JP3673898B2 - 複合アンカーボルト及びその施工方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート床面、壁面、天井面等にあと施工アンカーを施工する際に使用するアンカーボルト及びその施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、あと施工アンカーは接着系アンカーと本体打込みアンカーに区別され、各々その種類は多数に及ぶ。図10は、従来の接着系アンカーのあと施工アンカーの施工例を示す。図10(1)のようにコンクリート躯体9に、接着剤を封入したカプセル15を埋め込む穿孔をあけ、図10(2)のように専用ブラシ25で穿孔を清掃し、図10(3)のようにカプセル15を挿入後、図10(4)のようにアンカーボルト18を攪拌しながら挿入し、図10(5)のように接着剤を硬化させてコンクリート、アンカーボルトを固着させることにより、アンカーボルトの取付けが完了する。また、接着材の種類によっては、アンカーボルトを攪拌する必要がなく、ハンマーでアンカーボルトを打撃して接着剤を混合し、アンカーボルトを固着させる方法もある。本発明では、このハンマー打ち込み式の接着剤の入ったカプセル(例えばMUアンカー)を使用するか或いは、注入ガンで接着材を穿孔に注入する方法を採用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のあと施工アンカーボルトの施工における最大の問題点は、コンクリートの中に鉄筋が存在し、アンカーボルト用の穿孔がこの鉄筋に遭遇すると、あと施工アンカーボルトが施工できないことである(但し、あと施工アンカーの長さが小さい場合を除く)。あと施工アンカーボルトの強度を確保するためには、コンクリート中に所定の埋込み長さが必要であるのだが、通常コンクリート表面より約30〜60mmの深さに鉄筋が存在するため、アンカーボルト用の穿孔がこの鉄筋に遭遇するとアンカーボルトの正規の長さをとることができない。これを図によって説明すると、図11において、Dはアンカーボルト18が鉄筋12に遭遇しない場合であり、アンカーボルト18の正規のアンカー長Lをとることができる。これに対しEは穿孔10が鉄筋12に遭遇して正規のアンカー長Lをとれない場合を示す。なお、図中26は、コンクリート躯体9の表面である。また、Fはかぶり代である。
【0004】
従来この問題を解決する方法は、図12(1)のように、鉄筋に当った場所より離れて鉄筋12をさけるように30°程斜めにアンカーボルト18を打込むしかなかった。アンカーを打った後、図12(2)のように台直しといってアンカーボルトをコンクリート面で垂直になるように力を加えて曲げることを行っていた。ところが、上記斜めにアンカーを打つとコンクリート面での位置がずれやすい、施工が難しい、台直しによりアンカーボルトに局所的な残留応用を与え、強度上問題がある等の色々な問題が生ずる。このような理由で、かなりの熟練工でないと良い仕事ができず、施工に当たりはずれが生じていた。なお、台直しはボルト径がM16の太さまでは容易であるが、M20以上では人力では困難であり、現状では大口径のアンカーボルトはやむおえずダイヤモンドカッターで鉄筋を切断する等の処置を行って、アンカーを施工していた。
【0005】
本発明は、コンクリート床面、壁面、天井面等にあと施工アンカーを施工する際に、コンクリート中の鉄筋とアンカーボルト用の穿孔が鉄筋に遭遇した場合に、施工したいアンカーの位置を変更しないでその位置に正確に施工可能で、かつ所定の強度を有するアンカーボルト及びその施工方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、コンクリート躯体にあと施工するアンカーボルトにおいて、コンクリ−ト躯体外に突出施工される取付け用ねじ部と、コンクリート躯体内に埋め込み施工されるアンカーボルト部とを一体的に設け、前記埋め込み施工されるアンカーボルト部のアンカー長をコンクリート鉄筋かぶり代より長く形成するとともに、施工したいアンカー位置に配置される前記取り付け用ねじ部の軸芯と埋め込み施工されるアンカーボルト部の軸芯と偏芯させて鉄筋との遭遇を回避可能に形成してなることを特徴とする複合アンカーボルトである。
【0007】
