JP3642959B2 - ドアロックユニットのセンサスイッチ取付構造 - Google Patents
ドアロックユニットのセンサスイッチ取付構造 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ドアロックユニットのセンサスイッチ取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の側部のスライドドアや、後部のバックドアには、ドアロックユニットが設けられており、車体側に設けられたストライカと係合して、ドアの閉状態を維持するようになっている(類似技術として実開平5ー78855号公報参照)。この種のドアロックユニットの開発において、ドアロックユニット自体の既存構造を維持しつつ、その外表面に、新たな部品を追加して取付けたい要請がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ドアロックユニットには、数多くの部品が組み付けられるため、その外表面に更に新たな別部品を追加しようとしても、取付ける領域が少なく困難である。特に、ドアを途中まで閉めた後に、モータの駆動力により自動的に完全な閉状態にするドアクロージャ装置に用いられるドアロックユニットの場合は、特に部品点数が多く、その外表面に新たな部品を追加することは極めて困難である。しかも、追加しようとする部品が厳密な位置精度が要求されるセンサスイッチの場合は、更に困難である。
【0004】
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、ドアロックユニットの外表面にセンサスイッチを確実に追加することができる取付構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、各種の部品が組み付けられるドアロックユニットの外表面にブラケットを取付け、該ブラケットの上面にセンサスイッチを取付けるドアロックユニットのセンサスイッチ取付構造であって、ドアロックユニットの外表面に、ロケートピンを突設すると共に、該ロケートピンをはさんだ両側位置に、ロケートピン側へ向けて開口した2つの平行な筒部と、1つの取付孔とを形成し、ブラケットに、前記ロケートピンが挿入されるロケート孔を形成すると共に、両端に前記筒部内に差し込まれる2本の差込脚部と、取付孔に対して締結部品により締結される1本の締結脚部を形成し、2つの差込脚部のうち、少なくとも一方の差込脚部の両側端が、対応する筒部の両側の内壁に対して接触した状態になる。
【0006】
請求項1記載の発明によれば、ブラケットの取付点が3点のため、取付領域が少ないドアロックユニットの外表面でも取付点を確保することができる。また、3つの取付点うち、2点が差し込みで、1点のみが締結のため、取付作業が容易である。また、ブラケットのロケート孔にロケートピンが挿入され、且つ、少なくとも一方の差込脚部の両側端が対応する筒部の両側の内壁に対して接触した状態になるため、取付けた状態で、ブラケットの長手方向及び回転方向での位置決めがなされる。
【0007】
請求項2記載の発明は、センサスイッチのハーネスがブラケットの上面に配策されてブラケット外まで導かれている。
【0008】
請求項2記載の発明によれば、センサスイッチのハーネスがブラケットの上面に配策されてブラケット外まで導かれているため、ドアロックユニットの作動中に外表面から部品の一部が突出しても、ハーネスを保護することができる。
【0009】
請求項3記載の発明は、締結部品にハーネスの保持具が共締めされている。
【0010】
請求項3記載の発明によれば、締結部品にハーネスの保持具が共締めされているため、ブラケット外へ導かれるハーネスの経路を規制することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な一実施形態を図面に基づいて説明する。この実施形態は、ワゴン車におけるスライドドアに内蔵されたドアクロージャ装置に用いられるドアロックユニットに関するものである。
【0012】
図1に、スライドドア1の外観図を示す。このスライドドア1は、前後方向に沿って開閉すると共に、閉まる直前で車内側へ向けて移動し、車体に設けられたストライカ2と係合するようになっている。
【0013】
スライドドア1の内部には、図2に示すように、駆動ユニット3とドアロックユニット4とをワイヤ5で連結した構造のドアクロージャ装置6が設置されている。駆動ユニット3は、モータ7にて回転するピニオンギア8を、ラックギア9に係合させて、該ラックギア9を減速させた状態で回転させている。このラックギア9には、所定間隔で離間したブラケット10が固定されており、該ブラケット10とラックギア9のそれぞれ対応する位置に形成した切欠部11内に、ワイヤ5のT形ヘッドピン12が係合されている。駆動ユニット3からドアロックユニット4に至るワイヤ5は、一端が駆動ユニット3のベース3aに固定されたアウタチューブ17にて被覆されている。
