JP3777246B2 - ディスク記憶装置内の誤りを訂正するためのシステムおよび誤り制御チップ、ならびに符号化および復号化の方法 - Google Patents
ディスク記憶装置内の誤りを訂正するためのシステムおよび誤り制御チップ、ならびに符号化および復号化の方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の分野】
この発明は一般に、誤り訂正に関し、より特定的には、光ディスク記憶装置のための誤り訂正システムの動作を支持するアドレス発生器に関する。
【0002】
【背景技術】
記憶媒体はさまざまな種類の雑音、歪みおよび干渉にさらされるため、書込まれたデータの消去を含む種々の誤りがその出力に生じ得る。光ディスク記憶装置内に記憶されるディジタルデータは大量であるため、誤りおよび消去の可能性は高い。これらの誤りおよび消去を訂正するために、光ディスク記憶装置には誤り制御チップ(ECC)が備えられる。ここで図1を参照して、誤り制御チップ20は、コア22と、光ディスク26のセクタに対応してデータを記憶するためのセクタバッファ24とを含む。光ディスク26上に書込まれるべきオリジナルデータは、中央処理装置(CPU)28からセクタバッファ24へと供給される。コア22内のエンコーダは、オリジナルデータをデータバイトおよび冗長バイトを含む符号語に変換する。この符号語は、セクタバッファ24を介して光ディスク26上に書込まれる。読出モードにおいては、符号語はセクタバッファ24を介してコア22内のデコーダに供給される。復号化されたデータは、セクタバッファ24を介してCPU28に転送される。
【0003】
光ディスクへの応用において、符号語は国際標準化機構(ISO)標準に基づいて符号化されるが、これは巡回冗長検査(CRC)符号化を要し、かつ複数のガロア体にわたるリードソロモン(RS)符号を組込む。RS(n,k)符号は、巡回記号誤り訂正符号であって、ここでオリジナルデータのうちk個の記号が符号化される。その結果は(n−k)記号冗長ブロックであって、これがそのデータに付加される。ガロア体とは有限体であって、その元は、変数としての特定の原始元を有する多項式として表現され得る。RS符号は2m の2進記号のガロア体GF(2m )のブロックのシーケンスを表わし、ここでmは記号当りのビット数である。ガロア体GF(2m )を構築するには、次数mの生成多項式p(x)および、p(x)の根である原始元βを要する。βのべきは、GF(2m )のゼロでないすべての元を生成する。
【0004】
図2に示されるように、コア22は、CRC符号化回路34とRS符号化回路36とを有するエンコーダ32を含む。エンコーダ32は、k個のステップにおいて、(n−k)個の冗長バイトを生成し、これがオリジナルの符号データに付加されて、光ディスク26上に書込まれるnバイトの符号語が作られる。コア22のデコーダ38は、シンドローム発生器40を含む。シンドローム発生器40は誤りを検出して、光ディスク26から受取った変造されたデータの各語に対してシンドロームバイトS(x)を生成する。シンドローム(n−k)バイトは、ユークリッド演算回路42に供給される。ユークリッド演算回路42は、拡張されたユークリッドの互除法を使用して、誤り位置多項式σ(x)および誤り値多項式η(x)を見つける。このユークリッド演算回路42は誤り探知回路44に接続される。誤り探知回路44はチエンサーチ(Chien Search)プロセスを使用して、誤り位置多項式σ(x)に基づいて実際の誤り位置を発見する。この誤り位置が、誤り値多項式η(x)および誤り位置多項式σ(x)とともに誤り値計算機46によって使用されて、チエンサーチプロセスによって発見された誤り位置の各々における誤り値が判定される。誤り訂正回路48はわかっている誤り位置および値を使用してその誤りを訂正する。CRC復号化回路50はCRC復号化を行なって、復号化されたデータをCPU28に供給する。
【0005】
変造されたデータが消去を含む場合、デコーダ38はわかっている消去位置に基づいて消去多項式を見つけるために多項式展開を行なう。モジュール多項式乗算を実行して、通常の多項式乗算において使用される修正されたシンドローム多項式を計算して、消去/誤り位置多項式を得るのである。これらの多項式演算を行なうために、デコーダ38は多項式処理モジュール(PPM)52を含んでもよい。この多項式処理モジュールは、1994年2月7日に出願の、「誤り制御符号化のための有限体多項式処理モジュール(“FINITE FIELD POLYNOMIAL PROCESSING MODULE FOR ERROR CONTROL CODING”)」と題された、同時係属中の米国特許出願番号第08/192,909号に、より詳細に記載されており、これがここに引用により援用される。
【0006】
上述のように、セクタバッファ24は、符号化のためにCPU28から供給されるオリジナルデータと、ディスク26上に書込むためにエンコーダ32によって符号化されるデータと、復号化のためにディスク26から供給される変造データと、CPU28に転送するためにデコーダ38によって復号化されるデータとを記憶する。このため、CPU28、光ディスク26から/への読出/書込を行なう光ディスクドライブ(ODD)、エンコーダ32、およびデコーダ38は、セクタバッファへの別個のアクセスを備えられなければならない。
【0007】
光ディスク26の種々のフォーマットのためのセクタバッファ24の従来よりのデータ構成の例が図3に示される。ここでは4つの光ディスクフォーマットが示されている。90mm/0.5Kフォーマットおよび130mm/0.5Kフォーマットはそれぞれ、セクタ当り522バイト(0.5K)を有する90mm(3 1/2インチ)ディスクおよび、セクタ当り0.5Kの130mm(5
1/4インチ)ディスクを規定する。90mm/1Kフォーマットおよび130mm/1Kフォーマットは、セクタ当り1024バイト(1K)を有する90mmディスクおよび、セクタ当り1Kの130mmディスクをそれぞれ規定する。
【0008】
90mm/1Kフォーマットおよび130mm/1Kフォーマットについては、セクタバッファ24は120バイト(垂直方向)×10ワード(水平方向)として構成されており、そのうち、各ワードの最後の16バイトが冗長である。
【0009】
130mm/0.5Kフォーマットについては、セクタバッファ24は61バイト(垂直方向)×5ワード(水平方向)として構成されており、各ワードの最後の16バイトが冗長である。
【0010】
90mm/0.5Kフォーマットについては、セクタバッファ24は60バイト(垂直方向)×5ワード(水平方向)で構成されており、各ワードの最後の16バイトが冗長である。すべてのフォーマットについて、バッファ位置1200〜1216内に消去位置バイトが記憶される。
【0011】
図3に示されるように、90mm/1Kフォーマットおよび130mm/1Kフォーマットについては、CRCバイトは位置1036、1037、1038および1039に記憶される。90mm/0.5Kフォーマットおよび130mm/0.5Kフォーマットについては、位置516〜519および526〜529がそれぞれ、CRCバイトに充てられる。
【0012】
このセクタバッファ24には3つの異なるアクセス方法が必要である。すなわち、CPU28およびディスク26とのインタフェースを支持するためにかつ消去位置をロードするために、各符号語の各バイトへのリニアアクセスが提供されなくてはならない。誤り訂正のためには、バッファの各位置はランダムにアクセス可能でなければならない。なぜなら、訂正回路は誤り訂正のために、判定された誤り位置にアクセスできなければならないからである。CRCおよびRS符号化/復号化を支持するためには、符号語は、データがCPUまたはディスクからセクタバッファへ一方向で書込まれかつ異なる方向で誤り訂正回路によって読出される、インタリーブ方式でアクセスされ得る。
【0013】
