JP3593452B2 - 丸ダイス式転造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、転造加工によってネジ、歯車、シャフト及びパイプ等を製造するための転造装置に係り、特に一対の丸ダイスでワークを挟み、丸ダイスを回転させながらワークの周面及び軸方向を転造加工する丸ダイス式転造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の丸ダイス式転造装置としては、例えば図4及び図5に示したものが知られている。この丸ダイス式転造装置1は、一対の丸ダイス2a,2bを回転させながら油圧機構3a,3bによってワーク4の中心に向かって対称に押し込み、ワーク4の半径方向に転造圧力を加えてワーク4を転造加工するものである。基台5上には一対のスライドレール6a,6bが設けられ、このスレイドレール6a,6b上には一対のダイス移動台7a,7bが左右方向にスライド可能に取り付けられ、このダイス移動台7a,7bに一対の丸ダイス2a,2bが回転可能に軸支されている。また、基台5上には一対の圧力プレート8a,8bが固定され、この圧力プレート8a,8bに油圧機構が3a,3bが固定されている。油圧機構3a,3bのシリンダ軸9a,9bの先端は、一対のダイス移動台7a,7bにそれぞれ固定される。また、丸ダイス2a,2bの間にはワーク支持台10が設けられ、ワーク4はこのワーク支持台10に載せられる。転造時には丸ダイス2a,2bを回転させながら油圧機構3a,3bを駆動し、一対のダイス移動台7a,7bを接近させることで歯車やネジ等を転造加工することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の丸ダイス式転造装置1にあっては、油圧機構3a,3bでワーク4に転造圧力を加えると、図5に示したように一対の丸ダイス2a,2b間には反力Pが働く。この反力Pは圧力プレート8a,8bに伝わり、この反力Pによって基台5上に片持ち支持された圧力プレート8a,8bがたわみ、図中2点鎖線に示すように上方向に向かって開いてしまう。圧力プレート8a,8bが開いてしまうと、シリンダ軸9a,9bが傾き、ダイス移動台7a,7bもスライドレール6a,6bに支持された下部を中心として圧力プレート8a,8bと同様に上方向に開いてしまう。このため、丸ダイス2a,2bは、ワーク4の外側上方に逃げる。したがって、ダイス移動台7a,7bを位置決めしても、丸ダイス7a,7bが大きく逃げてしまい、ワーク4のネジ精度を高精度に転造加工することができなかったり、歯車の歯形誤差が生じることがあった。
【0004】
そこで、本発明は、ワークに転造圧力を加えたときに、ワークからの反力によって、丸ダイスが外側上方に逃げてしまうのを防止できる丸ダイス式転造装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、上記課題を解決するために本発明の請求項1に係る丸ダイス式転造装置は、基台と、一方の丸ダイスを支持し、前記基台にスライド可能に取付けられた第1のダイス移動台と、前記一方の丸ダイスに対向して配置されるように他方の丸ダイスを支持し、且つ前記他方の丸ダイスが一方の丸ダイスに接近したり離反したりするように前記基台にスライド可能に取付けられた第2のダイス移動台と、該第2のダイス移動台を押圧する押込機構と、該押込機構を支持し前記基台にスライド可能に取付けられた圧力プレートと、一端が前記第1のダイス移動台に固定され、他端が前記圧力プレートに固定された複数のはり軸と、前記第1のダイス移動台と前記第2のダイス移動台とを連結する伝達手段とを備えてなり、前記はり軸は中間部で前記第2のダイス移動台をスライド可能に支承し、前記伝達手段は、前記押込機構が前記第2のダイス移動台を一方向に押圧するとき、該一方向のスライドに伴って前記圧力プレート並びに前記第1のダイス移動台を前記一方向とは反対の他方向に同一距離だけ移動せしめ、これにより前記一方および他方の丸ダイスが互いに接近し、これら両方の丸ダイス間でワークを転造加工することを特徴とする。
