JP3577036B2 - 外科用クリップ - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、回転軸の周囲で互いに対して旋回され得ると共に、1つの締め付け位置で締め付け領域を有しそこでそれらが本質的に互いに当接する2つの締め付けアームであって、それぞれが自由端部と軸受を備える端部とを有し、上記回転軸を画定する共通シャフトが2つの上記軸受内に配置される上記締め付けアームと、2つの上記締め付けアームに関連しそれらをプレストレスの下で締め付け位置に保持するテンション要素と、を伴い、上記軸受がシャフト上に支持され、2つの軸受の一方はシャフトが通る軸受リングを備えている外科用クリップに関する。
【0002】
クリップは、例えばハイフェッツ(Heifetz)により周知であるが、そこでは2つのクリップ片割れが、回転軸を画定する軸受ピン上で互いに対して旋回するよう配置される。さらに、ピンを取り囲むトーションばねが2つのクリップ片割れの内側に接続され、プレストレスの下でそれらを締め付け位置に保持する。こうしたクリップは、例えば、中空組織、特に血管を保持するために使用される。
【0003】
これに基づくと、こうしたクリップは少なくとも4つの構造部品、すなわち2つのクリップ片割れ、トーションばね、及び軸受ピンから構成される。いくつかの要因の中でも特にクリップの組み立てが困難であることが判明しているが、それは、軸受ピンが不意に脱落して失われその場合にクリップが同時に構成部品に分解するようなことがないように、軸受ピンを外れないように2つのクリップ片割れに接続しなければならないからである。
上記で説明された種類の外科用クリップは英国特許第2161206号(GB 2 161 206 A1)から周知であるが、そこでは2つのクリップ片割れは、シャフトの役目を果たす軸受ピン上に支持されるべく、軸受ピンに対応する穴を有する。
さらに別の外科用クリップが西独国実用新案第8911948号(DE 89 11 948 U1)から周知である。これは、互いに対して旋回しつる巻きばねによって互いに押しつけられる2つの締め付けアームを備えており、そのつる巻きばねの自由端部は対応するクリップ片割れに接続されている。
【0004】
従って、本発明の目的は、構造と製造を単純化するような方法で、上記で説明された種類のクリップを構成することである。
【0005】
この目的は本発明によって達成されるが、そこではシャフトがテンション要素によって形成される。
【0006】
すなわち、テンション要素は本発明において多数の機能を有する。それは2つの締め付けアームのマウントの役目を果たすので、付加的外力の作用なしにクリップを締め付け位置に保持するモーメント生成手段としてクリップを案内及び支持し、さらに回転または旋回軸を固定する。さらに、シャフトの役目を果たす軸受ピンが不必要であるため、構造部品の数が4から3に減少する。通常は非常に小さい軸受ピンを入念に締め付けアームに接続する必要がないため、組み立ては明らかに簡単になる。クリップを製造するために必要なことは、2つの締め付けアーム上にテンション要素を正しく配置することだけである。一方の締め付けアームは軸受リングを介してシャフト上に直接支持され、シャフトの周囲の軸受リングの回転と、回転軸の方向でのシャフトの軸変位とが可能になる。従って、シャフトが紛失しないように締め付けアームに対して回転軸の方向にシャフトを固定するだけで十分である。
【0008】
他の軸受もシャフトが通る軸受リングを備えることがあるが、他の軸受が、円周方向にシャフトの周囲に部分的にだけ嵌合する軸受シェルを備えるならば特に有益である。これによって、シャフトは軸受リングに挿入され、軸受シェルは、軸受シェルによって規定される円周角の大きさに応じてシャフトに対して配置されるかまたはその上に設置されるので、2つの締め付けアームの組み立ては特に簡単になる。
【0009】
好適実施形態では、2つの締め付けアームの一方にカウンタ支持部が提供され、それ上で2つの締め付けアームのもう一方が回転軸の方向に支持されることが規定され得る。クリップを開くと、力の成分は、テンション要素によって決定される回転軸の方向に作用し得るので、2つの締め付けアームが分離する危険がある。回転軸の方向に作用する力はカウンタ支持部によって吸収されるので、これはカウンタ支持部によって防止される。
【0010】
