にするようなことなく、金属カバーにより樹脂ケースを覆う部分を大きくして、金属表面による汚れにくく清潔感を保ちやすいものとすることができる。
【0009】
本発明の別の特徴では、特に、金属カバーは、樹脂ケースの表側を覆う表壁と、この表壁の周囲から折り曲げられた周壁と、下部の周壁から樹脂ケースの裏側下部に折り曲げられた折り曲げ壁とを有している構成としていることにより、上記構造の金属カバーを板金加工だけで簡易に製作することができる。
【0010】
これらいずれの構成の金属カバーを有したものでも、樹脂ケースと金属カバーとが、樹脂ケースの下端部を金属カバーの前記裏側下部を覆う壁が形成するポケット部へ挿入した部分を支点として、樹脂ケースの全体を金属カバーに嵌め合わせるときの相対移動の際に、樹脂ケースの側周と金属カバーの周壁との間で係合し合って外れ止めする外れ止め係合部を有したものとすることにより、樹脂ケースの下端部を金属カバーの下部ポケットに挿入して、この挿入部を支点に樹脂ケースおよび金属カバーの全体を嵌め合わせるだけで、双方が外れ止め状態となるので、組み立てが簡単になる。
【0011】
本発明の他の特徴では、特に、浄水材はフィルターブロックと、これの表裏に当てがわれた網とからなり、樹脂ケースは互いの嵌め合わせによって閉じられる表側ケースと裏側ケースとからなり、相互の間に浄水材を収容している構成であることにより、単体のフィルターブロックの表裏を網材で保護およびカバーし、これを互いの嵌め合わせによって閉じられる表側ケースと裏側ケースとに収容するだけで、全体が単体で取り扱えるようになるので、使用に便利であり薄いフィルターブロックを用いても耐久性や分離粒の発生などで特に問題となることはない。
【0012】
本発明の今1つの特徴では、特に、取り付け部が、ばね線材よりなる取り付け脚であり、この取り付け脚は金属カバーおよびその内部の空間を通して樹脂ケースの一部に嵌めつけ連結されているものであることにより、容器の注出路が接続される流出口に弾性的に挿入される取り付け脚を、ばね線材の各種の折り曲げによって種々な形態に形成して安定した取り付け状態を確保しながら、流出口との間に大きな遊びを残しやすく内容液の注出路を通じた注出を邪魔するようなことを回避しやすい。
【0013】
本発明のさらに別の特徴では、特に、取り付け脚が、中央の折り返し部を線材端部間にその折り返し方向の第1のばね性を与える第1のばね基部とし、この第1のばね基部から引き揃え状態で端部側に延びる一対のばね線材の途中を第1のばね基部の折り返し方向とは直交する向きで折り返すか蔓巻き状にして、第1のばね基部側の突片と一対の線材端部側の二股片との間に第1のばね性とは直交する方向の第2のばね性を与える第2のばね基部を形成し、一対の線材端部を第1のばね基部の折り返し方向と平行な、外向きまたは内向きに屈曲させて取り付け片を形成し、これら取り付け片を第1のばね基部による第1のばね性によって樹脂ケースの係合部に弾性的に係合させて連結されていることにより、取り付け脚の浄水器側への連結が、金属カバー内の樹脂ケースの端部との間の空間と、ばね線材の端部側の第1のばね基部を境にした第1のばね性によって容易に達成されるし、二股状の第2のばね基部は取り付け脚の下端部をなして前記第1のばね基部による第1のばね性によって流出口に所定の向きで圧入されるのに加え、第2のばね基部からの第1のばね基部側の突片と一対の端部側二股片とが、第2のばね基部による第2のばね性によって第1のばね性とは直交する向きで流入口に圧入されるので、直交する2方向のばね性を持って圧入して浄水器を容器に対しより安定して取り付けることができる。
【0014】
本発明のさらに他の特徴では、特に、樹脂ケースが、表裏の通液部の少なくとも一方に、浄水材のフィルターブロックの厚みよりも高い格子状の隔壁を有しているものであることにより、内容液に少しの動きがあっても、これを前記隔壁によって捕捉して浄水材を通るように向けやすいので、内容液を浄水材に接触させやすいので、浄水効果が向上する。
【0015】
なお、このような取り付け脚は、浄水器から分離して、中央の折り返し部を線材端部間にばね性を与える第1のばね基部とし、この第1のばね基部から引き揃え状態で端部側に延びる一対のばね線材の途中を第1のばね基部の折り返し方向とは直角な向きに折り返すか蔓巻き状にして、第1のばね基部側片と一対の線材端部側との間にばね性を与える第2のばね基部を、第1のばね基部を境にした二股状に形成し、一対の線材端部を第1のばね基部の折り返し方向と平行な、外向きまたは内向きに屈曲させて取り付け片を形成した構成として単独で提供し、浄水器と組み合わせ使用されるようにしても有効である。
【0016】
