JP3698497B2 - 根菜収穫機の切断葉処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圃場にて植立する大根や人参等の根菜を掘りとって収穫する根菜収穫機の切断葉処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、「図4」に示すように、走行機台(1)の一側がわに前処理装置(9)とサブソイラ(10)と引き抜き搬送帯(2)を設け、他側がわに操縦部(A)とコンテナ(3)に運ぶ搬送帯(11)を配置し、引き抜き搬送帯(2)の終端部下方に始端部を位置させるとともにその終端部を搬送帯(11)の始端部上に位置させた根部搬送帯(12a)とこの根部搬送帯(12a)とズラして茎葉部搬送帯(12b)を並設し、前記引き抜き搬送帯(2)の終端部近くでこの搬送帯(2)の上側に、茎葉部(b)の挟持によって吊持状態で搬送されてくものの葉部を荒切りする幅広の回転切断刃(4a)を放射状に設けて成るカッタ−(4)と、この回転切断刃(4a)によって切断された葉部を受継いで搬出するベルトコンベヤ(5)を設け、また、前記の根部搬送帯(12a)と茎葉部搬送帯(12b)による搬送の途中に茎葉部(b)を仕上げ切りするカッタ−(13)を取付け、茎葉部搬送帯(12b)の下方がわにコンテナ(3)を載置して、植立する根菜を堀とり茎葉部(b)を切断してコンテナ(3)に収納するようにした根菜収穫機は既に開発されているのである。
【0003】
そして、この開発された根菜収穫機によれば、「図5」と「図6」に記載してあるように、機体を植立する根菜列にそって前進させると、前処理装置(9)によって茎葉部(b)が掻上げられると共にサブソイラ(10)の振動により根部(a)が浮き上がり、その浮き上がったものの茎葉部(b)が引き抜き搬送帯(2)によって挟持され吊持状態で(イ)のように搬送され、終端部近くで回転切断刃(4a)により茎葉部(b)が荒切りされて、その切除葉はベルトコンベヤ(5)に受継がれ(ロ)のように排出され、根部(a)がわはロ−ラ(14)(14)に順次接当し根部搬送帯(12a)上に横倒れ姿勢となり、次いで茎葉部(b)が茎葉部搬送帯(12b)上に載置されて(ハ)のように送られ、その搬送の途中でカッタ−(13)により茎葉部(b)が仕上げ切りされて、根部(a)がわは搬送帯(11)の始端部に受継がれ、切断された葉は茎葉部搬送帯(12b)に乗っかったまま搬送帯(11)の上方を通って外側方に排出され、搬送帯(11)の始端部に受継がれた根部(a)がわは(ニ)のように搬送ののち立ち姿で(ホ)の位置にいる作業者によりコンテナ(3)内に収納されていくようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記の回転切断刃(4a)により荒切りされた切断葉はベルトコンベヤ(5)に受継がれその終端部から排出されるようになるのであるが、幅広の回転切断刃(4a)の回転によってベルトコンベヤ(5)の搬送方向に吹送する風が起風するところとなりベルトコンベヤ(5)上の切断葉を後方に吹き飛ばしコンテナ(3)内や周辺に飛散させるという欠点を有しているのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、開発されたものが上記のような欠点をもっていることから、請求項1に記載したように、走行機台(1)に植立する根菜の茎葉部(b)を挟持して引き上げる引き抜き搬送帯(2)を設け、該引き抜き搬送帯(2)の終端部から受継いだものを走行機台(1)上に載置したコンテナ(3)に運ぶようにし、その引き抜き搬送帯(2)の終端部近くで引き抜き搬送帯(2)の上側に、該引き抜き搬送帯(2)の挟持によって茎葉部(b)を吊持状態とされた葉部を荒切り切断する放射状に設けてなる幅広の回転切断刃(4a)から成るカッタ−(4)と、この回転切断刃(4a)により荒切り切断され、投げ出される葉部を受継いで搬出する搬出面を備えたベルトコンベヤ(5)を設けて、切断葉を、前記ベルトコンベヤ(5)の終端部から放出するもので、該ベルトコンベヤ(5)の終端部を落下通路(6)上部に連通したことを特徴とする根菜収穫機の切断葉処理装置としていることから、ベルトコンベヤの終端部を落下通路に連通させることによって、回転切断刃によって荒切りされたものがベルトコンベヤに受継がれながら終端部から放出され、その放出されるものは落下通路を通って下向きに向きを変えて落下し、切断葉は飛散することなくコンテナに収納されたものの中にも混じらないようになる。
【0006】
また、請求項2に記載したように、ベルトコンベヤ(5)の搬送面に回転切断刃(4a)により切断され投げ出される切断葉を受け止めて堰止めする受け止め板(7)を立設したことを特徴とする請求項1記載の根菜収穫機の切断葉処理装置としたことで、ベルトコンベヤの搬送面に切断葉の受け止め板を立設したので、幅広の回転切断刃の回転により起風される風と共にベルトコンベヤの搬送面に受継がれる切断葉が受け止め板によって堰止されるようになり、ベルトコンベヤの終端部から落下通路内を自然落下するのである。
【0007】
【発明の実施の形態】
【実施例】
以下、本発明について実施例図を参照し説明するのであるが、この根菜収穫機全体の構成と作用は、従来の技術の項で述べたものと同じであるから、ここで改めて説明を加えると重複するようになるからその説明を省き、この発明の要点である切断葉処理装置について記載することにする。
【0008】
即ち、回転切断刃(4a)によって荒切りされた切断葉を受継いで搬出するベルトコンベヤ(5)の終端部には、「図1」と「図2」で示す落下通路(6)の上部が連通されている。この落下通路(6)を形成する形成部材(6a)はその上部がわを横断面コ形にして外側部を開放し、また、下部側はL形にして外側部と後側部とを開放した形状のもので、その形成部材(6a)は回転切断刃(4a)を有するカッタ−(4)とベルトコンベヤ(5)の上方と両側部を覆うカバ−ガイド(15)の後端に連結した支持板体(16)に取付けられてベルトコンベヤ(5)の終端部に連通連結されている。そして、この形成部材(6a)の下端は載置したコンテナ(3)の上縁よりも下位になるようにしてあって、切断葉は形成部材(6a)により形成された落下通路(6)内を通って落下するようになる。
【0009】
また、前記ベルトコンベヤ(5)の搬送面には回転切断刃(4a)により切断され投げ出される切断葉を受け止める受け止め板(7)が数枚等間隔に立設されて、回転切断刃(4a)の回転により起風される風により吹送される切断葉を搬送面上に受け止めて堰止しながら終端部から落下通路(6)内に落下させているのである。
【0010】
そして、この落下通路(6)を形成する形成部材(6a)はゴム板のような柔軟性材で形成して落下通路(6)の周辺部材と干渉しても異音を発しないようにしてある。
【0011】
更に、「図3」に示すように、落下通路(6)を形成する形成部材(6a)を筒体にして走行機台(1)上に載置する袋製等の回収容器(8)に回収するようにもできるのである。
そのようにすることにより、切断葉を運んで例えば飼料などに活用するとき、これを容易にする。
【0012】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように実施されたもので、次に記載するような効果を奏する。
【0013】
ベルトコンベヤの終端部を落下通路に連通させることによって、回転切断刃によって荒切りされたものがベルトコンベヤに受継がれながら終端部から放出され、その放出されるものは落下通路を通って下向きに向きを変えて落下し、切断葉は飛散することなくコンテナに収納されたものの中にも混入しないようになる。
【0014】
ベルトコンベヤの搬送面に切断葉の受け止め板を立設したので、幅広の回転切断刃の回転により起風される風と共にベルトコンベヤの搬送面に投げ出される切断葉が受け止め板によって堰止されるようになり、ベルトコンベヤの終端部から落下通路内を自然落下して飛び散らないようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 切断葉処理装置を備えた根菜収穫機の側面図である。
【図2】 「図1」のA−B線における断面図である。
【図3】 他の実施例のものを示した図である。
【図4】 従来の根菜収穫機の側面図である。
【図5】 同従来のものの作用説明用側面図である。
【図6】 同従来のものの作用説明用平面図である。
【符号の説明】
1 走行機台
b 茎葉部
2 引き抜き搬送帯
3 コンテナ
4 カッタ−
4a 回転切断刃
5 ベルトコンベヤ
6 落下通路
7 受け止め板
8 回収容器

Claims (2)

  1. 走行機台(1)に植立する根菜の茎葉部(b)を挟持して引き上げる引き抜き搬送帯(2)を設け、該引き抜き搬送帯(2)の終端部から受継いだものを走行機台(1)上に載置したコンテナ(3)に運ぶようにし、その引き抜き搬送帯(2)の終端部近くで引き抜き搬送帯(2)の上側に、該引き抜き搬送帯(2)の挟持によって茎葉部(b)を吊持状態とされた葉部を荒切り切断する放射状に設けてなる幅広の回転切断刃(4a)から成るカッタ−(4)と、この回転切断刃(4a)により荒切り切断され、投げ出される葉部を受継いで搬出する搬出面を備えたベルトコンベヤ(5)を設けて、切断葉を、前記ベルトコンベヤ(5)の終端部から放出するもので、該ベルトコンベヤ(5)の終端部を落下通路(6)上部に連通したことを特徴とする根菜収穫機の切断葉処理装置。
  2. ベルトコンベヤ(5)の搬送面に回転切断刃(4a)により切断され投げ出される切断葉を受け止めて堰止めする受け止め板(7)を立設したことを特徴とする請求項1記載の根菜収穫機の切断葉処理装置。
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