JP3673772B2 - カメラ情報の表示装置および表示方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ制御システムにおけるカメラ情報の表示装置および表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
1又は複数のカメラを遠隔地から遠隔操作できるカメラ制御システムが、監視システムやテレビ会議又はビデオ会議システムで使用されている。カメラは、通常、パン、チルト及びズームを外部制御できるようになっており、そのような機能を組み込んだものが既に市販されている。
【0003】
複数のカメラを遠隔操作する場合、各カメラがどこにどのような向きに配置されているかを操作者に示す必要がある。そこで、例えば、オフィス内に複数のカメラを設置し、各カメラを1台の制御装置(実質的には、コンピュータ)により遠隔操作するシステムで、配置箇所の地図に重ねて、各カメラの設置位置にカメラを示す図形、即ち、カメラ・アイコンを表示する表示方法が、既に、本出願人により特許出願されている。図13は、そこで提案された表示画面を示す。
【0004】
図13において、110は、操作対象の1又は複数のカメラの設置場所を示す地図ウインドウであり、オフィスの座席表等の地図に重ねて、当該オフィスに配置される1又は複数の各カメラの配置場所を示すカメラ・アイコン112−1〜112−6が表示されている。カメラ・アイコン112−1〜112−6は、対応するカメラの向きとほぼ同じ向きで表示される。地図ウインドウ110の横に、任意に指定した1台のカメラからの映像を表示する映像ウインドウ114が表示され、映像ウインドウ114の下には、指定したカメラのパン、チルト及びズームを操作する操作パネル116が表示される。なお、何れかのカメラ・アイコン112−1〜112−6をマウスで指定することにより、指定されたカメラ・アイコン112−1〜112−6が代表する1台のカメラを操作パネル116で操作できるようになり、また、そのカメラの出力映像が映像ウインドウ114に表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような表示システムを採用することにより、操作したいカメラがどこに位置するのかを視覚的に理解できるようになるが、例えば、全部のカメラのパン、チルト及びズームの全ての制御を考慮すると、十分とはいいきれない。
【0006】
本発明は、先の提案を更に改良し、制御対象の1又は複数のカメラの特性を容易に理解できるようにしたカメラ情報の表示装置を提示することを目的とする。
【0007】
本発明はまた、多様な制御特性を有する1又は複数のカメラを遠隔制御する状況で、各カメラを容易に制御できるようにしたカメラ情報の表示装置を提示することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るカメラ情報の表示装置は、カメラの出力映像と、前記カメラをその特性に応じて表されるシンボルを配置した地図とを表示する表示手段と、複数のカメラの回転機能有無情報と最大パン角情報と最大視野角情報とを含むカメラ情報ファイルを記憶する記憶手段と、を有し、前記表示手段は、回転制御可能な第1カメラと回転制御不能な第2カメラのシンボルを表示する場合、前記記憶手段に記憶されたカメラ情報ファイルに基づき、前記第1カメラのシンボルとして、前記第1カメラの回転可能な最大パン角を示す図形を表示し、前記第2カメラのシンボルとして、第2カメラの最大視野角を示す図形を表示することを特徴とする。
【0009】
本発明に係るカメラ情報の表示方法は、カメラの出力映像と、前記カメラをその特性に応じて表されるシンボルを配置した地図とをディスプレイ上に表示するカメラ情報の表示方法であって、複数のカメラの回転機能有無情報と最大パン角情報と最大視野角情報とを含むカメラ情報ファイルを記憶手段に記憶しておき、回転制御可能な第1カメラと回転制御不能な第2カメラのシンボルを表示する場合、前記記憶手段に記憶されたカメラ情報ファイルに基づき、前記第1カメラのシンボルとして、前記第1カメラの回転可能な最大パン角を示す図形を表示し、前記第2カメラのシンボルとして、第2カメラの最大視野角を示す図形を表示することを特徴とする。
