JP3625317B2 - ストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストロボ装置を内蔵したストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
いつでも手軽に写真撮影ができるように、簡単な撮影機構を組み込んだユニット本体にパトローネから引き出した未露光の写真フイルムを予め内蔵させたレンズ付きフイルムユニットが本出願人より、製造販売され、広く利用されている。また、このようなレンズ付きフイルムユニットでは、暗い場所においても撮影ができるように、ストロボ装置を内蔵したストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニット(以下、ストロボ付きフイルムユニットという)がある。
【0003】
ストロボ付きフイルムユニットの製造では、パトローネ室やフイルム収納室等が形成された本体基部に、撮影機構,ストロボ装置,ストロボ装置の電池等を組み付け、この本体基部の前面に前カバーを装着する。この後に、シャッタ作動やストロボ発光の検査を行い、この検査に合格したものをフイルム装填工程に送る。フイルム装填工程は、暗室内で行われ、本体基部の背面側からパトローネとこのパトローネから引き出した未露光の写真フイルムとをパトローネ室,フイルム収納室にそれぞれ装填する。そして、このパトローネと写真フイルムとが装填された本体基部の背面に後カバーを装着して、ユニット本体が完成する。完成したユニット本体は、紙箱等の外ケースで外装される。この外ケースには、撮影レンズ,シャッタボタン,ファインダ等を露呈する開口が設けられており、ストロボ付きフイルムユニットは、この外ケースにユニット本体を入れたままで撮影ができるようになっている。
【0004】
ところで、ストロボ付きフイルムユニットには、ストロボ発光後に自動的にメインコンデンサに再充電を行うものが知られている。このようなストロボ付きフイルムユニットでは、ストロボ発光の検査後には、メインコンデンサが自動的に充電されることになる。したがって、このままの状態で、次のフイルム装填工程に送ると、フイルム装填工程中に、何らかの理由でシンクロスイッチがONとなってしまうとストロボ装置が誤発光してしまい、装填工程中の写真フイルムにカブリが生じる。写真フイルムにカブリが生じると、このストロボ付きフイルムユニットが不良品となるばかりでなく、これが出荷・販売されてしまった場合には、購入者に多大な迷惑を与えてしまう。また、メインコンデンサの充電が完了した時に、ネオン管等の充電完了表示ランプが点灯するようにしたものでは、ストロボ装置が誤発光しなくても、この充電完了表示ランプの光によって装填工程中の写真フイルムにカブリが生じてしまう。
【0005】
このため、図4に示すように、ユニット本体の前カバー51に放電用開口51a,51bを並べて形成し、この放電用開口51a,51bのそれぞれに放電ピン52a,52bを差し込んでメインコンデンサの両端子に接続し、メインコンデンサに充電された全ての電荷を放電用の抵抗を介して放電させてから、写真フイルムの装填工程に送るようにしている。これにより、写真フイルムの装填中におけるストロボの誤発光を防止している。そして、ユニット本体の完成後には、前カバー51の放電用開口51a,51bは、ユニット本体を覆う外ケースで隠され、ユーザの目につかないようにされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、撮影終了後に自ら外ケースを破って、ユニット本体から撮影済の写真フイルムを収納したパトローネを取り出すユーザもいる。この時に、外ケースを全て取り外してしまうと、放電用開口51a,51bが露呈されてしまい、間違ってユーザが放電用開口51a,51bに金属クリップ等の金属を同時に差し込んだ場合には、充電されたメインコンデンサの高電圧、例えば300Vの電圧によって、ユーザが感電,火傷を被るといった事故が発生し、大変に危険である。
【0007】
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、放電用開口からの金属の差し込みによるメインコンデンサの高電圧によるユーザの感電事故を防止できるようにしたストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、各放電ピンを差し込んで各放電ピンとメインコンデンサの各端子とをユニット本体の内部でそれぞれ接続することにより、メインコンデンサに充電された電荷を放電するための2個の放電用開口は、略直方体を有した前記ユニット本体の複数の面のうちの異なる面に分けて設けるようにしたものである。
