JP3661466B2 - 塗装ムラ検査装置および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、塗装欠陥のうちの塗装ムラ、特に、塗装面の広い範囲で発生するメタリック塗装の塗装ムラ(メタリック塗装ムラ)の検査に好適な塗装ムラ検査装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
メタリック塗装時に発生する塗装ムラ(メタリック塗装ムラ)は光輝材の配列乱れによって起こるが、その原因として塗装機のパターン乱れ、シンナー過量、膜厚不足、中塗り部の研磨不良などがある。このような塗装ムラ不良に対して、従来は、ほとんど目視により官能的に評価を行っているのが現状である。
【0003】
例えば、自動車塗装の場合、上塗り乾燥後のボディーを検査ラインにおいて作業者が目視により塗装ムラの有無を確認し、塗装ムラ不良が有りそうであると判断したボディーについてライン外に抜き出して、専用の検査場で検査を行う。検査場では、人工太陽灯などの高光束のランプをボディーに照射し、さらにムラ部がはっきり見えるよう工夫して、目視による評価を行う。このとき、塗装ムラ不良の程度は経験値で判断しているのが現状である。
【0004】
また、最近では、メタリック塗装面の輝度を測定する装置(レーザー式メタリック感測定器など)が開発され、この装置で塗装面を走査して輝度を連続測定または多点測定することにより、輝度分布図などを用いて塗装ムラを定量評価する方法が考案されている(例えば、特開平5−288690号公報参照)。また、同様に色差計により明度値を多点測定し、そのデータをもとにある程度定量的に評価する方法も考案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、作業者による目視測定では、光源の当て方により塗装ムラの見える、見えないが顕著であるため、不良品の流出が発生しやすい。また、目視による官能評価であり定量評価されていないため、検査結果に個人差が出やすい。
【0006】
また、測定器で検査・評価する場合には、基本的に点測定であるため、広い視野での測定は難しい。そのため、ボディー表面の広い範囲で発生するメタリック塗装ムラの場合には、測定精度が問題になる。また、多数の測定データが必要になるため、測定結果が出るまでに多くの時間(工数)を要するという問題もある。
【0007】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、ライン上において広い視野で塗装ムラの定量評価を行うことができる塗装ムラ検査装置および方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
【0009】
(1)本発明に係る塗装ムラ検査装置は、被検査物の塗装面に発生する塗装ムラを光学的に測定し、評価する塗装ムラ検査装置において、前記被検査物の塗装面に対して所定の角度で光を照射する光源と、前記光源のシェード側に設置され、前記光源により光が照射された塗装面の画像を所定範囲の視野で画像データとして取り込む撮像手段と、前記撮像手段によって取り込まれた画像データを解析して、塗装ムラに関する定量的な評価値を算出する解析手段と、前記解析手段によって算出された評価値をあらかじめ設定された基準値と比較して、塗装ムラの発生の有無を判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
【0010】
(2)前記光源は塗装面に対して45度の角度で光を照射し、前記撮像手段の光軸と塗装面との成す角度は45度よりも小さい。
【0011】
(3)撮像手段によって取り込まれた画像データに対して輝度ヒストグラム解析を行って、輝度値の分布幅を算出するとともに、同じ画像データに対してラインプロファイル解析を行って、輝度値の強弱差を算出する解析手段と、前記解析手段によって算出された分布幅および強弱差をあらかじめ設定された各々の基準値と比較して、塗装ムラの発生の有無を判定する判定手段とを有する。
【0012】
(4)上記のラインプロファイル解析では、水平方向および高さ方向に広がった画像の画像データに基づいて、前記水平方向に沿って一定の高さの幅での輝度平均値を算出してラインプロファイルを解析し、ラインプロファイルでの輝度値の強弱差を算出する。
【0013】
(5)前記光源により光が照射された塗装面において水平方向および高さ方向に広がった画像を所定範囲の視野で画像データとして取り込む撮像手段と、前記撮像手段によって取り込まれた、水平方向および高さ方向に広がった画像の画像データに基づいて、前記水平方向に沿って一定の高さの幅での輝度平均値を算出してラインプロファイルを解析し、ラインプロファイルでの輝度値の強弱差を算出する解析手段と、前記解析手段によって算出された強弱差をあらかじめ設定された基準値と比較して、塗装ムラの発生の有無を判定する判定手段と、を有する。