図4に示されるように、誤り訂正システムのスループットを増すために、復号化モジュールは、セクタバッファ24内の異なる符号語(CW0〜CW9)上で同時に動作するように、パイプラインに配することが可能である。このパイプライン方式は以下の復号化動作を含む:シンドローム生成/CRC復号化(SYN/CRC1)、PPM多項式演算、チエンサーチ(CHN)、誤り値計算(EVL)、誤り訂正(COR)、およびCRC復号化の最終ステップ(CRC2)である。このパイプラインモードでは、セクタバッファ24内の異なる符号語は異なる復号化モジュールによって同時にアクセス可能でなければならない。アクセス時間は重複できないため、アドレス指定は多重化されて、いかなるときにも必要なアクセスをモジュールに提供できるようにしなければならないのである。
【0014】
したがって、データの符号化/復号化のためにセクタバッファアクセスを可能とし、種々の光ディスクフォーマットおよび誤り制御モードを支持し、かつ誤り訂正システムがパイプラインモードで動作することを可能とするような、一体型アドレス指定システムを提供することが所望される。
【0015】
さらに、誤り訂正パイプライン構成が同時処理能力を備えるように、各々のバッファメモリが光ディスクのセクタに対応してデータのための記憶スペースを提供する、多数のバッファメモリを組込むことが所望される。たとえば、1つのバッファメモリがODDとインタフェースするために使用され、別のバッファメモリがCPUへのインタフェースを提供し、第3のバッファメモリが符号化/復号化ユニットに結合されるようにもできる。誤り訂正手順中、アドレス指定システムは多数のデータバッファとアクセスする必要がある。
【0016】
【発明の開示】
したがって、この発明の1つの利点は、CPU、ODD、および符号化/復号化モジュールがデータの符号化/復号化のためにセクタバッファとアクセスすることを可能とする、一体型アドレス指定システムを提供することにある。
【0017】
この発明の別の利点は、種々の光ディスクフォーマットに対して誤り訂正を支持する、アドレス指定システムを提供することにある。
【0018】
この発明のさらなる利点は、パイプラインモードの誤り訂正を支持するアドレス指定システムを提供することにある。
【0019】
この発明のまた別の利点は、誤り訂正手順中に多数のデータバッファがアクセスされることを可能とするアドレス指定システムを提供することにある。
【0020】
この発明のさらなる利点は、誤りおよび消去が訂正されることを可能とするアドレス指定システムを提供することにある。
【0021】
この発明の別の利点は、データの符号化/復号化のためにセクタバッファにアクセスするのに使用されるアドレスを提供するための、アドレス発生器を提供することにある。
【0022】
この発明の上述および他の利点は、中央処理装置より供給されたオリジナルデータをディスク記憶装置内に記憶するために符号化するためのエンコーダおよびディスク記憶装置よりディスクドライブによって読出されたデータを復号化するためのデコーダを含む、ディスク記憶装置内の誤りを訂正するためのシステムを提供することによって、少なくとも部分的に達成される。複数のワーキングバッファが、符号化/復号化の中間結果を記憶するために備えられる。また、中央処理装置、ディスクドライブ、エンコーダおよびデコーダが上記複数のワーキングバッファのうち1つの予め定められたワーキングバッファにアクセスできるように、上記複数のワーキングバッファをアドレス指定するためにアドレス発生器が使用される。
【0023】
この発明の第1の局面に従って、アドレス発生器は、中央処理装置、ディスクドライブ、エンコーダおよびデコーダが上記複数のワーキングバッファのすべてに逐次的にアクセスできるように、上記複数のワーキングバッファを回転させるためのバッファ回転回路を含む。
【0024】
この発明の別の局面に従って、アドレス発生器は、中央処理装置およびディスクドライブにワーキングバッファの位置へのリニアアクセスを提供するための、ローディングアドレス発生器を含む。
【0025】
この発明のさらなる局面に従って、アドレス発生器はさらに、エンコーダおよびデコーダにワーキングバッファの位置へのインタリーブおよびランダムアクセスを提供するための、処理アドレス発生器を含む。
【0026】
好ましくは、ワーキングバッファは複数のアドレスマルチプレクサを含むアドレス多重化回路の出力に結合される。各アドレスマルチプレクサの第1の入力は、ローディングアドレス発生器に接続され得る。各アドレスマルチプレクサの第2の入力は、処理アドレス発生器に接続され得る。アドレスマルチプレクサは、バッファ回転回路によって制御が可能である。
【0027】
さらに、ワーキングバッファは、出力が中央処理装置、ディスクドライブ、エンコーダおよびデコーダに結合された、データバス多重化回路の入力に接続されてもよい。データバス多重化回路は、バッファ回転回路によって制御され得る。
【0028】
バッファ回転回路は、回転数および符号化/復号化選択信号が与えられる、複数の比較器を含み得る。
【0029】
この発明の方法に従えば、データの符号化のために以下のステップが実行される。すなわち:
第1のワーキングバッファに符号化されるべき第1のデータブロックを供給するステップと、
第2のワーキングバッファ内に記憶された第2のデータブロックを符号化するステップと、
第3のワーキングバッファに記憶された、符号化された第3のデータブロックを出力するステップと、
上記第1、第2および第3のワーキングバッファを回転して、第3のワーキングバッファに符号化されるべき第4のデータブロックを供給し、第1のワーキングバッファに記憶された第1のデータブロックを符号化し、第2のワーキングバッファから符号化された第2のデータブロックを出力するステップと、
上記第1、第2および第3のワーキングバッファをさらに回転させて、第2のワーキングバッファに符号化されるべき第5のデータブロックを供給し、第3のワーキングバッファ内に記憶された第4のデータブロックを符号化し、第1のワーキングバッファから符号化された第1のデータブロックを出力するステップとを含む。
【0030】
この発明の方法に従えば、データの復号化のために、以下のステップが実行される。すなわち:
第1のワーキングバッファに復号化されるべき第1のデータブロックを供給するステップと、
第2のワーキングバッファ内に記憶された第2のデータブロックを復号化するステップと、
第3のワーキングバッファ内に記憶された、復号化された第3のデータブロックを出力するステップと、
上記第1、第2および第3のワーキングバッファを回転して、第3のワーキングバッファに復号化されるべき第4のデータブロックを供給し、第1のワーキングバッファ内に記憶された第1のデータブロックを復号化し、第2のワーキングバッファから復号化された第2のデータブロックを出力するステップと、
上記第1、第2および第3のワーキングバッファをさらに回転させて、第2のワーキングバッファに復号化されるべき第5のデータブロックを供給し、第3のワーキングバッファ内に記憶された第4のデータブロックを復号化し、第1のワーキングバッファから復号化された第1のデータブロックを出力するステップとを含む。
【0031】
この発明のさらに別の目的および利点は、以下の詳細な説明より、当業者には容易に理解されるであろう。詳細な説明にはこの発明の好ましい実施例のみが示されかつ説明されており、これは、この発明を実行するために考えられるベストモードを単に例示しているにすぎない。理解されるように、この発明は他の異なる実施例も可能であり、そのいくつかの詳細は、種々の明らかな観点で変形もまた可能であるが、これらはすべてこの発明から離れるものではない。したがって、添付の図面および記載される説明は、例示のためのものであって限定を意図するものではないと考えられたい。
【0032】
【本発明を実施するためのベストモード】
この発明を実施するためのベストモードは、パイプラインデータ処理を提供するための多数のデータバッファを有する誤り訂正システムの実現に基づく。図5を参照して、この発明の誤り制御チップ(ECC)200は、ECC200を中央処理装置(CPU)300および光ディスクドライブ(ODD)400にインタフェースする、3つのワーキングバッファEDBF0、EDBF1、およびEDBF2を含む。さらに、ワーキングバッファEDBF0〜EDBF2は、ECC200上に配されたエンコーダ220およびデコーダ240と通信する。エンコーダ220およびデコーダ240は、図2に示されるCRCエンコーダ34、RSエンコーダ36、シンドローム発生器40、ユークリッド演算回路42、チエン誤り探知回路44、誤り値計算機46、誤り訂正回路48およびCRC復号化回路50を組込む符号化/復号化回路によって実現され得る。ECC200上のアドレス発生器260は、ワーキングバッファEDBF0〜EDBF2をデータの符号化および復号化中にアクセス可能とするアドレス情報を生成して、図4に示されるパイプラインデータ処理を支持する。アドレス発生器260については後により詳細に説明する。