また、本発明の電気貯湯容器は、外装ケースに収容された内容器内の内容液をヒータで加熱して湯沸かしや保温を行って貯湯し、内容器の底部の流出口に接続された注出路を通じて内容液を外部に注出し使用に供するようにしたものであって、浄水材を樹脂ケースに収容して内容器内の水や湯内に浸漬され、浄水材に水や湯を接触させて浄水するとともに、前記流出口に内容器の内側から弾性的に挿入されて取り付けられる取り付け部を端部に持った浄水器を組み合わせ備え、樹脂ケースの、少なくとも容器への取り付け部を有する端部を、金属カバーにより覆って、樹脂ケースの端部との間に空間を形成していることにより、電気貯湯容器において、浄水器をその取り付け部で容器の流出口に弾性的に簡易に取り付けて浄水に用いるのに、浄水器が容器のヒータに近い底部に近づいた構成であっても、前記金属カバーの遮熱と空間による断熱とで、樹脂ケースの端部がヒータからの熱により溶けるようなことを防止し、万一溶けても金属カバーで受けて容器内に溶け落ちるようなことを回避することができる。
【0017】
また、取り付け部は、上記の取り付け脚を採用していることにより、それと同じ作業効果が得られるようにすることができる。
【0018】
本発明のそれ以上の目的および特徴は、以下の詳細な説明および図面の記載によって明らかになる。本発明の各特徴は、可能な限りそれ単独で、あるいは必要に応じ各種に組み合わせ、複合して用いることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の浄水器およびその取り付け脚、これらを用いた電気貯湯容器について、その実施例とともに図面を参照しながら詳細に説明し、本発明の理解に供する。
【0020】
本実施の形態は図10、図11に示すような電気貯湯容器の1つの実施例である電気ポットに適用する場合の一例である。しかし、本発明はこれに限られることはなく、容器に水や湯を溜めおいてこれを必要に応じて容器の底部の流出口に接続された注出路を通じて注出し使用できるようにする、種々なタイプの容器類一般に用いて有効である。
【0021】
図10、図11に示す電気ポットは、鋼板製の内容器2を鋼板製の外装ケース3内に収容して器体4を構成している。この内容器2の底部下面にヒータ1が当てがわれて湯沸かしや保温を行うようにしている。ヒータ1の背部には遮熱板7cが設けられ、内容器2の底部下に隙間を設けて金具やねじによって取付けられている。
【0022】
内容器2は外装ケース3の上端に嵌め合わせた合成樹脂製の肩部材5によって上端フランジを受けられている。一方、外装ケース3の下端には合成樹脂製の環状な底部材6が当てがわれるとともに、底部材6の中央開口には底蓋9が下方から当てがわれ、この底蓋9と前記内容器2の底部とをねじおよび連結金具によって連結し、外装ケース3、内容器2および肩部材5、底部材6、底蓋9の相互を一体化している。底部材6には回路ボックス8が一体形成されている。底蓋9の外周に回転座体11を回転可能に嵌め合わせ保持している。これによって器体4を定置したとき回転座体11上で器体4が滑動して回転される。
【0023】
内容器2の底部には内容液を注出する注出路12が接続されている。この注出路12は内容器2と外装ケース3との間の空間で、肩部材5の前部に設けられた嘴状突出部13内にまで立ち上がり、この部分で逆U字状に屈曲して吐出口14が下向きに開口している。注出路12の内容器2よりも下になった部分には、注出路12に流入する内容液を前記吐出口14に送り出す遠心ポンプ15が設けられ、図2、図3に示すモータ10によって駆動するようにしている。12aは内容器2の注出路12が接続された流出口、12cは注出路12の立ち上がり部を透明管にして形成した液量表示部であり外装ケース3の図示しない液量表示窓を通じて外部に液量を表示する。
【0024】
前記嘴状突出部13の下側に当てがい外装ケース3の前部に取付た下カバー16に注液ガイド17が一体に設けられ、吐出口14が遊びを持って嵌まり合っている。吐出口14から吐出される内容液は吐出口14の注液ガイド17内に開口する下端からのスリット14aにより一旦大気に開放された後、前記注液ガイド17により周りへ飛散しないように案内され注液される。
【0025】
内容器2の底部下面の中央部には、ヒータ1の中央孔を通じて温度センサ21が当てがわれ、内容液の温度を検出して、回路ボックス8に収容される制御回路22に内容液の温度情報を与える。これによって制御回路22は内容液を湯沸かししたり、所定の温度に保温したりするようにヒータ1を通電制御し、また、これらのために内容液の沸騰の有無や内容液温度を判断する。回路ボックス8の下部開口には合成樹脂製のカバー82が施され、器体が流し台のシンクタンクに置かれたような場合に底部に侵入することがある侵入水があっても、これが制御回路22に及ぶようなことを防止するようにしてある。
【0026】
器体4の上端には器体蓋31が設けられている。器体蓋31はその後部で肩部材5の内側に一部が開放するように設けられた軸受部32にヒンジピン33によって開閉および着脱が可能なように枢着されている。器体蓋31の着脱は器体蓋31に一体のヒンジピン33が軸受部32の開放部から出し入れできる状態にまで器体蓋31を開くことによって可能となる。したがって器体蓋31が閉じ状態にあるとき器体蓋31が不用意に外れるようなことが回避される。
【0027】
