JP3631424B2 - 育苗用播種装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば玉葱、レタス、キャベツ、ブロッコリ、白菜などのポット苗を生産するために、内部を縦横に区画した育苗箱を利用して播種をする育苗用播種装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のポット苗のための育苗用播種装置としては、特開平9−275715号公報に開示されたものがある。これは、外箱に挿入したセルトレイに床土を供給し、この床土の表面に多数の突起を突設した単一の型付けローラを押し当てて、セルトレイの各ポット部に対応して播種孔を形成するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術では、型付けローラが単一であって1度で所要形状の種子孔を形成しようとするため、正確な形状の播種孔、深い播種孔等は形成し難くなっている。また、型付けローラの突起でセルトレイを押圧すると、セルトレイが変形したり或いは前後位置がずれたりすることがある。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決できるようにした育苗用播種装置を提供することを目的とする。
【0004】
本発明は、型付けローラに粗ローラと仕上げローラとを併用し、粗突起で粗種子孔を形成した後に、仕上げ突起で仕上げることにより、床土表面に播種孔を正確にかつ深く形成でき、育苗箱を正常な状態で搬送できるようにした育苗用播種装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明における課題解決のための第1の具体的手段は、床土を充填した育苗箱12を搬送する搬送機構3と、搬送中の育苗箱12の床土上面に多数の播種孔22を形成する型付け機構6と、前記多数の播種孔22に種子Nを落下供給する播種機構7とを有する育苗用播種装置であって、
前記型付け機構6は、床土に粗孔を形成する粗突起20Aを有する粗ロール20と、この粗ロール20で形成された粗孔を仕上げる仕上げ突起21Aを有する仕上げロール21とを回転自在に備えていることである。
【0006】
これによって、床土に最初に粗ロール20の粗突起20Aで粗孔を形成し、次にその粗孔を仕上げロール21の仕上げ突起21Aで仕上げて播種孔22に形成し、2段階で播種孔22をより正確な形状に、より深い孔に形状に形成し、しかも、育苗箱12に過度の押圧力を与えることがなく、育苗箱12を正常に搬送する。
本発明における課題解決のための第2の具体的手段は、外箱13内のセルトレイ14に床土を充填した育苗箱12を搬送する搬送機構3と、搬送中の育苗箱12の床土上面に多数の播種孔22を形成する型付け機構6と、前記多数の播種孔22に種子Nを落下供給する播種機構7とを有する育苗用播種装置であって、
前記型付け機構6は、床土に粗孔を形成する粗突起20Aを有する粗ロール20と、この粗ロール20で形成された粗孔を仕上げる仕上げ突起21Aを有する仕上げロール21とを遊転自在に備え、型付け中の育苗箱12のセルトレイ14の浮き上がりを規制する押さえ手段31を有していることである。
【0007】
これによって、床土に最初に粗ロール20の粗突起20Aで粗孔を形成し、次にその粗孔を仕上げロール21の仕上げ突起21Aで仕上げて播種孔22に形成し、播種孔22をより正確な形状に、より深い孔に形状に形成し、育苗箱12のセルトレイ14に過度の押圧力を与えることがなく、しかもセルトレイ14を押さえ手段31で浮き上がりを規制しながら正常に搬送する。
本発明における課題解決のための第3の具体的手段は、第2の具体的手段に加えて、前記押さえ手段31は、播種孔22形成中にセルトレイ14の側上面に上側から接する押さえ部材32を有することである。
【0008】
これによって、極めて簡単な構成で、セルトレイ14の浮き上がりを確実に規制する。
本発明における課題解決のための第4の具体的手段は、第2又は3の具体的手段に加えて、前記押さえ手段31は、仕上げロール21とセルトレイ14とに同時に接して回転する回転ブラシ29を有することである。
これによって、セルトレイ14の浮き上がりを規制すると同時に、仕上げロール21に付着した土を払い落とす。
【0009】