【0008】
また、本発明の請求項2に係る丸ダイス式転造装置は、前記はり軸がワークの転造位置の回りに3本又は4本バランス良く配置されることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の請求項3に係る丸ダイス式転造装置は、前記伝達手段が、前記基台に取付けられたピニオンと、このピニオンに噛み合う一対のラックとを有し、該一対のラックのうち一方のラックが前記圧力プレートに固定され、他方のラックが前記第2のダイス移動台に固定されたことを特徴とする。
【0010】
さらに、本発明の請求項4に係る丸ダイス式転造装置は、前記第1および第2のダイス移動台間に取り付けられ、これら第1および第2のダイス移動台間の距離を計測する距離検出手段と、この距離検出手段の計測値に基づいて上記押込機構を駆動する数値制御手段とが設けられていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明に係る丸ダイス式転造装置を詳細に説明する。図1及び図2は、本発明に係る丸ダイス式転造装置の一実施例を示したものである。この丸ダイス式転造装置は、一対の丸ダイス12a,12bが回転しながらワークを挟み込み、ワークを押圧して転造加工するものであって、基台17上に一対の丸ダイス12a,12bを左右方向、即ちワークの半径方向に移動させ、丸ダイス12a,12bを互いに接近させるダイス移動台移動機構13と、丸ダイス12a,12bを回転させる丸ダイス回転機構14とを備える。
【0012】
ダイス移動台移動機構13は、一方の丸ダイス12aを内側面に設けた第1のダイス移動台15aと、他方の丸ダイス12bを対向する内側面に設けた第2のダイス移動台15bと、第2のダイス移動台15bの外側に配置した圧力プレート16とを基台17上に並列して備えたものである。これらのダイス移動台15a,15b及び圧力プレート16は、いずれも基台17上に固設した一対のスライドレール18に左右方向へスライド可能に取り付けられる。また、第1のダイス移動台15aと圧力プレート16との間には、互いに向かい合う内側面の四隅に4本のはり軸19が架け渡され、はり軸19の両端が第1のダイス移動台15a及び圧力プレート16にそれぞれ固定される。そのため、第1のダイス移動台15aと圧力プレート16とは、スライドレール18上を相対位置が変化することなく一体にスライドする。4本のはり軸19は、いずれも剛性を等しくし、その位置は、丸ダイス12a,12bによるワークの転造位置を中心としていずれも等距離に且つ周方向に4等分して配置される。なお、剛性の等しいはり軸19を3本で構成し、丸ダイス12a,12bによるワークの転造位置を中心としていずれも等距離に且つ周方向に3等分して配置してもよい。このように3本又は4本のはり軸をバランス良く配置することで、第1のダイス移動台15aと圧力プレート16との間に圧力が加わった場合、第1のダイス移動台15aと圧力プレート16とが平行を保ったまま、安定した状態ではり軸19を伸ばすことができる。なお、第1のダイス移動台15aと圧力プレート16とが平行を保ったまま、はり軸19を伸ばすことができるものであれば、はり軸19の剛性を変え、また、転造位置からの距離を変化させたものであってもよい。なお、上記実施例ではダイス移動台15a,15bのそれぞれに1個ずつの丸ダイス12a,12bを取付けた場合について説明したが、2個以上の丸ダイスを取付けてワークを挟み込んでも良い。
【0013】
第2のダイス移動台15bは、第1のダイス移動台15aと圧力プレート16との間でスライドレール18にスライド可能に取り付けられると共に、前記4本のはり軸19を挿通させるための貫通孔が側面の四隅に設けられ、はり軸19によってガイドされている。また、前記圧力プレート16には、油圧シリンダ等の押込機構20が固定される。この押込機構20は、ダイス移動台と同一方向に伸縮するシリンダ軸21を備えており、シリンダ軸21の先端を第2のダイス移動台15bの外側面に固定してある。なお、押込機構20は、油圧シリンダに限られず、空圧機器、電動機及びボールネジを用いたものであってもよい。
