JP3662302B2 - 車両用乗員保護装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、車両の衝突事故時に瞬時にエアバッグを膨張させて乗員を事故から保護するために用いられる車両用乗員保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の車両用乗員保護装置を図7に示す特公表平4ー500641号に基づいて説明する。
すなわち、同図において、複数の点火回路1a,1b,1cが電圧調節されたバッテリ電圧UBattと車両バッテリのアース2との間に並列に接続されている。各点火回路1a,1b,1cのそれぞれは、それぞれに対応する電力用トランジスタT1,T2,T3、及び低抵抗値の抵抗R1,R2,R3と直列に接続された雷管3a,3b,3cを有している。また並列接続の関係にある3つの抵抗R1,R2,R3の共通接続点とアース2との間には公知の機械的な加速度スイッチ6が接続されている。
【0003】
この加速度スイッチ6は、車両の減速度に応答してオン、オフ作動するもので、所定の減速度(負の加速度ともいう)より大きな減速度が発生したとき(例えば衝突時に発生するような)のみに閉じる。従って、この従来例では単一の機械式加速度スイッチ6が3つの点火回路1a,1b,1cに共通になっている。すなわち、3つの雷管3a,3b,3cのそれぞれは、モニタスイッチ7及びダイオードD1,D2を直列に介して電圧調節されたバッテリ電圧UBatt(図示せず)に接続されている。ダイオードD1,D2は、接続されるバッテリの極性が反対にされて正しくない場合に回路も保護する働きを有し、モニタスイッチ7により回路が個別にテストされ、正しく動作するかどうかが調べられる。
【0004】
乗員保護装置は、事故があって加速度センサ(不図示)が作動され、点火信号が供給されるドライバ回路8、高圧側の出力回路を介して電力トランジスタT1,T2,T3が同時に同期して作動されたとき起動される。また、このとき外部から車両への機械的な減速度が十分に大きく、所定の大きさ以上になると加速度スイッチ6が閉じることによって、単一のエネルギー蓄積コンデンサEからの電流が雷管3a,3b,3cに流れ、その雷管3a,3b,3cに対応するエアバッグ(図示せず)を膨らませる。
【0005】
またこのとき、雷管3a,3b,3cに流れる電流を所定レベルに制限するために、雷管3a,3b,3cのそれぞれに直列接続されたそれぞれの抵抗R1,R2,R3の端子に発生する電圧が点火電流制限装置として機能するそれぞれのコンパレータ9(一つのみが図示されている)の反転(−)入力端子に入力される。また安定化された電圧UStabが供給される定電流源10から抵抗R4を介して一定電流を供給することによりコンパレータ9の非反転(+)入力端子には基準電圧が供給される。コンパレータ9の反転(−)入力端子の電圧が非反転(+)入力端子の基準電圧よりも越えると(抵抗R1,R2,R3に流れる点火電流が所定レベルの大きさを越えることを意味する)、コンパレータ9はトランジスタT1,T2,T3のそれぞれのベースに制御信号を出力し、これらの電力トランジスタT1,T2,T3のコレクタ・エミッタ間に流れる電流、すなわち雷管3a,3b,3cに流れる電流量を許容できるレベルに減少させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した車両用乗員保護装置にあっては、点火電流の大きさを直接検出するためにそれぞれの雷管に、許容電力の大きな抵抗を直列に介挿しなくてはならないので電力損失が大きく、その分バックアップコンデンサの容量を大きくしなくてはならないという問題点があつた。
【0007】
また、ドライバ回路8、コンパレータ9、電力トランジスタT1,T2,T3、抵抗R1,R2,R3等をコストダウン、小型化のためにIC化するために集積しようとした場合には、電力トランジスタT1,T2,T3及び抵抗R1、R2、R3のそれぞれに流れる電流が大きく、例えば2アンペア程度の点火電流が流れるので発熱量の関係で、他回路に熱の影響を与えないように回路配置をしようとすると放熱構造が大がかりになったりして、コストアップになり、また形状が大きくなり実際的でないという問題点があつた。
