JP3568923B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は通信装置に関し、特に、複数の通信機能を有する通信端末に発呼する際に、より有利な通信機能を有する通信方式を自動選択して発呼する通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、ファクシミリ装置の機能が向上し、グループ4(以下、G4)の通信機能を備えたファクシミリ装置が製品化されている。しかし、ファクシミリ装置の普及は、いまだグループ3(以下、G3)の通信機能を備えたファクシミリ装置が主流であることから、G4の通信機能だけでなく、G3の通信機能をも備えたファクシミリ装置として製品化されている。
【0003】
一方、G4の機能を備えたファクシミリ装置を収容できる網としては、データ網(CSPDN、PSPDN)やISDN(サービス総合ディジタル網)等のデジタル回線網が存在している。
【0004】
そこで、G4とG3の両機能を利用するため、データ網に接続されるファクシミリ装置はG4ポート(データ網用ポート)とG3ポート(PSTN:公衆電話回線網用ポート)の2つのポートを有しており、ISDNに接続されるファクシミリ装置はG4とG3共通のISDNポートを1つ備えている。
【0005】
しかしながら、我が国においては、このデジタル回線につながる端末装置の電話番号は、従来のアナログ電話回線の電話番号とは異なった番号体系となっており、G4のファクシミリ装置においては、G3の電話番号をそのまま使用することができないため、G4用の電話番号も設定登録されている。
【0006】
また、その他のISDNに接続されるISDN通信装置としては、ファクシミリ蓄積交換装置やファクシミリメール装置等のファクシミリ通信装置があり、ファクシミリ蓄積交換装置やファクシミリメール装置等のファクシミリ通信装置は画情報の転送サービス等を提供する。
【0007】
また、ファクシミリ蓄積交換装置等のファクシミリ通信装置においては、ISDNとPSTNとを収納したものがあり、相手先に対応して回線を使い分けている。この場合、送信先がG4ファクシミリ装置であると、G4モードで通信を行ない、相手先がG3ファクシミリ装置であると、G3モードで通信を行なう。
【0008】
また、G4ポートともに複数のG3ポートを備えたファクシミリ装置やファクシミリ蓄積交換装置もあり、これらのG3ポートには内線と外線を接続し、内線用と外線用の電話番号が設定登録されている。したがって、発呼先のファクシミリ装置が同様にG3ポートの外線とG3ポートの内線に接続されている場合は、オペレータが内線用の電話番号を選択して発呼することで通信コストを低減することを可能にしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のISDN回線とPSTN回線とを収納して複数のポートを備えたファクシミリ装置やファクシミリ蓄積交換装置にあっては、ポートにG3外線とG3内線が接続されている場合、通信コストの安いポートへの発呼は、オペレータの選択操作に任されていたため、内線用の電話番号を知らないオペレータは、通常の外線用の電話番号に発呼してしまい、通信コストを増加させる原因となっていた。
【0010】
また、G4ポートとG3ポートを備えたファクシミリ装置やファクシミリ蓄積交換装置同士の通信の場合もポートの選択は、オペレータの選択操作に任されていたため、G4ポートとG3ポートを併用できることを知らないオペレータの場合、G3ポートを使用して発呼してしまうと、やはり通信コストを増大させるという問題があった。
【0011】
そこで本発明は、内・外線やG3・G4ファクシミリ回線に接続して通信する複数の通信機能を有する通信端末あるいはファクシミリ通信端末が該通信機能毎に持つ電話番号情報を登録し、入力される発呼先電話番号が登録されているとき、より有利な通信機能の方の電話番号を選択して発呼する自動発呼機能を有することにより、通信時間と通信コストを確実に低減する通信装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の通信装置は、複数の回線に接続される通信端末に対応して通信を行う通信装置において、前記複数の回線との接続・交換を行う回線制御手段と、前記複数の回線に接続された通信端末に自動的に発呼する自動発呼手段と、を備え、前記自動発呼手段は、前記回線制御手段によって接続交換された同一宛先番号の通信端末に対して通信コストの低い回線から順に接続を試みる通信装置において、さらに前記自動発呼手段の使用と未使用を指示する指示手段を備えた構成を有している。