【0009】
請求項2記載の発明では、2個の放電用開口のうちの一方の放電用開口は、メインコンデンサの一方の端子と対向するユニット本体の上面の位置に設けられ、他方の放電用開口は、ストロボ装置の部品が装着されたプリント基板上で前記メインコンデンサの他方の端子と接続された導電領域と対向するユニット本体の前面に設けられており、メインコンデンサの前記一方の端子が前記一方の放電用開口から差し込まれる放電ピンと直接に接続され、前記他方の端子が前記他方の放電用開口から差し込まれる放電ピンと前記導電領域を介して接続されるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明を実施したストロボ内蔵型のレンズ付きフイルムユニット(以下ストロボ付きフイルムユニットという)の外観を示す図2において、ストロボ付きフイルムユニットは、撮影機構を備えた略直方体のユニット本体10と、これを収納する外ケース11とから構成されている。外ケース11には、撮影レンズ12,ファインダ13,巻上げノブ14,シャッタボタン15,ストロボ発光部16等を露呈するための開口が設けられており、ユニット本体10を外ケース11に入れたままで撮影操作を行うことができるようになっている。
【0011】
ユニット本体11の前面右側には、ストロボ発光部16が配置され、その下側には、操作ボタン17が設けられている。この操作ボタン17を押圧することにより、ストロボ装置23の昇圧回路が作動してメインコンデンサ30への充電が行われる(図3参照)。このストロボ付きフイルムユニットでは、操作ボタン17を操作して、メインコンデンサ30の充電を開始すれば、その直後に操作ボタン17の押圧を解除しても、メインコンデンサ30が規定充電電圧に達するまで、昇圧回路の作動が維持されるとともに、ストロボ発光を行う毎に昇圧回路が作動を開始するようになっている。したがって、撮影毎に操作ボタン17を操作する必要はなく、メインコンデンサ30の充電電圧が低下している時にのみ、操作ボタン17を押圧する。ユニット本体10の上面には、シャッタボタン15、撮影可能なコマ数を確認するための窓18、ストロボ発光の準備が完了したこと確認するための表示窓19が設けられている。
【0012】
図3に示すように、ユニット本体10は、パトローネ20a及びこのパトローネ20aから引き出された写真フイルム20bとが装填される本体基部21と、この本体基部21の前面に装着される露光ユニット22及びストロボ装置23と、本体基部21の前面に装着され露光ユニット22及びストロボ装置23を覆う前カバー24と、本体基部21の背面側に装着され、本体基部21との間で写真フイルム20bを光密に収納する後カバー25とからなる。露光ユニット22は、撮影可能なコマ数を表示するカウンタ機構,シャッタ機構,写真フイルムを1コマずつ送るための1コマ送り機構,撮影レンズ12,及びファインダ13等から構成されている。
【0013】
本体基部21には、パトローネ20aが装填されるパトローネ室21aと、パトローネ20aから引き出され、ロール状にされた未露光の写真フイルム20bを収納するフイルム収納室21bとが設けられている。これらの底面は、開口となっており、後カバー25に形成された底蓋25a,25bによって塞がれる。パトローネ室21aの底蓋25aは、爪係合により開閉自在にされており、写真フイルム20bの全コマの撮影終了後には、撮影済の写真フイルム20bが巻き込まれたパトローネ20aを取り出すための取り出し蓋となる。
【0014】
ストロボ装置23は、プリント基板26上に装着された、ストロボ放電管を含むストロボ発光部16,昇圧回路,シンクロスイッチ27,電池28,電池28用の電極板29,メインコンデンサ30、ストロボ充電スイッチ31等から構成されている。ストロボ充電スイッチ31は、金属片31aとプリント基板26の表面に露呈された1対の導電領域(ランド)31bとからなり、操作ボタン17の押圧操作により金属片31aが押圧されて一対の導通領域31bと接触することによりONとなる。ストロボ充電スイッチ31がONとなると、電池28を電源として昇圧回路が作動し、電池28の低電圧が高電圧、例えば300V程度に昇圧され、この高電圧でメインコンデンサ30が充電される。
【0015】