この場合、カウンタ支持部が2つの軸受の一方の上に配置される突起によって形成され、もう一方の軸受が回転軸の方向の少なくとも一方で前記突起上に支持されるならば特に有利である。この場合、軸受が突起に直接または間接的に当接し、回転軸の方向にテンション要素を介して一方の締め付けアームが行使する力をカウンタ支持部が吸収するように軸受を構成することだけが必要である。
【0011】
例えば、板ばねはテンション要素として考えられる。しかし、テンション要素がつる巻きばねによって形成されるならば有益である。弾性力はつる巻きばねを形成するワイヤの太さによって個々に調整できる。その上、つる巻きばねは製造が特に簡単である。さらに、つる巻きばねは、一般に円筒形の外形を有し、2つの軸受に対するシャフトとして特に良好に動作する。
【0012】
さらに別の好適実施形態によれば、テンション要素は2つの自由端部を有し、それらはそれぞれ締め付けアーム上に支持される。この方法で、テンション要素によって生成されるトルクは締め付けアームに伝達され、締め付けアームの締め付け領域が互いに当接するようにそれらを保持するということが確実になる。
【0013】
テンション要素の1つの自由端部を2つの締め付けアームの一方に分離され得ないように接続することが考えられる。しかし、テンション要素の自由端部の少なくとも一方が曲がっており、締め付け領域から離れる方向を向いた側面の締め付け領域の範囲内で締め付けアームの一方上に支持されるならば特に有利である。この結果、テンション要素の機能と効果を損なうことなく締め付けアームとテンション要素との間の取り外し式接続が得られる。例えば直角またはU形にテンション要素が曲げられ得る。
【0014】
テンション要素のもう一方の自由端部が曲がっており、締め付け領域から離れる方向を向いた側面の締め付け領域の範囲内で他の締め付けアーム上に支持されるならば有益である。この構成によって、特にクリップの開放時にテンション要素によって伝達されるトルクは、例えば締め付け領域と2つの締め付けアームの軸受との間の移行範囲において作用し得るので、締め付け力はテンション要素の選択と対応するこの支持範囲の選択とによって個々に調整される。
【0015】
しかし、テンション要素の他の自由端部が2つの軸受の一方上に配置されるテンション要素当接部上に支持されることが有利にも規定されることもある。テンション要素当接部を提供することによって、締め付けアームに対するテンション要素端部の当接表面は締め付け領域の範囲内で減少し、その結果クリップの1つの配置範囲内の突出部分の数は減少する。
【0016】
この場合、テンション要素当接部が軸受リング上に配置されているのが有益である。テンション要素当接部は、特に軸受リングの安定性を損なうことなく、軸受リング上に特に容易に配置される。テンション要素当接部の位置は、全角度範囲にわたって望ましいように配置できるので、多様な構成が可能になる。
【0017】
テンション要素当接部がくぼみによって形成されるならば特に有利である。テンション要素の自由端部は、例えばそれを前もって曲げることで、例えば軸受リングの内部またはその上のドリル穴または切り欠きであるくぼみ内に挿入される。
【0018】
2つの締め付けアームが各々、クリップを開く少なくとも1つの操作要素を有することが根本的に規定され得る。操作要素に対する力の作用によって、トルクが締め付けアームに伝達され、テンション要素には追加的に張力が加えられクリップが開く、すなわち、閉位置で互いに当接する締め付け領域は互いに離れる。締め付けアーム上の操作要素の位置に応じて、規定される力はこの方法で調整されクリップを開く。
【0019】
本発明の好適実施形態では、操作要素が軸受上に配置されるよう規定され得る。回転軸の近くでこのように配置する場合、クリップを開くためにより大きな力を印加しなければならないので、小さな力によって不意に開くことはない。
【0020】
操作要素は締め付け領域の本質的に直径方向反対側にあるように軸受上に配置されることが有利にも規定され得る。この方法で、特に細い形状のクリップが形成される。例えば、当接する締め付け領域が本質的に直線であるならば、細長い構造形態が得られる。この形状では、やはりクリップを開くためにクリップの周囲をつかむ必要はない。操作要素上に力を印加することでクリップを開くには十分である。
【0021】