【0013】
この構成により、必要に応じて自動発呼機能を使用することができる。
【0014】
また、本発明の通信装置は、複数の回線に接続される通信端末に対応して通信を行う通信装置において、前記複数の回線との接続・交換を行う回線制御手段と、同一宛先番号に対応して前記複数の回線に接続される通信端末の電話番号情報を設定登録し、複数の発呼の優先順位を設定する登録手段と、前記複数の回線に接続された通信端末に自動的に発呼する自動発呼手段と、を備え、前記自動発呼手段は、前記登録手段に設定した発呼の優先順位に基づき、前記回線制御手段によって接続交換された同一宛先番号の通信端末に対して順に接続を試みる通信装置において、さらに前記自動発呼手段の使用と未使用を指示する指示手段を備えた構成を有している。
【0015】
この構成により、必要に応じて自動発呼機能を使用することができる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。
【0017】
図1〜図5は、本発明の通信装置を適用したファクシミリ装置の一実施例を示す図である。
【0018】
図1は、ファクシミリ装置1のブロック図であり、ファクシミリ装置1は、CPU2、メインメモリ3、パラメータメモリ4、バッテリ5、ROM6、キャラクタジェネレータ7、時計回路8、DMAコントローラ9、操作表示装置10、プロッタ11、スキャナ12、符号化圧縮装置13、14、符号再生装置15、画像処理装置16、補助記憶装置17及び通信制御装置18等から構成されおり、各部はシステムバス19に接続されている。
【0019】
CPU(Central Processing Unit)2は、必要に応じてROM6内のプログラムをメインメモリ3に読み込み、メインメモリ3に読み込んだプログラムに従ってファクシミリ装置1の各部を制御して、ファクシミリ装置1としてのシーケンスを実行するとともに、後述する本願各発明の通信制御処理を実行する。
【0020】
メインメモリ3は、CPU2がROM6に格納されたプログラムを実行する際にプログラムを読み込むメモリエリアを形成する。
【0021】
パラメータメモリ(登録手段)4は、CPU2がプログラムを実行する際に必要となる各種データを格納するメモリエリアを形成し、特に、本実施例では、図2に示すようなG4−G3外線−G3内線の電話番号に対応する電話番号テーブルを登録するメモリエリアを形成する。
【0022】
バッテリ5は、パラメータメモリ3の記憶状態を保持するためのバックアップ用のバッテリである。
【0023】
ROM(Read Only Memory)6は、CPU2が実行するファクシミリ装置1としての基本プログラムや本願各発明の通信制御プログラムを格納する。
【0024】
キャラクタジェネレータ7は、G4ファクシミリ通信等で受信するキャラクタコードに基づいて所定のキャラクタデータ(文字データ)を発生する。
【0025】
時計回路8は、発振器や分周器等を備え、時刻を計時する。時計回路8の計時結果は、送信文書の管理処理に使用される。
【0026】
DMAコントローラ9は、CPU2とROM6及びメインメモリ3、パラメータメモリ4間等のデータの授受において、DMA(Direct Memory Access)処理を実行し、すなわち、CPUを介さずにROM6及びメインメモリ3、パラメータメモリ4のメモリ間だけでデータの授受を行わせてデータ転送処理中であってもCPU2のデータ処理を実効可能にする。このDMA処理はCPU2のデータ処理効率を良くするために所定の処理タイミングで実行される。
【0027】
操作表示装置(指示手段)10は、テンキーやスタートキー等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備え、操作キーからは、送信操作等の各種命令が入力され、ディスプレイには、操作キーから入力された命令内容やファクシミリ装置1からオペレータに通知する各種情報が表示される。また、操作表示装置10では、本願各発明の通信制御処理が実行される際の自動発呼処理の使用と未使用を指示する操作キーが設定される。
【0028】
プロッタ(記録手段、発呼情報出力手段)11としては、例えば、サーマル素子を利用したサーマル記録装置が使用されており、プロッタは感熱記録紙に直接、あるいは、普通記録紙にインクシートを介して間接的に画像を記録するとともに、後述する本願各発明の通信制御処理に際して通信結果レポートに発呼情報及びパラメータメモリ4に登録された番号情報を記録出力する。