【0033】
図6に示されるように、データの符号化手順中、光ディスクのセクタ内に書込まれるべきオリジナルデータが、CPU300からたとえばバッファEDBF0に供給され得る。同時に、符号化の先行するサイクルにおいてCPU300によって供給された別のディスクセクタのためのデータを含むバッファEDBF1がエンコーダ220によってアクセスされて、これらのデータのRSおよびCRC符号化がなされ、また同時に、先行する符号化サイクルにおいてエンコーダ220によって符号化されたセクタデータを記憶しているバッファEDBF2は、これらのデータを光ディスク上に書込むためにODD400に送る。
【0034】
CPU300が次の光ディスクセクタのためのデータを供給できる状態になると、ワーキングバッファが回転する。ここでバッファEDBF2はCPU300に切換えられて、次のデータセクタのためのオリジナルデータを受取る。バッファEDBF0はエンコーダ220に切換えられて、先のサイクルにおいて受取ったセクタデータを符号化する。バッファEDBF1はODD400に切換えられて、光ディスク上に書込むために、符号化されたセクタデータを出力する。
【0035】
符号化の次のサイクルにおいて、バッファEDBF1はCPU300へ切換えられ、バッファEDBF2はエンコーダ220に、バッファEDBF0はODD400に切換えられる。このように、次の光ディスクセクタのためのオリジナルデータが符号化のためにCPU300から供給されるたびに、ワーキングバッファの回転が行なわれる。
【0036】
ここで図7を参照して、復号化手順中のワーキングバッファの回転が図示される。たとえば復号化の第1のサイクルにおいては、ODD400は光ディスクセクタよりの変造されたデータをバッファEDBF0に書込む。これと同時に、復号化の先のサイクルにおいて書込まれたセクタデータを含むバッファEDBF1は、そのデータの復号化のためにデコーダ240に結合される。バッファEDBF2はCPU300に接続されて、先の復号化サイクルにおいてデコーダ240によって復号化されたセクタデータをCPU300に供給する。
【0037】
復号化の次のサイクルにおいては、バッファEDBF0はデコーダ240に切換えられて、先の復号化サイクルにおいて受取ったセクタデータを復号化する。バッファEDBF1はCPU300に切換えられて、先の復号化サイクルにおいて復号化されたセクタデータを伝送する。バッファEDBF2はODD400に切換えられて、光ディスクの次のセクタからデータを受取る。光ディスクの各セクタから読出されるデータごとに、この回転手順が実行される。
【0038】
このように、3つのワーキングバッファを有するECC200は、光ディスクの3つのセクタに対して同時にデータのパイプライン処理を提供する。たとえば、ディスクのセクタn内に書込まれるべきデータが符号化のためにCPU300から供給されるとき、セクタn−1のためのデータは符号化され、セクタn−2のためのデータはODD400に供給される。同様に、ディスクのセクタnから読出されたデータが復号化のためにODD400から供給される際に、セクタn−1よりのデータは復号化され、かつセクタn−2よりのデータはCPU300に供給される。したがって、このような多バッファ誤り制御構成は、1バッファ誤り制御システムよりも、3倍効率が良い。
【0039】
ワーキングバッファEDBF0〜EDBF2の各々は、1220バイト(122バイト×10ワード)に等しい固定されたサイズを有する。誤り制御チップ200は、図3に関連して上に記載した、130mm/1K、90mm/1K、130mm/0.5Kおよび90mm/0.5Kを含む種々の光ディスクフォーマットを支持することが可能である。これらの光ディスクフォーマットの各々について、ワーキングバッファの各々内のデータが、図3に示される対応するデータ構成と同様に配される得る。
【0040】
ここで図8および図9を参照する。これらはそれぞれ、符号化手順および復号化手順中のECC200の動作を示す。アドレス発生器260は、ローディングアドレス発生器262、処理アドレス発生器264、およびEDBF回転制御回路266を含む。ローディングアドレス発生器262は、CPU300およびODD400によってアクセスされるべき、バッファEDBF0〜EDBF2内の位置を示す、adopアドレス信号を生成する。処理アドレス発生器264は、エンコーダ220およびデコーダ240によってアクセスされるべき、バッファEDBF0〜EDBF2内の位置を示す、adexアドレス信号を生成する。これらadexアドレス信号およびadopアドレス信号は、アドレスマルチプレクサ268A、268Bおよび268Cをそれぞれ介して、バッファEDBF0、EDBF1およびEDBF2に供給される。adexアドレス信号はアドレスマルチプレクサ380A〜380Cの第1の入力に供給され、adopアドレス信号はアドレスマルチプレクサ268A〜268Cの第2の入力に供給される。アドレスマルチプレクサ268A、268B、および268Cはそれぞれ、addr0信号、addr1信号、およびaddr2信号を出力するが、これらの信号は、CPU300、ODD400、またはエンコーダ/デコーダロジック220および240によってアクセスされるべき、バッファEDBF0、EDBF1およびEDBF2内のアドレスを指示する。EDBF回転制御回路266は、アドレスマルチプレクサ268A〜268Cの各々が対応するアドレス信号をバッファEDBF0〜EDBF2に供給するよう制御して、符号化/復号化手順中にそれらが回転するようにする。EDBF回転制御回路266によって制御されるデータバス多重化回路270は、バッファEDBF0〜EDBF2をCPU300、ODD400、エンコーダ220およびデコーダ240に結合する。EDBF回転制御回路266の構造および動作については、後により詳細に説明する。
【0041】
図8は、符号化サイクルの一例を示す。ここでバッファEDBF2にはマルチプレクサ268Cによってaddr2信号が供給されて、このバッファはCPU300に接続されて、次の符号化サイクルにおいて符号化すべきデータを受取る。マルチプレクサ268BはバッファEDBF1にaddr1信号を供給して、このバッファ内に記憶されたデータを符号化するためにこのバッファをエンコーダ220に接続する。マルチプレクサ268AはバッファEDBF0にaddr0信号を供給して、先の符号化サイクルにおいて符号化されたデータをバッファEDBF0からODD400へと伝送させる。符号化の次のサイクルにおいては、バッファEDBF1はODD400に接続され、EDBF2はエンコーダ220に接続され、EDBF0はCPU300に結合される。この後、EDBF2、EDBF0およびEDBF1はそれぞれ、ODD400、エンコーダ220、およびCPU300に接続される。
【0042】
図9は、復号化サイクルを示す。ここでバッファEDBF0にはaddr0信号が供給されて、このバッファは次の復号化サイクルにおいて復号化すべきデータをODD400から受取る。バッファEDBF1にはaddr1信号が供給されて、このバッファはデータの復号化のためにデコーダ240に接続される。バッファEDBF2にはaddr2信号が提供されて、先の復号化サイクルにおいて復号化されたデータがこのバッファからCPU300に伝送される。次の復号化サイクルにおいては、EDBF2、EDBF0およびEDBF1はそれぞれ、ODD400、デコーダ240、およびCPU300に接続される。
【0043】
このように、アドレス発生器260は、CPU300、ODD400、エンコーダ220およびデコーダ240が、符号化/復号化手順中に回転されるワーキングバッファEDBF0〜EDBF2にアクセスすることを可能にする。アドレス発生器260の素子およびそれらの動作については、後により詳細に説明する。