本発明における課題解決のための第5の具体的手段は、第2〜4のいずれかの具体的手段に加えて、前記押さえ手段31は、仕上げロール21の搬送方向後方側に位置し、セルトレイ14を上から押さえながらセルトレイ14の搬送速度より高周速でかつ仕上げロール21と同一方向に回転する押さえローラ33を有することである。
これによって、セルトレイ14の浮き上がりを規制すると同時に、型付け機構6内でセルトレイ14が位置ずれを生じたり、変形をしても、正常な位置・姿勢に修正する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1、2において、1は育苗用播種装置の全体を示しており、この育苗用播種装置1は、機フレーム2に搬送機構3が組み込まれ、この搬送機構3を跨るように、床土供給機構4、鎮圧機構5、型付け機構6、播種機構7、覆土供給機構8及び灌水機構9等が機フレーム2に搭載されている。
また、育苗用播種装置1には、機フレーム2の搬送機構3の搬送始端側には育苗箱供給機構10が配置され、搬送機構3の下方側に、床土供給機構4下方から鎮圧機構5及び型付け機構6の下方にかけて回収コンベヤ機構11が設けられている。
【0011】
図1〜7において、育苗箱12は外箱13にセルトレイ14を挿入して構成され、内部はセルトレイ14によって縦横に区画されて多数のポット部15が配列形成されている。育苗箱12にはポット部15の数が288個(横12x縦24)のものと、200個(横10x縦20)のものと、128個(横8x縦16)のものとがある。
機フレーム2は育苗箱12の搬送方向に3分割されており、分割機フレーム2A、2Bは脚部に出退自在な車輪70を有し、分離移動自在となっており、分割機フレーム2Cは持ち運び可能になっている。
【0012】
各分割機フレーム2A、2B、2Cには、分割搬送機構3A、3B、3Cが備えられ、チェーン伝動手段又はギヤ伝動手段を介して互いに動力伝達可能になっていて、搬送用モータ71によって駆動される。
各搬送機構3A、3B、3Cは、育苗箱12を移動可能に載置するレール72と、モータ71からの動力によって循環回動するチェーン73とを有し、このチェーン73には、一定ピッチPに押動体23が設けられていて、この押動体23が育苗箱12と当接してこれを一定速度で押動するようになっている。なお、搬送機構3は、突起(押動体)付きベルトを使用して、育苗箱12を載置しながら搬送するようにしてもよい。
【0013】
育苗箱供給機構10は、機フレーム2に育苗箱12の4角を案内するアングル材製案内材74を立設したものであり、複数段に積み重ねた育苗箱12を収納保持する。前2本の案内材74は下部が切欠かれていて、最下位の育苗箱12を搬送機構3で送り出し可能である。
前記育苗箱12はまず、育苗箱供給機構10に収納されて搬送機構3の分割搬送機構3A上に置かれ、育苗箱供給機構10から1枚づつ送り出されて床土供給機構3に供給され、この床土供給機構3内を通ることにより床土コンベヤ17から所要量の床土が供給され、その後、鎮圧機構5の鎮圧ローラ18で鎮圧される。
【0014】
前記鎮圧ローラ18は、機フレーム2に平行リンク16を介して昇降自在な支持フレーム19に回転自在に支持されており、外箱13内のセルトレイ14の上方から床土を鎮圧する。前記支持フレーム19はスプリング16Aによって下向きに弾圧されており、鎮圧ローラ18が育苗箱12に乗り上げるとき、支持フレーム19はスプリング16Aに抗して上昇する。
前記床土をセルトレイ14に充填した後、セルトレイ14の上面と摺接するスクレーパによって余剰土を排除し、続いて床土ブラシによって床土量を適性化するようにしてもよい。
【0015】
前記型付け機構6の型付けロールは2段式になっており、粗ロール20と仕上げロール21とを支持フレーム19に回転自在に支持しており、粗ロール20の外周には軸方向及び周方向に多数の粗突起20Aが配設され、仕上げロール21の外周にも軸方向及び周方向に多数の仕上げ突起21Aが配設されている。
粗ロール20と仕上げロール21とは、同一の円筒体に同一形状の突起を設けて一方を粗突起20A、他方を仕上げ突起21Aとしており、仕上げロール21は粗ロール20よりも低く配置され、床土に付ける孔の深さが深くなっており、粗ロール20が形成する孔が粗播種孔であり、仕上げロール21が形成する孔が播種孔22となる。
【0016】