このストロボ装置23は、例えばメインコンデンサ30の電荷がストロボ放電管内で放電された時に電流が瞬間的に流れることによって発生するパルス電圧により、昇圧回路が再作動されようにされており、ストロボ発光を行う毎に、メインコンデンサ30が再充電されるようになっている。なお、後述する放電用抵抗45でメインコンデンサ30を放電させた場合には、放電時間が長いのでパルス電圧が低くなり、昇圧回路は再作動されない。
【0016】
また、ストロボ装置23には、ネオン管34が設けられており、メインコンデンサ30が規定充電電圧(例えば300V)まで充電されると、ネオン管34が点灯して、ストロボ発光が準備が出来たことを表示する。このネオン管34は、表示窓19を臨む位置に配されており、撮影者は、この表示窓19からネオン管34の点灯の有無を確認することができる。メインコンデンサ30に充電された電荷は、シャッタの作動に同期してシンクロスイッチ27がONとなることにより、ストロボ放電管内で放電される。これにより、ストロボ放電管が発光して、ストロボ発光部16よりストロボ光が照射される。
【0017】
図1に示すように、プリント基板26の上部には、ストロボ発光部16が配され、その背後にメインコンデンサ30が配されている。また、メインコンデンサ30の一方の端子(図1ではプラス側の端子)30aには、プリント基板26の表面に形成されたレジスト未塗布の導電領域からなる放電用端子40が接続されている。そして、前カバー24を本体基部21に装着した状態では、前カバー24の前面24aの背後にプリント基板26が、そして上面24bの直下には、メインコンデンサ30の他方の端子(図1ではマイナス側の端子)30bが配された状態となる。
【0018】
前カバー24の前面24aで、放電用端子40に対向する位置には、放電用開口41が形成され、メインコンデンサ30の端子30bに対向する上面24bの位置には、放電用開口42が形成されている。これらの放電用開口41,42には、フイルム装填工程の前に、放電ユニットの1対の放電ピン43,44が差し込まれる。この放電ユニットは、放電ピン43,44が放電用抵抗45を介して接続されたものであり、一方の放電ピン43は、放電用端子40に接触して接続するために、その先端がハリ状になっており、他方の放電ピン44は、メインコンデンサ30の端子30bと直接に接触させて接続するために、その先端が逆U字形状になっている
【0019】
放電ピン43は、前カバー24の前面24a側から放電用開口41を介して、前カバー24の内側に挿入され、放電用端子40と接触することにより、メインコンデンサ30の一方の端子30aと電気的に接続される。また、放電ピン44は、前カバー24の上面24b側から放電用開口42を介して、前カバー24の内側に挿入され、メインコンデンサ30の他方の端子30bと直接に接触して電気的に接続される。これにより、メインコンデンサ30に充電された電荷は、放電ピン43,44を介して放電用抵抗45で放電される。
【0020】
このように、メインコンデンサ30を放電するための放電用開口41,42を略直方体のユニット本体10を構成する外面のうちの異なる面に別々に配置することにより、外ケース11をユニット本体10から取り去った時に、ユーザがこれらの放電用開口41,42に、同時に金属片等を挿入し難くしている。もちろん、この放電開口41,42の周囲に、金属片等を入れると感電する危険があること表示しておくのが良いのはいうまでもない。
【0021】
次に、上記のように構成されたストロボ付きフイルムユニットの作用について説明する。ユニット本体10の組み立ては、後カバー25の装着とパトローネ20a及び写真フイルム20bの装填以外は明室内にて行われる。本体基部10は、前面側を上向きもしくは下向きにした状態で搬送され、この間に巻上げノブ14,露光ユニット22ほかストロボ装置23等が組み付けられる。
【0022】
巻上げノブ14の組み付け後に、カウンタ機構,シャッタ機構,1コマ送り機構,撮影レンズ12,及びファインダ13等が組み付けられた露光ユニット22を本体基部21の前面より組み付ける。次に、昇圧回路,ストロボ発光部16,シンクロスイッチ27,電池28用の電極板29,メインコンデンサ30等が装着されたストロボ装置23が本体基部21の前面に装着される。さらに、ストロボ充電スイッチ31の金属片31aを所定の位置に配してから、これらを覆うように本体基部21の前面側に前カバー4を組み付ける。そして、電池28が、この本体基部21の底面側より、電極板29の間に装填される。なお、電池28の装填は、前カバー24の装着前に行ってもよい。
【0023】
