JP3663610B2 - パチンコ玉計数システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊戯者の出玉数を計数するパチンコ玉計数システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の玉計数機は、複数のパチンコ遊戯台からなる島の一側端や、管理人のいるカウンタ周辺に設置されており、パチンコ遊戯者(以下、客という)が獲得したパチンコ玉(以下、単に玉という)数を計数した後、この計数した玉を排出口から島に設けられている一時貯蔵用タンクに流出するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の玉計数機は、各島等に配置されている他の玉計数機の動作状態とに関係なしに、単独で動作しているため、故障により使用できない場合が発生したときには、これに替わる代替機を客に知らせることができず、お客に対して迷惑をかけるという問題点があった。
【0004】
また、各島に設置されているパチンコ台の種類等により、各島ごとの出玉数の相違があるので、各島に設置されている玉計数機に流される玉数に大きな変動がある。このため、流される玉数が多い玉計数機では、計数負荷がかかり過ぎて故障が多く発生するという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は上述のような問題点に鑑み、故障により使用できない場合が発生したときには、これに替わる代替機を客に知らせることができとともに、計数負荷を均等にして故障の発生を防止するパチンコ玉計数システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、通信回線で互いに接続された複数のパチンコ玉計数機からなるパチンコ玉計数システムであって、上記各パチンコ玉計数機は、所定期間において計数した玉数合計を記憶する記憶手段と、故障した場合に、故障していない他のパチンコ玉計数機のうち計数可能な代替機を表示する表示手段と、故障から復帰した場合に、故障していない他のパチンコ玉計数機が計数した上記玉数合計を収集する収集手段と、この収集手段により収集された玉数合計に基づき、この故障していない他のパチンコ玉計数機の1台あたりの平均玉計数を算出する算出手段と、この故障していない他のパチンコ玉計数機の中から最も多い玉数合計を有するパチンコ玉計数機を特定するとともに、この特定したパチンコ玉計数機に対して稼動を停止させる指示を出力する稼動停止指示手段と、この稼動停止指示手段により停止させたパチンコ玉計数機に対し、故障から復帰したパチンコ玉計数機が上記平均玉計数を計数した時点でこの停止させたパチンコ玉計数機の稼動を再開させる指示を出力する稼動再開指示手段とを具備することを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、上記表示手段は、上記代替機として、故障したパチンコ玉計数機から最も近い箇所に設置されている故障していない他のパチンコ玉計数機名を表示することを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、上記収集手段は、故障していない他のパチンコ玉計数機のすべてに対して故障復帰情報を出力し、この故障復帰情報を受け取ったパチンコ玉計数機の記憶手段から玉数合計を上記通信回線を介して取り出すことを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、故障が発生すると、通信回線を介して正常に稼働する他の玉計数機をチェックし、これに替わる代替機が表示されるため、客に対するサービスが向上する。
【0011】
特に、表示される代替機として最も近い箇所に設置されている正常に稼働する機器名が表示されるため、客に対して玉計数処理のための移動を最小限することができる。
【0012】
さらに、故障から復帰すると、通信回線を介して収集した他の玉計数機からの玉数に基づき、算出された平均玉数まで、所定の玉計数機の稼働を停止させる。
【0013】
特に、停止させる玉計数機を最も多い玉数のものとするため、計数負荷を均等にすることができる。
【0014】
以下、本発明に係るパチンコ玉計数システムの実施形態を図面を参照して説明する。
【0015】