【0044】
データの符号化および復号化の動作を支持するためには、種々の光ディスクフォーマットのために、以下のアドレス指定モードが提供されなくてはならない。すなわち:
1.復号化のためにODD400から入力されるデータを支持するための、(たとえば図3に示される)ワーキングバッファの位置0より、ディスクフォーマットに従ってバッファの位置515、525または1035までの、リニアアドレス指定、
2.符号化のためにCPU300から入力されたデータを支持するための、バッファの位置0よりディスクフォーマットに従ってバッファの位置515、525または1035までの、リニアアドレス指定、
3.符号化の後にODD400に出力されるデータを支持するための、バッファの位置0よりディスクフォーマットに従って位置515、525または1035までの、リニアアドレス指定、
4.復号化の後にCPU300に出力されるデータを支持するための、バッファの位置0よりディスクフォーマットに従って位置515、525または1035までの、リニアアドレス指定、
5.90mm/0.5Kフォーマットおよび130mm/0.5KフォーマットのためにRS/CRC符号化を支持するための、バッファの位置0より5つおきの位置(位置5、10、15、20、…)までの、インタリーブアドレス指定、
6.90mm/1Kフォーマットおよび130mm/1KフォーマットのためにRS/CRC符号化を支持するための、バッファの位置0より10個おきの位置(位置10、20、30、…)までの、インタリーブアドレス指定、
7.90mm/0.5Kフォーマットおよび130mm/0.5KフォーマットのためのRS/CRC復号化を支持するための、バッファの位置0より5つおきの位置(位置5、10、15、20、…)までの、インタリーブアドレス指定、
8.90mm/1Kフォーマットおよび130mm/1KフォーマットのためにRS/CRC復号化を支持するための、各バッファの位置0より同じバッファの10個おきの位置(位置10、20、30、…)までの、インタリーブアドレス指定、
9.消去復号化を支持するための、各バッファの位置1200〜1216の各々へのランダムおよびリニアアドレス指定、
10.リードソロモン符号化中のシンドロームの書込を支持するための、各符号語の最後に16バイトを書込むための、ランダムおよびインタリーブアドレス指定、
11.CRC符号化/復号化中のCRC読出/書込を支持するための、4つのCRCバイトへのランダムおよびリニアアドレス指定、および
12.誤り訂正を支持するための、誤りを読出し、修正および書込むためにいずれのバッファ位置に対してもなされるランダムアドレス指定、である。
【0045】
符号化動作は、1995年1月17日に本出願の発明者に発行された、「リードソロモン符号および巡回冗長検査を実現する並行符号化方法(“PARALLEL ENCODING METHOD IMPLEMENTING READ SOLOMON CODES AND CYCLIC REDUNDANCY CHECK”)」と題された、米国特許番号第5,383,204号に、より詳細に記載されており、これがここに引用により援用される。復号化動作は、1994年2月7日出願の「誤り制御符号化のための有限体多項式処理モジュール」と題された同時係属中の米国特許出願番号第08/192,909号内により詳細に記載されており、これがここに引用により援用される。
【0046】
ここで図10および図11を参照して、上述のアドレス指定モード1〜12を提供するアドレス発生器260の動作を説明するフローチャート500が示される。ステップ502において、アドレス発生器260は符号化手順または復号化手順のいずれが実行されるべきかを判定する。ステップ504において、データが(符号化のために)CPU300からまたは(復号化のために)ODD400からワーキングバッファEDBF0〜EDBF2のうちの1つに供給されると、アドレス発生器260は上述のモード2またはモード1のリニアアドレス指定をそれぞれ実行する。具体的には、ローディングアドレス発生器262はリニアカウンタを含み、このリニアカウンタが、位置0より(90mm/0.5Kディスクフォーマットについては)位置515まで、(130mm/0.5Kフォーマットについては)位置525まで、または、(90mm/1Kフォーマットおよび130mm/1Kフォーマットについては)位置1035までのバッファ位置の数を逐次数えて、CPU300またはODD400によってアクセスされるべき、バッファEDBF内の位置を指示するadopアドレス信号を生成する。
もしここで符号化手順が実行される場合には、ステップ506において、アドレス発生器260がCPU300からデータを受取ったバッファEDBFを回転して、このバッファをRS/CRC符号化のためにエンコーダ220に接続させる。90mm/0.5Kフォーマットおよび130mm/0.5Kフォーマットについては、アドレス発生器260はモード5のインタリーブアドレス指定を行なう。90mm/1Kフォーマットおよび130mm/1Kフォーマットについては、モード6のインタリーブアドレス指定が実行される。各符号語が符号化された後に、エンコーダ220はRSバイトをその符号語の最後に書込む。アドレス発生器260はこれら符号化動作を支持するために、モード10のランダムおよびインタリーブアドレス指定を提供する。ステップ506におけるインタリーブアドレス指定およびランダムアドレス指定は、処理アドレス発生器264内で生成されたadd_normアドレス信号を使用して行なわれるが、処理アドレス発生器264については後により詳細に説明する。
【0047】
ステップ508において、CRCバイトを書込むための開始アドレスを設定するために、ディスクフォーマットが検出される。90mm/0.5Kフォーマットについては、バッファの位置516(図3)が開始アドレスとして選択される(ステップ510)。130mm/0.5Kフォーマットについては、開始アドレスは位置526に設定される(ステップ512)。90mm/1Kフォーマットおよび130mm/1Kフォーマットについては、バッファの位置1036が開始アドレスとして選択される(ステップ514)。
【0048】
ステップ516において、エンコーダ220はバッファ内に4つのCRCバイトを書込む。処理アドレス発生器264において、選択されたディスクフォーマットに対する開始アドレスに従ってadd_crcアドレス信号が生成されて、CRC書込を支持するモード11のランダムおよびリニアアドレス指定が提供される。
【0049】
ステップ518において、RS符号化を完了するための開始アドレスを設定するためにディスクフォーマットが判定される。90mm/0.5Kフォーマットについては、バッファの位置516(図3)が開始アドレスとして選択される(ステップ520)。130mm/0.5Kフォーマットについては、開始アドレスは位置526に設定される(ステップ522)。90mm/1Kフォーマットおよび130mm/1Kフォーマットについては、バッファの位置1036が開始アドレスとして選択される(ステップ524)。
【0050】
ステップ526において、エンコーダ220はバッファよりCRCバイトを読出して、RS符号化手順を終える。この動作を支持するために、選択された開始アドレスに従って処理アドレス発生器264内で生成されたadd_crc信号を使用して、モード11のランダムおよびリニアアドレス指定が提供される。
【0051】
ステップ528において、エンコーダ220は符号化された各符号語の後に最終のRSバイトを書込む。この動作を支持するモード10のランダムおよびインタリーブアドレス指定を提供するために、処理アドレス発生器264においてadd_norm信号が生成される。
【0052】
ステップ530において、アドレス発生器260はバッファを回転させてそのバッファを符号化されたデータを出力するためにODD400に接続する。ODD400へのデータの転送は、ローディングアドレス発生器262によって生成されたadop信号を使用して提供される、モード3のリニアアドレス指定によって支持される。上述のように、ローディングアドレス発生器内のリニアカウンタは、ディスクフォーマットに従って0から515、525、または1035までのバッファ位置を逐次数える。ステップ532において、アドレス発生器260はディスクの次のセクタのためのデータを符号化する準備が整えられる。