【0012】
【作用】
上記手段により、カメラの向き、現在の映像視野、最大パン範囲、最大の映像入力範囲等が視覚的に分かりやすく表示される。これにより、カメラの性能及び現状をより直感的に把握できるようになる。直感的で分かりやすいユーザ・インターフェースを提供できる。
【0013】
【実施例】
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。10(10−1,10−2,10−3,・・・)はビデオ・カメラ、12(12−1,12−2,12−3,・・・)は、ビデオ・カメラ10(10−1,10−2,10−3,・・・)のパン、チルト、ズーム、焦点調節及び絞りなどを外部制御信号に従い、直接制御するカメラ制御回路である。制御信号線として、例えば、RS−232C等があるが、これに限定されないことは明らかである。
【0015】
20はカメラ制御回路12に制御コマンドを送ることにより各ビデオ・カメラ10を制御するコンピュータ・システムからなるカメラ操作装置であり、22は全体を制御するCPU、24は主記憶、26は二次記憶装置(例えば、ハード・ディスク装置)、28はビットマップ・ディスプレイ、30はポインティング・デバイスとしてのマウスである。
【0016】
32は複数のビデオ・カメラ10から制御対象にする1台を選択し、装置20による制御下に置くカメラ入力選択装置、34はカメラ入力選択装置32により選択されたビデオ・カメラ10の出力映像信号を取り込むビデオ・キャプチャ装置、36は、装置20をコンピュータ・ネットワーク又は通信回線網に接続するネットワーク・インターフェース、38は、CPU22乃至ネットワーク・インターフェース36の各デバイスを相互に接続するシステム・バスである。ネットワーク・インターフェース36により、カメラ操作装置20にネットワークを経由してカメラ制御信号を送り、カメラ10を制御させることができる。
【0017】
カメラ入力選択装置32は、複数のカメラ制御回路12に繋がる制御信号線及び映像出力の内の1つを選択し、選択されたビデオ出力をビデオ・キャプチャ装置34に供給すると共に、選択された制御信号線をバス38に論理的に接続する。ビデオ信号の形式としては、例えば、輝度色差分離式のNTSC信号がある。ビデオ・キャプチャ装置34は、カメラ入力選択装置32によって選択されたビデオ出力を取り込む。取り込まれたビデオ信号は、ビットマップ・ディスプレイ28の所定ウインドウに動画表示される。
【0018】
また、二次記憶装置26には、カメラ10の配置図を示す地図データ、カメラ10の位置情報及び視野情報を収容したカメラ情報ファイルと、現在のカメラ状態情報を収容したカメラ状態テーブル、及び各カメラ10を図示するアイコン(カメラ・アイコン)データを記憶する。カメラ情報ファイル及びカメラ状態テーブルの詳細は、後述する。
【0019】
なお、本実施例では、操作対象のカメラを、パン、チルト及びズームを外部制御可能なカメラ、ズームのみ外部制御可能なカメラ、並びに、パン、チルト及びズームの何れについても外部制御不可能なカメラの3種類を想定し、それぞれを、回転・ズーム可能カメラ、ズーム可能カメラ及び制御不能カメラと呼ぶことにする。従って、二次記憶装置26に記憶するカメラ制御特性としては、少なくとも、回転・ズーム可能、ズーム可能及び制御不能を区別することになる。又は、個別の要素(回転とズーム)について、制御可能な範囲を記憶するようにしてもよい。制御不能な場合には、制御可能な範囲の上限値と下限値を一致させればよい。各カメラ制御回路12は、接続するカメラ10が回転・ズーム可能であれば、回転コマンドとズーム・コマンドの両方を受け付けるが、接続するカメラ10がズーム可能であれば、ズーム・コマンドのみを受け付け、接続するカメラ10が制御不能であれば、回転コマンドとズーム・コマンドのどちらも受け付けない。各カメラ制御回路12は、受け付けえないコマンドが入力すると、エラー信号を装置20に返す。