【0029】
スキャナ12としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)を利用したイメージスキャナが利用されており、スキャナ12は、原稿を走査して原稿の画情報を読み取る。
【0030】
符号化圧縮装置13、14は、所定の符号化方式により送信画像データを圧縮(符号化)し、符号再生部15は、受信画像データを再生(復号化)する。
【0031】
画像処理装置16は、画情報のハーフトーン処理や変倍処理等の画像処理を行う。補助記憶装置17は、G4ファクシミリ通信がISDN通信のとき、Bチャネルで転送されるデータ等を記憶する。
【0032】
通信制御装置(通信手段)18には、複数の回線を収容するポート(図示略)が設けられており、本実施例では、G4回線用、G3外線用及びG3内線用のポートがある。通信制御装置18は、そのポート毎にG4用とG3用の網制御部やモデム等を内蔵し、通信制御装置には各ポートに回線、例えば、電話回線やデジタル回線が接続されている。通信制御装置18は、そのG4用とG3用の網制御部により呼の設定・解除を行い、この網制御部はいわゆる自動発・着呼型の網制御部で、自動的に発信操作および着信操作を行う。モデムは送信信号の変調および受信信号の復調を行う。通信制御装置18は、ファクシミリ通信時、相手G4ファクシミリ装置やG3ファクシミリ装置との間でファクシミリ制御信号の交換を行って通信機能の設定や各種制御情報の交換を行い、G4ファクシミリ通信及びG3ファクシミリ通信を制御する。
【0033】
次に、作用を説明する。
【0034】
本実施例では、上記図1に示したファクシミリ装置1が、図3に示すような接続形態で接続されている場合の通信制御処理について説明する。
【0035】
図3では、ファクシミリ装置1によるFAX1とFAX2が、それぞれA事業所とB事業所のPBX(交換機)を経由して専用線(内線)で接続されているとともに、外線としてアナログ回線とデジタル回線によっても接続されている。
【0036】
この接続形態におけるファクシミリ装置1の通信制御処理について図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0037】
図4において、ファクシミリ装置1の操作表示部10で発呼番号が入力され、送信モード(アナログ内線、アナログ外線及びデジタル外線)が選択され、発呼の自動変更指示のオン/オフ及びスタートボタンが押下されると(ステップP1〜P4)、CPU2では、発呼自動変更指示がオンされたかどうかをチェックする(ステップP5)。発呼自動変更指示がオンされないときは、入力された発呼番号で通常の発呼処理を行い(ステップP6)、呼の接続を確認すると(ステップP7)、データを送出し(ステップP8)、その通信結果を通信履歴情報として記録して通信制御処理を終了する(ステップP9)。一方、ステップP7で呼の接続ができないときは、リダイヤル発呼処理を規定回数まで実行し(ステップP10)、規定回数までリダイヤル発呼処理を実行しても呼が接続できないときは、その発呼処理を中断して発呼失敗の情報を通信履歴情報に記録して通信制御処理を終了する(ステップP9)。
【0038】
一方、ステップP5で発呼自動変更指示がオンされたときは、その発呼番号がパラメータメモリ4に登録されている発呼番号かどうかをチェックする(ステップP11)。登録されていないときは、上記ステップP6〜P10の通常の発呼処理を実行し、登録されているときは、まず、上記図2に示したように登録された発呼番号のうちG3内線(専用線)用の発呼番号により発呼し(ステップP12)、その呼の接続を確認する(ステップP13)。呼が接続したときは、データを送出し(ステップP14)、モデムトレーニング時にエラーが発生したかどうかをチェックする(ステップP15)。エラーが発生したときは、当該発呼先ファクシミリ通信端末のパラメータメモリ4に登録されている一連の発呼番号を記録したエラーレポートをプロッタ11から出力し(ステップP16)、その通信結果を通信履歴情報に記録して通信制御処理を終了する(ステップP9)。また、トレーニング時にエラーがなかったときは、通信結果を通信履歴情報に記録して通信制御処理を終了する(ステップP9)。
【0039】