【0014】
(6)本発明に係る塗装ムラ検査方法は、被検査物の塗装面に発生する塗装ムラを光学的に測定し、評価する塗装ムラ検査方法において、被検査物の塗装面に対して光源により所定の角度で光を照射する工程と、前記光源により光が照射された塗装面の画像を所定範囲の視野で画像データとして、前記光源のシェード側に設置された撮像手段により取り込む工程と、前記撮像手段によって取り込まれた画像データを解析して、塗装ムラに関する定量的な評価値を算出する工程と、算出された評価値をあらかじめ設定された基準値と比較して、塗装ムラの発生の有無を判定する工程と、を有することを特徴とする。
【0015】
(7)前記光源は塗装面に対して45度の角度で光を照射し、前記撮像手段の光軸と塗装面との成す角度は45度よりも小さい。
【0016】
(8)取り込まれた画像データに対して輝度ヒストグラム解析を行って、輝度値の分布幅を算出するとともに、同じ画像データに対してラインプロファイル解析を行って、輝度値の強弱差を算出する工程と、算出された分布幅および強弱差をあらかじめ設定された各々の基準値と比較して、塗装ムラの発生の有無を判定する工程と、を有する。
【0017】
(9)上記のラインプロファイル解析では、水平方向および高さ方向に広がった画像の画像データに基づいて、前記水平方向に沿って一定の高さの幅での輝度平均値を算出してラインプロファイルを解析し、ラインプロファイルでの輝度値の強弱差を算出する。
【0018】
(10)光が照射された塗装面において水平方向および高さ方向に広がった画像を所定範囲の視野で画像データとして取り込む工程と、取り込まれた、水平方向および高さ方向に広がった画像の画像データに基づいて、前記水平方向に沿って一定の高さの幅での輝度平均値を算出してラインプロファイルを解析し、ラインプロファイルでの輝度値の強弱差を算出する工程と、算出された強弱差をあらかじめ設定された基準値と比較して、塗装ムラの発生の有無を判定する工程と、を有する。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、塗装面に光を照射して所定範囲の視野で塗装面を撮像し、つまり目視で見える塗装面の映像をそのまま画像として取り込み、画像解析を行って塗装ムラの定量的な評価値を算出するので、広い視野で塗装ムラの定量評価を高精度に短時間で行うことが可能となるのみならず、目視による官能評価では達成できない客観的な評価が可能となり、検査結果に個人差が出なくなる。
【0023】
その際、光源に人工太陽灯を用い、また、光源の角度を塗装面に対して45°とすることにより、塗装ムラの検出が容易になる。また、撮像手段にCCDエリアカメラを用いることにより視野を広くとることができ、また、撮像手段の設置位置を光源のシェード側とすることによりほとんどすべての塗装ムラを検出できるようになる。したがって、特に、広い範囲で発生し従来検出が難しかったメタリック塗装ムラに対して有効である。
【0024】
また、被検査物全体を同時に測定する場合、複数組の光源と撮像手段を並列して設置することにより、被検査物全体をカバーする広い視野で被検査物全体の塗装ムラ不良を検知できるため、検査の見落としによる不良品の流出が可及的に防止される。
【0025】
また、被検査物がライン上に存在する場合には、ライン上を通過する被検査物に対する定量測定・評価が可能となり、ライン上での検査が可能となるため、被検査物のライン外しがなくなる。この点からも、検査時間(工程)の短縮が図られる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0027】
図1は、本発明の一実施の形態に係る塗装ムラ検査装置の概略構成を示すブロック図である。
【0028】
この装置は、自動車のボディー1表面の広い範囲で発生するメタリック塗装ムラの検査に好適なものであって、その概要として、視野を大きくとるためにCCDカメラ2を使用し、塗装面に人工太陽灯3の光を照射して目視で見える映像をそのまま画像として取り込み、画像解析ソフトウェアによる画像処理を行ってメタリック塗装ムラの有無の定量評価を行うように構成されている。
【0029】
