JP3634100B2 - 印刷用ブランケット - Google Patents

印刷用ブランケット Download PDF

Info

Publication number
JP3634100B2
JP3634100B2 JP03306097A JP3306097A JP3634100B2 JP 3634100 B2 JP3634100 B2 JP 3634100B2 JP 03306097 A JP03306097 A JP 03306097A JP 3306097 A JP3306097 A JP 3306097A JP 3634100 B2 JP3634100 B2 JP 3634100B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
reinforcing
modulus
kgf
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03306097A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10217630A (ja
Inventor
樹一郎 久枝
亘 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Composites Inc
Original Assignee
Fujikura Rubber Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Rubber Ltd filed Critical Fujikura Rubber Ltd
Priority to JP03306097A priority Critical patent/JP3634100B2/ja
Publication of JPH10217630A publication Critical patent/JPH10217630A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3634100B2 publication Critical patent/JP3634100B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は印刷用ブランケット、さらに詳細には印刷時において紙送りが小さく(紙送り性が良好)で、かつ風合いが良く、胴への装着性が良好な印刷用ブランケットに関する。
【0002】
【従来技術及び問題点】
高速オフセット印刷機に使用される印刷用ブランケットには圧縮層を設けた印刷用ブランケットがある。圧縮層はオフセット印刷機の運転中の圧力下でもバルジ現象によりブランケットの周長が変化しないようにし、これによって印刷像のずれをなくすために設けられる。上述のような効果を得るための圧縮層は、従来圧縮性が大きいこと、すなわち軽い押圧力で容易に変形するのがよいとされている。したがって前記圧縮層の圧縮性を良好に伝達させるために、インキの受理転移を行う表面層と圧縮層の間の距離は小さいほうがよいと考えられており、前記表面層と圧縮層との間には、ブランケットの補強を行う補強布は単一とするのが一般的であった。
【0003】
しかしながら、一方において、ブランケットの圧縮性が大きいと、印刷時の圧力が不足して十分な印圧が得られず、インキつぶれが悪くなって印刷性を損なうという欠点があった。
【0004】
十分な印圧を得るために、表面層と圧縮層との間に二以上の補強布を挿入することも考えられる(実開昭63−30165号)。この発明によれば、表面層と圧縮層間に二枚以上の補強布を介装することにより、圧縮性を損なうことなく、見掛け上の圧縮モジュラスを向上させることによって、高い印圧のブランケットを得るようにしている。
【0005】
しかし、この場合には二枚以上の補強布を介装するため、周方向の伸びが制限される結果となり、紙送り性は良好になるものの、柔軟性を損なうことになり、胴への装着性および風合いを損なう結果となるという欠点を生じていた。
【0006】
本発明は上述の問題点に鑑みなされたものであり、表面層と圧縮層間に複数の補強布を設けた印刷用ブランケットにおいて、前記補強布の柔軟性を変化させることによって、紙送り性が良好で、かつ風合いが良く、また柔軟で装着性も良好な印刷用ブランケットを提供することを目的とする。
【0007】
【問題点を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、本発明による印刷用ブランケットは、インキの受理転移を行う表面層と、前記表面層下部に設けられた圧縮層と、前記表面層と圧縮層間に設けられた二層以上の補強布を有する複合補強層を設けた印刷用ブランケットにおいて、前記複合補強布層中の補強布の最上部のモジュラスを下部の補強布より小さくすることにより機能性複合層とすることを特徴としている。
【0008】
本発明によれば、最上部にモジュラスの小さな補強布を設けたため、柔軟で、風合いが良く、しかも紙送り性が良好な印刷用ブランケットとすることができる。
【0009】
図1は本発明による印刷用ブランケットの具体的構成例の断面図を示すものであるが、この図より明らかなように、この具体例の印刷用ブランケットは、二枚の基布層11を土台層1として、その上部に圧縮層2を設けると共に、二枚の補強布31、32を積層した複合補強層3を有しており、さらに、その上部に表面層4を設けた構成になっている。
【0010】