【0008】
そこで、この発明は、上記のような問題点に着目してなされたもので、電力損失量が小さくでき、かつ発熱量が小さくでき、IC化を容易にできる回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る車両用乗員保護装置は、直流電源の端子間に、重大事故と判断されたときに発せられるトリガ信号の供給を受けて点火電流が一定になるように制御する雷管駆動制御回路と、雷管と、機械式加速度スイッチとが直列接続されてなる車両用乗員保護装置において、前記雷管に直列接続された第1Nチャンネル電界効果型トランジスタと、その第1Nチャンネル電界効果型トランジスタに並列接続され、且つドレイン同士を接続して、その第1Nチャンネル電界効果型トランジスタに流れる点火電流のうち微少の電流を分流する第2Nチャンネル電界効果型トランジスタと、前記点火信号に同期して第2Nチャンネル電界効果型トランジスタに流れる電流量と基準量とを比較し、電流量が基準値より大きくなると前記第1、第2Nチャンネル電界効果型トランジスタを非導通状態とし、電流量が基準値より小さくなると前記第1、第2Nチャンネル電界効果型トランジスタを導通状態とする比較回路と、衝突検知に基づきトリガ信号を出力する制御回路と、前記トリガ信号を受けて導通するスイッチ回路と、前記トリガ信号を受けると前記スイッチ回路を介して前記第1、第2Nチャンネル電界効果型トランジスタのゲート電圧を制御するチャージポンプ回路とを有するバイアス制御手段を前記雷管駆動制御回路に備えている。
【0010】
【作用】
上記の発明によれば、雷管に点火電流の大部分を第1Nチャンネル電界効果型トランジスタを介して流し、他の一部分の微少電流を第1Nチャンネル電界効果型トランジスタに並列接続された第2Nチャンネル電界効果型トランジスタに流し、その第2Nチャンネル電界効果型トランジスタに直列に接続された許容電力の小さい抵抗で点火電流の大きさに相当する電流量を検出する。その検出された電流量と設定された基準量とを比較し、電流量が基準値より大きくなると前記第1、第2Nチャンネル電界効果型トランジスタを非導通状態とし、電流量が基準値より小さくなると前記第1、第2Nチャンネル電界効果型トランジスタを導通状態とする。そして、衝突検知に基づき制御回路から出力されたトリガ信号を受けて導通するスイッチ回路を介して、前記第1、第2Nチャンネル電界効果型トランジスタのゲート電圧を制御する。
【0011】
【実施例】
[第1実施例]
この発明による実施例の構成を図に示すが、それらの図において図7の従来例で説明したものと同一のもの、または均等なものには同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
【0012】
20は車載バッテリ、21はイグニッションスイッチ、22はDC/DCコンバータで、前記車載バッテリ20の出力電圧を昇圧して出力する。23、24は雷管駆動制御回路で、それぞれは同一機能を有し、同一または均等に構成されている。すなわち、符号25で示す逆流防止用ダイオードは符号40の逆流防止用ダイオードに、符号26で示すバックアップコンデンサは符号41のバックアップコンデンサに、符号27で示す第1電界効果型トランジスタは符号42の第1電界効果型トランジスタに、符号28で示す第2電界効果型トランジスタは符号43の第2電界効果型トランジスタに、符号29で示す電流検出抵抗は符号44の電流検出抵抗に、符号30で示す比較回路は符号45の比較回路に、符号31で示す定電流源は符号46の定電流源に、符号32で示す抵抗は符号47の抵抗に、符号33で示すチャージポンプ回路は符号48のチャージポンプ回路に対応して構成されており、それぞれの雷管駆動制御回路23、24は前記DC/DCコンバータ22の出力端子に並列接続されている。
【0013】
以下に、前記雷管駆動制御回路23についてのみ説明するが、前記雷管駆動制御回路24には、該雷管駆動制御回路23からチャージポンプ回路33(双方の回路23、24に共通)を除いたものであるので、説明を省略する。