操作要素の一方が軸受シェルの端部領域に配置されるならば有益である。特に軸受シェルが横方向で軸受リングと境界を接している場合、操作要素は同時に軸受シェルの2つの片割れの接続要素の役目を果たす。
【0022】
本発明の好適実施形態では、他の締め付けアーム上に配置される操作要素が軸受シェルと境界を接する軸受リングの領域の外に配置されることも規定され得る。この方法では、操作要素が軸受シェルの間に貫入することが無くなるので、軸受シェルの一方を完全に閉じることができ、その結果軸受シェル内の軸受リングの案内が改善される。その結果、特に操作要素の一部が回転軸の方向で軸受シェルを越えて突出する場合、2つの締め付けアームの互いに対する追加固定箇所が形成され得る。
【0023】
操作要素は、例えばくぼみによって形成され得る。しかし、操作要素の少なくとも1つが操作突起によって形成されるならば特に有利である。この突起は、詳しく言うとアプリケータ工具によって特に簡単に把持できる。
【0024】
本発明のさらに別の好適実施形態によれば、操作要素は、球状表面を有する工具受けを備えるように規定され得る。アプリケータ工具は、球状表面のため、特に締め付けアームの旋回位置と無関係に、工具受け上で互いに常に完全に嵌合し得る、工具受けに対応する工具端部に嵌合し得る。
【0025】
有利には、工具受けの少なくとも1つは本質的に半球状のくぼみによって形成されるように規定され得る。アプリケータ工具の球状端部はそのくぼみに特に容易に嵌合する。さらに、この球状表面によって、クリップは必要な場合、球状表面によって画定されるアプリケータ工具の球状端部の球中心点の中心を通る回転軸に沿ってさらに旋回できるようになる。これによってクリップを特に簡単な方法で個々に位置決めすることが可能になる。
【0026】
工具受けの少なくとも1つが本質的に半球状の突起によって形成されれば有益である。この実施形態では、工具受けは球状くぼみシェルの形態の工具端部によって特に簡単に嵌合するが、その場合、特に締め付けアームの開放角と無関係にさらに旋回運動が可能になるといった、球形の実施形態の全ての利点が共に得られる。
【0027】
上記で説明された実施形態によって、締め付けアーム間の開放角は原則として任意の望ましい大きさに調整できるようになる。しかし、2つの締め付けアームの一方に、クリップの開放角を制限する制限手段が提供されれば特に有利である。この方法で、テンション要素の復原力も同時に制限される。可能な配置は、例えば、制限手段を2つの軸受の一方上に配置し、クリップが開く時、締め付け領域を有する締め付けアームの部分が制限手段に当たるようにするが、その側面が締め付け領域から離れた方向に面するようにすることである。
【0028】
本発明の好適実施形態によれば、2つの締め付けアームは締め付け領域から軸受への移行範囲で交差するよう基本的に規定され得る。これによって、クリップが開くように2つの軸受を互いに回転させなければならない方向の決定が可能になる。その上、クリップはさらに、この締め付けアームの嵌合によって脱落を防止される。
【0029】
本発明の好適実施形態の以下の記述は、以下の図面に関連するさらに詳細な説明を目的とする。
【0030】
参照番号1〜4を与えられた4つのクリップの概観が図1〜図4に示されるが、前記クリップは各々3つの構造部品、すなわち第1クリップ片割れ6、第2クリップ片割れ8及びつる巻きばね10を備えている。
【0031】
以下個々に説明されるクリップ1〜4の実施形態は、互いに対応するいくつかの要素を有するが、これらは以下わかりやすくするため同じ参照番号を提供される。
【0032】
クリップ1は、本質的に表面上で互いに当接する2つの細長い平行六面体の締め付けアーム12及び14を有する。締め付けアーム14の端部領域では、クリップ片割れ8は本質的に円形の軸受リング16に一体化し、その対称軸(Symmetrieachse)は締め付けアーム14の長手方向に対して横方向に通る。締め付けアーム14は、移行領域で先細になっているので、軸受リング16は、幅広い締め付けアーム14よりわずかに細い。
【0033】
