JP3682203B2 - 通信端末および位置情報通知システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信端末に係り、特にハンズフリー機能を有した通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ワンプッシュにて特定発信先に発呼する機能は、短縮ダイヤル機能として通信端末の多くに備えられている。
また、振動検出器を用いて携帯者に生じた異常を検知し、特定発信先に発呼するシステムとしても特開平8−77481号公報に開示されているような認識装置(図9)がある。
【0003】
図9の認識装置は、高齢者または疾病をかかえた疾患者である被介護者に生じた異常を判定し、外部に報知するための装置である。図9において918は無線電話受信回路であり、無線電話回線によって送信される信号を受信し、その受信信号を情報処理装置920に与える。無線電話送信回路919は、情報処理装置920から与えられる送信信号を所定の送信先にダイヤルして無線電話回線より送信する。無線電話受信回線918と無線電話送信回線919とが無線電話回線で外部と通信する。無線電話回線は、いわゆる携帯電話、自動車電話等の移動通信に利用されている無線電話回線である。
【0004】
情報処理装置920は圧力センサ915,916と、傾斜センサ914x,914y,914zと、振動センサ911x,911y,911zとによって検出された電気信号によって被介護者の状況を認識する。そして、被介護者に異常事態が発生したと判断されると、その異常事態に応じてメモリにあらかじめ登録された送信先(自宅、被介護者を介護している介護者の勤務先、介護者の携帯電話、最寄の救急病院等)の中から送信先が選択され、無線電話回線で送信される。以上のような手順で被介護者(携帯者)の非常事態の判定と報知とがなされていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような認識装置は携帯者の状況をより詳細に報知するため、振動センサ911x〜zのほか、圧力センサ915,916および傾斜センサ914x〜zを具備していた。よって、コストがかかり、小型化も困難であった。
さらに、従来の通信端末及び図9の認識装置の両者とも切断操作が第三者によって容易に行えるため、例えば防犯装置のような非常時の通信手段として利用することができなかった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、所定のキーが押下された場合または端末の移動を検出した場合、特定の発信先に発呼し、携帯者の状況および位置情報を報知することのできる通信端末および位置情報通知システムを提案することを目的とする。
さらに、非常時の発信後は第三者による切断操作を拒否することのできる通信端末を提案することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の通信端末は、ハンズフリー機能を有し、発信先電話番号を記憶する第1の記憶手段と、最低通話時間または暗証番号を記憶する第2の記憶手段と、所定のキーが押下された際、切断操作が不可能な状態へ自機を移行し、ハンズフリー動作を開始して発信先電話番号へ発呼する制御手段と、発信先の着信を検出する検出手段と暗証番号が入力された場合、または発信先が着信してからの経過時間が最低通話時間に達した場合に、発信先との通信を切断する切断手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
ハンズフリー機能を有した通信端末において、振動検出部と、発信先電話番号を記憶する第1の記憶手段と、最低通話時間または暗証番号を記憶する第2の記憶手段と、振動検出部により検出される振動の有無により端末の移動を検出する第1の検出手段と、第1の検出手段で自機の移動が検出された際、切断操作が不可能な状態へ自機を移行し、ハンズフリー動作を開始して発信先電話番号へ発呼する制御手段と、発信先の着信を検出する第2の検出手段と暗証番号が入力された場合、または発信先が着信してからの経過時間が最低通話時間に達した場合に、発信先との通信を切断する切断手段とを具備する。
【0009】
さらに、この通信端末において、文字メッセージ、音声メッセージまたは画像メッセージを記憶するメッセージ記憶手段を具備し、所定のキーが押下された際、または第1の検出手段で端末の移動が検出された際、切断操作が不可能な状態へ自機を移行し、発信先電話番号へ発呼する制御手段と、発信先の着信を検出する検出手段と、発信先が着信したのち文字メッセージ、音声メッセージまたは画像メッセージを送信する送信手段とを具備することが好ましい。