前述のような基布層11および補強布3を構成する布としては、従来この種の印刷用ブランケットに使用されているものを有効に使用することができる。例えば綿布、レーヨン布、ポリエステル布などを使用することができ、不織布であっても織布であってもよい。
【0011】
上述のような表面層4と圧縮層2との間に設けられる複数の補強布3は、その最上部補強布31のモジュラスは、この最上部補強布31の下部にある下部補強布32よりも小さくなっており、柔軟性を保持可能なようになっている。すなわち、この補強布31の2%モジュラスは、好ましくは50〜1000kgf/mであるのがよい。50kgf/m未満であると、伸びが大きすぎて紙送り性が悪化する恐れがあり、一方1000kgf/mを越えると、柔軟性が損なわれ、風合い、胴への装着性が損なわれる恐れがある。
【0012】
一方、この最上部の補強布31の下部に設けられる下部補強布32の2%モジュラスは、好ましくは500〜3000kgf/mであるのがよい。500kgf/m未満であると同様に紙送り性を損なう恐れがあり、一方3000kgf/mを越えると柔軟性および風合いが損なわれる恐れがある。
【0013】
上述の具体例においては、補強層3の補強布の枚数を二枚としたが、これに限定されるものではなく、二枚以上であってもよい。
【0014】
上述のような印刷用ブランケットの土台層1に使用される基布としては、上述のような下部に設けられる補強布32と同等なモジュラスの基布を使用する。すなわちモジュラスが500〜3000kgf/mのものを使用するのがよい。このような基布を使用することによって、印刷用ブランケット全体として2%モジュラスで、3000〜9000kgf/mとするのがよい。3000kgf/m未満であると、高速運転時の安定性を欠く。また、9000kgf/mを越えると、柔軟性を欠き、装着性の悪いものとなる。
【0015】
【実施例】
二枚の一般的に使用されている2%モジュラスが2000kgf/mのブランケット用基布を用意し、NBRによって一体化し土台層を形成すると共に、厚さ0.4mmのNBR発泡層からなる圧縮層を設けた。さらに、補強布31および32をNBRにより一体化積層した後NBR表面層を形成し、印刷用ブランケットとした。補強布31の2%モジュラスは100kgf/m、補強布32の2%モジュラスを2000kgf/mとして、全体として2%モジュラスが6000kgf/mであるような印刷用ブランケットを製造した(実施例1)。
【0016】
一枚の一般的に使用されている2%モジュラスが2000kgf/mのブランケット用基布を用意し、厚さ0.4mmのNBR発泡層からなる圧縮層を設けた。さらに、補強布31,31’および32をNBRにより一体化積層した後NBR表面層を形成し、印刷用ブランケットとした。補強布31の2%モジュラスは100kgf/m、補強布31’の2%モジュラスは1000kgf/m、補強布32の2%モジュラスを2000kgf/mとして、全体として2%モジュラスが5000kgf/mであるような印刷用ブランケットを製造した(実施例2)。
【0017】
比較として、実施例1と同様の構成の土台層に同様の圧縮層を設けたものに、補強布31の2%モジュラス2000kgf/m、32の2%モジュラス100kgf/mをNBRにより一体化積層し、全体の2%モジュラス6000kgf/mの印刷用ブランケットを製造した(比較例1)。
【0018】
また、市販品として多くある一般的なタイプとして、三枚の一般的に使用されている2%モジュラスが2000kgf/mのブランケット用基布を用意し、NBRによって一体化し土台層を形成するとともに厚さ0.4mmのNBR発泡層からなる圧縮層を設けた。さらに、補強布31をNBRにより一体化積層した後NBR表面層を形成し、印刷用ブランケットとした。補強布31の2%モジュラスは100kgf/mとした(比較例2)。
【0019】
上記構成を取りまとめて、下記の表に示す。
【0020】
Figure 0003634100
【0021】
結果を表2に示す。
【0022】
表2中、2%モジュラスの測定はブランケットとして一体化されたものを各層に分離(剥離)しておこなった。したがって、一体化のためのNBRゴム層を含めた布層を測定していることになる。ゴム層のモジュラスは布層のそれに比べ十分に低いが、布層にゴムがしみこんだ状態で測定するため、若干布層単体よりも高くなる傾向がある。よって、機能的に実質に近い状態のサンプルで測定していることになる。
【0023】
また、風合いは、3×15cmのテストピースを用意し、一端を固定すると共に、他端に20gの錘を付け、曲がりの角度を測定することによって行った。即ち、水平を0度として、他端と一端を結ぶ線の角度を測定した。
【0024】
Figure 0003634100
【0025】
上記のように本発明による印刷用ブランケットによれば、紙送り性を損なうことなく、風合いを改良することができ、極めて実用的である。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による印刷用ブランケットによれば、表面層と圧縮層間に複数の補強布を設けた印刷用ブランケットにおいて、前記補強布のモジュラスに変化を与えることにより、紙送り性が良好で、かつ風合いがよく、柔軟で装着性が良好な印刷用ブランケットを提供できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印刷用ブランケットの具体的構成例の断面図。
【符号の説明】
1 土台層
11 基布
2 圧縮層
3 補強層
31 最上部補強布
32 下部補強布
4 表面層

