JP3674525B2 - 非接触id装置 - Google Patents

非接触id装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3674525B2
JP3674525B2 JP2001085204A JP2001085204A JP3674525B2 JP 3674525 B2 JP3674525 B2 JP 3674525B2 JP 2001085204 A JP2001085204 A JP 2001085204A JP 2001085204 A JP2001085204 A JP 2001085204A JP 3674525 B2 JP3674525 B2 JP 3674525B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tags
tag
read
contact
memory capacity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001085204A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002288598A (ja
Inventor
隆志 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2001085204A priority Critical patent/JP3674525B2/ja
Publication of JP2002288598A publication Critical patent/JP2002288598A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3674525B2 publication Critical patent/JP3674525B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は複数のタグと、複数のタグに対して非接触でデータの読出し/書込みを実行する読出し/書込み装置とからなる非接触ID装置に係り、特に複数のタグをメモリ容量の大きな1個のタグとして扱う非接触ID装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
タグ(記憶媒体)を組立ラインの部品や製品、スキー場のリフト利用券または定期券等の表面や内部に搭載し、組立ライン、リフト乗り場または改札機にリーダ/ライタを配置することにより、非接触(電磁誘導や無線電波)でタグ内に記録されたデータを読み出したり、データを書き込んだりしてデータ管理を効率的に実行する非接触ID装置が知られている。
【0003】
図14に従来のタグ(記憶媒体)のブロック構成図を示す。(a)図にメモリ容量の小さいタグ、(b)図にメモリ容量の比較的大きなタグを示す。(a)図において、タグ50は、図示しないリーダ/ライタとの間で、電磁誘導によりデータの送信または受信を行なうコイル51と、変復調部53、制御ロジック54、メモリ55を備えたワンチップIC52とから構成される。なお、メモリ55は、メモリ容量が256バイトのEEPROMが用いられている例を示す。
【0004】
このように構成されたタグ50は、図示しないリーダ/ライタから電磁誘導で供給される電源(交流信号を整流・平滑)で駆動され、同時に供給されるコマンド(要求信号)が受信され、制御ロジック54を介してコマンド(要求信号)に対応したデータがメモリ55から読み出され、変復調部53で変調が施された後、コイル53からデータが電磁誘導でリーダ/ライタに送信される。
【0005】
一方、図示しないリーダ/ライタから電磁誘導でデータが供給されると、変復調部53で復調が施され、制御ロジック54を介してデータがメモリ55に書き込まれる。
【0006】
(b)図に示すタグ56は、メモリ58のメモリ容量が1キロバイトのEEPROMが用いられている点を除き、(a)図に示すタグ50と同じ構成および作用を有する。
【0007】
このように、従来のタグ(記憶媒体)は、リーダ/ライタと電磁誘導でデータの交信を行なうので、バッテリを必要とせず、小型で、かつ軽量に構成されるので、リーダ/ライタと組み合わせて非接触ID装置が実現されている。なお、コイルを用いた電磁誘導を利用する代わりに、アンテナを用いた非接触ID装置も実用化されている。
【0008】
図15に従来の非接触ID装置の構成図を示す。図15において、非接触ID装置60は、対象物70に配置したタグ61A、タグ61Bと、タグ61A、タグ61Bのそれぞれに対向して配置されたリーダ/ライタ62A、リーダ/ライタ62Bとから構成され、リーダ/ライタ62Aとタグ61A間およびリーダ/ライタ62Bとタグ61B間で電磁誘導によるデータの交信を実行する。リーダ/ライタ62Aでタグ61A内に記録されたデータを読み出したり、データを書き込んだりしてデータ管理を実行するとともに、リーダ/ライタ62Bでも同様にタグ61B内に記録されたデータを読み出したり、データを書き込んだりしてデータ管理を実行する。
【0009】
図16に従来の非接触ID装置の別構成図を示す。図16において、非接触ID装置63は、対象物70に配置したタグ64A、タグ64Bと、リーダ/ライタ65とから構成され、リーダ/ライタ65でタグ64Aおよびタグ64Bに記録されたデータを読み出したり、データを書き込んだりしてデータ管理を実行する。
【0010】
図16に示す方法は、例えば本出願人が特開平10−224279号公報に開示したように、リーダ/ライタからのコマンドに対し、コマンド中のID番号識別データと複数のタグがそれぞれのメモリ内に記憶している自己のID番号とが一致した時のみ、タグ側がレスポンスを返信するようにしているので、リーダ/ライタがそれぞれのタグのID番号を読み出すことができ、複数のタグの中から必要とされるタグを特定できるように構成されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来の非接触ID装置は、図14に示すように、タグがメモリを含めてワンチップIC化されているケースが多く、メモリ容量が固定されるため、顧客からメモリ容量増加の要望があっても、簡単に対応できない課題がある。
【0012】
このため、顧客は、必要な情報量に最適なメモリ容量のタグがない場合には、必要な情報量よりもメモリ容量の大きいタグを選択するか、図15または図16に示すような複数のタグを選択せざるを得ない。なお、メモリの価格は、大量に使用されているものが最も安く、これと異なるメモリでは価格が大幅にアップすることが一般的である。
【0013】
また、従来の非接触ID装置は、顧客が装置を導入した時点には最適なメモリ容量を選択しても、タグの情報量を増やしてシステムの拡張を図るような場合には、同種の装置に互換性のあるメモリ容量の大きなタグの品揃えがないと、別の装置に変更しなければならず、顧客の要望に対応するための仕様変更や設計変更が伴う場合には、装置のコストアップを招く虞がある。
【0014】
さらに、従来の非接触ID装置は、タグのメモリ内の情報によっては書換え頻度の高いものがあり、書換えの寿命(回数)があるメモリ(例えば、EEPROM)を使用したタグでは、書換え頻度の高い一部のメモリ領域が書換え寿命に達した時点でタグを交換しなければならず、メモリ容量の大きなタグを使用している場合には、経済的に無駄を発生する課題がある。