【0020】
図2は、ビットマップ・ディスプレイ28の表示画面の一例である。ビットマップ・ディスプレイ28上では、複数のウインドウを同時表示可能なウインドウ表示システムが動作しているものとする。地図ウインドウ40には、オフィスの座席配置などを示す地図が表示され、その地図上に、当該オフィスに配置される複数のカメラ10の配置場所を示すカメラ・アイコン42−1〜42−7が表示されている。詳細は後述するが、カメラ・アイコン42−1〜42−7は、対応するカメラ10の向きとほぼ同じ向きで表示され、パンできる範囲と現在の視野角も同時に表示される。
【0021】
映像ウインドウ44には、カメラ入力選択装置32によって選択された1台のカメラ10の出力映像が表示される。なお、地図ウインドウ40上では、選択されているカメラ10を識別できるよう、選択されたカメラに対応するカメラ・アイコンを、選択されていないカメラに対応するカメラ・アイコンとは別の色で表示する。
【0022】
映像ウインドウ44の下側に操作パネル46が表示される。操作パネル46はパン及びチルトのための回転操作ボタンと、ズーム操作のためのスライド式ボタンが表示される。これらのボタンを操作することにより、任意の指定のカメラを回転操作及びズーム操作できる。選択されたカメラがズーム可能(即ち、回転不能)のときには、回転操作ボタンは操作不能の表示態様になり、選択されたカメラが制御不能の場合には、回転操作ボタン及びズーム操作ボタンが共に操作不能の表示態様になる。
【0023】
図3は、カメラ・アイコン42−1〜42−7の拡大図を示す。本実施例のカメラ・アイコンは、カメラの現在の向きを示すカメラ本体図形50と、最大にパンできる角度範囲を示す扇形の最大パン角図形52と、現在の撮影範囲を示す扇形の現在視野角図形54とからなる。回転不能なカメラでは、最大パン角図形52は角度0度の扇形、即ち、直線になるが、これを表示するかしないかは専ら、ユーザの好みによると思われるので、表示/非表示を選択可能とするのが好ましい。最大パン角図形52と現在視野角図形54とを互いに十分に識別できるように、これらの表現色及び模様を設定すべきである。現在の視野角は、撮影レンズの焦点距離により決定される。
【0024】
図4は、カメラ情報ファイルの構造及びデータ例を示す。カメラ情報ファイルは、図4に示すように、各カメラに固有の番号であるカメラ番号、カメラ設置位置(X,Y)、カメラ設置方向(パン角度を0度にしたときにカメラの中心が向く方向)、制御特性(0:回転・ズーム可能、1:ズーム可能、2:制御不可能)、最大視野角(ズーム倍率1.0の時の視野角)、最大パン角及び最大ズーム倍率からなる。
【0025】
図5は、カメラ状態テーブルの構造及びデータ例を示す。カメラ状態テーブルは、図5に示すように、カメラ番号、現在のカメラ方向、及び現在のズーム倍率からなる。カメラ状態テーブルのカメラ番号は図4に示すカメラ情報ファイルとリンクするためであり、現在のカメラ方向と現在のズーム倍率は、操作パネル46上でのマウス操作の都度、選択されたカメラの該当する部分が更新される。いうまでもないが、現在のカメラ方向は、回転能力を持つカメラに対してのみ有効であり、現在のズーム倍率はズーム能力を持つカメラに対してのみ有効である。
【0026】
図6は、本実施例の動作を示すフローチャートである。先ず、二次記憶装置26に格納されている地図データを読み込み、地図ウインドウ40に表示する(S1)。次に、配置されているカメラの位置情報及び視野情報を収容したカメラ情報ファイルと、現在のカメラ状態情報を収容したカメラ状態テーブルを読み込み(S2)、これらの情報に基づいて、図2に示すように、地図ウインドウ40上の該当する箇所にカメラ・アイコン42−1〜42−7を描画する(S3)。そして、ユーザからのマウス操作を待つ(S4)。
【0027】