より具体的な装置構成としては、自動車ボディー1(被検査物)の塗装面を照射する人工太陽灯3(光源)と、塗装面の映像を撮影するCCDエリアカメラ(以下単に「CCDカメラ」という)2(撮像手段)と、CCDカメラ2からのアナログの画像データ信号を取り込んでデジタルの画像データ信号に変換する画像取込み装置4と、塗装ムラ検査用の画像処理ソフトウェアを搭載した画像処理装置5とから成り、画像処理装置5は、さらに、取り込まれた画像データを解析して、メタリック塗装ムラに関する定量的な評価値を算出する画像解析部6(解析手段)と、算出された評価値をあらかじめ設定された基準値と比較して、メタリック塗装ムラの発生の有無を判定する判定部7(判定手段)と、前記基準値を記憶するメモリ8とから成っている。また、画像処理装置5の各部の処理結果をオペレータに表示するため、画像処理装置5には表示装置9が接続されている。
【0030】
自動車ボディー1の全体を同時測定する場合には、少なくとも光源(人工太陽灯)3とCCDカメラ2について複数組用意し、これらを並列して設置することにより、ボディー1全体をカバーしうる広い視野を確保する。例えば、図1の例では、ライン上を搬送されるボディー1の搬送方向Aの前方に4組の人工太陽灯3とCCDカメラ2、具体的には、搬送方向Aに向かって右側のサイド部の人工太陽灯3aとCCDカメラ2a、右側の水平部用の人工太陽灯3bとCCDカメラ2b、左側の水平部用の人工太陽灯3cとCCDカメラ2c、左側のサイド部の人工太陽灯3dとCCDカメラ2dが設置されている。
【0031】
上記構成において、光源に人工太陽灯3を用いるのは、高光束の光を塗装面に照射して塗装ムラの検出を容易にするためである。また、塗装面に対する光源(人工太陽灯)3の設置角度は、光源3の光軸と塗装面との成す角度が45°であることが好ましい。この場合、光源3からの光は塗装面に対して45°の角度で入射することになる。
【0032】
また、CCDカメラ2の位置は、光源3のシェード(底)側に設置することが好ましい。これにより、ほとんどすべての塗装ムラを検出することができる。すなわち、塗装面に対するCCDカメラ2の設置角度(画像取込み角度)は、CCDカメラ2の光軸と塗装面との成す角度が光源(人工太陽灯)3からの光の入射角の45°よりも小さい方が、ほとんどのメタリック塗装ムラに対して有効となり、好ましい。
【0033】
図2は、図1の塗装ムラ検査装置の動作を示すフローチャートである。
【0034】
まず、各人工太陽灯3a〜3dを点灯(ON)して塗装面に対して45°の入射角度で光を照射し(S1)、その時の塗装面の映像を各光源のシェード側より対応するCCDカメラ2a〜2dでそれぞれ撮影して画像データとして取り込む(S2)。
【0035】
CCDカメラ2で撮像された画像データは、画像取込み装置4を介して画像処理装置5に入力され、まず画像解析部6で、画像解析ソフトウェアにより輝度ヒストグラム解析および/またはラインプロファイル解析を行って、塗装ムラを定量的に表現する定量的な評価値を算出する(S3)。輝度ヒストグラム解析は、輝度値のヒストグラム分布を解析して、前記評価値として輝度値の分布幅を求める手法であり(図4参照)、ラインプロファイル解析は、輝度平均値のラインプロファイルを解析して、前記評価値として輝度値の強弱差を求める手法である(図5参照)。これらの輝度ヒストグラム解析およびラインプロファイル解析については、後で詳細に説明する。
【0036】
画像解析を行ってメタリック塗装ムラの定量測定が終了すると、次に判定部7で、解析結果を正常部位のデータと比較することにより塗装ムラの定量評価を行う、具体的には、S3で算出された評価値をあらかじめ設定されたメモリ8記憶の基準値と比較して、メタリック塗装ムラの発生の有無(程度を含む)を判定する(S4)。なお、評価レベル(基準値)については、従来から積み重ねてきた経験値を基にしきい値をあらかじめ決め、メモリ8に格納しておく。
【0037】
S4の判定結果は、表示装置9に表示される(S5)。なお、このとき、例えば、オペレータの選択に応じて、中間のS3の解析結果(輝度ヒストグラムとその評価値、または、ラインプロファイルとその評価値)をも表示するようにしてもよい。
【0038】
したがって、本実施の形態によれば、広い視野で、通過するボディー1全体のメタリック塗装ムラ不良を見ることができるため、検査の見落としによる不良品の流出が可及的に防止される。
【0039】
また、ライン上で検査することができるため、ボディー1のライン外しがなくなる。
【0040】
さらに、メタリック塗装ムラを定量評価することができるため、評価自体が客観的で、検査結果に個人差が出ない。
【0041】
【実施例】
以下に、具体例を説明する。
【0042】
図3は、本発明の一実施例に係る塗装ムラ検査装置の構成図である。なお、同図中、図1と共通する部材には同一の符号を付してある。
【0043】