一方、ステップP13でG3内線で呼の接続ができないときは、同一宛先にG4外線用発呼番号で発呼して呼の接続を確認する(ステップP17、P18)。呼が接続したときは、上記ステップP14〜P16の処理によりデータを送出し、モデムトレーニング時のエラーチェック及びエラーレポートの出力を実行し、その通信結果を通信履歴情報に記録して通信制御処理を終了する(ステップP9)。また、G4外線でも呼が接続できなかったときは、G3外線用の発呼番号で発呼して呼の接続を確認する(ステップP19、P20)。呼が接続したときは、上記ステップP14〜P16の処理によりデータを送出し、モデムトレーニング時のエラーチェック及びエラーレポートの出力を実行し、その通信結果を通信履歴情報に記録して通信制御処理を終了する(ステップP9)。
【0040】
また、呼が接続できなかったときは、上記G3内線からG3外線までの上記ステップP12〜P20までの発呼処理によるリダイヤル発呼処理を規定回数まで実行し(ステップP21)、呼が接続したときは、上記ステップP14〜P16の処理によりデータを送出し、モデムトレーニング時のエラーチェック及びエラーレポートの出力を実行し、その通信結果を通信履歴情報に記録して通信制御処理を終了する(ステップP9)。規定回数までリダイヤル発呼処理を実行しても呼が接続できないときは、その発呼処理を中断して発呼失敗の情報を通信履歴情報に記録して通信制御処理を終了する(ステップP9)。
【0041】
以上のように、ファクシミリ装置1において通信制御処理が行われることにより、上記図3で示したようなファクシミリ装置1同士がG3内線、G4外線及びG3外線と複数の回線で接続され、それぞれの回線に対応してパラメータメモリ4に登録された発呼番号のうち通信コストが低いものから順に発呼処理が行われることにより、確実に通信コストを低減することができる。
【0042】
また、リダイヤル発呼による呼の接続が失敗したとき、あるいは、呼接続後のモデムトレーニングでエラーが発生したとき、当該発呼先の一連のパラメータメモリ4に登録された発呼番号がエラーレポートあるいは通信履歴情報に記録されて出力されるため、ファクシミリ装置1のオペレータは、エラーレポート及び通信履歴情報を確認することで発呼先の状態を把握して直ちに対処することができ、また、自動的にリダイヤル処理が実行されるため、オペレータの再発呼操作を省くことができる。
【0043】
また、上記図4のフローチャートにおける一点鎖線内のステップP12〜P21処理は、図5に示すフローチャートに置き換えることもでき、この処理について説明する。図5において、上記図4のフローチャートと同一のステップ処理部分には、同一のステップ番号を付している。
【0044】
すなわち、本実施例では、○で囲んだステップP22とステップP23を追加したところだけが異なっており、G3内線による発呼とG4外線による発呼に際してそれぞれリダイヤル処理が追加されて、G3内線及びG4外線の発呼毎にリダイヤル発呼処理が実行される。
【0045】
したがって、同様にオペレータの再発呼操作の手間を省くことができるとともに、リダイヤル発呼処理の間隔を短くすることができる。
【0046】
図6〜図10は、ファクシミリ蓄積交換装置の一例を示す図である。
【0047】
図6は、ファクシミリ蓄積交換装置21のブロック図であり、ファクシミリ蓄積交換装置21は、システム制御部22、操作部23、記憶部24、回線交換制御部25、PSTN回線I/F部26、ISDN回線I/F部27、G3通信制御部AN1〜ANn及びG4通信制御部DN1、DN2等から構成されている。
【0048】
システム制御部22は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read O-nly Memory)およびRAM(Random Access Memory)等を有し、ROM内にはファクシミリ蓄積交換装置21としての基本プログラムや後述する本願各発明の通信制御処理プログラム等が格納されている。システム制御部22は、ROM内のプログラムに従って、ファクシミリ蓄積交換装置21の各部を制御してファクシミリ蓄積交換装置21としてのシーケンスを実行するとともに、本願各発明の通信制御処理を実行する。
【0049】
操作部23は、テンキー、ワンタッチキー、スタートキーおよび他の操作キー等が設けられているとともに、表示部が設けられており、操作キーにより各種コマンド等が入力され、表示部には、入力されたコマンドや ファクシミリ蓄積交換装置21からオペレータに通知する各種情報が表示される。
【0050】
記憶部(蓄積手段、登録手段)24は、ハードディスク等で構成され、システム制御部22の制御下で動作する。記憶部24は、PSTN回線I/F部26を介してPSTN回線P1〜Pn及び内線I1〜InやISDN回線I/F部27を介してISDN回線DLから送られてきた電文やその電文のサービスに必要な各種サービス情報等を記憶する。また、記憶部24には、特に、本例では、図7に示すようなG4−G3外線−G3内線の電話番号に対応する電話番号テーブルを登録するとともに、このテーブルでは発呼の優先順位をA、Bとして設定している。
