JP3679149B2 - 移動式冷蔵装置 - Google Patents
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- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】
本発明は本体を車輪等にて移動可能に構成した移動式冷蔵装置に関する。
【従来の技術】
この種の冷蔵装置として、実公昭53−19472号公報に示されるように多数の給食用トレイを収容して温冷蔵する配膳車が知られている。これは、断熱壁体製の本体内を縦仕切壁にて仕切って左右2室のトレイ収容室を形成すると共に、その縦仕切壁内に冷凍装置の冷却器を収納して冷気を左右両側のトレイ収容室に供給できるようにした構成で、本体の底部には車輪が設けられて移動可能となっている。
一般に、このような配膳車は、厨房にて電源に接続して冷凍装置を作動させておき、食事を盛った給食用トレイを本体内に収容して冷却し、配膳時には、冷凍装置の電源を外して本体を給食場所まで移動させ、配膳後には再び厨房まで移動させるという使い方がされる。このため、冷凍装置の作動時に冷却器に付着した霜が配膳時に溶け始めることになる。
【0003】
そこで、従来、このような除霜水を本体内や床に滴らせないようにするためには、縦仕切壁のうち冷却器の下方に位置させて集水皿と貯水容器とを設け、冷却器から滴り落ちる除霜水を集水皿で集め、これを貯水容器に貯めておくようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した従来の構造では、貯水容器に多量の除霜水が溜まると、配膳車の移動時に振動を受けて水が溢れ出し、本体内を汚してしまうという問題があった。また、貯水容器に溜まった水を排水するには、本体内から給食用トレイやその支持枠体を取り出して貯水容器を取り出さなくてはならず、その作業が大変に煩わしいという欠点があった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、冷却器から生ずる除霜水が移動時に溢れ出すことを確実に防止でき、しかも、その排水作業も簡単に行うことができる移動式冷蔵装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の移動式冷蔵装置は、断熱壁体にて構成した本体を車輪等にて移動可能とすると共に、本体内に冷却器を配置して庫内の冷却を行うようにしたものにおいて、冷却器の下方に配置した集水皿と、断熱壁体の断熱材内に埋没させて設けた貯水タンクと、集水皿で受けとめた水を前記貯水タンクに導く導水路と、貯水タンクに貯留した水を本体外に排出するための排水路と、操作部が本体の外底部に設けられて排水路を開閉する排水弁とを設けた構成に特徴を有する。
【0007】
【作用】
冷却器に付着した霜が解けて水が滴ると集水皿に受けとめられ、これが導水路によって貯水タンク内に導かれて貯留される。この貯水タンクは断熱壁体の断熱材中に埋め込まれているから、本体の移動時に内部の水が波打っても外部にこぼれ出すことはない。貯水タンク内から排水するには、本体の外底部の操作部を操作して排水弁を開放すると、水が排水路を通って本体外に排出される。
【0008】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の移動式冷蔵装置によれば、冷却器からの水は断熱材中に埋設された貯水タンクに貯められるから、本体の移動時に水が溢れ出すことを確実に防止でき、しかも、その排水作業も簡単に行うことができるという効果を奏する。
【0009】
【実施例】
以下、本発明を配膳車に適用した一実施例について、図面を参照しながら説明する。
まず、図1は本実施例に係る移動式冷蔵装置としての配膳車1の全体構成を示している。この配膳車1は、全体として矩形箱状に構成された保温室本体2の底部に移動用の複数個のキャスター3を備えて構成され、前記保温室本体2の側面にはハンドル4が設けられている。
保温室本体2は前後両側面が開放すると共に、図2にも示すように、底壁部2a、左右両側壁部2b、2c及び天井壁部2d内に発泡ウレタン等の断熱材5を充填した断熱箱体として構成されている。また、この保温室本体2の中央部には中空の中間壁6が上下に延びて設けられ、これにて内部に左右2室のワゴン収容室7が区画形成され、各ワゴン収容室7の前面及び背面には、扉8が開閉可能に設けられている。この扉8の内面外周部には前記ワゴン収容室7の周囲部との間をシールするマグネットガスケット(図示せず)が設けられている。