前記粗ロール20と仕上げロール21とは、同一軸芯高さで同一径の円筒体に、若干形状の異なる粗突起20Aと仕上げ突起21Aとを取り付け、粗突起20Aを略円錐形状であり、仕上げ突起21Aを略円錐形部分の根元側に円形部を形成し、この円形部の高さを粗突起20Aより高くしたものでもよい。
従って、セルトレイ14内の床土に対して、粗突起20Aは浅く粗い孔を形成し、仕上げ突起21Aはその孔を仕上げて必要な形状及び深さの播種孔22を形成する。
【0017】
両粗ロール20と仕上げロール21は共に、床土を上から押さえて詰めながら播種孔22を形成することになり、ポット部15内には十分な量の床土が充填され、播種孔22の形状も鮮明になる。
前記粗ロール20と仕上げロール21とは、支持フレーム19に対して着脱が容易になっており、新旧の取り替え、ポット部が200個用と128個の取り替えを容易にしている。
粗ロール20及び仕上げロール21のそれぞれのロール軸20B、21Bの両端を支持すべく、支持フレーム19に軸受部材24が固定されており、この軸受部材24には枢支ピン25が前後移動自在に支持されると共に固定ピン26が設けられ、前記枢支ピン25にバネ板製の止め板27が枢支されている。
【0018】
前記軸受部材24はロール軸20B、21Bを上方から挿入して廻り止め状態で受持可能になっており、この軸受部材24にロール軸20B、21Bを受けた状態で、止め板27で上から押さえ付け、この止め板27を枢支ピン25と共に前方移動して固定ピン26に掛止する。
前記粗ロール20及び仕上げロール21の着脱支持構造は、前記止め板27を前後移動だけという簡単かつ容易な操作で、ロール軸20B、21Bの着脱ができるようになっている。
【0019】
前記型付け機構6の粗ロール20と仕上げロール21とは遊転自在であり、分割搬送機構3Aで搬送されてくる育苗箱12に乗り上げ、かつ粗突起20Aと仕上げ突起21Aとが、それぞれセルトレイ14のポット部15に嵌入することにより、育苗箱12の搬送速度と同期して回転する。この嵌入する粗突起20Aと仕上げ突起21Aとによって、各ポット部15の床土上面に所要深さの播種孔22が横1列づつ連続的に形成される。
前記型付け機構6には、粗ロール20及び仕上げロール21のそれぞれの近傍に外周面と摺接する回転ブラシ28、29が配置されている。回転ブラシ28、29は支持フレーム19に支持されており、モータ30によって回転駆動されている。
【0020】
前記モータ30の動力は、第1回転ブラシ28からチェーン伝動手段を介して第2回転ブラシ29に伝達され、両回転ブラシ28、29を図3反時計方向に回転し、また、第1回転ブラシ28からチェーン伝動手段及びギヤ伝動手段を介して鎮圧ローラ18を時計方向に回転させている。
前記第1回転ブラシ28は粗ロール20に摺接しており、粗ロール20に付着する床土を払い落とし可能になっている。
第2回転ブラシ29は仕上げロール21に摺接すると共に、セルトレイ14の上面とも摺接しており、仕上げロール21に付着する床土を払い落とすと同時に、セルトレイ14の上面の土も除去可能になっている。
【0021】
この第2回転ブラシ29は床土表面の整地もすることになり、セルトレイ14の上面及び床土表面の余分な土を落とすことができ、その際、土が粗ロール20が形成した孔に入っても、後続の仕上げロール21でその孔を綺麗に仕上げて播種孔22を形成する。
前記回転ブラシ29は、セルトレイ14の上面にも摺接するので、型付け中のセルトレイ14の浮き上がりを規制する押さえ手段31の一つを構成している。
型付け機構6には押さえ手段31として他に、回転ブラシ28、29の近傍(育苗箱搬送方向手前側)の押さえ部材32と、仕上げロール21の育苗箱搬送方向前方側の押さえローラ33とを有している。
【0022】
押さえ部材32は第1回転ブラシ28の側方に位置する第1押さえ部材32Aと、第2回転ブラシ29の側方に位置する第2押さえ部材32とを有し、それぞれ棒材で側面視コ字状に形成され、前後両端部が支持フレーム19に取り付けられており、外箱13内のセルトレイ14の左右側部上面に当接して、その浮き上がりを防止する。
押さえローラ33は、セルトレイ14の上面に押さえ付けながら接する状態で、支持フレーム19に回転自在に支持されており、第2回転ブラシ29からチェーン伝動手段及びギヤ伝動手段を介して動力が伝達され、仕上げロール21の周速より高周速、例えば、1.1〜2.0倍の周速(好ましくは1,5倍前後)で駆動されている。
【0023】