前カバー4が組み付けられた後に、本体基部21は、シャッタ機構及びストロボ装置23の検査工程に送られ、シャッタの作動,ネオン管34の点灯,ストロボ発光等の検査を行う。ストロボ発光の検査では、前カバー24の操作ボタン17を押圧して昇圧回路を作動し、メインコンデンサ30への充電を行う。そして、ネオン管34の点灯が確認されて、メインコンデンサ30が規定充電電圧に達したと判断されると、シャッタを作動させて、ストロボ装置23の発光を行う。そして、ストロボ発光の有無と、ストロボ発光とシャッタの作動とが同期しているか否かが判断される。
【0024】
このストロボ発光の検査に合格した本体基部21は、次のフイルム装填工程に送られることになるが、この検査でストロボ発光を行った際に、メインコンデンサ30が瞬間的に放電して、この時に発生したパルス電圧で、昇圧回路が再作動し、再びメインコンデンサ30が充電された状態となる。このため、このストロボ発光の検査の終了後(フイルム装填工程に送る前)に、放電ユニットを用いて、メインコンデンサ30の放電を行う。
【0025】
このメインコンデンサ30の放電では、図1に示されるように、前カバー24の前面24a側から放電開口41を介して放電ピン43が前カバー24の内側に挿入され、この放電ピン43と放電用端子40とが接触されるとともに、上面24b側から放電開口42を介して放電ピン44が前カバー24の内側に挿入され、この放電ピン44とメインコンデンサ30の端子30bと接触される。これにより、メインコンデンサ30の両端子30a,30bに放電用抵抗45が接続された状態となり、メインコンデンサ30に充電された全ての電荷が放電用抵抗45を介して放電され、メインコンデンサ30は、無充電状態となる。メインコンデンサ30の電荷を全て放電するのに必要な所定の時間が経過後、放電ピン43,44が抜き取られる。なお、この放電用抵抗45による放電では、パルス電圧が低いので昇圧回路が再作動されることはなく、放電ピン43,44の抜き取り後にも、メインコンデンサ30の無充電状態が維持される。
【0026】
一方、検査に不合格のものについては、合格したものと同様にしてメインコンデンサ30の放電をおこなってから、不合格用のラインに向けて仕分けするのがよい。このようにすれば、不合格の本体基部21を分解する際に、メインコンデンサ30に充電された電荷による感電事故を防止できる。
【0027】
ストロボ発光検査に合格し、放電ユニットでメインコンデンサ30が無充電状態とされた本体基部21は、暗室内のフイルム装填工程へ搬送される。このフイルム装填工程では、パトローネ20aを底面からパトローネ室21aに装填する。この後に、パトローネ20aから引き出されてロール状にされた写真フイルム20bを本体基部21のフイルム収納室21bに収納し、本体基部21の背面側に後カバー25を組み付け、底蓋25a,25bを折り曲げてパトローネ室21a,フイルム室21bの底面をそれぞれ閉じる。このようにして、本体基部21内は遮光され、ユニット本体10が完成する。
【0028】
ところで、このフイルム装填中にストロボ発光部16が発光したり、ネオン管34が点灯していたりすると、装填中の写真フイルム20bがストロボ光、あるいはネオン管34の光に感光して、カブリが発生してしまうが、上述したようにフイルム装填工程に入る前に、メインコンデンサ30に充電された全ての電荷を放電ユニットで放電してあるから、このフイルム装填中にストロボ発光部16が発光したり、ネオン管34が点灯したりすることはない。したがって、装填中の写真フイルム20bにカブリが発生することはない。
【0029】
完成したユニット本体10は、明室に搬送されて各種機能検査を経た後に、外ケース11が装着されて、ストロボ付きフイルムユニットが完成する。図2に示すように、放電用開口41,42は、外ケース11で覆われて外部に露呈されないようにされる。これにより、ユニット本体10内へ放電開口41,42から異物の混入を防止するとともに、ストロボ付きフイルムユニットの使用中に、ユーザが放電用開口41,42に金属片等を入れることができないようにされ感電事故が防止されるようになる。
【0030】
また、メインコンデンサ30が充電された状態で、例えばユーザがパトローネ20bをユニット本体10から取り出すために、外ケース11を取り外して、放電用開口41,42を露呈した状態にしても、放電用開口41,42をユニット本体10の異なる面に別々に配置してあるから、ユーザがこれらの放電用開口41,42に同時に金属片等を挿入し難いので、メインコンデンサ30の高電圧によるユーザの感電を防止できる。なお、放電用開口41,42のいずれか一方に、金属片等を入れても、感電することがないのはいうまでもない。
【0031】