【0015】
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は複数のタグをリーダライタ側から見て見かけ上1個のタグとして扱い、メモリ容量の設定を複数のタグのメモリ容量の合計の範囲内で増減することにより、自由度があり、拡張性にも優れた利便性の高い非接触ID装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためこの発明に係る非接触ID装置は、複数のタグと、複数のタグと非接触でデータの書込みおよび読出しを行なう読出し/書込み装置と、からなる非接触ID装置において、複数のタグは、データ記憶手段を備え、データ記憶手段のメモリ領域に、複数のタグをメモリ容量の大きな1個のタグに集約するためのデータを設定するシステムエリアを設けたことを特徴とする。
【0017】
この発明に係る非接触ID装置のタグは、データ記憶手段のメモリ領域に、複数のタグを1個のタグに集約するためのデータを設定するシステムエリアを設けたので、それぞれのタグのデータを組み合わせて複数のタグを1個のタグとして扱い、メモリ容量を拡張することができ、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利便性の向上を図ることができる。
【0018】
の発明に係る非接触ID装置のタグは、複数のタグと、複数のタグと非接触でデータの書込みおよび読出しを行なう読出し/書込み装置と、からなる非接触ID装置において、複数のタグは、データ記憶手段を備え、データ記憶手段のメモリ領域に、それぞれのタグ固有のオフセット値およびメモリ容量値を設定するシステムエリアを設けたことを特徴とする。
【0019】
さらに、この発明に係る読出し/書込み装置は、データ記憶手段のメモリ領域に設定されたタグ固有のオフセット値およびメモリ容量値に基づいて複数のタグを集約したメモリ容量の大きな1個のタグとして扱うことを特徴とする。
【0020】
この発明に係る非接触ID装置は、データ記憶手段のメモリ領域に、それぞれのタグ固有のオフセット値およびメモリ容量値を設定するシステムエリアを設けた複数のタグを備えるとともに、タグ固有のオフセット値およびメモリ容量値に基づいて複数のタグをメモリ容量の大きな1個のタグとして扱う読出し/書込み装置を備えたので、読出し/書込み装置からオフセット値とメモリ容量値を合計したメモリ領域の指定アドレスを含むコマンドを各タグに送信することにより、複数のタグを各タグのメモリ容量値を合計したメモリ容量値を持つ1個のタグとして処理することができ、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利便性の向上を図ることができる。
【0021】
の発明に係る非接触ID装置は、複数のタグと、複数のタグと非接触でデータの書込みおよび読出しを行なう読出し/書込み装置と、からなる非接触ID装置において、複数のタグは、データ記憶手段を備え、データ記憶手段のメモリ領域に、それぞれのタグ固有の固有番号および前記複数のタグを集約したメモリ容量の大きな1個のタグの固有番号に対応したID番号テーブルを設定するシステムエリアを設けたことを特徴とする。
【0022】
さらに、この発明に係る読出し/書込み装置は、データ記憶手段のメモリ領域に設定された複数のタグ固有の固有番号および複数のタグを集約したメモリ容量の大きな1個のタグの固有番号に対応したID番号テーブルに基づいて複数のタグを、複数のタグを集約したメモリ容量の大きな1個のタグとして扱うことを特徴とする。
【0023】
この発明に係る非接触ID装置は、データ記憶手段のメモリ領域に、それぞれのタグ固有の固有番号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルを設定するシステムエリアを設けた複数のタグを備えるとともに、データ記憶手段のメモリ領域に設定されたタグ固有の固有番号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルに基づいて複数のタグをメモリ容量の大きな1個のタグとして扱う読出し/書込み装置を備えたので、読出し/書込み装置から固有番号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルのコマンドを各タグに送信することにより、複数のタグを固有番号とID番号テーブルにより配列し、各タグのメモリ容量を合計して1個のタグとして処理することができ、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利便性の向上を図ることができる。
【0024】
また、この発明に係る非接触ID装置は、複数のタグと、複数のタグと非接触でデータの書込みおよび読出しを行なう読出し/書込み装置と、からなる非接触ID装置において、複数のタグにそれぞれデータ記憶手段を備え、且つ、前記複数のタグのうち予め選択された一のタグを特定のタグとして、当該特定のタグにおける前記データ記憶手段のメモリ領域に、当該特定のタグの固有番号を記憶すると共に前記複数のタグのうち前記特定のタグ以外の全てのタグに対応したID番号テーブルを設定するシステムエリアを設け、更に、前記複数のタグのうち前記特定のタグ以外の全てのタグにおける前記データ記憶手段のメモリ領域に、それぞれ前記複数のタグのうち前記特定のタグ以外の全てのタグに係る固有番号を設定するシステムエリアを設けたことを特徴とする。
【0025】
さらに、この発明に係る読出し/書込み装置は、特定のタグに係るデータ記憶手段のメモリ領域に設定された特定のタグの固有番号および特定タグ以外の全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルと、特定タグ以外の全てのタグの固有番号と、に基づいて複数のタグをメモリ容量の大きな1個のタグとして扱うことを特徴とする。
【0026】
この発明に係る非接触ID装置は、メモリ領域に、固有番号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルを設定するシステムエリアを設けた特定のタグ(マスタタグ)を備えるとともに、特定のタグの固有番号のコマンドで特定のタグを特定し、特定のタグが有する全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルにより、特定のタグを含む全てのタグを配列し、全てのタグのメモリ容量を合計して1個のタグとして処理することができ、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利便性の向上を図ることができる。
【0027】
また、この発明に係る読出し/書込み装置は、複数のタグの固有番号に基づいてID番号テーブルを作成するID番号テーブル作成手段を備えたことを特徴とする。
【0028】
この発明に係る読出し/書込み装置は、タグの固有番号に基づいてID番号テーブルを作成するID番号テーブル作成手段を備えたので、タグにID番号を設定することができ、必要とされるメモリ容量に対応した複数のタグにID番号を付与することにより、複数のタグを1個のタグとして処理することができる。
【0029】
また、この発明に係る読出し/書込み装置は、複数のタグの固有番号に基づいてID番号テーブルを更新するID番号テーブル更新手段を備えたことを特徴とする。
【0030】
この発明に係る読出し/書込み装置は、タグの固有番号に基づいてID番号テーブルを更新するID番号テーブル更新手段を備えたので、ID番号テーブルを更新してタグを追加したり、削除したりすることにより、タグを任意に増加または減少して1個のタグとして処理することができ、メモリ容量を自由に変更することができる。
【0031】
また、この発明に係る非接触ID装置は、複数のタグが搭載された対象物を水平方向に移動して読出し/書込み装置でデータの読出し/書込みを実行する場合、最初に特定のタグが読出し/書込み装置の交信領域に入るように複数のタグを配置したことを特徴とする。
【0032】
さらに、この発明に係る非接触ID装置は、複数のタグが搭載された対象物を垂直方向に移動して読出し/書込み装置でデータの読出し/書込みを実行する場合、最初に特定のタグが読出し/書込み装置の交信領域に入るように複数のタグを配置したことを特徴とする。
【0033】
この発明に係る非接触ID装置は、読出し/書込み装置で複数のタグのデータの読出し/書込みを実行する場合、複数のタグが搭載された対象物を水平方向または垂直方向に移動しても特定のタグ(マスタタグ)が最初に読出し/書込み装置の交信領域に入るので、複数のタグのデータの読出し/書込みを正確に、かつ迅速に実行することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。なお、本発明は、タグのメモリ内にシステムエリアを設け、システムエリアに書き込むデータに基づいて複数のタグをリーダライタ側から見て見かけ上1個のタグとして扱い、メモリ容量の設定を複数のタグの合計したメモリ容量の範囲内で増減することにより、自由度があり、拡張性にも優れた利便性の高い非接触ID装置を提供することにある。
【0035】
図1はこの発明に係る非接触ID装置の一実施の形態基本構成図である。図1において、非接触ID装置1は、複数のタグ(T1〜T6)3と、複数のタグ(T1〜T6)3と非接触でデータの読出しおよび書込みを行なう読出し/書込み装置(リーダ/ライタ)2から構成する。複数のタグ(T1〜T6)3と読出し/書込み装置2との間の交信は、データが重畳された電磁誘導や電波を用いることにより、非接触のデータ伝送を実現する。
【0036】
読出し/書込み装置2は、データの読出しまたは書込みの要求コマンドを複数のタグ(T1〜T6)3に送信し、タグ(T1〜T6)3のメモリ内に設けたシステムエリアに設定されたデータ、例えば、タグのオフセット値、タグのメモリ容量値、タグの固有番号、タグのID番号テーブル等に基づいてタグT1〜T6を特定し、タグT1〜T6のメモリ領域を配列し、タグT1〜T6のメモリ領域を併せることにより、独立したタグT1〜T6のメモリ容量を合計した1個のタグとしてデータ処理を行なう。
【0037】
タグ(T1〜T6)3は、例えば同じメモリ容量のEEPROM等のメモリを備え、例えば樹脂材料等で構成された板状のラベル4の表面または内部に配置され、ラベルを製品、定期券等の対象物20に貼り付けたり、ラベル4自体で定期券等を構成して、読出し/書込み装置2の交信領域に近付けて用いる。
【0038】
また、タグT1〜T6は、それぞれのメモリ内に様々なデータが書き込まれ、書き換えられて記憶しており、本願発明では、複数のタグT1〜T6をタグT1〜T6のメモリ容量を合計した1個のタグとして扱うものである。
【0039】
図2は複数のタグを1個のタグとするイメージ図である。図2において、複数のタグT1〜タグT6を1個のタグTに集約するが、これは6個のタグT1〜タグT6が物理的に1個のタグTになるのではなく、6個のタグT1〜タグT6のメモリ容量Mを合計したメモリ容量6Mの1個のタグTと見なしてデータ処理することを意味する。
【0040】
図3はこの発明に係るタグの一実施の形態要部ブロック構成図である。(a)図にブロック構成図を示し、(b)図にデータ記憶手段(メモリ)のメモリ領域の構成図を示す。(a)図において、タグ(T1〜T6)3は、空間伝送手段5、タグ制御手段6、データ記憶手段7を備える。なお、変調/復調回路や読出し/書込み装置2から空間伝送で供給される電源(高周波信号)の整流・平滑回路は、省略する。
【0041】
空間伝送手段5は、コイルや無線回路で構成し、読出し/書込み装置2から電磁誘導や電波で供給される要求コマンド、書込みのデータを受信して図示しない変調/復調回路で復調を施した後、復調したデータをタグ制御手段6に供給する。
【0042】
また、空間伝送手段5は、タグ制御手段6の制御によりデータ記憶手段7に記憶されたデータを読出し、図示しない変調/復調回路で変調を施した後、変調したデータを電磁誘導や電波で読出し/書込み装置2に供給する。
【0043】
タグ制御手段6は、マイクロプロセッサを基本に構成し、読出し/書込み装置2から供給される要求コマンドに基づいてデータ記憶手段7からデータを読み出す制御やデータ記憶手段7にデータを書き込む制御を行なう。
【0044】
データ記憶手段7は、EEPROM等のメモリで構成し、メモリ領域8内にシステムエリア8Aおよびデータエリア8Bを設ける。(b)図に示すように、システムエリア8Aには、タグのオフセット値、タグのメモリ容量値、タグの固有番号、タグのID番号テーブル等のタグT1〜T6を1個のタグTに集約するためのシステムデータDiを記憶し、データエリア8Bには、通常タグに書き込まれるデータ(例えば、メモリ容量M=256バイト)を記憶する。なお、複数のタグT1〜T6を1個のタグTに集約するため、システムデータDiを組み合わせたり、配列を変えたり、またはデータを更新したりする。
【0045】
このように、この発明に係る非接触ID装置1のタグT1〜T6は、データ記憶手段7のメモリ領域に、複数のタグT1〜T6を1個のタグTに集約するためのデータDiを設定するシステムエリア8Aを設けたので、それぞれのタグT1〜T6のデータDiを組み合わせて複数のタグを1個のタグとして扱い、メモリ容量を拡張することができ、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利便性の向上を図ることができる。
【0046】
図4はこの発明に係るタグの一実施の形態動作フロー図である。本実施の形態では、データ記憶手段7のメモリ領域8に、タグ固有のオフセット値NOおよびメモリ容量値NMをシステムデータDiとしてシステムエリア8Aに設定する。
【0047】
最初に、ステップS1では、読出し/書込み装置2から要求コマンドを受信する。次に、ステップS2で、システムエリア8Aからオフセット値NOを読出し、ステップS3で、システムエリア8Aからメモリ容量値NMを読み出して、ステップS4では、オフセット値NOとメモリ容量値NMを加算して合計値NA(=NO+NM)を算出する。
【0048】
ステップS5では、要求コマンドの指定アドレスNSがオフセット値NOと合計値NAの範囲(NO<NS<NA)にあるか否かを判定し、範囲にある場合にはステップS6に移行する。一方、指定アドレスNSがオフセット値NOと合計値NAの範囲外の場合には何も処理をせずに終了する。
【0049】
ステップS6では、コマンドの処理を実行し、ステップS7で、読出し/書込み装置2にレスポンス(応答)を送信する。
【0050】
なお、ステップS1およびステップS7の動作は、空間伝送手段5が実行し、ステップS2〜ステップS6の動作は、タグ制御手段6が実行する。
【0051】
図5はこの発明に係るタグのメモリ集約の一実施の形態説明図である。タグT1とタグT2をタグTに集約する場合について説明する。なお、タグT1およびタグT2のメモリ容量は、16進の256バイトとする。また、タグT1とタグT2をタグTに集約する制御は、読出し/書込み装置2がタグT1およびタグT2のデータ記憶手段7のメモリ領域8(システムエリア8A)に設定されたオフセット値NOおよびメモリ容量値NMに基づいて実行する。
【0052】
図5において、タグT1のシステムエリア8Aのオフセット値NOを「0000」、メモリ容量値NMを「0100」とし、タグT2のシステムエリア8Aのオフセット値NOを「0100」、メモリ容量値NMを「0100」とする。なお、タグT1およびタグT2のデータエリア8Bのアドレスは、それぞれ「0000番地」から「00FF番地」の256バイトである。
【0053】
タグT1およびタグT2に本発明を適用することにより、タグTの見かけ上のシステムエリア8Aのオフセット値NOは「0000」、メモリ容量値NMは「0200」となり、データエリア8Bのアドレスは、「0000番地」から「01FF番地
」となり、メモリ容量256バイトの2個のタグT1およびタグT2をメモリ容量512バイトの1個のタグTに集約することができる。なお、図5では、2個のタグを1個のタグに集約した例を説明したが、タグは複数(何個)であっても本発明を適用することができる。
【0054】
このように、この発明に係る非接触ID装置1は、データ記憶手段7のメモリ領域8に、それぞれのタグ固有のオフセット値NOおよびメモリ容量値NMを設定するシステムエリア8Aを設けた複数のタグT1,T2を備えるとともに、タグ固有のオフセット値NOおよびメモリ容量値NMに基づいて複数のタグT1,T2をメモリ容量の大きな1個のタグTとして扱う読出し/書込み装置2を備えたので、読出し/書込み装置2からオフセット値NOとメモリ容量値NMを合計したメモリ領域の指定アドレスを含むコマンドを各タグT1,T2に送信することにより、複数のタグを各タグのメモリ容量値NMを合計したメモリ容量値2NMを持つ1個のタグとして処理することができ、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利便性の向上を図ることができる。
【0055】
図6はこの発明に係る読出し/書込み装置の一実施の形態要部ブロック構成図である。図6において、読出し/書込み装置2は、外部インタフェース9、制御手段10、空間伝送手段11、メモリ12を備える。
【0056】
外部インタフェース9は、読出し/書込み装置2と図示しない外部接続機器の間のデータの受け渡しを行なうRS232CまたはGPIB等のインタフェースを取る。
【0057】
制御手段10は、マイクロプロセッサを基本に各種演算機能、処理機能を有し、ID番号テーブル作成手段13、ID番号テーブル更新手段14を備える。制御手段10は、読出し/書込み装置2全体の動作、シーケンスを制御する。
【0058】
また、制御手段10は、複数タグへの同時アクセス機能を備える。複数のタグのシステムエリア8Aに1個のメモリ容量の大きなタグとして扱うため、予め固有番号をメモリ順番に並べることにより設定されたID番号テーブルを読み出し、ID番号テーブルの情報から各タグを特定し、該当するタグを選択してデータの読出し/書込みを実行する。
【0059】
さらに、制御手段10は、特定タグの選択アクセス機能を備える。1個のタグ(マスタタグ)のシステムエリアに、複数のタグを1個のメモリ容量の大きなタグとして扱うため、予め固有番号をメモリ順番に並べることにより設定されたマスタタグのID番号テーブルを読み出し、ID番号テーブルの情報から各タグのID番号とアドレスを判別することにより、該当するタグを選択してデータの読出し/書込みを実行する。
【0060】
また、制御手段10は、ID番号テーブル作成手段13を備え、タグの固有番号に基づいてID番号テーブルを作成し、作成したID番号テーブルをメモリ12に供給して記憶させたり、作成したID番号テーブルを空間伝送手段11を介して図1に示す複数のタグ(T1〜T6)3に供給する。ID番号テーブル作成手段13を備えたので、必要とされるメモリ容量に対応した複数のタグにID番号を付与することにより、複数のタグを1個のメモリ容量の大きなタグとして処理することができる。
【0061】
さらに、制御手段10は、ID番号テーブル更新手段14を備え、タグの固有番号に基づいてID番号テーブルを更新し、更新したID番号テーブルをメモリ12に供給して記憶させたり、更新したID番号テーブルを空間伝送手段11を介して図1に示す複数のタグ(T1〜T6)3に供給する。ID番号テーブル更新手段14を備えたので、ID番号テーブルを更新してタグを追加したり、削除したりすることにより、タグを任意に増加または減少して1個のタグとして処理することができ、メモリ容量を自由に変更することができる。
【0062】
空間伝送手段11は、コイルや無線回路で構成し、制御手段10から供給される読出し/書込みのコマンド、ID番号テーブル等の情報を電磁誘導や電波で図1に示す複数のタグ(T1〜T6)3に供給する。
【0063】
また、空間伝送手段11は、図1に示す複数のタグ(T1〜T6)3から電磁誘導や電波で供給されるオフセット値、タグのメモリ容量値、タグの固有番号、タグのID番号テーブル等の情報を受信し、制御手段10に提供する。
【0064】
メモリ手段12は、ROM、RAM等のメモリで構成し、図1に示す複数のタグ(T1〜T6)3への読出し/書込みのコマンド、複数のタグ(T1〜T6)3からのメモリ容量値、タグの固有番号、タグのID番号テーブル等の情報を記憶する。
【0065】
図7はこの発明に係るタグのメモリ集約の別実施の形態説明図である。なお、図7は複数のタグT1〜T4全てのシステムエリアに、タグ固有の固有番号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルを設定するものである。
【0066】
図7において、タグT1のシステムエリアには、固有番号「0012」と、全て(ここでは、4個)のタグT1〜T4の固有番号「0012」,「0018」,「1234」,「3333」に対応したテーブル番号「0」,「1」,「2」,「3」を設定する。なお、テーブル番号「4」には、メモリ集約の終わりを示す「FFFF」を固有番号として設定する。
【0067】
同様に、タグT2〜T4のシステムエリアには、それぞれ固有番号「0018」、「1234」および「3333」を設定し、ID番号テーブルは、タグT1と同じそれぞれタグT1〜T4の固有番号「0012」,「0018」,「1234」,「3333」に対応したテーブル番号「0」,「1」,「2」,「3」を設定する。
【0068】