外箱13内のセルトレイ14は、粗ロール20及び仕上げロール21がポット部15に係合することにより駆動されるものであるが故に、粗ロール20及び仕上げロール21から搬送の抵抗力を受け、後方側にずれたり(搬送が減速したり)、撓んだりすることがあり、セルトレイ14が型付け機構6から抜け出るときに、押さえローラ33で前方向の力を与えて、前記ずれや撓みを解消するようになっている。このようなずれや撓みを解消することにより、仕上げロール21による播種孔22の仕上げ作業が正確にでき、また、播種機構7における播種作業も正常にできるようになる。
【0024】
前記回転ブラシ28、29及び押さえローラ33は、上下位置調整自在であり、摩減した時の調整、押さえ力の調整が可能になっている。また、押さえ部材32及び押さえローラ33は、鎮圧ローラ18と同様に、育苗箱12の上面を摺接又は転動するので、支持フレーム19を持ち上げた状態に維持し、粗ロール20、仕上げロール21及び第2回転ブラシ29と育苗箱12の上面との位置関係を一定に保持することができる。
前記型付け機構6における型付け作業は、育苗箱12を分割搬送機構3Aで搬入することにより、外箱13内のセルトレイ14を鎮圧ローラ18及び第1押さえ部材32Aで浮き上がらないように押さえながら、床土表面に粗ロール20を当接して粗孔を形成し、また、第1、第2押さえ部材32A、32Bで押さえながら両ロール20、21で粗孔及び播種孔22を形成し、第2押さえ部材32B、第2回転ブラシ29及び押さえローラ33で押さえながら、仕上げロール21で粗孔を播種孔22に形成していき、押さえローラ33でセルトレイ14の位置ずれ、変形等を修正しながら搬出していく。
【0025】
なお、育苗箱12はセルトレイを使用する代わりに、箱内を格子状仕切り板で縦横に区画したものでもよく、その場合も、押さえ手段31はセルトレイの場合と同様に有効に作用する。
図1、2、8〜14において、播種孔22が形成された後の育苗箱12は播種機構7に送られ、播種機構7の育苗箱搬送機構3の分割搬送機構3Bによって連続送りされながら、育苗箱搬送方向と直交する方向の1列のポット部15の各播種孔22に、コーティング種子(コート種子)又は裸種が1粒又は複数粒同時に播種される。
【0026】
播種機構7において、機構フレーム36の左右側壁が機フレーム2に固定されており、この機構フレーム36に操作ボックス37、播種ロール38、回転ブラシ40及びホッパ39等が固定され、また、回収箱41が出し入れ自在に設けられている。
播種ロール38は、分割搬送機構3Bからチェーン伝動手段42Aを介して動力が伝達され、播種ロール38からギヤ伝達手段42B、チェーン伝動手段42C及びギヤ伝達手段42Dを介して回転ブラシ40に伝達され、回転ブラシ40を播種ロール38と同方向に回転して摺接させている。
【0027】
43は摺接体で、播種ロール38の種子繰り出し側に面接して、種子Nを播種ロール38の上部から下部まで案内する。
播種ロール38は、外周面に縦横に配列して多数の種子収納凹部44が形成されている。この多数の種子収納凹部44はセルトレイ14のポット部15に対応しており、従って、床土に形成された播種孔22に対応している。
また、前記播種ロール38の外周面は、ホッパ39及び回転ブラシ40と協働して種子繰り出し部(種子溜め部)52に種子Nを溜めていて、回転することにより前記種子収納凹部44に種子Nを供給して繰り出し、下方を通過する育苗箱12の床土上面の播種孔22に落下供給する。
【0028】
前記播種ロール38は、ポット部15の数の異なる育苗箱12を使用する場合、そのポット部数に対応する数の種子収納凹部44を形成したものと取り替えられる。また、播種ロール38には種子収納凹部44を周方向に通る周溝が形成されていて、スクレーパ79によって掃除可能になっている。
前記ホッパ39は、播種ロール38の外周面に近接して播種ロール38の外周面と協働して種子Nを溜める受け板48と、この受け板48より上側で受け板48と共にホッパ39の大方の種子Nを溜めておく上受け板53と、これら受け板48及び上受け板53と一体になっている周壁54と、ホッパ39の上部で周壁54に枢支された透明板製の開閉蓋57とを有する。
【0029】
前記上受け板53の下面側には供給量調整部材55が設けられており、この供給量調整部材55は調節ネジ56によって上受け板53に沿って位置調整され、受け板48との間の隙間を調整可能になっており、これによって前記種子繰り出し部52に溜められる種子量が調節される。