【0014】
丸ダイス回転機構14は、第1の丸ダイス12a及び第2の丸ダイス12bを高精度で同速回転させるものであり、サーボモータ23a,23bでの回転力を丸ダイス12a,12bの主軸27a,27bに伝達する。
【0015】
第2のダイス移動台15bと圧力プレート16との間には、一対のラック31a,31bとピニオン32とが設けられる。ピニオン32は、基台17の上面に固定される。一対のラック31a,31bはそれぞれが前後からピニオン32に噛み合うと共に、一方のラック31aが圧力プレート16の下端に、また他方のラック31bが第2のダイス移動台15bの下端にそれぞれ固定される。なお、本実施例では、一対のラック31a,31bとピニオン32は、第2のダイス移動台15bと圧力プレート16との間に設けてあるが、第1のダイス移動台15aと第2のダイス移動台15bとの間に設けてもよい。
【0016】
図2は、ダイス移動台移動機構13を作動させた時の第1のダイス移動台15a、第2のダイス移動台15b及び圧力プレート16の動きを示したものである。押込機構20を作動させてシリンダ軸21が伸びた状態を図中2点鎖線で示す。シリンダ軸21が伸びると、第2のダイス移動台15bは押されてワーク33の中心線34に向かって(図中A方向)、スライドレール18上をスライド移動する。一方、第2のダイス移動台15bと圧力プレート16との間にはラック31とピニオン32が設けられているため、圧力プレート16は、第2のダイス移動台の移動方向と反対方向(図中B方向)、即ち図2で示した右方向に第2のダイス移動台15bと同一距離スライド移動する。この時、圧力プレート16と4本のはり軸19で連結されている第1のダイス移動台15aも、圧力プレート16と同じ右方向(図中B方向)に同一距離だけ移動する。したがって、第1のダイス移動台15aと第2のダイス移動台15bは、互いにワーク33の中心線34に向かって同一距離だけスライド移動して接近することになる。このように、本発明に係るダイス移動台移動機構13によれば、一本の押込機構20で左右のダイス移動台15a,15bを互いに接近させ、丸ダイス12a,12bを両側からワーク33に押し込むことで転造加工することができる。また、ラック31、ピニオン32を設けることによって、ワーク33の中心線34を常に一定に保つことができ、ワーク33の加工精度が向上するのに加えて、ワーク33の供給及び排出等の自動化が容易になる。
【0017】
上記丸ダイス12a,12bを回転させながら互いに接近させ、丸ダイス12a,12bをワーク33の半径方向に押し付けて転造圧力を作用させる。転造圧力によってワーク33が回転作用を受け、局部的な塑性変形を繰り返す。これにより、ワーク33にネジ溝が形成される。ところで、ワーク33に転造圧力を作用させると、一対の丸ダイス12a,12bにはワーク33からの反力Pが働く。このうち、第1の丸ダイス12aに働く反力Pは第1のダイス移動台15aに伝わる。一方、第2の丸ダイス12bに働く反力は第2のダイス移動台15bに伝わるが、第2のダイス移動台15bはシリンダ軸21に固定されているため、第2のダイス移動台15bに伝わった反力Pはシリンダ軸21を介して圧力プレート16に伝わる。
【0018】
すなわち、転造圧力による反力Pは、結果的に第1のダイス移動台15aと圧力プレート16との間に働くことになる。そして、第1のダイス移動台15aと圧力プレート16とは4本のはり軸19で連結されている一方、第1のダイス移動台15aと圧力プレート16とが基台17には固定されていないため、反力Pを4本のはり軸19で負担することになる。この4本のはり軸19は、ワーク33の上下に均等に剛性を等しく配設されているため、反力Pは4本のはり軸19に均等に4等分して負担され、一本当りにかかる引張り力はP/4となる。反力Pによって4本のはり軸19は軸方向に若干は伸びることになるが、4本とも均等に良く伸びるために、従来のようにダイス移動台15a,15bが開いてしまい、丸ダイス12a,12bが外側上方に逃げることがない。また、はり軸19を4本とすることによって、転造圧力によって丸ダイス12a,12bに生じる反力を、安定して前記4本のはり軸19に均等に負担させることができる。