器体蓋31の前端部にはロック部材34が設けられ、器体蓋31が閉じられたとき肩部材5の一部に設けた係止部5aに弾性係合することにより器体蓋31を閉じ状態に係止する。このロック部材34はこれに働かされたばねに抗し外部のロック解除部材30により後退方向に押動されて、前記係止部との係合が外れ器体蓋31の閉じ位置への係止を解除する。ロック解除部材30はレバータイプであって、一端部を押すか、引くかして枢軸30aを中心に回動させてロック解除操作を行い、ロック解除後ロック解除部材30に指を引っかけて引き上げることで、ロック解除操作に引き続いて器体蓋31を開く操作が連続して行える。
【0028】
器体蓋31の裏板35の内側には金属板からなる内蓋36が当てがわれ、ビス止めされている。内蓋36の外周にはシールパッキング38が装着され、これが内容器2の口部に圧接して内容器2を閉じるようにしている。
【0029】
内蓋36と前記器体蓋31の裏板35との間には、内容器2内で発生する蒸気を外部に逃がす蒸気通路39が設けられ、内容器2内が蒸気の発生によって異常昇圧するのを回避するようにしている。
【0030】
この蒸気通路39の途中には器体4の転倒時に内容液が蒸気通路39を通じて流出するのを防止する転倒時止水弁41や、器体4の転倒時に内容液が蒸気通路39を通じて外部に流出しようとしても、これを蒸気通路39の途中に溜め込み、外部への流出を遅らせる液溜め40aと40bが設けられている。
【0031】
肩部材5の嘴状突出部13の上面には、遠心ポンプ15を働かせたり、電気ポットが有する各種モードを設定したりする操作パネル44が設けられ、操作パネル44の内側に設けられた操作基板45上の各種スイッチを押圧操作し、また操作基板45上に設けられたLED等の各種表示部の点灯、消灯を外部に表示できるようにしてある。
【0032】
また注出路12の逆U字状の屈曲部12bの直ぐ下には転倒時止水弁61aや前傾時止水弁61bが設けられている。
【0033】
遠心ポンプ15は、図示しないモータにより駆動されるインペラ101と、このインペラ101を収容するとともにインペラ101のほぼ回転中心102上で外部に延びる吸込口103および外周から接線方向Yに外部に延びる吐出口104を有したケーシング105とを備えた従来通りの基本構成を有し、インペラ101が回転駆動されると、ケーシング105内の水や湯などの液体を羽根で旋回させて遠心力を与えケーシング105の内周に押しつけ沿わせた旋回流を形成させながら、ケーシング105の外周から接線方向Yに外部に延びる吐出口104に向け送りだして吐出させ、同時に吸込口103から液体を吸い込んで、前記吐出を連続して行う。
【0034】
ところで、本実施の形態のインペラ101はケーシング105内に図10、図11に示すように偏心して位置している。このインペラ101の偏心によってできたインペラ101の外周とケーシング105の内周との間のほぼ最大隙間106の位置に対応する部分から、ほぼ接線方向Yに向けて、あるいは、インペラ101の偏心方向Xに対しほぼ直角な向きで、前記吐出口104を設け、この吐出口104の少なくとも基部の開口104aの口径Dを前記最大隙間106の大きさにほぼ同等に設定している。図示する実施例では円形なインペラ101に対しケーシング105を少し長円にしてその長手方向の一方側に偏心させている。これによって、インペラ101の偏心によってケーシング105の内周との間の隙間が徒に広がるのを防止することができる。しかし、これに限られることはなく、円形でも楕円形でもよく、ケーシング105の内部形状は特に問わない。また、吐出口104は前記口径Dを有するほぼストレートなパイプとしてあるが、途中で屈曲したり、湾曲したものであったりしてもよいし、先端口径が前記口径Dよりも大きくなっても、小さくなってもよい。また、口径Dは最大隙間106よりも少し大きくても図示する実施例のように少し小さくてもよい。また、吐出口104の基部の開口104aは円形でなくても、最大隙間106の形状に合わせた、ほぼ相似な矩形の形状にすることもできる。
【0035】
ケーシング105内に偏心して位置しているインペラ101が回転駆動されると、これによって生じるケーシング105の内周に押しつけられ沿わされる旋回流は、インペラ101の偏心によってできるインペラ101の外周とケーシング105の内周との間の最大隙間106の位置側で、インペラ101の羽根101aに捕捉されない自由旋回流を生じ、これが前記最大隙間106の位置に対応する部分から、ほぼ接線方向Yに向けて、あるいは、インペラ101の偏心方向Xに対しほぼ直角な向きで設けられた吐出口104に向け案内することになる。また、一旦できた自由旋回流は吸込による常時液が充満しているケーシング105内のインペラ101との間の隙間の狭い側には戻りにくく前記案内に従わせやすい。これらによって、自由旋回流を前記吐出口104へスムーズに向かわせることができる。また、この吐出口104の少なくとも基部の口径が前記最大隙間106の大きさにほぼ同等であることによって、前記自由旋回流のほとんどを吐出口104にスムーズに流出させられる。従って吐出効率が向上する。
【0036】