49は機構フレーム36の上部にホッパ39を揺動可能に装着している枢支手段であり、周壁54は前後一側が機構フレーム36に支軸60を介して支持され、前後他側には上下方向に長い長孔61が形成されている。
【0030】
機構フレーム36には止めネジ62が螺合されており、この止めネジ62は長孔61に挿通されてナット63を介してホッパ39を締結し、ホッパ39を機構フレーム36に対して着脱可能にしている。
前記止めネジ61を弛めて機構フレーム36に対するホッパ39の締結を弛めると、長孔61の範囲内で支軸60廻りにホッパ39を揺動させて前後他側を上昇させることができる。
ホッパ39を揺動させると、受け板48は播種ロール38の外周面から離れる方向に移動し、播種ロール38の外周面と協働して種子Nを溜める状態が解消され、溜めていた種子N及びそれより上側のホッパ39内の種子Nを落下させることができる。
【0031】
前記回収箱41は側縁が播種ロール38の外周面に近接しており、上縁が播種ロール38の軸芯と略同高さに位置し、種子繰り出し部52から播種ロール38の外周面に沿って滑落してくる種子Nを全量収納する。播種ロール38の外周面は円弧面であるので、直下に落ちる場合よりも種子落下速度は遅く、かつ垂直落下するときの落下距離も短くなるので、種子Nの傷みは極めて少なくなる。
前述のように、ホッパ39を揺動して回収箱41に種子Nを全量収納できることにより、従来のようにホッパ39を機構フレーム36から取り外して逆さに向けなくとも種子回収ができ、1度の簡単な操作で素早く回収でき、種子Nが零れたり、土又は他の作物の種子が混入したり、種子割れを生じたりする恐れが無く、種子交換作業を迅速かつ容易に行ない得る。
【0032】
播種ロール38の外周面と協働して種子Nを溜めているホッパ39の前記協働作用を解除する手段としては、播種ロール38の外周面と近接して種子Nを溜める受け板48を、ホッパ39の周壁54に対して直線移動自在又は揺動自在に設け、この受け板48を直線移動又は揺動して播種ロール38の外周面から離隔する方向に移動するように構成してもよい。
前記機構フレーム36の上部正面及び背面には、覗き窓50が形成されている。この覗き窓50は、機構フレーム36に開口を形成し、その開口を透明板で閉鎖したものであり、種子繰り出し部52内の種子Nの溜め状態、繰り出し状態等を目視することができる。
【0033】
前記播種機構7には、チェーン伝動手段42Aのスプロケット65から播種ロール38のロール軸38Aへ伝達される動力を断接するべくクラッチ手段45が設けられ、また、播種ロール38近傍への育苗箱12の搬入を検出するべく、リミットスイッチ等で形成されたセンサ46が分割機フレーム2Bに設けられている。
前記スプロケット65は側面に円形体を有してロール軸38Aに相対回転自在に遊嵌されていて、側面に1つの係合爪65Aを軸方向に突設している。
【0034】
ロール軸38Aに摺動自在にキー止めされたクラッチ体66も係合爪66Aを有し、軸方向摺動によって、スプロケット65の係合爪65Aと係脱自在であり、これらが係合することにより、スプロケット65から播種ロール38へ動力が伝達される。前記クラッチ体66はスプリング74によってスプロケット65側に付勢されている。
図9、11〜図14に示すように、前記クラッチ体66の外周面には、カム面66Bを有する円弧状突条部66Cが形成されており、このカム面66Bと係合可能な解除体(作動部材)47が、クラッチ体66の径外側に配置されている。
【0035】
この解除体47は、正面視略L字形状に形成した板材47Aにカム解除板47Bを固着(これらは一体成形してもよい)したものであり、カム解除板47Bはスプロケット65の側面と当接しており、板材47Aの屈曲部近傍は機構フレーム36に支軸68を介して枢支され、その上端はソレノイド69の鉄心に連結されている。
ソレノイド69はセンサ46からの育苗箱検知信号によって作動するもので、ソレノイド69がオフ動作状態になると、板材47Aはスプリング75によって回動して、カム解除板47Bをクラッチ体66の外周面に弾圧する。
【0036】
前記カム解除板47Bは、突条部66Cの無い部分でクラッチ体66の外周面に当接し、突条部66Cが回動してきて、そのカム面66Bがカム解除板47Bに当接することにより、両者のカム作用によってクラッチ体66をスプロケット65から引き離すことができる。クラッチ体66がスプロケット65から離れる位置は常に一定であるので、播種ロール38の停止位置も常に一定になる。