図1は本発明に係る玉計数機の一実施形態の玉計数機の回線接続態様についての説明図、図2は本発明に係る玉計数機の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【0016】
この実施形態の玉計数機1は、遊戯者が獲得した出玉数を計数するものであって、図1に示すように、各パチンコ島等に設置されており、そして互いに通信回線2で接続されている。
【0017】
この実施形態の玉計数機1は、図2に示すように、制御部10と、通信ドライバ11と、計数部12と、表示部13と、機器自体の動作設定や電源のON/OFFスイッチ等の操作スイッチ14と、玉の預り書を印字出力するプリンタ15とから構成されている。
【0018】
制御部10は、処理プログラムに従い機器自体を制御するCPU101,CPU101が処理する内容を規定する処理プログラムを格納する処理プログラムメモリ102,所定期間、例えば1日間において計数した玉数の合計を記憶するメモリ103,CPU101と計数部12間をインターフェースする計数IF104,CPU101と表示部13,操作スイッチ14およびプリンタ15間をインターフェースする入出力I/F105,CPU101と通信ドライバ11間をインターフェースする通信I/F106とから構成されている。
【0019】
通信ドライバ11は、他の島等に設置された玉計数機に対し、故障発生情報,故障復帰情報等の情報を送受信するように構成されている。
【0020】
計数部12は、図示しない玉検知センサからの玉検知信号を受信する毎に加算して玉を計数するように構成されている。
【0021】
表示部13は、例えば液晶表示板であって、故障が発生すると、これに替わる代替機として、最も近い箇所に設置されている正常に稼働する機器名を表示するように構成されている。
【0022】
次に、この実施形態の玉計数機の動作を図3のフローチャートを参照して説明する。
【0023】
今、#iの玉計数機1が玉つまりが発生し、玉を計数することができなくなると(ステップ110)、この玉計数機1の通信ドライバ11が、回線2を介して島等に設置されている他の玉計数機1に対し、故障が発生した旨の情報(故障発生情報)を出力する(ステップ120)。
【0024】
その後、この故障発生情報を受けた#i−1と#i+1の玉計数機1から計数可能状態であるとの情報を通信ドライバ11を介してCPU101が受けると、CPU101は、入出力I/F105を介して表示部13に、例えば“ただいま故障につき、#i−1または#i+1の玉計数機1を御使用下さい”とメッセージを表示させる(ステップ130)。
【0025】
CPU101は、表示部13にメッセージを表示させたのち、玉つまりが解消し、玉計数を行うことができるようになると、通信ドライバ11,回線2を介して島等に設置されている他の玉計数機1に対し、故障から復帰した旨の情報(故障復帰情報)を出力するとともに、表示部13に表示している“ただいま故障につき、#i−1または#i+1の玉計数機1を御使用下さい”との内容のメッセージを消去する(ステップ140)。
【0026】
CPU101は、故障復帰情報を出力したのち、本機#iを除いた#1〜#nの他の玉計数機1のそれぞれから、所定期間、例えば朝開店したときから現時点までの期間中に計数した玉数合計を回線2および通信ドライバ11を介して収集すると(ステップ150)、この収集した各玉計数機1の玉数合計から、最も玉数を計数した玉計数機1を特定するとともに、1台当たりの平均を算出する(ステップ160)。
【0027】
なお、#iの玉計数機から故障復帰情報を受けたときの他の玉計数機1の動作を説明すると、他の玉計数機1は、通信ドライバ11を介して故障復帰情報を受けると、CPU101がメモリ103に記憶されている玉数合計を読み出し、これを通信ドライバ11,回線2を介して故障復帰情報を出力した玉計数機1に出力するようになっている。
【0028】
の玉計数機1のCPU101は、1台当たりの玉数合計の平均を算出すると、先に特定した最も玉数を計数した玉計数機1に対し、稼働を停止させる指示を出力する(ステップ170)。
【0029】
その後、CPU101は、故障から復帰した玉計数機1が玉を計数していき、玉数合計値が先に算出した一台当たりの平均玉計数になったか否かを判断する(ステップ180)。
【0030】
CPU101は、玉数合計値が一台当たりの平均玉計数になっていない場合には(ステップ180;N)、玉数合計値が一台当たりの平均玉計数になるまで同様な判断を繰り返す一方、玉数合計値が一台当たりの平均玉計数になった場合には(ステップ180;Y)、先に稼働を停止させた玉計数機1に対して稼働の再開させる指示を出力して稼働を再開させ(ステップ190)、処理を終了する。