マウス・クリックによって地図ウインドウ40上の何れかのカメラ・アイコン42−1〜42−7が選択されたなら(S5)、選択された1つのカメラ・アイコン42−1〜42−7を選択状態を示す色(ここでは、赤とする。)に変更し、カメラ情報ファイルからそのカメラ・アイコンが示すカメラ番号を求める(S6)。ここでは、カメラ10−nが選択されたとする。CPU22は、カメラ入力選択装置32にカメラ切り換え命令を送って、制御信号線およびカメラ出力をカメラ10−nに切り換える(S7)。カメラ10−nの出力はカメラ入力選択装置32、ビデオ・キャプチャ装置34及びバス38を介してディスプレイ28に供給され、映像ウインドウ44に映像表示される。
【0028】
映像ウインドウ44に付属する操作パネル46が操作されたのであれば(S8)、操作内容に応じたカメラ制御コマンドがカメラ入力選択装置32を介してカメラ制御回路12−nに送信される(S9)。勿論、ユーザは、現在選択中のカメラ10−nの制御特性(回転・ズーム可能、ズーム可能又は制御不能)に適う操作しか入力できない。カメラ制御回路12−nは受信したカメラ制御コマンドに従いカメラ10−nを制御する。CPU22は同時に、選択されたカメラ・アイコンの表示を新しい状態に合致するように更新する。
【0029】
図7を参照して、カメラ・アイコンの表示(S3)及びその更新(S10)の動作を説明する。まず、制御特性に応じて処理が異なる(S21)。制御不能カメラであれば(S21)、現在視野角図形54を表示する(S22)。描画される現在視野角図形54は、カメラ設置位置を中心として、カメラ設置方向から両側に最大視野角の1/2だけ広がった一定半径の扇形である。次に、カメラ本体図形50を、カメラ設置位置座標に中心を置き、カメラ設置方向に向いた状態で、現在視野角図形54の上に重ねて表示する(S23)。例えば、図4におけるカメラ番号3に対するカメラ・アイコンは、図8に示すように表示される。
【0030】
ズーム可能カメラのとき(S21)、現在視野角図形54を表示する(S24)。描画される現在視野角図形54は、カメラ設置位置を中心として、カメラ設置方向から両側に現在の視野角の1/2だけ広がった一定半径の扇形である。次に、カメラ本体図形50を、カメラ設置位置座標に中心を置き、カメラ設置方向に向いた状態で、現在視野角図形54の上に重ねて表示する(S25)。例えば、図4におけるカメラ番号4に対するカメラ・アイコンは、図5に示す現在状態のとき、図9に示すように表示される。
【0031】
回転・ズーム可能カメラであれば(S21)、まず、最大パン角図形52を表示する(S26)。ここで描画する最大パン角図形52は、カメラ設置位置を中心として、カメラ設置方向から両側に最大パン角度の1/2の角度だけ広がった一定半径の扇形である。次に、現在視野角図形54を最大パン角図形52の上に表示する(S27)。描画される現在視野角図形54は、カメラ設置位置を中心として、現在のカメラ方向から両側に現在の視野角の1/2だけ広がった一定半径の扇形である。最後に、カメラ本体図形50を、カメラ設置位置に中心を置き、カメラ方向に向いた状態で、最大パン角図形52及び現在視野角図形54の上に重ねて表示する(S28)。例えば、図4におけるカメラ番号5に対するカメラ・アイコンは、図5に示す現在状態のとき、図10に示すように表示される。
【0032】
操作パネル46の操作に対してCPU22がカメラ入力選択装置32を介してカメラ制御回路12に供給するカメラ制御信号は、通常の外部制御可能なカメラに対する制御コマンド系と同様でよい。本実施例では、例えば、操作パネル46の右矢印ボタンが押されると、CPU22は、右方向へのパン制御コマンドを操作コマンドをカメラ入力選択装置32を介して、その時点で選択されているカメラ10のカメラ制御回路12に供給する。CPU22は、同時に、カメラ状態テーブルの現在のカメラ方向及び現在のズーム倍率を更新する。
【0033】
現在のカメラの視野角度θcは、最大視野角θmaxと、現在のズーム倍率Kとから、下記式に従って求められる。即ち、
θc=arctan(tanθmax/K)
なお、本実施例では、全ての外部制御可能なカメラは、起動時に、カメラ状態テーブルの初期値として、現在のカメラ方向は、カメラ設置方向と同一の値にセットされ、現在のズーム倍率は1.0にセットされるものとする。