しかも、気泡を吸い込んでもこれが前記自由旋回流とともに前記最大隙間106の位置に集められてインペラ101の捕捉から解放されやすいので、吸い込んだ気泡を前記自由旋回流とともに早期に吐出させケーシング105内で増量するのを防止し、安定した吐出を保証することができる。
【0037】
図1〜図13に示すように本実施の形態の浄水器111は、浄水材112を樹脂ケース113に収容して容器の一例である内容器2内の水や湯内に浸漬され、浄水材112に水や湯を接触させて浄水するものであるが、樹脂ケース113の、少なくとも内容器2内の注出路12が接続された流出口12aに弾性的に挿入される取り付け部114を有した端部113aを図9に示す実施例のように、金属カバー115により覆うか、あるいはそれ以上の部分を図1〜図8の実施例に示すように覆うかし、樹脂ケース113の端部113aと金属カバー115との間に例えば図5に示す実施例のような空間116を設けてある。
【0038】
このように本実施の形態では、浄水材112を収容した樹脂ケース113の、内容器2の注出路12が接続された流出口12aに弾性的に挿入される取り付け部114を有した取り付け側の端部113aは、金属カバー115により覆われている。従って、前記取り付け部114を内容器2の前記流出口12aに弾性的に挿入する取り付け構造上、図10、図11に示すように樹脂ケース113がヒータ1を有した内容器2の底部近くになっても金属カバー115による遮熱と、金属カバー115と樹脂ケース113の間に設けられた空間116での断熱とによって、ヒータ1からの熱影響が二重に防止される。これにより、樹脂ケース113の端部113aが溶けるようなことを防止できる。また、万一、樹脂ケース113の取り付け側端部113aが溶けたとしたも、この端部が金属カバー115で覆われていることによって溶けた樹脂が内容器2内に落ち付着するというような溶け落ちの問題を防止することができる。樹脂ケース113の端部113aの裏側を残して前側部分を前方から後方斜めの向きに切除した形状とすることにより、金属カバー115との間に空間116を形成し、残した後壁の部分には補強リブ113pを設けて強度が不足しないようにしている。しかし、金属カバー115内の途中で樹脂ケース113を下方から受け止める部分を設けるなどして、樹脂ケース113の端部113aの全体が金属カバー115から浮いて空間116を形成するような構造とすることもできる。
【0039】
樹脂ケース113は基本的にはどのような形態のものでもよいが、本実施の形態のそれは偏平であって、表裏に通液部113eが設けられている。このようにすると、浄水器111は図10、図11に示すように、内容器2の底部の上にほぼ直角に衝立状に立ち上がるように取り付けられて、大きな比表面積ないしは通液面積と薄い奥行きを持った小さな通液抵抗状態にて内容液内に浸漬されて、内容液が浄水材112を通りやすくなるし、内容液に加熱され、沸騰されるときの対流や、注出されるときの動きがあるとき、これを遮ろうとしてより通過させやすくなるので、浄水効果の高いものとなる。図に示す実施例では通液部113eを格子窓状の開口部として、浄水材112の押え機能と通液性とを確保している。これに対応する金属カバー115も通液部113eに対応する格子窓部115fを設けている。しかし、これら格子窓の大きさや形状を変えたり、押え構造を変えたりするなど、種々な設計変更ができる。
【0040】
金属カバー115はステンレス鋼板であると、腐食しにくく清潔さと衛生性を保ちやすい上、熱伝導性は低く、また、表面を鏡面として熱を反射させやすいので遮熱に有利である。また、剛性が高く薄板部材で構成できるので、浄水器111がかさ張らず好適である。しかし、これに限られることはなく、他の適当な金属部材や適当な加工を施したものでもよい。
【0041】
金属カバー115の具体的な形態は、図1〜図8に示すように、樹脂ケース113の表側と、側周と、裏側の下部とを通液部113eを前記格子窓115fなどにより残して覆う形状を有している。さらに具体的には、樹脂ケース113の表側を覆う表壁115aと、この表壁115aの周囲から折り曲げられた周壁115bと、下部の周壁115bから樹脂ケース113の裏側下部に折り曲げられた折り曲げ壁115cとを有している。
【0042】
これにより、金属カバー115の構造や浄水材112との嵌め合い構造を特に複雑にするようなことなく、金属カバー115により樹脂ケース113を覆う部分を大きくして、金属表面による汚れにくく清潔感を保ちやすいものとすることができる。特に、金属カバー115の折り曲げ構造では、板金加工だけで簡易に製作することができる。
【0043】
また、このような金属カバー115を用いるのに、樹脂ケース113と金属カバー115とが、樹脂ケース113の端部113aを金属カバー115の前記裏側下部を覆う壁、具体的には折り曲げ壁115cが形成するポケット部115dへ挿入した部分を図5に示すように支点Oとして、樹脂ケース113の全体を金属カバー115に嵌め合わせるときの矢印Pで示す相対移動の際に、樹脂ケース113の側周と金属カバー115の周壁115bとの間で係合し合って外れ止めする外れ止め係合部117、118を有したものとしている。