また、本発明は、施工したいアンカー位置で鉄筋に遭遇した穿孔に施工する、アンカー長がかぶり代より短い第1のアンカーボルトと、アンカー長がかぶり代より長くかつコンクリート躯体外に出る取付け用ねじ部を持たない第2のアンカーボルトと、前記第1のアンカーボルトと前記第2のアンカーボルトを一体的に連結する連結部材を有することを特徴とする複合アンカーボルトである。
【0008】
また、本発明は、第1のアンカーボルトの埋め込み深さを調節可能とし、第2のアンカーボルトと連結部材の一端部を一体的に形成し、前記連結部材の他端部に前記第1のアンカーボルトのねじ部と螺合する雌ねじ部を形成したことを特徴とする複合アンカーボルトである。ここで、適宜第1のアンカーボルトの全面にわたりねじ部を形成するのがよい。
【0009】
第1のアンカーボルトと第2のアンカーボルトの夫々の軸芯間の距離が約30〜150mmであることが好適である。
連結部材の横断面は矩形、或いは上部が平坦側の半円形、或いは円形であることが好適である。
【0010】
また、本発明は、第1のアンカーボルト、第2のアンカーボルト及び連結部材が一体的に形成されていることを特徴とする複合アンカーボルトである。ここで、適宜外周の全面にねじ部を形成してもよい。
【0011】
また、本発明は、コンクリート躯体の外に出ている取付け用ねじ部を中心として、所定の距離をおいて、複数本のアンカーボルト部を一体的に配置したことを特徴とする複合アンカーボルトである。
【0012】
また、本発明は、第1のアンカーボルト及び第2のアンカーボルトのコンクリート埋設部が、丸棒状又は表面に凹凸のある鉄筋形状であることを特徴とする複合アンカーボルトである。
【0013】
そして、本発明の複合アンカーボルトの施工方法は、コンクリート躯体にアンカーボルトをあと施工する際に、鉄筋に遭遇した、正規の施工したいアンカーの位置と鉄筋に遭遇しないアンカーの位置に夫々第1及び第2の穿孔を設けるとともに、前記第1及び第2の穿孔間に溝を設け、前記第1及び第2の穿孔と前記溝に、2本のアンカーボルトを連結部材で一体に形成した複合アンカーボルトを施工することを特徴とするものである。
【0014】
そして、本発明は、コンクリート躯体にアンカーボルトをあと施工する際に、あと施工アンカー用の第1の穿孔が鉄筋に遭遇した場合に、前記第1の穿孔を覗いて、遭遇の状況が、(A)穿孔が上下方向の鉄筋に当たったのか、或いは、(B)穿孔が左右方向の鉄筋当たったのか、(C)穿孔が上下左右方向の鉄筋に当たったのかを判別し、(A)の場合には鉄筋の左右か左右斜め方向のうちの何れか一方向を選択し、(B)の場合には鉄筋の上下か上下斜め方向のうちの何れか一方向を選択し、(C)の場合には、鉄筋の上下斜め方向のうちの何れか一方向を選択し、前記選択された方向に、前記第1の穿孔から所定の距離をおいた位置に、かぶり代より深い深さに第2の穿孔をあける工程と、前記第1の穿孔と第2の穿孔の間に複合アンカーの連結部が嵌合する溝を形成する工程と、アンカー長がかぶり代より短い第1のアンカーボルトと、アンカー長がかぶり代より長くかつコンクリート外に出る取付け用ねじ部を持たない第2のアンカーボルトと、前記第1のアンカーボルトと前記第2のアンカーボルトを連結する連結部材を有する複合アンカーボルトを夫々前記第1の穿孔、前記第2の穿孔及び前記溝に施工する工程を含むことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】
通常、鉄筋は図1のように、碁盤の目のように配筋されているので、鉄筋の位置が分からない場合、一回目のあと施工アンカーの穿孔が鉄筋10に遭遇する位置の種類は、図1のA、B、C、の3通りある。Aは南北方向の鉄筋に穿孔が当った場合、Bは東西方向の鉄筋に穿孔が当った場合、Cは東西南北方向の鉄筋クロス部に当った場合である。図中黒丸は、アンカー用穿孔が鉄筋に遭遇した位置を示す。なお、一般的な構造物の場合、鉄筋の直径は約10〜22mm、鉄筋のピッチは約100〜250mmである。
【0016】