【0019】
さらに、この実施例では一対のダイス移動台15a,15b間に、図1及び図2に示したような距離検出手段としてのリニアスケール35が取付けられ、ダイス移動台15a,15b間の距離が直接に計測される。ダイス移動台15a,15bが外側上方に逃げることがないため、ダイス移動台15a,15b間の距離を計測することで、転造時に丸ダイス12a,12b間に発生する広がり寸法を正確に把握することができ、それに基づいて押込機構20の駆動を制御することができる。即ち、転造時の反力を受けた時に丸ダイス12a,12bが左右に均等に開くために、その時のダイス移動台15a,15b間の距離をリニアスケール35で計測し、その計測信号をフィードバックして制御ループを構成し、押込機構20の駆動を数値制御することで、主軸27a,27b間の距離すなわち丸ダイス12a,12bの切込み量を高精度に制御することができる。また、丸ダイス12a,12bの回転角は、ロータリーエンコーダ(図示せず)によって計測されるが、この計測値もフィードバックして制御ループを構成することで、サーボモータ23a,23bの回転を数値制御することができる。このように押込機構20の駆動力や丸ダイス12a,12bの回転角を数値制御することで、丸ダイス12a,12bの切込み量及び丸ダイス12a,12bの回転数を高精度に制御できることになる。なお、距離検出手段として、上記リニアスケール35以外に磁歪センサやレーザセンサなどを用いることができる。
【0020】
図3は、上記一実施例の制御システム構成例を示したものである。この制御システムは、メモリ46に格納されたプログラムやデータをCPU45で処理した後、同一バスライン43に接続された通信制御ユニット48を介してサーボモータ23a,23bや押込機構20等のアクチュエータに伝達するものである。なお、これらのアクチュエータは、それぞれがドライバ回路を有し、これら複数のドライバとI/Oポート47は上記通信制御ユニット48に接続される。また、複数のドライバ、I/Oポート47及び通信制御ユニット48の間はシリアル通信ライン44で接続されている。
【0021】
上記実施例は左右のダイス移動台15a,15bを、両方一緒にスライド移動させた場合について説明したが、本発明はダイス移動台の一方側、若しくは圧力プレートのいずれか一つのみを固定し、それ以外をスライド移動させた場合にも適用できるものである。また、本発明の丸ダイス式転造装置は、主軸27a,27bを移動させないで、ワーク33を丸ダイス12a,12b間に押し込み、ワーク33を回転駆動させながら転造する場合にも応用できる。さらに、数値制御することで、主軸27a,27bを相反する方向に回転させ、主軸27a,27bと直交させたワーク33を上方または下方に移動させることで、ワーク33の軸方向に溝条を転造することも可能になる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係る丸ダイス式転造装置によれば、丸ダイスによるワークの転造加工位置を中心にその回りに左右のダイス移動台間にはり軸を架け渡し、転造圧力によって一組の丸ダイス間に生じる反力を前記はり軸に負担させたので、従来のように反力によってダイス移動台が開き丸ダイスが外側上方に逃げてしまうのを防止することができ、結果的にワークの加工精度を向上させることができる。
【0023】
また、本発明の請求項1に係る丸ダイス式転造装置によれば、基台上に配置した一対のダイス移動台及び圧力プレートを基台にスライド可能に設け、一方のダイス移動台と圧力プレートとの間にはり軸を掛け渡して両端を固定する一方、一つの押込機構によってダイス移動台間を接近させたので、一つの押込機構を用いるだけの簡単な構成で一組の丸ダイス間に生じる反力を前記はり軸に負担させることができる。
【0024】