25は逆流防止用ダイオード、26はバックアップコンデンサで、前記DC/DCコンバータ22によって充電される。27は大容量のNチャンネルMOS型の第1電界効果型トランジスタで、そのドレイン側は前記バックアップコンデンサ26に、またソース側は後述の雷管34に接続され、雷管34に流れる点火電流の大部分、例えば99%に相当する2アンペア程度の電流が流れる。28は前記第1電界効果型トランジスタ27に流れる電流を分流するための小容量のNチャンネル型の第2電界効果型トランジスタで、そのドレイン側は前記第1電界効果型トランジスタ27のドレイン側に接続され、又ソース側は許容電力の小さい電流検出抵抗29を介して第1電界効果型トランジスタ27のソース側に接続されており、この第2電界効果型トランジスタ28には数ミリアンペア程度(雷管34に流れる点火電流の、例えば残り1%に相当する)の微少電流しか流れない。
【0014】
30は比較回路で、その一方の非反転(+)入力端子には、直列接続された定電流源31と抵抗32とによって作られる基準電圧が入力され、また他方の反転(−)入力端子には電流検出抵抗29に発生する電圧が供給され、またその出力端子は、スイッチ回路61の出力端子と、第1及び第2電界効果型トランジスタ27、28のゲートに接続されている。それによって、この比較回路30は、入力電圧に対して基準電圧の方が大きいときには出力をハイレベルに、また小さいときにはローレベルに切り換えて出力する。
【0015】
次に符号33で示されるチャージポンプ回路について図2を参照して詳細に説明する。
このチャージポンプ回路33は発振回路33g、インバータ33a、ダイオード33d、33e、コンデンサ33c、33f、抵抗33bからなる倍電圧整流回路を有し、後述のマイクロコンピュータ37からトリガ信号、例えば電源投入時にハイレベルになる信号が発振回路33gに供給されると、そのトリガ信号が供給されている間のみ、電源電圧(+V)の倍電圧を発生して前記第1及び第2電界効果型トランジスタ27、28を駆動するために、そのゲート電圧をドレイン側電圧よりも高い電圧にする。
【0016】
なお、上記電流検出抵抗29、比較回路30、定電流源31、抵抗32、チャージポンプ回路33によって、前記第1及び第2電界効果型トランジスタ27、28のゲート電位を制御するバイアス制御手段が構成されている。
【0017】
34、49は雷管で、一方の雷管34の一端は雷管駆動制御回路23の出力側に、また他端は逆流防止用ダイオード35、加速度スイッチ51を直列に介して接地されている。また他方の雷管49の一端は雷管駆動制御回路24の出力側に、また他端は逆流防止用ダイオード50、加速度スイッチ51を直列に介して接地されている。37はマイクロコンピュータで、車両の衝突を検出する加速度センサ38からの減速度信号に基づいて衝突の状況を判断して、エアバッグ等を作動させる必要がある場合には前記チャージポンプ回路33、48のそれぞれにトリガ信号を同時に、またはタイムラグをもたせて出力する。
【0018】
次に、上記チャージポンプ回路33についてのみ図2に基づいて説明する。
すなわち、チャージポンプ回路33は、上述したように基本的には倍電圧回路から構成されるもので、上記マイクロコンピュータ37の出力端子に発振回路33gの入力端子が接続され、その発振出力によりインバータ33aを駆動する。またこのチャージポンプ回路33は、前記インバータ33aの出力端、電源(+V)との間に抵抗33b,コンデンサ33c、第1逆流防止用ダイオード33dが直列接続され、また、コンデンサ33c、第1逆流防止用ダイオード33dの接続点とチャージポンプ回路33の出力端子との間に第2逆流防止用ダイオード33eが接続され、この出力端、接地間に接続されたコンデンサ33fとから構成され、マイクロコンピュータ37からトリガ信号が供給され、発振回路33gが例えば10回出力を変化させることによって電源電圧(+V)の2倍の電圧を出力する。
【0019】
なお、上記種類のチャージポンプ回路33によって第1及び第2電界効果型トランジスタ27、28を駆動する場合にはスイッチ回路61が必要である。このスイッチ回路61は、スイッチングトランジスタから構成されるスイッチ回路で、マイクロコンピュータ37からローレベルなトリガ信号が供給されるとその供給されている間のみオン状態になり、チャージポンプ回路33から第1及び第2電界効果型トランジスタ27、28のゲートに倍電圧が供給される。