本発明者は、一回目のあと施工アンカーの穿孔を覗けば、A、B、Cいずれのパターンか判別がつき、Aパターンでは左右か左右斜め方向、Bパターンでは上下か上下斜め方向、Cパターンでは上下斜め方向か左右斜め方向には、すぐ近くに鉄筋がないことが予想できることを見出した。そこで、これらの方向のうちの一つを選択して、A、B、C、からある距離X(約30〜150mm)をおいた位置に穿削孔をあけるようルールづければ、必要なアンカー長の穿孔をほぼ100%の確率で施工できることを見出した。
図中白丸は、選択した穿孔の位置を示す。本発明者は、この距離Xに着目して、以下に説明する複合アンカーボルト及びその施工方法を発明した。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施例を説明する。図2(1)は本発明の複合アンカーボルトの一実施例を示す平面図、図2(2)は図2(1)のA矢視図、図2(3)は図2(1)のB矢視図、図2(4)は図2(1)のC〜C断面図である。これらの図において、1は本発明の複合アンカーボルトである。2は鉄筋に遭遇した穿孔に施工する、アンカー長がかぶり代より短い第1のアンカーボルトであり、アンカーボルト2を固定するための外周面に溝が設けられている接着部3、及び連結部材5の雌ねじ部6と螺合するボルト部4から成る。
【0018】
7はアンカー長がかぶり代より長くかつコンクリート外に出る取付け用ねじ部を持たない第2のアンカーボルトであり、外周部にアンカーボルト7を固定するための溝が設けられている接着部8から成り、先端は連結部材5に固着されている。9はコンクリート躯体である。
【0019】
この複合アンカーボルトにおいて、連結部材5の上面より上の部分はコンクリート躯体9の表面より外にでる。即ち、大気中或いは水中にでる。一方、連結部材5の上面から下の部分は、コンクリート躯体9の内部に埋め込まれ、接着部3、8において、接着剤によりコンクリート躯体9と一体的に固定される。コンクリート躯体9との接着力の強さは、主に接着部8のアンカーボルトの表面積×単位面積当たりの接着強度によって決まる。つまり接着部8の長さが長いほど、接着力は大きくなる。補助的には、第1アンカーボルトの接着部3にも接着力は発生するが計算上は除外することとする。この接着力により、第1のアンカーボルト2のボルト部4に加わる引抜き力を求めることができる。また、ボルト部4に加わるせん断力は、ほとんどの場合、コンクリート躯体中に埋め込まれたアンカーボルトの断面積によって求めることができる。アンカーボルトの材質は適宜、SS400、ステンレス、アルミニウム、鋳鉄、SCS等が使用される。
【0020】
次に、この複合アンカーボルトの施工例について、図により説明する。図3(1)、(2)、(3)、(4)は順次施工工程を示す説明図である。
先ず、コンクリート躯体9にアンカーボルトをあと施工する際に、鉄筋の位置が分からない場合に、あと施工アンカーの第1の穿孔10が鉄筋12に遭遇した場合、前記第1の穿孔10を覗いて、遭遇の状況が、(A)穿孔が南北方向(上下方向)の鉄筋に当たったのか、或いは、(B)穿孔が東西方向(左右方向)の鉄筋に当たったのか、(C)穿孔が東西南北方向(上下左右方向)の鉄筋に当たったのかを判別し、(A)の場合には鉄筋の左右か左右斜め方向のうちの何れか一方向を選択し、(B)の場合には鉄筋の上下か上下斜め方向のうちの何れか一方向を選択し、(C)の場合には、鉄筋の上下斜め方向のうちの何れか一方向を選択する。そして。この選択した方向に、第1の穿孔10から所定の距離Xをおいた位置に、鉄筋12を超えた所定の深さに第2の穿孔11をあける。この際、第1の穿孔10を中心にして、半径Xの円弧を描き、この円弧上に、選択された方向に、次の穿孔11の位置をマーキングするのが便利である。図3(1)において、P点があと施工アンカーを打ちたい位置である。
【0021】
次に、図3(2)のように、第1の穿孔10と第2の穿孔11の間に、ダイヤモンドカッター刃をつけたディスクサンダーと振動ドリルで連結部材5が嵌合する溝14を形成する。そして、第1の穿孔10、第2の穿孔11及び溝14を清掃後、第1の穿孔10及び第2の穿孔11に、前述の接着剤カプセル15を挿入し、本発明の複合アンカーボルト1をハンマーで叩き込む。そして、コンクリート躯体9と連結部材5の隙間をコーキングし、接着剤の硬化を待つて施工が完了する。
【0022】
図4は、本発明の複合アンカーボルト1を壁面に施工した例を示し、16はコンクリート壁面、17はサポートアングルを示す。18は通常のアンカーボルトである。
【0023】
図5は、本発明の複合アンカーボルト1を床面に施工した例を示し、19はコンクリート床面、20はサポート部を示す。
図6(1)、(2)において、第1のアンカーボルト2はその外周の全面にボルト部4が形成された構造になっている。そして、第2のアンカーボルト7と連結部材5の一端部は一体的に形成されており、連結部材5の他端部に第1のアンカーボルト2のボルト部4と螺合する雌ねじ部6が形成されている。このような構成にしたので、第1のアンカーボルト2と第2のアンカーボルト7との相対位置を、施工に応じて調節することが可能であり便利である。第1のアンカーボルト2と連結材5を一体的に形成する場合は、第1アンカーボルト2の長さを鉄筋までの深さに応じて切断して、長さを調整する。
【0024】
本発明の複合アンカーボルトの形状は、以上説明したものに限らず、例えば、第1のアンカーボルト、第2のアンカーボルト及び連結部材が一体的に形成されているものや、図7のように、外周の全面にねじ部21が形成されているもの、或いは、図8のように、コンクリート躯体の外に出ている取付け用ボルト部22を中心として、距離Xをおいて、2本のアンカーボルト23を一体的に配置したものを適宜使用してもよい。また、第1のアンカーボルト及び第2のアンカーボルトのコンクリート埋設部は、ねじ以外の形状例えば丸棒状或いは鉄筋形状等でもよい。
【0025】
以上、接着形のアンカーボルトを例について説明したが、本発明の複合アンカーボルトは、打ち込み式のあと施工アンカーボルトにも適用できる。図9は、このような例を示したものである。図9において、24は打ち込み式(くさび形)アンカーボルトである。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コンクリート床面、壁面、天井面等に、あと施工アンカーを施工する際に、コンクリート中の鉄筋とアンカーボルト用の穿孔が遭遇した場合に、施工したいアンカー位置を変更しないで、その位置に正確に施工でき、かつアンカー強度を十分に保つことができる。また、従来のように斜め打ちする必要がないので、熟練工でなくとも簡便容易に施工でき、品質も向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における施工の際に穿孔の位置を選択する方法の説明図である。
【図2】(1)は本発明の複合アンカーボルトの実施例を示す平面図、(2)は(1)のA矢視図、(3)は(1)のB矢視図、(4)は(1)のC〜C断面図である。
【図3】本発明の複合アンカーボルトの施工工程を示す説明図である。
【図4】図4は本発明の複合アンカーボルトを壁面に施工した例を示す一部断面図である。
【図5】本発明の複合アンカーボルトを床面に施工した例を示す一部断面図である。
【図6】本発明の複合アンカーボルトの他の実施例を示す平面図である。
【図7】本発明の複合アンカーボルトの他の実施例を示す平面図である。
【図8】本発明の複合アンカーボルトの他の実施例を示す平面図である。
【図9】本発明の複合アンカーボルトの他の実施例を示す平面図である。
【図10】従来の接着系アンカーの施工例を示す説明図である。
【図11】従来のあと施工アンカーの施工上の問題点の説明図である。
【図12】穿孔が鉄筋に遭遇した場合の従来のあと施工アンカーの施工例の説明図である。
【符号の説明】
1………複合アンカーボルト、2………第1のアンカーボルト、3………第1アンカーボルト接着部、4………取付け用ねじ部、5………連結部材、6………雌ねじ部、7………第2のアンカーボルト、8………第2アンカーボルト接着部、9………コンクリート躯体、10………第1の穿孔、11………第2の穿孔、12………鉄筋、13………振動ドリル、14………溝、15………接着材カプセル、16………コンクリート壁面、17………サポートアングル、18………通常のアンカーボルト、19………コンクリート床面、20………サポート部、21………ねじ部、22………取付け用ボルト部、23………アンカーボルト、24………打ち込み式アンカーボルト、25………専用ブラシ、26………コンクリート躯体の表面。
Claims (14)