逆に、ソレノイド69がオン動作状態になると、板材47Aをスプリング75に抗して回動して、カム解除板47Bをクラッチ体66の外周面から引き離し、カム解除板47Bがカム面66Bに係合するのを解除する。
【0037】
この係合解除によって、クラッチ体66はスプロケット65へ近づき、スプロケット65の係合爪65Aが廻ってきてクラッチ体66の係合爪66Aと係合することにより、クラッチ体66、ロール軸38A、播種ロール38が一体となって回転駆動される。
前記スプロケット65の係合爪65Aがどの位置にあるときでも、係合爪65Aと係合爪66Aとは1つずつしかないので、スプロケット65は常に一定の位置でクラッチ体66への動力伝達を開始することになる。
【0038】
前記スプロケット65、クラッチ体66、解除体47及びソレノイド69等によってクラッチ手段45が構成され、センサ46が育苗箱12を検出したときにクラッチ入り状態に作動し、検出しなくなったときにクラッチ切り状態に作動して播種ロール38を常に一定位置で停止させる。
播種機構7の播種ロール38は、ロール周長Lが搬送機構3の押動体23の1ピッチPと等しい長さに設定されており、押動体23の1ピッチPは当然に育苗箱12の搬送方向長さより長くなっている。
【0039】
播種ロール38の種子収納凹部44は、播種ロール38の全周には形成されていなく、播種ロール38には種子収納凹部44の無い空白域80が存在し、播種ロール38が停止するときは、この空白域80が下側にくる。
前記播種ロール38の種子収納凹部44は、押動体23に係合した育苗箱12の床土最後部位置の播種孔22に対応する外周面の位置から、床土最前部位置の播種孔22に対応する外周面の位置まで順次播種孔22に対応して形成しており、従って、空白域80の回転方向後側の種子収納凹部44は、育苗箱12の床土最前部位置の播種孔22に対応する。
【0040】
播種ロール38が回転しかつ育苗箱12が移動することにより、摺動体43から外れた略真下位置にきたとき種子収納凹部44は播種孔22に順次対面し、全種子収納凹部44は全播種孔22に対面する。
押動体23毎に育苗箱12が連続搬送されてくると、センサ46によりソレノイド69はオン・オフを繰り返すが、解除体47はクラッチ体66に当接するだけでカム面66Bとは係合する暇がなく、クラッチ手段45は接状態が維持される。
【0041】
搬送される育苗箱12が無くなると、センサ46によりソレノイド69がオフ状態になって、解除体47はカム面66Bと係合してクラッチ体66を切り移動させ、播種ロール38の回転を停止する。
次に、育苗箱12が搬送されてきてセンサ46によりソレノイド69をオンにすると、係合爪66Aは係合爪65Aと係合可能な位置に近づくが、スプロケット65の係合爪65Aが回動してきて初めて係合し、播種ロール38への動力伝達が開始される。
【0042】
スプロケット65の係合爪65Aの回転と押動体23の移動とは同期していて、常に一定位置関係にあるので、育苗箱12と播種ロール38の相対関係も常に一定位置関係にあり、播種ロール38が停止時に慣性力等で停止位置がずれても、そのずれが前記空白域80の範囲内であれば、スプロケット65の係合爪65Aが係合爪66Aと係合する時期がずれるだけで、搬送されてくる育苗箱12に対して適正なタイミングで播種ロール38を駆動開始する。
なお、前記播種ロール38のロール周長Lは、搬送機構3の押動体23の1ピッチPと等しい長さでなくともよく、全種子収納凹部44が全播種孔22に対面すればよい。
【0043】
即ち、前記播種機構7の播種ロール38の1回転時間を、搬送機構3の押動体23の1ピッチPの移動時間と等しくして、種子収納凹部44が育苗箱12の床土最後部位置の播種孔22に対応する外周面の位置から床土最前部位置の播種孔22に対応する外周面の位置まで、播種孔22に順次適切に対応するように形成されていればよい。
図1において、覆土供給機構8は床土供給機構4と同様に、ホッパ内の土を覆土コンベヤ85で繰り出して、分割搬送機構3Bで搬送される播種後の育苗箱12の上に所要量供給する。
【0044】
潅水機構9は、水道水のみ又は適宜薬剤を混入して、散水管86から分割搬送機構3Cで搬送される覆土後の育苗箱12に所要量散水する。