【0010】
左右の各ワゴン収容室7は左右対称的に設けられており、前記中間壁6内には冷却器10が配置され、保温室本体2の天井部に位置する機械室2a内に配置された圧縮式の冷凍装置(図示せず)によってその冷却器10にて冷気を生成するようになっている。この冷却器10にて生成された冷気は、図示しない冷気循環ファン装置により中間壁6に形成された冷気供給口6aを通して図2の矢印に示すようにワゴン収容室7内に供給される。一方、右側のワゴン収容室7の右内側壁及び左側のワゴン収容室7の左内側壁には、加熱装置としての面状ヒータ11が設けられ、ワゴン収容室7内の食品を輻射加熱できるようになっている。
【0011】
そして、前記ワゴン収容室7内には、図1に示すように、食品が載置される例えばプラスチック製のトレイ12を前後に二列且つ上下に多段に収容するトレイ収容ワゴン13が、引き出し可能に収容されるようになっている。この場合、前記トレイ12は、横長の矩形状をなし、中央部に位置する平板な境界部12aの左側に、冷たい状態で供される料理が載置され、前記境界部12aの右側に、温かい状態で供される料理が載置される。
このトレイ収容ワゴン13は、図1に示すように、前後両面が開放された矩形箱状をなし前記ワゴン収容室7内にほぼ密に嵌り込む大きさの枠体14内にトレイ12を受けるための棚部材15及びトレイ収容ワゴン13内を左右(冷蔵部及び温蔵部)に区分する断熱壁16を備えて構成されている。また、枠体14の底部には、トレイ収容ワゴン13を前後方向に移動させるための車輪17が四隅部に位置して設けられている。
【0012】
さて、図2及び図3に示すように、上記中間壁6内の冷却器10の下方には集水皿18が設けられ、冷却器10からの除霜水を受けとめるようにしている。一方、保温室本体2の底壁部2a内には、断熱材5内に埋め込むようにして貯水タンク19が設けられ、この貯水タンク19の上面に突設された連結筒20と、前記集水皿18の排水筒18aとの間には導水路に相当する導水チューブ21が連結されて集水皿18で集めた除霜水を貯水タンク19内に導くようにしている。
貯水タンク19は例えばステンレス板製であって、図3及び図4に示すように上面を閉じた矩形容器状をなすとともに、底壁面が一方向に下降傾斜しており、その傾斜面の高い側に位置する天井面に前記連結筒20が立設され、傾斜面の低い側の底壁面に出水筒22が下向きに設けられている。この貯水タンク19は連結筒20を中間壁6内に突出させ、出水筒22を保温室本体2の外底面から突出させた状態で断熱材5内に埋め込まれている。
【0013】
そして、保温室本体2の外底面には支持ブラケット23に支持された排水弁24が取り付けられており、その操作レバー25を開閉操作することにより貯水タンク19の出水筒22から排水弁24の排水パイプ26に至る排水路を開閉可能にしている。この排水弁24は、通常時には上記排水路を閉じている。
以上のように構成された配膳車1においては、厨房にて電源に接続して冷凍装置及び面状ヒータ11を作動させておき、食事を盛ったトレイ12を保温室本体2内のトレイ収容ワゴン13内に収容する。すると、トレイ収容ワゴン13内は断熱壁16によって左右に区分され、かつ、図1の右側のワゴン収容室7内では左側に冷却器10から冷気が供給され、右側が面状ヒータ11によって加熱されているから、冷たい料理と温かい料理とが適切に保温される。この後、配膳時には、電源を外して配膳車1を給食場所まで移動させ、扉8を開けてトレイ12を取り出して配膳し、配膳後には再び配膳車1を厨房まで移動させる。
【0014】
このように電源を外している場合においては、中間壁6内の冷却器10に冷却運転中に付着した霜が徐々に溶けてゆく。このため、特に配膳車1の移動時に、その除霜水が冷却器10から滴り落ちることになる。しかし、この実施例の場合、冷却器10から滴り落ちた除霜水は、冷却器10の下方に位置する集水皿18によって受けとめられ、導水チューブ21内を通って貯水タンク19内に導かれて貯留される。この貯水タンク19は保温室本体2の断熱材5中に埋め込まれているから、配膳車1の移動時に内部の水が波打っても外部にこぼれ出すことはなく、配膳車1内や床面を汚す虞はない。貯水タンク19内に貯留した水を排水するには、排水弁24の排水パイプ26の下方に例えば水受けパン(図示せず)を差し入れ、排水弁24の操作レバー25を開放操作すると、貯水タンク19内の水が排水パイプ26を通って水受けパン内に排出される。
【0015】
このように本実施例によれば、冷却器10からの水は断熱材5中に埋設された貯水タンク19に貯められるから、床面や配膳車1内を水で汚すことを確実に防止でき、しかも、貯水タンク19内に溜まった水の排水作業も操作レバー25を開放操作するだけで簡単に行うことができるという実用上優れた効果を奏する。また、貯水タンク19は断熱材5中に埋設されているから、配膳車1の底部から直接に排水パイプ26を導出することができ、配膳車1底部の狭いスペースを効果的に利用して、すっきりした構造にできる。この結果、貯水タンク19を中間壁6内等の冷気流路内に設ける構成と比べて、冷気の流通性が高まることにもなるから、効率的かつ均一な冷却を行わせることができるという利点も得られる。
【0016】
その他、本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、配膳車以外の移動式冷蔵装置に広く適用する等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す配膳車の斜視図
【図2】 同じく配膳車の縦断面図
【図3】 貯水タンク部分の拡大縦断面図
【図4】 貯水タンクの側面図
【符号の説明】
1…配膳車(移動式冷蔵装置) 2…保温室本体 3…キャスター(車輪) 5…断熱材 10…冷却器 12…トレイ 18…集水皿 19…貯水タンク 21…導水チューブ(導水路) 24…排水弁 25…操作レバー(操作部) 26…排水パイプ
【産業上の利用分野】
【0002】
本発明は本体を車輪等にて移動可能に構成した移動式冷蔵装置に関する。
【従来の技術】
この種の冷蔵装置として、実公昭53−19472号公報に示されるように多数の給食用トレイを収容して温冷蔵する配膳車が知られている。これは、断熱壁体製の本体内を縦仕切壁にて仕切って左右2室のトレイ収容室を形成すると共に、その縦仕切壁内に冷凍装置の冷却器を収納して冷気を左右両側のトレイ収容室に供給できるようにした構成で、本体の底部には車輪が設けられて移動可能となっている。
一般に、このような配膳車は、厨房にて電源に接続して冷凍装置を作動させておき、食事を盛った給食用トレイを本体内に収容して冷却し、配膳時には、冷凍装置の電源を外して本体を給食場所まで移動させ、配膳後には再び厨房まで移動させるという使い方がされる。このため、冷凍装置の作動時に冷却器に付着した霜が配膳時に溶け始めることになる。
【0003】
そこで、従来、このような除霜水を本体内や床に滴らせないようにするためには、縦仕切壁のうち冷却器の下方に位置させて集水皿と貯水容器とを設け、冷却器から滴り落ちる除霜水を集水皿で集め、これを貯水容器に貯めておくようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した従来の構造では、貯水容器に多量の除霜水が溜まると、配膳車の移動時に振動を受けて水が溢れ出し、本体内を汚してしまうという問題があった。また、貯水容器に溜まった水を排水するには、本体内から給食用トレイやその支持枠体を取り出して貯水容器を取り出さなくてはならず、その作業が大変に煩わしいという欠点があった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、冷却器から生ずる除霜水が移動時に溢れ出すことを確実に防止でき、しかも、その排水作業も簡単に行うことができる移動式冷蔵装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の移動式冷蔵装置は、断熱壁体にて構成した本体を車輪等にて移動可能とすると共に、本体内に冷却器を配置して庫内の冷却を行うようにしたものにおいて、冷却器の下方に配置した集水皿と、断熱壁体の断熱材内に埋没させて設けた貯水タンクと、集水皿で受けとめた水を前記貯水タンクに導く導水路と、貯水タンクに貯留した水を本体外に排出するための排水路と、操作部が本体の外底部に設けられて排水路を開閉する排水弁とを設けた構成に特徴を有する。
【0007】
【作用】
冷却器に付着した霜が解けて水が滴ると集水皿に受けとめられ、これが導水路によって貯水タンク内に導かれて貯留される。この貯水タンクは断熱壁体の断熱材中に埋め込まれているから、本体の移動時に内部の水が波打っても外部にこぼれ出すことはない。貯水タンク内から排水するには、本体の外底部の操作部を操作して排水弁を開放すると、水が排水路を通って本体外に排出される。
【0008】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の移動式冷蔵装置によれば、冷却器からの水は断熱材中に埋設された貯水タンクに貯められるから、本体の移動時に水が溢れ出すことを確実に防止でき、しかも、その排水作業も簡単に行うことができるという効果を奏する。