【0053】
ここでもし復号化の手順が実行される場合には、ステップ504においてデータはODD400からワーキングバッファEDBFのうちの1つに供給される。モード1のリニアアドレス指定を提供するために、adop信号が生成される。
【0054】
ステップ534において、アドレス発生器260はODD400からデータを受取ったバッファを回転させて、そのバッファをデータの復号化のためにデコーダ240に接続させる。消去バイトが検出されれば、アドレス発生器260はデコーダ240によって行なわれる消去ローディング手順を支持するランダムおよびリニアアドレス指定モード9に移行して、最初の符号語内の17個の消去バイトを読出す(ステップ536)。モード9において、アドレス発生器260は、消去バイトを記憶するのに使用されるバッファの位置1200〜1216にアクセスするアドレスを指示する。後により詳細に記載するように、aderas信号は、処理アドレス発生器264内で生成されて、消去モードにおける復号化を支持する。
【0055】
ステップ534において消去バイトが検出されない場合、または消去ローディング動作が完了した際には、アドレス発生器260はステップ538に移行して、デコーダ240によって実行されるRS/CRC復号化を支持する。処理アドレス発生器264は、インタリーブアドレス指定が提供されることを可能とするadd_norm信号を生成する。90mm/0.5Kフォーマットおよび130mm/0.5Kフォーマットについては、アドレス発生器260はモード7のインタリーブアドレス指定を実行する。90mm/1Kフォーマットおよび130mm/1Kフォーマットについては、モード8のインタリーブアドレス指定が実行される。
【0056】
ステップ540において、デコーダ240はパイプライン復号化動作を実行する。この動作は、1994年2月7日出願の「誤り制御符号化のための有限体多項式処理モジュール」と題された、同時係属中の米国特許出願番号第08/192,909号内により詳細に記載されているが、これはバッファへのアドレス指定を必要としない。
【0057】
ステップ542において、誤り訂正動作がデコーダ240によって実行されて、復号化された符号語の各々における誤りが訂正される。アドレス発生器260はこれらの動作を支持するために、モード12のランダムアドレス指定を提供する。モード12のこのアドレス指定を提供するためには、誤り訂正動作中に処理アドレス発生器264に供給される訂正数が使用されて、処理アドレス発生器264内にadd_norm信号が生成される。
【0058】
ステップ544において、CRC読出動作のための開始アドレスを設定するために、ディスクフォーマットが判定される。このとき、デコーダ240はオリジナルデータからCRCバイトを読出して、それらを計算された結果と比較する。90mm/0.5Kフォーマットについては、バッファの位置516(図3)が開始アドレスとして選択される(ステップ546)。130mm/0.5Kフォーマットについては、開始アドレスは位置526に設定される(ステップ548)。90mm/1Kフォーマットおよび130mm/1Kフォーマットについては、バッファの位置1036が開始アドレスとして選択される(ステップ550)。ステップ552において、選択された開始アドレスに従って処理アドレス発生器264内でadd_crcアドレス信号が形成されて、CRC読出動作を支持するモード11のランダムアドレス指定が提供される。
【0059】
この後、アドレス発生器260はステップ530に移行する。復号化の手順中、このステップはデコーダ240からCPU300へのバッファの回転を含む。その後、モード4のリニアアドレス指定がadop信号を使用して実行されて、復号化されたデータのCPU300への転送が支持される。上述のように、ローディングアドレス発生器262内のリニアカウンタによって、位置0より(90mm/0.5Kディスクフォーマットについては)位置515まで、(130mm/0.5Kフォーマットについては)位置525まで、または、(90mm/1Kフォーマットおよび130mm/1Kフォーマットについては)位置1035までのバッファ位置が逐次数えられて、バッファ内のCPU300によってアクセスされるべき位置を指示するadopアドレス信号が生成される。ステップ532において、アドレス発生器260は、ディスクの次のセクタよりのデータを復号化するための準備が整えられる。
【0060】
ここで図12を参照して、上に記載したadd_norm、add_crcおよびaderas信号に基づいてadex信号を生成する処理アドレス発生器264が示される。図8および図9に示されたように、adex信号はマルチプレクサ268A、268Bおよび268Cに供給されて、CPU300、ODD400、エンコーダ220およびデコーダ240がバッファEDBF0〜EDBF2にアクセスすることを可能とするアドレス信号が生成される。
【0061】
処理アドレス発生器264は、add_norm信号発生器600、add_crc信号を生成するCRCカウンタ602、パイプライン処理開始ワードアドレスリセット回路604、aderas信号を生成する消去カウンタ606、およびセレクタ608、610、612を含む。add_norm信号発生器600は、RS/CRC符号化および復号化を支持するのに使用されるadd_norm信号を生成する。その構成および動作は、後により詳細に記載する。CRCカウンタ602は、(図10のステップ510〜514、520〜524および図11の546〜550において)種々のディスクフォーマットのための開始アドレスを設定して、図10のステップ516、526、および図11の552においてCRCバイトを読出しおよび書出すためにランダムにアクセスされるべきバッファ位置に対応するカウントを提供する。パイプライン処理開始ワードアドレスリセット回路604は、図10のステップ506、528、および図11の538において符号化または復号化される各符号語の最初に、リセット信号を生成する。消去カウンタ606は、図11のステップ536で読出される消去バイトの位置を指示するカウントを提供する。adex信号は、セレクタ612の出力から供給される。
【0062】
add_crc信号およびadd_norm信号は、CRC符号化または復号化の手順が実行される際に活性化されるCRCモード信号によって制御されるセレクタ608に供給される。CRCモード信号が活性状態にある際には、add_crc信号がセレクタ608を通過する。そうでない場合には、add_norm信号がセレクタ608の出力に形成される。
【0063】
セレクタ608の出力は、パイプライン処理開始ワードアドレスリセット回路604によって形成されるパイプライン処理リセット信号とともに、開始アドレスリセット信号によって制御されるセレクタ610に供給される。この開始アドレスリセット信号は、各符号語が符号化または復号化された後に活性状態となって、パイプライン処理リセット信号を回路604からセレクタ610の出力に通過させる。開始アドレスリセット信号が活性状態にない場合には、セレクタ608の出力信号がセレクタ610の出力に通過する。消去モード信号によって制御されるセレクタ612は、消去カウンタ606からaderas信号を、および、セレクタ610の出力信号を受取る。この消去モード信号が活性化されて復号化の消去モードの実行が指示されると、aderas信号がセレクタ612の出力に供給される。そうでなければ、セレクタ610の出力信号がadex信号を形成するセレクタ612の出力に通過する。したがって、adex信号は、エンコーダ220またはデコーダ240よりセレクタ608、610および612に供給される制御信号の状態に依存して、add_norm信号、add_crc信号、aderas信号またはパイプライン処理リセット信号のいずれかによって表わされ得る。
【0064】
図13を参照して、add_norm信号発生器600は、RS符号化/復号化/シンドローム数および訂正数を受取るセレクタ622を含む。この符号化/復号化/シンドローム数は、図10のステップ506および図11の538が実行されて、RS符号化/復号化およびシンドローム生成のサイクルが指示される際に、RS符号化または復号化回路によって提供される。訂正数は、訂正モード時にデコーダ240によって提供されるが、このとき復号化された符号語が訂正されて(図11のステップ542)、誤り訂正のサイクルが指示される。セレクタ622は訂正モード信号によって制御されるが、この訂正モード信号は、訂正モードが実行される際活性化されて、この訂正数をセレクタ622の出力に通過させる。もし訂正モード信号が活性状態でない場合には、符号化/復号化/シンドローム数がセレクタ622の出力に供給される。
【0065】
セレクタ622の出力信号は、乗算器624に供給される。この乗算器624は5による乗算を行なう。乗算器624は、2だけアップシフトするシフトレジスタ626と、第1の入力がシフトレジスタ626によって供給されかつ第2の入力がセレクタ622の出力に接続された加算器628とを含む。乗算器624の出力信号はシフトレジスタ630に供給される。シフトレジスタ630は、1だけアップシフトしてその入力値を2で乗算する。
【0066】
レジスタ630の出力はセレクタ632の一方入力に結合される。セレクタ632の別の入力は乗算器624の出力に接続される。セレクタ632は、0.5Kディスクフォーマットと1Kディスクフォーマットのいずれが使用されるかを指示する選択フォーマット信号によって制御される。0.5Kフォーマットが指示された場合には、乗算器624の出力信号がセレクタ632の出力に通過して、インタリーブアドレス指定が提供されて5個のバッファ位置がスキップされる。1Kディスクフォーマットが使用される場合には、レジスタ630の出力信号がセレクタ632の出力に通過されて、10個のバッファ位置がスキップされるインタリーブアドレス指定が提供される。
【0067】
セレクタ632の出力は加算器634の一方入力に供給される。加算器634の別の入力は、エンコーダ/デコーダロジック220および240内に配されたワードカウンタのpwcntカウントを符号化または復号化されるべき実際のワードに対応づける、マッピング回路636に接続される。たとえば図3に示されるように、ワードカウンタは、符号化または復号化のために供給されるワードを追跡するpwcntカウントを提供する。しかし、90mm/1Kディスクフォーマットおよび130mm/1Kディスクフォーマットについては、各セクタバッファ内のデータは10個のワード0〜9で構成され、一方、90mm/0.5Kディスクフォーマットおよび130mm/0.5Kディスクフォーマットについては、セクタバッファ内のデータは5個のワード0〜4で構成される。各ディスクフォーマットについて別個のワードカウンタを使用しなくても済むように、マッピング回路636は、90mm/1Kディスクフォーマットおよび130mm/1Kディスクフォーマットについてはwdcnt(1.0)カウントを、90mm/0.5Kディスクフォーマットおよび130mm/0.5Kディスクフォーマットについてはwdcnt(0.5)カウントを、アドレス発生器260に供給されるpwcntカウンタに従って生成する。wdcnt(1.0)カウントおよびwdcnt(0.5)カウントは、選択されたディスクフォーマットのために実際に符号化または復号化されるワードの数を規定する。さらに、マッピング回路636は、復号化の誤り訂正モード中にデコーダ240内の誤り訂正回路によって処理されるワードの数を規定する、wdcorrカウントを生成する。
【0068】
マッピング回路636によって実行されるマッピング機能が図14に示される。マッピング回路636にはpwcntカウント0〜13の組が供給されるが、これが、wdcnt(1.0)カウント、wdcnt(0.5)カウントおよびwdcorrカウントの対応する値を規定する。図14に示される表において、行内に示された各pwcntカウントの下には、そのpwcntカウントに割当てられるwdcnt(1.0)カウント、wdcnt(0.5)カウント、およびwdcorrカウントが示される。たとえば、pwcntカウント7が供給された場合には、マッピング回路636はwdcnt(1.0)カウント7、wdcnt(0.5)カウント3、またはwdcorrカウント4を生成する。マッピング回路636には、ディスクフォーマットおよび訂正モードを指示する制御信号が提供されて、どのカウントを生成すべきかが選択される。
【0069】
加算器634は、マッピング回路636によって生成されたカウント値とセレクタ632の出力値とを加算して、add_norm信号を生成する。上述のように、処理アドレス発生器264はこのadd_norm信号と、add_crc信号、aderas信号およびパイプライン処理リセット信号を使用して、符号化および復号化中にエンコーダ220およびデコーダ240によってアクセスされるべきワーキングバッファEDBF0〜EDBF2内の位置を指示するadexアドレス信号を生成する。ローディングアドレス発生器262内のリニアカウンタは、ワーキングバッファの位置を逐次数えて、CPU300およびODD400によって逐次アクセスされるワーキングバッファ内の位置を指示するadopアドレス信号を生成する。
【0070】
adexアドレス信号およびadopアドレス信号はそれぞれ、アドレスマルチプレクサ268A、268B、268Cの各々の第1および第2の入力にそれぞれ供給される(図8および図9)。アドレスマルチプレクサ268A、268Bおよび268Cは、ワーキングバッファEDBF0、EDBF1およびEDBF2にそれぞれaddr0、addr1およびaddr2アドレス信号を供給する。アドレスマルチプレクサ268A、268Bおよび268Cはデータバス多重化回路270とともに、符号化および復号化中にワーキングバッファEDBF0〜EDBF2を回転させるEDBF回転制御回路266によって制御される。
【0071】
図15に示されるように、EDBF回転制御回路266は、バッファ回転のサイクルを規定するために回転カウント0、1および2を提供する回転カウンタ650を含む。この回転カウントは、比較器SA0、SA1、SA2、SD0、SD1、およびSD2の第1の入力に供給されるが、これら比較器の第2の入力には、符号化と復号化のいずれを実行するかを指示する符号化/復号化選択信号が供給される。符号化動作中、符号化/復号化選択信号は1で示される。復号化動作中、符号化/復号化選択信号は0にセットされる。
【0072】
回転カウントおよび符号化/復号化選択信号に従って、比較器SA0、SA1、およびSA2はそれぞれ、SA0、SA1、およびSA2アドレス制御信号を生成し、これらアドレス制御信号がアドレスマルチプレクサ268A、268Bおよび268Cの制御入力に供給されて(図16)、adop信号またはadex信号のいずれかを表わすaddr0、addr1、およびaddr2アドレス信号が生成される。アドレス制御信号SAiが1に等しい場合には、adopアドレス信号が対応するアドレスマルチプレクサの出力に生成され、アドレス制御信号SAiが0に設定された場合には、adex信号が生成される。ここで、i=0、1、2である。
【0073】
比較器SD0、SD1およびSD2はそれぞれ、SD0、SD1およびSD2データバス制御信号を生成し、これらデータバス制御信号はデータバス多重化回路270の制御入力に供給される。図17に示されるように、データバス多重化回路270は、その出力が双方向データバスData0、Data1およびData2に結合されるデータバスマルチプレクサ270A、270Bおよび270Cを含む。これら双方向データバスは、ワーキングバッファEDBF0、EDBF1およびEDBF2にそれぞれ接続される。データバスマルチプレクサ270A、270Bおよび270Cの各々は、3つの入力を有し、その第1はCPU300に結合されたCPUデータバスに接続され、第2の入力はODD400に結合されたODDデータバスに接続され、第3の入力はエンコーダ220およびデコーダ240に結合されたECCデータバスに接続される。データバスマルチプレクサ270A、270Bおよび270Cの制御入力にはそれぞれ、Data0、Data1およびData2バスのCPU、ODDおよびECCデータバスへの接続を制御する、SD0、SD1およびSD2データバス制御信号が供給される。特に、SDiデータバス制御信号が0に設定されている場合には、EDBFiバッファに結合されたDataiバスはCPUデータバスに接続され、もしSDiデータバス制御信号が1に設定された場合には、DataiバスはODDデータバスに接続され、SDiデータバス制御信号が2に設定された場合には、DataiバスはECCデータバスに結合される。ここで、i=0、1、2である。
【0074】
図18および図19に示される表には、符号化手順および復号化手順中にアドレス制御信号SA0、SA1およびSA2、ならびにデータバス制御信号SD0、SD1およびSD2に応答してアドレスおよびデータバスマルチプレクサが提供するバッファの回転が示される。たとえば、(符号化/復号化選択信号=1、および回転数=0によって規定される)符号化サイクル0中には、アドレス制御信号SA0、SA1およびSA2はadopアドレス信号がEDBF0およびEDBF1バッファに提供され、かつ、adexアドレス信号がEDBF2に送られるようにする。これと同時に、データバス制御信号SD0、SD1およびSD2はそれぞれ0、1および2に設定されて、EDBF0バッファにはCPU300への接続を、EDBF1バッファにはODD400への接続を、およびEDBF2バッファにはECC200内のエンコーダ220への接続を提供する。次の符号化サイクル1では、アドレス制御信号SA0、SA1およびSA2はEDBF0、EDBF1およびEDBF2バッファに、adex、adopおよびadopアドレス信号をそれぞれ供給する。同時に、データバス制御信号SD0、SD1およびSD2はそれぞれ2、0および1に設定されて、EDBF0バッファをECC200内のエンコーダ220に結合し、EDBF1バッファをCPU300に接続し、およびEDBF2バッファをODD400に接続する。符号化サイクル2中に、アドレス制御信号SA0、SA1およびSA2は、EDBF0、EDBF1およびEDBF2バッファがそれぞれ、adop、adexおよびadopアドレス信号を受取ることを可能にする。同時に、データバス制御信号SD0、SD1およびSD2は1、2および0にそれぞれ設定されて、EDBF0、EDBF1およびEDBF2バッファは、それぞれODD400、ECC200内のエンコーダ220、およびCPU300に接続される。
【0075】
符号化/復号化選択信号が0に設定されて、回転カウンタ650がカウント1を生成する場合には、復号化サイクル0が実行される。このサイクル中、アドレス制御信号SA0、SA1およびSA2は、adopアドレス信号がEDBF0およびEDBF1バッファに提供され、かつ、adexアドレスがEDBF2に送られるようにする。同時に、データバス制御信号SD0、SD1およびSD2が0、1および2にそれぞれ設定されて、EDBF0バッファのCPU300への接続、EDBF1バッファのODD400への接続、およびEDBF2バッファのECC200内のデコーダ240への接続がそれぞれ提供される。次の復号化サイクル1中には、アドレス制御信号SA0、SA1およびSA2はEDBF0、EDBF1およびEDBF2バッファにadop、adexおよびadopアドレス信号をそれぞれ供給する。同時に、データバス制御信号SD0、SD1およびSD2は1、2および0に設定されて、それぞれ、EDBF0バッファをODD400に結合し、EDBF1バッファをECC200内のデコーダ240に、および、EDBF2バッファをCPU300に接続する。復号化サイクル2中には、アドレス制御信号SA0、SA1およびSA2はそれぞれ、EDBF0、EDBF1およびEDBF2バッファがadex、adopおよびadopアドレス信号を受けるようにする。同時に、データバス制御信号SD0、SD1およびSD2はそれぞれ2、0および1に設定されて、EDBF0、EDBF1およびEDBF2バッファがそれぞれ、ECC200内のデコーダ240、CPU300、およびODD400に接続される。
【0076】
以上のように、光ディスク記憶装置の誤り制御チップ上に提供される、誤り訂正動作中にCPU、光ディスクドライブ(ODD)、およびエンコーダ/デコーダ回路によってアクセスされる複数のワーキングバッファをアドレス指定するための、アドレス発生器について説明した。このアドレス発生器はローディングアドレス発生器を含み、ローディングアドレス発生器は、データが符号化および復号化のためにCPUおよびODDから/へ供給される際にCPUおよびODDのためにリニアバッファアクセスを提供する、adopアドレス信号を生成する。処理アドレス発生器は、データの符号化および復号化動作中に、エンコーダ/デコーダ回路のためにインタリーブおよびランダムバッファアクセスを提供する、adexアドレス信号を生成する。バッファ回転制御回路は、さまざまな符号化および復号化サイクルにおいてCPU、ODDおよびエンコーダ/デコーダ回路間でのバッファの回転を提供してパイプライン誤り制御構成を支持する、アドレスおよびデータバス制御信号を生成する。
【0077】
この開示においては、この発明の好ましい実施例のみが示されかつ説明されているが、この発明はここに説明したこの発明の概念の範囲内で、変更および修正が可能であると理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク記憶装置における誤り訂正手順を示した図である。
【図2】光ディスク記憶装置におけるデータの符号化および復号化を示す図である。
【図3】種々の光ディスクフォーマットのためのセクタバッファメモリ構成を示す図である。
【図4】誤り訂正システムにおけるパイプライン処理を示した図である。
【図5】この発明に従った多数バッファECC構成を示すブロック図である。
【図6】符号化中のバッファの回転を示す図である。
【図7】復号化中のバッファの回転を示す図である。
【図8】符号化中のECCの動作を示すブロック図である。
【図9】復号化中のECCの動作を示すブロック図である。
【図10】アドレス発生器の動作を示すフロー図である。
【図11】アドレス発生器の動作を示すフロー図である。
【図12】処理アドレス発生器のブロック図である。
【図13】add_norm信号発生器のブロック図である。
【図14】add_norm信号発生器において実行される、マッピング機能を示す図である。
【図15】EDBF回転制御回路のブロック図である。
【図16】アドレスマルチプレクサの制御構成を示すブロック図である。
【図17】データバスマルチプレクサの制御構成を示すブロック図である。
【図18】アドレス制御信号の値を示す表を示した図である。
【図19】データバス制御信号の値を示す表を示した図である。
【符号の説明】
200 誤り制御チップ
220 エンコーダ
240 デコーダ
260 アドレス発生器
300 中央処理装置
400 光ディスクドライブ
EDBF ワーキングバッファ
Claims (21)
- ディスク記憶装置内の誤りを訂正するためのシステムであって、
前記ディスク記憶装置内に記憶するために中央処理装置より供給されたオリジナルデータを符号化するためのエンコーダと、
前記ディスク記憶装置からディスクドライブによって読出されたデータを復号化するためのデコーダと、
前記中央処理装置、ディスクドライブ、エンコーダおよびデコーダによってアクセス可能な複数のワーキングバッファと、
前記中央処理装置、ディスクドライブ、エンコーダおよびデコーダの各々が前記複数のワーキングバッファのうちの予め定められた1つのバッファにアクセスが可能なように、前記複数のワーキングバッファをアドアレス指定するためのアドレス発生器とを含み、
前記アドレス発生器は、
前記複数のワーキングバッファを回転させて、前記中央処理装置、ディスクドライブ、エンコーダおよびデコーダの各々が前記複数のワーキングバッファのすべてに逐次的にアクセスできるようにするためのバッファ回転回路と、
前記中央処理装置および前記ディスクドライブにワーキングバッファの位置へのリニアアクセスを提供するためのローディングアドレス発生器と、