【0014】
次に、ドアロックユニット4の基本構造を説明する。ドアロックユニット4には、ストライカ2と係合するラッチプレート13(図4参照)が回動自在に設けられており、該ラッチプレート13の隣接位置にクローズレバー14が上下動自在に設けられている。クローズレバー14の下端には、断面U形をしたクレビス15が取付けられ、該クレビス15に対して下向き状態で導かれたワイヤ5の他端に設けたボール16が係合されている。
【0015】
従って、スライドドア1を閉めると、ストライカ2がラッチプレート13の係合溝18内に入って、ラッチプレート13を若干回転させたハーフラッチ位置にする。ラッチプレート13がハーフラッチ位置になると、その状態をセンサスイッチ19が検出して、駆動ユニット3のモータ7を回転させてワイヤ5を引っ張る。ワイヤ5が引っ張られると、クレビス15を介して結合されているクローズレバー14が上昇し、該クローズレバー14の上端14aがハーフラッチ位置まで回転したことにより対応位置にきているラッチプレート13の係合部20(図4参照)と係合し、ラッチプレート13を更に回動させたフルラッチ位置にする。
【0016】
次に、ラッチプレート13のハーフラッチ位置を検出するセンサスイッチ19の取付構造を説明する。センサスイッチ19はブラケット21を介して、ベース22とボデー23とで形成された外表面に取付けられる。ドアロックユニット4の外表面には、ロケートピン24(図7参照)が突設されている。そして、このロケートピン24をはさんだ両側位置に、ロケートピン24側へ向けて開口した2つの平行な筒部25と、1つの取付孔26とが形成されている。
【0017】
一方、ブラケット21には、前記ロケートピン24が挿入されるロケート孔27が形成され、両端には、前記筒部25内に差し込まれる2本の差込脚部28と、取付孔26に対して「締結部品」としてのネジ(クリップでも可)29により締結される1本の締結脚部30が形成されている。差込脚部28の幅と筒部25の内幅とは略合致している。
【0018】
このブラケット21の上面には予めセンサスイッチ19を取付けておく、そしてセンサスイッチ19を取付けたブラケット21の2本の差込脚部28を、まず対応する筒部25内に挿入する。差込脚部28は筒部25内において、差し込み方向には移動可能だが、差込脚部28の側端が筒部25の両側の内壁に接触した状態となるため、その直交方向にはずれることはできない。
【0019】
そして、差込脚部28を筒部25内に挿入した後、ロケートピン24をロケート孔27内に挿入する。最後に、ハーネス31を通したリング状の保持具32を共締めした状態で、ブラケット21の締結脚部30を、ネジ29により取付孔26に締結する。保持具32を通ることにより、ハーネス31は、ブラケット21の上面に配策された状態となる。従って、ドアロックユニット4の作動中に外表面から他の部品の一部が突出しても、ハーネス31を保護することができる。
【0020】
この実施形態によれば、ブラケット21の取付点が2つの差込脚部28と1つの締結脚部30の3点のため、取付領域が狭いドアロックユニット4の外表面にも取付点を確保することができる。また、3つの取付点うち、2点は差し込むだけで、ネジ29で締結するのは1点のみなので、取付作業が容易である。また、ブラケット21のロケート孔27にロケートピン24が挿入され、且つ、差込脚部28の両側端が対応する筒部25の両側の内壁に対して接触した状態になるため、取付けた状態で、ブラケット21の長手方向及び回転方向での位置決めがなされる。従って、正確な位置精度が要求されるセンサスイッチ19の取付けにも適用可能である。
【0021】
尚、以上の説明では、ドアクロージャ装置を搭載するドアとして、スライドドア1を例にしたが、これに限定されず、自動車の後部に設けられた上開き方式のバックドア等に搭載することもできる。
【0022】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ブラケットの取付点が3点のため、取付領域が少ないドアロックユニットの外表面でも取付点を確保することができる。また、3つの取付点うち、2点が差し込みで、1点のみが締結のため、取付作業が容易である。また、ブラケットのロケート孔にロケートピンが挿入され、且つ、少なくとも一方の差込脚部の両側端が対応する筒部の両側の内壁に対して接触した状態になるため、取付けた状態で、ブラケットの長手方向及び回転方向での位置決めがなされる。
【0023】
請求項2記載の発明によれば、センサスイッチのハーネスがブラケットの上面に配策されてブラケット外まで導かれているため、ドアロックユニットの作動中に外表面から部品の一部が突出しても、ハーネスを保護することができる。
【0024】