また、リサイクルのために、ストロボ付きフイルムユニットを回収して、ストロボ付きフイルムユニットを分解する際にも、放電用開口41,42に、放電ピン43,44を挿入して、メインコンデンサ30を放電させてから、分解作業を行うようにすれば、分解作業中における感電事故を防ぐこともできる。
【0032】
上記説明では、ストロボ発光毎に再充電が行われるようにしたストロボ装置について説明しているが、本発明は、これに限られず、ストロボ撮影を行う毎に操作ボタンを押圧するものにも利用することができ、また、メインコンデンサを充電する時には、メインコンデンサが規定充電電圧に達するまで操作ボタンを押圧してストロボ充電スイッチをON状態を維持しておくものや、ストロボ撮影毎に1度操作ボタンを押圧してストロボ充電スイッチを1回ONとすれば、その直後にストロボ充電スイッチをOFFとしてもメインコンデンサが規定充電電圧まで充電されるようにしたストロボ装置であってもよい。
【0033】
また、放電用開口の位置は、前カバーの上面と前面との組み合わせに限らず、プリント基板の位置、メインコンデンサの位置、ユニット本体の組立および写真フイルムの装填順序等に応じて適宜に変更してよい。さらに、搬送中の振動等で、ストロボ充電スイッチがONとなることも考えられるので、放電ピンを挿入した状態でフイルム装填工程に送るようにしてもよい。また、放電ユニットは、本体基部をフイルム装填工程に搬送する搬送パレットに設けてもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明のストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニットによれば、メインコンデンサを放電させるために、放電ピンを挿入するための2個の放電用開口を略直方体のユニット本体の複数の面のうちの異なる面に分けて設けたから、ユーザが2個の放電用開口に金属片等を同時に挿入し難いので、充電されたメインコンデンサの高電圧によるユーザの感電事故を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ストロボ装置と放電用開口の位置関係を示す説明図である。
【図2】本発明を実施したストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニットの外観を示す斜視図である。
【図3】ストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニットのユニット本体を示す分解斜視図である。
【図4】従来の放電用開口の位置を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ユニット本体
16 ストロボ発光部
23 ストロボ装置
24 前カバー
26 プリント基板
30 メインコンデンサ
41,42 放電用開口
43,44 放電ピン
45 放電用抵抗
Claims (2)
- 高電圧で充電されるメインコンデンサを含むストロボ装置と、撮影機構とを内蔵したユニット本体に、放電ピンがそれぞれ差し込まれる2個の放電用開口が設けられ、各放電用開口から各放電ピンを差し込んで各放電ピンとメインコンデンサの各端子とをユニット本体の内部でそれぞれ接続することにより、メインコンデンサに充電された電荷を放電することができるようにしたストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニットにおいて、
前記2個の放電用開口は、略直方体を有した前記ユニット本体の複数の面のうちの異なる面に分けて設けられていることを特徴とするストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニット。 - 前記2個の放電用開口のうちの一方の放電用開口は、メインコンデンサの一方の端子と対向するユニット本体の上面の位置に設けられ、他方の放電用開口は、ストロボ装置の部品が装着されたプリント基板上で前記メインコンデンサの他方の端子と接続された導電領域と対向するユニット本体の前面に設けられており、メインコンデンサの前記一方の端子が前記一方の放電用開口から差し込まれる放電ピンと直接に接続され、前記他方の端子が前記他方の放電用開口から差し込まれる放電ピンと前記導電領域を介して接続されるようにしたことを特徴とする請求項1記載のストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニット。
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