前記エンコーダおよびデコーダにワーキングバッファの位置へのインタリーブおよびランダムアクセスを提供するための処理アドレス発生器を含む、システム。 - 前記複数のワーキングバッファに結合された複数のアドレスマルチプレクサを有するアドレス多重化回路をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
- 前記複数のアドレスマルチプレクサの各々における第1の入力は前記ローディングアドレス発生器に接続され、前記複数のアドレスマルチプレクサの各々における第2の入力は前記処理アドレス発生器に接続される、請求項2に記載のシステム。
- 前記複数のアドレスマルチプレクサは前記バッファ回転回路によって制御される、請求項3に記載のシステム。
- 入力が前記複数のワーキングバッファに接続され、かつ出力が前記中央処理装置、ディスクドライブ、エンコーダおよびデコーダに結合されたデータバス多重化回路をさらに含む、請求項4に記載のシステム。
- 前記データバス多重化回路は前記バッファ回転回路によって制御される、請求項5に記載のシステム。
- 前記バッファ回転回路は、回転数および符号化/復号化選択信号が供給される複数の比較器を含む、請求項6に記載のシステム。
- 前記処理アドレス発生器は、前記エンコーダおよびデコーダに供給される一体化されたワードカウンタに基づいて、種々のフォーマットのディスクのために前記エンコーダおよびデコーダによって処理されるワードを指定するマッピング回路を含む、請求項1に記載のシステム。
- 光ディスク記憶装置における誤りを訂正するための誤り制御チップであって、
前記光ディスク記憶装置内に記憶するために中央処理装置によって供給されたオリジナルデータを符号化し、かつ、前記ディスク記憶装置から光ディスクドライブによって読出された記憶されたデータを復号化するためのエンコーダ/デコーダ回路を含み、符号化されたデータは光ディスクドライブに供給され、復号化されたデータは前記中央処理装置に供給され、さらに、
符号化/復号化手順中にデータを記憶するための第1、第2および第3のワーキングバッファと、
符号化/復号化手順の各々のサイクルにおいて前記中央処理装置、ディスクドライブ、およびエンコーダ/デコーダ回路の各々に前記第1、第2および第3のワーキングバッファのうちの1つのバッファへのアクセスを提供するためのアドレス発生器とを含み、
前記アドレス発生器は、
前記複数のワーキングバッファを回転させて、前記中央処理装置、ディスクドライブ、エンコーダおよびデコーダの各々が前記複数のワーキングバッファのすべてに逐次的にアクセスできるようにするためのバッファ回転回路と、
前記中央処理装置および前記ディスクドライブにワーキングバッファの位置へのリニアアクセスを提供するためのローディングアドレス発生器と、
前記エンコーダおよびデコーダにワーキングバッファの位置へのインタリーブおよびランダムアクセスを提供するための処理アドレス発生器を含む、チップ。 - 前記バッファ回転回路は、前記第1、第2および第3のワーキングバッファの各々を前記中央処理装置、ディスクドライブ、およびエンコーダ/デコーダ回路の各々に逐次接続する、請求項9に記載のチップ。
- 前記ローディングアドレス発生器は、前記中央処理装置に、前記オリジナルデータを供給するためおよび前記復号化されたデータを読出すために前記第1、第2および第3のワーキングバッファの各々へのアクセスを提供する、請求項10に記載のチップ。
- 前記ローディングアドレス発生器はさらに、前記光ディスクドライブに、前記光ディスク上に書込まれるべき前記符号化されたデータを受取るためおよび前記光ディスクより読出された前記記憶されたデータを供給するために前記第1、第2および第3のワーキングバッファの各々へのアクセスを提供する、請求項11に記載のチップ。
- 前記ローディングアドレス発生器は前記ワーキングバッファのリニアアドレスを提供する、請求項12に記載のチップ。
- 前記処理アドレス発生器は、前記エンコーダ/デコーダ回路に、データの符号化および復号化のために前記第1、第2および第3のワーキングバッファ各々へのアクセスを提供する、請求項13に記載のチップ。
- 前記処理アドレス発生器は、前記ワーキングバッファのインタリーブおよびランダムアドレス指定を提供する、請求項14に記載のチップ。
- 前記処理アドレス発生器は、加算器と、前記加算器の入力に結合された第1のシフトレジスタとを有する、第1の値で乗算するための第1の回路を含む、請求項14に記載のチップ。
- 前記処理アドレス発生器は、前記加算器の出力に結合された第2のシフトレジスタを有する、第2の値で乗算するための第2の回路をさらに含む、請求項16に記載のチップ。
- 前記処理アドレス発生器は、第1の入力が前記加算器に結合されかつ第2の入力が前記第2のシフトレジスタに結合されたフォーマットセレクタをさらに含む、請求項17に記載のチップ。
- 前記フォーマットセレクタは、選択フォーマット信号によって制御されて、前記光ディスク記憶装置の第1のフォーマットが選択された際には前記フォーマットセレクタの出力端子に前記加算器の出力を結合し、かつ、前記光ディスク記憶装置の第2のフォーマットが選択された際には前記フォーマットセレクタの出力端子に前記第2のシフトレジスタの出力を結合する、制御入力とを有する、請求項18記載のチップ。
- 符号化の方法であって、
リニアアドレス指定モードにより第1のワーキングバッファのアドレスを指定して前記第1のワーキングバッファに符号化されるべき第1のデータブロックを供給するステップと、
インタリーブおよびランダムアドレス指定モードにより第2のワーキングバッファをアドレス指定して前記第2のワーキングバッファ内に記憶された第2のデータブロックを、符号化するステップと、
フォーマット信号に従って前記第2のワーキングバッファのアドレス指定のインターリブ量を変更するステップと、
リニアアドレス指定モードで第3のワーキングバッファのアドレスを指定して前記第3のワーキングバッファ内に記憶された符号化された第3のデータブロックを出力するステップと、
前記第1、第2および第3のワーキングバッファを回転させて、前記第3のワーキングバッファに符号化されるべき第4のデータブロックを供給し、前記第1のワーキングバッファ内に記憶された第1のデータブロックを符号化し、前記第2のワーキングバッファから符号化された第2のデータブロックを出力するステップと、
前記第1、第2および第3のワーキングバッファをさらに回転させて、前記第2のワーキングバッファに符号化されるべき第5のデータブロックを供給し、前記第3のワーキングバッファ内に記憶された第4のデータブロックを符号化し、前記第1のワーキングバッファから符号化された第1のデータブロックを出力するステップとを含む、方法。 - 復号化の方法であって、
リニアアドレス指定モードで第1のワーキングバッファのアドレス指定を行って前記第1のワーキングバッファに復号化されるべき第1のデータブロックを供給するステップと、
インタリーブおよびランダムアドレス指定モードにより第2のワーキングバッファをアドレス指定して前記第2のワーキングバッファ内に記憶された第2のデータブロックを復号化するステップと、
フォーマット信号に従って前記第2のワーキングバッファのアドレス指定のインターリブ量を変更するステップと、
リニアアドレス指定モードで第3のワーキングバッファのアドレスを指定して前記第3のワーキングバッファ内に記憶された復号化された第3のデータブロックを出力するステップと、
前記第1、第2および第3のワーキングバッファを回転させて、前記第3のワーキングバッファに復号化されるべき第4のデータブロックを供給し、第1のワーキングバッファ内に記憶された第1のデータブロックを復号化し、前記第2のワーキングバッファから復号化された第2のデータブロックを出力するステップと、
前記第1、第2および第3のワーキングバッファをさらに回転させて、前記第2のワーキングバッファに符号化されるべき第5のデータブロックを供給し、前記第3のワーキングバッファ内に記憶された第4のデータブロックを復号化し、前記第1のワーキングバッファから復号化された第1のデータブロックを出力するステップとを含む、方法。
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