分割機フレーム2Cには、折畳み自在な延長フレーム87が連結されている。この延長フレーム87の代わりに、分割機フレーム2Cを長く形成して、育苗箱12の積み上げ装置を装着することもある。
回収コンベヤ機構11は、床土供給機構4、鎮圧機構5及び型付け機構6の下方に位置し、それらから落下してくる床土をベルトコンベヤで1箇所に集めて、回収できるようにしている。
【0045】
前記播種機構7の下方には種子受け部材89が、覆土供給機構8の下方には土受け部材90が、潅水機構9の下方には水受け部材91がそれぞれ設けられている。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、種々変形することができる。例えば、播種機構7は播種孔を有する播種板を前後直線往復移動する従来技術を採用してもよい。ホッパ39は播種ロール38に対して協働解除すべく引き離す方向に直線移動可能に機構フレーム36に設けてもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、床土表面に最初に粗ロール20の粗突起20Aで粗孔を形成し、次にその粗孔を仕上げロール21の仕上げ突起21Aで仕上げて播種孔22を形成することができ、播種孔22を2段階で形成するので、より正確な形状にかつより深い孔に形状でき、しかも、育苗箱12に過度の押圧力を与えることがないので育苗箱12を正常に搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を概略的に示す全体正面図である。
【図2】全体的な播種作業を示す概略説明図である。
【図3】鎮圧機構及び型付け機構の正面図である。
【図4】同断面平面図である。
【図5】機フレーム及び搬送機構を示す断面側面図である。
【図6】型付け機構のローラ軸支持構造を示す正面図である。
【図7】同断面平面図である。
【図8】播種機構の正面図である。
【図9】同背面図である。
【図10】同断面側面図である。
【図11】図10のX−X線断面図である。
【図12】図10のY−Y線断面図である。
【図13】クラッチ体の平面図である。
【図14】図13のZ矢視図である。
【符号の説明】
1 育苗用播種装置
2 機フレーム
3 搬送機構
4 床土供給機構
5 鎮圧機構
6 型付け機構
7 播種機構
8 覆土供給機構
9 潅水機構
11 育苗箱供給機構
12 育苗箱
13 外箱
14 セルトレイ
15 ポット部
20 粗ロール
21 仕上げロール
22 播種孔
23 押動体
31 押さえ手段
32 押さえ部材
33 押さえローラ
36 機構フレーム
38 播種ロール
39 ホッパ
41 回収箱
44 種子収納凹部
45 クラッチ手段
46 センサ
N 種子
P ピッチ
Claims (3)
- 外箱内のセルトレイに床土を充填した育苗箱を搬送する搬送機構と、搬送中の育苗箱の床土上面に多数の播種孔を形成する型付け機構と、前記多数の播種孔に種子を落下供給する播種機構とを有する育苗用播種装置であって、
前記型付け機構は、床土に粗孔を形成する粗突起を有する粗ロールと、この粗ロールで形成された粗孔を仕上げる仕上げ突起を有する仕上げロールとを遊転自在に備え、型付け中の育苗箱のセルトレイの浮き上がりを規制する押さえ手段を有しており、この押さえ手段は、仕上げロールとセルトレイとに同時に接して回転する回転ブラシを有することを特徴とする育苗用播種装置。 - 外箱内のセルトレイに床土を充填した育苗箱を搬送する搬送機構と、搬送中の育苗箱の床土上面に多数の播種孔を形成する型付け機構と、前記多数の播種孔に種子を落下供給する播種機構とを有する育苗用播種装置であって、
前記型付け機構は、床土に粗孔を形成する粗突起を有する粗ロールと、この粗ロールで形成された粗孔を仕上げる仕上げ突起を有する仕上げロールとを遊転自在に備え、型付け中の育苗箱のセルトレイの浮き上がりを規制する押さえ手段を有しており、この押さえ手段は、仕上げロールの搬送方向後方側に位置し、セルトレイを上から押さえながらセルトレイの搬送速度より高周速でかつ仕上げロールと同一方向に回転する押さえローラを有することを特徴とする育苗用播種装置。 - 前記押さえ手段は、播種孔形成中にセルトレイの側上面に上側から接する押さえ部材を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の育苗用播種装置。
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