【0051】
この発呼優先順位の設定としては、
例えば、Aの場合は、G3内線→G3外線→G4外線とし、
Bの場合は、G3外線→G3内線→G4外線とする。
【0052】
また、G3通信制御部AN1〜ANnで発呼するときは、
例えば、所定の内線フラグ信号により内線I1〜InとPSTN回線P1〜Pnを使用するものとする。
【0053】
回線交換制御部(回線制御手段)25は、PSTN回線I/F部26を介して内線I1〜InとPSTN回線P1〜Pnとの接続交換、内線I1〜In相互の接続交換および内線I1〜InやPSTN回線P1〜PnのG3通信制御部AN1〜ANnへの接続制御等を行う。
【0054】
PSTN回線I/F部26には、外線としてPSTN(公衆回線網)回線P1〜Pn及び内線I1〜Inが接続されており、各内線I1〜Inにはファクシミリ端末が接続されている。これらのファクシミリ端末としては、G3モードの通信機能を備えたものが接続されている。
【0055】
ISDN回線I/F部27には、デジタル回線としてISDN回線DLが接続され、デジタル回線DLに接続されるファクシミリ端末はG4ファクシミリ通信の通信プロトコルを実行する機能を有する。ISDN回線I/F部27は、デジタル回線DLのG4通信制御部DN1、DN2への接続制御等を行なう。
【0056】
G3通信制御部AN1〜ANnは、それぞれG3ファクシミリ通信の通信プロトコルを実行する機能を有しており、各G3通信制御部AN1〜ANnは、アナログ回線I/F部3と回線交換制御部25を介して接続されるファクシミリ端末との間でG3モードのファクシミリ通信プロトコルを実行してG3ファクシミリ通信を行なう。
【0057】
G4通信制御部DN1、DN2は、デジタル回線DLを介して接続されるファクシミリ端末との間でG4モードのファクシミリ通信手順を実行してファクシミリ通信を行う。
【0058】
G3通信制御部AN1〜ANn及びG4通信制御部DN1、DN2は、通信手段を構成する。
【0059】
次に、作用を説明する。
【0060】
本例では、上記図6に示したファクシミリ蓄積交換装置21が、図8に示すような接続形態で接続されている場合の通信制御処理について説明する。
【0061】
図8では、ファクシミリ蓄積交換装置21によるFMSAとFMSBが、それぞれA事業所とB事業所のPBX(交換機)を経由して専用線(内線)で接続されているとともに、外線としてアナログ回線とデジタル回線によっても接続され、FMSAとFMSBには、それぞれファクシミリ通信端末としてFAX−A1〜A4とFAX−B1〜B4が接続されている。また、B事業所内のPBXには、ファクシミリ通信端末FAX−Bが接続されている。
【0062】
この接続形態におけるファクシミリ蓄積交換装置21の通信制御処理について図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0063】
図9において、上記図8のファクシミリ蓄積交換装置21によるFMSAあるいはFMSBに接続されたファクシミリ通信端末FAX−A1〜A4とFAX−B1〜B4から送信要求があると、ファクシミリ蓄積交換装置21は、記憶部24に登録された上記図7に示したG4−G3外線−G3内線の電話番号に対応する電話番号テーブルを利用する発呼自動変更指示のオン(使用)/オフ(未使用)を確認する(ステップQ1)。オフのときは、入力された発呼番号で通常の発呼処理を行い(ステップQ2)、呼の接続を確認すると(ステップQ3)、データを送出し(ステップQ4)、その通信結果を通信履歴情報として記録して通信制御処理を終了する(ステップQ5)。一方、ステップQ3で呼の接続ができないときは、リダイヤル発呼処理を規定回数まで実行し(ステップQ6)、規定回数までリダイヤル発呼処理を実行しても呼が接続できないときは、その発呼処理を中断して発呼失敗の情報を通信履歴情報に記録して通信制御処理を終了する(ステップQ5)。
【0064】