【0020】
次に、上記構成の作用説明を行う。
(a)電源が投入されると、マイクロコンピュータ37から発振回路33gにハイレベルなトリガ信号が供給され、その供給されている間のみ発振回路33gは連続的に作動し、第2コンデンサ33fを常時充電する。それによって、チャージポンプ回路33は倍電圧を出力している。
【0021】
(b)ここで、マイクロコンピュータ37からオン信号(図7における点火信号に相当する)がスイッチ回路61に出力されていないとき、スイッチ回路61のスイッチングトランジスタはオフしている。これによって、第1及び第2電界効果型トランジスタ27、28はオフ状態に維持されている。
【0022】
(c)一方、マイクロコンピュータ37からオン信号がスイッチ回路60、61に出力されると、スイッチ回路61のスイッチングトランジスタがオンするので、第1及び第2電界効果型トランジスタ27、28のソース側の電位よりも高いハイレベルな電圧信号が第1及び第2電界効果型トランジスタ27、28のゲートに供給される。その結果、第1及び第2電界効果型トランジスタ27、28は能動領域で作動を開始するので、第1電界効果型トランジスタ27を介して雷管34に点火電流が流れ出し、このときの電流の大きさが、電流検出抵抗29で検出され比較回路30の反転(−)入力端子の電位が基準電圧よりも大きくなると、出力端子をローレベル状態に切り換え、第1及び第2電界効果型トランジスタ27、28のゲート電位を下げて非導通状態に移行しようとする。なお、この時には当然ながら加速度スイッチ51がオンしているものとする。
【0023】
しかしながら、第1及び第2電界効果型トランジスタ27、28が非導通状態に近づくと、抵抗29の上流側の電圧が下がり、その電圧が比較回路30の基準電圧より小さくなると、比較回路30の出力はハイレベルとなり、再びチャージポンプ回路33の出力電圧がスイッチ回路61から出力されるので、ゲート電圧を上昇させる。このために、第1及び第2電界効果型トランジスタ27、28のゲート電位が上昇し、再度能動領域で導通させる方向に移行する。以下、スイッチ回路61がオンしている間、上記動作が繰り返されて、第1電界効果型トランジスタ27、28に一定電流が流されることになり、その結果、雷管34に一定電流が供給されることになる。
なお、上記動作説明は一方の雷管駆動制御回路23のみを説明したが、他方の雷管駆動制御回路24の動作も上記と同様である。
【0024】
[第2実施例]
この実施例は、図1における雷管駆動制御回路23、24の双方からスイッチ回路60、61、コンデンサ33fを除きチャージポンプ回路を雷管駆動制御回路23、24に別々に設け、マイクロコンピュータ37からオン信号(図2における点火信号に相当する)を入力して、作動を開始するものである(図3参照)。
なお、上記実施例では、1つのチャージポンプ回路33の出力端にコンデンサ33fを用い、かつ外付け回路としてスイッチ回路60、61を用いて複数の第1及び第2電界効果型トランジスタ27、42及び28、43を駆動したが、図4に示すこの実施例では、このコンデンサ33fを第1及び第2電界効果型トランジスタ27、28のゲート、ソース間に形成される浮遊容量を使用することによって代用し、各々の第1及び第2電界効果型トランジスタ毎にチャージポンプ回路を構成すると、スイッチ回路60、61を削除できるので、全ての構成素子を集積回路のチップ内に内蔵できるので集積回路に向いた回路になる。
【0025】
[第3実施例]
この実施例は図5に示すもので、図1における雷管駆動制御回路23、24の双方におけるスイッチ回路60、61を逆流防止用ダイオード62、63に置き換え、またマイクロコンピュータ37からチャージポンプ回路64への信号線を、図1におけるマイクロコンピュータ37からチャージポンプ回路33への信号線の接続を廃止し、マイクロコンピュータ37からスイッチ回路60、61の双方への信号線をそれに換えて接続したもので、ここでは、チャージポンプ回路64として図4に示すものを使用する。それによって、部品のコスト低減を図ると共に、マイクロコンピュータ37のポートを1ポート分節約することができる。