また、本発明の請求項1に係る丸ダイス式転造装置によれば、基台上に左右方向へスライドする一対のダイス移動台と圧力プレートとを設け、一方のダイス移動台と圧力プレートとの間にはり軸を掛け渡して両端を固定する一方、ダイス移動台の一方を一つの押込機構によって両方一緒にスライド移動するようにしたので、左右のダイス移動台及び圧力プレートが基台に固定されることなく、丸ダイス間に生じる反力をはり軸でより一層均等に負担させることができる。
【0025】
また、本発明の請求項2に係る丸ダイス式転造装置によれば、一対のダイス移動台間に掛け渡されたはり軸が、ワークの転造加工位置を中心にその回りに3本又は4本バランス良く配設することで、転造圧力によって上記丸ダイスに生じる反力を、安定して前記3本又は4本のはり軸に均等に負担させることができる。
【0026】
また、本発明の請求項3に係る丸ダイス式転造装置によれば、基台にピニオンを設け、このピニオンに噛み合う一対のラックの一方を上記第1のダイス移動台又は上記圧力プレートのいずれかに、他方を上記第2のダイス移動台に固定したので、転造加工中のワークの中心線を常に一定に保つことができ、ワークの加工精度の向上が図られる他、ワークの供給及び排出等の自動化が容易になる。
【0027】
また、本発明の請求項4に係る丸ダイス式転造装置によれば、上記一対のダイス移動台間に取り付けられた距離検出手段と、この計測値に基づいて上記押込機構を駆動する数値制御手段とを設けたことで、丸ダイスの切込み量を高精度に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る丸ダイス式転造装置の一実施例を示す平面図である。
【図2】上記図1における丸ダイス式転造装置の作動時に正面図である。
【図3】上記丸ダイス式転造装置の制御システム構成図である。
【図4】従来の丸ダイス式転造装置の一例を示す正面図である。
【図5】上記従来の丸ダイス式転造装置の転造加工時を示す正面図である。
【符号の説明】
12a,12b 丸ダイス
15a,15b ダイス移動台
16 圧力プレート
17 基台
19 はり軸
20 押込機構
31 ラック
32 ピニオン
33 ワーク
Claims (4)
- 基台と、
一方の丸ダイスを支持し、前記基台にスライド可能に取付けられた第1のダイス移動台と、
前記一方の丸ダイスに対向して配置されるように他方の丸ダイスを支持し、且つ前記他方の丸ダイスが一方の丸ダイスに接近したり離反したりするように前記基台にスライド可能に取付けられた第2のダイス移動台と、
該第2のダイス移動台を押圧する押込機構と、
該押込機構を支持し前記基台にスライド可能に取付けられた圧力プレートと、
一端が前記第1のダイス移動台に固定され、他端が前記圧力プレートに固定された複数のはり軸と、
前記第1のダイス移動台と前記第2のダイス移動台とを連結する伝達手段とを備えてなり、
前記はり軸は中間部で前記第2のダイス移動台をスライド可能に支承し、
前記伝達手段は、前記押込機構が前記第2のダイス移動台を一方向に押圧するとき、該一方向のスライドに伴って前記圧力プレート並びに前記第1のダイス移動台を前記一方向とは反対の他方向に同一距離だけ移動せしめ、これにより前記一方および他方の丸ダイスが互いに接近し、これら両方の丸ダイス間でワークを転造加工することを特徴とする丸ダイス式転造装置。 - 前記はり軸が、ワークの転造位置の回りに3本又は4本バランス良く配置される請求項1記載の丸ダイス式転造装置。
- 前記伝達手段が、前記基台に取付けられたピニオンと、このピニオンに噛み合う一対のラックとを有し、該一対のラックのうち一方のラックが前記圧力プレートに固定され、他方のラックが前記第2のダイス移動台に固定された請求項1記載の丸ダイス式転造装置。
- さらに、前記第1および第2のダイス移動台間に取り付けられ、これら第1および第2のダイス移動台間の距離を計測する距離検出手段と、
この距離検出手段の計測値に基づいて上記押込機構を駆動する数値制御手段とが設けられている請求項1載の丸ダイス式転造装置。
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