【0034】
上記実施例は、容易にネットワーク対応に拡張できる。例えば、図11に示すように、図1に示すのと同じ構成の複数のカメラ操作装置60−1,60−2,・・・,60−Mをネットワーク62に接続する。ネットワーク62は、ビデオ・キャプチャ装置34で各装置60−1〜60−M内に取り込まれたディジタル動画及びカメラ制御信号を送信するのに十分なバンド幅を有するローカルエリア・ネットワークLAN又はワイドエリア・ネットワークWANを想定しているが、必ずしもこれらに限定されないことは明らかである。
【0035】
各カメラ操作装置60−1〜60−Mはネットワーク・インターフェース36を介して、それぞれのビデオ・キャプチャ装置34により取り込んだビデオ・データをパケット化してネットワーク62に出力できると共に、パケット化されたビデオ・データをネットワーク62から受信できる。ビットマップ・ディスプレイ28は、ビデオ・キャプチャ装置34により取り込まれたビデオ・データ及びネットワーク62からのビデオ・データを映像ウインドウに表示する。カメラ操作命令及びカメラ切替命令についても、各カメラ操作装置60−1〜60−Mは、ネットワーク・インターフェース36を介して、ネットワーク62に送信でき、ネットワーク62から受信できる。ネットワーク62から受信されたカメラ操作命令及びカメラ切替命令は、内部で生成されたカメラ操作命令及びカメラ切替命令と同様に扱われる。このような技術は、周知である。
【0036】
但し、ネットワーク対応とするために、各カメラには、図12に示すように、装置アドレスの項目と地図名(即ち、オフィス名)の項目の情報が追加される。カメラ選択に際して、必要に応じてメニュー等で装置アドレス及び/又は地図名を選択し、カメラ操作装置及び/又は地図を切り替える操作が必要になる。なお、地図名の項目は、ネットワーク対応に限らず、カメラが離れた場所にあり、1枚の地図上に表現し切れない場合にも有効である。即ち、複数の地図を切り替えて地図ウインドウ40に表示できるようにしておく必要がある。カメラ選択に際して、必要に応じてメニューなどで地図及び又は対象のカメラが接続するカメラ操作装置を選択する。
【0037】
制御すべきカメラが選択され、そのカメラ番号が分かった時点で、図12に示す表を参照し、カメラ番号から装置アドレスを求める。選択したカメラを直接制御できない場合、即ちネットワーク経由で制御する必要がある場合には、カメラ操作命令及びカメラ切替命令をネットワーク経由で発行することになる。また、カメラ映像表示に関しては、地図を表示し、カメラ操作を入力するカメラ操作装置をAとし、選択されたカメラが接続されているカメラ操作装置をBとすると、カメラが選択された時点で、装置Aから装置Bにカメラ映像の送信を要求し、装置Bがキャプチャしたビデオ・データを装置Aにネットワークを介して送信してもらうようにする。
【0038】
このように、ネットワーク対応に拡張することで、カメラ入力選択装置の入力数に制限がある場合にも、より多くのカメラを制御できるようになる。また、離れた場所の1又は複数のカメラを制御したい場合に、双方向で相互に簡単に対応できるようになる。
【0039】
最大パン角図形によりパン範囲を角度表示したが、これの代わりに又はこれに加えて、最大パン角の情報と最大視野角の情報とから、映像入力可能範囲を図形として表示するようにしてもよい。例えば、カメラ設置位置を中心として、カメラ設置方向から両側に、最大パン角の1/2と最大視野角の1/2の和に相当する角度だけ広がった、一定半径の扇形を描画すればよい。この扇形図形の中心角は、実際に撮影できる最大の範囲を示している。
【0040】
【発明の効果】
以上の説明から容易に理解できるように、本発明によれば、各カメラの映像入力可能範囲及び最大パン角などの情報を視覚的に表示するので、カメラの性能及び現状をより直感的に把握できるようになる。即ち、直感的で分かりやすいユーザ・インターフェースを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。