【0026】
上記第3実施例では、チャージポンプ回路64として図4に示すものを使用したが、図6に示すように、図4におけるチャージポンプ回路33の逆流防止用ダイオード33eと同一の他の逆流防止用ダイオード33eをアノード端子を共通に接続し、その一方の逆流防止用ダイオード33eのカソードを比較回路30と第1電界効果型トランジスタ28のゲートとの接続点に接続し、また他方の逆流防止用ダイオード33eのカソードを比較回路45と第1電界効果型トランジスタ43のゲートとの接続点に接続しても良い。なお、この場合、図5における一方の逆流防止用ダイオード62が図6における一方の逆流防止用ダイオード33eに相当し、また他方の逆流防止用ダイオード63が図6における他方の逆流防止用ダイオード33eに相当するものである。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明よれば、雷管駆動制御回路のうち第1電界効果型トランジスタを除く他の回路は電力消費量の少ない回路素子で形成することができるので、IC化することが容易でコストダウンに繋げることができるという効果が発揮される。また、第1及び第3実施例に示したようにチャージポンプ回路を2つでなく1つ用いる構成にすることによってチャージポンプ回路の立ち上がり特性が異なっても問題ないという効果が得られることはいうまでもないことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す車両用乗員保護装置の回路ブロック説明図である。
【図2】図1におけるチャージポンプ回路33の詳細回路図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す車両用乗員保護装置の回路ブロック説明図である。
【図4】図3におけるチャージポンプ回路33の他の詳細回路図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す車両用乗員保護装置の回路ブロック説明図である。
【図6】図6におけるチャージポンプ回路64の詳細回路図である。
【図7】従来の車両用乗員保護装置の回路ブロック説明図である。
【符号の説明】
23,24 雷管駆動制御回路
25,35,40,50 逆流防止用ダイオード
26,41 バックアップコンデンサ
27,28,42,43 電界効果型トランジスタ
30,45 比較回路
31,46 定電流源
33,48,64 チャージポンプ回路
34,49 雷管
37 マイクロコンピュータ
38 加速度センサ
51 加速度スイッチ
62,63 ダイオード
Claims (1)
- 直流電源の端子間に、重大事故と判断されたときに発せられるトリガ信号の供給を受けて点火電流が一定になるように制御する雷管駆動制御回路と、雷管と、機械式加速度スイッチとが直列接続されてなる車両用乗員保護装置において、前記雷管に直列接続された第1Nチャンネル電界効果型トランジスタと、その第1Nチャンネル電界効果型トランジスタに並列接続され、且つドレイン同士を接続して、その第1Nチャンネル電界効果型トランジスタに流れる点火電流のうち微少の電流を分流する第2Nチャンネル電界効果型トランジスタと、前記点火信号に同期して第2Nチャンネル電界効果型トランジスタに流れる電流量と基準量とを比較し、電流量が基準値より大きくなると前記第1、第2Nチャンネル電界効果型トランジスタを非導通状態とし、電流量が基準値より小さくなると前記第1、第2Nチャンネル電界効果型トランジスタを導通状態とする比較回路と、衝突検知に基づきトリガ信号を出力する制御回路と、前記トリガ信号を受けて導通するスイッチ回路と、前記トリガ信号を受けると前記スイッチ回路を介して前記第1、第2Nチャンネル電界効果型トランジスタのゲート電圧を制御するチャージポンプ回路とを有するバイアス制御手段を前記雷管駆動制御回路に備えたことを特徴とする車両用乗員保護装置。
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