- コンクリート躯体にあと施工するアンカーボルトにおいて、コンクリ−ト躯体外に突出施工される取付け用ねじ部と、コンクリート躯体内に埋め込み施工されるアンカーボルト部とを一体的に設け、前記埋め込み施工されるアンカーボルト部のアンカー長をコンクリート鉄筋かぶり代より長く形成するとともに、施工したいアンカー位置に配置される前記取り付け用ねじ部の軸芯と埋め込み施工されるアンカーボルト部の軸芯と偏芯させて鉄筋との遭遇を回避可能に形成してなることを特徴とする複合アンカーボルト。
- 施工したいアンカー位置で鉄筋に遭遇した穿孔に施工する、アンカー長がかぶり代より短い第1のアンカーボルトと、アンカー長がかぶり代より長くかつコンクリート躯体外に出る取付け用ねじ部を持たない第2のアンカーボルトと、前記第1のアンカーボルトと前記第2のアンカーボルトを一体的に連結する連結部材を有することを特徴とする請求項1記載の複合アンカーボルト。
- 第1のアンカーボルトの埋め込み深さを調節可能とし、第2のアンカーボルトと連結部材の一端部を一体的に形成し、前記連結部材の他端部に前記第1のアンカーボルトのねじ部と螺合する雌ねじ部を形成したことを特徴とする請求項2記載の複合アンカーボルト。
- 第1のアンカーボルトの外周の全面にわたり、ねじ部を形成したことを特徴とする請求項3記載の複合アンカーボルト。
- 第1のアンカーボルトと第2のアンカーボルトの夫々の軸芯間の距離が約30〜150mmであることを特徴とする請求項2〜3のいずれか1に記載の複合アンカーボルト
- 連結部材の横断面が矩形であることを特徴とする請求項2または3に記載の複合アンカーボルト。
- 連結部材の横断面が上部が平坦側の半円形であることを特徴とする請求項2または3に記載の複合アンカーボルト。
- 連結部材の横断面が円形であることを特徴とする請求項2または3に記載の複合アンカーボルト。
- 第1のアンカーボルト、第2のアンカーボルト及び連結部材が一体的に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の複合アンカーボルト。
- 複合アンカーボルトの外周の全面にねじ部が形成されていることを特徴とする請求項9記載の複合アンカーボルト。
- コンクリート躯体の外に出ている取付け用ねじ部を中心として、所定の距離をおいて、複数本のアンカーボルト部を一体的に配置したことを特徴とする請求項1記載の複合アンカーボルト。
- 第1のアンカーボルト及び第2のアンカーボルトのコンクリート埋設部が、丸棒状又は表面に凹凸のある鉄筋形状であることを特徴とする請求項2〜3のいずれか1に記載の複合アンカーボルト。
- コンクリート躯体にアンカーボルトをあと施工する際に、鉄筋に遭遇した、正規の施工したいアンカーの位置と鉄筋に遭遇しないアンカーの位置に夫々第1及び第2の穿孔を設けるとともに、前記第1及び第2の穿孔間に溝を設け、前記第1及び第2の穿孔と前記溝に、2本のアンカーボルトを連結部材で一体に形成した複合アンカーボルトを施工することを特徴とする複合アンカーボルトの施工方法
- コンクリート躯体にアンカーボルトをあと施工する際に、あと施工アンカー用の第1の穿孔が鉄筋に遭遇した場合に、前記第1の穿孔を覗いて、遭遇の状況が、(A)穿孔が上下方向の鉄筋に当たったのか、或いは、(B)穿孔が左右方向の鉄筋当たったのか、(C)穿孔が上下左右方向の鉄筋に当たったのかを判別し、(A)の場合には鉄筋の左右か左右斜め方向のうちの何れか一方向を選択し、(B)の場合には鉄筋の上下か上下斜め方向のうちの何れか一方向を選択し、(C)の場合には、鉄筋の上下斜め方向のうちの何れか一方向を選択し、前記選択された方向に、前記第1の穿孔から所定の距離をおいた位置に、かぶり代より深い深さに第2の穿孔をあける工程と、前記第1の穿孔と第2の穿孔の間に複合アンカーの連結部が嵌合する溝を形成する工程と、アンカー長がかぶり代より短い第1のアンカーボルトと、アンカー長がかぶり代より長くかつコンクリート外に出る取付け用ねじ部を持たない第2のアンカーボルトと、前記第1のアンカーボルトと前記第2のアンカーボルトを連結する連結部材を有する複合アンカーボルトを夫々前記第1の穿孔、前記第2の穿孔及び前記溝に施工する工程を含むことを特徴とする請求項13記載の複合アンカーボルトの施工方法。
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