タグT1〜T4の全てのシステムエリアに、固有番号および固有番号に対応したID番号テーブルを設定することにより、図6に示す読出し/書込み装置2からまず、タグT1〜T4の中から任意タグの固有番号を前述の複数のタグへの同時アクセス機能により読み出し、その後該固有番号を持つタグに対してコマンドを実行することにより、タグT1〜T4のID番号テーブルを認識することができる。
【0069】
そして、ID番号テーブルに記載されたID番号順にタグT1〜T4をコマンドで指定し、それぞれのデータエリアのメモリ番地をアクセスすることにより、タグT1〜T4の個々のメモリ容量(例えば、256バイト)を1個に集約したメモリ容量(256×4=1024バイト)が得られる。なお、本実施の形態では、タグT1〜T4の場合について説明したが、タグは5個以上であってもよい。
【0070】
このように、この発明に係る非接触ID装置1は、データ記憶手段7のメモリ領域8に、それぞれのタグ固有の固有番号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルを設定するシステムエリア8Aを設けた複数のタグT1〜T4を備えるとともに、データ記憶手段7のメモリ領域8に設定されたタグ固有の固有番号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルに基づいて複数のタグT1〜T4をメモリ容量の大きな1個のタグとして扱う読出し/書込み装置2を備えたので、読出し/書込み装置2から固有番号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルのコマンドを各タグに送信することにより、複数のタグを固有番号とID番号テーブルにより配列し、各タグのメモリ容量を合計して1個のタグとして処理することができ、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利便性の向上を図ることができる。
【0071】
図8はこの発明に係るタグのメモリ集約の別実施の形態説明図である。なお、図8は複数のタグTM,T2〜T4の1つに特定のタグ(マスタタグ)TMを設定し、マスタタグTMのシステムエリアにマスタタグTMの固有番号および全てのタグTM,T2〜T4の固有番号に対応したID番号テーブルを設定するとともに、残り全てのタグT2〜T4のシステムエリアに固有番号を設定するものである。
【0072】
図8において、マスタタグTMのシステムエリアには、固有番号「0000」と、全て(ここでは、4個)のタグTM,T2〜T4の固有番号「0000」,「0018」,「1234」,「3333」に対応したテーブル番号「0」,「1」,「2」,「3」を設定する。なお、テーブル番号「4」には、メモリ集約の終わりを示す「FFFF」を固有番号として設定する。
【0073】
一方、タグT2〜T4のシステムエリアには、それぞれ固有番号「0018」、「1234」および「3333」のみを設定する。
【0074】
マスタタグTMのシステムエリアに、固有番号に対応したID番号テーブルを設定することにより、図6に示す読出し/書込み装置2からマスタタグTMを固有番号のコマンドで指定することにより、マスタタグTM,およびタグT2〜T4のID番号テーブルを認識することができる。
【0075】
そして、ID番号テーブルに記載されたID番号順にマスタタグTM,タグT2〜T4をコマンドで指定し、それぞれのデータエリアのメモリ番地をアクセスすることにより、マスタタグTM,タグT2〜T4の個々のメモリ容量(例えば、256バイト)を1個に集約したメモリ容量(256×4=1024バイト)が得られる。なお、本実施の形態では、マスタタグTM,タグT2〜T4の場合について説明したが、タグは4個以上であってもよい。
【0076】
図7または図8に示すID番号テーブルの方式では、1個のタグとして集約される複数のタグのメモリ容量が全て同じでなければ適用できないため、メモリ容量が異なる場合のID番号テーブルについて説明する。
【0077】
図9はこの発明に係るID番号テーブルの別実施の形態構成図である。図9において、3個のタグのID番号テーブルは、テーブル番号と、これらに対応したID番号+メモリ容量で構成する。
【0078】
テーブル番号「0」,「1」,「2」に対応したID番号+メモリ容量「001234」+「0100」、「001845」+「0400」、「123456」+「0100」のID番号テーブルで構成する。メモリ容量「100=256バイト」のタグ2個とメモリ容量「400=1024バイト」のタグ1個で構成される。
【0079】
ID番号テーブルをID番号+メモリ容量で構成することにより、異なるメモリ容量を有する複数のタグであっても、図7または図8で説明した本発明を適用することができる。
【0080】
図10は図9に示すID番号テーブルの変形実施の形態構成図である。図10において、ID番号テーブルのメモリ容量に代えてメモリをアクセスする開始アドレス+終了アドレスで構成した点が図9と異なる。
【0081】
ID番号テーブルをID番号+開始アドレス+終了アドレスで構成することにより、異なるメモリ容量を有する複数のタグであっても、図7または図8で説明した本発明を適用することができる。
【0082】
なお、図7〜図10に示すID番号テーブルは、図6に示す読出し/書込み装置2の制御手段10内に設けられたID番号テーブル作成手段13で作成することができる。
【0083】
このように、この発明に係る非接触ID装置1は、メモリ領域8に、固有番号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルを設定するシステムエリア8Aを設けた特定のタグ(マスタタグ)TMを備えるとともに、特定のタグの固有番号のコマンドで特定のタグを特定し、特定のタグが有する全てのタグTM,T2〜T4の固有番号に対応したID番号テーブルにより、特定のタグを含む全てのタグタグTM,T2〜T4を配列し、全てのタグのメモリ容量を合計して1個のタグとして処理することができ、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利便性の向上を図ることができる。
【0084】
また、この発明に係る読出し/書込み装置2は、タグの固有番号に基づいてID番号テーブルを作成するID番号テーブル作成手段13を備えたので、タグにID番号を設定することができ、必要とされるメモリ容量に対応した複数のタグにID番号を付与することにより、複数のタグを1個のタグとして処理することができる。
【0085】
次に、図8に示すタグ構成において、新たなタグを追加してメモリ容量を増加する場合について説明する。図11はこの発明に係るタグ追加の一実施の形態説明図である。図11において、図8のID番号テーブルにタグT5を追加する場合、テーブル番号「4」を固有番号「9999」に更新し、テーブル番号「5」を固有番号「FFFF」に更新する。
【0086】
テーブル番号「4」およびテーブル番号「5」を更新することにより、新たなタグを追加し、追加したタグのメモリ容量分だけ1個に集約したタグのメモリ容量を増加することができる。
【0087】
なお、テーブル番号を更新することにより、ID番号テーブルを構成するタグの数を減少し、1個に集約したタグのメモリ容量を減少することもできる。
【0088】
また、図11では図8に示すマスタタグTMのシステムエリアのID番号テーブルを更新した例を説明したが、図7に示すように、追加するタグT5を含めタグT1〜T4全てのタグのシステムエリアのID番号テーブルを更新することもできる。
【0089】
なお、システムエリアのID番号テーブルは、図6に示す読出し/書込み装置2の制御手段10内に設けられたID番号テーブル更新手段14で更新することができる。
【0090】
このように、この発明に係る読出し/書込み装置2は、タグの固有番号に基づいてID番号テーブルを更新するID番号テーブル更新手段14を備えたので、ID番号テーブルを更新してタグを追加したり、削除したりすることにより、タグを任意に増加または減少して1個のタグとして処理することができ、メモリ容量を自由に変更することができる。
【0091】
図12はこの発明に係るタグの一実施の形態配置図である。図12において、タグはマスタタグTMを備え、タグは読出し/書込み装置2に対して水平方向に移動する場合を示す。
【0092】
(b)図に示すように、タグが読出し/書込み装置2の交信領域を水平方向に通過する場合、マスタタグTMが最初に交信領域に入るように全てのタグを配置する。
【0093】
マスタタグTMが読出し/書込み装置2と最初に交信することにより、読出し/書込み装置2は、マスタタグTMのシステムエリアに記憶されたID番号テーブルを読み取り、全てのタグを認識することができる。
【0094】
図13はこの発明に係るタグの別実施の形態配置図である。図13において、タグはマスタタグTMを備え、タグは読出し/書込み装置2に対して垂直方向に移動する場合を示す。
【0095】
(b)図に示すように、タグが読出し/書込み装置2の交信領域を垂直方向に移動する場合、マスタタグTMが最初に交信領域に入るように全てのタグを配置する。
【0096】
マスタタグTMが読出し/書込み装置2と最初に交信することにより、読出し/書込み装置2は、マスタタグTMのシステムエリアに記憶されたID番号テーブルを読み取り、全てのタグを認識することができる。
【0097】
このように、この発明に係る非接触ID装置1は、読出し/書込み装置2で複数のタグのデータの読出し/書込みを実行する場合、複数のタグが搭載された対象物を水平方向または垂直方向に移動しても特定のタグ(マスタタグ)TMが最初に読出し/書込み装置2の交信領域に入るので、複数のタグのデータの読出し/書込みを正確に、かつ迅速に実行することができる。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係る非接触ID装置のタグは、データ記憶手段のメモリ領域に、複数のタグを1個のタグに集約するためのデータを設定するシステムエリアを設けたので、それぞれのタグのデータを組み合わせて複数のタグを1個のタグとして扱い、メモリ容量を拡張することができ、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利便性の向上を図ることができる。
【0099】
また、この発明に係る非接触ID装置は、データ記憶手段のメモリ領域に、それぞれのタグ固有のオフセット値およびメモリ容量値を設定するシステムエリアを設けた複数のタグを備えるとともに、タグ固有のオフセット値およびメモリ容量値に基づいて複数のタグをメモリ容量の大きな1個のタグとして扱う読出し/書込み装置を備えたので、読出し/書込み装置からオフセット値とメモリ容量値を合計したコマンドを各タグに送信することにより、複数のタグを各タグのメモリ容量値を合計したメモリ容量値を持つ1個のタグとして処理することができ、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利便性の向上を図ることができる。
【0100】
さらに、この発明に係る非接触ID装置は、データ記憶手段のメモリ領域に、それぞれのタグ固有の固有番号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルを設定するシステムエリアを設けた複数のタグを備えるとともに、データ記憶手段のメモリ領域に設定されたタグ固有の固有番号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルに基づいて複数のタグをメモリ容量の大きな1個のタグとして扱う読出し/書込み装置を備えたので、読出し/書込み装置から固有番号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルのコマンドを各タグに送信することにより、複数のタグを固有番号とID番号テーブルにより配列し、各タグのメモリ容量を合計して1個のタグとして処理することができ、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利便性の向上を図ることができる。
【0101】
また、この発明に係る非接触ID装置は、メモリ領域に、固有番号および全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルを設定するシステムエリアを設けた特定のタグ(マスタタグ)を備えるとともに、特定のタグの固有番号のコマンドで特定のタグを特定し、特定のタグが有する全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルにより、特定のタグを含む全てのタグを配列し、全てのタグのメモリ容量を合計して1個のタグとして処理することができ、装置の自由度を高め、拡張性ならびに利便性の向上を図ることができる。
【0102】
さらに、この発明に係る読出し/書込み装置は、タグの固有番号に基づいてID番号テーブルを作成するID番号テーブル作成手段を備えたので、タグにID番号を設定することができ、必要とされるメモリ容量に対応した複数のタグにID番号を付与することにより、複数のタグを1個のタグとして処理することができる。
【0103】
また、この発明に係る読出し/書込み装置は、タグの固有番号に基づいてID番号テーブルを更新するID番号テーブル更新手段を備えたので、ID番号テーブルを更新してタグを追加したり、削除したりすることにより、タグを任意に増加または減少して1個のタグとして処理することができ、メモリ容量を自由に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る非接触ID装置の一実施の形態基本構成図
【図2】複数のタグを1個のタグとするイメージ図
【図3】この発明に係るタグの一実施の形態要部ブロック構成図
【図4】この発明に係るタグの一実施の形態動作フロー図
【図5】この発明に係るタグのメモリ集約の一実施の形態説明図
【図6】この発明に係る読出し/書込み装置の一実施の形態要部ブロック構成図
【図7】この発明に係るタグのメモリ集約の別実施の形態説明図
【図8】この発明に係るタグのメモリ集約の別実施の形態説明図
【図9】この発明に係るID番号テーブルの別実施の形態構成図
【図10】図9に示すID番号テーブルの変形実施の形態構成図
【図11】この発明に係るタグ追加の一実施の形態説明図
【図12】この発明に係るタグの一実施の形態配置図
【図13】この発明に係るタグの別実施の形態配置図
【図14】従来のタグ(記憶媒体)のブロック構成図
【図15】従来の非接触ID装置の構成図
【図16】従来の非接触ID装置の別構成図
【符号の説明】
1 非接触ID装置
2 読出し/書込み装置
3 タグ
4 ラベル
5,11 空間伝送手段
6 タグ制御手段
7 データ記憶手段
8 メモリ領域
8A システムエリア
8B データエリア
9 外部インタフェース
10 制御手段
12 メモリ
13 ID番号テーブル作成手段
14 ID番号テーブル更新手段

Claims (11)

  1. 複数のタグと、前記複数のタグと非接触でデータの書込みおよび読出しを行なう読出し/書込み装置と、からなる非接触ID装置において、
    前記複数のタグは、データ記憶手段を備え、前記データ記憶手段のメモリ領域に、前記複数のタグをメモリ容量の大きな1個のタグに集約するためのデータを設定するシステムエリアを設けたことを特徴とする非接触ID装置。
  2. 複数のタグと、前記複数のタグと非接触でデータの書込みおよび読出しを行なう読出し/書込み装置と、からなる非接触ID装置において、
    前記複数のタグは、データ記憶手段を備え、前記データ記憶手段のメモリ領域に、それぞれのタグ固有のオフセット値およびメモリ容量値を設定するシステムエリアを設けたことを特徴とする非接触ID装置。
  3. 前記読出し/書込み装置は、前記データ記憶手段のメモリ領域に設定されたタグ固有のオフセット値およびメモリ容量値に基づいて前記複数のタグを集約したメモリ容量の大きな1個のタグとして扱うことを特徴とする請求項2記載の非接触ID装置。
  4. 複数のタグと、前記複数のタグと非接触でデータの書込みおよび読出しを行なう読出し/書込み装置と、からなる非接触ID装置において、
    前記複数のタグは、データ記憶手段を備え、前記データ記憶手段のメモリ領域に、それぞれのタグ固有の固有番号および前記複数のタグを集約したメモリ容量の大きな1個のタグの固有番号に対応したID番号テーブルを設定するシステムエリアを設けたことを特徴とする非接触ID装置。
  5. 前記読出し/書込み装置は、前記データ記憶手段のメモリ領域に設定された前記複数のタグ固有の固有番号および前記複数のタグを集約したメモリ容量の大きな1個のタグの固有番号に対応したID番号テーブルに基づいて前記複数のタグを、当該複数のタグを集約したメモリ容量の大きな1個のタグとして扱うことを特徴とする請求項4記載の非接触ID装置。
  6. 複数のタグと、前記複数のタグと非接触でデータの書込みおよび読出しを行なう読出し/書込み装置と、からなる非接触ID装置において、
    前記複数のタグにそれぞれデータ記憶手段を備え、且つ、前記複数のタグのうち予め選択された一のタグを特定のタグとして、当該特定のタグにおける前記データ記憶手段のメモリ領域に、当該特定のタグの固有番号を記憶すると共に前記複数のタグのうち前記特定のタグ以外の全てのタグに対応したID番号テーブルを設定するシステムエリアを設け、更に、前記複数のタグのうち前記特定のタグ以外の全てのタグにおける前記データ記憶手段のメモリ領域に、それぞれ前記複数のタグのうち前記特定のタグ以外の全てのタグに係る固有番号を設定するシステムエリアを設けたことを特徴とする非接触ID装置。
  7. 前記読出し/書込み装置は、前記特定のタグに係る前記データ記憶手段のメモリ領域に設定された前記特定のタグの固有番号および当該特定タグ以外の全てのタグの固有番号に対応したID番号テーブルと、前記特定タグ以外の全てのタグの固有番号と、に基づいて前記複数のタグをメモリ容量の大きな1個のタグとして扱うことを特徴とする請求項6記載の非接触ID装置。
  8. 前記読出し/書込み装置は、前記複数のタグの固有番号に基づいてID番号テーブルを作成するID番号テーブル作成手段を備えたことを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれか一に記載の非接触ID装置。
  9. 前記読出し/書込み装置は、前記複数のタグの固有番号に基づいてID番号テーブルを更新するID番号テーブル更新手段を備えたことを特徴とする請求項5ないし請求項7の何れか一に記載の非接触ID装置。
  10. 前記複数のタグが搭載された対象物を水平方向に移動して前記読出し/書込み装置でデータの読出し/書込みを実行する場合、最初に前記特定のタグが前記読出し/書込み装置の交信領域に入るように前記複数のタグを配置したことを特徴とする請求項6たは請求項記載の非接触ID装置。
  11. 前記複数のタグが搭載された対象物を垂直方向に移動して前記読出し/書込み装置でデータの読出し/書込みを実行する場合、最初に前記特定のタグが前記読出し/書込み装置の交信領域に入るように前記複数のタグを配置したことを特徴とする請求項6たは請求項記載の非接触ID装置。
JP2001085204A 2001-03-23 2001-03-23 非接触id装置 Expired - Fee Related JP3674525B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001085204A JP3674525B2 (ja) 2001-03-23 2001-03-23 非接触id装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001085204A JP3674525B2 (ja) 2001-03-23 2001-03-23 非接触id装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002288598A JP2002288598A (ja) 2002-10-04
JP3674525B2 true JP3674525B2 (ja) 2005-07-20

Family

ID=18940759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001085204A Expired - Fee Related JP3674525B2 (ja) 2001-03-23 2001-03-23 非接触id装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3674525B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106845599A (zh) * 2016-04-01 2017-06-13 珠海艾派克微电子有限公司 Nfc标签

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3910185B2 (ja) 2004-03-31 2007-04-25 東芝テック株式会社 タグユニット読取り装置
JP2006023962A (ja) * 2004-07-07 2006-01-26 Fujitsu Ltd 非接触icタグシステム
WO2006064781A1 (ja) * 2004-12-13 2006-06-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha タグラベル作成装置、無線タグラベル及びカートリッジ、タグテープ及びロール、質問器、無線タグ回路素子
JP2006293669A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Brother Ind Ltd 無線タグ回路素子、無線タグラベル、質問器、無線タグラベル作成装置