【図2】 本実施例の画面例である。
【図3】 カメラ・アイコンの基本構成を示す図である。
【図4】 カメラ情報ファイルの構造とデータ例である。
【図5】 カメラ状態テーブルの構造とデータ例である。
【図6】 本実施例の動作フローチャートである。
【図7】 カメラ制御特性に応じたカメラ・アイコンの表示処理のフローチャートである。
【図8】 カメラ・アイコンの表示例1である。
【図9】 カメラ・アイコンの表示例2である。
【図10】 カメラ・アイコンの表示例3である。
【図11】 ネットワーク構成の概略ブロック図である。
【図12】 ネットワーク対応のための追加情報である。
【図13】 従来例における画面例である。
【符号の説明】
10(10−1,10−2,10−3,・・・):ビデオ・カメラ
12(12ー1,12ー2,12ー3,・・・):カメラ制御回路
20:カメラ操作装置
22:CPU
24:主記憶
26:二次記憶装置
28:ビットマップ・ディスプレイ
30:マウス
32:カメラ入力選択装置
34:ビデオ・キャプチャ装置
36:ネットワーク・インターフェース
38:システム・バス
40:地図ウインドウ
42−1〜42−7:カメラ・アイコン
44:映像ウインドウ
46:操作パネル
50:カメラ本体図形
52:最大パン角図形
54:現在視野角図形
60−1,60−2,・・・,60−M:カメラ操作装置
62:ネットワーク
110:地図ウインドウ
112−1〜112−6:カメラ・アイコン
114:映像ウインドウ
116:操作パネル

Claims (6)

  1. カメラの出力映像と、前記カメラをその特性に応じて表されるシンボルを配置した地図とを表示する表示手段と、
    複数のカメラの回転機能有無情報と最大パン角情報と最大視野角情報とを含むカメラ情報ファイルを記憶する記憶手段と、を有し、
    前記表示手段は、回転制御可能な第1カメラと回転制御不能な第2カメラのシンボルを表示する場合、前記記憶手段に記憶されたカメラ情報ファイルに基づき、前記第1カメラのシンボルとして、前記第1カメラの回転可能な最大パン角を示す図形を表示し、前記第2カメラのシンボルとして、第2カメラの最大視野角を示す図形を表示することを特徴とするカメラ情報の表示装置。
  2. 前記表示手段は、前記第1カメラのシンボルとして、現在の撮像視野角を示す図形と前記最大パン角を示す図形とを重ねて表示することを特徴とする請求項に記載のカメラ情報の表示装置。
  3. 前記表示手段は、前記最大パン角を示す前記第1カメラのシンボルの図形の色と、前記最大視野角を示す前記第1カメラのシンボルの図形の色とを、互いに異なる色を使用して表示することを特徴とする請求項1に記載のカメラ情報の表示装置。
  4. カメラの出力映像と、前記カメラをその特性に応じて表されるシンボルを配置した地図とをディスプレイ上に表示するカメラ情報の表示方法であって、
    複数のカメラの回転機能有無情報と最大パン角情報と最大視野角情報とを含むカメラ情報ファイルを記憶手段に記憶しておき
    回転制御可能な第1カメラと回転制御不能な第2カメラのシンボルを表示する場合、前記記憶手段に記憶されたカメラ情報ファイルに基づき、前記第1カメラのシンボルとして、前記第1カメラの回転可能な最大パン角を示す図形を表示し、前記第2カメラのシンボルとして、第2カメラの最大視野角を示す図形を表示することを特徴とするカメラ情報の表示方法。
  5. 前記第1カメラのシンボルとして、現在の撮像視野角を示す図形と前記最大パン角を示す図形とを重ねて表示することを特徴とする請求項に記載のカメラ情報の表示方法。
  6. 前記最大パン角を示す前記第1カメラのシンボルの図形の色と、前記最大視野角を示す前記第1カメラのシンボルの図形の色とを、互いに異なる色を使用して表示することを特徴とする請求項4に記載のカメラ情報の表示方法。
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