請求項3記載の発明によれば、締結部品にハーネスの保持具が共締めされているため、ブラケット外へ導かれるハーネスの経路を規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るドアクロージャ装置をドアに搭載した自動車を示す斜視図。
【図2】ドアクロージャ装置の駆動ユニットとドアロックユニットを示す側面図。
【図3】図2中矢示DA方向から見た側面図。
【図4】図3の内部構造を示す概略側面図。
【図5】図2中矢示DB方向から見た側面図。
【図6】図5中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図7】図5中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【符号の説明】
4 ドアロックユニット
19 センサスイッチ
21 ブラケット
24 ロケートピン
25 筒部
26 取付孔
27 ロケート孔
28 差込脚部
29 ネジ(締結部品)
30 締結脚部
31 ハーネス
32 保持具
Claims (3)
- 各種の部品が組み付けられるドアロックユニットの外表面にブラケットを取付け、該ブラケットの上面にセンサスイッチを取付けるドアロックユニットのセンサスイッチ取付構造であって、
ドアロックユニットの外表面に、ロケートピンを突設すると共に、該ロケートピンをはさんだ両側位置に、ロケートピン側へ向けて開口した2つの平行な筒部と、1つの取付孔とを形成し、
ブラケットに、前記ロケートピンが挿入されるロケート孔を形成すると共に、両端に前記筒部内に差し込まれる2本の差込脚部と、取付孔に対して締結部品により締結される1本の締結脚部を形成し、
2つの差込脚部のうち、少なくとも一方の差込脚部の両側端が、対応する筒部の両側の内壁に対して接触した状態になることを特徴とするドアロックユニットのセンサスイッチ取付構造。 - 請求項1記載のドアロックユニットのセンサスイッチ取付構造であって、
センサスイッチのハーネスがブラケットの上面に配策されてブラケット外まで導かれていることを特徴とするドアロックユニットのセンサスイッチ取付構造。 - 請求項1又は請求項2記載のドアロックユニットのセンサスイッチ取付構造であって、
締結部品にハーネスの保持具が共締めされていることを特徴とするドアロックユニットのセンサスイッチ取付構造。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP25002298A JP3642959B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | ドアロックユニットのセンサスイッチ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25002298A JP3642959B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | ドアロックユニットのセンサスイッチ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000080834A JP2000080834A (ja) | 2000-03-21 |
| JP3642959B2 true JP3642959B2 (ja) | 2005-04-27 |
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ID=17201688
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP25002298A Expired - Fee Related JP3642959B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | ドアロックユニットのセンサスイッチ取付構造 |
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| JP (1) | JP3642959B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4530712B2 (ja) * | 2004-05-06 | 2010-08-25 | 株式会社ホンダロック | ドアロック用遠隔制御装置 |
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1998
- 1998-09-03 JP JP25002298A patent/JP3642959B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2000080834A (ja) | 2000-03-21 |
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