【0010】
さらに、この通信端末において、ハンズフリー動作を開始する際に、集音感度を最大値に設定することが好ましい。
さらに、この通信端末において、ハンズフリー動作を開始する際に、自機のスピーカから出力される音の音量を最小値または無音状態に設定することが好ましい。
さらに、この通信端末において、発信先電話番号へ発呼する際に、ブザーを鳴動させる手段と、予め録音しておいた音声をスピーカから出力させる手段とのうち少なくとも1つを具備することが好ましい。
さらに、この通信端末において、予めブザーを鳴動させるか、あるいは予め録音しておいた音声をスピーカから出力させるかをオン/オフ設定する設定手段を備え、発信先電話番号へ発呼する際に、設定手段の設定状態においてブザー鳴動、音声出力を行わせることができる。
【0011】
また、本発明の位置情報通知システムは、移動通信端末と、移動通信端末をサービスエリア内で管理する複数の基地局と、特定の通信端末とで構成されており、その移動通信端末は、振動検出部または非常発信用として設定された操作キーと、特定の通信端末の電話番号を記憶する記憶手段と、振動検出部により検出される振動の有無により端末の移動を検出する第1の検出手段と、第1の検出手段で自機の移動が検出された際、または所定のキーが押下された際に、切断操作が不可能な状態へ自機を移行し、特定の通信端末へ発呼する制御手段と、特定の通信端末の着信を検出する第2の検出手段と、特定の通信端末が着信したのち、自機のいる基地局から報知された基地局識別番号と自機の端末識別番号とを特定の通信端末へ通知する通知手段とを具備している。また、特定の通信端末は、基地局識別番号と各基地局の所在地を説明した文字情報とを対応させて記憶した記憶領域と、記憶領域を参照し、通知された基地局識別番号に対応する基地局の所在地を説明する文字情報を検出する第3の検出手段と、検出した文字情報を表示する表示手段とを具備している。
【0012】
この位置情報通知システムにおいて、特定の通信端末は、基地局識別番号と各基地局の所在地周辺の地図データとを対応させて記憶した記憶領域と、記憶領域を参照し、通知された基地局識別番号に対応する基地局の所在地周辺の地図データを表示する表示手段とを具備することが好ましい。
また、この位置情報通知システムにおいて、特定の通信端末は、文字情報を音声情報に変換するソフトウェアを記憶した記憶手段と、基地局の所在地を説明する文字情報を音声情報に変換し、変換後の音声情報をスピーカから出力する音声出力手段とを具備することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明による移動体通信端末の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態の移動体通信端末を示すブロック図である。この図において、1は端末全体を制御するマイクロコンピュータ(以下CPUという)であり、このCPU1にはメモリ2、表示部3、キー入力部4、デジタル信号処理回路(DSP)7および振動検出部11が接続される。メモリ2はROMおよびRAMからなり、CPU1の動作処理手順を規定するプログラムや、演算データ、入力データおよび受信データ等を記憶する。
【0014】
RAMにはまた、非常時の最低通話時間、非常時発信先リスト、および非常発信後の切断操作の実行権をもつ暗証番号等を記憶することができる。キー入力部4は、電話番号等を入力し、かつ各種動作モードの設定等を行う。表示部3はLCDからなり、キー入力部4から入力された各種の情報、電話機の状態、履歴等を表示する。
【0015】
RF回路6は、アンテナ5で受信した信号を増幅および周波数変換してデジタル信号処理回路7に復調用信号として出力するRF受信回路と、デジタル信号処理回路7からの音声変調信号を周波数変換および増幅してアンテナ5に送信信号として出力するRF送信回路とからなり、アンテナ5に対するRF受信回路とRF送信回路の切替えは図示しない切替えスイッチにより行われる。
【0016】
デジタル信号処理回路7は、CPU1によって制御され、音声信号やRF信号を変復調する。デジタル信号処理回路7の出力である音声信号は音声回路8でD/A変換および増幅された後スピーカ9を駆動する。一方、マイクロホン10から入力された音声信号は増幅器14で増幅されたのち音声回路8に出力される。音声回路8でA/D変換された音声信号は、デジタル信号処理回路7に出力されて変調され、さらにRF回路6を介してアンテナ5より送信信号として送信される。ここで、CPU1と増幅器14との間には増幅度調整器15が介在する。
【0017】
増幅度調整器15は、例えば、振動検出部11によって端末の移動が確認された場合、および/または非常発信用として設定した操作キーが押下された場合にCPU1から制御信号を受け取り、マイクロホン10から入力された音声信号の増幅度を最大値に設定する。
【0018】
振動検出部11は、振動検出器12とフリップフロップ(F.F.)13からなる。振動検出器12は、端末の振動を速やかに正確に検出する。この振動検出器12が端末の振動を検出すると、その出力は、フリップフロップ13に供給される。これによりフリップフロップ13はセットされ、振動検出器12による振動検出を保持する。このフリップフロップ13による検出保持はCPU1によりリセットされる。
【0019】
CPU1は、フリップフロップ13の出力状態、すなわち振動検出部11による振動検出状態を検出して、端末が移動状態にあるか、停止状態にあるかを判断する。このとき、CPU1が振動検出部11の出力状態を検出する方法としては、CPU1が振動検出部11をモニタリングする方法と、振動検出部11からCPU1への割り込みによる検出の2つの手段を用いる。CPU1は、上記のようにして振動検出部11の出力状態を検出して端末が移動状態にあるか、停止状態にあるかを判断する。
【0020】
次に、本発明の第1の実施の形態について図2〜4の処理フロー図を用いて説明する。CPU1は、非常発信の指示が出されていないか監視する非常発信判定処理を常時行っている(ステップ201)。判定結果確認後(ステップ203)、非常発信指示がなければ非常発信判定処理(ステップ201)に戻って監視を続け、非常発信指示があった場合には後述する非常時発信先発信処理を行う(ステップ205)。
非常時発信先発信処理(ステップ205)ののち、通話時間のタイマをスタートする(ステップ207)。ここで、非常発信時の最低通話時間はユーザが予め設定してもよいし、設定していない場合にはメモリ2に記憶しておいたデフォルト値(例えば2時間)を利用することもできる。
【0021】
通話時間タイマスタート(ステップ207)後、CPU1は非常発信後の切断操作の実行権をもつ暗証番号が入力されるか否かの監視を行う(ステップ209)。そして、当該暗証番号が入力された場合には通信を切断し(ステップ211)処理を終了する(ステップ213)。一方、当該パスワードが入力されていない間は通話時間のタイムアウトを監視し(ステップ217)通話時間が最低通話時間に達していないか否か確認する。その結果、タイムアウトの場合には通信を切断し(ステップ211)処理を終了する(ステップ213)。タイムアウトでない場合には、そのまま暗証番号入力がされるか否かの監視を続ける(ステップ209)。
【0022】
次に、図3を用いて非常発信判定処理(ステップ201)の詳細を説明する。CPU1で振動検出部11の出力状態を検出した(ステップ303)結果、振動あり(端末が移動状態)と判断されると、非常発信であるとして(ステップ311)処理を終了する(ステップ315)。
一方、振動なし(端末が停止状態)と判断された場合にはユーザが押下した操作キーと、非常発信用として設定した操作キーとが一致するか否か確認する(ステップ309)。その結果、一致していれば非常発信であるとして(ステップ311)処理を終了し(ステップ315)、一致していなければ非常発信でないとして(ステップ313)処理を終了する(ステップ315)。
【0023】
次に、図4を用いて非常発信先発信処理(ステップ205)の詳細を説明する。まず、処理が開始すると(ステップ401)同時に、ハンズフリー動作を開始する(ステップ402)。次に、RAMに登録しておいた非常時発信先リストを検索する(ステップ403)。ここで、非常時発信先リストに登録する電話番号は1件でもよいし、複数の電話番号に優先順位を設けて記録することも可能である。
【0024】
1回目の発信の際には、非常時発信先リストの先頭にある発信先電話番号(優先順位の一番高い電話番号)に発呼する(ステップ405)。発呼後、相手が応答するか否か確認し(ステップ407)、応答しない場合には非常時発信先リストの2番目にある発信先電話番号に発呼する(ステップ405)。なお、非常時発信先リストに1件しか登録していない場合には再度同一の発信先電話番号に発呼する(ステップ405)。そして、相手が応答した時点で処理を終了して(ステップ409)図2のステップ207にすすむ。
【0025】
なお、ハンズフリー動作を開始する(ステップ402)際、集音感度は最大値に設定され、自機のスピーカから出力される音の音量は最小値あるいは無音状態に設定される。前者の目的は周囲の状況をより詳細に知るためであり、後者の目的は本端末が通信中であることを相手(例えば、窃盗犯や誘拐犯)に悟られないようにするためである。
【0026】
次に、本発明の第2の実施の形態について図5および図6の処理フロー図を用いて説明する。ここで、図1のRAMには非常時発信先に送信する文字メッセージ、音声メッセージおよび/または画像メッセージ(例えば住所・氏名など)を予め記憶しておくことができるとする。
CPU1は、非常発信の指示が出されていないか監視する非常発信判定処理を常時行っている(ステップ501)。判定結果確認後(ステップ503)、非常発信でなければ非常発信判定処理(ステップ501)に戻って監視を続け、非常発信であった場合には後述する非常時発信先発信処理を行う(ステップ505)。非常時発信先発信処理(ステップ505)が終了すると、RAMに予め記憶しておいた文字メッセージ、音声メッセージおよび/または画像メッセージを送信する(ステップ507)。メッセージデータの送信が終了すると通信を切断し(ステップ509)処理を終了する(ステップ511)。
【0027】
次に、図6を用いて非常時発信先発信処理(ステップ505)の詳細を説明する。処理が開始すると(ステップ601)、その設定種別にしたがい、予め録音しておいた音声をスピーカから出力するか(ステップ603)、またはブザーを鳴動する(ステップ605)。
ここで、本願発明の一実施例として上述のように非常時発信先発信処理時、強制的に音声出力又はブザー鳴動をさせているが、夜間の女性の一人歩き時に何人かにおそわれた時を想定すると、必ずしも強制的に音声出力又はブザー鳴動をさせると、何人かに通信端末を破壊されてしまうこともあるので、予め図1に示したキー入力部4によって、音声出力又はブザー鳴動のオン/オフ設定を行えるようにしておき、その設定状態をメモリ2に記憶させ、非常時発信先発信処理時にCPU1によって、前記記憶させた設定状態に応じた音声出力又はブザー鳴動を(例えば、両方ともにオフ)行わせることができることは言うまでもない。
【0028】
次に、RAMに登録しておいた非常時発信先リストを検索する(ステップ607)。ここで、非常時発信先リストに登録する電話番号は1件でもよいし、複数の電話番号に優先順位を設けて記録することも可能である。1回目の発信の際には、非常時発信先リストの先頭にある発信先電話番号に発呼する(ステップ609)。発呼後、相手が応答するか否か確認し(ステップ611)、応答しない場合には非常時発信先リストの2番目にある発信先電話番号に発呼する(ステップ609)。なお、非常時発信先リストに1件しか登録していない場合には再度同一の発信先電話番号に発呼する(ステップ609)。そして、相手が応答した時点で処理を終了して(ステップ613)図5のステップ507にすすむ。
【0029】
次に、本発明の位置情報通知システムについて図7の処理フロー図を用いて説明する。本発明の第3の実施の形態である位置情報通知システムは、移動通信端末(図7では端末710と記載)と、端末710を所定のサービスエリア内で管理する基地局1および基地局2(720および721)と、通信端末730とで構成される。ここで、端末710は振動検出部11を具備し、メモリ2内には非常時発信先の電話番号を記憶している。また、通信端末730のメモリには、基地局番号と各基地局の所在地を説明した文字情報とを対応させて記憶したテーブルが格納されている。図8にそのテーブルのデータ構成図の一例を示す。図8の列810には基地局番号、列820には列810に対応する基地局の所在地を説明する文字情報、列830には列810に対応する基地局の所在地周辺の地図データを格納したアドレスが記憶されている。
【0030】
端末710は振動検出部11によって自機の移動を検出すると、メモリ2内にある非常時発信先の電話番号に発呼し、非常発信処理を開始する(ステップ701)。次に、ステップ705で基地局720から報知された基地局番号(基地局識別番号)と、自機の端末番号(端末識別番号)とを通信端末730に通知する(ステップ703)。図7では、基地局720の基地局番号が1であったとする。通信端末730は図8のテーブルを参照して、基地局番号が1である基地局の所在地を説明する文字情報を検索する(ステップ708)。
【0031】
この場合、該当する文字情報は「東京都渋谷区○○1丁目」である。よって、通信端末730のディスプレイに「東京都渋谷区○○1丁目」という文字が表示される(ステップ709)。ここで、文字情報を音声情報に変換するソフトウェアが通信端末730にインストールされている場合は、「東京都渋谷区○○1丁目」という文字情報を「トウキョウトシブヤク○○イッチョウメ」という音声情報に変換し、スピーカから出力させることも可能である。また、基地局720周辺の地図データを格納したデータアドレスは、「データアドレス1」である。よって、「データアドレス1」に格納されている地図データを表示することも可能である。
【0032】
図7において、端末710は通信端末730との通信中に基地局720から基地局721にハンドオーバーしている。したがって、切替え先の基地局721からは新たに基地局番号が報知される(ステップ713)。ステップ711では基地局721から報知された基地局番号と、自機の端末番号とを通信端末730に通知する(ステップ711)。
【0033】
図7では、基地局721の基地局番号が2であるとする。通信端末730は図8のテーブルを参照して、基地局番号が2である基地局の所在地を説明する文字情報を検索する(ステップ716)。この場合、該当する文字情報は「東京都渋谷区□□2丁目」である。よって、通信端末730のディスプレイに「東京都渋谷区□□2丁目」という文字が表示される(ステップ717)。なお、前述のように、文字情報を音声情報に変換するソフトウェアが通信端末730にインストールされている場合は、「東京都渋谷区□□2丁目」という文字情報を「トウキョウトシブヤク□□ニチョウメ」という音声情報に変換し、スピーカから出力させることも可能である。また、基地局720周辺の地図データを格納したデータアドレスは、「データアドレス2」である。よって、「データアドレス2」に格納されている地図データを表示することも可能である。
上記のような動作を予め設定しておいた通話時間が経過するまで、または暗証番号が入力されるまで繰り返し行い、通信を切断する(ステップ719)。
【0034】
以上のような本発明の実施の形態による移動体通信端末によれば、振動を検出して自動発信するとともに、ハンズフリー動作を開始することで本発明の移動通信端末を設置した物(車、金庫、宝石箱等)および設置場所の異常に対し、迅速に対応することが可能となる。また、所定キーの押下によって自動発信するとともに、ハンズフリー動作を開始することで、電話の通常使用ができない非常時においても発信先に状況を伝えることができ、危険を回避することが可能となる。なお、本実施の形態の説明では移動通信端末を例に挙げて説明したが、コードレス電話の子機にも適用することが可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、所定のキーが押下された場合または端末の移動を検出した場合、特定の発信先に発呼し、携帯者の状況および位置情報を報知することのできる通信端末および位置情報通知システムを提案することができる。さらに、非常時の発信後は第三者による切断操作を拒否することのできる通信端末を提案することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による移動体通信端末の実施の形態を示すブロック図。
【図2】本発明の第1の実施の形態を説明するフローチャート。
【図3】本発明の第1の実施の形態を説明するフローチャート。
【図4】本発明の第1の実施の形態を説明するフローチャート。
【図5】本発明の第2の実施の形態を説明するフローチャート。
【図6】本発明の第2の実施の形態を説明するフローチャート。
【図7】本発明の位置情報通知システムを説明するフローチャート。
【図8】本発明の位置情報通知システムを説明するデータ構成図。
【図9】従来技術を説明するための機能ブロック図。
【符号の説明】
1 CPU
11 振動検出部
12 振動検出器
13 フリップフロップ

Claims (10)

  1. ハンズフリー機能を有した通信端末において、
    発信先電話番号を記憶する第1の記憶手段と、
    最低通話時間または暗証番号を記憶する第2の記憶手段と、
    所定のキーが押下された際、
    切断操作が不可能な状態へ自機を移行し、ハンズフリー動作を開始して前記発信先電話番号へ発呼する制御手段と、
    発信先の着信を検出する検出手段と、
    前記暗証番号が入力された場合、または前記発信先が着信してからの経過時間が前記最低通話時間に達した場合に、前記発信先との通信を切断する切断手段とを具備することを特徴とする通信端末。
  2. ハンズフリー機能を有した通信端末において、
    振動検出部と、
    発信先電話番号を記憶する第1の記憶手段と、
    最低通話時間または暗証番号を記憶する第2の記憶手段と、
    前記振動検出部により検出される振動の有無により端末の移動を検出する第1の検出手段と、
    前記第1の検出手段で自機の移動が検出された際、
    切断操作が不可能な状態へ自機を移行し、ハンズフリー動作を開始して前記発信先電話番号へ発呼する制御手段と、
    発信先の着信を検出する第2の検出手段と
    前記暗証番号が入力された場合、または前記発信先が着信してからの経過時間が前記最低通話時間に達した場合に、前記発信先との通信を切断する切断手段とを具備することを特徴とする通信端末。
  3. 請求項1または請求項2に記載の通信端末において、
    文字メッセージ、音声メッセージまたは画像メッセージを記憶するメッセージ記憶手段を具備し、
    前記所定のキーが押下された際、または前記第1の検出手段で端末の移動が検出された際、
    切断操作が不可能な状態へ自機を移行し、前記発信先電話番号へ発呼する制御手段と、
    発信先の着信を検出する検出手段と、
    前記発信先が着信したのち前記文字メッセージ、前記音声メッセージまたは前記画像メッセージを送信する送信手段と
    を具備したことを特徴とする通信端末。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の通信端末において、
    前記ハンズフリー動作を開始する際に、集音感度を最大値に設定することを特徴とする通信端末。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の通信端末において、
    前記ハンズフリー動作を開始する際に、自機のスピーカから出力される音の音量を最小値または無音状態に設定することを特徴とする通信端末。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の通信端末において、
    前記発信先電話番号へ発呼する際に、ブザーを鳴動させる手段と、予め録音しておいた音声をスピーカから出力させる手段とのうち少なくとも1つを具備することを特徴とする通信端末。
  7. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の通信端末において、
    予めブザーを鳴動させるか、あるいは予め録音しておいた音声をスピーカから出力させるかをオン/オフ設定する設定手段を備え、
    前記発信先電話番号へ発呼する際に、前記設定手段の設定状態においてブザー鳴動、音声出力を行わせることを特徴とする通信端末。
  8. 移動通信端末と、前記移動通信端末をサービスエリア内で管理する複数の基地局と、特定の通信端末とで構成される位置情報通知システムであり、
    前記移動通信端末は、
    振動検出部または非常発信用として設定された操作キーと、
    前記特定の通信端末の電話番号を記憶する記憶手段と、
    前記振動検出部により検出される振動の有無により端末の移動を検出する第1の検出手段と、
    前記第1の検出手段で自機の移動が検出された際、または前記所定のキーが押下された際に、
    切断操作が不可能な状態へ自機を移行し、前記特定の通信端末へ発呼する制御手段と、
    前記特定の通信端末の着信を検出する第2の検出手段と、
    前記特定の通信端末が着信したのち、自機のいる基地局から報知された基地局識別番号と自機の端末識別番号とを前記特定の通信端末へ通知する通知手段とを具備し、
    前記特定の通信端末は、
    基地局識別番号と各基地局の所在地を説明した文字情報とを対応させて記憶した記憶領域と、
    前記記憶領域を参照し、通知された前記基地局識別番号に対応する前記基地局の所在地を説明する文字情報を検出する第3の検出手段と、
    検出した前記文字情報を表示する表示手段と
    を具備したことを特徴とする位置情報通知システム。
  9. 請求項8に記載の位置情報通知システムにおいて、
    前記特定の通信端末は、
    基地局識別番号と各基地局の所在地周辺の地図データとを対応させて記憶した記憶領域と、
    前記記憶領域を参照し、通知された前記基地局識別番号に対応する前記基地局の所在地周辺の地図データを表示する表示手段と
    を具備したことを特徴とする位置情報通知システム。
  10. 請求項8または請求項9に記載の位置情報通知システムにおいて、
    前記特定の通信端末は、
    文字情報を音声情報に変換するソフトウェアを記憶した記憶手段と、
    前記基地局の所在地を説明する文字情報を音声情報に変換し、変換後の音声情報をスピーカから出力する音声出力手段と
    を具備したことを特徴とする位置情報通知システム。
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