【0044】
これにより、樹脂ケース113の端部113aを金属カバー115の下部ポケット115dに挿入して、この挿入部を支点Oに樹脂ケース113および金属カバー115の全体を嵌め合わせるだけで、双方の係合部117、118が係合し合って外れ止め状態となるので、組み立てが簡単になる。図1〜図9に示す実施の形態での各実施例では、係合部117を樹脂ケース113の側周面の上辺、両側辺に設けた抜け止め形状をした、例えば横断面三角形状の係合突起とし、係合部118を金属カバー115の周壁115bに形成した係合穴としてあって、樹脂ケース113と金属カバー115との全体の嵌め合わせ時に、周壁115bが係合突起117に一時的に押し退けられた後、係合突起117が係合穴118に対向して前記押し退け力から解放されたときに、自己の弾性によって復帰することにより係合穴118が係合突起117に外れ止め状態に係合し合うようにしている。しかし、外れ止め係合はこのような構造に限られることはなく、樹脂ケース113側の凹部と金属カバー115側の突起との組み合わせであってもよい。
【0045】
この場合、金属カバー115側の突起は横断面三角形状にプレス加工された押出部とすることができるし、抜け止め方向に傾斜した打ち起こし片であってもよい。
【0046】
浄水材112は図6に示すように、粒状や繊維状の活性炭などの浄水材料を、焼結やバインダ剤、不織布構造、その他によってフィルターブロック111aに形成したものを主体としている。このフィルタブロック111aは浄水器111が偏平であることに対応して、数mmとごく薄い板状タイプのものとしてある。
【0047】
しかし、厚みは用途や仕様に応じて種々に選定すればよい。このフィルタブロック111aの表裏にステンレス鋼線や樹脂繊維よりなる網111bが当てがわれて浄水材112を構成している。
【0048】
樹脂ケース113は互いの嵌め合わせによって閉じられる表側ケース113gと裏側ケース113hとからなり、図に示す実施例では、表側ケース113gの周壁113g1が、裏側ケース113hの周壁に設けた四周溝113h1に比較的密に嵌まりあって止まり嵌め程度の嵌合をなして一体状態に安定し、相互の通液部113e間に浄水材112を挟み付けた状態に収容している。これにより、単体のフィルターブロック111aの表裏を網材111bで保護およびカバーし、これを互いの嵌め合わせによって閉じられる表側ケース113gと裏側ケース113hとに収容するだけで、全体が単体で取り扱えるようになるので、使用に便利であり薄いフィルターブロック111aを用いても耐久性や分離粒の発生などで特に問題となることはない。
【0049】
取り付け部114は、ばね線材121よりなる取り付け脚122としてある。
【0050】
この取り付け脚122は金属カバー115およびその内部の空間116を通して樹脂ケース113の一部に嵌めつけ連結されるようにしている。このために金属カバー115には取り付け脚122を通すためのスリット123が設けられるとともに、樹脂ケース113には取り付け脚122の取り付け片122aを抜け止め状態に受け入れて係合し連結状態にする溝状の係合部124が設けられている。
【0051】
このように、内容器2の注出路12が接続される流出口12aに弾性的に挿入される取り付け脚122を、ばね線材121の各種の折り曲げによって種々な形態に形成して安定した取り付け状態を確保しながら、流出口12aとの間に大きな遊びを残しやすく内容液の注出路12を通じた注出を邪魔するようなことを回避しやすい。
【0052】
上記取り付け片122aおよび係合部124の形状や形態、係合の方式や構造は自由に設計することはできる。本実施の形態の図に示す実施例では、取り付け脚122は、図7、図8に示すように、中央の折り返し部を線材端部122c間にR方向の第1のばね性を与える第1のばね基部122dとし、この第1のばね基部122dから引き揃え状態で線材端部123c側に延びる一対のばね線材121の途中を第1のばね基部122dの折り返し方向とは直角な向きに折り返すか蔓巻き状にして、第1のばね基部122d側の突片122eと一対の線材端部122c側の二股片122hとの間に、第1のばね性の向きRとは直交するS方向の第2のばね性を与える第2のばね基部122fを、第1のばね基部122dを境にした二股状に形成し、一対の線材端部122cを第1のばね基部122dの折り返し方向と平行な、外向きまたは内向きに屈曲させて取り付け片122aを形成し、これら取り付け片122aを第1のばね基部122dによるR方向の第1のばね性によって樹脂ケース113の係合部124に弾性的に係合させて連結されるようにしている。
【0053】
図に示す実施例では線材端部122cの屈曲向きは外向きであって、線材端部122cを圧迫することでその間隔を第1のばね性に抗して狭めておいて、左右一対の係合部124の間に位置させてから前記圧迫を解いたときの線材端部122cが拡張状態に復元することで、取り付け片122aが係合部124に係合するとともに係合状態に安定するようにしている。しかし、線材端部122cの屈曲向きを内向きとし、線材端部122cを引き離すことでその間隔を第1のばね性に抗して引き離しておいて、係合部124の両側に位置させてから前記引き離しを解いたときの線材端部122cが収縮状態に復元することで、取り付け片122aが係合部124に両側から内向きに係合するとともに係合状態に安定するようにもできる。