一方、ステップQ1で発呼自動変更指示がオンされたときは、その発呼番号が記憶部24に登録されている発呼番号かどうかをチェックする(ステップQ7)。登録されていないときは、上記ステップQ2〜Q6の通常の発呼処理を実行し、登録されているときは、まず、上記図7に示したように登録された発呼番号のうちG3内線(専用線)用の発呼番号により発呼し(ステップQ8)、その呼の接続を確認する(ステップQ9)。呼が接続したときは、データを送出し(ステップQ10)、モデムトレーニング時にエラーが発生したかどうかをチェックする(ステップQ11)。エラーが発生したときは、当該発呼先ファクシミリ通信端末の記憶部24に登録されている一連の発呼番号を記録したエラーレポートを送信依頼されたファクシミリ通信端末FAX−A1〜A4、FAX−B1〜B4に出力し(ステップQ12)、その通信結果を通信履歴情報に記録して通信制御処理を終了する(ステップQ5)。また、トレーニング時にエラーがなかったときは、通信結果を通信履歴情報に記録して通信制御処理を終了する(ステップQ5)。
【0065】
一方、ステップQ9でG3内線で呼の接続ができないときは、同一宛先にG4外線用発呼番号で発呼して呼の接続を確認する(ステップQ13、Q14)。呼が接続したときは、上記ステップQ10〜Q12の処理によりデータを送出し、モデムトレーニング時のエラーチェック及びエラーレポートの出力を実行し、その通信結果を通信履歴情報に記録して通信制御処理を終了する(ステップQ5)。また、G4外線でも呼が接続できなかったときは、G3外線用の発呼番号で発呼して呼の接続を確認する(ステップQ15、Q16)。呼が接続したときは、上記ステップQ10〜Q12の処理によりデータを送出し、モデムトレーニング時のエラーチェック及びエラーレポートの出力を実行し、その通信結果を通信履歴情報に記録して通信制御処理を終了する(ステップQ5)。
【0066】
また、呼が接続できなかったときは、上記G3内線からG3外線までの上記ステップQ8〜Q16までの発呼処理によるリダイヤル発呼処理を規定回数まで実行し(ステップP17)、呼が接続したときは、上記ステップQ10〜Q12の処理によりデータを送出し、モデムトレーニング時のエラーチェック及びエラーレポートの出力を実行し、その通信結果を通信履歴情報に記録して通信制御処理を終了する(ステップQ5)。規定回数までリダイヤル発呼処理を実行しても呼が接続できないときは、その発呼処理を中断して発呼失敗の情報を通信履歴情報に記録して通信制御処理を終了する(ステップQ5)。
【0067】
以上のように、ファクシミリ蓄積交換装置21において通信制御処理が行われることにより、上記図8で示したようなファクシミリ蓄積交換装置21に送信依頼するファクシミリ通信端末FAX−A1〜A4、FAX−B1〜B4から入力される発呼番号に対して登録テーブルに登録された優先順位によりG3内線、G4外線及びG3外線と複数の回線で接続される発呼先に対して、それぞれの回線に対応して記憶部24に登録された発呼番号のうち通信コストが低いものから順に発呼処理が行われることにより、確実に通信コストを低減することができる。
【0068】
また、リダイヤル発呼による呼の接続が失敗したとき、あるいは、呼接続後のモデムトレーニングでエラーが発生したとき、当該発呼先の一連の記憶部24に登録された発呼番号がエラーレポートあるいは通信履歴情報に記録されて送信依頼のあったファクシミリ通信端末FAX−A1〜A4、FAX−B1〜B4に出力されるため、各ファクシミリ通信端末FAX−A1〜A4、FAX−B1〜B4のオペレータは、エラーレポート及び通信履歴情報を確認することで発呼先の状態を把握して直ちに対処することができ、また、自動的にリダイヤル処理が実行されるため、オペレータの再発呼操作を省くことができる。
【0069】
また、上記図4のフローチャートにおける一点鎖線内のステップQ8〜Q12処理は、図10に示すフローチャートに置き換えることもでき、この処理について説明する。図10において、上記図9のフローチャートと同一のステップ処理部分には、同一のステップ番号を付している。
【0070】
すなわち、本例では、○で囲んだステップQ18とステップQ19を追加したところだけが異なっており、G3内線による発呼とG4外線による発呼に際してそれぞれリダイヤル処理が追加されて、G3内線及びG4外線の発呼毎にリダイヤル発呼処理が実行される。
【0071】
したがって、同様にオペレータの再発呼操作の手間を省くことができるとともに、リダイヤル発呼処理の間隔を短くすることができる。
【0072】
【発明の効果】
本発明の通信装置は、複数の回線に接続される通信端末に対応して通信を行う通信装置において、前記複数の回線との接続・交換を行う回線制御手段と、前記複数の回線に接続された通信端末に自動的に発呼する自動発呼手段と、を備え、前記自動発呼手段は、前記回線制御手段によって接続交換された同一宛先番号の通信端末に対して通信コストの低い回線から順に接続を試みる通信装置において、さらに前記自動発呼手段の使用と未使用を指示する指示手段を設けているので、必要に応じて自動発呼機能を使用することができる。
【0073】
また、本発明の通信装置は、複数の回線に接続される通信端末に対応して通信を行う通信装置において、前記複数の回線との接続・交換を行う回線制御手段と、同一宛先番号に対応して前記複数の回線に接続される通信端末の電話番号情報を設定登録し、複数の発呼の優先順位を設定する登録手段と、前記複数の回線に接続された通信端末に自動的に発呼する自動発呼手段と、を備え、前記自動発呼手段は、前記登録手段に設定した発呼の優先順位に基づき、前記回線制御手段によって接続交換された同一宛先番号の通信端末に対して順に接続を試みる通信装置において、さらに前記自動発呼手段の使用と未使用を指示する指示手段を設けているので、必要に応じて自動発呼機能を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信装置を適用したファクシミリ装置のブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置のパラメータメモリに登録された発呼番号情報テーブルを示す図。
【図3】図1のファクシミリ装置が接続された事業所間の接続形態を示す図。
【図4】本発明による通信装置を適用したファクシミリ装置における通信制御処理のフローチャート。
【図5】図4の通信制御処理で置き換えられるステップ部分のフローチャート。
【図6】ファクシミリ蓄積交換装置の一例のブロック図。
【図7】図6のファクシミリ蓄積交換装置の記憶部に登録された発呼番号情報テーブルを示す図。
【図8】図6のファクシミリ蓄積交換装置が接続された事業所間の接続形態を示す図。
【図9】ファクシミリ蓄積交換装置の一例における通信制御処理のフローチャート。
【図10】図9の通信制御処理で置き換えられるステップ部分のフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
2 CPU
3 メインメモリ
4 パラメータメモリ
10 操作表示装置
11 プロッタ
12 スキャナ
18 通信制御装置
21 ファクシミリ蓄積交換装置
22 システム制御部
23 操作部
24 記憶部
25 回線交換制御部
26 PSTN回線I/F部
27 ISDN回線I/F部
AN1〜ANn G3通信制御部
DN1、DN2 G4通信制御部
P1〜Pn PSTN回線
I1〜In 内線
DL ISDN回線
Claims (2)
- 複数の回線に接続される通信端末に対応して通信を行う通信装置において、
前記複数の回線との接続・交換を行う回線制御手段と、
前記複数の回線に接続された通信端末に自動的に発呼する自動発呼手段と、を備え、前記自動発呼手段は、前記回線制御手段によって接続交換された同一宛先番号の通信端末に対して通信コストの低い回線から順に接続を試みる通信装置において、さらに前記自動発呼手段の使用と未使用を指示する指示手段を備えたことを特徴とする通信装置。 - 複数の回線に接続される通信端末に対応して通信を行う通信装置において、
前記複数の回線との接続・交換を行う回線制御手段と、
同一宛先番号に対応して前記複数の回線に接続される通信端末の電話番号情報を設定登録し、複数の発呼の優先順位を設定する登録手段と、
前記複数の回線に接続された通信端末に自動的に発呼する自動発呼手段と、を備え、前記自動発呼手段は、前記登録手段に設定した発呼の優先順位に基づき、前記回線制御手段によって接続交換された同一宛先番号の通信端末に対して順に接続を試みる通信装置において、さらに前記自動発呼手段の使用と未使用を指示する指示手段を備えたことを特徴とする通信装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2001291356A JP3568923B2 (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001291356A JP3568923B2 (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 通信装置 |
Related Parent Applications (1)
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|---|---|---|---|
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