被検査物は、塗色シルバーのドアアウター10であり、光源は、人工太陽灯3であり、CCDカメラ2は、カラーCCDカメラ(レンズ:COSMICAR TV ZOOM LENS 12.5〜75mm)である。このカラーCCDカメラ2には、画像取込み装置(V−Port)4を介してパソコン20が接続されている。パソコンは、図1の画像処理装置5と表示装置9を兼ねたものである。そして、ドアアウター10、人工太陽灯3、およびカラーCCDカメラ2の相互位置関係については、人工太陽灯3は、ドアアウター10の塗装面に対して45°の角度で、かつ、ドアアウター10の塗装面から1250mmの位置に固定され、また、カラーCCDカメラ2は、人工太陽灯3の光軸とドアアウター10との交点から1700mmの位置に固定されている。塗装面に対するカラーCCDカメラ2の角度(CCDカメラ角度)は、人工太陽灯3の入射角である45°よりも小さい範囲内で、その都度、適宜に設定される。
【0044】
図4は、輝度ヒストグラム解析による画像処理結果例を示す図面であって、塗装ムラ発生ドア(同図(A))とOKレベルドア(同図(B))とを対比したものである。
【0045】
具体的には、図3の装置により、CCDカメラ角度25°で、メタリック塗装ムラの発生しているドアと目視評価によりOKレベルのドアのそれぞれについて撮像し、それぞれ取り込んだ画像の一定範囲について輝度値のヒストグラムをプロットすると、図4(A)および図4(B)に示すようになる。これら両図面の対比から明らかなように、塗装ムラの度合が大きいほど輝度値のバラツキが大きくなるため、輝度値分布の幅が広くなる。したがって、この輝度値分布幅を用いて塗装ムラを定量的に表現することができる。
【0046】
図5は、ラインプロファイル解析による画像処理結果例を示す図面であって、塗装ムラ発生ドア(同図(A))とOKレベルドア(同図(B))とを対比したものである。
【0047】
具体的には、輝度ヒストグラム解析に用いたのと同じ画像を、ドアの前後方向(ピクセル位置または水平方向座標)に沿って、一定の高さの幅での輝度平均値を算出し、プロットすると、それぞれ図5(A)および図5(B)に示すようになる。これら両図面の対比から明らかなように、軌跡ムラのような縦方向に筋の生じている塗装ムラについては、その度合が大きいほど輝度値の強弱差が大きくなるため、このラインプロファイルでの輝度値の強弱差を計測することによってこの種の塗装ムラを定量化することができる。
【0048】
なお、実験の結果として、CCDカメラ2の画像取込み角度条件(CCDカメラ角度)は、上記したように、人工太陽灯3の入射角の45°よりも小さい方がほとんどのメタリック塗装ムラに対して有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る塗装ムラ検査装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の塗装ムラ検査装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】 本発明の一実施例に係る塗装ムラ検査装置の構成図である。
【図4】 輝度ヒストグラム解析による画像処理結果例を示す図面である。
【図5】 ラインプロファイル解析による画像処理結果例を示す図面である。
【符号の説明】
1…自動車ボディー(被検査物)、
2…CCDエリアカメラ(撮像手段)、
3…人工太陽灯(光源)、
4…画像取込み装置、
5…画像処理装置、
6…画像解析部(解析手段)、
7…判定部(判定手段)、
8…基準値メモリ、
9…表示装置、
10…ドアアウター、
20…パソコン。

Claims (10)

  1. 被検査物の塗装面に発生する塗装ムラを光学的に測定し、評価する塗装ムラ検査装置において、
    前記被検査物の塗装面に対して所定の角度で光を照射する光源と、
    前記光源のシェード側に設置され、前記光源により光が照射された塗装面の画像を所定範囲の視野で画像データとして取り込む撮像手段と、
    前記撮像手段によって取り込まれた画像データを解析して、塗装ムラに関する定量的な評価値を算出する解析手段と、
    前記解析手段によって算出された評価値をあらかじめ設定された基準値と比較して、塗装ムラの発生の有無を判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする塗装ムラ検査装置。
  2. 記光源は塗装面に対して45度の角度で光を照射し、前記撮像手段の光軸と塗装面との成す角度は45度よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の塗装ムラ検査装置。