【0054】
いずれにしても、取り付け脚122の浄水器111側への連結が、金属カバー115内の樹脂ケース113との間の空間116と、ばね線材121の端部122c側の第1のばね基部122dを境にしたR方向の第1のばね特性によって容易に達成される。また、二股状の第2のばね基部122fは取り付け脚122の下端部をなし、第1のばね基部122dによるR方向の第1のばね性によって流出口12aに所定の向きで圧入されるのに加え、第2のばね基部122fからの第1のばね基部側の突片122jと一対の線材端部122c側の二股片122hとが、第2のばね基部122fによるR方向とは直交するS方向の第2のばね性によって流出口12aに圧入されるので、直交する2方向のばね性を持って圧入にして浄水器111を内容器2に対しより安定して取り付けることができる。しかも、この圧入は例えば図12に示すように浄水器111を手に持って、取り付け部114を流出口12aに挿入していく1つの操作で、図10〜図13に示すように取り付けられる。このとき図13に示すように取り付け脚122の二股片122hの途中に設けた横向き段部122h1は流出口12aの開口縁に当接して、取り付け脚122の流出口12aへの挿入量を所定量に規定する役目を営む。
【0055】
【発明の効果】
本発明の浄水器の1つの特徴によれば、浄水材を収容した樹脂ケースの、容器の注出路が接続された流出口に弾性的に挿入される取り付け部を有した取り付け側の端部が、金属カバーにより覆われていて、前記取り付け部を容器の前記流出口に弾性的に挿入する取り付け構造上、樹脂ケースがヒータを有した容器の底部近くになっても金属カバーによる遮熱と、金属カバーと樹脂ケースの端部との間に設けられた空間での断熱とによって、ヒータからの熱影響が二重に防止されるので、樹脂ケースの取り付け側端部が溶けるようなことを防止できる。また、万一、樹脂ケースの取り付け側端部が溶けたとしても、この端部が金属ケースで覆われていることによって溶けた樹脂が容器内に落ちて付着するというような溶け落ちを防止することができる。
【0056】
また、樹脂ケースが偏平であって表裏に通液部が設けられていることにより、浄水器は容器の底部の上にほぼ直角に衝立状に立ち上がるように浄水器が取り付けられて、大きな比表面積ないしは通液面積と薄い奥行きを持った小さな通液抵抗状態にて内容液内に浸漬されて、内容液が浄水材を通りやすくするし、内容液に加熱され、沸騰されるときの対流や、注出されるときの動きがあるとき、これを遮ろうとしてより通過させやすくなるので、浄水効果の高いものとなる。
【0057】
また、金属カバーは、樹脂ケースの表側と、側周と、裏側の下部とを通液部を残して覆う形状を有している構成であることにより、金属カバーの構造や浄水材との嵌め合い構造を特に複雑にするようなことなく、金属カバーにより樹脂ケースを覆う部分を大きくして、金属表面による汚れにくく清潔感を保ちやすいものとすることができる。
【0058】
本発明の別の特徴によれば、特に金属カバーは、樹脂ケースの表側を覆う表壁と、この表壁の周囲から折り曲げられた周壁と、下部の周壁から樹脂ケースの裏側下部に折り曲げられた折り曲げ壁とを有している構成であることにより、上記構造の金属カバーを板金加工だけで簡易に製作することができる。
【0059】
これらいずれの構成の金属カバーを有したものでも、樹脂ケースと金属カバーとが、樹脂ケースの下端部を金属カバーの前記裏側下部を覆う壁が形成するポケット部へ挿入した部分を支点として、樹脂ケースの全体を金属カバーに嵌め合わせるときの相対移動の際に、樹脂ケースの側周と金属カバーの周壁との間で係合し合って外れ止めする外れ止め係合部を有したものとすることにより、樹脂ケースの下端部を金属カバーの下部ポケットに挿入して、この挿入部を支点に樹脂ケースおよび金属カバーの全体を嵌め合わせるだけで、双方が外れ止め状態となるので、組み立てが簡単になる。
【0060】
本発明の他の特徴によれば、特に、浄水材はフィルターブロックと、これの表裏に当てがわれた網とからなり、樹脂ケースは互いの嵌め合わせによって閉じられる表側ケースと裏側ケースとからなり、相互の間に浄水材を収容している構成であることにより、単体のフィルターブロックの表裏を網材で保護およびカバーし、これを互いの嵌め合わせによって閉じられる表側ケースと裏側ケースとに収容するだけで、全体が単体で取り扱えるようになるので、使用に便利であり薄いフィルターブロックを用いても耐久性や分離粒の発生などで特に問題となることはない。
【0061】