Claims (4)

  1. インキの受理転移を行う表面層と、前記表面層下部に設けられた圧縮層と、前記表面層と圧縮層間に設けられた二層以上の補強布を有する複合補強層を設けた印刷用ブランケットにおいて、前記複合補強層中の補強布の最上部のモジュラスを下部の補強布より小さくすることにより機能性複合層とすることを特徴とする印刷用ブランケット。
  2. 前記最上部の補強布の2%モジュラスは、50〜1000kgf/mであり、下部の補強布の2%モジュラスは、500〜3000kgf/mであることを特徴とする請求項1記載の印刷用ブランケット。
  3. 全体の2%モジュラスは、3000〜9000kgf/mであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の印刷用ブランケット。
  4. 前記記載の二層以上の補強布を有する複合補強層の厚さが、0.3〜0.8mmであることを特徴とする請求項1,2または請求項3記載の印刷用ブランケット。
JP03306097A 1997-01-31 1997-01-31 印刷用ブランケット Expired - Fee Related JP3634100B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03306097A JP3634100B2 (ja) 1997-01-31 1997-01-31 印刷用ブランケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03306097A JP3634100B2 (ja) 1997-01-31 1997-01-31 印刷用ブランケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10217630A JPH10217630A (ja) 1998-08-18
JP3634100B2 true JP3634100B2 (ja) 2005-03-30

Family

ID=12376209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03306097A Expired - Fee Related JP3634100B2 (ja) 1997-01-31 1997-01-31 印刷用ブランケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3634100B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10217630A (ja) 1998-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0685582B1 (en) Cushioning structure
TW542865B (en) Through-air-dried post bonded creped fibrous web
JP2514509Y2 (ja) 製紙用ニードルフエルト
KR20150133832A (ko) 낮은 습윤 마모성 및 양호한 내구성을 갖는 부드러운 화장실 티슈
JPH10217630A (ja) 印刷用ブランケット
EP0459609A1 (en) Printer's blanket
JP2857017B2 (ja) 印刷用ゴムブランケット
SE456825B (sv) Bas foer kardbeslag
JP3266378B2 (ja) 製紙用ニードルフエルト
JP2005505449A (ja) 発泡体で裏打ちされた複合布
JP5250184B2 (ja) 印刷用ゴムブランケット
EP1195263A1 (en) Blanket for printing
JP4172017B2 (ja) 印刷用ブランケット
JP2000343853A (ja) 印刷用ブランケット
JPH0541028Y2 (ja)
JPH11188975A (ja) 印刷用ブランケット
CN218551427U (zh) 一种抗撕拉力腰带
JP2004118893A (ja) カード機器のクリーニングカード
JP3451203B2 (ja) 印刷用ブランケット
CN218869932U (zh) 一种透气杀菌型床单
JPH06219078A (ja) 印刷用ブランケット
JP3982619B2 (ja) パーフォレーター用シート
JP2542407Y2 (ja) 針布用基布
JP2001310570A (ja) 印刷用ブランケット
JP4264936B2 (ja) 印刷用ブランケット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080107

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120107

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130107

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130107

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130107

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees