JP3614200B2 - 簡易トイレ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、トイレを必要とする箇所に移動させて、組み立てることにより簡単に設置できる簡易トイレに関する。
【0002】
【従来の技術】
本件発明者らは、さきに、必要とする箇所に移動させて、組み立てることにより設置できるトイレを考えた。
【0003】
このトイレは、図7に示すように、トイレ用の床状部分42を、床状部分42の下面の4つの隅から垂下して設けた脚(図示してない)により支持させ、この床状部分42上に便器34を設置したものである。
【0004】
そして、前記便器34の下には、汚物収容容器(図示してない)を設置し、床状部分42には支柱(図示してない)を立設し、この支柱で天板と幌55を保持するようにしたトイレである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記トイレは、分解して移送することができ、そして、トイレを必要とするところで組み立てることにより、トイレを設置することができて便利である。
【0006】
しかしながら、少ない部品数で組み立てられるように形成してあるので、分解した部品の包装体が大きくなるものである。
本発明は、前記事項に鑑みなされたものであり、分解して移送でき、必要とするとき容易に組み立てることのできる簡易トイレを、さらに、小形にできるようにすることを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、略方形となるように形成した枠体1・1を設け、この枠体1・1の内端部3・3を突合わせ、内端部3・3の下部を枠用軸4で軸着して、枠体1・1を水平状に展開した位置を維持できるように形成すると共に、枠体1・1を折り畳めるように形成し、前記枠体1・1の外側の隅部に、支持脚19を脚用軸20で軸着して、支持脚19が枠体1より下方に延びた位置で、枠体1・1が、水平状の使用位置を維持できるように形成すると共に、支持脚19を折り畳めるように形成し、前記枠体1の床状部分42に便器34を設け、この便器34の排出口35の下方に、汚物容器36の口部37を臨ませて簡易トイレとした。
【0008】
第2の発明は、第1の発明において、内端部3・3の下部を枠用軸4で軸着した機構に代えて、内端部3・3を着脱可能に形成した機構として簡易トイレとした。
【0009】
第3の発明は、第1の発明において、支持脚19を脚用軸20で軸着した機構に代えて、支持脚19を着脱可能に設けた機構として簡易トイレとした。
第4の発明は、第2の発明において、支持脚19を脚用軸20で軸着した機構に代えて、支持脚19を着脱可能に設けた機構として簡易トイレとした。
【0010】
【作用】
第1の発明は、枠体1・1を折り畳むには、まず支持脚19を脚用軸20で回動して、支持脚19を枠体1の下面に添わせて折り畳む。
【0011】
次に、枠体1を枠用軸4で回動して、図3に示すように、枠体1・1を重ね合わせたように折り畳む。
そして、便器34と汚物容器36は、通常枠体1から取り外して、重ね合わせた枠体1・1の内側に収納する。
【0012】
そして、枠体1・1を組み立てるには、まず図3に示すように折り畳まれている枠体1・1の下部を、左右に開いて、枠体1・1を水平状に展開する。
次に、支持脚19を脚用軸20で回動させて、展開した枠体1・1より、支持脚19を下方に延ばす。
【0013】
次に、枠体1の上に床状部分42を敷設し、この床状部分42に便器34を設置し、この便器34の排出口35の下方に、汚物容器36の口部37を臨ませて、汚物容器36を設置して簡易トイレを組み立てる。
【0014】
以上の如く、本発明の簡易トイレは、保管や移送時に嵩張る部分である便器の保持手段である枠体1・1を、折り畳めるので、保管や移送がし易い。
第2の発明は、さらに、枠体1・1の内端部3・3を連結して、枠体1・1を水平状に展開した位置を維持させることができる。そして、内端部3・3を分離して、枠体1・1を折り畳む。
【0015】
第3の発明、及び第4の発明は、さらに、支持脚19を枠体1に連結して、枠体1・1を水平状の使用位置に維持し、支持脚19を枠体1から取り外して、枠体1・1と支持脚19を折り畳む。
【0016】
【実施例】
以下図に基づいて本発明の実施例の説明をする。図1〜図3は本件第1の発明の一実施例の説明用の図である。
【0017】
この実施例は、断面が4角形の鋼製の角管を、コ字形の略方形となるように一体に接続して形成し、2個の枠体1を設けている。
そして、前記枠体1は、コ字形の開放された先端部側を、内端部3とし、この内端部3をなすそれぞれの角管の両側部は、図2に示すように、下方に延びる内端延長部8に形成されている。
【0018】
そして、前記2個の枠体1の両側の内端部3を、図1・図2に示すように突合わせ、この内端部3・3の下部を2個の枠用軸4で軸着している。
そして、前記枠体1・1は、図2に示すように、水平状に展開した位置で、内端部3・3の上部が突き当たって当接し、枠体1・1が水平状に展開した位置を維持できるように形成してある。
【0019】