本発明の今1つの特徴によれば、特に、取り付け部が、ばね線材よりなる取り付け脚であり、この取り付け脚は金属カバーおよびその内部の空間を通して樹脂ケースの一部に嵌めつけ連結されているものであることにより、容器の注出路が接続される流出口に弾性的に挿入される取り付け脚を、ばね線材の各種の折り曲げによって種々な形態に形成して安定した取り付け状態を確保しながら、流出口との間に大きな遊びを残しやすく内容液の注出路を通じた注出を邪魔するようなことを回避しやすい。
【0062】
本発明のさらに別の特徴によれば、特に、取り付け脚は、取り付け脚の浄水器側への連結が、金属カバー内の樹脂ケースの端部との間の空間と、ばね線材の端部側の第1のばね基部を境にした第1のばね性によって容易に達成されるし、二股状の第2のばね基部は取り付け脚の下端部をなして前記第1のばね基部による第1のばね性によって流出口に所定の向きで圧入されるのに加え、第2のばね基部からの第1のばね基部側の突片と一対の端部側二股片とが、第2のばね基部による第2のばね性によって第1のばね性とは直交する向きで流入口に圧入されて、直交する2方向のばね性を持って圧入して浄水器を容器に対しより安定して取り付けることができる。
【0063】
本発明のさらに他の特徴によれば、特に、樹脂ケースが、表裏の通液部の少なくとも一方に、浄水材のフィルターブロックの厚みよりも高い格子状の隔壁を有しているものであることにより、内容液に少しの動きがあっても、これを前記隔壁によって捕捉して浄水材を通るように向けやすいので、内容液を浄水材に接触させやすいので、浄水効果が向上する。
【0064】
なお、このような取り付け脚は、浄水器から分離して、単独で提供し、浄水器と組み合わせ使用されるようにしても有効である。
【0065】
本発明の電気貯湯容器によれば、浄水器をその取り付け部で容器の流出口に弾性的に簡易に取り付けて浄水に用いるのに、浄水器が容器のヒータに近い底部に近づいた構成であっても、前記金属カバーの遮熱と空間による断熱とで、樹脂ケースの端部がヒータからの熱により溶けるようなことを防止し、万一溶けても金属カバーで受けて容器内に溶け落ちるようなことを回避することができる。
【0066】
また、取り付け部は、上記の取り付け脚を採用していることにより、それと同じ作業効果が得られるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浄水器の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1の浄水器の側面図である。
【図3】図1の浄水器の正面図である。
【図4】図1の浄水器の背面図である。
【図5】図1の浄水器の断面図である。
【図6】図1の浄水器の樹脂ケースの分解斜視図である。
【図7】図1の浄水器の樹脂ケースと金属カバーとの分解斜視図である。
【図8】図7とは向きを変えて見た図1の浄水器の樹脂ケースと金属カバーとの分解斜視図である。
【図9】別の実施例の浄水器を示す斜視図である。
【図10】図1の浄水器を組み合わせ備えた電気ポットの断面図である。
【図11】図10の電気ポットの底部の断面図である。
【図12】浄水器を電気ポットに取り付ける作業の状態を示す平面図である。
【図13】浄水器を取り付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ヒータ
2 内容器
3 外装ケース
4 器体
12 注出路
12a 流出口
15 遠心ポンプ
111 浄水器
111a フィルターブロック
111b 網
112 浄水材
113 樹脂ケース
113a 端部
113e 通液部
113g 表側ケース
113h 裏側ケース
113j 隔壁
114 取り付け部
115 金属カバー
115a 表壁
115b 周壁
115c 折り曲げ壁
115d ポケット部
115f 格子窓部
116 空間
117 係合部(係合突起)
118 係合部(係合穴)
121 ばね線材
122 取り付け脚
122a 取り付け片
122c 線材端部
122d 第1のばね基部
122e 突片
122f 第2のばね基部
122h 二股片
O 支点
Claims (9)
- 浄水材を樹脂ケースに収容して容器内の水や湯内に浸漬され、浄水材に水や湯を接触させて浄水する浄水器であって、
樹脂ケースの、少なくとも容器の注出路が接続された流出口に弾性的に挿入される取り付け部を有した取り付け側の端部を、金属カバーにより覆い、樹脂ケースの端部と金属カバーとの間に空間を設け、樹脂ケースは偏平であって表裏に通液部が設けられており、金属カバーは、樹脂ケースの表側と、側周と、裏側の下部とを通液部を残して覆う形状を有していることを特徴とする浄水器。 - 浄水材を樹脂ケースに収容して容器内の水や湯内に浸漬され、浄水材に水や湯を接触させて浄水する浄水器であって、
樹脂ケースの、少なくとも容器の注出路が接続された流出口に弾性的に挿入される取り付け部を有した取り付け側の端部を、金属カバーにより覆い、樹脂ケースの端部と金属カバーとの間に空間を設け、樹脂ケースは偏平であって表裏に通液部が設けられており、金属カバーは、樹脂ケースの表側を覆う表壁と、この表壁の周囲から折り曲げられた周壁と、下部の周壁から樹脂ケースの裏側下部に折り曲げられた折り曲げ壁とを有していることを特徴とする浄水器。 - 樹脂ケースと金属カバーとは、樹脂ケースの下端部を金属カバーの前記裏側下部を覆う壁が形成するポケット部へ挿入した部分を支点として、樹脂ケースの全体を金属カバーに嵌め合わせるときの相対移動の際に、樹脂ケースの側周と金属カバーの周壁との間で係合し合って外れ止めする外れ止め係合部を有している請求項1、2のいずれか一項に記載の浄水器。