締め付けアーム14に対して約45°の角度で、半径方向に突出するカウンタ支持部18が軸受リング16上で約25°の角度範囲にわたって円周方向に延びる。突起として構成されるカウンタ支持部18は、軸受リング16の周囲の対称軸の方向における両側で嵌合する軸受シェル20を通じて貫入し、前記軸受シェルは締め付けアーム12の一端部と相接しその2つのシェル片割れ22及び24は両側で軸受リング16に当接する。2つのシェル片割れ22及び24は、操作突起26を介して締め付けアーム12から離れた方向に向かう端部で互いに接続される。クリップ1の場合、締め付けアーム12及び14はいわゆる交差形状に配置される。これが意味するように、軸受リング16上の締め付けアーム14は、2つのシェル片割れ22及び24の間に嵌合する領域に配置されるが、これは移行範囲のある段階で締め付けアームが先細になっている理由でもある。
【0034】
第2操作突起28は、やはり2つのシェル片割れ22及び24の間に配置される軸受リング16上の領域に配置されることで同様に軸受シェル20と交差する。軸受シェル20は約200°の角度範囲にわたって延び、操作突起26及び操作突起28は締め付けリング16の対称軸から半径方向に離れて突出し、約40°の角度をなす。
【0035】
クリップ1はつる巻きばね10によって一体に保持されるが、つる巻きばねの外径は本質的に軸受リング16の内径に対応する。つる巻きばね10の自由端部30はつる巻きの方向において接線方向に突出し、最終的にその方向から90°外れて軸受リング16の対称軸の方向に開いたくぼみ32に挿入される。つる巻きばね10のもう一方の端部はまず直角に曲がって締め付けアーム14と平行に進み、U形曲線部分34で締め付けアーム12に当接して軸受リング16の周囲で嵌合する。
【0036】
クリップ1が閉じている時、図1に示されるように、つる巻きばね10はすでにあるプレストレスの下にあるので、一方の側面で軸受リング16に作用しもう一方の側面で締め付けアーム12に作用するつる巻きばね10は2つの締め付けアーム12及び14を互いに押す。つる巻きばね10は、一方で、軸受シャフトの役目を果たし、それ上に軸受リング16と軸受シェル20が配置されるが、この場合それは、軸受リング16とつる巻きばね10の対称軸に対応する回転軸を画定する。
【0037】
図1に閉じた状態で示される二重交差クリップは、操作突起26及び28が互いの方向に移動してクリップ1を開くように操作突起26及び28に相互に反対の力を行使することによって開かれる。互いに離れた方向に面する操作突起26及び28の側面は、半球状くぼみの形態の工具受け36を備えている。このようにして、球状工具端部を伴うアプリケータ工具(図示せず)は工具受けに嵌合できる。工具受け36と工具端部が球形の形状であるため、クリップ1の各位置で力が最適に伝達される。さらに、工具端部が工具受け36に嵌合する時、クリップ1は球状工具端部の中心点を通る軸の周囲で旋回できる。これによってクリップ1はアプリケータ工具で開くことができると共に、開く時、側方へ旋回し得る。
【0038】
図2に示されるクリップ2は、本質的に、締め付けアーム12及び14だけが交差するという点で上記ですでに説明されたようなクリップ1と異なっている。固定突起26´及び28´は交差していない、すなわち、固定突起28´が、約150°の角度範囲にだけわたって延びる軸受シェル20のシェル片割れ22及び24の間に突出しないような方法で軸受リング16上に配置される。
【0039】
クリップ2が閉じている時、固定突起26´及び28´は互いに本質的に平行に配置され、やはり半球状くぼみの形態である工具受け36´は互いに向かい合う面に配置される。クリップを開くためには、アプリケータ工具の球状工具端部が工具受け36´に案内され、互いに離れる方向に旋回されなければならない。クリップ2の場合の操作の方向はクリップ1の場合と正確に逆である。
【0040】
図3に示されるクリップ3は、交差しない操作突起26´及び28´と共に、交差しない締め付けアーム12´及び14´を有する。従って、締め付けアーム12´は、シェル片割れ22及び24を備え約150°の角度範囲にわたって延びる2部分軸受シェル20を介して操作突起26´に接続され、締め付けアーム14´は、軸受リング16を介して操作突起28´に接続されるが、この場合締め付けアーム14´から軸受リング16への移行範囲は、クリップ1及び2の場合のように、シェル片割れ22及び24の間には提供されない。
【0041】
