JP3725316B2 - 5相ステッピングモータの駆動方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は分解能を更に高めた5相ステッピングモータの新規な低振動駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
5相ステッピングモータの駆動方法として、定電流チョッパ駆動(図2(イ)に示す励磁パターンと非励磁パターンとを各アドレスにおいて制御指令に従って交互に切り替える駆動方式)は、駆動回路に入力される直流電圧を直接ステッピングモータに印加するため、DV(直流電圧をより低い駆動電圧に変換してこれをステッピングモータに印加する)方式の駆動回路に比べて印加電圧をDV電圧に変換する回路が不要な分だけ簡素化する事が出来る。
また、DV方式の場合と違って定格以上の高電圧をステッピングモータに印加する事により、電流の立ち上がりが早くなり、加速特性も改善される。このようなメリットの故に定電流チョッパ駆動方式は一般的に広く使用されている。
【0003】
しかしながら、加速特性が改善される反面、ステッピングモータの定格以上の高電圧を直接印加する事、並びに図14、15に示す非励磁パターンにおいて(〇)印で示す未接続点の電位が不安定になりやすい事から前のステップから次のステップに移った瞬間に非励磁相における電流のオーバーシュートが起こり、ダンピングが大きくなるという問題がある。
【0004】
そこで、本発明者らは、特開平8−275587号公報記載の駆動方法を提案した。この方法は、従来回路をそのまま利用し、回路の複雑化やコストアップを招く事なく、ダンピングの低減及び低速時の低振動を可能とする駆動方法の提供を目的とするもので、『5相ステッピングモータの各相巻線の始端及び終端とを順次に接続して環状に結線し、これらの相巻線の接続点に各別にスイッチング手段を接続し、前記スイッチング手段をスイッチング制御して前記接続点にステッピングモータの定格電圧より高い直流電圧を印加することにより各相巻線の励磁・非励磁を各シーケンス毎に繰り返し行って定電流制御を行う』と言う駆動方法であって、ステッピングモータの各相巻線の非励磁時に各相巻線の接続点すべてを前記直流電圧の正極又は負極に接続するというものであり、前記問題点は解決された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この方法ではその分解能は1000分解(ハーフステップ)であり、更なる高精度のダンピングの低減及び低速時の低振動が要求される分野では不十分であり、より一層の性能向上が要求されていた。
本発明は、前記従来例に増して厳しい精度の要求される分野に対応できる5相ステッピングモータの低振動制御方法を開発する事にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の駆動方法は、
(1) 5相ステッピングモータ(2)の各相巻線(A)〜(E)をその始端及び終端とを順次に接続して環状に結線し、これらの相巻線(A)〜(E)の接続点(P1)〜(P5)に各別にスイッチング手段(Tr)を接続し、前記スイッチング手段(Tr)をスイッチング制御して前記接続点(P1)〜(P5)にステッピングモータ(2)の定格電圧より高い直流電圧を印加することにより各相巻線(A)〜(E)の励磁・非励磁を各シーケンス毎に繰り返し行って定電流制御を行う駆動方法において、
(2) ステッピングモータ (2) の各相巻線 (A) 〜 (E) の非励磁時に各相巻線 (A) 〜 (E) の接続点 (P1) 〜 (P5) すべてを前記直流電圧の正極 ( + ) 又は負極(−)に接続し、
(3) 各基本角が4つの分割区分に分割され、各分割区分における各相巻線 (A) 〜 (E) の励磁・非励磁が2相励磁で4回繰り返され、且つ、
(4) 各分割区分において、励磁パターンの切替タイミングを定電流コントロール周期に同期させ、各分割区分における励磁ベクトルの合成出力によって各アドレス毎に歩進させる事を特徴とするものである。その結果、歩進の分解能が向上しそれだけステップ駆動時の振動が小さくなり、滑らかな回転が可能となる。
【0010】
このようにすれば、ステッピングモータ(2)の各相巻線(A)〜(E)の接続点(P1)〜(P5)すべてを非励磁時に前記直流電圧の正極(+)或いは負極(−)に接続することになるため、非励磁時には各相巻線(A)〜(E)の接続点(P1)〜(P5)全てを安定したほぼ同一の電位に保つことが出来、従来、非励磁時に発生していた急激な電位の変化を起こすことがない。
【0011】
即ち、図5、8のアドレス(0)の励磁時において、(E)相はその両端が正極(+)に接続されているために非励磁状態にある。この状態は非励磁パターンでも同様で、非励磁状態においては、接続点(P1)〜(P5)の全てが正極(+)に接続されている。《なお、負極(−)に接続されている場合は図示しないが図5〜7から類推可能である。》
【0012】
従って、非励磁パターンにおいて、全接続点(P1)〜(P5)の電位は正極(+)《或いは負極(−)》の電位と等しくなり非常に安定している。その結果、前分割区分から次分割区分に切り替えた場合でも各接続点(P1)〜(P5)において急激な電位の変化が生じないため、電流のオーバーシュートが発生したとしても非常に小さくしかも収斂しやすくなり円滑な相電流を流すことが出来、前記の分解能の向上と相俟ってダンピングの低減と低速時の低振動を可能となし得る。
なお、本発明の2種類のシーケンスパターンは、3部に分かれており、第1シーケンスパターンは図5〜7で表され、第2シーケンスパターンは図8〜10で表される。
【0013】
【実施の態様】
以下、本発明方法を図面に従って説明する。図1は本発明方法が実施される回路構成である。ここで、スイッチング手段を総称する場合は(Tr)と数字を付さずに示す事とする。相巻線(A)(B)(C)(D)(E)の接続点も同様で(P)で総称する。
本実施例に使用されるモータは5相ステッピングモータ(2)で、その駆動巻線は、5相の相巻線(A)(B)(C)(D)(E)をその始端及び終端とを順次に接続して形成されたた環状結線である。
【0014】
図1のスイッチング手段(Tr1)〜(Tr10)『スイッチング手段(Tr)としては、例えばトランジスタやFETが使用される。』は、2個一組のスイッチング手段(Trn-1)、(Trn)を直列に接続し、該直列に接続されたスイッチング手段(Trn-1)、(Trn)の接続点▲1▼▲2▼▲3▼▲4▼▲5▼と環状結線の接続点(P)とが接続されており、これらをスイッチング制御する事により、前述の環状結線の励磁相(A)〜(E)の接続点(P1)〜(P5)を正極(+)又は負極(−)に接続するようになっている。本実施例では10個のスイッチング手段(Tr1)〜(Tr10)が使用されており、制御回路(S)を構成している。
【0015】
制御回路(S)の出力側には小さい値のセンス抵抗(R)が接続され、環状結線に流れる総励磁電流(2i0)がこれを通過する事によって、その両端にセンシング電圧が発現するようになっている。このセンス電圧を定電流制御回路(1)に入力することにより、総励磁電流量(2i0)のフィードバック制御が可能となる。
【0016】
定電流制御回路(1)はROM(3)のアドレスライン(3a)に接続される。定電流駆動(1)は、センス抵抗(R)に流れる電流の電圧(センス電圧)を検出し、後述のようにROM(3)を介して制御回路(S)のスイッチング制御を行うものである。
【0017】
ROM(3)は、制御回路(S)の各スイッチング手段(Tr)のベースに接続され、スイッチング手段(Tr)の開閉制御を行うものである。ROM(3)には5相ステッピングモータ(2)を駆動するシーケンスに対応した励磁パターンのデータと電流制御を行うための非励磁パターンのデータが格納されている。
【0018】
N進カウンタ(4)『本実施例では40進カウンタである。』は、所望の分解能(勿論これに限定されることはないが、本実施例では、分解能が2000分解で、シーケンスは40周期である。)に応じたシーケンス周期をROM(3)に出力するもので、カウンタ(4)は正転(CW)でカウント・アップし、逆転(CCW)でカウント・ダウンするようになっている。
【0019】
本発明方法は、電流制御を行うための非励磁パターンとして、環状結線の励磁相(A)〜(E)の接続点(P1)〜(P5)を全て正極(+)または負極(−)に接続するパターンをROM(3)に格納している。
【0020】
ROM(3)は、カウンタ(4)の指令するシーケンスに対応した励磁パターンの出力と、定電流制御回路(1)の信号出力によっての非励磁パターンの出力を各基本角の4以上に分割された各分割区分において交互に行うものである。本発明の要部はこの点にある。そしてこの励磁パターンの出力形式は2通りあり、請求項2に示すような4相励磁方式(図5〜7)と、請求項3に示すような2相励磁方式(図8〜10)である。まず、4相励磁方式を説明し、その後で2相励磁方式に付いて説明する。
【0021】
従来例では、図2(イ)に示すように、1シーケンスの一部(網掛部分)に於いて4相励磁が行われ、残部は非励磁であった。換言すれば、励磁と非励磁とが1度づつ繰り返されて、フルステップ駆動がなされる事になる。(図14、15の場合はハーフステップ駆動である。)
【0022】
これに対して本発明方法では、この1基本角を4以上(この場合は4つ)の複数に区分し、その分割された各区分の(網掛部分)に於いて4相励磁が行われ、残部は非励磁とした。非励磁時、接続点(P1)〜(P5)は正極或いは負極に接続される。《図2(ロ)参照》
そして、各分割区分における励磁パターンの一部を順序に従って徐々に変化させて行く事により、各アドレスにおける合成ベクトルの方向と大きさとが、徐々に変化つつ4つ毎のアドレスにおいて、従来例の同じシーケンスのベクトルと同じ方向と大きさを持つように制御している。その結果、分解能が大幅に上がりステップ駆動に起因する振動は大幅に減少する。
【0023】
なお、図中、(+)は接続点(P)が正極に接続され、(−)は負極に接続されていることを示す。→は相電流の方向を示す。そして、非励磁状態をつくる非励磁パターンの出力時に全ての励磁相(A)〜(E)の接続点(P1)〜(P5)が正極(+)《或いは負極(−)》に接続される。
このため非励磁状態においては全ての励磁相(A)〜(E)の接続点(P1)〜(P5)が(+)電極《或いは負極(−)》に接続されて(+)電極《或いは負極(−)》と同じ電位を保つ事になり(換言すれば電位が不安定にならず)、その結果安定した電位となり、前の分割区分から次の分割区分に移った瞬間に非励磁相における電流のオーバーシュート現象が起こるというようなことがなく、その結果ダンピングの低減や低速回転における低振動駆動が可能となった。
【0024】
《実施例1》
この場合は『各分割区分における各相巻線(A)〜(E)の励磁・非励磁が4相励磁で4回繰り返され、各分割区分における励磁ベクトルの合成出力によってロータを各アドレス毎(即ち、アドレス0→アドレス1→アドレス2→…というように)に歩進させる(換言すれば、図2(イ)に示す従来例の或る1つのシーケンス《図2(イ)の場合、アドレス0'》を、図2(ロ)に示すように4つの区分に分割し、各分割区分において励磁パターンの切替タイミングを定電流コントロール周期に同期させた)』場合で、図3(イ)(ロ)にその低速時及び高速時のシーケンスの一部を示し、図5〜8にそのシーケンスにおける時計回り(CW)の全パターンを示す。
【0025】
図3(イ)(ロ)において、アドレス0では各分割区分の励磁パターンは、4相励磁の場合で(ABCD)(ABCD)(ABCD)(ABCD)となり、この合成ベクトルは従来例のアドレス0'《図2(イ)》の4相励磁(ABCD)と一致する。
【0026】
アドレス4では各分割区分の励磁パターンは、(BCDE)(BCDE)(BCDE)(BCDE)の4相励磁でとなり、この合成ベクトルは従来例のアドレス1'《図2(イ)》の4相励磁(BCDE)と一致する。
即ち、アドレス0、4は従来の4相励磁の位置であり、アドレス0からアドレス4迄の移動がフルステップ(基本角=0.72°)移動となる。
【0027】
その中間であるアドレス2は、アドレス0の励磁パターン(ABCD)が2回、アドレス4の励磁パターン(BCDE)が2回出力される事になるので、合成される励磁ベクトルは《ABCDE》となり、ハーフステップの位置にロータが移動する事になる。
【0028】
アドレス1は、1シーケンス中にアドレス0の励磁パターン(ABCD)が3回、アドレス4の励磁パターン(BCDE)が1回となるので、アドレス0から基本角の1/4だけ移動した位置にロータが移動する事になる。
【0029】
アドレス3は、1シーケンス中にアドレス0の励磁パターン(ABCD)が3回、アドレス4の励磁パターン(BCDE)が1回となるので、アドレス0から基本角の3/4だけ移動した位置にロータが移動する事になる。
下記に各アドレスの励磁シーケンスを構成する4つの励磁パターンの表を表1として示す。
【0030】
【化学式等を記載した書面】
【表1】
【0031】
以上の励磁ベクトル(ABCD)から励磁ベクトル(BCDE)迄の4分割方法を述べたが、アドレス4以降の他の励磁ベクトルも同様の事が適用でき、これによって電気角1周分を40分解する事ができる。
【0032】
低速駆動から高速駆動までの範囲でモータインピーダンスの変化による励磁・非励磁の割合が変わっても1シーケンス中の各々の励磁パターンの出力割合はこれに応じて変化するため、各シーケンスにおいて作られる合成ベクトルはこれに影響されない。図3(イ)は低速駆動時で、励磁時間が短く、図3(ロ)は高速駆動時で、励磁時間が長くなっている。
【0033】
その結果、4アドレスで基本角(0.72°)だけ移動するので、ステップ駆動の分解能を2000に高める事ができ、従来のステップ駆動に増して振動が小さくなり、滑らかな回転が可能となる。
【0034】
《実施例2》
この場合は『各シーケンスが4つの分割区分に分割され、各分割区分における各相巻線の励磁・非励磁が2相励磁で4回繰り返され、各分割区分における励磁ベクトルの合成出力によって各アドレス毎に歩進させる』場合で、励磁パターンが実施例1の場合と相違する。図8〜10にそのシーケンスにおける時計回り(CW)の全パターンを示す。
【0035】
アドレス0では各分割区分の励磁パターンは、2相励磁の場合で(BC)(BC)と、(AD)(AD)となり、この合成ベクトルは《ABCD》となり、従来例のアドレス0'《図2(イ)》の4相励磁(ABCD)と一致する。ここで、各相の励磁割合はA:B:C:D=2:2:2:2である。
【0036】
アドレス4では各分割区分の励磁パターンは、(BE)(BE)と、(CD)(CD)を1:1で出力するためこの合成ベクトルは《BCDE》となり、従来例のアドレス1'《図2(イ)》の4相励磁(BCDE)と一致する。ここで、各相の励磁割合はA:B:C:D=2:2:2:2である。
この場合もアドレス0、4は従来の4相励磁の位置であり、アドレス0からアドレス4迄の移動がフルステップ(基本角=0.72°)移動となる。
【0037】
その中間であるアドレス2は、励磁パターン(BC)、(AD)、(CD)、(BE)を1:1:1:1の割合で出力する事になるので、各相の励磁割合はA:B:C:D:E=1:2:2:2:1である。合成される励磁ベクトルは《ABCDE》となり、アドレス0と4の中間のハーフステップの位置にロータが移動することになる。
【0038】
アドレス1は、励磁パターン(BC)、(AD)、(BC)、(CD)を1:1:1:1の割合で出力する事になるので、各相の励磁割合はA:B:C:D=1:2:3:2である。アドレス0の励磁ベクトル《ABCD》に対して電気角で約9.7°進んだ位置となる。2000分解の1ステップの電気角は9°であり、これに対して10%以下のずれとなるが、実用上は問題とならない。図4の(θ1)がベクトル《ABCD》に対して移動角が約9.7°の場合を示し、(θ2)がベクトル《BCDE》に対して移動角が約9.7°の場合を示す。
【0039】
アドレス3は、励磁パターン(BC)、(CD)、(BE)、(CD)を1:1:1:1の割合で出力する事になるので、各相の励磁割合はB:C:D:E=2:3:2:1である。アドレス4の励磁ベクトル《BCDE》に対して電気角で約9.7°遅れた位置となる。2000分解の1ステップの電気角は9°であり、これに対して10%以下のずれとなるが、実用上は問題とならない。
下記に各アドレスの励磁シーケンスを構成する4つの励磁パターンの表を表2として示す。
【0040】
【化学式等を記載した書面】
【表2】
【0041】
以上の実施例2における励磁ベクトル(ABCD)から励磁ベクトル(BCDE)迄の4分割方法を述べたが、アドレス4以降の他の励磁ベクトルも同様の事が適用でき、これによって電気角1周分を40分解する事ができる。
【0042】
図11は従来例の振動実験データを示し、図12は図5〜7の本発明方法1の励磁パターンによって得た振動実験データであり、図13は図8〜10の本発明方法2の励磁パターンによって得た振動実験データである。図において横軸が時間、縦軸が速度である。
図11〜13によれば、従来例のデータに比べて本発明のデータではステップ駆動時の振動が抑制されている事がよくわかる。
【0043】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明駆動方式によれば、回路構成を変更する事なく分解能を高める事ができたので、前記効果に加えて更なる低振動を実現し得た。
これに加えて、非励磁時の各相巻線の全ての接続点が正極又は負極に接続され、非励磁時に安定したほぼ同一の電位に保つことが出来るため、前ステップから次ステップに切り替えた場合でも各接続点において急激な電位が十分に抑制され、たとえ電流のオーバーシュートが発生したとしても非常に小さくしかも収斂しやすくなり円滑な相電流を流すことが出来、ダンピングの低減と低速時の低振動を可能となし得た。
また、回路構成も従来と全く同一であるためコストアップとならないという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法が適用される5相ステッピングモータの回路構成図
【図2】従来例と本発明方法の励磁パターンと非励磁パターンの組み合わせ並びに相電流の方向との関係を示すシーケンス比較図
【図3】本発明方法における低速駆動時と高速駆動時の励磁パターンと非励磁パターンの組み合わせの変化を示すシーケンス図
【図4】本発明方法における合成ベクトル図
【図5】本発明の実施例1における励磁パターンのCW方向の全シーケンスの内の前段を示す図面
【図6】本発明の実施例1における励磁パターンのCW方向の全シーケンスの内の中段を示す図面
【図7】本発明の実施例1における励磁パターンのCW方向の全シーケンスの内の後段を示す図面
【図8】本発明の実施例2における励磁パターンのCW方向の全シーケンスの内の前段を示す図面
【図9】本発明の実施例2における励磁パターンのCW方向の全シーケンスの内の中段を示す図面
【図10】本発明の実施例2における励磁パターンのCW方向の全シーケンスの内の後段を示す図面
【図11】従来例(1000分解)の振動試験の結果を表すグラフ
【図12】本発明方法(2000分解)の実施例1の振動試験の結果を表すグラフ
【図13】本発明方法(2000分解)の実施例2の振動試験の結果を表すグラフ
【図14】従来例の励磁パターン表すシーケンス図
【図15】他の従来例の励磁パターン表すシーケンス図
【符号の説明】
(A)(B)(C)(D)(E)…5相ステッピングモータの各相巻線
(P1)〜(P5)…各相巻線の接続点
(Tr)…スイッチング手段
(+)…正極
(−)…負極
(2)…5相ステッピングモータ
Claims (1)
- 5相ステッピングモータの各相巻線の始端及び終端とを順次に接続して環状に結線し、これらの相巻線の接続点に各別にスイッチング手段を接続し、前記スイッチング手段をスイッチング制御して前記接続点にステッピングモータの定格電圧より高い直流電圧を印加することにより各相巻線の励磁・非励磁を繰り返し行って定電流制御を行う5相ステッピングモータの駆動方法において、
ステッピングモータの各相巻線の非励磁時に各相巻線の接続点の全てを前記直流電圧の正極又は負極に接続し、
各基本角が4つの分割区分に分割され、各分割区分における各相巻線の励磁・非励磁が2相励磁で4回繰り返され、且つ、
各分割区分において、励磁パターンの切替タイミングを定電流コントロール周期に同期させ、各分割区分における励磁ベクトルの合成出力によって各アドレス毎に歩進させる事を特徴とする5相ステッピングモータの駆動方法。
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