- 浄水材を樹脂ケースに収容して容器内の水や湯内に浸漬され、浄水材に水や湯を接触させて浄水する浄水器であって、
樹脂ケースの、少なくとも容器の注出路が接続された流出口に弾性的に挿入される取り付け部を有した取り付け側の端部を、金属カバーにより覆い、樹脂ケースの端部と金属カバーとの間に空間を設け、浄水材はフィルターブロックと、これの表裏に当てがわれた網とからなり、樹脂ケースは互いの嵌め合わせによって閉じられる表側ケースと裏側ケースとからなり、相互の間に浄水材を収容していることを特徴とする浄水器。 - 浄水材を樹脂ケースに収容して容器内の水や湯内に浸漬され、浄水材に水や湯を接触させて浄水する浄水器であって、
樹脂ケースの、少なくとも容器の注出路が接続された流出口に弾性的に挿入される取り付け部を有した取り付け側の端部を、金属カバーにより覆い、樹脂ケースの端部と金属カバーとの間に空間を設け、取り付け部は、ばね線材よりなる取り付け脚であり、この取り付け脚は金属カバーおよびその内部の空間を通して樹脂カバーの一部に嵌めつけ連結されていることを特徴とする浄水器。 - 浄水材を樹脂ケースに収容して容器内の水や湯内に浸漬され、浄水材に水や湯を接触させて浄水する浄水器であって、
樹脂ケースの、少なくとも容器の注出路が接続された流出口に弾性的に挿入される取り付け部を有した取り付け側の端部を、金属カバーにより覆い、樹脂ケースの端部と金属カバーとの間に空間を設け、取り付け脚は、中央の折り返し部を線材端部間にその折り返し方向の第1のばね性を与える第1のばね基部とし、この第1のばね基部から引き揃え状態で端部側に延びる一対のばね線材の途中を第1のばね基部の折り返し方向とは直交する向きで折り返すか蔓巻き状にして、第1のばね基部側の突片と一対の線材端部側の二股片との間に第1のばね性とは直交する方向の第2のばね性を与える第2のばね基部を形成し、一対の線材端部を第1のばね基部の折り返し方向と平行な、外向きまたは内向きに屈曲させて取り付け片を形成し、これら取り付け片を第1のばね基部による第1のばね性によって樹脂ケースの係合部に弾性的に係合させて連結されていることを特徴とする浄水器。 - 浄水材を樹脂ケースに収容して容器内の水や湯内に浸漬され、浄水材に水や湯を接触させて浄水する浄水器であって、
樹脂ケースの、少なくとも容器の注出路が接続された流出口に弾性的に挿入される取り 付け部を有した取り付け側の端部を、金属カバーにより覆い、樹脂ケースの端部と金属カバーとの間に空間を設け、樹脂ケースは、表裏の通液部の少なくとも一方に、浄水材のフィルターブロックの厚みよりも高い格子状の隔壁を有していることを特徴とする浄水器。 - 中央の折り返し部を線材端部間にその折り返し方向の第1のばね性を与える第1のばね基部とし、この第1のばね基部から引き揃え状態で端部側に延びる一対のばね線材の途中を第1のばね基部の折り返し方向とは直交する向きで折り返すか蔓巻き状にして、第1のばね基部側の突片と一対の線材端部側の二股片との間に第1のばね性とは直交する方向の第2のばね性を与える第2のばね基部を形成し、一対の線材端部を第1のばね基部の折り返し方向と平行な、外向きまたは内向きに屈曲させて取り付け片を形成したことを特徴とする浄水器の取り付け脚。
- 外装ケースに収容された内容器内の内容液をヒータで加熱して湯沸かしや保温を行って貯湯し、内容器の底部の流出口に接続された注出路を通じて内容液を外部に注出し使用に供するようにした電気貯湯容器であって、浄水材を樹脂ケースに収容して内容器内の水や湯内に浸漬され、浄水材に水や湯を接触させて浄水するとともに、前記流出口に内容器の内側から弾性的に挿入されて取り付けられる取り付け部を取り付け側の端部に持った浄水器を組み合わせ備え、樹脂ケースの、少なくとも容器への取り付け部を有する端部を、金属カバーにより覆って、樹脂ケースの端部との間に空間を形成しており、取り付け部は、中央の折り返し部を線材端部間にその折り返し方向の第1のばね性を与える第1のばね基部とし、この第1のばね基部から引き揃え状態で端部側に延びる一対のばね線材の途中を第1のばね基部の折り返し方向とは直交する向きで折り返すか蔓巻き状にして、第1のばね基部側の突片と一対の線材端部側の二股片との間に第1のばね性とは直交する方向の第2のばね性を与える第2のばね基部を形成し、一対の線材端部を第1のばね基部の折り返し方向と平行な、外向きまたは内向きに屈曲させて取り付け片を形成し、これら取り付け片を第1のばね基部による第1のばね性によって樹脂ケースの係合部に弾性的に係合させて連結されている取り付け脚であることを特徴とする電気貯湯容器。
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