【0009】
【実施例】
以下、本発明を配膳車に適用した一実施例について、図面を参照しながら説明する。
まず、図1は本実施例に係る移動式冷蔵装置としての配膳車1の全体構成を示している。この配膳車1は、全体として矩形箱状に構成された保温室本体2の底部に移動用の複数個のキャスター3を備えて構成され、前記保温室本体2の側面にはハンドル4が設けられている。
保温室本体2は前後両側面が開放すると共に、図2にも示すように、底壁部2a、左右両側壁部2b、2c及び天井壁部2d内に発泡ウレタン等の断熱材5を充填した断熱箱体として構成されている。また、この保温室本体2の中央部には中空の中間壁6が上下に延びて設けられ、これにて内部に左右2室のワゴン収容室7が区画形成され、各ワゴン収容室7の前面及び背面には、扉8が開閉可能に設けられている。この扉8の内面外周部には前記ワゴン収容室7の周囲部との間をシールするマグネットガスケット(図示せず)が設けられている。
【0010】
左右の各ワゴン収容室7は左右対称的に設けられており、前記中間壁6内には冷却器10が配置され、保温室本体2の天井部に位置する機械室2a内に配置された圧縮式の冷凍装置(図示せず)によってその冷却器10にて冷気を生成するようになっている。この冷却器10にて生成された冷気は、図示しない冷気循環ファン装置により中間壁6に形成された冷気供給口6aを通して図2の矢印に示すようにワゴン収容室7内に供給される。一方、右側のワゴン収容室7の右内側壁及び左側のワゴン収容室7の左内側壁には、加熱装置としての面状ヒータ11が設けられ、ワゴン収容室7内の食品を輻射加熱できるようになっている。
【0011】
そして、前記ワゴン収容室7内には、図1に示すように、食品が載置される例えばプラスチック製のトレイ12を前後に二列且つ上下に多段に収容するトレイ収容ワゴン13が、引き出し可能に収容されるようになっている。この場合、前記トレイ12は、横長の矩形状をなし、中央部に位置する平板な境界部12aの左側に、冷たい状態で供される料理が載置され、前記境界部12aの右側に、温かい状態で供される料理が載置される。
このトレイ収容ワゴン13は、図1に示すように、前後両面が開放された矩形箱状をなし前記ワゴン収容室7内にほぼ密に嵌り込む大きさの枠体14内にトレイ12を受けるための棚部材15及びトレイ収容ワゴン13内を左右(冷蔵部及び温蔵部)に区分する断熱壁16を備えて構成されている。また、枠体14の底部には、トレイ収容ワゴン13を前後方向に移動させるための車輪17が四隅部に位置して設けられている。
【0012】
さて、図2及び図3に示すように、上記中間壁6内の冷却器10の下方には集水皿18が設けられ、冷却器10からの除霜水を受けとめるようにしている。一方、保温室本体2の底壁部2a内には、断熱材5内に埋め込むようにして貯水タンク19が設けられ、この貯水タンク19の上面に突設された連結筒20と、前記集水皿18の排水筒18aとの間には導水路に相当する導水チューブ21が連結されて集水皿18で集めた除霜水を貯水タンク19内に導くようにしている。
貯水タンク19は例えばステンレス板製であって、図3及び図4に示すように上面を閉じた矩形容器状をなすとともに、底壁面が一方向に下降傾斜しており、その傾斜面の高い側に位置する天井面に前記連結筒20が立設され、傾斜面の低い側の底壁面に出水筒22が下向きに設けられている。この貯水タンク19は連結筒20を中間壁6内に突出させ、出水筒22を保温室本体2の外底面から突出させた状態で断熱材5内に埋め込まれている。
【0013】
そして、保温室本体2の外底面には支持ブラケット23に支持された排水弁24が取り付けられており、その操作レバー25を開閉操作することにより貯水タンク19の出水筒22から排水弁24の排水パイプ26に至る排水路を開閉可能にしている。この排水弁24は、通常時には上記排水路を閉じている。
以上のように構成された配膳車1においては、厨房にて電源に接続して冷凍装置及び面状ヒータ11を作動させておき、食事を盛ったトレイ12を保温室本体2内のトレイ収容ワゴン13内に収容する。すると、トレイ収容ワゴン13内は断熱壁16によって左右に区分され、かつ、図1の右側のワゴン収容室7内では左側に冷却器10から冷気が供給され、右側が面状ヒータ11によって加熱されているから、冷たい料理と温かい料理とが適切に保温される。この後、配膳時には、電源を外して配膳車1を給食場所まで移動させ、扉8を開けてトレイ12を取り出して配膳し、配膳後には再び配膳車1を厨房まで移動させる。
【0014】
このように電源を外している場合においては、中間壁6内の冷却器10に冷却運転中に付着した霜が徐々に溶けてゆく。このため、特に配膳車1の移動時に、その除霜水が冷却器10から滴り落ちることになる。しかし、この実施例の場合、冷却器10から滴り落ちた除霜水は、冷却器10の下方に位置する集水皿18によって受けとめられ、導水チューブ21内を通って貯水タンク19内に導かれて貯留される。この貯水タンク19は保温室本体2の断熱材5中に埋め込まれているから、配膳車1の移動時に内部の水が波打っても外部にこぼれ出すことはなく、配膳車1内や床面を汚す虞はない。貯水タンク19内に貯留した水を排水するには、排水弁24の排水パイプ26の下方に例えば水受けパン(図示せず)を差し入れ、排水弁24の操作レバー25を開放操作すると、貯水タンク19内の水が排水パイプ26を通って水受けパン内に排出される。
【0015】
このように本実施例によれば、冷却器10からの水は断熱材5中に埋設された貯水タンク19に貯められるから、床面や配膳車1内を水で汚すことを確実に防止でき、しかも、貯水タンク19内に溜まった水の排水作業も操作レバー25を開放操作するだけで簡単に行うことができるという実用上優れた効果を奏する。また、貯水タンク19は断熱材5中に埋設されているから、配膳車1の底部から直接に排水パイプ26を導出することができ、配膳車1底部の狭いスペースを効果的に利用して、すっきりした構造にできる。この結果、貯水タンク19を中間壁6内等の冷気流路内に設ける構成と比べて、冷気の流通性が高まることにもなるから、効率的かつ均一な冷却を行わせることができるという利点も得られる。
【0016】
その他、本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、配膳車以外の移動式冷蔵装置に広く適用する等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す配膳車の斜視図
【図2】 同じく配膳車の縦断面図
【図3】 貯水タンク部分の拡大縦断面図
【図4】 貯水タンクの側面図
【符号の説明】
1…配膳車(移動式冷蔵装置) 2…保温室本体 3…キャスター(車輪) 5…断熱材 10…冷却器 12…トレイ 18…集水皿 19…貯水タンク 21…導水チューブ(導水路) 24…排水弁 25…操作レバー(操作部) 26…排水パイプ
Claims (1)
- 断熱壁体にて構成した本体を車輪等にて移動可能とすると共に、前記本体内に冷却器を配置して庫内の冷却を行うようにしたものにおいて、前記冷却器の下方に配置した集水皿と、前記断熱壁体の断熱材内に埋没させて設けた貯水タンクと、前記集水皿で受けとめた水を前記貯水タンクに導く導水路と、前記貯水タンクに貯留した水を本体外に排出するための排水路と、操作部が前記本体の外底部に設けられて前記排水路を開閉する排水弁とを備えてなる移動式冷蔵装置。
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| JP05192295A JP3679149B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 移動式冷蔵装置 |
Publications (2)
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| JPH08219623A JPH08219623A (ja) | 1996-08-30 |
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ID=12900373
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| JP05192295A Expired - Fee Related JP3679149B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 移動式冷蔵装置 |
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1995
- 1995-02-15 JP JP05192295A patent/JP3679149B2/ja not_active Expired - Fee Related
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