そして、前記枠体1・1は、水平状をなす位置から、枠体1・1の外端部を下方に回動して折り畳めるように形成してある。
そして、前記枠体1の内側には、枠用軸4と同一方向に、補強材2が数本(この実施例は4本)設けてある。そして、この補強材2は、角形管で形成してある。
【0020】
そして、前記枠体1・1の外側の隅部には、隅延長部7が下方に延ばして設けてあり、この隅延長部7には、角管で形成した支持脚19が脚用軸20で、それぞれ、回動可能に軸着してある。
【0021】
そして、前記枠体1と支持脚19間には、回動軸23により折曲げ可能に形成した脚引張り部材22・22が別の回動軸23で軸着してあり、支持脚19の必要以上の外方への回動を抑制している。そして、前記支持脚19が枠体1より下方に延びた位置で、枠体1・1が水平状の使用位置を維持できるように形成してある。
【0022】
また、前記支持脚19が、下方に延びた使用位置から内側に回動して折り畳めるように形成してある。
そして、図2に示すように展開した枠体1・1の上面には、ベニヤ板で形成した床状部分42が敷設してあり、この床状部分42には、穴43が設けてある。
【0023】
そして、前記穴43の部分に、ABS樹脂製の便器34を設置し、便器34の排出口35を、前記穴43に挿入し、便器34と一体に形成したABS樹脂製の板体44を、前記床状部分42の上面に載せて便器34を設置している。
【0024】
そして、前記枠体1の補強材2の下方には、可撓性の合成樹脂で袋状に形成した汚物容器36が、図示してない取付具によって取付けてあり、この汚物容器36の口部37は、前記便器34の排出口35の外周を覆うようにして、排出口35の下方に臨ませて設置してある。
【0025】
そして、前記汚物容器36の側方には、汚物容器36内の水分を外部に排出できる図示してないホースが接続されており、このホースの内端部には、図示してない固液分離器が接続されている。
【0026】
さらに、前記枠体1・1の上面には、4箇所に支柱装着用孔5が設けてあり、この支柱装着用孔5に、支柱6を立設し、この支柱6の上部、及び周囲に、図示してない天板や幌を取付け、簡易トイレの上部と周囲を覆うように形成している。
【0027】
そして、枠体1の側方には、ステップ支持体49の先端部を引掛けてステップ48を取付けるように形成してある。
前記実施例では、便器34を枠用軸4と平行となる向きに設けているが、前記便器34は枠用軸4の軸方向と交差する向きに設置することもできる。
【0028】
そして、前記板体44は、便器34にバンドなどで締め付けて取付けることも可能であり、汚物容器36の口部37は、バンドなどにより便器34の排出口35に締め付けて取付けることも可能である。
【0029】
そして、床状部分42、及び板体44は、二つ折、或は三つ折などに折り畳めるように形成することも可能である。
前記図1〜図3に示す実施例は、枠体1・1を折り畳むには、枠体1・1から便器34と板体44・床状部分42、及びステップ48などを取り外した状態で、脚引張り部材22・22を、中央部の回動軸23で折曲げながら回動させると共に、支持脚19を脚用軸20で回動して、支持脚19を枠体1の下面に添わせて折り畳む。
【0030】
次に、枠体1を枠用軸4で回動して、図3に示すように、枠体1・1を重ね合わせたように二つ折にして折り畳む。
そして、汚物容器36と板体44は折り畳んで、前記折り畳んだ枠体1・1の内側に、便器34と共に収納し、床状部分42も折り畳むなどして枠体1・1と共に包装する。
【0031】
枠体1・1を組み立てるには、図3に示すように折り畳まれている枠体1・1の下部を、左右に開いて、枠体1・1を水平状に展開する。
次に、支持脚19を脚用軸20で回動させて、展開した枠体1・1より支持脚19を下方に延ばし、脚引張り部材22・22を伸長して支持脚19を固定する。
【0032】
次に、水平状に保持された枠体1・1の上に、ベニヤ板製の床状部分42を敷き、この床状部分42に設けた穴43に便器34の排出口35を挿入し、便器34と一体に形成した板体44を、前記床状部分42の上面に載せて便器34を固定して設置する。
【0033】
次に、前記枠体1・1の補強材2の下方に挿入した袋状の汚物容器36を、図示してない取付具で、枠体1・1と補強材2に取付け、汚物容器36の口部37は、便器34の排出口35の外周を覆うようにして、排出口35の下方に臨ませて設置する。
【0034】
そして、汚物容器36の口部37を、便器34の排出口35に取付けた場合は、汚物容器36を枠体1などに取付けないようにすることも可能である。
そして、前記便器34の設けられていない側の床状部分42は、便器34の使用者が怪我などをしている場合に、使用者の介添人の立つところとなる。
【0035】
図4・図5は、第2の発明の一実施例の要部の説明用の図である。以下さきの発明の実施例と同様の部分は同一の符号を用い説明を省略した。
この実施例は、一方の枠体1の両側部の内端部3に形成されている角形の孔に、角柱状に形成した連結用心棒の基端部11を挿入して固着し、この連結用心棒の先端部12を他方の枠体1の内端部3に形成されている角形の孔に、挿脱可能に密嵌したものである。
【0036】
そして、前記一方の枠体1の内端部3の近くの側部に、掛金13の基部を回動可能に軸着し、この掛金13の先端を、他方の枠体1の内端部3の近くの側部に設けたピン14に掛止できるように形成したものである。
【0037】
そして、この実施例は、一方の枠体1に固着した連結用心棒の先端部12を、他方の枠体1の孔に密嵌し、掛金13をピン14に掛止することにより、枠体1・1を連接し、前記掛金13をピン14から外し、前記連結用心棒の先端部12を、他方の枠体1の内端部3の孔から抜き取ることにより、枠体1・1を分離し折り畳むことができるものである。
【0038】
図6は、第3の発明と第4の発明の要部の説明用の図である。
この実施例は、枠体1の外側の隅部より、下方に延ばして形成した隅延長部7に、雌ねじ28を設け、この雌ねじ28に、支持脚19の上端に設けた雄ねじ29を螺嵌して、支持脚19を着脱可能に設けたものである。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、枠体1・1の内端部3・3を突合わせて、内端部3・3の下部を枠用軸4で軸着して、枠体1・1を水平状に展開した位置を維持できるように形成すると共に、枠体1・1を折り畳めるように形成し、また、支持脚19を脚用軸20で軸着して、枠体1・1が水平状の使用位置を維持できるように形成すると共に、支持脚19を折り畳めるように形成したものである。
【0040】
したがって、簡易トイレの保管や移送時に、嵩張る部分である便器の保持手段である枠体を折り畳めるので、小形で保管や移送がし易い簡易トイレとすることができるものである。
【0041】
枠体1・1の内端部3・3を着脱可能に形成した発明は、枠体の折り畳み機構を簡単なものにできるものである。
支持脚19を着脱可能に設けた発明は、支持脚を折り畳む機構を簡単なものにできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の枠体等の平面図
【図2】本発明の一実施例の枠体等の側面図
【図3】本発明の一実施例の枠体の折り畳んだ状態の側面図
【図4】枠体を着脱可能に形成した発明の一実施例の要部の平面図
【図5】枠体を着脱可能に形成した発明の一実施例の要部の側面図
【図6】支持脚を着脱可能に設けた発明の一実施例の要部の側面図
【図7】従来例の斜視図
【符号の説明】
1 枠体
3 内端部
4 枠用軸
19 支持脚
20 脚用軸
34 便器
35 排出口
36 汚物容器
37 口部
42 床状部分
Claims (3)
- 略方形となるように形成した枠体1・1を設け、この枠体1・1の内端部3・3を突合わせ、内端部3・3の下部を枠用軸4で軸着して、枠体1・1を水平状に展開した位置を維持できるように形成すると共に、枠体1・1を折り畳めるように形成し、前記枠体1・1の外側の隅部に、支持脚19を脚用軸20で軸着して、支持脚19が枠体1より下方に延びた位置で、枠体1・1が、水平状の使用位置を維持できるように形成すると共に、支持脚19を折り畳めるように形成し、前記枠体1の床状部分42に便器34を設け、この便器34の排出口35の下方に、汚物容器36の口部37を臨ませた簡易トイレ。
- 内端部3・3の下部を枠用軸4で軸着した機構に代えて、内端部3・3を着脱可能に形成した機構とした請求項1記載の簡易トイレ。
- 支持脚19を脚用軸20で軸着した機構に代えて、支持脚19を着脱可能に設けた機構とした請求項1又は請求項2のいずれかに記載した簡易トイレ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02441295A JP3614200B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 簡易トイレ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02441295A JP3614200B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 簡易トイレ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08215102A JPH08215102A (ja) | 1996-08-27 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP02441295A Expired - Lifetime JP3614200B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 簡易トイレ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3614200B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP02441295A patent/JP3614200B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08215102A (ja) | 1996-08-27 |
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