クリップ3の場合、軸受シャフトはやはりつる巻きばね10´によって形成されるが、これはクリップ1及び2の場合に提供されるつる巻きばねと比較される変更端部38及び40を有する。一方の側において最後のつる巻き巻き線から延びるつる巻きばね10´は、傾斜して突出し締め付けアーム12´の方向に曲がり、短い区間で締め付けアーム12´と本質的に平行に通り、直角に曲がって締め付けアーム14´から離れた方向に面する側面で締め付けアーム12´上に置かれる。つる巻きばね10´のもう一端は同様の方法でもう一方から軸受リング16に沿って案内され、末端がU形端部40となるが、この場合端部40の2つの平行な区間に対して横方向の区間が締め付けアーム14´に当接している。軸受リング16の周囲に嵌合する端部40はクリップ片割れ8上でつる巻きばね10´を固定し、端部38はクリップ片割れ6をクリップ片割れ8に固定する。
【0042】
クリップ3を開くためには、約45°の角度をなす2つの操作突起26´及び28´を互いの方向に動かさなければならない。それぞれ互いに離れた方向に面する外側面に、それらは半円状突起37を有し、それがアプリケータ工具の球状くぼみの形態の工具端部に嵌合する。
【0043】
図4に示されるクリップ4は、クリップ1の場合にも提供されるような、交差操作突起26及び28を有するという点でクリップ3と異なっており、すなわち、操作突起28は、約200°の角度範囲にわたって延びるシェル片割れ22及び24の間に突出するように軸受リング16上に配置される。クリップ2の場合と同様、半球形に形成される工具受け36´が、操作突起26及び28の互いに向かい合う面上に配置される。クリップ4を開くためには、例えば、工具受け36´に嵌合しこれを旋回させる球状工具端部を有するアプリケータ工具によって、互いに離れる方向に旋回しなければならない。
【0044】
あるいは、工具受け36または36´は、クリップ3の場合のように半球状突起37の形態で提供されることもあるが、この場合アプリケータ工具の工具端部はそれに対応して半球形に形成される必要がある。しかし、何れの場合でも、アプリケータ工具と工具受けとの間にはボール接続が形成される。
【0045】
クリップ1〜4の細長い構造形態のため、内視鏡アクセスによる使用が可能である。クリップ1〜4を開くためにそれらのまわりを完全につかむ必要はなく、必要なのはアプリケータ工具を工具受け36または36´に配置することだけである、ということに言及するのは重要である。
【0046】
クリップ1〜4を開くための運動の方向は、締め付けアーム12及び14と操作突起26及び28の間に交差箇所がいくつ提供されるかに応じて決定される。交差箇所が偶数であれば、例えば、クリップ1及び3の場合のように、操作突起26及び28が互いの方向に移動する時クリップが開き、交差箇所が奇数であれば、操作突起26及び28が互いに離れる時クリップが開く。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、交差締め付けアームを伴うクリップの第1実施形態の斜視図である。
【図2】図2は、交差締め付けアームを伴うクリップの第2実施形態の斜視図である。
【図3】図3は、交差締め付けアームのないクリップの第3実施形態の斜視図である。
【図4】図4は、交差締め付けアームのないクリップの第4実施形態の斜視図である。

Claims (22)

  1. 回転軸の周囲で互いに対して旋回され得ると共に、1つの締め付け位置において互いに本質的に当接する締め付け領域を有する2つの締め付けアーム(12、14)であって、それぞれが自由端部と軸受を備える端部とを有し、前記回転軸を画定する共通シャフトが2つの前記軸受内に配置される、前記締め付けアームと、2つの前記締め付けアーム(12、14)に関連しそれらをプレストレスの下で締め付け位置に保持するテンション要素(10)と、を伴う外科用クリップ(1)であって、
    前記軸受が前記シャフト上に支持されると共に2つの前記軸受(16、20)の一方が、前記シャフト(10)が通る軸受リング(16)を備えていて、
    前記シャフトが前記テンション要素(10)によって形成されることを特徴とするクリップ。
  2. 前記軸受の他方が、円周方向において前記シャフト(10)の周囲に部分的にだけ嵌合する軸受シェル(20)を備えることを特徴とする、請求項1に記載のクリップ。
  3. 2つの前記締め付けアーム(6、8)の一方上にカウンタ支持部(18)が提供され、それ上において2つの前記締め付けアーム(6、8)の他方が前記回転軸の方向に支持されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のクリップ。
  4. 前記カウンタ支持部が2つの前記軸受(16、20)の一方上に配置される突起(18)によって形成され、前記軸受の他方が前記回転軸の方向の少なくとも1つの側面で前記突起上に支持されることを特徴とする、請求項3に記載のクリップ。
  5. 前記テンション要素がつる巻きばね(10)によって形成されることを特徴とする、請求項1から4の何れか1つに記載のクリップ。
  6. 前記テンション要素(10)が2つの自由端部(30、34;38、40)を有し、それらがそれぞれ締め付けアーム(6、8)上に支持されることを特徴とする、請求項1から5の何れか1つに記載のクリップ。
  7. 前記テンション要素(10)の前記自由端部(30、34;38、40)の少なくとも1つが曲がり、前記締め付け領域(12、14)から離れる方向を向いた側面における前記締め付け領域(12、14)の範囲内において前記締め付けアーム(6、8)の一方上に支持されることを特徴とする、請求項6に記載のクリップ。
  8. 前記テンション要素(10)の他方の自由端部(30、34、38、40)が曲がり、前記締め付け領域(12、14)から離れる方向を向いた側面における前記締め付け領域(12、14)の範囲内において前記締め付けアーム(6、8)の他方上に支持されることを特徴とする、請求項6または請求項7に記載のクリップ。
  9. 前記テンション要素(10)の他方の前記自由端部(30)が、2つの前記軸受(16、20)の一方上に配置されるテンション要素当接部(32)に支持されることを特徴とする、請求項6または請求項7に記載のクリップ。
  10. 前記テンション要素当接部(32)が前記軸受リング(16)上に配置されることを特徴とする、請求項9に記載のクリップ。
  11. 前記テンション要素当接部がくぼみ(32)によって形成されることを特徴とする、請求項9または請求項10の1つに記載のクリップ。
  12. 2つの前記締め付けアーム(6、8)が各々前記クリップ(1、2、3、4)を開くため少なくとも1つの操作要素(26、28)を有することを特徴とする、請求項1から11の何れか1つに記載のクリップ。
  13. 前記操作要素(26、28)が前記軸受(16、20)上に配置されることを特徴とする、請求項12に記載のクリップ。
  14. 前記操作要素(26、28)が、前記締め付け領域(12、14)に対して本質的に直径方向反対側にあるように前記軸受(16、20)上に配置されることを特徴とする、請求項13に記載のクリップ。
  15. 前記操作要素(26、28)の1つが前記軸受シェル(20)の端部領域に配置されることを特徴とする、請求項2及び請求項13または請求項14の何れか1つに記載されるクリップ。
  16. 前記締め付けアームの他方(8)上に配置される前記操作要素(28)が、前記軸受シェル(20)と境界を接する前記軸受リング(16)の領域の外に配置されることを特徴とする、請求項2または請求項14に記載のクリップ。
  17. 前記締め付けアームの他方(8)上に配置される前記操作要素(28)が、前記軸受シェル(20)と境界を接する前記軸受リング(16)の領域に配置されることを特徴とする、請求項2または請求項15に記載のクリップ。
  18. 少なくとも1つの前記操作要素が操作突起(26、28)によって形成されることを特徴とする、請求項12から17の何れか1つに記載のクリップ。
  19. 前記操作要素(26、28)が、球状表面を有する工具受け(36、37)を備えることを特徴とする、請求項12から18の何れか1つに記載のクリップ。
  20. 前記工具受けの少なくとも1つが本質的に半球状のくぼみ(36)によって形成されることを特徴とする、請求項19に記載のクリップ。
  21. 前記工具受けの少なくとも1つが本質的に半球状の突起(37)によって形成されることを特徴とする、請求項19または請求項20の1つに記載のクリップ。
  22. 2つの前記締め付けアーム(6、8)が、前記締め付け領域(12、14)から前記軸受(16、20)への移行範囲で交差することを特徴とする、請求項1から21の何れか1つに記載のクリップ。
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