  3. 被検査物の塗装面に発生する塗装ムラを光学的に測定し、評価する塗装ムラ検査装置において、
    前記被検査物の塗装面に対して所定の角度で光を照射する光源と、
    前記光源により光が照射された塗装面の画像を所定範囲の視野で画像データとして取り込む撮像手段と、
    前記撮像手段によって取り込まれた画像データに対して輝度ヒストグラム解析を行って、輝度値の分布幅を算出するとともに、同じ画像データに対してラインプロファイル解析を行って、輝度値の強弱差を算出する解析手段と、
    前記解析手段によって算出された分布幅および強弱差をあらかじめ設定された各々の基準値と比較して、塗装ムラの発生の有無を判定する判定手段と、を有することを特徴とする塗装ムラ検査装置。
  4. 前記ラインプロファイル解析では、水平方向および高さ方向に広がった画像の画像データに基づいて、前記水平方向に沿って一定の高さの幅での輝度平均値を算出してラインプロファイルを解析し、ラインプロファイルでの輝度値の強弱差を算出することを特徴とする請求項3に記載の塗装ムラ検査装置。
  5. 被検査物の塗装面に発生する塗装ムラを光学的に測定し、評価する塗装ムラ検査装置において、
    前記被検査物の塗装面に対して所定の角度で光を照射する光源と、
    前記光源により光が照射された塗装面において水平方向および高さ方向に広がった画像を所定範囲の視野で画像データとして取り込む撮像手段と、
    前記撮像手段によって取り込まれた、水平方向および高さ方向に広がった画像の画像データに基づいて、前記水平方向に沿って一定の高さの幅での輝度平均値を算出してラインプロファイルを解析し、ラインプロファイルでの輝度値の強弱差を算出する解析手段と、
    前記解析手段によって算出された強弱差をあらかじめ設定された基準値と比較して、塗装ムラの発生の有無を判定する判定手段と、を有することを特徴とする塗装ムラ検査装置。
  6. 被検査物の塗装面に発生する塗装ムラを光学的に測定し、評価する塗装ムラ検査方法において、
    被検査物の塗装面に対して光源により所定の角度で光を照射する工程と、
    前記光源により光が照射された塗装面の画像を所定範囲の視野で画像データとして、前記光源のシェード側に設置された撮像手段により取り込む工程と、
    前記撮像手段によって取り込まれた画像データを解析して、塗装ムラに関する定量的な評価値を算出する工程と、
    算出された評価値をあらかじめ設定された基準値と比較して、塗装ムラの発生の有無を判定する工程と、
    を有することを特徴とする塗装ムラ検査方法。
  7. 前記光源は塗装面に対して45度の角度で光を照射し、前記撮像手段の光軸と塗装面との成す角度は45度よりも小さいことを特徴とする請求項に記載の塗装ムラ検査方法。
  8. 被検査物の塗装面に発生する塗装ムラを光学的に測定し、評価する塗装ムラ検査方法において、
    被検査物の塗装面に対して所定の角度で光を照射する工程と、
    光が照射された塗装面の画像を所定範囲の視野で画像データとして取り込む工程と、
    取り込まれた画像データに対して輝度ヒストグラム解析を行って、輝度値の分布幅を算出するとともに、同じ画像データに対してラインプロファイル解析を行って、輝度値の強弱差を算出する工程と、
    算出された分布幅および強弱差をあらかじめ設定された各々の基準値と比較して、塗装ムラの発生の有無を判定する工程と、を有することを特徴とする塗装ムラ検査方法。
  9. 前記ラインプロファイル解析では、水平方向および高さ方向に広がった画像の画像データに基づいて、前記水平方向に沿って一定の高さの幅での輝度平均値を算出してラインプロファイルを解析し、ラインプロファイルでの輝度値の強弱差を算出することを特徴とする請求項8に記載の塗装ムラ検査方法。
  10. 被検査物の塗装面に発生する塗装ムラを光学的に測定し、評価する塗装ムラ検査方法において、
    前記被検査物の塗装面に対して所定の角度で光を照射する工程と、
    光が照射された塗装面において水平方向および高さ方向に広がった画像を所定範囲の視野で画像データとして取り込む工程と、
    取り込まれた、水平方向および高さ方向に広がった画像の画像データに基づいて、前記水平方向に沿って一定の高さの幅での輝度平均値を算出してラインプロファイルを解析し、ラインプロファイルでの輝度値の強弱差を算出する工程と、
    算出された強弱差をあらかじめ設定された基準値と比較して、塗装ムラの発生の有無を判定する工程と、を有することを特徴とする塗装ムラ検査方法。
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