【0031】
この実施形態によれば、故障が発生すると、正常に稼働する本機と最も近い箇所に設置されている機器名が表示部13に表示されているため、客に対する玉計数処理のための移動を最小限することができる。
【0032】
また、故障から復帰すると、他の玉計数機1のそれぞれから収集した玉数合計に基づき、CPU101が一台当りの平均玉数を算出し、この算出した平均玉数を計数するまで、最も玉数合計の多い玉計数機1の稼働を停止するので、計数負荷を均等にすることができる。
【0033】
なお、本実施形態の玉計数機1は、稼働を停止する台数を1台としているのは、計数負荷を単に均等にするのであれば、複数台の稼働を同時に停止すばよいが、かえって客に対するサービスの低下をきたすためである。
【0034】
【発明の効果】
以上本発明によれば、この実施形態によれば、故障が発生すると、通信回線を介して正常稼働する玉計数機をチェックし、故障機に替わる代替機を表示するようにしたことにより、客に対するサービスを向上することができる。
【0035】
特に、表示される代替機として最も近い箇所に設置されている正常に稼働する機器名が表示されるようにしたことにより、玉計数処理における客の移動距離を最少限に止めることができる。
【0036】
さらに、故障から復帰すると、通信回線を介して収集した他の玉計数機からの玉数合計に基づき、算出された平均玉数まで、所定の玉計数機の稼働を停止させることにより、計数負荷を均等にするため、故障発生を防止することができる。
【0037】
特に、停止させる玉計数機を最も多い玉数のものとすることにより、計数負荷を一層均等にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る玉計数機の一実施形態の玉計数機の回線接続態様についての説明図。
【図2】本発明に係る玉計数機の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図3】この実施形態の玉計数機の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 玉計数機
2 通信回線
10 制御部
11 通信ドライバ
12 計数部
13 表示部
14 操作スイッチ
15 プリンタ
101 CPU
102 処置プログラムメモリ
103 メモリ
104 計数I/F
105 入出力I/F
106 通信I/F

Claims (3)

  1. 通信回線で互いに接続された複数のパチンコ玉計数機からなるパチンコ玉計数システムであって、
    上記各パチンコ玉計数機は、
    所定期間において計数した玉数合計を記憶する記憶手段と、
    故障した場合に、故障していない他のパチンコ玉計数機のうち計数可能な代替機を表示する表示手段と、
    故障から復帰した場合に、
    故障していない他のパチンコ玉計数機が計数した上記玉数合計を収集する収集手段と、
    この収集手段により収集された玉数合計に基づき、この故障していない他のパチンコ玉計数機の1台あたりの平均玉計数を算出する算出手段と、
    この故障していない他のパチンコ玉計数機の中から最も多い玉数合計を有するパチンコ玉計数機を特定するとともに、この特定したパチンコ玉計数機に対して稼動を停止させる指示を出力する稼動停止指示手段と、
    この稼動停止指示手段により停止させたパチンコ玉計数機に対し、故障から復帰したパチンコ玉計数機が上記平均玉計数を計数した時点でこの停止させたパチンコ玉計数機の稼動を再開させる指示を出力する稼動再開指示手段と、
    を具備することを特徴とするパチンコ玉計数システム。
  2. 上記表示手段は、
    上記代替機として、故障したパチンコ玉計数機から最も近い箇所に設置されている故障していない他のパチンコ玉計数機名を表示すること
    を特徴とする請求項1記載のパチンコ玉計数システム。
  3. 上記収集手段は、
    故障していない他のパチンコ玉計数機のすべてに対して故障復帰情報を出力し、この故障復帰情報を受け取ったパチンコ玉計数機の記憶手段から玉数合計を上記通信回線を介して取り出すこと
    を特徴とする請求項1記載のパチンコ玉計数システム。
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