JP2006171836A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Brother Ind Ltd タグラベル作成装置及び無線タグラベル
JP4607905B2 (ja) * 2004-12-28 2011-01-05 富士通株式会社 タグ抽出装置、タグ抽出方法およびタグ抽出プログラム
US20070046467A1 (en) 2005-08-31 2007-03-01 Sayan Chakraborty System and method for RFID reader to reader communication
EP1872308A2 (en) * 2005-04-21 2008-01-02 Skyetek, Inc System and method for combining rfid tag memory
US7659819B2 (en) 2005-04-21 2010-02-09 Skyetek, Inc. RFID reader operating system and associated architecture
US7570164B2 (en) 2005-12-30 2009-08-04 Skyetek, Inc. System and method for implementing virtual RFID tags
JP4785431B2 (ja) 2005-06-09 2011-10-05 富士通株式会社 記憶媒体制御装置、記憶媒体制御方法、及びコンピュータプログラム
JP4832875B2 (ja) * 2005-12-06 2011-12-07 三菱電機株式会社 リーダ/ライタ装置及び半導体タグ及びタグ階層管理システム及びタグ階層管理方法
JP4645545B2 (ja) * 2006-07-19 2011-03-09 株式会社デンソーウェーブ 通信システム及びタグリーダ
US8360315B2 (en) * 2007-03-02 2013-01-29 Harold Szu Smart hybrid card system providing authenticity, privacy, and security (APS)
US7859411B2 (en) 2007-03-30 2010-12-28 Skyetek, Inc. RFID tagged item trajectory and location estimation system and method
US8669845B1 (en) 2007-03-30 2014-03-11 Vail Resorts, Inc. RFID skier monitoring systems and methods
JP2011227591A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Lixil Nittan Co Ltd Icカード読取装置およびicカード認証システム
KR101264304B1 (ko) * 2011-12-06 2013-06-13 에이큐 주식회사 멀티태그 운용시스템 및 그 운용방법

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106845599A (zh) * 2016-04-01 2017-06-13 珠海艾派克微电子有限公司 Nfc标签
CN106934445A (zh) * 2016-04-01 2017-07-07 珠海艾派克微电子有限公司 Nfc标签
WO2017167274A1 (zh) * 2016-04-01 2017-10-05 珠海艾派克微电子有限公司 Nfc标签
CN106845599B (zh) * 2016-04-01 2020-04-07 珠海艾派克微电子有限公司 Nfc标签
CN106934445B (zh) * 2016-04-01 2020-08-25 珠海极海半导体有限公司 Nfc标签

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002288598A (ja) 2002-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002288598A (ja) 非接触id装置
EP1172754B1 (en) IC card data communication method
EP1677228B1 (en) Radio frequency identification (RFID) tag, portable terminal, and server for RFID tag
US6172596B1 (en) System method and apparatus for identifying and communicating with a plurality of types of radio frequency communication devices
EP1725976B2 (en) Continuous data provision by radio frequency identification (rfid) transponders
WO2008026692A1 (en) Data carrier and data carrier system
CN101739613A (zh) 信息登记装置及信息登记方法
JP2003150916A (ja) 無線通信装置及びその制御方法、記憶媒体、並びにコンピュータ・プログラム
JP2001331772A (ja) 非接触型情報授受装置および情報処理システムおよび情報処理装置および情報処理方法
JP2004355281A (ja) 賃貸物品の管理方法及びその管理システム並びに賃貸物品管理用icタグ
JP3692964B2 (ja) 仮想id装置およびそのタグデータ格納方法
CN102982353B (zh) 信息处理终端和信息处理方法
CN111225364A (zh) 操作nfc装置的方法、nfc装置和通信系统
JP5108836B2 (ja) データ書き込み装置およびプログラム
JP2007156774A (ja) ネットワークシステム
JP2005346138A (ja) Rfタグ、rfタグの制御方法、及び通信システム
JP2004038574A (ja) 非接触icカード通信システム、リーダ/ライタ及び非接触icカード
JP2000321938A (ja) 画像形成システム
JP2009110202A (ja) 電子財布装置、通信方法、およびプログラム
JP2001175950A (ja) データベースおよびデータベースの構築方法およびデータベース・システムおよびデータベース・システム運用方法
CN101383014B (zh) 信息处理系统和装置、读/写器、访问控制管理方法
JP2001331829A (ja) 情報処理方法および情報処理システムおよび非接触型情報授受装置
JP2608319B2 (ja) Icカードシステム
JP2001180812A (ja) 棚情報処理システムおよび棚情報処理方法
JP4626798B2 (ja) 通信装置および方法、並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees